説明

取り替え可能な外層を有する服飾

取り替え可能な外層を有する服飾は、前面(116,226,316,416)及び背面を有する支持用基盤と、内面(232,332,432)及び外面(134,234,334,434)を有し、基盤上に装着される取り替え可能なスリーブ(130,230,330,430,530)とを備える。内面の少なくとも第1部分は前面と接触し、内面の少なくとも第2部分は、服飾を着用する使用者の手足と直接及び/又は間接に接触する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的に、装着可能な服飾に関する。特に、本発明は、服飾の外層を、色及び/又はデザインが異なる外層と取り替えることにより変化させることができる外装を有する服飾に関する。
【背景技術】
【0002】
人前で見られる服飾は、他人の印象に影響を及ぼすだけでなく、自分自身の自信にも影響を及ぼす。人々は、服装を「完全にそろえる」ため、履物、ハンド/ショルダーバッグ、メガネ類、宝石類などのような服飾をこれらのアイテムの色及び/又はデザインに基づいて着用することを選択することが多い。一般的に、人々は、着用する衣服と一緒にこれらのアイテムの外観を一致又は調和させようとする。
【0003】
しかし、前述した服飾の幅広い取り合わせを維持することは、費用及び収納空間の点から見て極めて困難である。この問題を解決するための多くの試みが行われているが、これら試みのすべてはそれら自体欠点を有する。以下に、履物に関する従来技術の解決策の幾つかの例を挙げる。
【0004】
米国特許出願第2005/0016019号は、靴底及び交換可能なアッパーを有するサンダルを開示している。フックと、靴底の内縁及び外縁に位置付けられたフック係合部との配置によりアッパーは靴底に結合される。フックを係合部に固定することができ、係合部から開放することができるようにフック結合部はばねで留められている。アッパーが使用されない場合、フックは物体を何らかの事情で「捕られる」ことがあり、アッパーに損傷を与えることがある。更に、アッパーが靴底に結合されていない場合、フックが曲がるか、又は壊れることがある。その上、繰り返し係合部に固定し、係合部から取り外す結果として、フックが曲がるか、又は壊れることがある。
【0005】
米国特許出願第2003/0233772号は、複数の交換可能な上部覆い部を有する靴を開示している。靴は、基部と、取り外し可能に取り付けられる上部覆い部とを備える。上部覆い部は、基部への固着を可能にするフック及びパイル織物細状体、留め金、ひも又はボタンのような任意の固定手段により取り付けられる。上部覆い部は、着用者の足の最上面の前方部分のみを被覆する。米国特許出願第2003/0233772号によれば、上部覆い部に、着用者の足の後方部分を被覆する材料を追加として含めることは更に多くの費用がかかり、従って望ましくない。しかし、快適性及び支持のような他の要素は着用者にとって重要であり、後方覆い部により与えられる。
【0006】
米国特許第6931766号は、分離可能な足受部分と靴底部分とを備える履物の物品を開示する。複数のタブは足受部分の外縁から延在し、外縁に沿って分散されている。各タブは開口中央部を有し、靴底部分の外縁の対応するボタン状の突起部に固定するために下向きに曲げることができる。使用(すなわち、歩行及び/又は走行)している間に、タブの少なくとも一つがボタンから分離する可能性があり、このことは、着用者が行う活動に応じて、着用者をつまずかせ、及び/又は転ばせる原因になることがある。更に、足受部分は「フリーサイズ」のアイテムでなく、対応する靴底部分に適合させる必要があるサイズ特定のアイテムである。従って、利用者は、靴底部分のサイズだけでなく、足受部分のサイズも扱っている店を見つける必要がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従って、本発明の目的は、従来技術の欠点を克服する取り替え可能な外層を有する服飾を提供することである。
【0008】
本発明の更なる目的は、取り替え可能な外層を有する履物を提供することである。
【0009】
本発明の更なる目的は、取り替え可能な外層を有するハンド又はショルダーバッグを提供することである。
【0010】
本発明の更なる目的は、取り替え可能な外層を有するメガネ類を提供することである。
【0011】
本発明の更なる目的は、取り替え可能な外層を有する宝石類を提供することである。
【0012】
本発明の更なる目的は、未使用である時には最小空間内に格納することができるスリーブを備える取り替え可能な外層を有する服飾を提供することである。
【0013】
本発明の更なる目的及び利点は、説明が進むにつれて明らかになる。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明は、取り替え可能な外層を有する服飾であって、
前面及び背面を有する支持用基盤と、
内面及び外面を有し、基盤上に装着される取り替え可能なスリーブと
を備え、ひも状体又は切込みを含むことができる内面の一部分が前面と接触し、内面の別の部分が、服飾を着用する使用者の手足と直接及び/又は間接に接触する服飾に関する。
【0015】
スリーブを、縫い目のない織物から、又は、伸縮性のあるスパンデックス繊維から製造することができる。垂直面から突出した支持体により吊るすことができるように基盤を形作ることができる。支持用基盤を、履物の靴底部分、レンズ、宝石類、ハンドバック及びショルダーバックとすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
人々は、服装の異なる部分の色及び/又はデザインを調和させたいと望むことが多い。このため、服飾の幅広い取り合わせを入手しやすくする必要がある。多くの人々にとってこのことは、費用及び収納空間の点から見て極めて困難である。本発明は、取り替え可能な外層を有する服飾を提供することによりこれらの問題の双方を解決する。外層を備えるスリーブは廉価であり、スリーブを取り外し、使用者の要求に応じて、異なるデザイン及び/又は色を有する代替のスリーブと取り替えることができる。未使用である時には、スリーブを取り上げ、最小量の空間内に格納することができる。
【0017】
本発明を多くの異なる実施形態で実現することができる。従来技術よりも優れた本発明の多くの利点を最も良く示すため、本明細書で説明すべき例示的かつ限定されない例として、履物類、メガネ類、宝石類及びハンドバックに用いる本発明の幾つかの具体的な実施形態を選択した。
【0018】
本明細書で用いられる「着用する」とは、本発明の服飾を有するか、携帯するか、又は身につけることを意味する。例えば、使用者は履物類、メガネ類、宝石類、ハンドバック又はショルダーバック/バックパックを「着用する」ことができる。
【0019】
本明細書で用いられる「外層」とは、ほとんど隠れて見えない部分を備えることがあるが、少なくとも部分的に人の目にふれる服飾の外側の少なくとも一部分を意味する。
【0020】
本明細書において物体が「使用者と接触する」と称される場合、アイテムは使用者の皮膚(又は毛)と直接に接触することができ、あるいはまた、使用者の皮膚(又は毛)と接触する靴下又は下着のような中間層と接触することができると理解する。
【0021】
本明細書で用いられる「溝」とは、本発明のスリーブの一部の移動を誘導、制約、保持又は制限することができる細長孔、切り欠き、刻み目又は通路のいずれをも意味する。
【0022】
履物類(これ以降、サンダルと称する)の形態をしており、全体的に符号(100)で表された本発明の第1実施形態を図1〜4,4aに示す。サンダル(100)は、靴底(110)の形態をしている支持用基盤と、取り外し可能なスリーブ(130)から成る取り外し可能な外層とを備える。
【0023】
スリーブ(130)は、内面(図には見えない)及び外面(134)を備える。図1に最も良く見られるように、代表的なサンダル(100)の靴底(110)は、少なくとも外底(112)及び挿入部(114)から構成されている。図2に関して、本発明の靴底(110)の前面(116)(すなわち、外底(120)の摩擦面)は複数の溝(118)を備え、溝(118)の幾つかには、スリーブ(130)の第1の部分(132a)を備える(帯状体とも称する)ひも状体が配置されている。従って、スリーブ(130)の第1又は下側の部分(132a)の内面は靴底(110)の前面(116)と接触している。靴底(110)の背面(126)(すなわち、挿入部(114)の上部)は使用者の足(150)の裏と接触する。スリーブ(130)の第2又は上側の部分(132b)の内面は使用者の足(150)の上部と接触し、上部を包み込む。
【0024】
スリーブ(130)は本質的に「フリーサイズ」のアイテムであり、スリーブ(130)を多種多様な色で製造することができる。スリーブ(130)の下側の部分(132a)のひも状体と同様に、上側の部分(132b)の網状配置を多種多様なデザインで製造することができる。スリーブ(130)を、ライクラ(登録商標)のような伸縮性のあるスパンデックス繊維から少なくとも部分的に製造するのが好ましく、縫い目のない材料として製造するのが好ましい。
【0025】
図3には、下側の部分(132a)の帯状体が外底(20)の様々な溝(118)を介して配置されている下側の部分(132a)の代替デザインを示す(図中、溝(118)の幾つかは、帯状体により隠れて見えない)。あるいはまた、溝の配置は、図示したパターンとは異なることができる。
【0026】
図2及び図3に関して、外底(112)の上縁(113)の周囲は、各溝(118)の端部に位置付けられた一対の延長部分(120a),(120b)を備える。延長部分(120a),(120b)は、各溝(118)の表面からわずかに離間されており、互いの方を向いて配置されており、従って、スリーブ(130)が通過する通路を形成する。延長部分(120a),(120b)は、この通路へスリーブ(130)を取り外し可能に挿入させることができる幅狭い開口部又は切込みを形成する。
【0027】
溝(118)は、ひも状体/帯状体が溝内でぴったりと適合し、サンダル(100)が踏む地面とひも状体/帯状体の外面とが接触しない程度に充分深い。このことは、使用中、地面との絶え間ない接触がスリーブ(130)の劣化につながることがあるので有利である。
【0028】
本明細書において前述したように、また、図1及び図2で明らかなように、下側の部分(132a)が靴底(110)をほとんど囲むように縛られる一方で、上側の部分(132b)は足(150)をぴったりと包み込む。これにより、使用中、足(150)で靴底(110)を快適に支え、足(150)と接触して、又は極めて接近して保持することができる。好ましくは、ほとんど又はすべての溝(118)に配置することができる下側の部分(132b)を有するスリーブ(130)を用いるべきである。このような配置は、靴底(110)と足(150)との適切な整合を維持し、サンダル(100)の活発な使用中でさえ、足(150)を靴底(110)と接触し続ける。
【0029】
好適な実施形態では、図3に最も良く見られるように、使用者の足(150)の親指を支持する靴底(110)の部分は、使用者の足(150)の残りの足指を支持する靴底(110)の部分から分離され、離間されている。これら二つの部分の間の空隙(128)はほぼ涙滴(又は雨滴)形状であり、これにより、壁又は表示スタンドから突出したフック、くぎ又は他の支持体を用いて靴底(110)を吊るすことができる。あるいはまた、サンダル(100)を吊るすことができる他の任意の適切な形態に空隙(128)を形作ることができる。
【0030】
図4に示すように、第1実施形態の一態様によれば、スリーブ(130)の上側の部分(132b)は靴下(136)の形態をしている。靴下(136)は、継ぎ当て(140)を挿入することができる開口部(138)を備えることができる。図4aには、開口部(138)に沿った断面図を示し、開口部(138)に継ぎ当て(140)をどのように挿入することができるのかを示す。好ましくは、怪我を防ぐのに詰め物を必要とする足(150)の上の位置、例えば、かかと及び足指の上に継ぎ当て(140)を配置する。継ぎ当て(140)を、異なる色及びデザインで販売することができる。
【0031】
図5a、図5b及び図5cには、メガネ類(これ以降、サングラスと称する)の形態をしており、全体的に符号(200)で表された本発明の第2実施形態を示す。サングラス(200)は、二重レンズ(210)の形態をしている支持用基盤と、取り外し可能なスリーブ(230)から成る外層とを備える。
【0032】
図5cに最も良く見られるように、スリーブ(230)は、内面(232)及び外面(234)を備える。図5aで内面(232)は見られないが、スリーブ(230)の内面(232)の第1部分(232a)が二重レンズ(210)の前面(226)の一部と接触し、これを取り囲んでいることが分かる。使用者がサングラス(200)を着用することができるように、スリーブ(230)の内面(232)の第2部分(232b)は使用者の頭部(図示せず)と接触し、これを包み込む。二重レンズ(210)の背面(図には見えない)は使用者の顔と接触する。
【0033】
図5a及び図5bに関して、二重レンズ(210)は、右のレンズ(211)及び左のレンズ(212)と、外縁(213)に沿って位置付けられた複数の溝(218a)〜(218f)とを備える。図5cに示すように、スリーブ(230)は複数の切込み(236a),(236b),(236c-d),(236e-f)を備える。サングラス(200)が組立てられると(図5a参照)、複数の切込み(236a),(236b),(236c-d),(236e-f)は各々それぞれの溝(218a)〜(218f)内に、及び/又は、各々それぞれの溝(218a)〜(218f)を囲むように配置される。切込み(236a),(236b),(236c-d),(236e-f)が溝(218a)〜(218f)に向かって引き伸ばされると、細長い切込み(236g),(236h)は開き、これにより、各レンズ(211),(212)の外側フレーム部分を形成する(図5a参照)。
【0034】
本明細書において第1実施形態に関して前述したように、スリーブ(230)は実質的に「フリーサイズ」のアイテムであり、スリーブ(230)を多種多様な色及びデザインに製造することができる。スリーブ(230)を、ライクラ(登録商標)のような伸縮性のあるスパンデックス繊維から少なくとも部分的に製造するのが好ましく、縫い目のない材料として製造するのが好ましい。更に、溝(218a)〜(218f)の位置及び形状をスタイル及び/又は機能に応じて変更することができる。
【0035】
図6a、図6b及び図6cには、宝石類(これ以降、ブレスレットと称する)の形態をしており、全体的に符号(300)で表された本発明の第3実施形態を示す。ブレスレット(300)は、宝石用原石の台(310)の形態をしている支持用基盤と、取り外し可能なスリーブ(330)から成る外層とを備える。
【0036】
図6cに最も良く見られるように、スリーブ(330)は、内面(332)及び外面(334)を備える。図6aで内面(332)は見られないが、内面(332)の第1部分(332a)が宝石用原石の台(310)の前面(326)と接触し、これを取り囲んでいることが分かる。使用者がブレスレット(300)を着用することができるように、内面(332)の第2部分(332b)は使用者の手首(図示せず)と接触し、これを包み込む。宝石用原石の台(310)の背面(図には見えない)は使用者の手首の一部と接触する。
【0037】
図6a及び図6bに関して、宝石用原石の台(310)は、三つの宝石用原石(314)を有する基部(312)を備え、宝石用原石(314)は基部(312)から突出している。宝石用原石(314)の一つだけを存在させることができ、あるいはまた、4つ以上の宝石用原石(314)から成る配列体を存在させることができる。各宝石用原石(314)は、下側部分に位置付けられた溝付き形状(318)を備える。図6cに示されるスリーブ(330)は三つの切込み(336)を備える。ブレスレット(300)が組立てられると(図6a参照)、三つの切込み(336)は各々それぞれの溝(318)を囲むように配置される。
【0038】
本明細書において第1実施形態に関して前述したように、スリーブ(330)は実質的に「フリーサイズ」のアイテムであり、スリーブ(330)を多種多様な色及びデザインに製造することができる。スリーブ(330)を、ライクラ(登録商標)のような伸縮性のあるスパンデックス繊維から少なくとも部分的に製造するのが好ましく、縫い目のない材料として製造するのが好ましい。宝石類は他の形態、例えば、ネックレス又は指輪の形態をとることができる。更に、溝(318)を含む宝石用原石(314)の形状をスタイル及び/又は機能に応じて変更することができる。
【0039】
図7には、ハンドバックの形態をしており、全体的に符号(400)で表された本発明の第4実施形態を示す。ハンドバック(400)は、かばん(又は容器)(410)の形態をしている支持用基盤と、取り外し可能なスリーブ(430)から成る外層とを備える。
【0040】
スリーブ(430)は、内面(図には見えない)及び外面(434)を備える。かばん(410)の前面(416)は複数の溝(418)を備え、溝(418)には、スリーブ(430)の第1又は下側の部分(432a)を備えるひも状体が配置されている。スリーブ(430)の内面(432)の第2又は上側の部分(432b)は使用者の手に握られ、従って、使用者の手と接触する。
【0041】
本明細書において第1実施形態に関して前述したように、スリーブ(430)は実質的に「フリーサイズ」のアイテムであり、スリーブ(430)を多種多様な色に製造することができる。スリーブ(430)の下側の部分(432a)の網状配置を多種多様なデザインで製造することができる。スリーブ(430)を、ライクラ(登録商標)のような伸縮性のあるスパンデックス繊維から少なくとも部分的に製造するのが好ましく、縫い目のない材料として製造するのが好ましい。
【0042】
図7は、ハンドバック(400)の下側面に設けることができる溝パターンの単なる一例を示している。他の態様では、ハンドバック(400)は、スリーブ(430)の上側の部分(434)が包み込まれる取っ手部分(図示せず)を備える。
【0043】
好ましくは、ハンドバック(400)は、ハンドバック(400)を支持することができる適切な孔を備える。
【0044】
図8には、婦人服の形態をしており、全体的に符号(500)で表された本発明の第5実施形態を示す。婦人服(500)は、少なくとも一つの取り外し可能なスリーブ(530)を備える。スリーブ(530)は少なくとも一つの孔を備え、孔には婦人服(500)の一部が通され、これにより、婦人服(500)の膨らんだ部分(510)を形成する。図8には、使用者の腰、ひじ及び肩に位置する膨らんだ部分(510)を示す。
【0045】
本明細書において第1実施形態に関して前述したように、スリーブ(530)は実質的に「フリーサイズ」のアイテムであり、スリーブ(530)を多種多様な色に製造することができる。スリーブ(530)を、ライクラ(登録商標)のような伸縮性のあるスパンデックス繊維から少なくとも部分的に製造するのが好ましく、縫い目のない材料として製造するのが好ましい。
【0046】
本発明は、様々な態様の衣服を調和させるという前述の困難な点に対して廉価な解決策を提供する。例えば、本発明のサンダル(100)、サングラス(200)、宝石類(300)、ハンドバック(400)及び婦人服(500)を、多種多様のデザイン及び色を最小費用で購入することができる交換可能なスリーブ(130),(230),(330),(430),(530)とは独立して購入することができる。
【0047】
本発明の幾つかの実施形態を一例として説明したが、当然のことながら、本発明の意図から逸脱することなしに、又は、特許請求の範囲を超えることなしに、多くの修正、変形及び適応を用い、並びに当業者がなし得る範囲内での多数の等価又は代替の解決策を用いて本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】サンダルの形態をしており、使用者がこのサンダルを着用している本発明の第1実施形態の側面図である。
【図2】本発明の溝パターン及びスリーブの下側部分の一態様を示す本発明のサンダルの底面斜視図である。
【図3】本発明のスリーブの下側部分の他の態様を示す本発明のサンダルの底面図である。
【図4】靴下の形態をしている本発明のスリーブの上側部分の代替の態様を示す図である。
【図4a】図4の靴下に示した継ぎ当ての断面図である。
【図5a】組立てられたメガネ類の形態をしている本発明の第2実施形態の概略図である。
【図5b】図5aの二重レンズを示す図である。
【図5c】図5aのスリーブを示す図である。
【図6a】組立てられた宝石類の形態をしている本発明の第3実施形態の概略図である。
【図6b】図6aの宝石用原石の台を示す図である。
【図6c】図6aのスリーブを示す図である。
【図7】ハンドバックの形態をしている本発明の第4実施形態の概略斜視図である。
【図8a】婦人服の形態をしている本発明の第5実施形態の概略図である。
【図8b】婦人服の形態をしている本発明の第5実施形態の概略図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
取り替え可能な外層を有する服飾であって、
a.前面及び背面を有する支持用基盤と、
b.内面及び外面を有し、前記基盤上に装着される取り替え可能なスリーブと
を備え、
前記内面の少なくとも第1部分が前記前面と接触し、前記内面の少なくとも第2部分が、前記服飾を着用する使用者の手足と直接及び/又は間接に接触する服飾。
【請求項2】
請求項1に記載の服飾において、前記スリーブは、縫い目のない織物から製造されている服飾。
【請求項3】
請求項1に記載の服飾において、前記スリーブは、伸縮性のあるスパンデックス繊維から少なくとも部分的に製造されている服飾。
【請求項4】
請求項1に記載の服飾において、前記基盤は、垂直面から突出した支持体により吊るすことができるように形作られている服飾。
【請求項5】
請求項1に記載の服飾において、
a.履物の靴底部分と、
b.レンズと、
c.宝石類と、
d.ハンドバックと、
e.ショルダーバックと
から成る群のいずれか一つから前記支持用基盤を選択することができる服飾。
【請求項6】
請求項1に記載の服飾において、前記スリーブの前記第1部分は、
a.ひも状体と、
b.切込みと
から成る群のいずれか一つを備える服飾。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図4a】
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【図5a】
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【図5b】
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【図5c】
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【図6a】
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【図6b】
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【図6c】
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【図7】
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【図8a】
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【図8b】
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【公表番号】特表2009−528451(P2009−528451A)
【公表日】平成21年8月6日(2009.8.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−555945(P2008−555945)
【出願日】平成19年2月22日(2007.2.22)
【国際出願番号】PCT/IL2007/000240
【国際公開番号】WO2007/096880
【国際公開日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【出願人】(508257371)
【出願人】(508257382)
【Fターム(参考)】