説明

回転ドラム用リングパッキンの溶着補助装置

【課題】表面が金網等で覆われた回転ドラムの内側から吸引することにより表面に付着形成させたスラリーから搾水する搾水装置の、前記回転ドラムの側面にリングパッキンを装着する際に長尺のパッキン素材の端部を溶着する作業を補助する回転ドラム用リングパッキンの溶着補助装置を提供する。
【解決手段】リングパッキンの材料となる長尺のパッキン素材10の端部のそれぞれを一対のクリップ12a、12bで保持させる。クリップ12bは押さえ側保持板13bに取り付けられ、蝶ネジ20を締め付けることにより前記端部を保持する。保持させた端部の間位置にヒーターブロック21を挿入して、これら端部を加温する。端部が溶融した状態で、可動側クリップ装置11bを固定側クリップ装置11aに接近させて、端面同士を接着させ、硬化するまで養生する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、表面を金網等で被覆して通水可能とされた回転ドラムの該表面に例えば、パルプシートを形成し、ドラム内部から吸引して該パルプシートの搾水を行う回転ドラム式搾水装置の、前記回転ドラムの側面の周縁部に、該ドラム内部の気密性を確保するためのリングパッキンを装着させる際に、該リングパッキンの材料である長尺のパッキン素材の端部を溶着させる作業を円滑に行うための回転ドラム用リングパッキンの溶着補助装置に関する。
【背景技術】
【0002】
処理工程で水に溶融させた状態のスラリーで物質を扱う、例えばパルプや汚泥等では、この水分を除去することが行われる。パルプ工場では、パルプのスラリーから水分を除去するために回転ドラム式搾水装置が用いられる。この回転ドラム搾水装置は、回転するドラムの表面に金網等が被覆されており、ドラムを回転させながらこの表面にスラリーを引き上げ、ドラムの表面にパルプシートを形成させると共に、ドラムの内部から吸引して搾水するようにしたものである。
【0003】
この種の回転ドラム搾水装置として、例えば、特許文献1に記載された回転ドラムがある。図4は前記回転ドラム搾水装置の概略を説明する側面図であり、前記回転ドラム1はその軸が水平方向に配され、該軸を中心としてバット2内で回転するようにしてある。回転ドラム1の表面には金網3が被覆されており、側面には吸引管4が接続されて、回転ドラム1の内部が負圧とされている。前記バット2には、原料管5からパルプのスラリーが供給され、供給されたスラリーは回転ドラム1の表面に吸引され、回転ドラム1に伴われて旋回する。このとき、回転ドラム1の内部の負圧によって含有している水分が吸引されることにより搾水され、該表面にパルプシートが形成される。形成されたパルプシートは回転ドラムの回転に伴われてドクターブレード6により掻き落とされて、回収管7から回収される。
【0004】
回転ドラム1の側面には前記吸引管4が接続される閉止板が押し当てられて、回転ドラム1の内外部が遮断され、内部が密閉されている。回転ドラム1はこの閉止板に対して回転する必要があるため、回転ドラム1の側面の周縁に合成樹脂等によるリングパッキンが装着されて、回転ドラム1の円滑な回転と内部の気密性とが確保されている。
【0005】
【特許文献1】特開平11−279967
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記リングパッキンは前記回転ドラム1の回転により摩耗するため、摩耗が進行した場合には交換しなければならない。リングパッキンは中実の円柱状で回転ドラム1の外形寸法に応じた長さの1本のものであり、回転ドラム1の周縁部に配した状態で、両端部を溶着させることにより環状にして回転ドラム1に固定するようにしている。このときの溶着作業は、作業員が両端部をヒーターによって加温して端面を溶融させ、溶融した端部を把持して突き合わせ、適時養生させて硬化させることにより行っている。
【0007】
リングパッキンの交換は、点検や補修のために、パルプ製造工程が停止した際に行われており、この停止期間中に交換作業を完了させなければならないため、交換作業の迅速化が要求されている。この交換作業を前述したように作業員により短時間で行う必要があり、しかも、端部がずれて溶着されてしまっては回転ドラムと閉止板との間に間隙が形成されてしまい、回転ドラムの内部の気密性を損なうことになる。このため、交換作業には熟練した作業員が必要となっている。
【0008】
そこで、この発明は、リングパッキンの交換作業に熟練を要することなく、交換作業を簡単で、短時間で、確実に行えるようにする回転ドラム用リングパッキンの溶着補助装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するための技術的手段として、この発明に係る回転ドラム用リングパッキンの溶着補助装置は、回転ドラムの表面に金網等を被覆して通水性を確保し、該金網の表面にスラリー状の被処理物のシートを形成し、内部側から搾水する回転ドラムの側面の周縁部に装着するリングパッキンの溶着補助装置において、長尺のパッキン素材の両端部の端面を対向させて、該端部を着脱可能に保持する端部保持手段と、前記端部保持手段を、保持したパッキン素材の端面と直交する方向に移動させる端部移動手段と、前記端部保持手段に保持させた前記両端部の間に挿抜する加温手段とからなり、前記加温手段で前記端面を加温して溶着可能な状態まで溶融させ、該加温手段を抜去した後、前記端部移動手段により端部保持手段を移動させて、前記端面を密着させて、該端面同士を溶着することを特徴としている。
【0010】
長尺のパッキン素材のそれぞれの端部を前記端部保持手段に保持させると、これら端部の端面が対向した状態となる。これら端面の間位置に前記加温手段を挿入して該加温手段を作動させると、前記端面が加温されて溶融する。このとき、端面同士の間隔は加温手段により加温されて溶融するのに十分な距離を確保できる大きさとする。端面が十分に溶融したならば、加温手段を端面同士の間から抜去して、前記端部移動手段を作動させて、前記端部保持手段を移動させる。この移動により、リングパッキンの端部が移動して端面同士が密着させられる。このとき、それぞれの端面は溶融した状態であるから、適時密着した状態を保持させて硬化させると端面同士が溶着されることになる。溶着された状態では、環状のリングパッキンが形成される。そして、前記端部保持手段を開放してリングパッキンを離脱させて、回転ドラムの側面の周縁部に配置する。
【0011】
また、請求項2の発明に係る回転ドラム用リングパッキンの溶着補助装置は、前記パッキン素材の端面同士を溶着して形成したリングパッキンを前記端部保持手段から離脱させる際に、該リングパッキンの離脱の方向を回転ドラムの側面の周縁部に向かう方向として設置することを特徴としている。
【0012】
リングパッキンの端部の溶着作業は、回転ドラム搾水装置の回転ドラムの近傍で行う必要があるが、リングパッキンの端部を確実に保持できるようにしたため、回転ドラムの側面の近傍等、作業空間が制限された場所であっても容易に行うことができる。すなわち、端部の溶着が完了した環状のリングパッキンを、溶着作業後に端部保持手段から離脱させて、迅速に回転ドラムの端縁部に装着できるようにしたもので、溶着後にリングパッキンを端部保持手段から離脱させると、該リングパッキンを回転ドラムの端縁部に配設できるようにしたものである。
【発明の効果】
【0013】
この発明に係る回転ドラム用リングパッキンの溶着補助装置によれば、パッキン素材の端部同士を簡単に、かつ、確実な位置関係で溶着させることができる。このため、この溶着作業に熟練を要することがなく、短時間で作業を完了させることができる。しかも、確実な位置関係で溶着させられるから、回転ドラムの内部の気密性を確実に確保することができる。
【0014】
また、請求項2の発明に係る回転ドラム用リングパッキンの溶着補助装置によれば、回転ドラムの側方で溶着作業を行い、接合されて環状に完成したリングパッキンを簡単に該回転ドラムの側面の周縁部に配置できる。このため、リングパッキンの交換作業をより簡便で、短時間で行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、図示した好ましい実施の形態に基づいてこの発明に係る回転ドラム用リングパッキンの溶着補助装置を具体的に説明する。
【0016】
図1に、この発明に係る溶着補助装置によって合成樹脂等によって長尺の円形断面に成形されたパッキン素材10の端部を保持させた状態を示しており、端面を溶着して接合することにより環状のリングパッキンが形成される。パッキン素材10の端部は、端部保持手段としてのクリップ装置11により保持されている。このクリップ装置11は、パッキン素材10の断面形状と相似形をした一対のクリップ12と、これらクリップ12をそれぞれ固着させた一対の保持板13とが主体として構成されており、保持板13の一方を移動可能とし、この移動によりパッキン素材10をクリップ装置11に対して着脱できるようにしてある。
【0017】
前記クリップ装置11のうちの一方の端部を保持するものは、固定側クリップ装置11aとされており、他方のものは可動側クリップ装置11bとされている。この可動側クリップ装置11bの移動により、固定側クリップ装置11aに対して接近し、離隔するようにしてあり、その移動方向はクリップ装置11a、11bに保持されたパッキン素材10の端面と直交する方向としてあり、この移動により該端面同士を密着させることができるようにしてある。図2に示すように、クリップ装置11は架台板14に設けられており、固定側クリップ装置11aはこの架台板14の端部に固定台座15aを介して設置されている。可動側クリップ装置11bは架台板14に対して摺動可能な可動台座15bを介して設けられており、この摺動により固定側クリップ装置11aに接近し、離隔するようにしてある。この可動台座15bの前記固定側クリップ装置11aを臨む側と反対側の壁体に雄ネジによる駆動ネジ16の先端部が回動自在に連繋させてある。この駆動ネジ16は、架台板14の前記固定側クリップ装置11aが配された側とは反対側の端部に設けられた支持壁体17に形成された雌ネジ部と螺合させてある。このため、駆動ネジ16を回動させると、その回動方向に応じて駆動ネジ16が支持壁体17に対して進退し、この進退により前記可動台座15bが進退することになる。
【0018】
前記固定台座15aと可動台座15bのそれぞれには前記保持板13のうちの受け側保持板13aが取り付けられており、これら受け側保持板13aに受け側クリップ12aが固着されている。それぞれの受け側保持板13aの上方には押さえ側保持板13bが配されている。この押さえ側保持板13bは、図2及び図3に示すように、受け側保持板13aに植設した一対の固定ボルト18を介して取り付けられており、図3に示すように、押さえ側保持板13bの一部には切欠部13cが形成されて、この切欠部13cに前記固定ボルト18の一方が収容されるようにしてある。すなわち、図3に示すように、押さえ側保持板13bを固定ボルト18の他方を軸として回動させることにより、一方の固定ボルト18に係脱するようにしてある。この押さえ側保持板13bに押さえ側クリップ12bが固着されており、押さえ側保持板13bと共に回動する。前記固定ボルト18には、圧縮コイルバネからなる戻しばね19が遊嵌されており、その復元力が受け側保持板13aと押さえ側保持板13bとを離隔する方向に付勢されている。また、押さえ側保持板13bから突出した前記固定ボルト18の先端部に蝶ネジ20を螺合させ、この蝶ネジ20を締め付けることにより前記押さえ側クリップ12bが受け側クリップ12aに接近するようにしてある。
【0019】
前記一対のクリップ装置11の間には、図1に示すように、加温手段としてのヒーターブロック21が挿入できるようにしてあり、同図に示す挿入された状態で、パッキン素材10の端部がこのヒーターブロック21からの発熱により加温されて溶融するようにしてある。このとき、ヒーターブロック21により加熱されて、端部が溶融するのに必要、且つ、十分な位置まで接近した位置に、該端部が位置するように、ヒーターブロック21の先端には一対の位置決めロッド21aが設けられている。すなわち、ヒーターブロック21をクリップ装置11の間に挿入させた状態で、この位置決めロッド21aのそれぞれがクリップ装置11の前記台座15に当接することにより、前記端部がヒーターブロック21に接近する際のクリップ装置11の位置決めが行われるようにしてある。
【0020】
以上により構成されたこの発明に係る回転ドラム用リングパッキンの溶着補助装置の作用を、以下に説明する。
【0021】
前記クリップ装置11を、後述するように、前記ヒーターブロック21を間位置に位置させることができる間隔を設けて位置させた状態として、一対のクリップ装置11のそれぞれのクリップ12a、12bにパッキン素材10の端部を固定する。すなわち、押さえ側保持板13bを、一方の固定ボルト18を軸として回動させて受け側クリップ12aの上方から退避させた状態として、受け側クリップ12aにパッキン素材10の端部を載置する。次いで、退避させた前記押さえ側保持板13bを回動させて、該押さえ側保持板13bに固着されている前記押さえ側クリップ12bを前記端部を覆うことができる状態に位置させる。このとき、他方の固定ボルト18が前記切欠部13c内に位置する。この状態で、前記蝶ネジ20を締めると前記端部はクリップ12a、12bに保持された状態となる。次いで、クリップ装置11の間位置にヒーターブロック21を位置させて、前記駆動ネジ16を回転させて、前記可動側クリップ装置11bを固定側クリップ装置11aに接近させる方向、すなわち可動側クリップ装置11bを前進させる。この前進により、前記クリップ装置11の台座15a、15bが前記位置決めロッド21aに当接すると、それ以上前進させることができない状態となる。この状態で、クリップ装置11a、11bのそれぞれに保持されたパッキン素材10のそれぞれの端面がヒーターブロック21に接触することなく、かつ、ヒーターブロック21の発熱を受けて溶融することができることになる。すなわち、ヒーターブロック21に通電して発熱させると、パッキン素材10の端部が加温されて溶融される。このとき、例えば、端面がヒーターブロック21に接触して加熱されすぎてしまうと、溶融した端部が流動してしまって形状が維持されなくなってしまう。また、端部がヒーターブロック21から離れすぎてしまうと、十分に溶融されない状態となる。
【0022】
ヒーターブロック21の発熱によりパッキン素材10の端部が接合するのに十分に溶融した状態となったならば、ヒーターブロック21への通電を停止し、前記駆動ネジ16を回転させて可動側クリップ装置11bを僅かに後退させ、前記位置決めロッド21aと台座15a、15bとの接触を解除して、ヒーターブロック21を抜去する。次いで、駆動ネジ16を回転させて可動側クリップ装置11bを前進させて、クリップ装置11a、11bに保持させたパッキン素材10の端面同士を接着させ、さらに端面同士を押圧する。この状態を端部が硬化するまで維持して養生する。端部が硬化して、端面同士が接合されたならばクリップ装置11a、11bから端部を開放する。
【0023】
すなわち、前記蝶ネジ20を緩めると、前記戻しばね19の復元力を受けて押さえ側保持板13bが固定ボルト18に案内されて上昇する。この上昇により、押さえ側クリップ12bがパッキン素材10から離隔したならば、前記切欠部13cに位置してる固定ボルト18とは反対側の固定ボルト18を軸として押さえ側保持板13bを回動させる。この回動によりクリップ装置11からパッキン素材10の端部が接合されて環状となったリングパッキンをクリップ装置11から離脱させることができ、離脱させたリングパッキンを回転ドラム1の側面の周縁部に配設する。
【0024】
ところで、リングパッキンを回転ドラム1の側面の周縁部に装着する作業を円滑に行うためには、クリップ装置11を回転ドラム1の側面近傍に配して作業を行えるようにすることが好ましい。すなわち、図1に示すように、回転ドラム1の側面1aの周縁部1bの近傍でパッキン素材10の端部の接合を行うようにする。前述したように、端部の接合作業が完了して、環状のリングパッキンをクリップ装置11から離脱させる際に、リングパッキンが回転ドラム1の側面1aの周縁部1bに向けて離脱させることができる。この際、図1に示すように、押さえ側保持板13bを前記周縁部1b側に配すると共に、該可動保持板13bの前記切欠部13cが前記周縁部1b側となるように位置させることにより、この押さえ側保持板13bを回動させてリングパッキンを離脱させれば該リングパッキンが周縁部1bに向かって離脱することになる。
【産業上の利用可能性】
【0025】
この発明に係る回転ドラム用リングパッキンの溶着補助装置によれば、リングパッキンを回転ドラムに装着する際に、パッキン素材の端面同士を簡便で確実に溶着させることができ、この溶着作業に熟練を要することをなくして、リングパッキンの交換作業を短時間で行えることに寄与する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】この発明に係る溶着補助装置により、リングパッキンを装着すべき回転ドラムの側面近傍でリングパッキンの端面の溶着作業を行う状況を示す概略の斜視図である。
【図2】この発明に係る溶着補助装置の概略構造を示す側面図である。
【図3】この発明に係る溶着補助装置の概略構造を示す平面図であり、押さえ側保持板を回動させてクリップを開放する状態を示している。
【図4】回転ドラム式搾水装置の一例を示す側面図である。
【符号の説明】
【0027】
1 回転ドラム
4 吸引管
10 パッキン素材
11 クリップ装置(端部保持手段)
11a 固定側クリップ装置
11b 可動側クリップ装置
12 クリップ
12a 受け側クリップ
12b 押さえ側クリップ
13 保持板
13a 受け側保持板
13b 押さえ側保持板
13c 切欠部
14 架台板
15a 固定台座
15b 可動台座
16 駆動ネジ
17 支持壁体
18 固定ボルト
19 戻しばね
20 蝶ネジ
21 ヒーターブロック(加温手段)
21a 位置決めロッド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転ドラムの表面に金網等を被覆して通水性を確保し、該金網の表面にスラリー状の被処理物のシートを形成し、内部側から搾水する回転ドラムの側面の周縁部に装着するリングパッキンの溶着補助装置において、
長尺のパッキン素材の両端部の端面を対向させて、該端部を着脱可能に保持する端部保持手段と、
前記端部保持手段を、保持したパッキン素材の端面と直交する方向に移動させる端部移動手段と、
前記端部保持手段に保持させた前記両端部の間に挿抜する加温手段とからなり、
前記加温手段で前記端面を加温して溶着可能な状態まで溶融させ、該加温手段を抜去した後、前記端部移動手段により端部保持手段を移動させて、前記端面を密着させて、該端面同士を溶着することを特徴とする回転ドラム用リングパッキンの溶着補助装置。
【請求項2】
前記パッキン素材の端面同士を溶着して形成したリングパッキンを前記端部保持手段から離脱させる際に、該リングパッキンの離脱の方向を回転ドラムの側面の周縁部に向かう方向として設置することを特徴とする請求項1に記載の回転ドラム用リングパッキンの溶着補助装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−45544(P2009−45544A)
【公開日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−213296(P2007−213296)
【出願日】平成19年8月20日(2007.8.20)
【出願人】(000183484)日本製紙株式会社 (981)
【Fターム(参考)】