天然岩石調盤畳体の構築方法
【課題】 本発明は、自然岩石調の舗装を提供することを課題とする。
【解決手段】可撓性型板材1によって所定の岩石形状に囲まれた型枠部分2にコンクリートCを打込み、該コンクリートC表面に着色セメント粉末Pを散布した上で、該表面に着色離型油Oを塗布し、押型5を押付けて凹凸模様PDを形成し、それから該表面を水洗して該離型油Oを洗い流し、最後に樹脂塗装RCを施す。
【解決手段】可撓性型板材1によって所定の岩石形状に囲まれた型枠部分2にコンクリートCを打込み、該コンクリートC表面に着色セメント粉末Pを散布した上で、該表面に着色離型油Oを塗布し、押型5を押付けて凹凸模様PDを形成し、それから該表面を水洗して該離型油Oを洗い流し、最後に樹脂塗装RCを施す。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば庭、公園、駐車場、玄関口等の舗装として使用される天然岩石調盤畳体の構築方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、地盤上にコンクリート硬化層を形成し、上記コンクリート硬化層表面に天然岩石調凹凸模様および色彩を付した舗装が適用されている。
(例えば特許文献1〜6参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2003−313806号公報
【特許文献2】特開2001−48677号公報
【特許文献3】特開2000−345505号公報
【特許文献4】特開2000−230212号公報
【特許文献5】特開平11−116771号公報
【特許文献6】特開平6−345513号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながらこのような天然岩石調舗装は平面的であり、自然観に乏しいと云う問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の目的は、上記問題点を解決して自然観に富む舗装を提供することにあり、上記問題点を解決するための手段として、本発明は、
地盤G上に可撓性型板材1によって所定の岩石形状に囲まれた型枠部分2を形成する工程1
該型枠部分2にコンクリートCを打込み、該型枠部分2に打込んだコンクリートCの表面をコテ4によってならし、更に上周縁をコテ4によって丸角Rにする工程2
上記コンクリートC表面に着色セメント粉末Pを散布する工程3
着色離型油Oを上記着色セメント粉末Pを散布したコンクリートC表面に塗布する工程4
所定の凹凸陰模様NDを形成した型面を有する押型5によって、上記コンクリートC表面を押圧して該コンクリートC表面に所定の凹凸模様PDを形成する工程5
上記凹凸模様PDを形成したコンクリートC表面を水洗して離型油Oを洗い流す工程6Aおよび/または上記凹凸模様PDを形成したコンクリートC表面に顔料を分散した酸液Aを全体的または部分的に塗布する工程6B
上記コンクリートC表面に樹脂塗装RCを施す工程7
上記可撓性型板材1を取はずす工程8
以上の工程1〜8からなることを特徴とする天然岩石調盤畳体6の構築方法
を提供するものである。
【発明の効果】
【0006】
〔作用〕
本発明によって提供される舗装は、所定の岩石形状を有する天然岩石調盤畳体6の一つまたは複数からなる。各盤畳体6は独立しており、かくして立体的な舗装が提供される。
工程6Aにおいて、コンクリートC表面を水洗すると、着色離型油Oは洗い落とされるが、工程5によって形成されたコンクリートC表面の凹凸模様PDの凹部には着色離型油Oに分散または溶解している着色材PGが残存し、かくしてコンクリートC硬化物である盤畳体6の表面には凹凸模様PDの凹部が濃色に着色された天然岩石調の色彩が施される。
更に工程6Bにおいて、コンクリートC表面に着色酸液Aを塗布すれば、該着色酸液A塗布部分が腐食され、該腐蝕部分に該着色酸液Aに分散した着色材PGが溜まって、工程6Aの場合と同様、盤畳体6の表面には凹凸模様PDの凹部が濃色に着色された天然岩石調の色彩が施される。
【0007】
〔効果〕
本発明では表面に岩石調の凹凸模様、色彩を付した盤畳体を一つづつ独立して構築するから、立体感がありかつ高度な自然観を有する舗装が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明を以下に工程順に詳細に説明する。
〔工程1〕
図1および図2に示すように、地盤Gは適当な地ならしを行ない、その表面に砂利、小石、砕石等を敷いて敷石層Sを形成する。そして合板、金属板、プラスチック板等の可撓性型板材1によって所定の岩石形状に囲み、型枠部分2を形成する。該型板材1は内外を支棒3によって支持される。該支棒3はそれぞれ地盤Gに突刺してある。上記敷石層Sの厚みは通常40〜60mm程度、上記型板材1の縦巾は通常80〜120mm程度である。この巾が盤畳体の厚みになる。
【0009】
〔工程2〕
工程2においては、図3に示すように上記型枠部分2内にモルタルペースト(コンクリートC)を打込み、表面をコテ4によってならし更に図4に示すようにコテによってコンクリートCの上周縁を丸角Rにする。該モルタルペーストは、ポルトランドセメント、水、細骨材、粗骨材、必要に応じて減水剤、流動化剤、硬化促進剤等と練り混ぜることによって調製する。
【0010】
〔工程3〕
工程3においては、図5に示すように上記コンクリートC表面に着色セメント粉末Pを散布する。該着色セメント粉末Pは、ポルトランドセメントに所定の色の顔料および/または染料等の着色材を混合したものである。
【0011】
〔工程4〕
工程4においては、図6に示すように該着色セメント粉末Pを散布したコンクリートC表面に着色離型油Oを、例えばスプレー塗布する。該着色離型油Oは所定色の顔料および/または染料等の着色材を混合した離型油からなる。該離型油は鉱物油、植物油等を材料とする。
【0012】
〔工程5〕
工程5においては、図7、図8に示すように所定の凹凸陰模様NDを形成した型面を有する押型5を上記コンクリートCの表面に押圧して、該コンクリートCの表面に所定の凹凸模様PDを形成する。該押型5は、例えばゴム、プラスチック、木、金属を材料とし、二つ以上に分割したものを用いてもよい。
【0013】
〔工程6A〕
工程6Aにおいては、図9に示すように上記凹凸模様PDが形成されたコンクリートC表面を水Wによって洗い、着色離型油Oを洗い流す。この際図9に示すように上記コンクリートCの表面の凹凸模様PDの凹部に分散または溶解している着色材PGが溜まって残存し、該コンクリートCの表面に天然岩石調の陰影を付与する。
【0014】
〔工程6B〕
工程6Bにおいては、図10に示すように、上記凹凸模様PDが形成されたコンクリートC表面に着色酸液Aを散布する。該コンクリートC表面に着色酸液Aを散布すれば、該コンクリートC表面は該着色酸液Aによって腐食され、腐蝕部分CRに該着色酸液Aに分散または溶解している着色材PGが付着して、該コンクリートC表面には天然岩石調の微細な着色斑点が散在した外観となる。
該着色酸液Aとしては、塩酸、硫酸等の無機酸や酢酸、蓚酸等の有機酸の水溶液に、顔料および/または染料等の着色材を分散または溶解したものが使用される。
工程6Bは、工程6Aに代えて行なわれてもよいし、工程6Aの後に行なわれてもよい。工程6Bにおいて、該着色酸液Aを散布してコンクリートC表面を腐食した後、水洗を行なうことが望ましい。
【0015】
〔工程7〕
工程7においては、図11に示すように、上記コンクリートC表面に樹脂塗装RCが施される。該樹脂塗装RCはコンクリートC表面を保護するものであり、耐久性のあるアクリル樹脂エマルジョン塗料、無黄変ウレタン樹脂塗料等を使用することが好ましい。
【0016】
〔工程8〕
工程8においては、図12に示すように、上記可撓性型板材1をコンクリートCから取はずす。かくして表面に天然岩石調の凹凸模様PD、色彩を付された盤畳体6が構築される。
上記型板材1取はずし工程8は、工程2の後、あるいは工程3、4、5、6の後に行なわれてもよい。
【0017】
上記実施例では一個の盤畳体6の構築方法を説明したが、図13に示すように複数個の盤畳体6A,6B,6Cを相接して構築してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0018】
本発明の方法によって構築される盤畳体は、一つづつ独立しているから、立体感があり、高度な自然観を有するので、庭、公園、駐車場、玄関口等の舗装に極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】工程1の説明斜視図
【図2】工程1の説明側断面図
【図3】工程2の説明斜視図
【図4】工程2の説明側断面図
【図5】工程3の説明側断面図
【図6】工程4の説明側断面図
【図7】工程5の説明側断面図
【図8】工程5の説明斜視図
【図9】工程6Aの説明側断面図
【図10】工程6Bの説明側断面図
【図11】工程7の説明側断面図
【図12】工程8の説明斜視図
【図13】複数個の盤畳体を配置した状態を示す斜視図
【符号の説明】
【0020】
1 型板材1
2 型枠部分
3 支棒
4 コテ
5 押型
6(6A,6B,6C) 盤畳体
A 着色酸液
C コンクリート
CR 腐蝕部分
G 地盤
ND 凹凸陰模様
O 着色離型油
P 着色セメント粉末
PD 凹凸模様
PG 着色材
R 丸角
RC 樹脂塗装
S 敷石層
W 水
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば庭、公園、駐車場、玄関口等の舗装として使用される天然岩石調盤畳体の構築方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、地盤上にコンクリート硬化層を形成し、上記コンクリート硬化層表面に天然岩石調凹凸模様および色彩を付した舗装が適用されている。
(例えば特許文献1〜6参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2003−313806号公報
【特許文献2】特開2001−48677号公報
【特許文献3】特開2000−345505号公報
【特許文献4】特開2000−230212号公報
【特許文献5】特開平11−116771号公報
【特許文献6】特開平6−345513号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながらこのような天然岩石調舗装は平面的であり、自然観に乏しいと云う問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の目的は、上記問題点を解決して自然観に富む舗装を提供することにあり、上記問題点を解決するための手段として、本発明は、
地盤G上に可撓性型板材1によって所定の岩石形状に囲まれた型枠部分2を形成する工程1
該型枠部分2にコンクリートCを打込み、該型枠部分2に打込んだコンクリートCの表面をコテ4によってならし、更に上周縁をコテ4によって丸角Rにする工程2
上記コンクリートC表面に着色セメント粉末Pを散布する工程3
着色離型油Oを上記着色セメント粉末Pを散布したコンクリートC表面に塗布する工程4
所定の凹凸陰模様NDを形成した型面を有する押型5によって、上記コンクリートC表面を押圧して該コンクリートC表面に所定の凹凸模様PDを形成する工程5
上記凹凸模様PDを形成したコンクリートC表面を水洗して離型油Oを洗い流す工程6Aおよび/または上記凹凸模様PDを形成したコンクリートC表面に顔料を分散した酸液Aを全体的または部分的に塗布する工程6B
上記コンクリートC表面に樹脂塗装RCを施す工程7
上記可撓性型板材1を取はずす工程8
以上の工程1〜8からなることを特徴とする天然岩石調盤畳体6の構築方法
を提供するものである。
【発明の効果】
【0006】
〔作用〕
本発明によって提供される舗装は、所定の岩石形状を有する天然岩石調盤畳体6の一つまたは複数からなる。各盤畳体6は独立しており、かくして立体的な舗装が提供される。
工程6Aにおいて、コンクリートC表面を水洗すると、着色離型油Oは洗い落とされるが、工程5によって形成されたコンクリートC表面の凹凸模様PDの凹部には着色離型油Oに分散または溶解している着色材PGが残存し、かくしてコンクリートC硬化物である盤畳体6の表面には凹凸模様PDの凹部が濃色に着色された天然岩石調の色彩が施される。
更に工程6Bにおいて、コンクリートC表面に着色酸液Aを塗布すれば、該着色酸液A塗布部分が腐食され、該腐蝕部分に該着色酸液Aに分散した着色材PGが溜まって、工程6Aの場合と同様、盤畳体6の表面には凹凸模様PDの凹部が濃色に着色された天然岩石調の色彩が施される。
【0007】
〔効果〕
本発明では表面に岩石調の凹凸模様、色彩を付した盤畳体を一つづつ独立して構築するから、立体感がありかつ高度な自然観を有する舗装が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明を以下に工程順に詳細に説明する。
〔工程1〕
図1および図2に示すように、地盤Gは適当な地ならしを行ない、その表面に砂利、小石、砕石等を敷いて敷石層Sを形成する。そして合板、金属板、プラスチック板等の可撓性型板材1によって所定の岩石形状に囲み、型枠部分2を形成する。該型板材1は内外を支棒3によって支持される。該支棒3はそれぞれ地盤Gに突刺してある。上記敷石層Sの厚みは通常40〜60mm程度、上記型板材1の縦巾は通常80〜120mm程度である。この巾が盤畳体の厚みになる。
【0009】
〔工程2〕
工程2においては、図3に示すように上記型枠部分2内にモルタルペースト(コンクリートC)を打込み、表面をコテ4によってならし更に図4に示すようにコテによってコンクリートCの上周縁を丸角Rにする。該モルタルペーストは、ポルトランドセメント、水、細骨材、粗骨材、必要に応じて減水剤、流動化剤、硬化促進剤等と練り混ぜることによって調製する。
【0010】
〔工程3〕
工程3においては、図5に示すように上記コンクリートC表面に着色セメント粉末Pを散布する。該着色セメント粉末Pは、ポルトランドセメントに所定の色の顔料および/または染料等の着色材を混合したものである。
【0011】
〔工程4〕
工程4においては、図6に示すように該着色セメント粉末Pを散布したコンクリートC表面に着色離型油Oを、例えばスプレー塗布する。該着色離型油Oは所定色の顔料および/または染料等の着色材を混合した離型油からなる。該離型油は鉱物油、植物油等を材料とする。
【0012】
〔工程5〕
工程5においては、図7、図8に示すように所定の凹凸陰模様NDを形成した型面を有する押型5を上記コンクリートCの表面に押圧して、該コンクリートCの表面に所定の凹凸模様PDを形成する。該押型5は、例えばゴム、プラスチック、木、金属を材料とし、二つ以上に分割したものを用いてもよい。
【0013】
〔工程6A〕
工程6Aにおいては、図9に示すように上記凹凸模様PDが形成されたコンクリートC表面を水Wによって洗い、着色離型油Oを洗い流す。この際図9に示すように上記コンクリートCの表面の凹凸模様PDの凹部に分散または溶解している着色材PGが溜まって残存し、該コンクリートCの表面に天然岩石調の陰影を付与する。
【0014】
〔工程6B〕
工程6Bにおいては、図10に示すように、上記凹凸模様PDが形成されたコンクリートC表面に着色酸液Aを散布する。該コンクリートC表面に着色酸液Aを散布すれば、該コンクリートC表面は該着色酸液Aによって腐食され、腐蝕部分CRに該着色酸液Aに分散または溶解している着色材PGが付着して、該コンクリートC表面には天然岩石調の微細な着色斑点が散在した外観となる。
該着色酸液Aとしては、塩酸、硫酸等の無機酸や酢酸、蓚酸等の有機酸の水溶液に、顔料および/または染料等の着色材を分散または溶解したものが使用される。
工程6Bは、工程6Aに代えて行なわれてもよいし、工程6Aの後に行なわれてもよい。工程6Bにおいて、該着色酸液Aを散布してコンクリートC表面を腐食した後、水洗を行なうことが望ましい。
【0015】
〔工程7〕
工程7においては、図11に示すように、上記コンクリートC表面に樹脂塗装RCが施される。該樹脂塗装RCはコンクリートC表面を保護するものであり、耐久性のあるアクリル樹脂エマルジョン塗料、無黄変ウレタン樹脂塗料等を使用することが好ましい。
【0016】
〔工程8〕
工程8においては、図12に示すように、上記可撓性型板材1をコンクリートCから取はずす。かくして表面に天然岩石調の凹凸模様PD、色彩を付された盤畳体6が構築される。
上記型板材1取はずし工程8は、工程2の後、あるいは工程3、4、5、6の後に行なわれてもよい。
【0017】
上記実施例では一個の盤畳体6の構築方法を説明したが、図13に示すように複数個の盤畳体6A,6B,6Cを相接して構築してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0018】
本発明の方法によって構築される盤畳体は、一つづつ独立しているから、立体感があり、高度な自然観を有するので、庭、公園、駐車場、玄関口等の舗装に極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】工程1の説明斜視図
【図2】工程1の説明側断面図
【図3】工程2の説明斜視図
【図4】工程2の説明側断面図
【図5】工程3の説明側断面図
【図6】工程4の説明側断面図
【図7】工程5の説明側断面図
【図8】工程5の説明斜視図
【図9】工程6Aの説明側断面図
【図10】工程6Bの説明側断面図
【図11】工程7の説明側断面図
【図12】工程8の説明斜視図
【図13】複数個の盤畳体を配置した状態を示す斜視図
【符号の説明】
【0020】
1 型板材1
2 型枠部分
3 支棒
4 コテ
5 押型
6(6A,6B,6C) 盤畳体
A 着色酸液
C コンクリート
CR 腐蝕部分
G 地盤
ND 凹凸陰模様
O 着色離型油
P 着色セメント粉末
PD 凹凸模様
PG 着色材
R 丸角
RC 樹脂塗装
S 敷石層
W 水
【特許請求の範囲】
【請求項1】
地盤上に可撓性型板材によって所定の岩石形状に囲まれた型枠部分を形成する工程1
該型枠部分にコンクリートを打込み、該型枠部分に打込んだコンクリートの表面をコテによってならし、更に上周縁をコテによって丸角にする工程2
上記コンクリート表面に着色セメント粉末を散布する工程3
着色離型油を上記着色セメント粉末を散布したコンクリート表面に塗布する工程4
所定の凹凸陰模様を形成した型面を有する押型によって、上記コンクリート表面を押圧して該コンクリート表面に所定の凹凸模様を形成する工程5
上記凹凸模様を形成したコンクリート表面を水洗して離型油を洗い流す工程6Aおよび/または上記凹凸模様を形成したコンクリート表面に顔料を分散した酸液を全体的または部分的に塗布する工程6B
上記コンクリート表面に樹脂塗装を施す工程7
上記可撓性型板材を取はずす工程8
以上の工程1〜8からなることを特徴とする天然岩石調盤畳体の構築方法。
【請求項1】
地盤上に可撓性型板材によって所定の岩石形状に囲まれた型枠部分を形成する工程1
該型枠部分にコンクリートを打込み、該型枠部分に打込んだコンクリートの表面をコテによってならし、更に上周縁をコテによって丸角にする工程2
上記コンクリート表面に着色セメント粉末を散布する工程3
着色離型油を上記着色セメント粉末を散布したコンクリート表面に塗布する工程4
所定の凹凸陰模様を形成した型面を有する押型によって、上記コンクリート表面を押圧して該コンクリート表面に所定の凹凸模様を形成する工程5
上記凹凸模様を形成したコンクリート表面を水洗して離型油を洗い流す工程6Aおよび/または上記凹凸模様を形成したコンクリート表面に顔料を分散した酸液を全体的または部分的に塗布する工程6B
上記コンクリート表面に樹脂塗装を施す工程7
上記可撓性型板材を取はずす工程8
以上の工程1〜8からなることを特徴とする天然岩石調盤畳体の構築方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2006−70603(P2006−70603A)
【公開日】平成18年3月16日(2006.3.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−256619(P2004−256619)
【出願日】平成16年9月3日(2004.9.3)
【出願人】(502355783)株式会社MAT (5)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年3月16日(2006.3.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年9月3日(2004.9.3)
【出願人】(502355783)株式会社MAT (5)
【Fターム(参考)】
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