説明

加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグ

【課題】二酸化炭素を用いて泡状のエスプーマを製造すると共に、ボトル内が過圧状態になるのを防げ、清掃等も容易にできる加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグを提供する。
【解決手段】本発明にかかる定量用インナーバッグ(1)は、出入口(11)を形成する環体部(12)と、該環体部に続く弾性材製の主部(13)を有し、定量容積(C1)はボトル(2)の本体(21)の内容積(C2)より小さく、該環体部が該本体の開口部(23)に支持されて該主部が該本体内に収められる。該主部は、充填した定量材(M)の重量では該定量容積が膨張せず、該重量にガス圧が加わった場合に膨張して該本体の内壁面(30)に密接すると共に圧力調整用の空間部(S)が現出する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグにかかり、圧力容器の過圧状態になるのを防ぐと共に清掃等の容易化をはかったものに関する。
【0002】
料飲店や家庭で炭酸水を製造する場合、ソーダサイフォンなどの商品が内外に存在し、水などの液体に炭酸ガスを加圧注入している。手軽な炭酸水製造装置は、ミニガスカートリッジと呼ばれる小型の炭酸ガス容器が用いられている。また、海外、例えばヨーロッパでは、クリーム等の乳製品をホイップ状に泡立てて料理やカクテル、コーヒーなどの飲料に添えるため、クリームホイッパー、エスプーマなどと呼ばれる加圧飲料ボトルも普及している。ただし、日本国においては、加圧ガスである亜酸化窒素ガス(NO)が食品添加物として厚生労働省による承認認可がなされておらず、代替ガスの利用が検討されている。
【0003】
エスプーマと呼ばれるクリーミーな泡を使った料理はスペインなど海外での高級料理に使われ、我が国にも紹介されたもので、料理、カクテル、コーヒー、洋菓子など、あらゆる食品や料理に使用され始めている。
本発明は、このような分野に適合するもので、亜酸化窒素ガス以外の二酸化炭素(CO)を用い、安全性の確保、再使用時のボトルの内面の洗浄性や衛生面での問題等を解決するものである。
【背景技術】
【0004】
ソーダサイフォンや噴霧器などのガス加圧式ボトルは、液体を入れた1リットル程度のボトルに小型のガスカートリジの炭酸ガスを押し出し用圧力源として封入する。水と炭酸ガスの場合、振騰させることでソーダ水を製造できる。
【0005】
ガスを圧入する場合、ボトル内部の液体の量が多くて満杯だと、ボトル内のガス空間が少なくなる。ガスカートリッジの蒸気圧が常温で約6MPaであり、ボトル内のガス空間が少ないと、圧力が法規制である1MPaを超えるばかりでなく、ボトルは破裂の危険性を有する。
【0006】
そこで、リリーフ弁を装備したり、実公昭50−2571号公報や実公昭62−32608号公報のように液面を一定に保つやり方がある。液面方式の場合は、「スリーブ」と呼ばれる筒(前者では「筒部27」、後者では「水準器6」が該当する。)を予めボトル内に挿入しておき、スリーブの下端面以上に水などの液体が入らないようにしてボトル内にガス空間を確保している。
【0007】
その他では、使用者が定められた量を計量カップなどで適量入れたり、ボトルの内面に目盛などを表示しておき、使用者が目視確認しながら注入している。
【0008】
【特許文献1】実公昭50−2571号公報
【特許文献2】実公昭62−32608号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ソーダサイフォンの登場で一般家庭でも自由に多くのバリエーションの飲料の製造を簡単に行えるようになっている。ソーダ水の場合、水を入れた1リットル程度のボトルに小型のガスカートリッジの炭酸ガスを注入し、振騰させるだけでよい。
【0010】
ガスの液体への溶解は、温度が低いほど、圧力が高いほど、そして接触面積が多いほど進む。反面、圧力を上昇させるほど、ボトルの耐圧性、蓋構造などの安全性が問題となり、なおかつ、法規制からも、1MPa以下でなければならない。
【0011】
そのため、従来のソーダサイフォンでは、液体をボトルに入れすぎるとガス空間が少なくなり、注入するガスの圧力に達する(例えば、CO2の場合は20で6MPaとなる。)。
【0012】
スリーブ型式の場合、うっかりして先に液体をボトルに注入し、その後にスリーブを挿入したり、スリーブを先に挿入したものの液体を注入するときにボトルを傾けたりしてしまうと、所定の空間を確保できない。
【0013】
ソーダサイフォン以外に、クリームホィッパーなどと呼ばれるボトル内部に乳製品やアルコールなどを入れて亜酸化窒素ガスで加圧する新飲料、食品などが注目を浴びている。しかしながら、我が国においては、亜酸化窒素ガスは食品添加物として認可されておらず、他のガスを採用する必要がある。この場合も、ソーダ水(炭酸水)と同様に内部の液体などを定量としないと安全性に問題があり、適正空間を保つための対策を必要とする。更にクリーム類などをボトルに入れて使用した場合、粘性が大きいため使用後の清掃が大変厄介で、とかく清掃が不完全となりやすい。
【0014】
そこで本発明は、二酸化炭素を用いて泡状のエスプーマを製造すると共に、ボトル内が過圧状態になるのを防げ、清掃等も容易にできる加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明にかかる加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグは、出入口を形成する環体部と、該環体部に続く弾性材製の主部を有する。定量容積はボトルの本体の内容積より小さい。該環体部が該本体の開口部に支持されて該主部が該本体内に収められる。該主部は、充填した定量材の重量では該定量容積が膨張せず、該重量にガス圧が加わった場合に膨張して該本体の内壁面に密接すると共に圧力調整用の空間部が現出する。
【0016】
インナーバッグに対する定量材の充填は、環体部の剛性に応じて、その時期を選ぶ。即ち、定量材を充填してから環体部を持って吊り下げても環体部が全く変形せず、又は変形しても持ち運びできる程度のものなら、予め定量材を充填してからボトルの本体に装入してもよい。もし、環状体が変形して持ち運び不可能となるようなら、インナーバッグを先にボトルの本体に装入しておき、後からこのインナーバッグに定量材を充填する。
【0017】
定量容積は主部と環体部を含めた全体の容積としてもよいが、環体部の形成する空間部分を除いた主部部分に限定してもよい。全体とすると、後充填の場合はともかく、前充填の場合は振動で溢れたりする危険がある。主部部分に限定すればその危険性がなくなるので好ましい。主部と環体部の境目は目視でもある程度判断できるが、念のため境界線等の目印を付けておくのがよい。
【0018】
主部は弾性を有している。この弾性は、主部に充填した定量材の重量では定量容積が膨張しないようにする。もしこの状態で膨張してしまうと、定量容積が大きくなってしまうからである。この主部がボトルの本体に収容され、定量材が充填された状態で、ガス圧を受けると、この主部は変形して定量容積が膨張し、外面がボトル本体の内壁面に圧接する。この圧接は本体内壁面の全面に対する場合があり、またその一部の場合もある。主部のこの膨張により、主部内に圧力調整用の空間部が現出する。この空間部には環体部が提供する空間部分も協働する。
【0019】
該主部は、該環体部の一面側に該出入口の内周縁を囲んで続いていてもよい。
この場合、該主部の一端が該出入口とほぼ同じ形状に開口するので、定量材の充填が容易となる。
【0020】
該定量容積が、定量材の充填前の状態において、定量用に特定されていてもよい。
この場合、該定量容積に一杯に定量材を充填するだけで、定量材の定量ができる。
【0021】
該環体部及び該主部が食品に悪影響を与えない材質のもので構成されていてもよい。
この場合、食品用に使用でき、広い用途が確保される。
【0022】
該材質がポリエチレンであってもよい。
この場合、弾性があり、しかも衛生的である。
【0023】
該環体部は円環部で、該主部は該環体部との連接点で円環状部となり、途中から扁平状部となっていてもよい。
この場合、ボトル本体の開口が一般に丸いので、この開口に該環体部を載せて主部を本体内に収容でき、主部の開口と本体の開口が合致するので、定量材の充填を容易に行える。
【0024】
該主部は側面にまちが形成されていてもよい。
この場合、定量材を主部に充填した場合、主部がまちの部分で広がって定量材を収容するので、主部の材質自体を伸張させることはなく、定量用の所定の内容積を確保できる。
【発明の効果】
【0025】
本発明にかかる加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグは、定量充填の定量材の重量では定量容積が膨張しないので、過充填を起こす恐れはなく、該重量にガス圧が加わった場合に膨張して該本体の内壁面に密接すると共に圧力調整用の空間部が現出するので、急激な圧力上昇によるボトルの破裂の危険性を排除できる。
【0026】
請求項2によれば、該主部は、該環体部に、その一面側から該出入口の内周縁を囲んで、続いているので、該主部の一端が該出入口とほぼ同じ形状に開口し、定量材の充填が容易となる。
【0027】
請求項3によれば、該定量容積が、定量材の充填前の状態において、定量用に特定されているので、該定量容積に一杯に定量材を充填するだけで、定量材の定量ができる。
【0028】
請求項4によれば、該環体部及び該主部が食品に悪影響を与えない材質のもので構成されているので、食品用に使用でき、広い用途が確保される。
【0029】
請求項5によれば、該材質がポリエチレンなので、弾性があり、しかも衛生的である。
【0030】
請求項6によれば、該環体部は円環部で、該主部は該環体部との連接点で円環状部となり、途中から扁平状部となっているので、ボトル本体の開口部が一般に丸いことと相まって、この開口部に該環体部を載せて主部を本体内に収容でき、主部の出入口と本体の開口が合致するので、定量材の充填を容易に行える。
【0031】
請求項7によれば、該主部は側面にまちが形成されているので、定量材を主部に充填した場合、主部がまちの部分で広がって定量材を収容し、主部の材質自体を伸張させることはなく、定量用の所定の内容積を確保できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0032】
図1は本発明にかかる加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグの具体例を、右半分を切断して、示した正面図、図2は平面図、図3は図1の右側面図で右側の半分を切断して示す。
【0033】
図4と5は定量用インナーバッグ1をボトル2に使用した状態を示すものである。図4は、ボトル2の本体21とキャップ22を外して両者を断面で表し、本体21に定量用インナーバッグ1が装入されて定量材Mが充填されている状態を、定量用インナーバッグ1の右半分を切断して、示してある。図5は、図4の本体21にキャップ22を取り付けて主部13にガスカートリッジ26からのガス圧を導入した状態で、定量材Mの表面が押し下げられ、主部13が本体21の内壁面30に密接し、主部13の上部に圧力調整用の空間部Sが現出している。
【0034】
1は定量用インナーバッグ、2はボトルである。この定量用インナーバッグ1は出入口11を形成する環体部12と、この環体部12に続く弾性材製の主部13を有する。
【0035】
ボトル2は本発明の主要部ではないので、概略説明に止める。図示の場合、ボトル2は本体21とキャップ22を有する。このキャップ22は本体21の開口部23の外周のねじ24に螺合自在で、定量材Mを吐出するためのノズル25と、加圧ガスが充填されたカートリッジ26の取付部27が設けられ、この取付部27は開封機構28(例えば尖針)を備えている。ノズル25に開閉弁29が設けられる。30はボトル3の内壁面である。
【0036】
このボトル2は定量材Mに所定のガス圧が導入され、又は溶解した状態で使用される。このボトル2を傾け、開閉弁29を開放すれば、定量材Mが自重で、又は自重と内圧でノズル25を通って外部へ流出する。
【0037】
卓上に直立させたまま抽出する型式のボトルの場合は、サイフォン型式とするのが好ましい。こうすると、前記のキャップの構成にサイフォン管が付加される。通常の噴霧器などと同様の構成である。ガスカートリッジ26のガス圧は、開閉弁29を開放することにより、サイフォン管を介してノズル25から定量材Mと共に外部へ放出される。
【0038】
定量容積C1はボトル2の本体21の内容積C2より小さい。この定量用インナーバッグ1は、その環体部12をボトル2の本体21の開口部23の端面に支持させて、その主部13が本体21内に収められる。主部13は、充填した定量材Mの重量では定量容積C1が膨張せず、この重量にガス圧が加わった場合に膨張して本体21の内壁面30に密接すると共に圧力調整用の空間部Sが現出する。
【0039】
インナーバッグ1に定量材Mを充填した状態でこのインナーバッグ1の環体部12を持って主部13を吊り下げても定量材Mがこぼれない程度に環体部12が剛性を持っている場合、定量材Mのインナーバッグ1に対する充填は、インナーバッグ1をボトル2にセットする前でも、後でもよい。環体部12の剛性が小で、インナーバッグ1に定量材Mを充填して持ち運びできないときは、インナーバッグ1を先にボトル2の本体21に装入しておき、後からこのインナーバッグ1に定量材Mを充填する。
【0040】
定量容積C1は主部13と環体部12の部分を含めた全体の容積としてもよいが、環体部12の部分を除いた主部13の部分に限定してもよい。全体とすると、後充填の場合はともかく、前充填の場合は振動で溢れたりする危険がある。主部13の部分に限定すればその危険性がなくなるので好ましい。主部13と環体部12の境目は目視でもある程度判断できるが、念のため境界線等の目印を付けておくのがよい。
【0041】
主部13は弾性を有している。この弾性は、主部13に充填した定量材Mの重量では定量容積C1が膨張しない程度のものにする。もしこの状態で膨張してしまうと、定量容積C1が大きくなってしまうからである。この主部13がボトル2の本体21に収容され、定量材Mが充填された状態で、ガス圧を受けると、この主部13は変形して定量容積が膨張し、外面が本体21の内壁面30に圧接する。この圧接は内壁面30の全面の場合やその一部の場合がある。主部13のこの膨張により、主部13内に圧力調整用の空間部Sが現出する。この空間部Sには環状体部分の空間部分も協働する。この空間部Sによりボトル2内部の圧力の急上昇が防止され、ボトルの破裂などの危険がなくなる。
【0042】
ボトル2を傾けて開閉弁29を開放すれば、ノズル25を通って定量材Mが外部へ流出する。サイフォン型の場合、ボトル2を直立させたまま開閉弁29を開放すればよい。
【0043】
主部13は、環体部12の一面側に出入口11の内周縁を囲んで続いている。
こうすると、主部13の一端が出入口11とほぼ同じ形状に開口するので、定量材の充填が容易となる。
【0044】
定量容積C1が、定量材Mの充填前の状態において、定量用に特定されている。
こうすると、定量容積C1に一杯に定量材Mを充填するだけで、定量材Mの定量ができる。
【0045】
環体部12及び主部13が食品に悪影響を与えない材質のもので構成されている。
こうすると、食品用に使用でき、広い用途が確保される。
【0046】
材質がポリエチレンとなっている。
こうすると、弾性があり、しかも衛生的である。
【0047】
環体部12は円環部12’で、主部13はこの環体部12との連接点で円環状部13’となり、途中から扁平状部13”となっている。
こうすると、ボトル2の本体21の開口部23が一般に丸いので、この開口部23に環体部12を載せて主部13を本体21内に収容でき、主部13の出入口11と本体21の開口部23が合致するので、定量材Mの充填を容易に行える。
【0048】
主部13は側面にまち14が形成されている。
こうすると、定量材Mを主部13に充填すると、主部13がまち14の部分で広がって定量材Mを収容するので、主部13の材質自体が伸張することはなく、定量用の所定の内容積を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明にかかる加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグの具体例を、右半分を切断して、示す正面図である。
【図2】平面図である。
【図3】図1の右側面図で右側の半分を切断して示す。
【図4】定量用インナーバッグをボトルに装入した未加圧の状態を示す一部切断正面図である。
【図5】図5は加圧状態を示す一部切欠正面図である。
【符号の説明】
【0050】
1 定量用インナーバッグ
11 出入口
12 環体部
12’ 円環部
13 主部
13’ 円環状部
13” 扁平状部
14 まち
C1 定量容積
C2 内容積
S 空間部
M 定量材
2 ボトル
21 本体
22 キャップ
23 開口部
24 ねじ
25 ノズル
26 カートリッジ
27 取付部
28 開封機構
29 開閉弁
30 内壁面


【特許請求の範囲】
【請求項1】
出入口(11)を形成する環体部(12)と、該環体部(12)に続く弾性材製の主部(13)を有し、定量容積(C1)はボトル(2)の本体(21)の内容積(C2)より小さく、該環体部(12)が該本体(21)の開口部(23)に支持されて該主部(13)が該本体(21)内に収められるもので、該主部(13)は、充填した定量材(M)の重量では該定量容積(C1)が膨張せず、該重量にガス圧が加わった場合に膨張して該本体(21)の内壁面(30)に密接すると共に圧力調整用の空間部(S)が現出することを特徴とする加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグ(1)。
【請求項2】
該主部(13)は該環体部(12)の一面側に該出入口(11)の内周縁を囲んで続いている請求項1に記載の加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグ。
【請求項3】
該定量容積(C1)が、定量材(M)の充填前の状態において、定量用に特定されている請求項1又は2に記載の加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグ。
【請求項4】
該環体部(12)及び該主部(13)が食品に悪影響を与えない材質のもので構成されている請求項1、2又は3に記載の加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグ。
【請求項5】
該材質がポリエチレンである請求項4に記載の加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグ。
【請求項6】
該環体部(12)は円環部(12’)で、該主部(13)は該環体部(12)との連接点で円環状部(13’)となり、途中から扁平状部(13”)となっている請求項1から5の一つの項に記載の加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグ。
【請求項7】
該主部(13)は側面にまち(14)が形成されている請求項6に記載の加圧式飲料ボトルの定量用インナーバッグ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−206114(P2006−206114A)
【公開日】平成18年8月10日(2006.8.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−21480(P2005−21480)
【出願日】平成17年1月28日(2005.1.28)
【出願人】(390009818)日本炭酸瓦斯株式会社 (11)
【Fターム(参考)】