説明

圧縮式成長媒体ポット

本発明は、成長媒体ポットを製造し圧縮するための装置及び方法に係り、そこでは、前記成長媒体ポットは成長媒体パイプとして製造されており、管状の壁がファイバ含有材料により形成されており、成長媒体パイプは少し圧縮された成長媒体を含む。本発明の目的は、確実に圧縮された成長媒体ポットの安価で且つ効果的な製造のための装置及び方法を実現することであり、そこでは成長媒体ポットは、速く且つ効果的に圧縮されて、ファイバ含有材料を含む。これは、巻書に記載された装置により実現されても良く、成長媒体パイプの端部が輸送手段により回転ユニットの開口内に配設されるように装置が、構成される場合に、回転ユニットの開口は少なくとも1つの壁と少なくとも1つの底部により囲まれても良く、切断手段は、個別の成長手段ポットを前記成長媒体パイプから分離しており、回転ユニットは多数の停止位置間で回転させられており、少なくとも1つの停止位置は、少なくとも1つのピストンに接続する押圧シリンダを少なくとも具備するシリンダユニットと相互作用しており、ピストンは回転ユニットの開口の1つと相互作用しており、回転ユニットの開口に含まれる成長媒体ポットは、進行する動きを有するピストンにより圧縮されており、回転ユニットの停止位置の少なくとも1つは、回転ユニットの開口から外へ完成された成長媒体ポットを押圧する、1つのピストンに接続するエジェクタシリンダと相互作用する。これにより、成長媒体ポットの非常に速く且つ同時に非常に均一な圧縮が実現可能である。成長媒体ポットの圧縮により、空気内容物は、成長媒体ポットのその他の内容物に影響を与えることなく減少される。輸送及び貯蔵時において、体積の減少は非常に重要である。回転ユニットを使用することにより、非常に速い製造が実施可能であり、回転ユニットは、通常の非圧縮式成長媒体ポットを製造するための機械に接続されても良い。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、成長媒体ポット(壷)を製造し圧縮するための装置に係り、そこでは成長媒体ポットは少し圧縮された成長媒体を含み、成長媒体ポットは成長媒体パイプ(管)として製造され、パイプ壁はファイバ(繊維)含有材料により形成されており、成長媒体パイプは少し圧縮された成長媒体を含む。
【0002】
また本発明は、成長媒体ポット(壷)を製造し圧縮するための方法に係り、そこでは成長媒体パイプは緩く圧縮された成長媒体を含んでおり、その成長媒体は側部において少なくとも一層のファイバ(繊維)含有材料により囲まれており、更にそこではファイバ(繊維)含有材料は、緩く圧縮された成長媒体を囲むチューブを形成する。
【背景技術】
【0003】
US(米国特許第)3,375,607号は、水と接触することにより体積を大きくする状態の多孔性のルーズな(緩んだ)材料に膨張する圧縮式プラント(植物)成長媒体のポットを開示しており、それ(ポット)は、輸送及び貯蔵時に寸法を小さくするためにそのポットを圧縮するケーシングにより囲まれているが、植物を発芽・生育させるためには十分大きな体積に膨張することができる。ケーシングは、プラスティック製ネット(網)からなっても良く、そのネットはポットに対して押圧されてそれを形成する。一般的に、ポット及びケーシングは、貯蔵状態から使用状態への間で、4乃至6倍に膨張する。
【0004】
US(米国特許第)3,883,989号は、膨張式ミズゴケポットにおける成長植物を開示しており、そのミズゴケポットは水成の瀝青乳剤とミズゴケを臨界的比率で混合し、その混合物を乾燥し、固形体を形成するために幾つかの方向において圧縮することにより形成される。圧縮物体は、当初の厚みの小さな部分だけの厚みを有する。これらの物体は水と接触することにより、膨張して柔らかいケーキ(塊)を形成しており、そのケーキは、外部支持なしでそれらの形状を形成するが、それらは普通の植物及び根の成長を可能にする。膨張式ポットは、圧縮前の概略当初の厚みである厚みを有する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の公報に、少なくとも1つのピストンに接続する押圧式シリンダを少なくとも具備するシリンダユニットにより作動する、圧縮式成長媒体ポットを開示するものはない。その様な圧縮式成長媒体ポットでは、ピストンは回転ユニットの開口の1つと相互作用しており、回転ユニットの開口に含まれる成長媒体ポットは進行する動きを有するピストンにより圧縮されており、回転ユニットの停止位置の少なくとも1つはエジェクタ(放出)シリンダと相互作用しており、エジェクタシリンダは、完成した成長媒体ポットを回転ユニットの開口から外へ押圧するピストンに接続する。
【0006】
これにより、成長媒体ポットの非常に速く且つ同時に非常に均一な圧縮が実現可能である。成長媒体ポットの圧縮により、空気内容物は、成長媒体ポットのその他の内容物に影響を与えることなく減少される。輸送及び貯蔵時において、体積の減少は非常に重要である。回転ユニットを使用することにより、非常に速い製造が実施可能であり、回転ユニットは、通常の非圧縮式成長媒体ポットを製造するための機械に接続されても良い。
【0007】
装置はまた、回転ユニットが少なくとも2つの停止位置で第1と第2のピストンと相互作用するように構成されても良く、そこでは第1のピストンは成長媒体ポットの第1の圧縮を実施し、第2のピストンは回転ユニットのその後に続く停止位置において第2の圧縮を実施する。繰り返しの圧縮により、成長媒体ファイバ(繊維)の効果的且つ永久的変形が達成され、それにより圧縮された成長媒体ポットは、成長媒体ポットが濡らされるまで圧縮された状態で保持される。
【0008】
回転ユニットの開口は、少なくとも1つの弁を介して少なくとも1つの真空ポンプに連絡することが好ましくても良く、前記弁は開くことにより、成長媒体ポットのピストンの圧縮において真空ポンプへの接続を形成する。これにより、過剰圧力が圧縮中に成長媒体内に生じないので、より早く且つより有効な圧縮が実現されても良い。
【0009】
使用されるピストンは、圧縮された成長媒体ポットの少なくとも1つを移植するための開口を形成するための少なくとも1つの突起を具備することが好ましくても良い。全てのピストンが同じ突起を有して構成されるので、移植孔の形成は第1の圧縮により確保されており、更に突起をやはり有する次のピストンにより移植孔が突起で充填されるので、移植孔が閉じられないようになる。
【0010】
ピストンの少なくとも1つの突起は、回転ユニットの対向する底部の関連する開口と相互作用可能であり、ピストンは、底部開口を通り成長媒体を押圧可能であり、成長媒体ポットを、ピストンの突起の周りで圧縮可能である。これにより、貫通孔が成長媒体ポット内に形成されることが実現されても良い。この孔は、ハイパー(高度)成長媒体の層の間の発芽・生育のための孔に配設されても良い、種の生育に特に適していても良い。貫通孔は、1つ以上のより小さな成長媒体ポットを含んでも良く、その成長媒体ポットは、特に発芽・生育に適した少し圧縮されたハイパー成長媒体により形成されても良い。個別のタイプの種への適用は、1つ以上の内部成長媒体ポットに成長媒体成分を適応することにより実施されても良い。
【0011】
圧縮のための次のピストンは、それに続く圧縮において開口の圧縮を防止するための突起を具備することが好ましくても良い。これにより、形成された孔がそれに続く圧縮において開いた状態で保持されることが確保されても良い。
【0012】
好適には、緩く圧縮された成長媒体を含む前記成長媒体パイプは、媒体シリンダを介して移送させられても良く、成長媒体シリンダと回転ユニットとの間に、スロット(長穴)が存在しており、鋸は、前記スロット(長穴)を通り通過することにより、成長媒体シリンダを切断する。これにより、切断において、成長媒体パイプ壁の効果的な支持が実現されても良く、更に切断により失われる可能性がある成長媒体の量は実質的に減少する。
【0013】
好適には、回転ユニットは、第1のディスクと第2の静止ディスクとの間に配設されても良く、前記ディスクは回転ユニット内の開口を閉じており、第1のディスクは放出のための少なくとも1つの開口を具備しており、第2のディスクは、成長媒体シリンダの挿入のための少なくとも1つの開口を具備しており、第2のディスクは圧縮ピストンのための少なくとも1つの開口を具備しており、第2のディスクはエジェクタのピストンと相互作用する、少なくとも1つの開口を具備する。
【0014】
パイプの前端部は回転する回転ユニット内に配設されても良く、パイプは、回転ユニットが第1の作動位置から次の作動位置へ回転させられる前に切断されても良く、少なくとも1つのピストンは、成長媒体ポットの第1の圧縮を実施しており、その回転ユニットは次の作動位置に回転させられており、エジェクタシリンダは圧縮された成長媒体ポットの放出を実施することを特徴とする方法を、本発明は具備する。これにより、成長媒体ポットのエネルギの観点において、迅速且つ最適な製造が実現されても良い。
【0015】
成長媒体ポットの圧縮において、好適には、開口は圧縮に続いて成長媒体を押し出すことにより形成されても良く、形成された開口はハイパー成長媒体により形成された少なくとも1つのより小さなポットで充填されており、より小さなポットはファイバ含有材料により囲まれる。これにより、発芽・生育に特に適していて且つ傷つきやすい植物の最適な成長に適した成長媒体により形成されるポットにより囲まれる、内部ハイパー成長媒体ポットが形成されることが実現されても良い。外部ポットは、周りのポットに比べてかなりより低い内部ポットを含んでも良い。内側ポットの表面は、開放表面における発芽・生育に適した植物の発芽・生育に使用されても良い。成長媒体の周囲側部により保護されるので、異なる種のための理想の発芽・生育条件が提供可能である。暗部における発芽・育成を必要とする種は、砂の薄い層により覆われても良く、砂層の下の種は上記のように保護される。
【0016】
第2の実施の形態において、外部ポットの孔は、種の発芽・生育に特に適した、少し圧縮されたハイパー成長媒体により充填されても良い。多数の適切な成長媒体の内で、数例が説明されても良く、それらはグランドココ(ココヤシ)ファイバ(繊維)、真珠岩、蛭岩等である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明は図面を参照して以下で説明される。
図1において、成長媒体ポットを製造するための機械の可能な実施の形態が示される。自動ポット装置1が繊維(ファイバ)含有材料からなる管状壁を、成長媒体の進行する流れの周りに形成しているので、成長媒体のパイプ(管)が形成される。自動ポット装置1において起こっていることのより詳細な説明は、やはり従来技術として説明されるWO92/03914に示されている。成長媒体パイプは、図示されない媒体シリンダ4を通り、鋸5に向かって回転ユニット9まで進行させられており、そこでは成長媒体パイプは鋸5により短くされる。図において押圧シリンダ7及びエジェク(放出)タシリンダ8もまた示される。
【0018】
圧縮されないポット6は従って、成長媒体パイプを進行させて、鋸5により成長媒体パイプを通る切断を実施することにより、回転ユニット9内に設置される。その後、回転ユニット9は、1つの位置だけ矢印の方向で前方にそれに続く位置に向かって回転させられており、その後押圧シリンダ7及びエジェクタ(吐出)シリンダ8は、可能な限り同時に異なる位置で、ポットの1つの圧縮を実施し、その一方でエジェクタシリンダ8は、回転ユニット9から外へ完成した押圧されたポット10を押圧している。個別のサブプロセスは非常に速い速度で実施されても良く、回転ユニット9により、圧縮された成長媒体ポット10の非常に迅速な製造を実現しても良い。回転ユニット9及び2つのシリンダ7と8の性能が、あるペース(作業速度)で実現されても良く、機械のこの部分は自動ポット装置1が作動可能なこのペースを追随する。
【0019】
図2にこれとは別の実施の形態が示されており、そこでは図1と同じ参照番号が使用されているので、それらについては記述されない。図2は別の押圧シリンダ11が導入されていることにおいてのみ図1と相違する。
【0020】
2つの押圧シリンダ11,7を使用することにより、圧縮の反復が実現されるが、しかしより多くの押圧シリンダが使用されることが好ましくても良いので、圧縮の数は2つだけに限られる必要はない。成長媒体ポットの反復圧縮は、成長媒体ファイバがより永久的な変形を成し遂げること、即ち成長媒体ファイバがより少ない範囲で、それらの当初の形状に戻ることを意味しており、成長媒体ポットは従って、より高い程度まで圧縮されても良く、完成された成長媒体ポットは、梱包及びその後の移送において有利である二重圧縮により、より均一になる。
【0021】
図3は回転ユニット自体及びそれに接続されたシリンダの分解図を示している。媒体シリンダ4、鋸5及び圧縮されない成長媒体ポット6が示される。同時に、圧縮シリンダ7、エジェクタシリンダ8、回転する回転ユニット9及び圧縮された成長媒体ポット10が示される。同様に、圧縮シリンダ11が示される。また、第1の静止ディスク(板)13及び第2の静止ディスク(板)12が示されている。
【0022】
成長媒体パイプ4は第2の静止ディスク12と相互作用しており、第2の静止ディスクにおいて、成長媒体パイプの通過のための開口が設けられており、その成長媒体パイプは、回転ユニット9と静止ディスク12との間で作動する鋸5により短くされる。短くされた成長媒体ポットは、回転する回転ユニット内で第1の圧縮位置まで移送され、その第1の位置において、押圧シリンダ11は成長媒体ポットの第1の圧縮を実施する。それに引き続いて、回転ユニットの次の位置で、押圧シリンダ7は成長媒体ポットの更なる圧縮を実施し、そこでは次のエジェクタシリンダ8の位置の成長媒体ポットは、回転ユニットから外へ、第1の静止ディスク13の開口を通り押圧されるので、完成された製品10が現れる。完成された製品10はその後、引き続き取り扱い手段により梱包内に設置されても良く、あるいは更なる輸送のために容器に梱包されても良い。
【0023】
本発明は、少なくとも1つの内側リングと少なくとも1つの外側リングにおいて半径方向に配設される複数の作動室を具備する、回転ユニットを含むように拡張されても良く、それにより二重式ピストンと相互作用可能な二重回転ユニットが形成され、それにより製造容量が二倍になっても良い。
【0024】
2つの回転ユニットは相互作用しても良く、そこでは1つの回転ユニットは外側の成長媒体ポットを製造しており、その外側の成長媒体ポットは放出(エジェクション)に続いて、それに続く回転ユニットに設置されても良い。外側の成長媒体ポットの孔はここでは、外部ポットの内側で製造され圧縮される内部のハイパー(高度)成長媒体ポットにより充填されても良い。
【0025】
それとは別のものとして、第2の回転ユニットの外側成長媒体の孔は、非常に緩く圧縮されたハイパー成長媒体により充填されても良い。これにより、種の発芽・生育のための最適な条件が形成されても良い。
【0026】
1つの回転ユニットは、内部ポットを収容するための孔により大型の外部成長媒体ポットが同時に製造されるように構成されても良く、そこでは、内部ポットが同時に製造される。
【0027】
可能なこれとは別の実施の形態において、外側及び内側の成長媒体ポットはお互いに内部で製造されても良い。外部ポットは先ず、内部ポットを収容するための孔を備えて形成されても良い。少しの圧縮の後に、回転ユニットの次の位置において、外部ポットの孔は、外部成長媒体ポットの孔に対応する直径を有する第2の成長媒体パイプにおいて移送されても良い、内側ポットにより充填されても良い。内部ポットは、周りの外側の成長媒体ポットの高さに対応する高さで切断されても良い。2つのポットはその後に、共通のピストンにより圧縮されても良く、そこでは内部ポットは外側に比べてより以上に圧縮可能であるので、窪みが外側のポットに生じる。窪みは、記述されたように、種の発芽・生育のために使用されても良い。内部ポットが周囲のポットに比べてより低いにもかかわらず、そのポットのハイパー成長媒体は、種の発育性の改善のために、少し圧縮されても良い。これは、内側ポットが外側ポットの孔において形成される前に、外側ポットが強く圧縮されることにおいて実現されても良い。
【0028】
内部ポットは、35から50mmの外径を有する外部ポットにより囲まれていて且つ約15mmの直径を有する、シリンダとして形成されても良い。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】図1は本発明による装置の可能な実施の形態を示している。
【図2】図2はこれとは別の実施の形態を示す。
【図3】図3は図2の展開図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
成長媒体ポットを製造し圧縮するための装置において、
前記成長媒体ポットが少し圧縮された成長媒体を含んでおり、前記成長媒体ポットは、ファイバ含有材料により形成された管状の壁により囲まれた成長媒体パイプとして製造されており、該装置において、
前記成長媒体パイプの端部は、輸送手段により回転ユニットの開口内に配設されており、
前記回転ユニットの前記開口は少なくとも1つの壁と少なくとも1つの底により囲まれており、
切断手段は、前記個別の成長媒体ポットを前記成長媒体パイプから分離しており、
前記回転ユニットは多数の停止位置間で回転させられており、
少なくとも1つの停止位置は、少なくとも1つのピストンに接続する押圧シリンダを少なくとも具備するシリンダユニットと相互作用しており、
前記ピストンは前記回転ユニットの開口の1つと相互作用しており、
前記回転ユニットの開口に含まれる前記成長媒体ポットは、進行する動きを有する前記ピストンにより圧縮されており、
前記回転ユニットの前記停止位置の少なくとも1つは、前記回転ユニットの開口から外へ完成された成長媒体ポットを押圧する、1つのピストンに接続するエジェクタシリンダと相互作用する、
ことを特徴とする装置。
【請求項2】
前記回転ユニットは、少なくとも2つの停止位置において、第1と第2のピストンと相互作用しており、
前記第1のピストンは、成長媒体ポットの第1の圧縮を実施しており、
前記第2のピストンは、次の停止位置において第2の圧縮を実施する、
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記回転ユニットの前記開口は、少なくとも1つの弁を介して少なくとも1つの真空ポンプに連絡しており、
前記弁は開くことにより、前記成長媒体ポットのピストンの圧縮において前記真空ポンプへの接続を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
【請求項4】
使用される前記ピストンは、前記圧縮された成長媒体ポットの少なくとも1つを移植するための開口を形成するための少なくとも1つの突起を具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
【請求項5】
前記ピストンの少なくとも1つの突起は、前記回転ユニットの対向する底部の関連する開口と相互作用しており、前記ピストンは、前記底部開口を通り成長媒体を押圧しており、
前記成長媒体ポットは、前記ピストンの突起の周りで圧縮される、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
【請求項6】
圧縮のための前記次のピストンはそれに続く圧縮において開口の圧縮を防止するための突起を具備することを特徴とする請求項5に記載の装置。
【請求項7】
緩く圧縮された成長媒体を含む前記パイプは、媒体シリンダを通り前進させられており、
前記成長媒体シリンダと前記回転ユニットとの間にスロットが存在しており、
鋸は、前記スロットを通り通過することにより、前記成長媒体シリンダを切断する、
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
【請求項8】
前記回転ユニットは、第1のディスクと第2の静止ディスクとの間に配設されており、
前記ディスクは前記回転ユニット内の前記開口を閉じており、前記第1のディスクは放出のための少なくとも1つの開口を具備しており、
前記第2のディスクは、前記成長媒体シリンダの挿入のための少なくとも1つの開口を具備しており、
前記第2のディスクは圧縮ピストンのための少なくとも1つの開口を具備しており、
前記第2のディスクは前記エジェクタの前記ピストンと相互作用する、少なくとも1つの開口を具備する、
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
成長媒体ポットを製造し圧縮するための方法において、
前記成長媒体ポットは、ファイバ含有材料の少なくとも1つの層により、側部において囲まれる、緩く圧縮された成長媒体により形成されており、前記ファイバ含有材料は、前記緩く圧縮された成長媒体を囲むパイプを形成しており、この方法において、
前記パイプの前端部は回転する回転ユニット内に配設されており、
前記チューブは、前記回転ユニットが第1の作動位置から次の作動位置へ回転させられる前に切断されており、
少なくとも1つのピストンは、前記成長媒体ポットの第1の圧縮を実施しており、その後前記回転ユニットは次の作動位置に回転させられており、
エジェクタシリンダは前記圧縮された成長媒体ポットの放出を実施する、
ことを特徴とする方法。
【請求項10】
前記成長媒体ポットの圧縮において、開口は圧縮に続いて成長媒体を押し出すことにより形成されており、
前記形成された開口はハイパー成長媒体により形成された少なくとも1つのより小さなポットで充填されており、
前記より小さなポットはファイバ含有材料により囲まれる、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2006−504418(P2006−504418A)
【公表日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−547444(P2004−547444)
【出願日】平成15年10月30日(2003.10.30)
【国際出願番号】PCT/DK2003/000731
【国際公開番号】WO2004/039145
【国際公開日】平成16年5月13日(2004.5.13)
【出願人】(505164014)エレガールド アクティーゼルスカブ (1)
【Fターム(参考)】