説明

回転式熱工具およびこれを用いる加工装置

【課題】被工作物の溶融材料に関連する問題を解決する回転式熱工具およびこれを用いる加工装置を提供する。
【解決手段】回転式熱工具は、モーター、モーターに結合される回転体、外部電源に連結され回転体の電極に接触する電極端子、回転体に結合され、その周面に螺旋状溝が形成され、電極端子からの電流により発熱する発熱体、および発熱体の上部周面に備えられ溝に沿って移動する溶融物質を貯留する材料貯留部を備える。加工装置は、回転式熱工具に加え、熱工具を第1軸方向に移送する第1移送手段、工作物が固着されるインデックシングテーブル、第1移送手段およびインデックシングテーブルの少なくとも一方を第1軸に直交する第2軸方向に移送する第2移送手段、並びに第1移送手段および第2移送手段の少なくとも一方を第1軸および第2軸に直交する第3軸方向に移送する第3移送手段を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はフォーム材料(発泡材料)からなる工作物を加工する熱工具およびフォーム加工装置に関し、より詳しくは、加工精度を向上させ、汚染物質の排出を最小化することができる熱工具およびこれを用いる加工装置に関する。
【背景技術】
【0002】
フォーム材料からの3次元形状品の製作は、金型産業、試作品製作産業、デザイン産業で多く行われている。フォーム材料を加工する工具としては、特許文献1、2および3に開示されているものが挙げられる。
【0003】
まず、特許文献1はフォーム材料を切削する方式を開示している。この特許文献1の方式は、フォーム材料を切削する方式であるため、加工時に発生するチップおよび粉塵が作業環境を悪化させるという点を考慮し、特許文献1では、工具内部にチップおよび粉塵を吸入することができる空気通路を設けている。しかしながら、工具がフォーム材料を切削加工するために高速で回転するため、実際に空気通路を通じて吸入されるチップおよび粉塵は多くない。
【0004】
特許文献2および特許文献3は、特許文献1の不都合を解決するために、本出願人が発明したものである。これら特許文献2および3は、特許文献1と異なり、フォーム材料を溶融させて加工するので、粉塵およびチップを発生しない。
【0005】
図1は特許文献2に開示された熱工具を示すものである。この特許文献1の熱工具10は、図1に示すように、熱線11を備えている。熱線11は、熱工具10に電圧が印加されると700℃以上の高温で発熱し、近接した工作物の表面を放射熱で溶融させる。このような加工方式は、熱工具10が工作物と直接接触しなくても工作物を加工することができるので、工作物との接触摩擦による切削抵抗がない。
【0006】
しかし、この特許文献2の熱工具は、熱線という非常に小さな表面積を有する媒介物を通じて熱エネルギーを伝達するので、被工作物を実質的に熱分解させることができる有効加工範囲が非常に狭く、加工時間が長い。したがって、大きな面積を加工する予備加工段階で、このような熱工具を使用する場合、工作物の一部のみが熱分解され、大部分は溶融状態で存在して工作物または熱工具に固着し、工作物の表面粗度および熱工具の加工精度を低下させる。
【0007】
図2は特許文献3に開示された熱工具を示すもので、図2(A)は斜視図、図2(B)は断面図である。この特許文献3の熱工具20の内部には、図2(B)に示すように、電極26に連結された熱線28が設けられている。熱工具20は、周縁が径方向外側に突出する加工部22と、溶融した工作物の材料(一般に、ポリマー)が溜められる収納部24とを備える。加工部22は工作物と接触するように周縁が径方向外側に突出し、収納部24は溶融した材料が良好に溜まるように溝状に形成される。加工部22によって溶融された材料は収納部24に溜められ収納部24で長期間加熱されることによって熱分解される。したがって、この特許文献3に開示された熱工具は、特許文献2の熱工具に比べて加工時間が短く、溶融材料による影響が少ない。
【0008】
しかし、この特許文献3の熱工具は、熱工具が長手方向に移動する時のみしか、溶融材料を除去しながら加工することができないという不都合を有する。また、収納部24に溜められた材料(ポリマー)を速かに熱分解するために熱工具を高温で発熱させなければな
らないので、フォーム材料の工作物を精密に加工することが困難である。
【特許文献1】米国特許登録第6,234,725号明細書
【特許文献2】大韓民国特許出願第2003- 47255号明細書
【特許文献3】大韓民国特許出願第2004- 16967号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、溶融材料による、加工精度または加工速度の低下などの問題を解決することができる回転式熱工具およびこれを用いる加工装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記課題を解決するために、本発明の一態様によれば、モーターと、前記モーターに結合されて回転する回転体と、外部電源に連結され、前記回転体の電極にそれぞれ接触する電極端子と、前記回転体に結合される発熱体であって、その周面に螺旋状溝が形成されており、前記電極端子を介して供給される電流によって発熱する発熱体と、前記発熱体の上部周面に備えられ、前記溝に沿って移動する溶融物質を貯留する材料貯留部とを備えることを特徴とする、回転式熱工具が提供される。
【0011】
上記態様において、前記回転体は、前記モーターと結合される上部チャックと、内部に軸線方向に延びる通孔が形成された二つの円形電極と、前記二つの円形電極間に設けられ、内部に、軸線方向に穿設された通孔を備える絶縁部材と、前記円形電極および前記絶縁部材の通孔内を通って延びる突出部を有し、前記上部チャックと結合される下部チャックとを備えることが好ましい。
【0012】
発熱体の内部には収納空間が形成され、前記収納空間には、前記円形電極と電気的に接続して発熱する抵抗部材が備えられることが好ましい。
材料貯留部には、高温の熱を放出する抵抗部材がさらに備えられることが好ましい。
【0013】
材料貯留部には、貯留された溶融材料を外部へ排出する排出管がさらに備えられることが好ましい。
また、前記課題を解決するために、本発明の他の態様によれば、前記回転式熱工具と、前記熱工具を任意の第1軸方向に移送する第1移送手段と、工作物が固着されるインデックシングテーブルと、前記第1移送手段および前記インデックシングテーブルのうちの少なくとも一方を前記第1軸に直交する第2軸方向に移送する第2移送手段と、前記第1移送手段および前記第2移送手段のうちの少なくとも一方を前記第1軸と第2軸にそれぞれ直交する第3軸方向に移送する第3移送手段とを備えることを特徴とする、回転式熱工具を用いる加工装置が提供される。
【発明の効果】
【0014】
以上のような本発明の熱工具は次のような効果を有する。
第一に、溶融材料の除去率を大きく高めることができる。本発明は発熱体の周面に複数の螺旋溝が形成されているので、溶融した被工作物の材料が溝に沿って上方に移−動しながら熱分解されるか、あるいは材料貯留部に貯留される。したがって、本発明によれば、発熱体によって溶融される被工作物の材料が容易に除去される。
【0015】
第二に、フォーム材料の工作物の加工精度および表面粗度を向上させることができる。本発明によれば、前述したように、溶融材料が熱工具の溝に沿って材料貯留部に移動するので、溶融した材料が工作物とほとんど接触しない。したがって、本発明では、溶融材料による、加工精度および表面粗度の低下現象が発生しない。
【0016】
第三に、熱効率を高めることができる。本発明は熱工具が一つの軸線を基準として回転するので、熱工具の全表面が工作物と接触する。したがって、本発明は、従来とは異なり、空気中にそのまま輻射されて損失する熱量が非常に少ない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図3は本発明の回転式熱工具の一実施形態の分解斜視図を示す。図4は図3に示した回転体の分解斜視図を示す。
【0018】
図3に示すように、熱工具100は、ケース102、モーター110、回転体120、電極端子130、ホルダー150、材料貯留部170、および発熱体180から構成される。
【0019】
ケース102は、二つの分離された収納空間102aを有する。それぞれの収納空間102aには、モーター110と回転体120とがそれぞれ装着される。ケース102の一側面には、下部収納空間102aと連通する挿入孔102bが形成されている。挿入孔102bには電極端子130が結合される。
【0020】
回転体120は、図4に示すように、二つの分離された円形電極122、絶縁部材124、上部チャック126、および下部チャック128から構成される。二つの円形電極122および絶縁部材124は、上部チャック126と下部チャック128とにより結合される。絶縁部材124は、二つの円形電極122間に設けられて、二つの円形電極122の通電を防止する。円形電極122および絶縁部材124の中央には通孔122a,124aが形成されている。上部チャック126は三つの締結孔126aを備える。中央の締結孔126aにはモーター110のシャフトが結合され、ほかの二つの締結孔126aには締結ボルトが結合される。尚、各図面においてモーター110のシャフトが延びる方向、すなわち回転軸線が延びる方向を軸線方向と称する。下部チャック128は、上方に長く延びる突出部128aを備える。突出部128aには、上部チャック126の締結孔126aと対応する締結孔128bと、上下に、すなわち図4において鎖線で示される軸線方向に貫通する引出孔128cとが形成されている。突出部128aは円形電極122および絶縁部材124の通孔122a,124aを通過して上部チャック126の底面に結合される。下部チャック128の底面には直径方向に真っ直ぐに延びた挿着溝128dが形成されている。挿着溝128dにはソケット140が差し込まれる。上部チャック126と下部チャック128とは、締結孔126a,128bに締結されるボルトにより堅固に結合される。
【0021】
再び、図3に基づいて残りの部材について説明する。
電極端子130は2対の対向する電気接点端子132を有する。各対の電気接点端子132は、それぞれ、対応する各円形電極122に接触する。各対の電気接点端子132は、円形電極122と接触させるために、電気接点端子132同士の間隔が円形電極122の直径より小さくなるように形成されているとともに、弾性を有することにより、円形電極122との接触が維持される。電極端子130は外部電源と連結される。したがって、円形電極122は電極端子130を介して外部電源から電流を受ける。
【0022】
ソケット140は、上方に突出する突起142と、上下、すなわち軸線方向に穿設された締結孔144とを有する。締結孔144の内周面にはネジ部が形成されている。締結孔144には発熱体180が結合される。ソケット140は突起142を介して下部チャック128の挿着溝128dに結合されて回転体120とともに回転する。
【0023】
ホルダー150は、上部において周縁が径方向外側に突出するフランジ152を有する。ホルダー150の内部には、上下、すなわち軸線方向に延びる通孔154が穿設される。この通孔154の上部および下部にはそれぞれベアリング104が結合される。ホルダー150の下部外周面にはネジ部156が形成されている。このネジ部156には材料貯留部170が結合される。ホルダー150は、ボルトによってケース102の底面に結合されるフランジ160を介してケース102に取り付けられる。
【0024】
材料貯留部170は、内部に溶融材料が貯留される収納空間172と、上下、すなわち軸線方向に穿設された通孔174とを有する。材料貯留部170の上部内周面にはネジ部176が形成されている。
【0025】
発熱体180は複数の螺旋状溝182を有する。この複数の螺旋状溝182は発熱体180の下端から上方に螺旋状に形成されている。発熱体180の上端にはネジ部184が形成されている。発熱体180は、上方に開放した孔186を備える。この孔186には、高温の熱を放出する抵抗部材190が挿入される。一方、ソケット140を介して回転体120に結合される発熱体180はモーター110の駆動によって回転する。発熱体180は、ホルダー150に設けられたベアリング104によって、回転時に大きな摩擦抵抗を受けない。
【0026】
抵抗部材190は2本の電線192を有する。各電線192は対応する円形電極122にそれぞれ連結される。したがって、電極端子130を介して円形電極122に電流が供給されると、抵抗部材190は高温で発熱して発熱体180を加熱する。
【0027】
以下、本実施形態による熱工具100の動作状態を説明する。
図5は図3の熱工具の結合斜視図、図6は図3の熱工具の断面図である。
このような構成要素からなる本実施形態の結合形態を図5に示す。モーター110と電極端子130は別に設けられた外部電源(図示せず)に連結される。モーター110に電流が印加されると、モーター110に連結された回転体120が回転され、ソケット140を介して発熱体180が回転される。電極端子130に電流が印加されると、回転体120の円形電極122を介して、発熱体180の内部に挿入された抵抗部材190に電流が供給されて、抵抗部材190が発熱する。つまり、モーター110および電極端子130に電流が印加されると、発熱体180が高温で発熱しながら回転する。
【0028】
このような発熱体180を用いてフォーム材料からなる工作物を加工すると、工作物の材料が発熱体180の熱エネルギーによって溶融されて加工される。そして、溶融された材料(一般に、ポリマー)は発熱体180の回転力と毛細管現象によって発熱体180の溝182に沿って材料貯留部170側に移動する。溶融材料は溝182に沿って移動しながら、発熱体180から継続して熱エネルギーを受けるので、材料貯留部170に移動しながら熱分解されるか、あるいは材料貯留部170で十分な熱エネルギーを受けて熱分解される。
【0029】
一方、材料貯留部170にはかなり多量の溶融材料が貯留されるので、これを熱分解するための別途の発熱部材を備えてもよい。また、溶融材料を熱工具100の外側へ排出するように、排出管をさらに備えてもよい。
【0030】
図7は図3の熱工具が装着された加工装置の一実施形態の斜視図である。
本発明の熱工具100が装着される加工装置は、図7に示すように、互いに直交する3方向に移動する第1移送装置210、第2移送装置220、第3移送装置230、工作物260が固着されるインデックシングテーブル300、およびこれら装置の動作を制御する制御装置250から構成される。
【0031】
第1移送装置210には、工作物260が固着されるインデックシングテーブル300が安着される。第1移送装置210は、インデックシングテーブル300を水平面に平行な第1軸(y軸)方向に移送させる。第2移送装置220は、第1移送装置210から所定高さだけ離れた位置に設置される。第2移送装置220は、第3移送装置230を第1移送装置210の移送方向と直交する第2軸(x 軸)方向に移動させる。
【0032】
第3移送装置230にはバイス240が設置される。第3移送装置230は第2移送装置220に取り付けられ、バイス240を第1軸および第2軸にそれぞれ直交する第3軸(z軸)方向に移動させる。
【0033】
バイス240には熱工具100が連結される。バイス240は、第2移送装置220および第3移送装置230の動作によって、第1移送装置210の移送方向と水平方向に直交する方向に移動するか、または第1移送装置210に向かって下向きに移動する。
【0034】
したがって、バイス240に装着された熱工具100は、インデックシングテーブル300を移動させる第1移送装置210によってy軸方向の移動領域を確保し、第2移送装置220および第3移送装置230によってx軸とz軸方向の移動領域を確保することにより、インデックシングテーブル300に固定された工作物260に対して3次元の加工領域を有する。したがって、このように構成された加工装置を用いれば、工作物260を立体形状に加工することができる。
【0035】
一方、各移送装置210,220,230とインデックシングテーブル300とは有線または無線で接続された制御装置250によって、それぞれ所定の経路に沿って移動することによって、熱工具100が工作物260を加工することを助ける。
【0036】
以上、添付図面を参照しながら本発明の回転式熱工具およびこれを用いる加工装置の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明は、溶融材料による、加工精度または加工速度の低下などの問題を解決することができる回転式熱工具およびこれを用いる加工装置に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】従来の熱工具の一例を示す概略断面図。
【図2】(A)従来の熱工具のほかの例を示す斜視図、(B)図2(A)に示した熱工具の断面図。
【図3】本発明の回転式熱工具の一実施形態を示す分解斜視図。
【図4】図3に示す回転体の分解斜視図。
【図5】図3の熱工具の結合斜視図。
【図6】図3の熱工具の断面図。
【図7】図3の熱工具が装着された加工装置の一実施形態を示す斜視図。
【符号の説明】
【0039】
100…熱工具、102…ケース、110…モーター、120…回転体、130…電極端子、140…ソケット、150…ホルダー、160…フランジ、170…材料貯留部、180…発熱体、190…抵抗部材、210…第1移送装置、220…第2移送装置、2
30…第3移送装置、240…バイス、250…制御装置260…工作物、300…インデックシングテーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
モーターと、
前記モーターに回転可能に結合され、円形電極を有する回転体と、
外部電源に接続され、前記回転体の円形電極にそれぞれ接触する電極端子と、
前記回転体に結合される発熱体であって、その周面には螺旋状の溝が形成されており、前記電極端子を介して供給される電流によって発熱する、発熱体と、
前記発熱体の上部周面に備えられ、前記溝に沿って移動する溶融物質を貯留する材料貯留部と、
を備えることを特徴とする、回転式熱工具。
【請求項2】
前記回転体は、
前記モーターと結合される上部チャックと、
内部に軸線方向に延びる通孔が形成された二つの円形電極と、
前記二つの円形電極間に設けられ、内部に、軸線方向に穿設された通孔を備える絶縁部材と、
前記円形電極および前記絶縁部材の通孔内を通って延びる突出部を有し、前記上部チャックと結合される下部チャックと、
を備えることを特徴とする、請求項1に記載の回転式熱工具。
【請求項3】
前記発熱体の内部には収納空間が形成され、前記収納空間には、前記円形電極と電気的に接続して発熱する抵抗部材が備えられることを特徴とする、請求項1に記載の回転式熱工具。
【請求項4】
前記材料貯留部には、高温の熱を放出する抵抗部材がさらに備えられることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の回転式熱工具。
【請求項5】
前記材料貯留部には、貯留された溶融材料を外部へ排出する排出管がさらに備えられることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の回転式熱工具。
【請求項6】
モーター、前記モーターに結合されて回転する回転体、外部電源に連結され、前記回転体の電極にそれぞれ接触する電極端子、前記回転体に結合される発熱体であって、その周面に螺旋状の溝が形成され、前記電極端子を介して供給される電流によって発熱する発熱体、および前記発熱体の上部周面に備えられ、前記溝に沿って移動する溶融物質を貯留する材料貯留部を含む回転式熱工具と、
前記熱工具を任意の第1軸方向に移送させる第1移送手段と、
工作物が固着されるインデックシングテーブルと、
前記第1移送手段および前記インデックシングテーブルのうちの少なくとも一方を前記第1軸に直交する第2軸方向に移送する第2移送手段と、
前記第1移送手段および前記第2移送手段のうちの少なくとも一方を前記第1軸および第2軸にそれぞれ直交する第3軸方向に移送する第3移送手段と、
を含むことを特徴とする、回転式熱工具を用いる加工装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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