説明

古紙処理装置

【課題】機器に付着した水分を除去する除湿メンテナンスの頻度を低減させることのできる古紙処理装置を提供する。
【解決手段】古紙処理装置10は処理手段として、パルパー12と脱水機14とを備えている。そして、ケーシング11内における脱水機14の上方位置に、ケーシング11内の空気中の水分を捕集して、ケーシング11内を除湿する除湿機18を配置している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、古紙から再生パルプ原料を回収するための古紙処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、製紙に際して古紙の再利用割合が上昇し続けており、現在の古紙の再利用割合は60%を超えるとも言われている。古紙から再生パルプ原料を回収するための古紙処理装置としては、例えば特許文献1及び特許文献2に開示される装置が知られている。
【0003】
特許文献1の古紙処理装置は、古紙から繊維懸濁液を作製するパルパー(解繊部)と、異物を分離して除去する除去部と、繊維に付着したインクを除去する脱墨部と、脱水処理を行う脱水部とを備えている。特許文献1の古紙処理装置によれば、古紙がパルパーに投入され、多量の水と混合されることによりゲル状の繊維懸濁液が作製される。そして、繊維懸濁液に対して、除去部による分離処理、及び脱墨部による脱墨処理が施された後、脱水部にて脱水処理されることにより再生パルプ原料が作製される。
【0004】
特許文献2の古紙処理装置は、破砕部と、ニーディングブレイドを有するニーディング部と、繊維に付着したインクを除去する脱墨部とを備えている。特許文献2の古紙処理装置によれば、古紙が破砕部に投入されて適当な大きさの紙片に破砕される。その後、紙片が所定量の水の噴霧により加湿された状態でニーディング部へ搬送され、ニーディング部にてニーディングブレイドによって水と混練されることにより再生パルプ原料が作製される。特許文献2の古紙処理装置は、特許文献1の古紙処理装置と比較して、多量の水を使用する必要がないため、多量の排水がでない点及び脱水部を省略できる点において優れている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2002−155482号公報
【特許文献2】特開2006−299479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、官公庁や企業の各事業所では日常の業務のなかで多量の古紙が発生しているが、こうした古紙を再生利用する場合、古紙を古紙回収業者等に渡し、古紙回収業者の手によって再生処理を行うことが一般的である。しかしながら、様々な情報が記された古紙を古紙回収業者に渡すことは機密保持の観点から好ましくない。そこで、官公庁や企業の各事業所において直接、古紙を再生処理することのできる古紙処理装置として、特許文献1及び特許文献2に記載される従来の古紙処理装置を小型化して所定のケーシング内に収めたオフィス用の古紙処理装置が提案されている。
【0007】
こうしたオフィス用の古紙処理装置は、装置を構成する機器がケーシングによって囲まれた構造であるため、装置内部(ケーシング内)の湿度が高まりやすい傾向にある。とくに、上記のとおり従来の古紙処理装置はいずれも、使用量の差はあるものの、古紙から再生パルプ原料を回収する際に一定量の水を使用している。そのため、装置の駆動時における各機器の発熱等によって、装置内に存在する水が気化して装置内部の湿度が高まりやすい。こうした点から、オフィス用の古紙処理装置においては、装置を構成する機器が過度に湿った状態となることを防止するために、機器に付着した水分を除去する除湿メンテナンスを定期的に行う必要があった。
【0008】
本発明は、こうした従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、機器に付着した水分を除去する除湿メンテナンスの頻度を低減させることのできる古紙処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために請求項1に記載の古紙処理装置は、ケーシングと、該ケーシング内に配置され、水を用いて古紙を解繊して再生パルプ原料を回収する処理手段とを備える古紙処理装置であって、前記ケーシング内の空気中の水分を捕集して、前記ケーシング内を除湿する除湿部を備えることを特徴とする。上記構成によれば、ケーシング内の空気中の水分を除湿部が捕集することにより、ケーシング内における湿度の高まりを抑制することができるとともに、装置内に配される機器に水分が付着し難くなる。よって、機器に付着した水分を除去する除湿メンテナンスを頻繁に行う必要性がなくなり、除湿メンテナンスの頻度を低減させることができる。
【0010】
請求項2に記載の古紙処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記除湿部にて捕集した水を、前記処理手段における解繊処理に利用するように構成したことを特徴とする。多量の古紙を連続的に処理する場合には、処理を行う毎に処理手段に対して水を供給する必要があるが、処理手段に供給する水の一部として、除湿部にて捕集した水を利用することによって、水の使用量を抑えることができる。
【0011】
請求項3に記載の古紙処理装置は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記処理手段は、水により古紙を溶解分散させて繊維懸濁液を作製する解繊部と、前記繊維懸濁液を脱水処理して再生パルプ原料を作製する脱水部とを備え、前記除湿部は前記脱水部の上方に配置されていることを特徴とする。解繊部と脱水部とを備える処理手段が採用される装置の場合、ケーシング内の湿度が高められる大きな要因の一つとして、脱水処理時に脱水部が発熱して脱水部内の水が気化することが挙げられる。そのため、脱水部の上方位置に除湿部を配置することにより、脱水部から気化した水分(蒸気)をより確実に捕集することができ、ケーシング内における湿度の高まりを効果的に抑制することができる。
【0012】
請求項4に記載の古紙処理装置は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記処理手段は、古紙を水とともにニーディングして再生パルプ原料を作製するニーディング部を備え、前記除湿部は前記ニーディング部の上方に配置されていることを特徴とする。ニーディング部を備える処理手段が採用される装置の場合、ケーシング内の湿度が高められる大きな要因の一つとして、ニーディングを行う際にニーディング部が発熱して、ニーディング部内の水が気化することが挙げられる。そのため、ニーディング部の上方位置に除湿部を配置することにより、ニーディング部から気化した水分(蒸気)をより確実に捕集することができ、ケーシング内における湿度の高まりを効果的に抑制することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明の古紙処理装置によれば、機器に付着した水分を除去する除湿メンテナンスの頻度を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】第1実施形態の古紙処理装置の模式図。
【図2】第2実施形態の古紙処理装置の模式図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態の古紙処理装置10を図1に基づいて説明する。
図1に示すように、第1実施形態の古紙処理装置10は、古紙Xを投入するための投入口11aを有するケーシング11を備えている。ケーシング11内には、投入口11aに対向するように位置する解繊部としてのパルパー12と、輸送管13を介してパルパー12に接続される脱水機14とが配置されている。本実施形態においては、パルパー12と脱水機14とにより処理手段を構成している。
【0016】
脱水機14には、水を排出する排水口14aと再生パルプ原料を排出する排出口14bとが設けられている。そして、排水口14aの下方には排水口14aから排出される水を回収する貯水タンク15が配置されるとともに、排出口14bの下方には再生パルプ原料を回収する回収部16が配置されている。また、貯水タンク15とパルパー12とは第1配管17により接続されるとともに、第1配管17上にはポンプPが設けられている。
【0017】
ケーシング11内における脱水機14の上方位置には、ケーシング11内の空気中の水分を捕集する除湿機18(除湿部)が配置されている。除湿機18と貯水タンク15とは第2配管19により接続され、除湿機18にて捕集された水は第2配管19を介して貯水タンク15へと送られるように構成されている。
【0018】
次に、第1実施形態の古紙処理装置10によって古紙Xを解繊して再生パルプ原料を回収する態様について説明する。
投入口11aから古紙処理装置10内に投入された古紙Xは、パルパー12にて多量の水と混合されることにより、溶解分散しつつ解繊されて繊維懸濁液となる(解繊処理)。パルパー12により作製された繊維懸濁液は輸送管13を通して脱水機14へと送られる。そして、繊維懸濁液は脱水機14にて脱水処理されて再生パルプ原料と水とに分離されるとともに、それぞれ回収部16及び貯水タンク15に回収される。そして、回収部16に回収された再生パルプ原料は、ケーシング11に形成された取出口(図示略)を介して装置外に取り出される。
【0019】
また、古紙Xから再生パルプ原料を回収する処理を行うに際して、除湿機18が駆動される。除湿機18はケーシング11内の空気中の水分を捕集してケーシング11内の除湿を行う。除湿機18にて捕集された水は第2配管19を通して貯水タンク15へと送られて、脱水機14より回収された水に混合される。貯水タンク15に貯水された水、即ち脱水機14より回収された水及び除湿機18により捕集された水は、ポンプPによって、第1配管17を通してパルパー12へと供給される。そして、図示しない水供給手段からパルパー12へ供給される水と混合されて、パルパー12における次回以降の解繊処理用の水として利用される。
【0020】
次に、第1実施形態の古紙処理装置10における効果について、以下に記載する。
(1)古紙処理装置10のケーシング11内に、ケーシング11内の空気中の水分を捕集して、ケーシング11内を除湿する除湿機18を配置している。上記構成によれば、ケーシング11内の空気中の水分を除湿機18が捕集することにより、ケーシング11内における湿度の高まりを抑制することができる。そして、装置内に配される機器に水分が付着し難くなる。よって、機器に付着した水分を除去する除湿メンテナンスを頻繁に行う必要性がなくなり、除湿メンテナンスの頻度を低減させることができる。
【0021】
(2)除湿機18にて捕集した水を、貯水タンク15を介してパルパー12へ供給可能とし、パルパー12における次回以降の解繊処理用の水として利用されるように構成している。上記構成によれば、パルパー12における解繊処理用の水の一部として、除湿機18にて捕集した水を利用することにより、次回の解繊処理時に新たに必要となる水量を抑えることができる。
【0022】
(3)古紙処理装置10は処理手段として、パルパー12と脱水機14とを備えている。そして、除湿機18を脱水機14の上方位置に配置している。処理手段としてパルパー12と脱水機14を採用する古紙処理装置10においては、脱水処理時に脱水機14が発熱して脱水機14内の水が気化しやすい。そして、脱水機14から気化した水分がケーシング11内の湿度の上昇を招く大きな要因となる。そのため、脱水機14の上方位置に除湿機18を配置することにより、脱水機14から気化した水分をより確実に捕集することができ、ケーシング11内における湿度の高まりを効果的に抑制することができる。
【0023】
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態の古紙処理装置を図2に基づいて説明する。
図2に示すように、第2実施形態の古紙処理装置20は、古紙Xを投入するための投入口21aを有するケーシング21を備えている。ケーシング21内には、投入口21aに対向するように位置する破砕部22と、破砕部22の下部に位置する処理ユニット23とが配置されている。本実施形態においては、破砕部22と処理ユニット23とにより処理手段を構成している。
【0024】
破砕部22は古紙Xを加湿しつつ所定の大きさの紙片に破砕する機器である。破砕部22には複数の噴射口22aが設けられている。各噴射口22aは第1配管26を介して給水タンク27に接続されるとともに、第1配管26上にはポンプPが設けられている。
【0025】
処理ユニット23は、その上流側に位置し、破砕部22にて破砕された紙片を搬送する搬送部24と、その下流側に位置し、搬送部24から搬送された紙片をニーディングにより解繊するニーディング部25とから構成されている。ニーディング部25には、ニーディングにより解繊された再生パルプ原料を排出する排出口25aが設けられている。そして、排出口25aの下部には排出口25aから排出される再生パルプ原料を回収する回収部30が配置されている。なお、搬送部24及びニーディング部25は、公知の古紙処理装置に備えられる搬送手段及びニーディング手段(例えば、特許文献2参照)を採用することができる。
【0026】
ケーシング21内におけるニーディング部25の上方位置には、ケーシング21内の空気中の水分を捕集する除湿機28が配置されている。除湿機28と給水タンク27とは第2配管29により接続され、除湿機28にて捕集された水は第2配管29を介して給水タンク27へと送られるように構成されている。
【0027】
次に、第2実施形態の古紙処理装置20によって古紙Xを解繊して再生パルプ原料を回収する態様について説明する。
投入口11aから古紙処理装置10内に投入された古紙Xは、破砕部22にて所定の大きさの紙片に破砕されつつ、噴射口22aから噴霧される水によって加湿されて柔らかくなる。そして、加湿状態の紙片が搬送部24に供給されるとともに、搬送部24によってニーディング部25へと搬送される。加湿状態の紙片はニーディング部25にてニーディングされることによって解繊されて再生パルプ原料となり、排出口25aから排出されるとともに回収部30に回収される。そして、回収部30に回収された再生パルプ原料は、ケーシング21に形成される取出口(図示略)を介して装置外に取り出される。
【0028】
また、古紙Xから再生パルプ原料を回収する処理を行うに際して、除湿機28が駆動される。除湿機28はケーシング21内の空気中の水分を捕集してケーシング21内の除湿を行う。除湿機28にて捕集された水は第2配管29を通して給水タンク27へと送られ、次回以降の破砕部22における加湿処理の水源として利用される。
【0029】
第2実施形態の古紙処理装置20においても、第1実施形態の古紙処理装置10における上記(1)及び(2)と同様の効果を得ることができる。また、第2実施形態の古紙処理装置20においては、以下のような効果が得られる。
【0030】
(4)古紙処理装置20は処理手段として、ニーディング部25を有する処理ユニット23を備えている。そして、除湿機28をニーディング部25の上方位置に配置している。処理手段としてニーディング部25を採用する古紙処理装置20においては、解繊処理時にニーディング部25が発熱してニーディング部25内の水が気化しやすい。そして、ニーディング部25から気化した水分がケーシング21内の湿度の上昇を招く大きな要因となる。そのため、ニーディング部25の上方位置に除湿機28を配置することにより、ニーディング部25から気化した水分をより確実に捕集することができ、ケーシング21内における湿度の高まりを効果的に抑制することができる。
【0031】
なお、上記各実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。また、次の変更例を互いに組み合わせ、その組み合わせの構成のように上記各実施形態を変更することも可能である。
【0032】
・ 第1実施形態において、除湿機18をケーシング11の内部に配置していたが、ケーシング11内の空気中の水分を捕集して、ケーシング11内を除湿することが可能であれば、除湿機18をケーシング11の外部に配置してもよい。その場合、除湿機18とケーシング11の内部とはケーシング11を貫通する通路によって連通されることになる。なお、第2実施形態においても同様である。
【0033】
・ 第1実施形態において、ケーシング11内における除湿機18の配置位置を適宜変更してもよい。
・ 第1実施形態において、図1に示すように、ケーシング11における除湿機18の近傍位置に通気孔11bを設けて、ケーシング11内にケーシング11外部の空気(外気)を取り入れることができるように構成してもよい。この場合、ケーシング11内の空気だけでなく、古紙処理装置10が設置される室内からも水分が捕集されるため、より多くの水を捕集することができる。よって、より多くの水をパルパー12に供給することが可能となり、水の使用量を更に低く抑えることができる。また、本装置が設置された室内を除湿することもできる。
【0034】
さらに、通気孔11bを設けてケーシング11内に外気を取り入れ可能とした場合において、除湿機18によりケーシング11内の空気(内気)を除湿する内気モードと、外気を除湿する外気モードと、ケーシング11内の空気(内気)及び外気を除湿する内外モードとを切替可能に構成してもよい。このとき、各モードの切替は、湿度センサ等のセンサに基づいて自動に行ってもよいし、作業者の操作により行ってもよい。なお、第2実施形態においても同様である。
【0035】
・ 第1実施形態において、除湿機18とパルパー12とを接続する配管を設け、除湿機18により捕集した水を直接パルパー12へ供給可能に構成してもよい。また、その配管の途中に貯水タンクを設けてもよい。なお、この場合には、第2配管19を省略することも可能である。
【0036】
・ 第1実施形態において、除湿機18により捕集した水を次回以降の解繊処理用の水として利用するように構成していたが、除湿機18により捕集した水をそのまま廃棄するように構成してもよい。なお、第2実施形態おいても同様である。
【0037】
・ 第1実施形態における貯水タンク15、及び第2実施形態における給水タンクに貯められた水を排水可能な排水路を更に設けてもよい。
・ 第2実施形態において、破砕部22にて古紙Xを加湿していたが、処理ユニット23(搬送部24やニーディング部25)にて加湿を行うように構成してもよい。
【0038】
・ 各実施形態において、繊維懸濁液や再生パルプ原料から異物を分離して除去する除去手段や、繊維に付着したインクを除去する脱墨手段等の古紙処理装置に一般に採用される公知の構成を追加してもよい。また、第1実施形態において、投入口11aとパルパー12との間に、古紙Xを所定の大きさの紙片に破砕する破砕部を配置してもよいし、第2実施形態において、破砕部22を省略してもよい。
【0039】
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)前記ケーシングに外気を取り入れるための通気孔を設け、前記除湿部は、前記通気孔を通じて外気中の水分を捕集することを特徴とする前記古紙処理装置。
【符号の説明】
【0040】
X…古紙、10,20…古紙処理装置、11,21…ケーシング、12…パルパー、14…脱水機、18,28…除湿機、22…破砕部、23…処理ユニット、25…ニーディング部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーシングと、該ケーシング内に配置され、水を用いて古紙を解繊して再生パルプ原料を回収する処理手段とを備える古紙処理装置であって、
前記ケーシング内の空気中の水分を捕集して、前記ケーシング内を除湿する除湿部を備えることを特徴とする古紙処理装置。
【請求項2】
前記除湿部にて捕集した水を、前記処理手段における解繊処理に利用するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の古紙処理装置。
【請求項3】
前記処理手段は、水により古紙を溶解分散させて繊維懸濁液を作製する解繊部と、前記繊維懸濁液を脱水処理して再生パルプ原料を作製する脱水部とを備え、
前記除湿部は前記脱水部の上方に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の古紙処理装置。
【請求項4】
前記処理手段は、古紙を水とともにニーディングして再生パルプ原料を作製するニーディング部を備え、
前記除湿部は前記ニーディング部の上方に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の古紙処理装置。

【図1】
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【図2】
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