説明

光記憶方法及び光記憶装置

本発明は、光ディスクに書き込むための方法及び装置を提供する。1以上の光ディスク書き込みプロセスで得られたプログラムの制御情報を光ディスク又は割り当て領域に記憶することで、光ディスクに規格に準拠した制御情報の書き込み及び記憶を終了した後、制御情報を規格に準拠した制御情報に変換する。本発明は、フレンドリなインタフェースを構築し、光ディスクの書き込み、特にリアルタイムの書き込みのランダム性により生じる規格の互換性及びインタフェースの設計の問題を克服する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ストレージの分野に関し、特に光ディスクに書き込むための方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
光ディスクへの書き込み、光ディスクのフォーマットの書込み及び規格の書込み用の多数の装置は、光ストレージ技術の開発に合わせて光ディスクを書込みする分野で述べられている。個性化による情報記録方式のような、TVのような情報媒体の番組情報をリアルタイムで記録するのを可能にすることが新たな要求となっている。
【0003】
光ディスクに容易に記憶される情報を読取り及び使用するため、対応するガイドファイルを編成することで、記憶されたプログラムを管理することが必要である。
【0004】
光ディスクのプロダクトについて、光ディスクのプログラムの制御情報のアレンジメント及びデザインは、光ディスクを編集及び作成する間に実行することができる。光ディスクを作成する間、クリエータは、フローステップを設計し、スクリプトを書込み、ユーザインタフェースを編集し、メニューを分離し、メニューボタンを確定及びリンクし、サブタイトル等を作成し、次いで、オリジナルの編集を好適にし、一度に光ディスクに全ての情報を書き込むことができる。このプロセスは、光ディスクのプログラムの制御情報を対応する規格に準拠させ、ユーザフレンドリなインタフェースを有することができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、(リアルタイムで書き込まれた光ディスクのような)光ディスクのノンプロダクトについて、書き込み時間のランダムさ、及び情報サイズの不確かさのために、情報を編集、設計及び処理するための作成プロセスを予め決定することは困難であり、情報のサイズがそれを満たすに十分に大きくなるまで、光ディスクを編集、作成及び書込みしないことは通常不可能である。たとえば、毎日1セットで再生されるTVシリアルプレイ又は週当たり特定の時間で再生される会話を書き込むとき、若しくは、一時的な決定に従って再生しているTVプログラムを書き込むとき、はじめにノンリアルタイムで光ディスクに書き込み、次いで編集後にガイドファイルのような管理ファイルで光ディスクに書き込むための実行方法に従ってプログラム全体を記憶しない限り、作成プロセスを有することは困難であり、番組管理の便宜のために光ディスクの最後の数分だけ短く番組を書き込む可能性は通常ない。勿論、ユーザは、リアルタイムで光ディスクに書き込まれる情報が編集されることなしに、順序付けがされてない非システマティックなプログラムスナッチ内で必要とされるプログラムを通常発見することができ、次の作業及びユーザにより受ける粗野なインタフェースは、非常に現在使用されている光ディスク書込み技術、特にリアルタイム書込み技術を調和の取れないものにする。
【0006】
したがって、標準的、便利かつフレンドリなメニュー機能、及び光ディスクに書き込むフィールド、特にノンプロダクト光ディスクに書き込むフィールドにおける制御情報を確立するための方法及び装置を提供することが必要とされる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、従来技術の問題点を克服することができ、標準的かつユーザフレンドリなインタフェースをユーザに提供することができる光ディスクを書き込む方法及び装置を提供する。
【0008】
本発明の実施の形態に係る光ディスクを書き込むための方法は、選択されたプログラムを光ディスクに書き込み、このプロセスの間のプログラムの制御情報を取得するステップ、プログラムを光ディスクに書き込むステップを繰返し、プログラムが同じ光ディスクに書き込まれる必要がある場合に制御情報を取得するステップ、プログラムの取得された制御情報をガイド情報又は規格に準拠する他の制御情報に変換し、同じ光ディスクに書き込まれる必要がある全てのプログラムが書き込まれた場合に、規格に準拠する変換された制御情報を光ディスクに記憶するステップを含んでおり、これにより、プログラムの制御情報を対応する規格に準拠させて、ユーザフレンドリなインタフェースを有することができる。
【0009】
本発明の別の実施の形態に係る光ディスクを書き込む装置は、プログラムを光ディスクに記憶する手段、書込みプロセスの間にプログラムの制御情報を取得する手段、プログラムの制御情報を規格に準拠した制御情報に変換し、光ディスクに規格に準拠した変換された制御情報を記憶する手段を有している。また、光ディスクに書き込みする装置は、アナログ信号をデジタル信号に変換する符号化手段を有することもでき、符号化手段は、書き込まれるべきプログラムがデジタル信号からなる場合に不要であるか、又はスタンバイである。本発明により供給される方法及び装置は、書込みプロセスの間に取得されたプログラムの制御情報から規格に準拠した制御情報への変換を実現するものであって、個人化等によるメニュー及びガイドファイルを作成し、ユーザフレンドリなインタフェースを構成するために使用することができる。
【0010】
本発明により供給される方法及び装置は、書込みプロセスの間に得られたプログラムの制御情報から規格に準拠した制御情報への変換を実現し、個人化等によるメニュー及びガイドファイルを作成し、ユーザフレンドリなインタフェースを構成することができる。
【0011】
本発明の他の目的及び効果は明らかとなり、本発明は、添付図面及び特許請求の範囲と共に以下の記載を参照することで更に正確に理解することができる。
本発明は、例示及び添付図面を参照して詳細に説明される。同じ参照符号は、全ての添付図面における類似又は対応する特徴及び機能を示している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明により提供される方法によれば、光ディスクの書き込みプログラムの間にプログラムの得られた制御情報を記憶するために、割り当てられた領域が定義される。この割り当てられた領域は、ハードディスク又は光ディスクの書込み装置のトップセットのような記憶領域において、又は他の記憶媒体において、光ディスクに定義することができる。割り当て領域に記憶される情報は、規格に準拠した制御情報に変換される。
【0013】
図1は、光ディスクの情報記憶領域の概念図を示している。光ディスク10の情報記憶領域は、3つの領域を含んでおり、プログラムのコンテンツを記憶するためのプログラム記憶領域20、プログラムを書き込む間の得られたプログラムの制御情報を記憶するための割り当て領域30、システムファイル、プログラムガイドファイル、メニューファイル及び光ディスクの他の制御情報ファイルを記憶するための制御情報領域40である。
【0014】
割り当て領域30に記憶されるプログラムの制御情報は、処理されておらず、読み取るために光ディスク再生手段に提供される必要がない生の(未処理)情報であって、割り当て領域が光ディスク再生手段により認識されない領域、たとえば光ディスク再生手段により認識することができない光ディスクのセクタで定義することができる。書き込みプログラムの終わりの後、割り当て領域30に記憶された制御情報は、規格に準拠する制御情報に変換され、変換された制御情報は領域40に記憶される。変換は、プログラムの未処理の制御情報を従来の光ディスク作成プロセスで使用されるような規格に準拠した情報への処理及び編集するための方法を使用して実行することができる。
【0015】
この割り当て領域30は、光ディスクのアクセス可能な記録領域の非常に小さな部分を占有し、光ディスクの割り当て領域を定義することが好まれるように、光ディスクのプログラムの規則的な記憶に影響を与えない。このケースでは、プログラムの制御情報は、プログラムのコンテンツをもつ同じ光ディスクに記憶され、ユーザは、プログラム制御情報のロスに関して心配する必要がなく、制御情報を変換する間にオリジナルの制御情報をサーチするのが非常に容易である。たとえば、ユーザが他の場所に旅行又は訪問するとき、部分的に満たされた光ディスクにプログラムを書き込むために光ディスクの別の書込み装置を使用することができ、プログラムの制御情報が失われること、又は光ディスクを伴わないためにサーチするのが困難であることを心配する必要がない。たとえば、TVシリアルプレイを毎日書き込むため、ユーザが1つの光ディスクに書込みするために光ディスクの同じ書込み装置を常に使用する場合、ハードディスク又は光ディスクの書込み装置のセットトップボックスにおいて、又は他の記憶媒体でこの割り当て領域を定義することは可能である。
【0016】
図2は、本発明に係る光ディスクの書込み装置の実施の形態に関するブロック図を示している。たとえば、ブロードキャストされているTVプログラムを書き込むプロセスといった、書き込みプログラムのプロセスの間、プログラムは、アナログ信号の方式で光ディスク50の書込み装置に入力され、アナログ信号は、符号化手段60によりデジタル信号に符号化され、デジタル信号は、書込み手段70により光ディスクのプログラム記録領域に記憶される。
【0017】
光ディスクにプログラムを書き込む間、取得手段80は、プログラム信号の符号化タイプ、Iフレームのアドレス、エンコードストリームのビットレート、ブロードキャスト時間、プログラム情報の初期アドレス等のようなプログラム制御情報を取得し、これを光ディスクの割り当て領域30に記憶する。また、プログラムの制御情報は、書込みプログラムの終わりの後に取得手段80により取得することもできる。この情報取得の手順は、従来の光ディスク作成プロセスで使用されるようなプログラムの制御情報を使用して実行することができる。
【0018】
光ディスクを書き込む終わり後、すなわち、必要とされ、光ディスクに書き込みされるのが可能な全てのプログラムを書込みした終わりの後、制御が変換される。制御情報は、変換手段90によりDVD又はSVCDディスク規格のような規格に準拠する制御情報に変換され、変換された制御情報は、光ディスク10の制御情報領域40に書き込まれる。この制御情報から制御情報及び規格に準拠したガイドファイルへの変換は、従来の光ディスク作成プロセスで使用される方法を使用して実行することができる。
【0019】
図3は、本発明に係る光ディスクを書き込むための方法の実施の形態に関するフローチャートを示している。はじめに、書込み可能な光ディスク10は、書込みプログラムを開始するため、光ディスクの書込み装置に挿入される(ステップS110)。光ディスクは、CD−R光ディスク、DVD+R光ディスク(一度だけ書込み可能な光ディスク)又はCD−RW光ディスク、DVD+RW光ディスク(繰返し書込み可能な光ディスク)とすることができる。選択されるプログラムは、従来の光ディスク書込み方法に従って光ディスクに書き込まれる(ステップS120)。
【0020】
書込みプログラムの間に発生されるプログラムの制御情報は、光ディスクの書込み装置により得られ、光ディスクの割り当て領域に記憶される(ステップS130)。プログラムの制御情報は、信号のエンコードタイプ、Iフレームのアドレス、エンコードストリームのビットレート、ブロードキャスト時間及びプログラムの初期アドレスを含んでいる。
【0021】
プログラム書込みプロセスが終了したとき、光ディスクの書込み装置は、ユーザの選択に従ってこの光ディスクに他のプログラムを書き込むことが必要とされるかを判定する(ステップS140)。必要とされる場合、たとえば別の時間で他のプログラムを書き込むことが必要とされ、ステップ110〜130が繰り返される。必要とされない場合、すなわち書き込まれる必要がある全てのプログラムが光ディスクに書き込まれている場合、割り当て領域30に記憶されている制御情報は、規格に準拠するガイドファイル、メニューファイル等のような制御情報ファイルに変換され、変換される情報は、制御情報領域40で記憶される(ステップS150)。プログラム毎の最初のIフレーム又は他の選択されたIフレームは、変換プロセスの間に標準的なインタラクティブメニュー等に変換することができる。
【0022】
図4は、本発明に従ってプログラムが書き込まれるDVD書込みフォーマットの実施の形態の図を示している。領域170は、ISO9660システムファイル、UDFシステムファイル等を記憶するために使用されるDVD−Video規格により割り当てられるシステムファイル領域であるセクタ0からセクタPへの領域をカバーしており、ここでPはセクタのシリアルナンバーである。
【0023】
領域180は、セクタPから最後の論理セクタの前のセクタ(ラストLSN−1セクタ、「ラストLSN」は“Last logical sector number”の略記である)への領域をカバーし、これはUDFファイル(「UDF」は“Universal Disk Format”の略記である)又はISO9660規格ファイル及びプログラムデータを記憶するために使用される。プログラムデータは、プログラムコントロールファイル、ガイドファイル、メニューファイル等のような、プログラムのコンテンツ及びプログラム制御情報を含んでいる。
【0024】
セクタ190は、最後の論理セクタである。この例では最後の論理セクタ2200000の後の論理セクタのようなセクタ120の後のセクタは、光ディスク再生手段により識別することはできないが、書込み装置によりデータを書き込むために使用することができ、以下に更に詳細に記載される割り当て領域に適している。
【0025】
領域200は、書込みプロセスの間で得られるプログラムの制御情報を記憶するために割り当てられた領域である。領域200の初期アドレスは、セクタ190に接近しており、要件に従って領域200で保持されているセクタスペースをもつセクタ190後の他のアドレスを使用して定義することもできる。この例における割り当て領域200の初期アドレスは、2200001である。書込みが終了したとき、領域200に記憶された制御情報は、規格に準拠する制御情報に変換される。領域200に記憶されている制御情報は、アセンブリされたビデオファイル名等の情報のビデオ情報VIDEO−TS.IFOファイル、オーディオ情報AUDIO−TS.IFOファイル、ビデオVIDEO−TS.VOBファイル、VTS−01−0.IFOファイルのようなDVD−Video規格に準拠する全ての種類の情報制御ファイルに変換される。光ディスク割り当て領域200の全体のストレージスペースの比率は、以下の式を使用して4%になるとして推定することができ、光ディスクの書込みに大きな影響を生じない。
P=(Ns−2200001)
ここでPは、光ディスクの割り当て領域の全体のストレージスペースの割合である。
NsはDVDの全体のセクタの量であって、この例では2294912である。
2200001はこの例では割り当て領域200の初期アドレスである。
【0026】
図5は、本発明に従ってプログラムが書き込まれるSVCD書込みフォーマットの実施の形態の図を示している。プログラムストレージ領域210の初期アドレスは、この例では00:17:05であり、要求に従って他のアドレスとすることもできる。領域210は、リアルタイムで書き込まれるプログラム情報を記憶するために使用される。プログラム1及びプログラム2は、プログラムトラック0及びプログラムトラック1にそれぞれ記憶される。2つのプログラムトラックの間の150バイトのスペースは、SVCD規格により要求される。
【0027】
プログラムの制御情報を記憶するための割り当て領域220の初期アドレスは、00:10:18であり、要求に従って他のアドレスとすることもできる。プログラム1及びプログラムの制御情報及びプログラム2のプログラムの制御情報は、プログラムストレージ領域210におけるプログラムトラック0及び1に対応する領域220に列挙されている。領域220における制御情報は、プログラムエンコードのデータ符号化タイプ、エンコードのビットレート、プログラムストリームの第一のセクタアドレス、プログラムの全体の再生時間、全体バイトのサイズ、アドレスカタログ、Iフレームの画像、Iフレームのアドレス等を含んでいる。
【0028】
SVCD規格により供給される基本的なガイド情報を記憶するための光ディスク制御情報領域230の初期アドレスは00:02:00であって、要求に従って他のアドレスとすることもできる。対応する規格と一致する領域230に記憶された制御情報ファイルは、光ディスク情報ファイル(INFO.SVD)、ログインリスト(ENTRIES.SVD)、テーブルIDの行程値のリスト(LOT.SVD、IDは再生系列テーブルのマーク番号)、再生系列記述子(PSD.SVD)、セグメント再生アイテム、サーチテーブル(SEARCH DAT)等のようなファイルを含んでいる。
【0029】
書込みプロセスの間、選択されたプログラムは、SVCD規格に従う光ディスクのプログラムストレージ領域210に記憶され、Iフレームの符号化画像、得られたプログラムのアドレス及び他の制御情報は、所定のインターバル時間(たとえば0.5秒)毎に割り当て領域220に記憶される。他のプログラムが同じ光ディスクに書き込まれる必要がある場合、書込みプロセスの間に作成されたプログラムの制御情報は、割り当て領域220にも記憶される。
【0030】
光ディスク書込みが終了されたとき、割り当て領域220に記憶された制御情報は、SVCD規格に準拠する制御情報に変換され、変換された情報は領域230に記憶される。変換プロセスの間、各プログラムトラックにおける最初のフレームの画像又はプログラムのIフレームの所定の画像は、インタラクティブメニューを形成するために選択され、基本ガイド情報機能ファイル及び他の制御情報ファイルを形成することができ、ユーザフレンドリインタフェースを設定することができる。
【0031】
割り当て領域220が割合を占める光ディスクの全体のストレージスペースの比率は、以下の式で推定することができる。
P=NM×(9+3×T/0.5)/(650×1024×1024)
ここでPは割り当て領域が割合を占める光ディスクの全体のストレージスペースの比率である。NMはプログラムトラックの量であり、Tは全体の再生時間であって、その単位が秒である。
【0032】
3つのプログラムトラックが存在し、全体の再生時間が30分であるとすると、先の式によれば、割り当て領域が割合を占める光ディスクの全体のストレージスペースの比率は、0.005%よりも低く、余りに低いために光ディスクのプログラムの記憶に影響を及ぼさない。
【0033】
本発明により供給される光ディスクに書き込むための方法及び装置は、プログラムの制御情報が要求された規格に従って記憶することができるものであって、SVCD規格、DVD−Video規格及び他の光ディスク規格のような異なる規格についてフィットするものであって、光ディスクの作成、特に、リアルタイムでの光ディスクの書込みに適しており、繰返し書き込むことができる光ディスク、特に一度だけ書き込むことの出来る光ディスクに適している。本発明によれば、光ディスクへの書込みは時間に制限されず、フレンドリかつ標準的なユーザインタフェース、ガイドファイル等を保証するためにプログラムを書き込む前に対応する作成プロセスを予め決定することが必要ではない。
【0034】
本発明は実施の形態を参照して記載されたが、先に記載された内容に従って代替、変更及び変形をなすことは明らかである。したがって、全てのこれら代替、変更及び変形は、本発明の請求項の精神及び範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】光ディスクの情報記録領域の概念図である。
【図2】プログラムを書き込むために使用される本発明に係る光ディスクを書き込むための装置の実施の形態に関するブロック図である。
【図3】本発明に係る光ディスクを書き込むための方法の実施の形態に関するフローチャートである。
【図4】本発明に従ってプログラムが書き込まれるDVD書込みフォーマットの図である。
【図5】本発明に従ってプログラムが書き込まれるSVCDフォーマットの図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光ディスクに書き込むための方法であって、
(a)光ディスクにプログラムを書き込むステップと、
(b)前記プログラムの制御情報を取得するステップと、
(c)前記プログラムの制御情報を規格に準拠する制御情報に変換し、前記規格に準拠する制御情報を前記光ディスクに記憶するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記ステップ(c)の前に、他のプログラムを書き込むために前記ステップ(a)及び(b)を繰り返すステップを更に含む、
請求項1記載の方法。
【請求項3】
割り当てられた領域にプログラムの制御情報を記憶するステップを更に有する、
請求項1又は2記載の方法。
【請求項4】
割り当てられた領域は光ディスクにある、
請求項3記載の方法。
【請求項5】
前記光ディスクの割り当て領域は、光ディスクプレーヤにより識別されるのが不可能な領域にある、
請求項4記載の方法。
【請求項6】
前記割り当て領域は、前記書き込み装置の記憶領域にある、
請求項3記載の方法。
【請求項7】
前記割り当て領域は、前記書き込み装置のハードディスクの記憶領域にある、
請求項6記載の方法。
【請求項8】
前記割り当て領域は、前記書き込み装置のセットトップ端末の記憶領域にある、
請求項6記載の方法。
【請求項9】
前記制御情報はプログラムの開始アドレスを含む、
請求項1又は2記載の方法。
【請求項10】
前記制御情報は、プログラムのデータ符号化タイプを含む、
請求項9記載の方法。
【請求項11】
前記制御情報は、画像のIフレームを更に含む、
請求項1又は2記載の方法。
【請求項12】
前記制御情報は、画像のIフレームのアドレスを含む、
請求項1又は2記載の方法。
【請求項13】
前記制御情報は、プログラムの開始アドレス及び画像のIフレームを含む、
請求項1又は2記載の方法。
【請求項14】
光ディスクに書き込むための装置であって、
光ディスクにプログラムを書き込む手段と、
前記プログラムの制御情報を取得する手段と、
前記プログラムの制御情報を規格に準拠した制御情報に変換し、前記規格に準拠した制御情報を光ディスクに記憶する手段と、
を有することを特徴とする装置。
【請求項15】
アナログ信号をデジタル信号に変換するための符号化手段を更に有する、
請求項14記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2007−531170(P2007−531170A)
【公表日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−520054(P2006−520054)
【出願日】平成16年7月6日(2004.7.6)
【国際出願番号】PCT/IB2004/051131
【国際公開番号】WO2005/008669
【国際公開日】平成17年1月27日(2005.1.27)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】