説明

地図検索サーバ、地図検索システム及び地図検索方法

【課題】地図検索において、テレビ番組で紹介された地域や地名について簡便に検索することができるサーバ、システム、及び方法を提供すること。
【解決手段】クライアント装置(30)から検索要求を受け付けると、地図検索サーバ(20)は、検索地図記憶手段(26,27)からクライアント装置に表示させる地図データを検索語に基づいて抽出し、抽出した地図データを検索要求を受け付けたクライアント装置に送信する。このとき、地図データには、地名情報とは異なる特定検索語に関連付けられた特定地図データを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地図検索サーバ、地図検索システム及び地図検索方法に関する。特に、放送番組に含まれる地名を含む地図データを検索するサーバ、システム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ウェブ上で地図を検索するシステムが知られている。このシステムは、インターネットを介して利用者が地名を入力すると、その地名周辺の地図が利用者のコンピュータに表示されるというものである。検索の結果表示される地図には、検索した地名周辺の地図だけでなく、銀行や郵便局の位置など、その周辺情報も同時に表示される。
【0003】
一方で、テレビ放送の旅行番組で日本や世界の各所を紹介する場合がある。番組内で紹介された地域について興味を持った視聴者がその地域を参照しようとする場合、インターネットに接続して地図検索システムを利用する。このような場合でも、視聴者は詳細な地名等は時間が経過するにつれて忘れてしまったり、不正確に覚えてしまったりするなどで、検索することが困難になってしまうケースがある。これでは、せっかく興味を持った視聴者がその土地に訪れる機会を損失し、ひいてはテレビ等で紹介されることで当該地域の観光や産業を振興させようという地元の人々の行動も無益なものとなってしまう。
【0004】
そこで、旅行番組等を録画して後で参照することが考えられる。このような場合、番組放送と共に送信される番組に関する情報(以下、「番組メタ情報」とする)を受信して録画すると共にリストアップし、検索して再生できる装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2006−236412号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、このような場合であっても、地名の検索時において録画した番組を再生しなければならず、手間がかかると同時に時間を要する。また、このような手間をかけてまで番組内で紹介された地域について検索しようとすることは一般的には考えにくい。このため、テレビ等で紹介されることで当該地域の観光や産業を振興させようという地元の人々の行動も無益なものとなる点においては依然問題として残る。
【0006】
そこで、本発明は、地図検索において、テレビ番組で紹介された地域や地名について簡便に検索することができるサーバ、システム、及び方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
【0008】
(1)クライアント装置から受信した検索要求に応じて地図を検索する地図検索サーバであって、前記クライアント装置から前記検索要求を受け付ける検索要求受付手段と、地図画像を前記クライアント装置に表示させる地図データ及び地図を検索する検索語を記憶する検索地図記憶手段と、前記検索要求に基づいて前記検索地図記憶手段に記憶した前記地図データから、前記検索要求に該当する前記地図データを抽出する地図データ抽出手段と、前記地図データ抽出手段が抽出した前記地図データを前記クライアント装置に送信する送信手段と、を備え、前記地図データには、特定検索語に関連付けられた特定地図データを含み、前記特定検索語は、有線又は無線により提供される放送番組の名称であり、前記特定地図データは、前記放送番組と共に送信される番組メタ情報に基づいて、当該番組メタ情報に含まれる地名情報を含む前記地図データであることを特徴とする地図検索サーバ。
【0009】
(1)に記載の発明に係る地図検索サーバは、クライアント装置から検索要求を受け付けると、検索地図記憶手段からクライアント装置に表示させる地図データを検索語に基づいて抽出し、抽出した地図データを検索要求を受け付けたクライアント装置に送信する。このとき、地図データには、放送番組の名称を示す特定検索語に関連付けられた特定地図データを含む。また、特定地図データは、放送番組と共に配信される番組メタ情報に含まれる地名情報を含む地図データである。
【0010】
これにより、クライアント装置から特定検索語により検索要求を受け付けた場合に、その特定検索語に関連付けられた特定地図データを抽出し、クライアント装置に表示させることができる。また、特定検索語は、放送番組の名称を示すので、放送番組の名称を検索語としても地図を検索することができる。また、特定地図データは、放送番組と共に送信される番組メタ情報に含まれる地名情報を含む地図データであるので、放送番組の名称で検索した場合には、当該放送番組で提示された地域の地図を表示させることができる。
【0011】
(2)前記特定地図データは、XMLデータであることを特徴とする(1)に記載の地図検索サーバ。
【0012】
(2)に係る発明によれば、特定地図データはXMLデータであるため、画像情報として作成する場合に比べて、データ容量を小さくすることができる。
【0013】
(3)地図を表示する表示部を有し、ネットワークに接続して検索要求を送信するクライアント装置と、前記クライアント装置からの検索要求に応じて地図を検索する地図検索サーバと、有線又は無線により提供される放送番組と共に送信される番組メタ情報から特定地図データを作成する特定地図データ生成サーバと、を有する地図検索システムであって、前記特定地図データ生成サーバは、地名情報及びその位置情報を記憶する地名詳細情報記憶手段と、前記放送番組の前記番組メタ情報を受信し、前記番組メタ情報に含まれる地名情報を前記地名詳細情報記憶手段に記憶する地名情報に基づいて抽出する地名抽出手段と、前記番組メタ情報から抽出した地名情報から当該地名情報を含む特定地図データを、前記放送番組の名称を示す特定検索語に関連付けて生成する特定地図データ生成手段と、前記特定地図データ生成手段が生成した前記特定地図データを前記特定検索語と共に記憶する特定地図データ記憶手段と、を備え、前記地図検索サーバは、地図画像を前記クライアント装置に表示させる地図データ及び当該地図データを検索する検索語を記憶する検索地図データ記憶手段と、前記特定地図データ生成サーバから前記特定地図データを該特定地図データに関連付けられた前記特定検索語と共に受信し、前記検索地図データ記憶手段に記憶する特定地図データ受信手段と、前記検索要求を受け付ける検索要求受付手段と、前記検索要求に基づいて前記検索地図データ記憶手段に記憶した前記地図データ又は前記特定地図データから、前記検索要求に該当する地図データを抽出する地図データ抽出手段と、前記地図データ抽出手段が抽出した地図データを前記クライアント装置に送信する送信手段と、を備え、前記クライアント装置は、前記地図検索サーバから受信した地図データを前記表示部に表示することを特徴とする地図検索システム。
【0014】
(3)に記載の発明に係る地図検索システムは、クライアント装置と、地図検索サーバと特定地図検索サーバとで構成され、互いにネットワークにより通信可能である。特定地図検索サーバでは、有線又は無線により提供される放送番組の番組メタ情報を受信し、当該番組メタ情報に含まれる地名情報を抽出し、抽出した地名情報を含む特定地図データを生成する。この特定地図データは、当該番組メタ情報の放送番組の名称を示す特定検索語に関連付けられており、これらのデータを地図検索サーバに送信して地図データとして地図検索サーバの検索地図記憶手段に蓄積する。地図検索サーバでは、クライアント装置からの検索要求に応じて検索地図記憶手段から検索要求に基づいて地図データを抽出し、抽出した地図データをクライアント装置に送信すると、クライアント装置は、当該地図データを表示部に表示することができる。
【0015】
これにより、特定地図検索サーバにより、地図データとして放送番組の番組メタ情報に基づいて当該放送番組に関連する特定地図データが作成され、地図検索サーバは特定地図データを抽出することができる。また、特定地図データは放送番組の名称を示す特定検索語に関連付けられているので、地図検索サーバは、クライアント装置から特定検索語により検索要求を受け付けた場合に、当該特定検索語に関連付けられている特定地図データを検索結果としてクライアント装置に表示させることができる。すなわち、クライアント装置を使用する使用者は、放送番組の名称で地図を検索することができる。
【0016】
(4)前記特定地図データは、XMLデータであることを特徴とする(3)に記載の地図検索システム。
【0017】
(4)に係る発明によれば、特定地図データはXMLデータであるため、画像情報として作成する場合に比べて、データ容量を小さくすることができる。
【0018】
(5)地名情報及びその位置情報を記憶する地名詳細情報記憶手段と、有線又は無線により提供される放送番組と共に送信される番組メタ情報を受信し、前記番組メタ情報に含まれる地名情報を抽出する地名抽出手段と、前記番組メタ情報から抽出した地名情報に基づいて特定地図データを生成する特定地図データ生成手段と、クライアント装置から検索要求を受け付ける検索要求受付手段と、地図画像を前記クライアント装置に表示させる地図データ及び前記地図データを検索する検索語を記憶する検索地図データ記憶手段と、前記検索要求に基づいて前記クライアント装置に表示させる地図データを抽出する地図データ抽出手段と、前記抽出した地図データをクライアント装置に送信する送信手段と、を備えた地図検索方法であって、地名抽出手段が放送番組の番組メタ情報を受信して、前記番組メタ情報に含まれる地名情報を前記地名詳細情報記憶手段に記憶する地名情報に基づいて抽出するステップ、特定地図データ生成手段が、前記番組メタ情報から抽出した地名情報と前記地名詳細情報記憶手段に記憶する前記位置情報とに基づいて、当該地名情報を含む特定地図データを前記放送番組の名称を示す特定検索語に関連付けて生成するステップ、前記検索地図データ記憶手段が、前記特定地図データ生成手段により生成された特定地図データを前記特定検索語と関連付けて前記地図データとして記憶するステップ、検索要求受付手段が、クライアント装置から検索要求を受けつけるステップ、地図データ抽出手段が、前記検索要求に基づいて前記検索地図データ記憶手段に記憶された地図データを抽出するステップ、前記送信手段が、前記地図データ抽出手段が前記検索地図データ記憶手段から抽出した地図データを前記検索要求を受け付けたクライアント装置に送信するステップ、を実行する地図検索方法。
【0019】
(5)に記載の発明に係る地図検索方法は、放送番組の番組メタ情報を受信して、当該番組メタ情報に含まれる地名情報を抽出し、当該地名情報から特定地図データを作成する。この特定地図データは、当該データを検索するための特定検索語と関連付けられて、地図データとして記憶される。そして、クライアント装置から検索要求を受信すると、当該検索要求に応じて地図データを検索し、クライアント装置に送信する。
【0020】
これにより、クライアント装置から特定検索語による検索要求を受けた場合であっても地図データを検索することができる。また、特定検索語は特定地図データを作成する元となった番組メタ情報に含まれる放送番組の名称を示すので、特定検索語で検索することにより、放送番組において提示された地名に関する地図を容易にクライアント装置に表示させることができる。
【0021】
(6)前記特定地図データは、XMLデータであることを特徴とする(5)に記載の地図検索方法。
【0022】
(6)に係る発明によれば、特定地図データはXMLデータであるため、画像情報として作成する場合に比べて、データ容量を小さくすることができる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、地図検索において、テレビ番組で紹介された地域や地名について簡便に検索することができるサーバ、システム、及び方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。
【0025】
<全体概要>
図1を参照して地図検索システム1の全体概要について説明する。図1は、地図検索システム1の概要を示す図である。
【0026】
地図検索システム1は、放送局5から番組メタ情報を受信して特定地図を作成する特定地図データ生成サーバ10と、地図を検索する地図検索サーバ20と、地図に関する検索要求を送信するクライアント装置30a,30bと、これらが接続可能なネットワーク40と、により構成されている。
【0027】
特定地図データ生成サーバ10は、放送局5が放送する放送番組と共に送信される当該放送番組の番組メタ情報を受信する。そして、この番組メタ情報に含まれる地名情報を抽出し、抽出した地名情報に基づいて地図データを作成する。以下、番組メタ情報に基づいて作成された地図データを特定地図データというものとする。そして、作成した特定地図データを地図検索サーバ20に送信する。
【0028】
地図検索サーバ20は、クライアント装置30a,30bから送信された、地図を検索する旨の検索要求を受け付けて、検索結果を返信する。このとき、地図検索サーバ20は、特定地図データ生成サーバ10から受信した特定地図データを含めて検索を行う。
【0029】
クライアント装置30a,30bは、地図を検索する旨の検索要求を地図検索サーバ20に送信し、その検索結果を受信して表示部(図示せず)に表示する。
【0030】
クライアント装置30a,30b(以下、総称する場合は「クライアント装置30」とする)は、いわゆるパーソナルコンピュータ30aや、携帯電話を始めとする携帯端末30bなどのネットワーク40に接続可能な装置であれば特に限定されない。また、本明細書においては、それぞれが単一の装置として示しているが、クライアント装置30a,30bは、それぞれが複数の装置であってよい。
【0031】
<特定地図データ生成サーバ>
図2から図5を参照して特定地図データ生成サーバ10について説明する。図2は、特定地図データ生成サーバ10の機能構成図である。図3は、特定地図データの例を示す図である。図4は、地名詳細情報記憶部16に記憶される地名詳細情報テーブルを示す図である。図5は、特定地図データ記憶部17に記憶される特定地図データテーブルを示す図である。
【0032】
特定地図データ生成サーバ10は、処理を行う処理部として、地名等抽出部11、特定地図データ生成部12、特定地図データ送信部13により構成される。また、記憶部として、地名詳細情報記憶部16及び特定地図データ記憶部17を有する。
【0033】
地名等抽出部11は、放送局5から番組メタ情報を受信し、受信した番組メタ情報に含まれる地名情報を抽出する。詳細には、地名等抽出部11は、地名詳細情報記憶部16を参照し、番組メタ情報に含まれる単語が地名詳細情報記憶部16に記憶されている地名情報に該当するか否かを判断する。番組メタ情報に含まれる単語が地名情報に該当する場合には、地名等抽出部11は、当該地名情報に関連付けて記憶されている位置情報(例えば、座標データなど)を地名詳細情報記憶部16から読み出す。また、同時に、地名等抽出部11は、受信した番組メタ情報から番組名や放送日時、また特定検索語(後述)として特定地図データと関連付ける検索語等の情報を抽出する。そして、地名等抽出部11は、読み出した情報を特定地図データ生成部12に送る。
【0034】
ここで番組メタ情報は、放送局5が放送番組と共に配信するデータ放送をいい、例えば、EPG(Electronic Program Guide)による電子番組表やBML(Broadcast Markup Language)により記載されて配信される文字情報を言う。
【0035】
特定地図データ生成部12は、特定地図データを生成する。詳細には、特定地図データ生成部12は、地名等抽出部11が番組メタ情報から抽出した地名情報に基づいて、クライアント装置30に地図を表示させるための地図データとなる特定地図データを生成する。
【0036】
特定地図データ生成部12は、地名等抽出部11が番組メタ情報から抽出した情報をXMLデータとして表現するデータとして作成する。例えば、特定地図データは図3に示すようなXMLデータとして表現される。
【0037】
このXMLデータには、放送番組の名称、放送番組の日時、及び各地名情報の位置情報、地名が少なくとも記載される。図3の<Mapdata>タグに示す“Tochigi_MAP01”は、地名情報に基づいて読み出した位置情報を示す。
【0038】
そして、特定地図データ生成部12は、作成した特定地図データを特定地図データ記憶部17に記憶する。
【0039】
特定地図データ送信部13は、特定地図データ生成部12が生成し、特定地図データ記憶部17に記憶した特定地図データを地図検索サーバ20に送信する。この特定地図データを送信するタイミングは、任意に決定することができる。例えば、特定地図データ生成部12が特定地図データを生成する度に地図検索サーバ20に送信するようにしてもよく、所定数の特定地図データが生成された場合に送信するとしてもよい。また、地図検索サーバ20から送信要求があった場合に、前回送信していなかった差分の特定地図データを送信するとしてもよい。
【0040】
地名詳細情報記憶部16は、地名情報とその位置情報を記憶する。具体的には、図4に示すような地名詳細情報テーブルが記憶されている。
【0041】
図4を参照して地名詳細情報テーブルについて説明する。
【0042】
地名詳細情報テーブルは、地名情報及び地名に関連付けられた位置情報が予め格納されている。ここで、位置情報とは、本実施形態においては、緯度及び経度により示される座標データである。そして、地名詳細情報テーブルは地名等抽出部11により参照され、地名等抽出部11は、番組メタ情報に含まれる単語から地名に該当する単語を照合して抽出したり、抽出した地名についての位置情報を読み出す。
【0043】
地名詳細情報テーブルは、都道府県名、地名、緯度、経度の列により構成されている。そして、地名詳細テーブルの各行が1つの地名についての地名情報を構成する。本実施形態では、「都道府県」列には、都道府県単位の地名情報が格納されているがこれに限らず、関東地方や近畿地方等の地方単位、国単位、大陸単位等であってもよい。また、「地名」列には、放送番組で紹介された地域の名称が格納される。なお、この「地名」列には、これに限らず、より詳細な地名を格納するようにしてもよい。例えば、店名、建物名等であってよい。
【0044】
また、緯度及び経度については、当該地名を特定するにおいて必要な単位で記載することができる。この緯度及び経度の記載の程度は、管理者の任意である。
【0045】
図3に戻って、特定地図データ記憶部17は、特定地図データ生成部12が生成した特定地図データを記憶する。この特定地図データ記憶部17には、例えば、図5に示す特定地図データテーブルのように、特定地図データを検索する特定検索語と共に記憶される。ここで、特定地図データを検索するための検索語を特定検索語とする。
【0046】
図5を参照して特定地図データテーブルについて説明する。特定地図データテーブルは、「特定検索語」列と、これに対応する「特定地図データ」列、その他「日時」列等により構成される。本実施形態では、特定地図データテーブルの各行が特定検索語と特定地図データとが互いに関連付けられていることを示す。
【0047】
「特定検索語」の列には、関連付けられた特定地図データを検索するための特定検索語が格納される。特定検索語は、地名以外の名称により特定される。例えば、特定地図データを生成する元となった番組メタ情報があるが、その番組メタ情報と共に放送された放送番組の名称が特定検索語として採用される。これにより、放送番組名により地図を検索できる。その他、放送番組のコーナー名やサブタイトル、出演タレント名等を採用してもよい。これらの特定検索語は、番組メタ情報に含まれる単語により決定される。
【0048】
「特定地図データ」の列には、特定地図データ生成部12が生成した特定地図データが格納される。また、「日時」列には、当該特定地図データを生成した元ととなった番組メタ情報の日付情報が格納される。この日付情報は、例えば、当該番組メタ情報の配信と共に放送された放送番組の放送日時を示す情報である。その他、番組メタ情報に含まれる情報をテーブルに格納してもよい。
【0049】
<地図検索サーバ>
図6を参照して地図検索サーバ20について説明する。図6は、地図検索サーバ20の機能構成を示す図である。
【0050】
地図検索サーバ20は、処理部として、特定地図データ受信部21と、検索要求受付部22と、地図データ抽出部23と、地図データ送信部24とを有する。また、記憶部として特定地図データ記憶部26、検索地図データ記憶部27、を有する。
【0051】
特定地図データ受信部21は、特定地図データ生成サーバ10から特定地図データを受信し、特定地図データ記憶部26に記憶する。このとき、特定地図データ受信部21は、特定地図データを、これに関連付けられている特定検索語と共に受信する。そして、図5に示す特定地図データテーブルと同様のテーブルとして、特定地図データ及び特定検索語をそれぞれ関連付けて記憶する。
【0052】
検索要求受付部22は、クライアント装置30から地図検索の検索要求を受け付ける。検索要求受付部22は、検索要求を受け付けると、検索要求に含まれる検索語を読み出し、地図データ抽出部23に送る。
【0053】
地図データ抽出部23は、検索要求受付部22が受け付けた検索要求に含まれる検索語に基づいて検索地図データ記憶部27を検索し、該当する地図データを抽出する。このとき、地図データ抽出部23は、検索語が特定検索語に該当するか否かを判別する。詳細には、地図データ抽出部23は、特定地図データ記憶部26の特定地図データテーブルを参照し、検索要求受付部22が検索要求と共に受け付けた検索語が、特定地図データテーブルの特定検索語に該当するか否かを判別する。
【0054】
そして、受け付けた検索語が特定検索語に該当する場合には、当該特定検索語に関連付けられている特定地図データを抽出し、この特定地図データに含まれる位置情報に基づいて地図データを作成する。この地図データを作成するのは、検索地図データ記憶部27に記憶されている地図情報に基づく。一方で、該当しない場合には、検索地図データ記憶部27を参照して、検索語に該当する地図データを抽出する。
【0055】
地図データ送信部24は、地図データ抽出部23が抽出又は作成した地図データを、検索要求を受け付けたクライアント装置30に送信する。これにより、クライアント装置30の表示部において検索結果としての地図データが表示される。
【0056】
特定地図データ記憶部26は、特定地図データ生成サーバ10から受信した特定地図データ及び関連する特定検索語を記憶する。これらは、図5に示すような特定地図データテーブルと同様のテーブルが記憶される。
【0057】
検索地図データ記憶部27は、検索に使用される地図データが格納されている、いわゆるデータベースである。これらの地図データは、国別、都道府県別、地域別等に分けられた地図データがそれぞれ格納されている。また、写真映像やその他の店や公共施設、観光スポット等その他情報が関連付けられて格納されている。なお、特定地図データ記憶部26と検索地図データ記憶部27とは、1つの記憶部として設けてもよい。
【0058】
<処理フロー>
図7から図9を参照して、地図検索システム1における特定地図データ生成サーバ10及び地図検索サーバ20が行う処理について説明する。図7は、特定地図データ生成サーバ10が行う処理のフローチャートを示す図である。図8及び図9は、地図検索サーバ20が行う処理のフローチャートを示す図である。
【0059】
図7を参照して、特定地図データ生成サーバ10において行われる特定地図生成処理について説明する。
【0060】
まず、ステップS11では、地名等抽出部11は、放送局5から番組メタ情報を受信したか否かを判別する。地名等抽出部11は、番組メタ情報を受信した場合(このステップでYESと判別した場合)は、ステップS12に移る。また、番組メタ情報を受信しない場合(このステップでNOと判別した場合)にはこのまま待機する。
【0061】
ステップS12では、地名等抽出部11は、受信した番組メタ情報から地名情報等を抽出する。詳細には、まず地名等抽出部11は、地名詳細情報記憶部16を参照して、番組メタ情報に含まれる単語が地名詳細情報テーブルに登録されている地名に該当するか否かを判別する。そして、地名情報に該当する単語及びその地名の位置情報を地名詳細情報テーブルから抽出し、特定地図データ生成部12に送る。また、地名等抽出部11は、電子番組表等の番組メタ情報から番組名や放送日時等の特定検索語となる単語を抽出し、特定地図データ生成部12に送る。
【0062】
ステップS13では、特定地図データ生成部12は、地名等抽出部11での処理を受け、特定地図データを生成する。詳細には、特定地図データ生成部12は、地名等抽出部11が抽出した情報に基づいて、図3に示すような、XMLデータを作成する。
【0063】
ステップS14では、特定地図データ生成部12は、作成したXMLデータを特定検索語と共に特定地図データ記憶部17に記憶させる。
【0064】
ステップS15では、特定地図データ送信部13は、特定地図データ生成部12が生成した特定地図データを特定地図データ記憶部17から読み出して、関連する特定検索語と共に地図検索サーバに送信する。この処理が終了した場合には、本フローチャートの処理を終了する。
【0065】
図8を参照して、地図検索サーバ20において行われる特定地図データ受信処理について説明する。
【0066】
まずステップS21では、特定地図データ受信部21が、特定地図データを受信したか否かを判別する。特定地図データ受信部21が特定地図データを受信した場合(ステップS21でYESと判別された場合)には、ステップS22に移る。また、特定地図データ受信部21が特定地図データを受信していない場合(ステップS21でNOと判別された場合)には、このまま待機する。
【0067】
ステップS22では、特定地図データ受信部21は、受信した特定地図データ及び関連する特定検索語を特定地図データ記憶部26に記憶させる。この処理が終了した場合には、本フローチャートの処理を終了する。
【0068】
図9を参照して、地図検索サーバ20において行われる地図データ検索処理について説明する。
【0069】
まず、ステップS31では、検索要求受付部22は、クライアント装置30からの検索要求を受信したか否かを判別する。検索要求受付部22は、クライアント装置30からの検索要求を受信した場合(ステップS31でYESの場合)には、ステップS32に移る。検索要求受付部22が検索要求を受信しない場合(ステップS31でNOの場合)は、このまま待機する。
【0070】
ステップS32では、検索要求受付部22が検索要求を受け付ける。詳細には、検索要求受付部22は、検索要求に含まれる検索語を抽出し、地図データ抽出部23に送る。
【0071】
ステップS33では、地図データ抽出部23が検索結果としてクライアント装置30に返信するための地図データを抽出する。詳細には、地図データ抽出部23は、検索語が特定検索語であるかを判別し、特定検索語に該当する場合は特定地図データ記憶部26から該当する特定地図データを読み出し、特定地図データに含まれる地名を含む地図データを検索地図データ記憶部27から読み出す。また特定検索語では無い場合には、検索地図データ記憶部27から検索語に該当する地図データを読み出す。
【0072】
ステップS34では、地図データ送信部24が地図データ又は特定地図データを検索要求を受けたクライアント装置30に送信する。これにより、クライアント装置30の表示部に検索結果としての地図が表示される。この処理が終了した場合には、本フローチャートの処理を終了する。
【0073】
図10を参照して表示例について説明する。図10は、クライアント装置30の表示部50に表示される表示例である。
【0074】
表示部50には、検索語入力欄51、検索ボタン52、地図表示領域53、が少なくとも表示される。
【0075】
検索語入力欄51は、クライアント装置30を使用するユーザが検索語を入力する部分である。ユーザは、操作デバイス(図示せず)により検索語入力欄51に単語を入力して表示させたい地図を検索する。
【0076】
検索ボタン52は、検索語入力欄51への入力を確定し、地図検索サーバ20に検索要求を行う契機となるボタンである。このボタンをクリックすることにより、地図検索サーバ20へ検索語と共に検索要求が送信される。
【0077】
地図表示領域53は、検索結果として地図検索サーバ20から送信された地図データを表示する。本表示例の場合、「ゆったり旅気分」という検索語によって検索された地図が表示されている。「ゆったり旅気分」というのは、過去に放送局5によって放送された放送番組の名称である。これは、特定検索語にあたるので(図5参照)、当該特定検索語に関連付けられた特定地図データが地図表示領域53に表示される。
【0078】
地図表示領域53表示される地図には、放送番組内で提示された地名について印54a,54b,54c,54dが付されている。この印は、主な地名54a,54b,54c,54dについて付される。詳細には、当該放送番組と共に配信された番組メタ情報に含まれる地名であり、特定地図データにおいて、「地名」として登録された地名である(図3参照)。これにより、当該地図を見たユーザは、番組内においてどの地域が取り上げられたのかを容易に知ることができる。
【0079】
また、この放送番組が複数回のシリーズで放送されている場合には、地図表示領域53の左側に放送日時の一覧55が表示される。ここで、さらに放送日を選択して目的の回の放送番組を選択することができる。
【0080】
<ハードウェア構成>
図11を参照して特定地図データ生成サーバ10ハードウェア構成について説明する。図11は、本発明の実施形態に係る特定地図データ生成サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。
【0081】
特定地図データ生成サーバ10は、制御部101を構成するCPU(Central Processing Unit)1(1010)(マルチプロセッサ構成ではCPU2(1012)等複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン1005、通信I/F1040、メインメモリ1050、BIOS(Basic Input Output System)1060、USBポート1090、I/Oコントローラ1070、ならびにキーボード及びマウス1100等の入力手段や表示装置1022を備える。
【0082】
I/Oコントローラ1070には、テープドライブ1072、ハードディスク1074、光ディスクドライブ1076、半導体メモリ1078、等の記憶手段を接続することができる。
【0083】
BIOS1060は、各サーバの起動時にCPU1(1010)が実行するブートプログラムや、各サーバのハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0084】
記憶部を構成するハードディスク1074は、特定地図データ生成サーバ10がサーバとして機能するための各種プログラム及び本発明の機能を実行するプログラムを記憶しており、さらに必要に応じて各種データベース(地名詳細情報記憶部16、特定地図データ記憶部等)を構成可能である。
【0085】
光ディスクドライブ1076としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブを使用することができる。この場合は各ドライブに対応した光ディスク1077を使用する。光ディスク1077から光ディスクドライブ1076によりプログラムまたはデータを読み取り、I/Oコントローラ1070を介してメインメモリ1050またはハードディスク1074に提供することもできる。
【0086】
特定地図データ生成サーバ10に提供されるプログラムは、ハードディスク1074、光ディスク1077、またはメモリーカード等の記録媒体に格納されて提供される。このプログラムは、I/Oコントローラ1070を介して、記録媒体から読み出され、または通信I/F1040を介してダウンロードされることによって、特定地図データ生成サーバ10にインストールされ実行されてもよい。
【0087】
前述のプログラムは、内部または外部の記憶媒体に格納されてもよい。ここで、記憶部107を構成する記憶媒体としては、ハードディスク1074、光ディスク1077、またはメモリーカードの他に、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体を用いることができる。また、専用通信回線やインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク1074または光ディスクライブラリ等の記憶装置を記録媒体として使用し、通信回線を介してプログラムを特定地図データ生成サーバ10に提供してもよい。
【0088】
ここで、表示装置1022は、ユーザにデータの入力を受け付ける画面を表示したり、特定地図データ生成サーバ10による演算処理結果の画面を表示したりするものであり、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。
【0089】
ここで、入力手段は、ユーザによる入力の受け付けを行うものであり、キーボード及びマウス1100等により構成してよい。
【0090】
また、通信I/F1040は、各サーバを専用ネットワークまたは公共ネットワークを介して端末と接続できるようにするためのネットワーク・アダプタである。通信I/F1040は、モデム、ケーブル・モデム及びイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
【0091】
以上の例は、特定地図データ生成サーバ10について主に説明したが、コンピュータに、プログラムをインストールして、そのコンピュータをサーバ装置として動作させることにより各機能を実現することもできる。したがって、本実施形態の特定地図データ生成サーバ10により実現される機能は、前述の方法を当該コンピュータにより実行することにより、あるいは、前述のプログラムを当該コンピュータに導入して実行することによっても実現可能である。
【0092】
地図検索サーバ20及びクライアント装置30も、前述の特定地図データ生成サーバ10と同様な構成を持つ。また、クライアント装置30について、本実施形態ではいわゆるPC(Personal Computer)で実現した例について説明したが、さらに、本発明の原理が適用可能である限り、携帯電話、PDA(Personal Data Assistant)、ゲーム機等の様々な端末で実現してよい。
【0093】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0094】
【図1】本発明の一実施形態である地図検索システムの概要を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態である特定地図データ生成サーバの機能構成図である。
【図3】本発明の一実施形態である特定地図データの例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態である地名詳細情報テーブルを示す図である。
【図5】本発明の一実施形態である特定地図データテーブルを示す図である。
【図6】本発明の一実施形態である地図検索サーバの機能構成を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態である特定地図生成処理のフローチャートを示す図である。
【図8】本発明の一実施形態である特定地図データ受信処理のフローチャートを示す図である。
【図9】本発明の一実施形態である地図検索処理のフローチャートを示す図である。
【図10】本発明の一実施形態である表示例を示す図である。
【図11】本発明の実施形態に係る番組編集サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0095】
1 地図検索システム
10 特定地図データ生成サーバ
11 地名等抽出部
12 特定地図データ生成部
13 特定地図データ送信部
16 地名詳細情報記憶部
17 特定地図データ記憶部
20 地図検索サーバ
21 特定地図データ受信部
22 検索要求受付部
23 地図データ抽出部
24 地図データ送信部
26 特定地図データ記憶部
27 検索地図データ記憶部
30a,30b クライアント装置
40 ネットワーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
クライアント装置から受信した検索要求に応じて地図を検索する地図検索サーバであって、
前記クライアント装置から前記検索要求を受け付ける検索要求受付手段と、
地図画像を前記クライアント装置に表示させる地図データ及び地図を検索する検索語を記憶する検索地図記憶手段と、
前記検索要求に基づいて前記検索地図記憶手段に記憶した前記地図データから、前記検索要求に該当する前記地図データを抽出する地図データ抽出手段と、
前記地図データ抽出手段が抽出した前記地図データを前記クライアント装置に送信する送信手段と、を備え、
前記地図データには、特定検索語に関連付けられた特定地図データを含み、
前記特定検索語は、有線又は無線により提供される放送番組の名称であり、
前記特定地図データは、前記放送番組と共に送信される番組メタ情報に基づいて、当該番組メタ情報に含まれる地名情報を含む前記地図データであることを特徴とする地図検索サーバ。
【請求項2】
前記特定地図データは、XMLデータであることを特徴とする請求項1に記載の地図検索サーバ。
【請求項3】
地図を表示する表示部を有し、ネットワークに接続して検索要求を送信するクライアント装置と、
前記クライアント装置からの検索要求に応じて地図を検索する地図検索サーバと、
有線又は無線により提供される放送番組と共に送信される番組メタ情報から特定地図データを作成する特定地図データ生成サーバと、を有する地図検索システムであって、
前記特定地図データ生成サーバは、
地名情報及びその位置情報を記憶する地名詳細情報記憶手段と、
前記放送番組の前記番組メタ情報を受信し、前記番組メタ情報に含まれる地名情報を前記地名詳細情報記憶手段に記憶する地名情報に基づいて抽出する地名抽出手段と、
前記番組メタ情報から抽出した地名情報から当該地名情報を含む特定地図データを、前記放送番組の名称を示す特定検索語に関連付けて生成する特定地図データ生成手段と、
前記特定地図データ生成手段が生成した前記特定地図データを前記特定検索語と共に記憶する特定地図データ記憶手段と、を備え、
前記地図検索サーバは、
地図画像を前記クライアント装置に表示させる地図データ及び当該地図データを検索する検索語を記憶する検索地図データ記憶手段と、
前記特定地図データ生成サーバから前記特定地図データを該特定地図データに関連付けられた前記特定検索語と共に受信し、前記検索地図データ記憶手段に記憶する特定地図データ受信手段と、
前記検索要求を受け付ける検索要求受付手段と、
前記検索要求に基づいて前記検索地図データ記憶手段に記憶した前記地図データ又は前記特定地図データから、前記検索要求に該当する地図データを抽出する地図データ抽出手段と、
前記地図データ抽出手段が抽出した地図データを前記クライアント装置に送信する送信手段と、を備え、
前記クライアント装置は、前記地図検索サーバから受信した地図データを前記表示部に表示することを特徴とする地図検索システム。
【請求項4】
前記特定地図データは、XMLデータであることを特徴とする請求項3に記載の地図検索システム。
【請求項5】
地名情報及びその位置情報を記憶する地名詳細情報記憶手段と、
有線又は無線により提供される放送番組と共に送信される番組メタ情報を受信し、前記番組メタ情報に含まれる地名情報を抽出する地名抽出手段と、
前記番組メタ情報から抽出した地名情報に基づいて特定地図データを生成する特定地図データ生成手段と、
クライアント装置から検索要求を受け付ける検索要求受付手段と、
地図画像を前記クライアント装置に表示させる地図データ及び前記地図データを検索する検索語を記憶する検索地図データ記憶手段と、
前記検索要求に基づいて前記クライアント装置に表示させる地図データを抽出する地図データ抽出手段と、
前記抽出した地図データをクライアント装置に送信する送信手段と、を備えた地図検索方法であって、
地名抽出手段が放送番組の番組メタ情報を受信して、前記番組メタ情報に含まれる地名情報を前記地名詳細情報記憶手段に記憶する地名情報に基づいて抽出するステップ、
特定地図データ生成手段が、前記番組メタ情報から抽出した地名情報と前記地名詳細情報記憶手段に記憶する前記位置情報とに基づいて、当該地名情報を含む特定地図データを前記放送番組の名称を示す特定検索語に関連付けて生成するステップ、
前記検索地図データ記憶手段が、前記特定地図データ生成手段により生成された特定地図データを前記特定検索語と関連付けて前記地図データとして記憶するステップ、
検索要求受付手段が、クライアント装置から検索要求を受けつけるステップ、
地図データ抽出手段が、前記検索要求に基づいて前記検索地図データ記憶手段に記憶された地図データを抽出するステップ、
前記送信手段が、前記地図データ抽出手段が前記検索地図データ記憶手段から抽出した地図データを前記検索要求を受け付けたクライアント装置に送信するステップ、
を実行する地図検索方法。
【請求項6】
前記特定地図データは、XMLデータであることを特徴とする請求項5に記載の地図検索方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2010−152467(P2010−152467A)
【公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−327308(P2008−327308)
【出願日】平成20年12月24日(2008.12.24)
【出願人】(500257300)ヤフー株式会社 (1,128)
【Fターム(参考)】