説明

反発力と吸引力による磁気浮上装置

【課題】反発力と吸引力で、電磁石を用いて強磁性体の磁気浮上を可能とする。
【解決手段】2個以上の電磁石3を、サークル状に極を同じに揃えて配置し、位置センサー2と各電磁石の磁力を制御装置4でコントロールする事で、強磁性体1の磁気浮上を可能とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、磁力を利用し物体を空中において非接触で静的に支持する磁気浮上装置ある。この装置は、電磁石を用いて強磁性体を磁気浮上させるものである。
【背景の技術】
【0002】
従来、強磁性体を電磁石で磁気浮上させるには主に、吸引力が用いられていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 登録実用新案第3106457号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
強磁性体を電磁石で磁気浮上させるには、吸引力のみで反発力が用いられる事はほとんどなかった。
【課題を解決するための手段】
今回、電磁石をサークル状に極を揃えて配置し磁力をコントロールする事で反発力と吸引力の両方を用いて強磁性体の磁気浮上が可能となった。
【発明の効果】
強磁性体を電磁石の反発力と吸引力の両方を用いて磁気浮上が可能となった事で従来にない安定性を得ることが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【発明を実施するための形態】
本発明は、電磁石の反発力と吸引力を用いる事で強磁性体の磁気浮上を可能とした。図面にて説明すれば電磁石をサークル状に極を揃えて配置し、強磁性体を位置センサーと各電磁石の磁力を制御装置でコントロールし磁気浮上を可能とした。
【産業上の利用可能性】
多方面で応用されている磁気浮上の技術を、更に安定して利用する事が期待できる。
【符号の説明】
(1)は強磁性体
(2)は位置センサー
(3)は電磁石
(4)は制御装置
(5)はアンプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2個以上の電磁石をサークル状に同じ極を揃えて配置し、各電磁石の磁力をコントロールする事で、強磁性体の磁気浮上を可能とする装置。

【図1】
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【公開番号】特開2012−127489(P2012−127489A)
【公開日】平成24年7月5日(2012.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−294713(P2010−294713)
【出願日】平成22年12月15日(2010.12.15)
【出願人】(500588846)
【Fターム(参考)】