説明

外科用テンプレート位置決装置

【課題】位置決ピンを用いた外科用テンプレートの顎骨への位置決固定に際して、多くの位置決ピンを用意することなく、一つの位置決ピンの先端部を顎骨に適切な長さに調整して挿入できる外科用テンプレート位置決装置を提供すること。
【解決手段】位置決ピン10は、ドリルガイドチューブ(8,9)の口腔側端面に当接させるストッパ面(11b,14a)が設けられ且つ内周面に雌ねじ部11aが設けられたピン挿入深さ調整筒体11と、基部側の雄ねじ部12bが雌ねじ部11aに軸線方向に進退移動調整可能に螺着され且つ先端部が位置決穴(8,9)に挿入させられるピン本体12を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、歯科医療のインプラント穴をドリル等の穴開工具で形成(穿孔)する際に、穴開け工具のガイドに用いる外科用テンプレートが顎骨に対して位置ズレないように、この外科用テンプレートを顎骨に対して位置決めするための外科用テンプレート位置決装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
歯を失ったときに、インプラントを顎骨に埋め込んで、咀嚼や審美性の回復を図るインプラント治療がある。このインプラントは、一般に、顎骨に埋め込まれる人工歯根としてのフィクスチャー(インプラント本体又はインプラント体と言う)と、このフィクスチャーに接続されて支持台となるアバットメントと、アバットメントに装着する義歯等を備えている。
【0003】
このフィクスチャーを顎骨に埋設するために、一般にドリルやオステオトーム等の穴開工具により顎骨にインプラント穴(インプラント埋設穴)を形成(穿孔)する手術が行われる(例えば、特許文献1参照)。また、インプラントによる義歯は複数隣接して設けられることがある。この場合には、複数の義歯の審美性や咀嚼性等を高めるために、隣り合うインプラント穴の形成する位置を正確に出す必要がある。
【0004】
このために、従来からインプラント穴をインプラントドリルで複数開ける際に、穴開け位置がズレないようにするために、外科用テンプレート(ドリル穿孔テンプレート)でドリルをガイドすることが行われている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
この外科用テンプレートは、口腔内の歯牙欠損部の形状を型取りして歯牙欠損部型を作り、この歯牙欠損部型により歯牙欠損部にフィットする形状のテンプレート本体を形成すると共に、このテンプレート本体に顎骨の設定位置に向けて開口する複数の位置決孔を間隔をおいて形成して、この位置決孔にドリルガイド用のドリルガイドチューブを嵌着した構造を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2007−313285号公報
【特許文献2】特表2005−518834号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、このドリルガイドチューブによりインプラントドリルをガイドさせる際には、穴開け位置がズレないようにするために、テンプレート本体を顎骨に固定する必要がある。この固定には位置決ピンを用いることが考えられている。例えば、外科用テンプレートを歯牙欠損部にフィットさせて、外科用テンプレートの複数のドリルガイドチューブの一つに挿通したドリルで顎骨に位置決穴を穿孔した後に、このドリルガイドチューブに位置決ピンを嵌合すると共に位置決ピンの先端部を位置決穴に挿入することで、テンプレート本体を顎骨に固定することが考えられている。
【0008】
また、位置決ピンが患者により強く噛まれた場合、位置決ピンの先端部が位置決穴の内端を強く押圧して痛み等を発生するのは好ましくないので、位置決ピンが患者により強く噛まれても、位置決ピンの先端部が位置決穴に深く埋入して位置決穴の内端を押圧することのないようにするのが望ましい。
【0009】
しかし、この位置決穴の深さも形成する際にバラツキがあるので、この深さのバラツキを吸収して、好ましい位置決を行うには位置決穴の深さに応じて長さの調整が必要となる。しかも、ドリルで顎骨に位置決穴の深さに応じて長さの調整ができないため、多くの長さの位置決ピンを用意する必要がある。また、位置決ピンが長すぎたりして口腔内で大きく出っ張るために扱いにくかったり、あるいは短すぎて骨内に十分固定できないことも考えられる。
【0010】
そこで、この発明は、位置決ピンを用いた外科用テンプレートの顎骨への位置決固定に際して、多くの位置決ピンを用意することなく、一つの位置決ピンの先端部を顎骨の位置決穴に適切な長さに調整して挿入できる外科用テンプレート位置決装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この目的を達成するため、この発明は、穿孔位置を設定する複数のドリルガイドチューブが設けられた外科用テンプレートを口腔内の歯牙欠損部にフィットさせて、前記複数のドリルガイドチューブの少なくとも一つにインプラントドリルをガイドさせて顎骨に位置決穴を穿孔すると共に、前記位置決穴に対応する前記ドリルガイドチューブに位置決ピンを挿入して、前記位置決ピンの先端部を前記位置決穴に挿入することにより、前記外科用テンプレートを前記歯牙欠損部に位置決固定させる外科用テンプレート位置決装置において、前記位置決ピンは、前記ドリルガイドチューブの口腔側端面に当接させるストッパ面が設けられ且つ内周面に雌ねじ部が設けられたピン挿入深さ調整筒体と、基部側の雄ねじ部が前記雌ねじ部に軸線方向に進退移動調整可能に螺着され且つ先端部が前記位置決穴に挿入させられるピン本体を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
この構成によれば、位置決ピンを用いた外科用テンプレートの顎骨への位置決固定に際して、多くの位置決ピンを用意することなく、一つの位置決ピンの先端部を顎骨の位置決穴に適切な長さに調整して挿入できる。この結果、位置決ピンが患者により強く噛まれても、位置決ピンの先端部が位置決穴に深く埋入して位置決穴の内端を押圧することがない。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】この発明にかかる外科用テンプレート及びその位置決装置を用いる歯牙欠損部の一例を示す斜視図である。
【図2】図1の要部拡大説明図である。
【図3】図2の外科用テンプレートを用いて位置決穴を開ける場合の一例を示す説明図である。
【図4】図2の外科用テンプレートを用いて位置決穴を開ける場合の他の例を示す説明図である。
【図5】図2の外科用テンプレートの位置決装置である位置決ピンの分解斜視図である。
【図6】図5の部品を組み付けた位置決ピンの断面図である。
【図7】図2の歯牙欠損部に配置した外科用テンプレートに位置決ピンを組み付ける際の説明図である。
【図8】図7の歯牙欠損部に配置した外科用テンプレートを位置決ピンで位置決めした説明図である。
【図9】図8の上下に延びる位置決ピンの部分の断面図である。
【図10】図8の横方向に延びる位置決ピンの部分の断面図である。
【図11】この発明にかかる位置決装置である位置決ピンの他の例を示す分赤い斜視図である。
【図12】図11の部品を組み付けた位置決ピンの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1は、下顎の口腔内の部分を示したものである。この図1において、1は口腔内下顎部、2は口腔内下顎部1の歯牙配列部、3は口腔内下顎部1の歯牙欠損部を示したものである。この口腔内下顎部1は、図2に示したように顎骨4と、この顎骨4の上部を覆う歯肉部5を備えている。この歯肉部5は、外歯肉部5aと、内歯肉部5bおよび上歯肉部5cを有する。
<外科用テンプレート6>
図1の歯牙欠損部3にインプラントを施すには、図2に示したような外科用テンプレート6をインプラント穴穿孔用テンプレートとして用いる。この外科用テンプレート6は、テンプレート本体7と、複数のメインのドリルガイドチューブ8と、複数のサブのドリルガイドチューブ9を有する。このテンプレート本体7は、図3,図4に示したように、外歯肉部5aにフィットさせる外側部7aと、内歯肉部5bにフィットさせる内側部7bと、上歯肉部5cにフィットするように外側部7aと内側部7bを連設している連設部7cを有する。このようなテンプレート本体7は、口腔内下顎部1の歯牙欠損部3の歯肉部型を作って、歯肉部型を用いて形成したものである。
【0015】
そして、外側部7aには歯牙配列方向に間隔をおいて複数の取付穴7dが形成され、連設部7cには歯牙配列方向に間隔をおいて複数の取付穴7eが形成されている。また、この複数の取付穴7dには例えばチタン合金等の金属製のドリルガイドチューブ9が嵌着固定され、複数の取付穴7eには例えばチタン合金等の金属製のドリルガイドチューブ8が嵌着固定されている。
【0016】
このような外科用テンプレート6を用いて顎骨4にインプラント穴を形成するには、図2〜図4に示したように外科用テンプレート6を歯牙欠損部3にフィットさせて、外科用テンプレート6を歯牙欠損部3に位置決固定する。
<テンプレート位置決装置>
この位置決固定には、図5,図6に示したような位置決ピン10をテンプレート位置決装置として用いる。この位置決ピン10は、内面に雌ねじ部11aが形成されたピン挿入深さ調整筒体(環状ストッパ部材)11と、このピン挿入深さ調整筒体11を貫通するピン本体12を有する。このピン挿入深さ調整筒体11は、ドリルガイドチューブ8,9内に嵌合可能に外面が小径に形成された嵌合筒部13と、ドリルガイドチューブ8,9の口腔側端部に当接させるストッパ面14aが設けられ且つ外面が大径に形成されたストッパ筒部14を備えている。
【0017】
また、ピン本体12は、ピン挿入深さ調整筒体11より小径の挿入軸部12aと、挿入軸部12aの基部に設けられ且つたピン挿入深さ調整筒体11の雌ねじ部11aに螺着された大径の雄ねじ部12bと、雄ねじ部12bの端部に設けられた半球状の頭部12cを有する。この頭部12cには、飲み込み防止用の紐を通す紐挿通孔12dが形成されている。そして、ピン本体12をピン挿入深さ調整筒体11に対して軸線回りに時計回り方向又は反時計回り方向に相対回転させて、ピン本体12をピン挿入深さ調整筒体11に対して進退動させることで、ピン本体12の先端からピン挿入深さ調整筒体11のストッパ面14aまでの寸法を調整することができるようになっている。尚、ピン本体12の長さは例えば15〜40mm、骨内に差し込む挿入軸部12aの長さは例えば10〜15mm、挿入軸部12aの直径は例えば1.5mm〜5mmである。
[作用]
次に、このような構成の位置決ピン10を用いて外科用テンプレート6を歯牙欠損部3に位置決めする手順を説明する。
【0018】
先ず、図2〜図4に示したように外科用テンプレート6を歯牙欠損部3にフィットさせて、小径のインプラントドリル15の基部をドリルガイドチューブ8にガイドさせて、インプラントドリル15の先端部で顎骨4に上側に開口する位置決穴16を形成する。そして、図7に示したように、位置決ピン10のピン本体12の先端側を下に向けて、ピン本体12の挿入軸部12aの先端部を図8,図9のように位置決穴16に挿入する。この際、位置決ピン10のピン挿入深さ調整筒体11の嵌合筒部13をドリルガイドチューブ8に嵌合すると共に、ピン本体12に対してピン挿入深さ調整筒体11を回転操作して、ピン挿入深さ調整筒体11のストッパ面14aをドリルガイドチューブ8の外端に当接させる。
【0019】
次に、図4に示したように、小径のインプラントドリル15の基部をドリルガイドチューブ9にガイドさせて、インプラントドリル15の先端部で顎骨4に前側に開口する位置決穴17を形成する。そして、図7に示したように、位置決ピン10のピン本体12の先端側を前側から外歯肉部5aに向けて、ピン本体12の挿入軸部12aの先端部を図8,図10のように位置決穴17に挿入する。この際、位置決ピン10のピン挿入深さ調整筒体11の嵌合筒部13をドリルガイドチューブ9に嵌合すると共に、ピン本体12に対してピン挿入深さ調整筒体11を回転操作して、ピン挿入深さ調整筒体11のストッパ面14aをドリルガイドチューブ9の外端に当接させる。
【0020】
このように外科用テンプレート6を歯牙欠損部3に複数の位置決ピン10により位置決固定する。この状態では、ピン本体12に対してピン挿入深さ調整筒体11を回転操作して、位置決ピン10の挿入軸部12aの先端と位置決穴16,17の内端との距離を少し開けておくことで、位置決ピン10の頭部12cが強く噛まれたり強く押されたりしても、挿入軸部12aの先端部が位置決穴16,17の内端を押圧することはない。
【0021】
以上説明した実施例では、ピン挿入深さ調整筒体11が嵌合筒部13とストッパ筒部14を備える構成としたが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、図11に示したように、ピン挿入深さ調整筒体11はストレートに形成しても良い。この場合、ピン挿入深さ調整筒体11の一端端がドリルガイドチューブ8,9の外端面へのストッパ面11bとなる。また、この場合には、ピン本体12の挿入軸部12aと雄ねじ部12bとの間に、ピン挿入深さ調整筒体11の雌ねじ部11aの内径と同じ外径の嵌合軸部12eを設けて、この嵌合軸部12eをドリルガイドチューブ8,9に嵌合させるようにすると良い。
【0022】
以上説明したように、この発明の実施の形態の外科用テンプレート位置決装置は、穿孔位置を設定する複数のドリルガイドチューブ8,9が設けられた外科用テンプレート6を口腔内の歯牙欠損部3にフィットさせて、前記複数のドリルガイドチューブ(8,9)の少なくとも一つにインプラントドリル15をガイドさせて顎骨に位置決穴(16,17)を穿孔すると共に、前記位置決穴16に対応する前記ドリルガイドチューブ(8,9)に位置決ピン10を嵌合挿入して、前記位置決ピン10の先端部を前記位置決穴(16,17)に挿入することにより、前記外科用テンプレート6を前記歯牙欠損部3に位置決固定させるようになっている。しかも、前記位置決ピン10は、前記ドリルガイドチューブ(8,9)の口腔側端面に当接させるストッパ面(11b,14a)が設けられ且つ内周面に雌ねじ部11aが設けられたピン挿入深さ調整筒体11と、基部側の雄ねじ部12bが前記雌ねじ部11aに軸線方向に進退移動調整可能に螺着され且つ先端部が前記位置決穴(16,17)に挿入させられるピン本体12を備えている。
【0023】
この構成によれば、位置決ピン10を用いた外科用テンプレート6の顎骨4への位置決固定に際して、多くの位置決ピンを用意することなく、一つの位置決ピンの先端部を顎骨4の位置決穴(16,17)に適切な長さに調整して挿入できる。この結果、位置決ピン10が患者により強く噛まれても、位置決ピン10の先端部が位置決穴(16,17)に深く埋入して位置決穴の内端を押圧することがない。
【0024】
また、この発明の実施の形態の外科用テンプレート位置決装置において、前記ピン挿入深さ調整筒体11は、前記ドリルガイドチューブ(8,9)に嵌合させる嵌合筒部13と、前記嵌合筒部13に連設され且つ外径が前記嵌合筒部13の外径より大径の外径を有するストッパ筒部14を備え、前記ストッパ筒部14の前記嵌合筒部13側の段面が前記ストッパ面14aとなっている。
【0025】
この構成によれば、嵌合筒部13をドリルガイドチューブ(8,9)に嵌合させることで、ドリルガイドチューブ(8,9)と位置決ピン10との位置決ができる。
【0026】
更に、この発明の実施の形態の外科用テンプレート位置決装置において、前記ピン挿入深さ調整筒体11は前記ピン本体12の先端側の端面を前記ストッパ面11bとして有し、前記ピン本体12の前記雄ねじ部12b側の部分に前記ドリルガイドチューブ(8,9)に嵌合させる嵌合軸部12eを有する。
【0027】
この構成によれば、嵌合軸部12eをドリルガイドチューブ(8,9)に嵌合されることで、ドリルガイドチューブ(8,9)と位置決ピン10との位置決ができる。
【0028】
また、この発明の実施の形態の外科用テンプレート位置決装置において、前記ピン本体12の基端部には端面を球面状に形成した頭部12cが設けられている。
【0029】
この構成によれば、頭部12cが球面状であるので、位置決ピン10が口腔内を傷つけるのを防止できる。
【符号の説明】
【0030】
1・・・口腔内下顎部
3・・・歯牙欠損部
4・・・顎骨
6・・・外科用テンプレート
8・・・ドリルガイドチューブ
9・・・ドリルガイドチューブ
10・・・位置決ピン
11・・・ピン挿入深さ調整筒体
11a・・・雌ねじ部
11b・・・ストッパ面
12・・・ピン本体
12a・・・挿入軸部
12b・・・雄ねじ部
12c・・・頭部
12e・・・嵌合軸部
13・・・嵌合筒部
14・・・ストッパ筒部
14a・・・ストッパ面
15・・・インプラントドリル
16・・・位置決穴
17・・・位置決穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
穿孔位置を設定する複数のドリルガイドチューブが設けられた外科用テンプレートを口腔内の歯牙欠損部にフィットさせて、前記複数のドリルガイドチューブの少なくとも一つにインプラントドリルをガイドさせて顎骨に位置決穴を穿孔すると共に、前記位置決穴に対応する前記ドリルガイドチューブに位置決ピンを嵌合挿入して、前記位置決ピンの先端部を前記位置決穴に挿入することにより、前記外科用テンプレートを前記歯牙欠損部に位置決固定させる外科用テンプレート位置決装置において、
前記位置決ピンは、前記ドリルガイドチューブの口腔側端面に当接させるストッパ面が設けられ且つ内周面に雌ねじ部が設けられたピン挿入深さ調整筒体と、基部側の雄ねじ部が前記雌ねじ部に軸線方向に進退移動調整可能に螺着され且つ先端部が前記位置決穴に挿入させられるピン本体を備えることを特徴とする外科用テンプレート位置決装置。
【請求項2】
請求項1に記載の外科用テンプレート位置決装置において、前記ピン挿入深さ調整筒体は、前記ドリルガイドチューブに嵌合させる嵌合筒部と、前記嵌合筒部に連設され且つ外径が前記嵌合筒部の外径より大径の外径を有するストッパ筒部を備え、前記ストッパ筒部の前記嵌合筒部側の段面が前記ストッパ面となっていることを特徴とする外科用テンプレート位置決装置。
【請求項3】
請求項1に記載の外科用テンプレート位置決装置において、前記ピン挿入深さ調整筒体は前記ピン本体の先端側の端面を前記ストッパ面として有し、前記ピン本体の前記雄ねじ部側の部分に前記ドリルガイドチューブに嵌合させる嵌合軸部を有することを特徴とする外科用テンプレート位置決装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一つに記載の外科用テンプレート位置決装置において、前記ピン本体の基端部には端面を球面状に形成した頭部が設けられていることを特徴とする外科用テンプレート位置決装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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