説明

吐水装置

【課題】吐水方向の変更を任意に行うことができ、しかも広範囲な面に吐水することが可能な吐水装置を提供する。
【解決手段】蛇口18にアダプター2を介して取り付けられる吐水装置を、アダプター2に係合される装着基部5と本体部6よりなる基体部と、その基体部に蛇口18の吐水方向20に直交する方向の回動軸21を中心に回動可能及び位置決め可能に支持される回動ヘッド4とより構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蛇口の先端に装着して使用する吐水装置に関し、特には吐水方向を任意に設定することが可能な吐水装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、洗面台や台所の流し等でも用いられるシャワーヘッド等を有する吐水装置は、一定方向のみに吐水するだけでなく、吐水方向を変えられるものが種々用いられている。
特許文献1のシャワーヘッドの保持構造では、シャワーヘッド端部が、取付け基台の係止部とシャワーヘッドの被係止部との相互の係合により、取付け基台に対して着脱自在に挿着されている。そして、この係合部において、取付け基台に対するシャワーヘッドの首振り回動位置が位置決めされる。また、シャワーヘッドの首振り回動のための回転部が設けられ、取付け基台にシャワーヘッドを挿着したまま、シャワーヘッドを回転できるようになっている。
【0003】
特許文献2のシャワーヘッドにおいては、シャワーヘッドの挿入軸の外周に回動規制突起及び抜止溝が形成され、その挿入軸が挿入される吐水管には、嵌め込みリングが差込固定される挿着溝孔が形成されている。挿入軸が吐水管に挿入された時、抜止溝の外周に嵌め込みリングが嵌合されて、シャワーヘッドが吐水管から脱落しないようになっている。そして、この嵌め込みリングの内周に形成された扇状凹部の両端側の当接面の何れかに回動規制突起が当接して、挿入軸の回動角度範囲が規制されるようになっている。
【0004】
特許文献3の手持ち式シャワーは、シャワーヘッドが握りの接続面において、その接続面に直交する方向の回転軸線を中心に回動可能に取り付けられている。また、複数の噴水ノズルを有するシャワーヘッド底部が回転軸線に対して所定の角度で備えられている。
【0005】
特許文献4の吐水装置においては、吐水軌跡を変化させながら広範囲な面状にシャワー状の吐水流を吐水するために、ヘッドは、ヘッドの筒体が保持されるガイド部材の中心軸に対して傾きながら首振り公転すると共に、自身の中心軸のまわりに自転するようになっている。また、ガイド部材は、球体状に形成された外周部を、保持部材内の二ヶ所においてOリングで保持されており、中心軸の方向を変化させることが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平6−146357号公報
【特許文献2】特開平8−275898号公報
【特許文献3】特開2002−219068号公報
【特許文献4】特開2009−106732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一般に、吐水装置は、浴室等の壁面の中央部や流しの中央部に設置されることが多い。しかし、吐水装置の設置場所が限定されなければ、特に流し等では角部に吐水装置を設け、流しを広く使うことが可能となる。このため、吐水可能域が直線状或いは湾曲状の帯状ではなく広い面状となるように、吐水方向を調節できることが求められている。
【0008】
ところが、特許文献1のシャワーヘッドによる吐水可能域は、シャワーヘッドの回転により得られる帯状であり、取付け基台に向かう前後方向に吐水方向を変えられない問題がある。特許文献2のシャワーヘッドは、吐水管に対する挿着状態を外せば、自由に吐水方向を変えられるが、この時、シャワーヘッドを片手で保持しなければならず、両手が使えないという問題がある。
【0009】
また、特許文献3のシャワーヘッドは、回転軸線回りにおける360度の回動が可能であるが、噴水ノズル方向が回転軸線に対して所定角度で固定されているため、吐水可能域は環状面となり、回転軸線方向に吐水することができない。また、その環状面の半径を変更することができない。そして、特許文献4の吐水装置においては、球体状のガイド部材がOリングで保持されているので、吐水可能域を面状とすることができるが、吐水方向の変更範囲が限定されている。
【0010】
本発明は、このような問題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、吐水方向の変更を任意に行うことができ、しかも広範囲な面に吐水することが可能な吐水装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記問題を解決するために請求項1に記載の吐水装置の発明は、蛇口にアダプターを介して取り付けられる吐水装置において、前記アダプターに係合される基体部と、その基体部に前記蛇口の吐水方向に直交する方向の回動軸を中心に回動可能に、且つ回動された位置において位置決め可能に支持される回動ヘッドとよりなることを特徴とするものである。
【0012】
上記構成によれば、回動ヘッドが、蛇口の吐水方向に直交する方向の回動軸を中心に回動可能に基体部に支持されているので、回動ヘッドを回動させて吐水方向を変えることにより、吐水可能域を広範な帯状面とすることができる。また、基体部又は基体部の一部を回動させるようにした場合、吐水可能な帯状面を回転させて、吐水可能域を帯状から円形状へと拡大することができる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吐水装置において、前記基体部には、流路変更部が備えられ、その流路変更部に前記回動ヘッドの回動軸部が回動可能に継合されて、前記流路変更部内の流路と前記回動ヘッド内の流路とが連結されていることを特徴とするものである。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の吐水装置において、前記基体部には、位置決め部材が備えられ、その位置決め部材が前記回動軸部の端部に当接する位置に配置されていることを特徴とするものである。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の吐水装置において、前記回動軸部には環状の凹凸部が形成され、一方、前記位置決め部材として配置された弾性片の突起が前記凹凸部の凹部に入り込むことにより、前記回動ヘッドの回動位置が前記凹部のピッチに応じて位置決めされることを特徴とするものである。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のうちいずれか一項に記載の吐水装置において、前記基体部は、パッキンを介して前記蛇口に水密に装着される装着基部と、その装着基部に回動可能に支持される本体部とよりなることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、吐水可能域を円形状とすることができる。このため、台所の流し等の角部に設置しても、流し全体を吐水可能域とすることが可能な吐水装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】第1実施形態の吐水装置の正面図。
【図2】第1実施形態の吐水装置の右側面図。
【図3】図2におけるA−A矢視の一部断面図。
【図4】第1実施形態の吐水装置の分解斜視図。
【図5】第1半体を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のB−B矢視断面図、(c)は(a)のC−C矢視断面図。
【図6】第2半体を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のD−D矢視断面図、(c)は(a)のE−E矢視断面図。
【図7】(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は(a)のF−F矢視断面図。
【図8】(a)は正面図、(b)は(a)のG−G矢視断面図、(c)は(b)のH矢視図。
【図9】(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は(b)のI−I矢視断面図。
【図10】第2実施形態の吐水装置の正面図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図9を用いて説明する。なお、各部材は、汎用プラスチック又はエンジニアリングプラスチックの成形品である。
【0020】
図1及び図2に示すように、吐水装置1は、アダプター2と、アダプター2に螺合する基体部3と、基体部3に回動自在に保持される回動ヘッド4とより構成される。アダプター2は、C形リング14とロックダイアル15とよりなり、基体部3以下を蛇口等に固定するために用いられる。基体部3は、装着基部5と、装着基部5に回動可能に係合される本体部6とよりなる。本体部6は、第1半体7及び第2半体8が図示しないねじを用いて一体化されたものである。回動ヘッド4は、本体部6に回動自在に保持されるヘッド保持部9と、そのヘッド保持部9に螺合して保持される吐水ヘッド10とよりなる。レバー10aは、シャワー吐水とストレート吐水とを切り換えるためのもので、レバー10aを操作することにより、シャワー吐水口10b又はストレート吐水口10cからそれぞれの吐水が行われる。
【0021】
図3及び図4を用いて、蛇口18に取り付けられた吐水装置1のアダプター2及び基体部3の構成を説明する。装着基部5がロックダイアル15に螺合された時、蛇口18にパッキン16が押圧され、吐水装置1全体は、蛇口18に対して水密に掛合されている。
【0022】
本体部6は、第1半体7と第2半体8とが一体化されると同時に、それぞれの突条部37、47が装着基部5の環状凹部22に嵌合されて、装着基部5に回動自在に係合されている。また、第1半体7と第2半体8との間には、流路変更部11が挟持され、その流路変更部11と第2半体8とに対してヘッド保持部9の回動軸部61が回動自在に支持されている。
【0023】
流路変更部11の上端部72は装着基部5の凹部にOリングを介して回動自在に内嵌され、流路変更部11の下端部73には、回動軸部61の凹部63がOリングを介して回動自在に外嵌している。回動軸部61の軸部64は、第2半体8の六角ボス48の軸受部46に内嵌している。この配置により、回動軸部61は、蛇口18の吐水方向20に直交する方向の回動軸21を中心に回動可能となっている。また、軸部64がある側の回動軸部61の端部には、位置決め部材としての弾性片13が配置され、突起53が後述する凹凸部65(図8参照)の凹部に入り込んでいる。弾性片13は第2半体8の六角ボス48に回動不能に外嵌されている。
【0024】
このような装着基部5と、流路変更部11と、回動軸部61との継合により、流量調整弁17を介した蛇口18と、流路19aと、流路19bとが連結される。栓体12により、流路変更部11の成形において流路19aに形成された開口部が閉じられている。
【0025】
更に、各部材の詳細を説明する。
第1半体7は、図5に示すように、円錐台側面形状をなし上縁に半円状の突条部37が形成された側面部31と、2ヶ所の斜壁部33と、底面部32とより外殻部が形成されている。側面部31の内側の2ヶ所に設けられたボス35には、ねじ挿通用の孔34が形成されている。軸受部36は、流路変更部11の軸部74が嵌合されるための穴である。
【0026】
第2半体8は、図6に示すように、円錐台側面形状をなし上縁に半円状の突条部47が形成された側面部41と、2ヶ所の斜壁部43と、底面部42とより外殻部が形成されている。側面部41の内側の2ヶ所に設けられたボス45には、タッピングねじが螺合される螺合穴44が形成されている。また、六角形状の突条部47が設けられ、外側には弾性片13の六角孔部55(図7参照)が外嵌され、軸受部46にはヘッド保持部9の軸部64(図8参照)が内嵌されるようになっている。
【0027】
弾性片13は、図7に示すように、円板部51と筒状部52とよりなり、円板部51の2ヶ所には突起53が形成されている。この突起53の内側には、円弧状のスリット54が形成され、突起53がスリット54の外側部分で弾性的に支持されるようになっている。
【0028】
ヘッド保持部9は、図8に示すように、円筒状の回動軸部61と、下部が開口し雌螺子66が形成された円盤状の保持部62とより構成されている。凹部63と軸部64とは同一芯に配置されている。回動軸部61の軸部64と同じ側の端面には凹凸部65が形成されている。
【0029】
なお、弾性片13の円板部51の2ヶ所に突起53を形成する替わりに、円板部51に凹凸部65と同一ピッチの凹凸部を形成するようにしてもよい。また、位置決め部材として、ゴム状の合成樹脂により円板状体(図示せず)を形成し、円板状体の突起又は凹凸部が形成されない平面を、凹凸部65が形成されない回動軸部61の端部に押圧するようにしてもよい。
【0030】
流路変更部11は、図9に示すように、両端に上端部72及び下端部73を有する逆L字形の管状体であり、軸部74と下端部73とは同一芯に配置されている。座面部75には栓体12のフランジ部が嵌合される。
【0031】
次に、吐水装置1の作用について説明する。
図2に示すように、本実施形態の吐水装置1の回動ヘッド4は、基体部3に対して左右の傾斜位置4a、4bの間で、任意の位置に回動され、その位置において位置決めされることができる。この位置決めは、図3、7、8に示すように、弾性片13の突起53が回動軸部61の凹凸部65の凹部に入り込むことにより維持される。そして、左右の傾斜位置4a、4bの間における回動ヘッド4の任意の位置への配置は、突起53が凸部を乗り越える時の押圧力に抗して、回動軸部61を、回動軸21を中心に回動することにより容易に行われる。このように回動ヘッド4が、左右の傾斜位置4a、4bの間において回動可能となっているので、湯水を、シャワー吐水口10b又はストレート吐水口10cから帯状の吐水可能域の任意の位置に吐水することができる。なお、本実施形態における左右の傾斜位置4aと傾斜位置4bとがなす角度は100度となっている。
【0032】
また、装着基部5に対して本体部6を吐水方向20を回動中心として回動させれば、吐水可能域は、帯状から円形状へとその範囲が広げられることができる。
従って、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0033】
(1)上記実施形態では、回動ヘッド4を、蛇口18の吐水方向20に直交する方向の回動軸21を中心に回動可能に基体部3に支持されるようにした。このため、回動ヘッド4の吐水方向を変えることにより得られる吐水可能域を、蛇口18の吐水方向20を含む広い範囲の帯状面とすることができる。
【0034】
(2)上記実施形態では、基体部3に備えられた流路変更部11に回動ヘッド4の回動軸部61を回動可能に継合して、流路変更部11内の流路19aと回動ヘッド4内の流路19bとが、回動軸21に沿った方向で連結されるようにした。このため、回動ヘッド4を回動した任意の位置において、蛇口18から回動ヘッド4へと湯水を導くことができる。
【0035】
(3)上記実施形態では、弾性片13の突起53が回動軸部61の凹凸部65の凹部に入り込むことにより、回動軸部61が回動された位置で位置決めされるようにした。このため、回動した回動ヘッド4を、凹部のピッチに応じた任意の位置で位置決めすることができる。
【0036】
(4)上記実施形態では、装着基部5に対して本体部6が回動可能に支持されるようにした。このため、回動ヘッド4を回動軸21を中心に回動させると共に、本体部6を回動させることにより、回動ヘッド4の吐水可能域を帯状から円形状へと拡大することができる。
【0037】
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を、第1実施形態と異なる部分を中心に図10を用いて説明する。
【0038】
本実施形態の回動ヘッド80は、第1実施形態の回動軸部61と、シャワー用の吐水ヘッド82とが連結管部81を介して一体に形成されている。この連結管部81の長さを適宜の長さとした場合、例えば、回動ヘッド80を回動軸21を中心に180度の範囲で回動しても、吐水ヘッド82が本体部6に接触することが防止される。
【0039】
そして、この第2実施形態においては、第1の実施形態における効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
(5)上記実施形態では、適宜長さの連結管部81を介して、回動軸部61と吐水ヘッド82とを一体化して回動ヘッド80とした。このため、回動軸21を中心とする回動ヘッド80の回動域を大きくすることができる。
【0040】
(変更例)
なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 第1実施形態のヘッド保持部9の構成を、回動軸部61と保持部62とがわずかな長さの結合部を介して結合した形としたが、第2実施形態の連結管部81のような適宜長さの結合部を介して結合するようにすること。
・ 第1実施形態の吐水ヘッド10をストレート吐水及びシャワー吐水の切り替え可能としたが、シャワー専用又はストレート吐水専用とすること。
・ 第2実施形態の吐水ヘッド82をシャワー専用としたが、ストレート吐水専用又はストレート吐水及びシャワー吐水の切り替え可能とすること。
・ 弾性片13の円板部51の2ヶ所に突起53を形成したが、1ヶ所のみに突起53を形成すること。
【0041】
さらに、上記実施形態より把握できる技術的思想について、それらの効果と共に以下に記載する。
(イ)前記回動ヘッドは、ヘッド保持部と、そのヘッド保持部に保持される吐水ヘッドとよりなることを特徴とする請求項1に記載の吐水ヘッド。このように構成した場合、ヘッド保持部に対して、吐水状態が異なる複数種類の吐水ヘッドを適宜選択して取り付けることを容易に行うことができる。
(ロ)前記本体部は、一対の半体が合体して形成されたことを特徴とする請求項5に記載の吐水装置。このように構成した場合、簡単な構造で、装着基部に対して本体部を回動可能に支持させることができる。
【符号の説明】
【0042】
1…吐水装置、2…アダプター、3…基体部、4,80…回動ヘッド、5…装着基部、6…本体部、11…流路変更部、13…弾性片、16…パッキン、18…蛇口、19a,19b…流路、20…吐水方向、21…回動軸、53…突起、61…回動軸部、63…凹部、65…凹凸部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
蛇口にアダプターを介して取り付けられる吐水装置において、前記アダプターに係合される基体部と、その基体部に前記蛇口の吐水方向に直交する方向の回動軸を中心に回動可能に、且つ回動された位置において位置決め可能に支持される回動ヘッドとよりなることを特徴とする吐水装置。
【請求項2】
前記基体部には、流路変更部が備えられ、その流路変更部に前記回動ヘッドの回動軸部が回動可能に継合されて、前記流路変更部内の流路と前記回動ヘッド内の流路とが連結されていることを特徴とする請求項1に記載の吐水装置。
【請求項3】
前記基体部には、位置決め部材が備えられ、その位置決め部材が前記回動軸部の端部に当接する位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の吐水装置。
【請求項4】
前記回動軸部には環状の凹凸部が形成され、一方、前記位置決め部材として配置された弾性片の突起が前記凹凸部の凹部に入り込むことにより、前記回動ヘッドの回動位置が前記凹部のピッチに応じて位置決めされることを特徴とする請求項3に記載の吐水装置。
【請求項5】
前記基体部は、パッキンを介して前記蛇口に水密に装着される装着基部と、その装着基部に回動可能に支持される本体部とよりなることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか一項に記載の吐水装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−111846(P2011−111846A)
【公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−271273(P2009−271273)
【出願日】平成21年11月30日(2009.11.30)
【出願人】(591024719)クリタック株式会社 (14)
【Fターム(参考)】