説明

包装ケース及び包装方法

【課題】包装ケースから蛍光ランプが抜け落ちることを防ぎ、蛍光ランプの破損を防ぐ。
【解決手段】個装サック10は、主に、個装箱本体30と熱収縮フィルム40とから構成される。個装箱本体30は、筒状に形成され、蛍光ランプ20を収容している。個装箱本体30の端部31,32の夫々には、4個の切欠きが形成されており、4個の曲折片31Kに区画されている。4個の曲折片31Kは、蛍光ランプ20の長手方向外側を短辺とする台形状の構成される。また、端部31,32の外周には、熱収縮フィルム40A,40Bが巻回されている。熱収縮フィルム40に熱を加えると、熱収縮フィルム40の収縮力によって、4個の曲折片31Kが蛍光ランプ20側に曲折される。曲折片31Kが曲折することで、端部31,32が収縮し、蛍光ランプ20の抜け落ちを防ぐ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被包装体の抜け落ちを防止する包装ケース及び包装方法に関する。
【背景技術】
【0002】
直管形蛍光ランプは、外形が同じであっても、長さの違いによって多数の種類がある。各メーカーは、量産性及びコスト面に鑑みた上で、これらの直管形蛍光ランプを包装するものとして、両端面が開放されている個装包装体(以下、個装サックと称呼する)を一般的に供給している。
一般的な個装サックは、製品に巻き付けられる紙製の包装資材(主に片面段ボール(コルゲートとも称呼される)が用いられる)と、包装資材の合わせ目に貼り合せられる紙製のテープ(シールテープとも称呼される)と、から構成される。
【0003】
上記のような構成を有する直管形蛍光ランプ用個装サックとして、例えば、特許文献1には、包装資材を重ね合わせるようにして筒状に形成され、重ね合わせ部にテープが貼付された個装サックが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−22751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された個装サック含め、包装資材が筒状に巻かれているだけで、両端が開放している個装サックは、その開放部からの蛍光ランプが抜け落ちる蓋然性が高かった。例えば、店舗に製品を長く陳列することにより紙の劣化が発生したり、販売や運搬の過程でも人為的に段ボールの段目をつぶしてしまう等によって包装資材が軟弱化したりすると、その蓋然性はより高くなり、問題となっていた。
【0006】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、被包装体の包装ケースからの抜け落ちを防ぎ、被包装体の破損を防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の観点に係る包装ケースは、
筒状に形成され、内部に被包装体を収容する包装本体と、
前記包装本体の端部に取り付けられ、加熱されることで収縮して、前記被包装体を保持するように、前記包装本体の端部を縮径する熱収縮部と、
を備える、
ことを特徴とする。
【0008】
本発明の第2の観点に係る包装方法は、
包装ケースで被包装体を包み、
熱収縮部に熱を加えることで、前記被包装体を保持するように、包装本体の端部を縮径させる、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、被包装体の包装ケースからの抜け落ちを防ぎ、被包装体の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】(a)は、第1の実施形態に係る個装サックにおいて、熱収縮フィルムの収縮前の状態を、(b)は、熱収縮フィルムの収縮後の状態を示す斜視図である。
【図2】(a)は、図1(a)に示す状態の個装サックのAによる断面を示す側面図であり、(b)は、図1(a)に示す状態の個装サックのBを拡大して示す正面図である。また、(c)は、図1(b)に示す状態の個装サックのAによる断面を示す側面図であり、(d)は、図1(b)に示す状態の個装サックのBを拡大して示す正面図である。
【図3】第1の実施形態に係る包装方法の(a)は、蛍光ランプを包装資材で覆う工程を、(b)は、個装箱本体にシールテープを貼付する工程を、(c)は、分離後の個装サックを示す斜視図である。
【図4】(a)は、第2の実施形態に係る包装ケースにおいて、熱収縮フィルムの収縮前の状態を、(b)は、熱収縮フィルムの収縮後の状態を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明に係る包装ケース及び包装方法の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。
【0012】
<第1の実施形態>
蛍光ランプ(直管形蛍光ランプ)20の1本を包装し保護するものとして個装サック(包装ケース)10が用いられる。
本実施形態に係る個装サック10は、主に、個装箱本体(包装本体)30と、個装箱本体30(個装サック10)の端部31,32に巻回された熱収縮フィルム(熱収縮部)40(40A,40B)と、から構成される。
【0013】
個装箱本体30は、図1(a)、図2(a),(b)に示すように、個装サック10の本体となり、包装資材302(図3参照)が4角筒状に折り曲げられ、その突き合わせ部にシールテープ36が貼付されることによって形成される。個装箱本体30の端部31,32のそれぞれの角には、先細の切欠き310が所定の幅及び長さで形成されている。更に、この切欠き310によって、図中、上下左右に区画された4個の曲折片31Kが、個装箱本体30の内部に向けて折り曲げ可能に形成されている。4個の曲折片31Kは、図2(a)に示すように、個装箱本体30の長手方向外側を短辺とする等脚台形状に形成されている。更に、個装箱本体30の長手方向に対して垂直な曲折片31Kの面は、図2(b)に示すように、径方向内側を短辺とする等脚台形状に形成されている。
【0014】
このように構成されていることにより、端部31,32の外周に巻回された、後述する熱収縮フィルム40の収縮に伴って、図1(b)及び図2(c),(d)に示すように、各曲折片31Kの斜面が突き合わせられ、切欠き310が塞がる。結果として、端部31,32は、長手方向の外側に向かって縮径されたテーパ形に変形される。
【0015】
熱収縮フィルム40は、シリコン、ポリプロピレン、ポリオレフィン、又はPFA(四フッ化エチレンパーフルオロアルコキシビニルエーテル共重合体)、FEP(テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体)等のフッ素樹脂等から形成され、加熱することによって収縮する。熱収縮フィルム40は、個装箱本体30の先頭側(図1中、左側)の端部31に熱収縮フィルム40Aとして、末尾側(図1中、右側)の端部32に熱収縮フィルム40Bとして、所定の幅で巻回されている。
【0016】
蛍光ランプ20は、口金24を端部に有し、蛍光体を塗布されたガラス製の管体と、その口金24に突出した電極端子である2本のピン22とを備える。蛍光ランプ20は、周知のように、電極端子間の放電で発生する紫外線が蛍光体に当たることによって可視光線に変換され、光源として利用されるものである。
【0017】
次に、蛍光ランプ20を個装サック10で包装する工程を、図2及び図3を参照して説明する。
【0018】
まず、図3(a)に示すように、包装資材302がロール状に巻回された円柱状のドラム300は、複数の個装箱本体30となる包装資材302を連続的に供給する。
更に、波形の面(段目が形成された面)を内側として4角筒状に包装資材302を折り曲げる。これとともに、包装資材302の波形の面上に蛍光ランプ20を担持する。
【0019】
次に、図3(b)に示すように、4角筒状に折り曲げられた包装資材302の突き合わせ面にシールテープ36を貼付する。シールテープ36も包装資材302と同様に、それ自身がロール状に巻回された円柱状のドラム360から供給される。更に、個装サック10の末尾側の端部32となる位置と、次の生産品である個装サック11の先頭側の端部33となる位置とに渡って、熱収縮フィルム40を環状に巻き付ける。なお、個装サック10の両端部である端部31と端部32との間隔は、蛍光ランプ20の長さよりも数センチ長く設定されている。
【0020】
次に、熱収縮フィルム40を熱収縮フィルム40B,40Cとに二等分するようにして、個装箱本体30を切り分け、図3(c)に示すように、個装サック10を作製する。このように切り分けることで、個装サック10の末尾側の端部32への熱収縮フィルム40Bの巻き付けと、次の生産品である個装サック11の先頭側の端部33への熱収縮フィルム40Cの巻き付けとが同時になされることとなる。
【0021】
次に、ヒーティングガン等によって、熱収縮フィルム40(40A,40B)に熱を加え、収縮させる。熱収縮フィルム40が収縮すると、その収縮力によって、熱収縮フィルム40に覆われた個装箱本体30の端部31,32は、長手方向外側に向かって縮径し、テーパ形に変形する。このため、端部31,32の最小径が蛍光ランプ20の最小径よりも小さくなる(図1(b)及び図2(c),(d)参照)。個装箱本体30の端部31,32の開放面積が小さくなると、蛍光ランプ20の口金24が個装箱本体30の内面に係止することとなる。
このようにして、蛍光ランプ20が個装箱本体30から抜け落ちることを防止できる個装サック10が作製される。
【0022】
上記のように、蛍光ランプ20の口金24と個装箱本体30の内面とが係止するような構成であれば、段ボール製の個装箱本体30の剛性が弱まった状態であったとしても、熱収縮フィルム40によって、端部31,32が縮径されているため、蛍光ランプ20が個装箱本体30から抜け落ちることを防ぐことができる。
【0023】
また、個装サック10は、熱を加えるだけの簡単な方法で、蛍光ランプ20を保持する構造になる。このため、蛍光ランプ20を個装サック10で包装することを、高速量産設備で実施することも可能である。
【0024】
また、熱収縮フィルム40が収縮したときに、曲折片31Kの斜面のそれぞれが当接する構成によって、テーパ状に形成された端部31,32の強度を向上させることができる。更には、曲折片31Kの斜面の角度を調整することによって、それぞれの曲折片31Kの当接位置を調整することができる。このようにすることで、個装箱本体30の端部31,32の開放面積が調整される。
【0025】
なお、個装箱本体30の長さは、蛍光ランプ20の長さよりも長いと更に好ましい。このような構成であれば、蛍光ランプ20を保護することはもちろん、蛍光ランプ20が機能するために重要なピン22を個装箱本体30内に確実に保護することができる。例えば、他のものに突き当たる等して、ピン22が破損することを防ぐことができる。
【0026】
<第2の実施形態>
本発明に係る包装ケースは、1本の蛍光ランプ20を包装する個装包装箱に限らず、複数の蛍光ランプ20を包装するものであってもよい。例えば、3本の蛍光ランプ20を包装する第2の実施形態について図4を参照して以下に説明する。
【0027】
包装体(包装ケース)50は、並列して配置された個装サック10A,10B,10C、及びこれらの端部31A,31B,31Cをまとめて覆う熱収縮フィルム(熱収縮部)42を備える。また、端部31A,31B,31Cは、複数の切欠き310を有し、この切欠き310によって、以下に説明する曲折片31K,31L,31M,31Nに区画されている。
【0028】
個装サック10Aの端部31Aは、図4(a)中、左部の曲折片31Kと、上部及び下部の曲折片31Lと、右部の曲折片31Mと、から成る。
【0029】
端部31Aの左部の曲折片31Kにおいて、蛍光ランプ20の長手方向に対して平行な断面は、長手方向外側を短辺とする等脚台形状に形成されている。更に、曲折片31Kの蛍光ランプ20の長手方向に対して垂直な断面は、径方向内側を短辺とする等脚台形状に形成されている。
【0030】
端部31Aの上部及び下部の曲折片31Lにおいて、蛍光ランプ20の長手方向に対して平行な断面は、長手方向外側を短辺とし、曲折片31Bと接する角が直角である直角台形状(直角を有する台形状)に形成されている。更に、曲折片31Lの蛍光ランプ20の長手方向に対して垂直な断面は、径方向内側を短辺とし、曲折片31Bと接する角が直角である直角台形状に形成されている。
【0031】
端部31Aの右部の曲折片31Mにおいて、蛍光ランプ20の長手方向に対して平行な断面は、長手方向外側を短辺とする等脚台形状に形成されている。更に、曲折片31Lの蛍光ランプ20の長手方向に対して垂直な断面は、長方形状に形成されている。
【0032】
個装サック10Bの端部31Bは、図4(a)中、左部及び右部の曲折片31Mと上部及び下部の曲折片31Nとから成る。
【0033】
端部31Bの左部及び右部の曲折片31Mにおいて、端部31Aの曲折片31Mと同様に、蛍光ランプ20の長手方向に対して平行な断面は、長手方向外側を短辺とする等脚台形状に形成されている。更に、曲折片31Lの蛍光ランプ20の長手方向に対して垂直な断面は、長方形状に形成されている。
【0034】
端部31Bの上部及び下部の曲折片31Nにおいて、蛍光ランプ20の長手方向に対して平行な断面及び垂直な断面は、長方形状に形成されている。
【0035】
個装サック10Cの端部31Cは、端部31Aの形状を、端部31Bの中心面について面対称な形状に形成されている。換言すると、包装体50は左右対称に形成されている。
【0036】
ヒーティングガン等によって熱収縮フィルム42に熱が加えられると、熱収縮フィルム42が収縮する。これに伴う熱収縮フィルム42の収縮力によって、図4(b)に示すように、端部31A,31B,31Cの曲折片31L,31Nは、個装サック10A,10B,10Cのそれぞれの内部に向けて折り曲げられる。同様に、端部31A,31Cの曲折片31Kも個装サック10A,10B,10Cのそれぞれの内部に向けて折り曲げられる。各面が当接することで、切欠き310は塞がり、端部31A,31B,31Cは、全体として長手方向の外側に向かって縮径されたテーパ形に変形される。
【0037】
このようにして、個装サック10A,10B,10Cの端部31A,31B,31Cのそれぞれは、まとめて縮径される。したがって、蛍光ランプ20は、個装サック10A,10B,10Cのそれぞれにおいて保持されることとなる。
【0038】
包装体50は、3本の蛍光ランプ20を覆う個装サック10A,10B,10Cの端部31A,31B,31Cに一度に熱収縮フィルム42が巻き付けられるため、生産におけるリードタイムを短縮でき、量産性に優れる。更に、複数セットの個装サック10を望む需要者に対しても、容易に供給できる。
【0039】
本実施形態に係る包装体50は、3本の蛍光ランプ20を包装するものとして説明したが、これに限定しない。2本の蛍光ランプ20を包装するものであってもよい。更には、4本以上の蛍光ランプ20を包装するようにしてもよい。
【0040】
上記実施形態に係る個装サック及び包装体は、端部に切欠きが形成され、更にその端部を覆うように熱収縮フィルムが巻回されている構成を備え、熱収縮フィルムが収縮することで端部を縮径するものとして説明したがこれに限定しない。例えば、チューブ状の熱収縮部が個装箱本体の端部に接続され、加熱されることで、それ自体が収縮及び縮径するようにしてもよい。
【0041】
本発明に係る包装ケースは、口金から突出したピンを備える蛍光灯を包装するものに限定しない。換言すると、包装材の端部の径方向中央が開放されており、その開放面積が可変である包装材を要するいずれの被包装材に用いるようにしてもよい。
また、熱収縮フィルムが巻かれる箇所は、端部のみ限定せず、全体を覆うようにしても同様の効果が得られる。この場合、熱収縮フィルムが、個装箱本体の素材である片面段ボールの表紙に一体的に形成されているもの、を用いるようにしてもよい。
【0042】
また、熱収縮フィルムを個装箱本体の両端に備えるものとして説明したが、これに限定しない。例えば、一端のみが熱収縮フィルムで巻回されたものであってもよく、更には一端と他端との形状及び構成を異なるものであってもよい。例えば、他端をキャップが取り付けられた構成にしたり、切り込みが形成されたものとしたりすることで、他端から蛍光ランプを取り出すことが容易となるようにすることもできる。
【0043】
また、例えば、熱収縮フィルムに、収縮後の耐変形性の高い材質のものを選定することで、変形後の個装箱本体の端部の強度を高めるようにしてもよい。他には、個装箱本体の端部の曲折片の合わせ面に接着剤を塗布し、熱収縮フィルムの熱収縮に伴って、それぞれが接着するようにするようにしてもよい。
【0044】
また、曲折片の断面は、台形であるとして説明したが、その形状は任意であり、例えば、3角形や、6角形等でもよい。即ち、端部に切欠きが形成されており、熱収縮フィルムの収縮に伴って、切欠きを狭めるように、それぞれの曲折片の少なくとも1面の一部が変形する形状であれば良い。
また、上記実施形態において個装箱本体は、4角筒状であるとして説明したが、例えば円筒状であっても、8角筒状等であってもよい。
【0045】
その他、本発明の好適な変形として、以下の構成が含まれる。
【0046】
好ましくは、包装本体の端部には、複数の切欠きによって区画され、前記包装本体に曲折可能な曲折片が形成されており、
前記曲折片が、前記熱収縮部の収縮力によって前記包装本体の内部に向けて折り曲がることで、前記包装本体の端部が縮径するようにしてもよい。
【0047】
また、前記包装本体は、複数の前記被包装体のそれぞれを収容する複数個から成り、
前記熱収縮部は、前記複数個の包装本体の端部にまとめて取り付けられ、加熱されることで収縮して、前記複数の被包装体を保持するように、前記複数個の包装本体の端部をまとめて縮径するようにしてもよい。
【0048】
また、被包装体は直管形蛍光ランプであり、
前記包装本体は、前記直管形蛍光ランプよりも長く形成されていることが好ましい。
【0049】
また、前記包装本体は、段ボール製であり、段目が内面に形成されていることが好ましい。
【符号の説明】
【0050】
10,11:個装サック(包装ケース)
20 :蛍光ランプ(直管形蛍光ランプ)
22 :ピン
30 :個装箱本体(包装本体)
310:切欠き
31,31A,31B,31C,32,33:端部
31K,31L,31M,31N:曲折片
36 :シールテープ
40,40A,40B,40C,42:熱収縮フィルム(熱収縮部)
50 :包装体(包装ケース)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状に形成され、内部に被包装体を収容する包装本体と、
前記包装本体の端部に取り付けられ、加熱されることで収縮して、前記被包装体を保持するように、前記包装本体の端部を縮径する熱収縮部と、
を備える、
ことを特徴とする包装ケース。
【請求項2】
前記包装本体の端部には、複数の切欠きによって区画され、前記包装本体に曲折可能な曲折片が形成されており、
前記曲折片が、前記熱収縮部の収縮力によって前記包装本体の内部に向けて折り曲がることで、前記包装本体の端部が縮径する、
ことを特徴とする請求項1に記載の包装ケース。
【請求項3】
前記包装本体は、複数の前記被包装体のそれぞれを収容する複数個から成り、
前記熱収縮部は、前記複数個の包装本体の端部にまとめて取り付けられ、加熱されることで収縮して、前記複数の被包装体を保持するように、前記複数個の包装本体の端部をまとめて縮径する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の包装ケース。
【請求項4】
前記被包装体は直管形蛍光ランプであり、
前記包装本体は、前記直管形蛍光ランプよりも長く形成されている、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の包装ケース。
【請求項5】
前記包装本体は、段ボール製であり、段目が内面に形成されている、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の包装ケース。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の包装ケースで前記被包装体を包み、
前記熱収縮部に熱を加えることで、前記被包装体を保持するように、前記包装本体の端部を縮径させる、
ことを特徴とする包装方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−68383(P2011−68383A)
【公開日】平成23年4月7日(2011.4.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−220274(P2009−220274)
【出願日】平成21年9月25日(2009.9.25)
【出願人】(300022353)NECライティング株式会社 (483)
【Fターム(参考)】