説明

制御棒

【課題】本発明の目的は、改良された制御棒を提供することである。本発明のさらなる目的は、原子炉、特に沸騰水型原子炉用制御棒のシャドー腐食のリスクを軽減することである。
【解決手段】制御棒は、前記制御棒の長手方向軸に沿って軽水炉の炉心に導入されるのに適合している。前記制御棒は、一つの内部空間(3)を囲み前記内部空間(3)に向いた内面(2’)と外側を向いた反対側の外面(2”)を有するケーシング(2)を有する。前記内部空間に備えられている少なくとも一つの吸収材本体(7)。前記ケーシング(2)はニッケルベース合金または鉄ベース合金の構造材で製造される。前記ケーシングの内面は、電気的絶縁表面層を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、軽水炉、特に沸騰水型原子炉(BWR)用制御棒の一般的な技術分野およびシャドー腐食問題に関する。
より具体的には、本発明は、制御棒の長手方向軸に沿って軽水炉の炉心に導入されるのに適合し、少なくとも1つの内部空間を囲み、内部空間側に向いた内面および外側を向いた反対側の外面を有するケーシングと、内部空間に備えられた少なくとも1つの吸収材本体を含み、ケーシングが鉄ベース合金またはニッケルベース合金の構造材を含むか、またはその構造材で製造される制御棒に関する。
【背景技術】
【0002】
ジルコニウムベース合金およびハフニウムベース合金等の材料が鉄ベース合金(たとえばステンレス鋼)およびニッケルベース合金に近接する原子炉水環境中にさらされる場合、これらの材料上にシャドー腐食と呼ばれる腐食の促進が恒常的に発生する。
ジルコニウムおよびハフニウム材料は腐食速度の増大及び酸化皮膜厚みの増加に加えて、水素の取り込みおよび水素化物の形成を増大させることがある。
水素化物の形成によって材料が膨張し、ジルコニウムまたはハフニウム材料がその一部をなす構成要素の構造的完全性が脅かされる恐れがある。
【0003】
軽水炉、たとえば沸騰水型原子炉(BWR)の制御棒はステンレス鋼の構造材およびハフニウムの吸収材を含むことがある。
制御棒がジルコニウムベース合金でできた燃料チャンネルへ近接することによって、燃料チャンネル上にシャドー腐食が引き起こされることがある。
また、構造材のステンレス鋼またはニッケルベース合金が制御棒中のハフニウム材料に近接することによって、ハフニウム部品上にシャドー腐食が引き起こされることがある。
【0004】
日本国特許第4301793号には、沸騰水型原子炉用制御棒が開示されている。
制御棒は、薄板でできた、4つのウイングを十字状に配置したシースを含んでいる。
各ウイングによって内部空間が囲われる。
ハフニウムの板または管である板状または管状中性子吸収要素は各内部空間に配置される。
原子炉水は各ウイングのハフニウム板間またはハフニウム管内と、構造用板材とハフニウム板または管の間を通っている。
【0005】
スウェーデン国特許B−512804号には、ジルコニウムベース合金の第1構成要素およびステンレス鋼、ニッケルベース合金等の第2構成要素を含む装置が開示されている。
第1構成要素のシャドー腐食を防止するため、第2構成要素には電気的絶縁材料の表層を含む。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は上述の問題を改善し、改良された制御棒を提供することである。
本発明のさらなる目的は、原子炉、特に沸騰水型原子炉用制御棒のシャドー腐食のリスクを軽減することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
その目的は当初に制御棒を限定することによって達成され、それはケーシングの内面が電気的絶縁表面層を有することを特徴とする。
【0008】
そのような電気的絶縁層によって、吸収材本体上のシャドー腐食は防止されるか、または少なくとも効果的に軽減される。
シャドー腐食現象は、中性子放射場を必要とするが、ガルバーニ電気作用によるものであり、金属間の電位差を減らすことによって腐食速度はかなり減らせる可能性がある。
そのような電位差の低減は、制御棒のケーシング内表面上に電気絶縁材料による提案の被覆を施すことによって達成される。
【0009】
本発明の実施形態によれば、吸収材本体はハフニウムで製造される。
本発明の発明者らは、制御棒のハフニウム吸収材本体上で観察されてきた欠陥がシャドー腐食によって生じた可能性があることを理解していた。
ケーシングの内表面上に電気的絶縁材料をつけることによって、ハフニウム吸収材本体のシャドー腐食の防止またはかなりの軽減ができる。
【0010】
本発明の別の実施形態によれば、電気的絶縁表面層は内部空間に隣接する。
したがって、通常制御棒の内部空間を流れ、電解質を形成しうる原子炉水は、電気的絶縁層に接触し、ケーシングの構造材とは直接接触しない。
【0011】
本発明のさらに別の実施形態によれば、電気的絶縁表面層はセラミック材料を含むか、またはセラミック材料からなる。
セラミック材料は大きな表面、すなわちケーシングの内面全体の被覆に適しており、ステンレス鋼等の鉄ベース合金またはニッケルベース合金との良好で耐久性のある接着性を有している。
セラミック材料は放射中の劣化に対しても大きな抵抗を示す。
さらに、放射能放出の増加を防ぐためにもセラミック材料を選択できる。
有利には、電気的絶縁表面層は、酸化ジルコニウム、酸化ハフニウム、および/または酸化チタン等の金属酸化物を含むか、またはこれら金属酸化物からなる。
【0012】
本発明のさらに別の実施形態によれば、電気的絶縁表面層は少なくとも0.01μmの厚みを有する。
【0013】
本発明のさらに別の実施形態によれば、吸収材本体とケーシングの内面との間の内部空間には隙間が存在し、隙間は原子炉水が貫流できるように適合させる。
さらに、ケーシングは少なくとも1つの原子炉水入口用開口および少なくとも1つの原子炉水出口用開口を含んでよい。
【0014】
本発明のさらに別の実施形態によれば、吸収材本体は少なくとも1つの吸収材プレートを含む。
吸収材プレートはケーシングの内面に向かい合って並行に配置できる。
有利には、吸収材本体は、互いに、またケーシングの内壁と平行かつ一定の距離を保った2つの吸収材プレートを含む。
【0015】
本発明のさらに別の実施形態によれば、吸収材本体は少なくとも1つの吸収材棒を含む。
吸収材棒は中実または原子炉水が貫流できる管状でよい。
【0016】
本発明のさらに別の実施形態によれば、吸収材本体は少なくとも1つの吸収材管を含む。
吸収材管は、制御棒の長手方向軸の方向に長い断面形状を有するのが有利であろう。
【0017】
本発明のさらに別の実施形態によれば、吸収材本体は制御棒の長手方向軸に平行に延びる。
このように本発明は、内部空間に配置されたあらゆる形状のハフニウム管と同様に内部空間に配置された単層または複層のハフニウムプレートについて有効である。
【0018】
本発明のさらに別の実施形態によれば、制御棒はその長手方向軸に垂直な横断面において、4つの直交するウイングのある十字形の形状を有し、各ウイングは少なくとも1つの吸収材本体を含む内部空間を囲む。
そのような各吸収材は上述の任意の形状でよい。
【0019】
本発明のさらに別の実施形態によれば、ケーシングの外面は電気的絶縁表面層を有する。
ケーシング外面の電気的絶縁層は、ケーシング内面の電気的絶縁層と同一材料および同一厚みでよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
本発明の各種実施形態について、例証として、ここに添付する図面を参照してこれからより詳しく説明する。
【0021】
図1から3を参照して制御棒1を開示する。
制御棒1は、軽水炉、より具体的には沸騰水型原子炉(BWR)の燃料アセンブリ(非表示)の中核に導入するよう適合させてある。
制御棒1は、制御棒1の長手方向軸xに沿って垂直方向に導入および移動するように適合させてある。
本発明は沸騰水型原子炉だけに限定されるものではなく、本発明による制御棒は加圧水型原子炉(PWR)等の他の種類の原子炉にも使用できることに留意すべきである。
【0022】
制御棒1は、少なくとも1つの内部空間3を囲み、内部空間3に面した内側表面2’および逆に外側に面した外側表面2”を有するケーシング2を含む。
【0023】
開示した実施形態において、制御棒1は、その長手方向軸xに垂直な横断面において、4つの直交するウイング4のある十字形の形状を有する。
各ウイング4は内部空間3を取り囲む。
【0024】
制御棒1は上端1’および下端1”を有する。
ハンドルまたはグリップ部材1aが上端1’に用意される。
ケーシング2には、原子炉および制御棒1の内部空間3を貫流する原子炉水用の多数の入口開口5および多数の出口開口6が含まれる。
開示した実施形態において、下端1”近傍の各ウイング4の内部空間3に対する12の相対する入口開口5、および上端1’近傍の各ウイング4の内部空間3に対する12の相対する出口開口6が存在する。
そのような開口5,6の設計、位置、および数は変更しうることに留意すべきである。
【0025】
ケーシング2は、ステンレス鋼等の鉄ベース合金、またはインコネル等のニッケルベース合金の構造材を含むか、またはその構造材で製造される。
【0026】
制御棒1の各内部空間3には少なくとも1つの吸収材本体7が設けられている。
吸収材本体7は、図3に2つの取付け部材8として示されている適切な取付け手段によって、内部空間3内に取付けられる。
吸収材本体7の形状および設計についてより詳細に以下に述べる。
吸収材本体7はハフニウムで製造された中性子吸収体である。
吸収材本体7はハフニウムで構成または実質的に構成されている。
吸収材本体7が少量の他の元素または物質、たとえば酸化ジルコニウムを含有してもよいことに留意すべきである。
【0027】
各内部空間3において、吸収材本体7とケーシング2の内面2’の間に間隔または隙間が存在する。
間隔または隙間は、原子炉運転中に原子炉水が入口開口5から出口開口6まで内面2’と吸収材本体7の間を流れうるように適合させる。
【0028】
ケーシング2の内面2’は電気的絶縁表面層9を有し、表面層9は内部空間3に隣接する。
その結果、電気的絶縁表面層9が原子炉の運転中に原子炉水と接触し、それによってケーシングの構造材、すなわち鉄ベース合金またはニッケルベース合金と原子炉水の接触が防止される。
開示した実施形態において、ケーシング2の外面2”も電気的絶縁表面層9を有してよく、電気的絶縁表面層9は制御棒1の外部の原子炉を貫流する原子炉水と直接接触することになる。
内面2’上および任意選択による外面2”上の電気的絶縁表面層9はセラミック材料を含むか、またはセラミック材料で構成され、セラミック材料はケーシング2の構造材上にコーティングとして被覆される。
【0029】
セラミック材料は既知の被覆方法によって被覆することができる。
電気的絶縁表面層9は、少なくとも0.01μm、好ましくは少なくとも0.02μm、さらに好ましくは少なくとも0.03μmの厚みを有する。
【0030】
有利には、電気的絶縁表面層9は、金属酸化物等のセラミック材料を含むか、またはセラミック材料で構成される。
適切な金属酸化物は、酸化ジルコニウム、酸化ハフニウム、および/または酸化チタンである。
【0031】
図1から図3に開示する第1の実施形態においては、各ウイング4の内部空間3には2つの吸収材本体が配置される。
吸収材本体は、取付け部材8によって各ウイングの内部空間内に取付けられる2つの吸収材プレート21として設計される。
吸収材プレート21は、互いに、またケーシングの内壁と平行かつ一定の距離を保って配置される。
吸収材プレート21は、制御棒1の長手方向軸と平行に延びる。
図2および図3からわかるように、第1の吸収材プレート21と内面の一方2”、吸収材プレート21自身の間、そして第2の吸収材プレート21と内面の反対側2’との間に間隔または隙間が存在する。
原子炉水は、原子炉の運転中、これらの間隔または隙間を貫流する。
2つの吸収材プレート21の代わりに1つのそのような吸収材プレート21を各ウイング4の内部空間3に備えてもよいことに留意すべきである。
また3つ以上の平行吸収材プレート21、たとえば互いに、またケーシングの内壁と一定の距離を保つ3つの平行吸収プレートを備えることもできる。
【0032】
図4は第2の実施形態を説明する図であり、第2の実施形態は各吸収材本体7が吸収材棒22を含む点が第1の実施形態と異なる。
吸収材棒22は中実であっても管状であってもよい。
原子炉水はそのような管状吸収材棒22を貫流できる。
第2の実施形態において、9つの吸収材棒22が、取付け手段(非表示)によって、制御棒1の各ウイング4の内部空間3内に互いに一定の距離を保って配置される。
吸収材棒22は互いに、またケーシング2の内面2’と、そして制御棒1の長手方向軸xと平行に延びる。
図4からわかるように、吸収材棒22と内面の一方2”、吸収材棒22自身の間、そして吸収材棒22と内面2’の反対側との間に間隔が存在する。
原子炉水は、原子炉運転中、この間隔を貫流する。
各ウイング4の吸収材棒の数を変えてもよいことに留意すべきである。
【0033】
図5は第3の実施形態を説明する図であり、第3の実施形態は各吸収材本体7が細長い吸収材管23、すなわち制御棒1の長手方向軸x方向に長い横断面を有する吸収材管を含む点が第2の実施形態と異なる。
第3の実施形態において、2つのそのような細長い吸収材管23が、取付け手段(非表示)によって、制御棒1の各ウイング4の内部空間3内に互いに一定の距離を保って配置される。
細長い吸収材管23は互いに、またケーシング2の内面2’と、そして制御棒1の長手方向軸xと平行に延びる。
細長い吸収材管23は、原子炉水が原子炉運転中にそこを貫流することを可能とする。
図5からわかるように、細長い吸収材管23と内面の一方2”、細長い吸収材管23自身の間、そして細長い吸収材管23と内面2’の反対側との間に間隔が存在する。
原子炉水は、原子炉運転中、この間隔を貫流する。
【0034】
図6は第4の実施形態を説明する図であり、第4の実施形態は2つではなく3つの細長い吸収材管23が制御棒1の各ウイング4の内部空間に配置されている点のみが第3の実施形態と異なる。
【0035】
本発明は開示した実施形態に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲内において変更および修正できる。
たとえば、吸収材本体7は内部空間3の全長にわたって延びる必要はなく、2つ以上の吸収材本体が内部空間3の垂直方向に連続して配置されてもよいことに留意すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の第1実施形態による制御棒の側面を示す図である。
【図2】図1の制御棒の横断面を示す図である。
【図3】図2の横断面の部分を示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態による制御棒の横断面を示す図である。
【図5】本発明の第3実施形態による制御棒の横断面を示す図である。
【図6】本発明の第4実施形態による制御棒の横断面を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御棒の長手方向軸(x)に沿って軽水炉の炉心に導入されるのに適合した制御棒であって、
少なくとも一つの内部空間(3)を囲み前記内部空間(3)に向いた内面(2’)と外側を向いた反対側の外面(2”)を有するケーシング(2)と、
前記内部空間(3)に備えられた少なくとも一つの吸収材本体(7)と、
を有し、
前記ケーシング(2)はニッケルベース合金または鉄ベース合金の構造材を含み、
前記ケーシング(2)の前記内面(2’)が電気的絶縁表面層(9)を有する、
ことを特徴とする制御棒。
【請求項2】
前記吸収材本体(7)がハフニウムで製造されることを特徴とする請求項1記載の制御棒。
【請求項3】
前記電気的絶縁表面層(9)は前記内部空間(3)に隣接することを特徴とする請求項1または2記載の制御棒。
【請求項4】
前記電気的絶縁表面層(9)はセラミック材料からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の制御棒。
【請求項5】
前記電気的絶縁表面層(9)は金属酸化物からなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の制御棒。
【請求項6】
前記電気的絶縁表面層(9)は酸化ジルコニウムからなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の制御棒。
【請求項7】
前記電気的絶縁表面層(9)は酸化ハフニウムからなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の制御棒。
【請求項8】
前記電気的絶縁表面層(9)は酸化チタンからなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の制御棒。
【請求項9】
前記電気的絶縁表面層(9)は少なくとも0.01μmである厚みを有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の制御棒。
【請求項10】
前記内部空間(3)において、前記吸収材本体(7)と前記ケーシング(2)の前記内面(2’)の間に隙間が存在し、
前記隙間は原子炉水が貫流できるように適合している、
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載の制御棒。
【請求項11】
前記ケーシング(2)は少なくとも一つの前記原子炉水のための入口開口(5)および少なくとも一つの前記原子炉水のための出口開口(6)を有することを特徴とする請求項10に記載の制御棒。
【請求項12】
前記吸収材本体(7)は少なくとも一つの吸収材プレート(21)を含むことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載の制御棒。
【請求項13】
前記吸収材本体(7)は少なくとも一つの吸収材棒(22)を含むことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1つに記載の制御棒。
【請求項14】
前記吸収材本体(7)は少なくとも一つの吸収材管(23)を含むことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1つに記載の制御棒。
【請求項15】
前記吸収材本体(7)は前記制御棒(1)の前記長手方向軸(x)に平行に延びることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1つに記載の制御棒。
【請求項16】
前記制御棒(1)は、前記長手方向軸(x)に対して垂直な横断面において、4つの直交するウィング(4)を有し、各前記ウィングは少なくとも一つの吸収材本体(7)を有する内部空間(3)を囲むことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1つに記載の制御棒。
【請求項17】
前記ケーシング(2)の前記外面(2”)は電気的絶縁表面層(9)を有することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1つに記載の制御棒。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−275604(P2008−275604A)
【公開日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2008−95145(P2008−95145)
【出願日】平成20年4月1日(2008.4.1)
【出願人】(504446548)ウェスティングハウス エレクトリック スウェーデン アーベー (26)