説明

外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具

【課題】固定治具の支持軸にCCHボビンを締め付け固定するハンドル部材が緩むことがあっても、ハンドル部材及びCCHボビンが支持軸から外れ落ちるのを防止することにある。
【解決手段】CCHボビン36を回転可能に支持する固定治具30の支持軸40先端部に形成されたねじ軸42に装着されるCCHボビン36の支持用取付具10は、固定治具30の支持軸40先端部に形成されたねじ軸42に螺合する延長ボルト12と、延長ボルト12に貫通螺合して前記ボビンを固定する専用ハンドル24とからなり、延長ボルト12のボビン挿入側端部には、挿入されるボビン及び螺合される専用ハンドル24が延長ボルト12から外れるのを阻止する外れ防止手段としてのストッパ片14が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具に関する。より具体的には、CCH(一束化用のハンガ)を外周に巻いて取付けるボビンを回転可能に支持する固定治具の支持軸先端部に形成されたねじ軸に装着される、外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具に関する。
【背景技術】
【0002】
CCHボビンの固定治具については、図9に示す構成のものが知られている。固定治具50は固定対象物である作業用バケット52に固定治具50を固定するための固定構造54とCCHボビン56を回転可能に支持する支持構造58からなる。支持構造58はCCHボビン56を回転可能に嵌合支持する支持軸60と、該支持軸60のボビン挿入端部に形成されたねじ軸62からなり、支持軸60に嵌合支持されたボビンは、ねじ軸62に螺合する固定用ハンドル64により固定される。この構成では固定用ハンドル64がCCHボビン56の支持用取付具に該当する。
なお、関連する技術としては、例えば特許文献1に開示されたものを挙げることができる。但し、特許文献1に記載された発明はボビン固定治具に関する発明ではあるが、支持用取付具を取り外すことなくボビンの取り替えを可能とするものであり、内容としては関係が薄い。
【特許文献1】特開平5−105329号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
固定治具50は固定構造54により固定対象物である作業用バケット52や電柱に固定される。作業用バケット52に固定治具50を固定するときは、CCHボビン56の径が小さくて作業用バケット52内に収用できるときには図10(A)に示すように固定治具50は作業用バケット52の内側に固定され、CCHボビン56は作業用バケット52の内側に取り付けられる。また、作業用バケット52が小さくCCHボビン56を作業用バケット52内に収容できないときは図10(B)に示すように固定治具50は作業用バケット52の外側に固定され、CCHボビン56は作業用バケット52の外側に取り付けられる。そして、CCHボビン56は固定用ハンドル64により締め付けられ固定される。支持軸60にはCCHボビン56を夾んで固定用ハンドル64の反対側にスポンジ66が挿入されており、固定用ハンドル64とスポンジ66でCCHボビン56を夾むことで摩擦によりCCHボビン56が空転しないためのブレーキとして機能している。
【0004】
CCHボビン56からハンガや光ケーブルを繰り出す方向は架設現場の状況による決められるため一方向に固定することは困難である。一方、前述の通り、固定用ハンドル64でCCHボビン56を加圧している。そこで、ハンガや光ケーブルの繰り出しによりCCHボビン56が回転し、CCHボビン56の回転する方向が固定用ハンドル64が緩む方向と一致する場合には、CCHボビン56の回転により固定用ハンドル64が緩む方向に回転して、固定用ハンドル64が緩んで外れてしまうことがある。
そのときは固定用ハンドル64によるCCHボビン56の外れを防止する機能が失われるため、CCHボビン56が作業用バケット52の外側に取り付けられている場合や電柱に取り付けられている場合には、CCHボビン56が固定治具50の支持軸60から外れて落下してしまうおそれがある。
【0005】
本発明は上述した従来の問題を解決するために提案するものであって、本発明が解決しようとする課題は、固定治具の支持軸にCCHボビンを締め付け固定するハンドル部材が緩むことがあっても、ハンドル部材及びCCHボビンが支持軸から外れ落ちるのを防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため本発明は次の手段をとる。
まず、本発明の第1の発明に係る外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具は、CCH(一束化用のハンガ)を外周に巻いて取付けるボビンを回転可能に支持する固定治具の支持軸先端部に形成されたねじ軸に装着されるCCHボビンの支持用取付具であって、
前記固定治具の支持軸先端部に形成されたねじ軸に螺合する延長ボルトと、該延長ボルトに貫通螺合して前記ボビンを固定する専用ハンドルとからなり、前記延長ボルトのボビン挿入側端部には、挿入されるボビン及び螺合される専用ハンドルが該延長ボルトから外れるのを阻止する外れ防止手段が設けられていることを特徴とする。
この第1の発明によれば、専用ハンドルが緩んだ場合でも、延長ボルトのボビン挿入側端部の外れ防止手段によりボビン及び専用ハンドルが外れることを防止できるため、ボビンの落下を防ぐことができる。
【0007】
次に本発明の第2の発明は、上記第1の発明の外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具であって、前記延長ボルトのボビン挿入側端部に設けられる外れ防止手段は、当該端部に回動可能に軸支されたストッパ片からなり、該ストッパ片は軸支位置から両方向へ直線状に伸びた状態として配設されており、該ストッパ片は前記ボビン及び前記専用ハンドルを挿入する際には延長ボルトに対して直線状の位置状態とすることができ、挿入後は前記延長ボルトに対して角度を持った位置状態とし前記ボビン及び前記専用ハンドルが外れるのを阻止することのできることを特徴とする。
この第2の発明によれば、ストッパ片が延長ボルトと角度を持った状態となることにより、ボビン及び専用ハンドルの外れを防止することができる。
【0008】
次に本発明の第3の発明は、上記第2の発明の外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具であって、前記外れ防止手段のストッパ片は軸支位置から両方向への長さが異なる短片と長片とからなり、該ストッパ片の長片が自重により下方となる位置をとり得る位置状態に、必要に応じて前記支持軸端部のねじ軸にワッシャを介在させ、前記延長ボルトを前記支持軸端部のねじ軸に対し螺合締付けすることを特徴とする。
この第3の発明によれば、ストッパ片の長片が自重により下方となることで延長ボルトと角度を持った状態となり、ボビン及び専用ハンドルの外れを防止することができる。
【0009】
次に本発明の第4の発明は、上記第2の発明又は第3の発明の外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具であって、前記延長ボルトの前記ボビン挿入側端部には、該延長ボルトの前記支持軸端部のねじ軸への螺合時に該延長ボルトを把持するための面取りがなされていることを特徴とする。
この第4の発明によれば、延長ボルトと固定治具の支持軸端部のねじ軸に螺合させるとき、延長ボルトをレンチ等で確実に把持できるので、延長ボルトを強い締結力で支持軸端部に固定することができる。
【発明の効果】
【0010】
上記本発明の各発明によれば、次の効果が得られる。
まず、上述した第1の発明によれば、専用ハンドルが緩んだ場合でも、延長ボルトのボビン挿入側端部の外れ防止手段によりボビン及び専用ハンドルが外れることを防止できるため、ボビンの落下を防ぐことができる。
次に、上述した第2の発明によれば、ストッパ片が延長ボルトと角度を持った状態となることにより、ボビン及び専用ハンドルの外れを防止することができ、ボビンの落下を防ぐことができる。
次に、上述した第3の発明によれば、ストッパ片の長片が自重により下方となることで延長ボルトと角度を持った状態となり、ボビン及び専用ハンドルの外れを防止することができ、ボビンの落下を防ぐことができる。
次に上述した第4の発明によれば、延長ボルトを固定治具の支持軸端部のねじ軸に螺合させるとき、延長ボルトをレンチ等で確実に把持できるので、延長ボルトを強い締結力で支持軸端部に固定することができ、延長ボルトの締結の緩みを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1は、本発明の一実施例である外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具10の使用状態を示す図である。
本発明の外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具10は、図9に示す従来の固定用ハンドル64に代えて使用するものであり、固定治具30及びCCHボビン36は従来品である既存品の固定治具50及びCCHボビン56をそのまま使用することができる。
【0012】
図2に外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具10の構成を示す。支持用取付具10は固定治具30の支持軸40の先端部に形成されたねじ軸42に螺合する延長ボルト12と、延長ボルト12に貫通螺合してCCHボビン36を固定する専用ハンドル24からなる。
【0013】
図3は延長ボルト12の外観を示す図である。延長ボルト12のねじ軸42への取付側の端からその長さの略3分の一の範囲には延長ボルト12をねじ軸42の雄ネジ部分へ螺合させるための雌ネジ16が切ってあり、延長ボルト12の同端からその長さの略3分の1の範囲の外周部には専用ハンドル24の雌ネジ26と螺合させるための雄ネジ18が切ってある。
延長ボルト12のCCHボビンを挿入する側の端からその長さの略3分の1の範囲には軸対象となる2カ所に面取り20がされており、面取り20がされた範囲には面取り20と直交する方向に貫通溝21が設けられている。この貫通溝21のCCHボビン挿入側の端寄りの位置には軸支22によってストッパ片14が回動可能に取り付けられている。ストッパ片14は軸支22の位置からストッパ片14の端までの長さが異なる長片14aと短片14bからなり、短片14bは軸支22に対して延長ボルト12の中央側の貫通溝21を通過することができる。
短片14bを貫通溝21に収容してストッパ片14と延長ボルト12を平行にした状態では、専用ハンドル24は長片14aの端から延長ボルト12の雄ネジ18の位置まで挿通自在となっている。
図4に専用ハンドル24の外観を示す。専用ハンドル24は径の異なる円柱を二段重ねとした形状で、中心部の貫通孔には延長ボルト12の雄ネジ18と螺合する雌ネジ26が切られている。
【0014】
図5に従来品のCCHボビン用の固定治具30を示す。支持軸40にCCHボビン36が嵌合され、ねじ軸42に支持用取付具10を構成する延長ボルト12が螺合される。
図6に支持用取付具10の取付手順を示す。まず図6(A)に示すように支持軸40の先端部に形成されたねじ軸42に延長ボルト12の雌ネジ16を螺合して、延長ボルト12を支持軸40へ取り付ける。次に図6(B)に示すように、延長ボルト12を支持軸40へレンチで確実に固定する。レンチによって固定する場合、延長ボルト12に形成された面取り20にレンチを係合させることにより、延長ボルト12を確実に把持して締め付けることができ、強い締結力で締め付けを行うことができる。そして図6(C)に示すようにストッパ片14の長片14aが下を向くように設置する。ストッパ片14が横を向くときは、ねじ軸42と延長ボルト12の間にワッシャを入れて、ストッパ片14の長片14aが下を向くように調整する。
次にストッパ片14を水平に起こして、図6(D)に示すようにCCHボビン36を固定治具30の支持軸40に差し込む。次に図6(E)に示すようにストッパ片14を水平に起こして専用ハンドル24を延長ボルト12に挿通させる。次に専用ハンドル24を手でしっかり締め付けて取付作業が完了する。支持軸40にはCCHボビン36を夾んで専用ハンドル24の反対側にスポンジ44が挿入されており、専用ハンドル24とスポンジ44でCCHボビン36を夾むことで摩擦によりCCHボビン36が空転しないためのブレーキとして機能している。図6(F)に外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具10の取付が終わった状態を示す。
【0015】
上記実施例によれば、専用ハンドル24によりCCHボビン36を加圧しているため、ハンガや光ケーブルの繰り出しによりCCHボビン36が回転し、CCHボビン36の回転する方向が専用ハンドル24が緩む方向と同一の場合には、CCHボビン36の回転により専用ハンドル24が緩む方向に回転して、専用ハンドル24が緩んで延長ボルト12の雄ネジ16から外れてしまうことはありうる。
しかし、専用ハンドル24が延長ボルト12のCCHボビン挿入側端部に移動して延長ボルト12から外れようとすると、専用ハンドル24は延長ボルト12のストッパ片14に当たり、専用ハンドル24が外れることが阻止される。よって専用ハンドル24は延長ボルト12から外れることはなく、専用ハンドル24によるCCHボビン36の外れ防止機能は維持されるので、CCHボビン36も支持軸40から外れることはない。よって、CCHボビン36が固定治具30の支持軸40から外れて落下することはない。
【0016】
なお、ねじ軸42と延長ボルト12及び延長ボルト12と専用ハンドル24はともにネジによって螺合されているが、ねじ軸42と延長ボルト12はレンチによって締め付けられて固定されているのに対して、延長ボルト12と専用ハンドル24は手によって締め付けられているので、延長ボルト12と専用ハンドル24の締結力の方が、ねじ軸42と延長ボルト12の締結力よりも弱い。よって、雌ネジ16及び雌ネジ26を緩める向きにCCHボビン36が回転した場合には、専用ハンドル24の雌ネジ26が緩むことはあっても、延長ボルト12の雌ネジ16が緩むことはない。よって延長ボルト12がCCHボビン36の回転によってねじ軸42から外れることはない。
【0017】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明はその他各種の形態で実施できるものである。
たとえば、上記実施例では、ストッパ片14を長片14aと短片14bからなる構成としたが、ストッパ片14の中央部に長手方向の長孔23を明け、ストッパ片14が軸支22で軸支された状態で移動自在の構成とすることができる。図7にストッパ片14の中央部に長手方向の長孔23を明けた変形実施例を示す。この構成によれば、ストッパ片14は軸支22で軸支された状態で移動自在であるため、長片14aと短片14bを意識する必要がない。
また、上記実施例ではストッパ片14は全体が均一な厚さの構成としたが、ストッパ片14の一端を貫通溝21の幅よりも厚い構成とすることができる。図8にストッパ片14の一端を延長ボルト12と同じ厚さとした変形実施例を示す。この構成によれば、ストッパ片14の一端に厚みがありストッパ片14の端が持ちやすいので、ストッパ片14を水平にするときの操作性がよい。
なお、変形実施例として示した図7及び図8では、上記実施例の構成に対応する箇所には同一符号を付して示し、詳細構成の再度の説明は省略した。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施例である外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具の使用状態を示す図である。
【図2】外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具の構成を示す一部断面図である。
【図3】外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具を構成する延長ボルトの斜視図である。
【図4】外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具を構成する専用ハンドルの外観図である。
【図5】従来品のCCHボビンの固定治具の斜視図である。
【図6】外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具を取り付ける手順を示す図である。
【図7】ストッパ片に長孔が設けられた変形実施例の延長ボルトの斜視図である。
【図8】ストッパ片の軸支部分の両端の厚さが異なる変形実施例の延長ボルトの斜視図である。
【図9】従来技術によるCCHボビンの固定治具の構成を示す図である。
【図10】作業用バケットにCCHボビンを取り付けた状態を示す図である。
【符号の説明】
【0019】
10 支持用取付具
12 延長ボルト
14 ストッパ片
14a 長片
14b 短片
16 雌ネジ
18 雄ネジ
20 面取り
21 貫通溝
22 軸支
23 長孔
24 専用ハンドル
26 雌ネジ
30 固定治具
32 固定構造
34 作業用バケット
36 CCHボビン
38 支持構造
40 支持軸
42 ねじ軸
44 スポンジ


【特許請求の範囲】
【請求項1】
CCH(一束化用のハンガ)を外周に巻いて取付けるボビンを回転可能に支持する固定治具の支持軸先端部に形成されたねじ軸に装着されるCCHボビンの支持用取付具であって、
前記固定治具の支持軸先端部に形成されたねじ軸に螺合する延長ボルトと、該延長ボルトに貫通螺合して前記ボビンを固定する専用ハンドルとからなり、前記延長ボルトのボビン挿入側端部には、挿入されるボビン及び螺合される専用ハンドルが該延長ボルトから外れるのを阻止する外れ防止手段が設けられていることを特徴とする外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具。
【請求項2】
請求項1に記載の外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具であって、
前記延長ボルトのボビン挿入側端部に設けられる外れ防止手段は、当該端部に回動可能に軸支されたストッパ片からなり、該ストッパ片は軸支位置から両方向へ直線状に伸びた状態として配設されており、該ストッパ片は前記ボビン及び前記専用ハンドルを挿入する際には延長ボルトに対して直線状の位置状態とすることができ、挿入後は前記延長ボルトに対して角度を持った位置状態とし前記ボビン及び前記専用ハンドルが外れるのを阻止することのできることを特徴とする外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具。
【請求項3】
請求項2に記載の外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具であって、
前記外れ防止手段のストッパ片は軸支位置から両方向への長さが異なる短片と長片とからなり、該ストッパ片の長片が自重により下方となる位置をとり得る位置状態に、必要に応じて前記支持軸端部のねじ軸にワッシャを介在させ、前記延長ボルトを前記支持軸端部のねじ軸に対し螺合締付けすることを特徴とする外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載の外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具であって、
前記延長ボルトの前記ボビン挿入側端部には、該延長ボルトの前記支持軸端部のねじ軸への螺合時に該延長ボルトを把持するための面取りがなされていることを特徴とする外れ防止機能を備えたCCHボビンの支持用取付具。



【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate