説明

多機能型電子テーブル

【課題】一台で、様々なゲームを多人数で行えると共に、食事、会議等ができる多機能型電子テーブルを得る。
【解決手段】
天板Dは楕円型の八角形状で中央部に大型ディスプレイAを備え、この大型ディスプレイAを八角形状の強化ガラスHで覆う。そして、天板Dの平板部材Gの下には、八角形状の第1の側板Jがネジ等によって固着可能にする。また、第1の側板Jの周囲には、所定間隔に設けられた操作部Cを10個設け、さらに、1個の司会者の操作部Coを設ける。この操作部Coの前の平板部材Gには、司会者用の液晶モニタBを設け、液晶モニタBの上には強化ガラスBoを設ける。さらに、天板の下側には、モニタB及び大型液晶ディスプレイAを制御並びに各種ゲーム、各種の情報を提供するための制御部1を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はゲームを行えると共に食卓として使用できる多機能型電子テーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
テーブルに表記装置を備えて複数人数でゲームを行うものには、例えばマージャン卓が知られている。
【0003】
例えば、特開2000−254345号公報(特許文献1)は、マージャン専用であり、操作部も4人分備えてマージャンを行う。
【特許文献1】特開2000−254345号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1は、一つのゲームを行う専用機であり、このゲーム以外のゲームできない。
【0005】
また、他のゲームを行うとすると、このゲームを行うための専用のゲーム機を備えなければならない。
【0006】
さらに、従来の表示装置を備えたゲーム卓は、食事、会議等をかねることは困難であった。
【0007】
本発明は、食事、会議及びゲームを行える多機能型電子テーブルを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の多機能型電子テーブルは、中央部に、大型ディスプレイ用の開口部を有して、この開口部を覆う大型の強化透明樹脂部材及びで前記開口部の周囲を囲んで食事可能な幅の平板部材からなる天板と、
前記平板部材の周囲形状に沿った形状にされて前記平板部材の縁よりも内側で、前記開口部より内側となる大きさであり、かつ高さが拳程度であり、前記天板の平板部材に一定間隙を有して接続される第1の側板と、
前記開口部と同形状にされ、前記第1の側板と前記開口部とを囲む大きさにされ、かつひざ部が入る程度の高さにされ、前記天板の平板部材に一定間隙を有して接続される第2の側板と、
前記第2の側板の前記天板側となる上面に、前記一定の厚みを有して所定の間隔で固定されて、前記一定間隙で前記天板を浮かせるための第1の浮かせ板部材と、
前記第2の側板の隅部に設けられて前記平板を水平にする脚部材と、
前記第1の側板の周囲に所定の角度を有して操作可能に設けられ、それぞれが所定間隔を有して前記第1の側板の周囲に固着された操作部と、
前記開口部に挿入された大型ディスプレイ部と、
前記大型ディスプレイの下方に設けられ、この大型ディスプレイに所定の画面を表示させるための制御部とを備えたことを要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
以上のように、本発明によれば、一台の多機能型電子テーブルで、様々なゲームを多人数で行えると共に、食事、会議等ができる。また、大型ディスプレイを用いていてもテーブルの大型強化ガラスには結露が発生しない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図1は本実施の形態の多機能型電子テーブルの外観図である。図1に示すように、天板は楕円型の八角形状(幅が120cm程度で長さが2m程度)である。Aは大型ディスプレイ(例えば42インチ大型液晶TV)、Hは楕円型の八角形状の強化ガラス(幅が79cm〜80cm、長さが1m42cm〜1m45cm程度)、Gは楕円型の八角形状の平板部材(複数枚の平板で八角形状を構成する)であり、天板の中央の開口部に大型ディスプレイA、強化ガラスHが収まる形状にされている。前述の天板Dは、八角形状の強化ガラスHと平板部材G等からなっている。平板部材Gの幅は20cm〜40cm程度が好ましい。
【0011】
また、平板部材Gの下には、八角形状の第1の側板J(一定の厚みの板を複数繋げて八角形状にしている)がネジ等によって固着可能にされている。この第1の側板Jは横幅が1m〜1m20cm程度、長さが1m30cm〜1m35cm程度、高さが大人拳程度(7.5cm〜8cm)にされている。
【0012】
さらに、この第1の側板Jの周囲には、所定間隔(長い平板部材の操作部の間隔は、例えば60cm程度、隅の操作部及び司会者の操作部と長い平板部材の操作部との間隔は40cm程度)に設けられた操作部Cが10個設けられている。さらに、1個の司会者の操作部Coが設けられ、この操作部Coの前の平板部材Gには、司会者用の液晶モニタB(1インチ液晶TV)が設けられている。液晶モニタBの上には強化ガラスBoが設けられている。司会者側の平板部材Gの幅は、ガラスH端から30cm〜40cm程度が好ましい。
【0013】
図2は上面図、側面図、正面図を説明する説明図である。図2(a)の上面図、図2の(b)正面図、図2の(c)に示すように、天板の下側には、モニタB及び大型液晶ディスプレイAを制御並びに各種ゲーム、各種の情報を提供するための制御部1が設けられている。
【0014】
図3は図2の(b)のd矢視方向から見たときの脚Eを除いた矢視図である。図4は天板Dを除いたときの上面図である。図3及び図4に示すように、長方形状の第2の側板Kの外周に第1の側板Jを備え、この第1の側板Jと第2の側板Kとの間には、第2の側板Kを支えるための支持部材Lが所定間隔で設けられている。また、第2の側板Kの上には一定の厚みの通風用天井浮かし板40が所定間隔(50cm、60cm間隔)で複数設けられている。
【0015】
但し、第1の側板Jにおいて、司会者側には液晶モニタBがあるので側板を有してはいない。前述の第2の側板の大きさは、横幅が73cm〜75cm程度であり、長さが1m35cm〜1m40cm、高さが脚Eを接続したときに脚が容易に入る高さで例えば15cm程度にされている。
【0016】
また、図3に示すように第1の側板Jの内壁側には治具42が設けられ、この治具42によって天板Dの平板部材Gが接続される。
【0017】
図5は図2(a)のA−A矢視図である。図6はa-a矢視図である。図7は図5のf部の詳細図である。これらの図に示すように、大型ディスプレイAと、楕円型の八角形状の強化ガラスHと間には、所定の間隔が設けられており、風が通るようにされており強化ガラスの結露を防止する。
【0018】
すなわち、図5及び図6に示すように、第2の側板Kの上に設けられた通風用天板浮かし板40(厚み:3cm〜15cm:12cm程度がよい)によって、八角形状の強化ガラスHと大型ディスプレイAとの間には一定の隙間ができている。また、第2の側板Kの上端と大型ディスプレイAの液晶面とは高さが一致している。
【0019】
さらに、脚Eと天板の平板部材Gとの間に設けられている第2の側板K(通線用穴が設けられている)には、司会者の操作部Coが接続されている。そして、脚Eと脚Eとの間には大型ディスプレイAの支え板部材3が設けられ、この支え板部材3は脚Eに固着されたL型ブラケット5で支持されている。さらに、支え板部材3には、通風2が設けられている。
【0020】
また、図5及び図6に示すように、支え板部材3の大型ディスプレイA側には、複数個のモニタ浮かし板44が設けられている。このモニタ浮かし板44は、大型ディスプレィAの裏側の少なくとも4隅に設けられ、図5、6に示すように大型ディスプレイAとモニタ浮かし板44との間は、3cm〜15cmの間隙にされている。
【0021】
また、司会者側の強化ガラスBoとモニタBとの間は、四角形状の開口が開けられている。さらに、モニタ浮かし板44の側面にはモニタずれ防止部材43が設けられ、これが支え板部材3に固着可能にされている。
【0022】
図7は図5のf個所の詳細図である。図7に示すように天板Dの平板部材Gの裏側の大型ディスプレイA側は、一定厚みが薄くなる部分Gbと厚くなる部分Gcとなる凹凸形状であり、この部分が黒のつや消しが施されている。そして、この凹凸形状によって、大型ディスプレイが厚くなった場合には、Gb部の上のガラスの部分が熱くなってもGc部がそれより厚いので、このGc部の上の部分のガラスはさほど熱くならない。
【0023】
すなわち、天板Dの平板部材Gの裏側をこのような形状にすることによって、テーブルとしての高さ(69.8cm〜75cm:日本人用は69.8mmが好ましい)を維持できると共に、大型ディスプレイAの液晶面から発生する熱を逃がすことができ、かつ平板部材Gの椅子側(図示せず)の部分が熱くならない。さらに、Gb部とGc部の表面は黒のつや消しが施されているので、反射が起きない。
【0024】
つまり、平板部材Gは、3層構造であり、最上位が例えば26cm程度で、中央が51.5cm程度で、最下層が36cm程度にされている。
【0025】
但し、司会者側は、最上位が3cm程度で、中央が28.5cm程度で、最下層が17cm〜20cm程度にされている。
【0026】
そして、大型ディスプレイAはモニタ浮かし板44によって、支え板部材3との間には間隙が設けられ、また、ガラスHと大型ディスプレイAとの液晶面との間も間隙が設けられていて、かつ支え板部材3には、通風2が設けられ、第2の側板と天板Dの平板部材Gとの間には、通風用浮かし部材40によって間隙が形成されている。このため、大型ディスプレイAは全体的に風が廻り込むと共に、液晶面からの熱が抜けていく。
【0027】
図8〜図10は制御部1の側面図である。45はスピーカ用の穴部である。図11は大型ディスプレイAの強化ガラスHと、司会者用のモニタの強化ガラスB0の説明図である。強化ガラスHは、楕円型の八角形であり、モニタの強化ガラスBoは四角形状である。
【0028】
図12、図13は支え板部材3の説明図であり、通風穴45が多数もうけられていることを示している。
【0029】
図14は操作部Cの説明図であり、図14(a)は操作部Cには、11個のボタンがあり、内1個が決定ボタンであることを示す。また、図14の(b)は、操作部Cの操作盤が斜めであることを示す。
【0030】
図15は操作部の側面図であり、所定の角度を有して第1の側板Jに接続されることを示している。
【0031】
図16は制御部の背面パネルを説明する説明図である。図14に示すように、USBメモリが装着されるメモリスロット5と、モニタケーブル用にコネクタ6が設けられていることを示す。
【0032】
図17は司会者の操作部Coを説明する説明図であり、11個のボタンが1列に配置されていることを示す。
【0033】
図18は脚Eの構造を説明する説明図である。図18に示すように脚Eはスチール脚であり、第2の側板K側となる上端にはネジ48が埋め込まれ、下端には、テーブル高さ微調整アジャスタ47用のネジ穴が設けられている。
【0034】
次に、大型ディスプレイの表示画面を説明する。
【0035】
図19は、大型液晶テレビAに表示される画面の一例を説明する説明図である。この図19は、全員で見る必要があるものは、回転することを示す。廻りの番号は、操作部Cの番号を示す。図19においては、誰かのアピールする情報が廻ることを示している。
【0036】
図20は制御部の回路ブロック図である。制御部1(PCBOX)は、終了/起動の主スイッチ21と、ビデオカード23及びUSBメモリ22等を備えるマザーボード20と、ハードディスク30と、スイッチI/Fボード29と、左右のスピーカに繋げられたパワーアンプ28と、電源24と主電源部25等を備えている。
【0037】
この制御部1には司会者モニター部30が接続されている。司会者モニター部30は、インバータ14と、LVDS変換ボード15と、OSDボード16と、12インチ液晶のモニターB等で構成されている。
【0038】
さらに、制御部1のスイッチI/Fボード29には、スイッチパネルI/Fボード32が設けられている。このスイッチパネルI/Fボード32には、2番席スイッチパネル(操作部C)のボタンが接続されている。
【0039】
そして、このスイッチI/Fボード29からはケーブル11で1番席のスイッチパネル10d(操作部C)が接続されている。1番席のスイッチパネル10d(操作部C)にはケーブル12aで10番席のスイッチパネル10cが接続されている。
【0040】
10席のスイッチパネル10c(操作部C)にはケーブル12bで9番席のスイッチパネル10bが接続されている。9席のスイッチパネル10b(操作部C)にはケーブル12cで8番席のスイッチパネル10aが接続されている。
【0041】
さらに、8席のスイッチパネル10a(操作部C)にはケーブル12dで7番席のスイッチパネル10eが接続されている。7番席のスイッチパネル10e(操作部C)にはケーブル12eで6番席のスイッチパネル10fが接続されている。6番席のスイッチパネル10f(操作部C)にはケーブル12fで5番席のスイッチパネル10gが接続されている。5番席のスイッチパネル10g(操作部C)にはケーブル12gで4番席のスイッチパネル10hが接続されている。
【0042】
4番席のスイッチパネル10h(操作部C)にはケーブル12hで3番席のスイッチパネル10iが接続されている。
【0043】
前述のマザーボード20は、内部にCPU、メモリ等を備え、USBメモリ22に記憶されているゲーム(山の手線ゲーム、フィーリングカップル、質問、ルーレット等)を読み込み、42インチの液晶モニタに表示させる。さらに、HDDにゲーム履歴等を記憶する。
【0044】
ここで、回転するという記載の一例を図21のフローチャートを用いて説明する。
【0045】
図21に示すように、マザーボード20のCPUは、USBメモリのゲームプログラムを内部に読み込むと共に、司会者によって指定された席順を操作部に対応させる等の初期設定を行いゲームを実行させる(S1)。このとき、司会者は操作部Coを操作して大型ディスプレイAには、座席番号を表示する。例えば、大型ディスプレイ上には、参加者の操作部の前の個所に「1」、「2」・・・・「5」と表示する。参加者が5人で離れて座る場合もあるので、座席に座った位置の前に司会者が選定した番号を表示する。
【0046】
そして、参加者が座席につくと司会者は操作部Coの決定ボタンを操作する。これによって、席順に応じた座席番号が決定する。
【0047】
すなわち、CPUは図示しないメモリに座席番号と参加者番号とを対応させるためのテーブルを備えて、決定ボタンが押されたときに、座席前に表示された参加者番号を読み込み、この参加者番号を、その座席番号に対応させて保存する。
【0048】
次に、マザーボード20のCPUは、読み込んだゲームが座席に座った参加者が全員参加のものかどうかを判定する(S2)。予め全員参加のフラグをゲームプログラムに書き込んでおくのが好ましい。
【0049】
ステップS2において、全員さんかのものと判定したときは、各操作部の番号(座席番号)に、各操作部から入力される情報を対応させるように定義する(S3)。
【0050】
そして、回転丸ボタンの画像の内部に操作部からの情報(例えば、質問のゲームで、何が好きかときかれた場合は、ステーキ)を書き込み、(S4)、この回転ボタンを回転表示させる(S5)。
【0051】
そして、終了かどうかを判断し、終了でないときは、処理をステップS2に戻す(S6)。また、ステップS2において全員参加ではないと判定したときは、処理をステップS6に移す。
【0052】
次に、ゲームの一例を用いて説明する。本実施の形態では、5×5ゲーム「コイトモGET大作戦」を説明する。
【0053】
初めに、図22(a)に示すように、司会者モニターにゲーム進行の画面を表示させる。
【0054】
次に、図22(b)に示すように、司会者参加、不意参加のモード選択画面を表示させる。
【0055】
次に、図22(c)に示すように、戻る、スキップ、終了の画面を表示させる。
【0056】
次に、「コイトモGET大作戦」は、図23(a)に示すように、回転ボタンを表示させる。この回転ボタンの表示中において、参加者は順番に自己アピールを15秒で行う。
【0057】
次に、図23(b)に示すように、着席画面を表示する。全てのゲームの始まりに必ず行う。
【0058】
次に、図23(c)に示すように、第1印象タイムの表示を行う。この第1印象タイムでは、アピールタイムまでの好みの人を番号で選択。カップル成立組数のみが表示される。次に、図24(a)に示すように、フリータイムor質問代行屋の選択表示を行う。
【0059】
この画面において、質問代行屋を選択すると、ゲームが始まり、フリータイムを選択すると歓談タイムとなる。
【0060】
次に、図24(b)に示すように、第2印象タイム表示を行う。この画面は今までを通じての好みの人を番号順に選択する。また、カップル成立組み数のみが表示される。
【0061】
次に、図24(c)に示すように、フリータイムorシンプルルーレットの選択画面表示を行う。これは、シンプルルーレットを選択すると、ゲームが始まり、フリータイムを選択すると歓談タイムとなる。
【0062】
そして、図24(d)に示すように、最終印象タイムの表示を行う。この画面は今までを通じての好みの人を番号で選択する。但し、カップル成立した人のみが表示される。
【0063】
<その他の実施の形態>
上記の実施の形態の多機能型電子テーブル(卓)は、司会者の操作部Coと参加者の操作部とが近接している。
【0064】
このため、隣の参加者が司会者のモニタ画面を覗き見することを防止するために図25に示すように、偏光シートを設けるのがよい。図25には、ガラスの裏側に偏光シートを張っている。
【0065】
従って、司会者はモニタに表示された内容を確実に見ることができるが隣の参加者は除き見してもその内容がわからない。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】本実施の形態の多機能電子テーブルの外観図である。
【図2】上面図、側面図、正面図を説明する説明図である。
【図3】図2の(b)のd矢視方向から見たときの脚Eを除いた矢視図である。
【図4】図4は天板Dを除いたときの上面図である。
【図5】図2(a)のA−A矢視図である。
【図6】図6はa-a矢視図である。
【図7】図5のf個所の詳細図である。
【図8】制御部1の側面図である。
【図9】制御部1の側面図である。
【図10】制御部1の側面図である。
【図11】大型ディスプレイAの強化ガラスHと、司会者用のモニタの強化ガラスB0の説明図である。
【図12】支え板部材の説明図である。
【図13】支え板部材の説明図である。
【図14】操作部Cの説明図であり
【図15】操作部の側面図であり
【図16】制御部の背面パネルを説明する説明図である。
【図17】司会者の操作部Coを説明する説明図である。
【図18】脚Eの構造を説明する説明図である。
【図19】大型液晶テレビAに表示される画面の一例を説明する説明図である。
【図20】制御部の回路ブロック図である。
【図21】制御部の動作の一例を説明するフローチャートである。
【図22】ゲームの進行画面の一例の説明図である。
【図23】ゲームの進行画面の一例の説明図である。
【図24】ゲームの進行画面の一例の説明図である。
【図25】その他の実施の形態の操作部の側面図である。
【符号の説明】
【0067】
A 大型ディスプレイ
H 楕円型の八角形状の強化ガラス
G 楕円型の八角形状の平板部材
J 第1の側板
C 操作部
B 液晶モニタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中央部に、大型ディスプレイ用の開口部を有して、この開口部を覆う大型の強化透明樹脂部材及びで前記開口部の周囲を囲んで食事可能な幅の平板部材からなる天板と、
前記平板部材の周囲形状に沿った形状にされて前記平板部材の縁よりも内側で、前記開口部より内側となる大きさであり、かつ高さが拳程度であり、前記天板の平板部材に一定間隙を有して接続される第1の側板と、
前記開口部と同形状にされ、前記第1の側板と前記開口部とを囲む大きさにされ、かつひざ部が入る程度の高さにされ、前記天板の平板部材に一定間隙を有して接続される第2の側板と、
前記第2の側板の前記天板側となる上面に、前記一定の厚みを有して所定の間隔で固定されて、前記一定間隙で前記天板を浮かせるための第1の浮かせ板部材と、
前記第2の側板の隅部に設けられて前記平板を水平にする脚部材と、
前記第1の側板の周囲に所定の角度を有して操作可能に設けられ、それぞれが所定間隔を有して前記第1の側板の周囲に固着された操作部と、
前記開口部に挿入された大型ディスプレイ部と、
前記大型ディスプレイの下方に設けられ、この大型ディスプレイに所定の画面を表示させるための制御部と
を有することを特徴とする多機能型電子テーブル。
【請求項2】
前記第1の浮かせ板部材は、前記第2の側板の内で、長い方の側板に設けられていることを特徴とする請求項1記載の多機能型電子テーブル。
【請求項3】
前記第2の側板には、前記大型ディスプレイを支え持つための通風孔が開けられた支え板部材とを備え、
この支え板部材には、前記大型ディスプレイと前記支え板部材との間に間隙を形成するための第2の浮かし板部材と
を有することを特徴とする請求項1又は2記載の多機能型電子テーブル。
【請求項4】
前記いずれかの操作部は、司会者用の操作部であり、この司会者の操作部前の平板部材は、小開口部が設けられ、この小開口部は小型強化透明樹脂で覆われて、内部に司会者用の小型ディスプレイが設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の多機能型電子テーブル。
【請求項5】
前記天板の平板部材は、多層構造であり、中央の平板部材の端部が前記大型ディスプレィ側の端部を覆う幅であり、
最下層の平板部材の端部は、前記大型ディスプレイの端部を覆わない前記中央の平板部材の幅より短い幅にされ、
最上部の平板部材は、最も幅が狭い幅でされて前記中央の平板部材とで前記大型の強化透明樹脂部材を挟持する構成にされて、前記大型ディスプレイの液晶面からの熱を通過させることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の多機能型電子テーブル。
【請求項6】
前記制御部は、全員で知る必要がある情報については、その情報を前記大型ディスプレイ上において、回転表示させることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の多機能型電子テーブル。
【請求項7】
前記小型強化透明樹脂面には、偏光シートが貼り付けられていることを特徴とする多機能型電子テーブル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【公開番号】特開2009−56282(P2009−56282A)
【公開日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−269091(P2007−269091)
【出願日】平成19年10月16日(2007.10.16)
【出願人】(301027292)株式会社BMB (32)
【出願人】(507266048)コミュニケーションデザインインステチュート株式会社 (1)
【Fターム(参考)】