説明

双方向作動機械式プレス装置

【課題】クランク機構の円運動のエネルギーを加圧力としてより効率的に利用することができる新規な機械式プレス装置を提供する。
【解決手段】機台11と、機台に配備されたクランク機構部20と、クランク機構部のクランクシャフト21とクランクアーム22を介して連結され該クランクアームの進退とともに機台内を往復動する可動部材30と、機台の可動部材の前進側に配置され第一固定側成形部41が設けられた第一固定部材40と、機台の可動部材の後退側に配置され第二固定側成形部51が設けられた第二固定側部材50と、クランクアームの前進位置において第一固定側成形部と合着して第一被加工材M1の加工を行うように当該可動部材の前進側に設けられた第一可動側成形部60と、クランクアームの後退位置において第二固定側成形部と合着して第二被加工材M2の加工を行うように当該可動部材の後退側に設けられた第二可動側成形部70とからなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クランク機構を利用して可動部材を往復動させる機械式プレス装置に関し、特に双方向作動機械式プレス装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、クランク機構によって可動部材を往復動させてプレス加工を行う機械式プレス装置では、クランク機構による円運動のエネルギーを直線運動に変換して推力として利用するように構成される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ところで、クランク機構を用いたプレス加工では、図10に示すように、前記円運動において、360°のうち90°〜180°に至る4分の1の部分(斜線部E)のみが加圧力として利用されるため、クランク機構によって可動部材を一往復させる間に一回の加圧(加工)を行うことしかできない。そのため、従来の機械式プレス装置では、クランク機構の円運動のエネルギーが加圧力として効率よく利用されていないという問題があった。
【特許文献1】特開2006−61974号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は前記の点に鑑みなされたものであり、クランク機構の円運動のエネルギーを加圧力としてより効率的に利用することができる新規な機械式プレス装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
すなわち、請求項1の発明は、機台と、前記機台に配備されたクランク機構部と、前記クランク機構部のクランクシャフトとクランクアームを介して連結され該クランクアームの進退とともに前記機台内を往復動する可動部材と、前記機台の前記可動部材の前進側に配置され第一固定側成形部が設けられた第一固定部材と、前記機台の前記可動部材の後退側に配置され第二固定側成形部が設けられた第二固定側部材と、前記クランクアームの前進位置において前記第一固定側成形部と合着して第一被加工材の加工を行うように当該可動部材の前進側に設けられた第一可動側成形部と、前記クランクアームの後退位置において前記第二固定側成形部と合着して第二被加工材の加工を行うように当該可動部材の後退側に設けられた第二可動側成形部とからなることを特徴とする双方向作動機械式プレス装置に係る。
【0006】
請求項2の発明は、前記第一固定側成形部に前記第一固定部材に設けられたシリンダ装置によって作動される第一固定側加圧部材を有し、前記第二固定側成形部に前記第二固定部材に設けられたシリンダ装置によって作動される第二固定側加圧部材を有し、前記第一可動側成形部及び第二可動側成形部には、前記可動部材に設けられたシリンダ装置によって前記第一固定側加圧部材の作動に連動して進退する第一可動側加圧部材及び前記第二固定側加圧部材の作動に連動して進退する第二可動側加圧部材とが設けられている請求項1に記載の双方向作動機械式プレス装置に係る。
【0007】
請求項3の発明は、前記第一可動側加圧部材及び第二可動側加圧部材が単一のシリンダ装置によって作動される請求項2に記載の双方向作動機械式プレス装置に係る。
【発明の効果】
【0008】
請求項1の発明に係る双方向作動機械式プレス装置によれば、機台と、前記機台に配備されたクランク機構部と、前記クランク機構部のクランクシャフトとクランクアームを介して連結され該クランクアームの進退とともに前記機台内を往復動する可動部材と、前記機台の前記可動部材の前進側に配置され第一固定側成形部が設けられた第一固定部材と、前記機台の前記可動部材の後退側に配置され第二固定側成形部が設けられた第二固定側部材と、前記クランクアームの前進位置において前記第一固定側成形部と合着して第一被加工材の加工を行うように当該可動部材の前進側に設けられた第一可動側成形部と、前記クランクアームの後退位置において前記第二固定側成形部と合着して第二被加工材の加工を行うように当該可動部材の後退側に設けられた第二可動側成形部とからなるため、クランク機構部のクランクアームが進退して可動部材が一往復する間に2つの被加工材を加工することが可能となり、従来に比してクランク機構の円運動のエネルギーを加圧力として効率よく利用することができる。
【0009】
請求項2によれば、請求項1において、前記第一固定側成形部に前記第一固定部材に設けられたシリンダ装置によって作動される第一固定側加圧部材を有し、前記第二固定側成形部に前記第二固定部材に設けられたシリンダ装置によって作動される第二固定側加圧部材を有し、前記第一可動側成形部及び第二可動側成形部には、前記可動部材に設けられたシリンダ装置によって前記第一固定側加圧部材の作動に連動して進退する第一可動側加圧部材及び前記第二固定側加圧部材の作動に連動して進退する第二可動側加圧部材とが設けられているため、第一被加工材及び第二被加工材に作用する加圧力を一定に維持することができ、所望する加圧力を安定して得ることが可能となる。
【0010】
請求項3によれば、請求項2において、前記第一可動側加圧部材及び第二可動側加圧部材が単一のシリンダ装置によって作動されるため、前記第一及び第二可動側加圧部材を簡易な構成で効率よく作動させることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例に係る双方向作動機械式プレス装置の側面図、図2は図1の双方向作動機械式プレス装置のクランクアームが前進した状態を表す側面図、図3は図2の状態からクランクアームが後退した状態を表す双方向作動機械式プレス装置の側面図、図4は図1の双方向作動機械式プレス装置のクランクアームが後退した状態を表す側面図、図5は図1の双方向作動機械式プレス装置の要部断面図、図6は図2の双方向作動機械式プレス装置の要部断面図、図7は図3の双方向作動機械式プレス装置の要部断面図、図8は図4の双方向作動機械式プレス装置の要部断面図、図9は円運動を加圧力として利用可能な範囲を表した概念図である。
【0012】
図1〜図8に示す本発明の一実施例に係る双方向作動機械式プレス装置10は、機台11と、クランク機構部20と、可動部材30と、第一固定部材40と、第二固定側部材50と、第一可動側成形部60と、第二可動側成形部70とからなる。図において、符号M1は第一被加工材、M2は第二被加工材を表す。
【0013】
クランク機構部20は、機台11に配備され、図示しないモータ等の公知の駆動手段による円運動を直線運動に変換するように構成される。実施例のクランク機構部20では、機台11の溝部12に係合して前記駆動手段によって円運動するクランクシャフト21と、一端に前記クランクシャフト21が回転自在に嵌挿されたクランクアームとからなる。
【0014】
可動部材30は、クランク機構部20のクランクシャフト21とクランクアーム22を介して連結され該クランクアーム22の進退とともに機台11内を往復動するように構成される。また、この可動部材30には、図5〜図8に示すように、シリンダ装置35が設けられている。図中の符号23はクランクアーム22の他端に回転自在に嵌挿されてクランク機構部20と可動部材30と連結する連結部、32,33はシリンダ装置35に接続された作動流体のための流出入部である。
【0015】
第一固定部材40は、機台11の可動部材30の前進側に配置され、第一固定側成形部41を備える。また、この第一固定部材40には、図5〜図8に示すように、シリンダ装置45が設けられており、前記第一固定側成形部41に該シリンダ装置45によって作動される第一固定側加圧部材46が設けられている。図において、符号42,43はシリンダ装置45に接続された作動流体のための流出入部、47はシリンダ装置45に嵌挿されて第一固定側加圧部材46と一体に形成された第一加圧ピストンである。
【0016】
第二固定部材50は、機台11の可動部材30の後退側に配置され、第二固定側成形部51を備える。また、この第二固定部材50には、図5〜図8に示すように、シリンダ装置55が設けられており、前記第二固定側成形部51に該シリンダ装置55によって作動される第二固定側加圧部材56が設けられている。図において、符号52,53はシリンダ装置55に接続された作動流体のための流出入部、57はシリンダ装置55に嵌挿されて第二固定側加圧部材56と一体に形成された第二加圧ピストンである。
【0017】
第一可動側成形部60は、クランクアーム22の前進位置において第一固定側成形部41と合着して第一被加工材M1の加工を行うように当該可動部材30の前進側に設けられている。
【0018】
第二可動側成形部70は、クランクアーム22の後退位置において第二固定側成形部51と合着して第二被加工材M2の加工を行うように当該可動部材30の後退側に設けられている。
【0019】
第一可動側成形部60及び第二可動側成形部70には、図5〜図8に示すように、可動部材30に設けられたシリンダ装置35によって第一固定側加圧部材46の作動に連動して進退する第一可動側加圧部材66及び前記第二固定側加圧部材56の作動に連動して進退する第二可動側加圧部材76とが設けられている。この第一及び第二可動側加圧部材66,76は、それぞれ可動部材30に設けられた個別のシリンダ装置によって作動するように構成することも可能であるが、図示の実施例では、単一のシリンダ装置35によって作動されるように構成されている。なお、図中の符号67はシリンダ装置35に嵌挿されて第一可動側加圧部材66及び第二可動側加圧部材76と一体に形成された可動側加圧ピストンである。
【0020】
上記の如く構成された双方向作動機械式プレス装置10の作動について説明する。まず、図1及び図5に示す双方向作動機械式プレス装置10では、クランク機構部20のクランクシャフト21が円運動の90°付近に位置し(図9参照)、可動部材30を機台11の第一固定側部材40と第二固定側部材50との略中間点に位置するように構成される。また、第一固定側加圧部材46は、第一固定側成形部41の上面と面一となるようにシリンダ装置45内で第一加圧ピストン47が後退側に位置し、第二固定側加圧部材56は、第二固定側成形部51の下面と面一となるようにシリンダ装置55内で第二加圧ピストン57が前進側に位置している。なお、第一被加工材M1は第一固定側成形部41及び第一固定側加圧部材46の上面に載置され、第二被加工材M2は第二可動側成形部70及び第二可動側加圧部材76の上面に載置される。
【0021】
次いで、クランク機構部20のクランクシャフト21が円運動の90°付近から180°付近まで作動すると(図9の斜線部A参照)、図2及び図6に示すように、前記クランクシャフト21の作動に伴ってクランクアーム22が前進して、可動部材30を第一固定部材40側に前進させる。その際、第一固定側成形部41及び第一固定側加圧部材46の上面に載置された第一被加工材M1に対して第一可動側成形部60及び第一可動側加圧部材66が圧接され、さらに、可動部材30の前進に伴って第一可動側成形部60が第一被加工材M1を押圧すると、第一固定側加圧部材46が第一被加工材M1を保持しつつ前進するとともに、前記第一固定側加圧部材46の作動に連動して第一可動側加圧部材66が第一被加工材M1を押圧しつつ後退する。そして、クランクアーム22が前進位置(円運動の180°付近)に到達することにより、第一固定側成形部41と第一可動側成形部60とが合着して第一被加工材M1が加工される。なお、第一可動側加圧部材66が後退することにより、可動側加圧ピストン67と一体に形成された第二可動側加圧部材76が連動して第二可動側成形部70の上面と面一となるように後退する。
【0022】
続いて、クランク機構部20のクランクシャフト21が円運動の180°付近から270°付近まで作動すると(図9の空白部B参照)、図3及び図7に示すように、前記クランクシャフト21の作動に伴ってクランクアーム22が後退して、可動部材30が機台11の第一固定側部材40と第二固定側部材50との略中間点まで後退される。
【0023】
さらに、クランク機構部20のクランクシャフト21が円運動の270°付近から360°付近まで作動すると(図9の斜線部C参照)、図4及び図8に示すように、前記クランクシャフト21の作動に伴ってクランクアーム22が後退して、可動部材30を第二固定部材50側に後退させる。その際、第二被加工材M2が第二可動側成形部70及び第二可動側加圧部材76の上面に載置された状態で第二固定側成形部50及び第二固定側加圧部材56に圧接され、さらに、可動部材30の後退に伴って第二可動側成形部70が第二被加工材M2を押圧すると、第二固定側加圧部材56が第二被加工材M2を保持しつつ後退するとともに、前記第二固定側加圧部材56の作動に連動して第二可動側加圧部材76が第一被加工材M2を押圧しつつ前進する。そして、クランクアーム22が後退位置(円運動の360°付近)に到達することにより、第二固定側成形部51と第二可動側成形部70とが合着して第二被加工材M2が加工される。なお、第二可動側加圧部材76が前進することにより、可動側加圧ピストン67と一体に形成された第一可動側加圧部材66が連動して第一可動側成形部60の下面と面一となるように前進する。また、可動部材30の後退に伴って第一固定側加圧部材46が第一固定側成形部41の上面と面一となるように後退し、加工された第一被加工材M1が取り出されて新たに第一被加工物M1の補充が行われる。
【0024】
なお、クランクシャフト22が円運動の360°付近、すなわち0°付近に到達した後は、前記円運動の0°付近から90°付近まで作動して(図9の空白部D参照)、可動部材30を第一固定側部材40と第二固定側部材50との略中間点まで前進させ、以後、はじめに戻って同様の工程が繰り返される。
【0025】
以上説明したように、本発明の双方向作動機械式プレス装置10にあっては、可動部材30が一往復する間に一回の加工を行う従来の機械式プレス装置に対して、クランク機構部20のクランクアーム22が進退して可動部材30が機台11内を一往復する間に、前記クランクアーム22の前進位置において第一被加工材M1を加工するとともに、後退位置において第二被加工材M2を加工することができる。したがって、従来に比してクランク機構の円運動のエネルギーを加圧力として効率よく利用することができる。
【0026】
また、この双方向作動機械式プレス装置10では、第一固定側成形部41に第一固定部材40に設けられたシリンダ装置45によって作動される第一固定側加圧部材46を有し、第二固定側成形部51に第二固定部材50に設けられたシリンダ装置55によって作動される第二固定側加圧部材56を有し、第一可動側成形部60及び第二可動側成形部70には、可動部材30に設けられたシリンダ装置35によって第一固定側加圧部材46の作動に連動して進退する第一可動側加圧部材66及び第二固定側加圧部材56の作動に連動して進退する第二可動側加圧部材76とが設けられているため、第一被加工材M1及び第二被加工材M2に作用する加圧力を一定に維持することができ、所望する加圧力を安定して得ることが可能となる。
【0027】
さらに、第一可動側加圧部材及66び第二可動側加圧部材76が単一のシリンダ装置35によって作動されるため、前記第一及び第二可動側加圧部材66,76を簡易な構成で効率よく作動させることが可能となる。
【0028】
なお、本発明の双方向作動機械式プレス装置は、前述の実施例のみに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。例えば、実施例では、第一可動側加圧部材と第二可動側加圧部材とが可動側加圧ピストンによって一体に形成されていたが、それぞれ個別のピストンと一体に成形して連動して作動するように構成することもできる。
【0029】
また、実施例の双方向作動機械式プレス装置では、第一被加工材と第二被加工材とを同一の形状に加工するように構成したが、それぞれ異なる形状に加工するように適宜構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の一実施例に係る双方向作動機械式プレス装置の側面図である。
【図2】図1の双方向作動機械式プレス装置のクランクアームが前進した状態を表す側面図である。
【図3】図2の状態からクランクアームが後退した状態を表す双方向作動機械式プレス装置の側面図である。
【図4】図1の双方向作動機械式プレス装置のクランクアームが後退した状態を表す側面図である。
【図5】図1の双方向作動機械式プレス装置の要部断面図である。
【図6】図2の双方向作動機械式プレス装置の要部断面図である。
【図7】図3の双方向作動機械式プレス装置の要部断面図である。
【図8】図4の双方向作動機械式プレス装置の要部断面図である。
【図9】図1の双方向作動機械式プレス装置の円運動を加圧力として利用可能な範囲を表した概念図である。
【図10】従来の機械式プレス装置の円運動を加圧力として利用可能な範囲を表した概念図である。
【符号の説明】
【0031】
10 双方向作動機械式プレス装置
11 機台
20 クランク機構部
21 クランクシャフト
22 クランクアーム
30 可動部材
35 シリンダ装置
40 第一固定部材
41 第一固定側加圧部材
45 シリンダ装置
50 第二固定部材
51 第二固定側加圧部材
55 シリンダ装置
60 第一可動側成形部
66 第一可動側加圧部材
70 第二可動側成形部
76 第二可動側加圧部材
M1 第一被加工材
M2 第二被加工材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機台と、
前記機台に配備されたクランク機構部と、
前記クランク機構部のクランクシャフトとクランクアームを介して連結され該クランクアームの進退とともに前記機台内を往復動する可動部材と、
前記機台の前記可動部材の前進側に配置され第一固定側成形部が設けられた第一固定部材と、
前記機台の前記可動部材の後退側に配置され第二固定側成形部が設けられた第二固定側部材と、
前記クランクアームの前進位置において前記第一固定側成形部と合着して第一被加工材の加工を行うように当該可動部材の前進側に設けられた第一可動側成形部と、
前記クランクアームの後退位置において前記第二固定側成形部と合着して第二被加工材の加工を行うように当該可動部材の後退側に設けられた第二可動側成形部
とからなることを特徴とする双方向作動機械式プレス装置。
【請求項2】
前記第一固定側成形部に前記第一固定部材に設けられたシリンダ装置によって作動される第一固定側加圧部材を有し、
前記第二固定側成形部に前記第二固定部材に設けられたシリンダ装置によって作動される第二固定側加圧部材を有し、
前記第一可動側成形部及び第二可動側成形部には、前記可動部材に設けられたシリンダ装置によって前記第一固定側加圧部材の作動に連動して進退する第一可動側加圧部材及び前記第二固定側加圧部材の作動に連動して進退する第二可動側加圧部材とが設けられている請求項1に記載の双方向作動機械式プレス装置。
【請求項3】
前記第一可動側加圧部材及び第二可動側加圧部材が単一のシリンダ装置によって作動される請求項2に記載の双方向作動機械式プレス装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−137046(P2008−137046A)
【公開日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−326661(P2006−326661)
【出願日】平成18年12月4日(2006.12.4)
【出願人】(591254338)
【Fターム(参考)】