説明

容器、容器の製造方法及び容器の輸送方法

【課題】 保温層を有しており設置場所での作業が低減されると共に輸送が容易な容器、この容器の製造方法及びこの容器の輸送方法を提供する。
【解決手段】容器1は、略円筒形状の胴体部11を有する容器本体10と、胴体部の外周面11a上に設けられており、容器本体内を保温する保温層30と、記外周面上に設けられており、横倒し状態で容器本体を支持する少なくとも2つの支持部材41,42と、を備え、外周面に略直交する方向において、支持部材の長さT2は、保温層の長さT1よりも長い。この場合、支持部材41,42の長さT2が保温層の長さT1よりも長いので、支持部材41,42によって横倒し状態で容器本体10を支持しながら、容器を輸送することができる。その結果、設置場所で保温層を取り付けなくて良いため、設置場所での作業が低減される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、保温層を有する容器、この容器の製造方法及びこの容器の輸送方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この分野の技術として特許文献1に記載の技術がある。特許文献1に記載されているように、例えば、メタン発酵槽(容器本体)では発酵槽内の微生物の活性を維持するためにメタン発酵槽の外周面を保温材(保温層)で被覆している。従来、このような保温材が設けられたメタン発酵槽は、次のように施工されていた。すなわち、先ず、メタン発酵槽を製造して、そのメタン発酵槽を工場から運び出して現地に設置する。次に、その設置されたメタン発酵槽の周りに足場を組んでメタン発酵槽の外周面に保温材を取り付けていた。
【特許文献1】特開2002−192192号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の方法では、現地で保温材を施工するため、高所作業が必要であったり雨天の影響を受けるというような問題が生じていた。また、工場内で保温材を施工してまうと、メタン発酵槽の輸送が困難になるという問題点があった。
【0004】
そこで、本発明は、保温層を有しており設置場所での作業の低減が可能であるると共に輸送が容易な容器、この容器の製造方法及びこの容器の輸送方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明に係る容器は、略円筒形状の胴体部を有する容器本体と、胴体部の外周面上に設けられており、容器本体内を保温する保温層と、外周面上に設けられており、横倒し状態で容器本体を支持するための少なくとも2つの支持部材と、を備え、外周面に略直交する方向において、支持部材が保温層より外側に張り出していることを特徴とする。
【0006】
この場合、外周面上に設けられた支持部材は保温層よりも外側に張り出しているので、保温層が取り付けられた容器本体を横倒し状態にしても、保温層を傷めずに確実に容器を支持部材で支持できる。よって、横倒し状態の容器を支持部材で支持しながら輸送することが可能である。その結果、例えば、保温層を有する容器を工場内で予め製造した後に、工場外の容器の設置場所に輸送して設置することができるので、現地での作業量を少なくすることが可能である。
【0007】
更に、本発明に係る容器では、支持部材は、胴体部の周方向に連続して設けられていることが好ましい。この場合、支持部材が容器本体の周方向に連続して設けられているので、例えば、容器の製造工程において、支持部材によって横倒し状態の容器を支持し、容器本体を胴体部の軸線回りに回転させながら保温層を外周面に取り付けることが可能である。その結果、容器の製造が容易になる。
【0008】
また、本発明に係る容器の製造方法は、略円筒形状の胴体部を有する容器本体を備え、胴体部の外周面上に容器本体内を保温する保温層が設けられた容器の製造方法であって、胴体部の軸線方向に離間して外周面上に設けられており外周面に略直交する方向の長さが保温層より長い少なくとも2つの支持部材によって、横倒し状態で容器本体を支持しながら保温層を外周面上に取り付けることが好ましい。
【0009】
この場合、外周面に略直交する方向において、支持部材の長さが保温層よりも長いので、支持部材によって横倒し状態で容器本体を支持しながら保温層を外周面上に取り付けることができる。このように、横倒し状態で保温層を取り付けることができるので、保温層の取り付けが容易である。そして、この方法で製造された容器では、支持部材によって横倒し状態で容器を支持しながら容器を輸送しても保温層を傷めないため、例えば、予め工場内で容器を製造した後に工場外の設置場所に輸送して容器を設置することが可能である。これにより、設置場所での作業が低減され、設置作業が容易になる。
【0010】
また、本発明に係る容器の製造方法では、支持部材は、外周面の周方向に連続して取り付けられており、容器本体を胴体部の軸線回りに回転させながら外周面上に保温層を取り付けることが好ましい。この場合、支持部材が外周面の周方向に連続して取り付けられるているので、支持部材で容器本体を支持して容器本体を胴体部の軸線回りに回転させながら保温層を取り付けることができ、保温層の取り付けが容易になる。
【0011】
また、本発明に係る容器の輸送方法は、略円筒形状の胴体部を有する容器本体を備え、胴体部の外周面上に容器本体を保温する保温層が設けられた容器を輸送する方法であって、前記胴体部の軸線方向に離間して前記外周面上に設けられており前記外周面に略直交する方向の長さが前記保温層より長い少なくとも2つの支持部材によって、横倒し状態で前記容器本体を支持しながら容器を輸送することを特徴とする。
【0012】
この場合には、外周面に略直交する方向の長さが保温層よりも長い支持部材で容器を横倒し状態にして支持しながら容器を輸送するので、胴体部に保温層が取り付けられている容器も、保温層を傷めずに輸送することが可能である。そのため、例えば、予め工場内で容器を製造した後に工場外の設置場所に輸送して容器を設置することが可能である。これにより、設置場所での作業が低減され、設置作業が容易になる。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る容器によれば、現地での設置作業量が低減され、また、輸送が容易である。また、本発明に係る容器の製造方法によれば、現地での設置作業量を低減でき、輸送が容易な容器を製造できる。更に、本発明に係る容器の輸送方法によれば、保温層が取り付けられた容器を容易に輸送でき、結果として現地での設置作業量が低減する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明に係る容器、この容器の製造方法及びこの容器の輸送方法の好適な実施形態について説明する。なお、以下の説明においては、同一の要素には同一の符号を用いることとし重複する説明は省略する。
【0015】
図1は、本発明に係る容器の一実施形態としての嫌気性処理反応槽の斜視図である。図2は図1のII―II線に沿った断面図である。
【0016】
図1及び図2に示す容器としての嫌気性処理反応槽1は、メタン菌などの微生物を利用して排水に含まれる有機物などを分解処理するための槽である。嫌気性処理反応槽1の全長は、例えば、約15mである。この嫌気性処理反応槽1は、例えば、屋外に設置される。
【0017】
嫌気性処理反応槽1は、EGSB(Expanded Granular Sludge Bed)法やUASB(Upflow Anaerobic Sludge Blanket)法などを適用することで、微生物による排水処理を実施するための内部空間を備えたタンク(容器本体)10を有する。タンク10は、直径Dが例えば約3.0mの略円筒形状の胴体部11を有し、その胴体部11の上部にドーム状の蓋12が設けられ、下部に底板13が設けられることで内部空間が形成されている。このタンク10の内部空間で微生物及び排水を一緒に滞留させることによって、微生物による排水処理を実施する。
【0018】
タンク10が有する胴体部11の外周面11aのうち、その上部側には、胴体部11を補強するために、断面が略L字状のトップアングル20が周方向に連続して設けられている。
【0019】
また、外周面11aのほぼ全面には、タンク10内を30℃〜40℃に維持して微生物の活性を維持するために保温層30(図1参照)が設けられている。図2に示すように、保温層30は、保温材31A〜31Fが外装板32A〜32Cによって覆われたものであり、その厚さ(外周面11aに略直交する方向の長さ)T1は、例えば、約50mmである。各保温材31A〜31Fは、底板13側から蓋12側に向かって互いに隣接して配置されている。なお、保温材31Aと保温材31Bとの間、及び、保温材31Eと保温材31Fとの間には、後述するサポートリング41,42が配置されている。
【0020】
各保温材31A〜31Fは、胴体部11の外周面11aの周方向に連続して設けられている。図3に示すように、各保温材31A〜31Fは、グラスウールからなる第1領域31aとロックウールからなる第2領域31bとが交互に配置されて形成されており、保温材31A〜31Fは、第2領域31b上をバンドBなどで締め付けてタンク10に固定されている。ロックウールはグラスウールより硬いので、第2領域31b上でバンドB等を締め付けることで保温材31A〜31Fの変形及び傷みが低減する。なお、保温材31A〜31Fは、例えば、グラスウールのみから形成されていもよい。
【0021】
各保温材31A〜31Fの両端には、外装板32A〜32Cを固定するために、断面が略L字状のアングル21がそれぞれ配置されている。アングル21は、等辺形であって、高さ及び幅は、例えば、どちらも約50mmである。アングル21は、外周面11aの周方向に連続して設けられると共に、保温材31A〜31Fを挟むように外周面11a上に固定されている。なお、保温材31A,31E,31Fの下側のアングル21を上向き(歯が蓋12側を向いている状態)にし、他のアングル21を下向き(歯が底板13側を向いている状態)にすることで、外装板32A〜32Cの施工性向上とサポートリング41,42にたまる雨水に保温材31A〜31Fがふれないようになっている。また、アングル21によって保温材31A〜31Fの両端が確実にカバーされるため、嫌気性処理反応槽1を設置時に保温材31A〜31Fに雨などがしみこみにくい。
【0022】
図2〜図4に示すように、保温層30の一部を構成する外装板32A〜32Cは、保温材31A〜31Fを覆うように設けられており、アングル21の歯(外周面11aに略平行な部分)にビス(不図示)で固定されている。外装板32A〜32Cは、表面が角波状の角波鉄板(図3参照)を採用している。角波鉄板は、平板よりも衝撃につよく、角波鉄板を採用することで外装板32A〜32Cの変形が抑制されている。外装板32A〜32Cの材質としては、他にステンレスなどが例示される。
【0023】
また、胴体部11の外周面11aには、横倒し状態で嫌気性処理反応槽1を支持するための一対のサポートリング(支持部材)41,42が設けられている。
【0024】
図1、図2及び図4に示すように、サポートリング41,42は、外周面11aの周方向に連続して設けられており、外周面11aの長手方向において離間して互いに平行に配置されている。より具体的には、サポートリング41は、保温材31Aと保温材31Bとの間に配置され、サポートリング42は、保温材31Eと保温材31Fとの間に配置されている。
【0025】
各サポートリング41,42は、互いに対向する取付板41A,42Aと支持板41B,42Bとが連結板41C,42Cによって連結されたものであり、断面が略H字状のH字形鋼である。サポートリング41,42は、取付板41A,42Aを溶接することによって外周面11aに固定されている。
【0026】
サポートリング41,42の厚さT2(外周面11aに略直交する方向の長さ)及び幅Wは、どちらも例えば約100mmであって、厚さT2は、保温層30の厚さT1よりも厚く、結果として、支持板41B,42Bは、外装板32A〜32Cよりも胴体部11の径方向において外側に張り出している。その結果、嫌気性処理反応槽1を横倒し状態にしたときには、支持板41B,42Bが床などに接するので、保温層30を床などに当てることなく嫌気性処理反応槽1の軸線Lを略水平にした状態にすることができる。これによって、工場などで保温層30を有する嫌気性処理反応槽1を製造した後に、トラックなどで設置場所(現地)まで輸送可能である。
【0027】
次に、図5及び図6を利用して、嫌気性処理反応槽1の製造方法について説明する。図5及び図6は、胴体部11に保温材31A〜31Fを貼り付ける工程を示す図である。そして、図5は胴体部11の側方から見た図であり、図6は、図5の矢印Aの方向からみた図である。なお、図5及び図6では、アングル21の記載は省略している。
【0028】
先ず、横倒し状態の胴体部11の長手方向(軸線L方向)において互いに離れた2箇所に、一対のサポートリング41,42を固定する。この際、トップアングル20や、アングル21も取り付ける。サポートリング41,42、トップアングル20及びアングル21は、タンク10を製造した後に胴体部11に固定してもよいが、例えば、次のようにしてもよい。すなわち、タンク10の製造時において、胴体部11の外周面11aとなる板材にサポートリング41,42、トップアングル20及びアングル21を溶接などにより固定してから、その板材を胴体部11の形状、すなわち、略円筒形状に成形する。この場合、胴体部11が成形されたときに、サポートリング41,42も外周面11a上に取り付けられている。
【0029】
次いで、図5及び図6に示すように、横倒し状態のタンク10をサポートリング41,42で支持して工場内のローラ51,52上に載せる。続いて、ローラ51,52を所定の方向に回転させることで、タンク10をその軸線Lの回りに回転させながら保温材31A〜31Fを胴体部11の外周面11a上に順に貼り付ける。そして、ロックウールなどからなる第2領域31b上においてバンドB等で締め付けることによって保温材31A〜31Fをタンク10に固定する。
【0030】
次に、保温材31A〜31Fが固定されたタンク10を軸線Lの回りに回転させながら外装板32A〜32Cを保温材31A〜31F上に巻き付け、アングル21にビスで固定して、嫌気性処理反応槽1を得る。
【0031】
前述したように、胴体部11の径方向において、サポートリング41,42の長さT2が、保温層30の長さT1よりも長いので、サポートリング41,42でタンク10を横倒し状態で支持しても、確実に保温層30としての保温材31A〜31F及び外装板32A〜32Cを外周面11a上に取り付けることができる。また、サポートリング41,42が外周面11aの周方向に連続して設けられているので、タンク10を回転させながら保温層30を固定できる結果、容易に嫌気性処理反応槽1を製造することができる。
【0032】
次に、上記のようにして工場内で製造された嫌気性処理反応槽1を、設置場所に輸送する方法について説明する。この嫌気性処理反応槽1を設置場所である現地に運ぶときには、図7に示すように、トラック60で輸送する。このとき、トラック60の荷台61に設置された台71,72上にサポートリング41,42を載せて、嫌気性処理反応槽1を横倒し状態にして輸送する。前述したように、サポートリング41,42は、保温層30よりも厚いので、サポートリング41,42で嫌気性処理反応槽1を支持して輸送しても保温層30が、荷台61などに接することがないため、保温層30を傷めずに輸送することができる。そして、現地では、嫌気性処理反応槽1を所定の位置に設置すればよい。
【0033】
以上説明したように、嫌気性処理反応槽1では、嫌気性処理反応槽1を横向きに載置するときにサポートリング41,42の厚さT2が保温層30よりも厚いので、保温層30を有する嫌気性処理反応槽1を輸送して、設置場所に設置することができる。この場合、従来のように、例えば全長15m程度のタンク10を現地に設置した後に足場を組んで保温層30を取り付ける高所作業を要しないので、現地での設置作業量及び高所作業量が低減される。その結果、現地での設置作業に要する時間が短縮される。また、雨などの影響を受けないので設置計画などを策定し易くなっている。
【0034】
以上、本発明に好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、サポートリング41,42は、断面がH字状のH字鋼としたが、保温層30よりも径方向の長さが長く、タンク10の自重を支持できれば、サポートリング41,42の形状及び材質は特に限定されない。例えば、断面がコの字状であってもよい。
【0035】
また、サポートリング41,42は、胴体部11の外周面11aの周方向に連続して設けられているとしたが、必ずしも連続していなくても良く、例えば、外周面11aの一部に円弧状に設けられていてもよい。このように、サポートリング41,42を周方向の一部に設けるときには、サポートリング41,42は、図5の矢印A方向からみたときにサポートリング41,42が周方向において互いに重なりが生じており、横倒し状態でタンク10を支持できればよい。また、支持部材として、2つのサポートリング41,42を例示したが、支持部材の数は、少なくとも2つあればよい。
【0036】
更に、本発明に係る容器の一例として嫌気性処理反応槽を挙げて説明したが、本発明は、例えば、酸生成槽、溶化槽、蒸留塔や蒸発缶(エバポレータ)などの保温層を有するものに適用することができる。
【0037】
また、容器の形状としては、特に限定されないが、現地での高所作業が低減される観点から、胴体部の全長(底板から蓋までの長さ)が、約5m以上のものに特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明に係る容器の一実施形態としての嫌気性処理反応槽の斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】保温層の一部拡大図である。
【図4】サポートリングの拡大図である。
【図5】嫌気性処理反応槽の製造工程を示す図である。
【図6】図5の矢印A方向からみた図である。
【図7】嫌気性処理反応槽の輸送方法の模式図である。
【符号の説明】
【0039】
1…嫌気性処理反応槽(容器)、10…タンク(容器本体)、11a…外周面、11…胴体部、30…保温層、41,42…サポートリング(支持部材)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
略円筒形状の胴体部を有する容器本体と、
前記胴体部の外周面上に設けられており、前記容器本体内を保温する保温層と、
前記外周面上に設けられており、横倒し状態で前記容器本体を支持するための少なくとも2つの支持部材と、
を備え、
前記外周面に略直交する方向において、前記支持部材が前記保温層より外側に張り出していることを特徴とする容器。
【請求項2】
前記支持部材は、前記胴体部の周方向に連続して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項3】
略円筒形状の胴体部を有する容器本体を備え、前記胴体部の外周面上に前記容器本体内を保温する保温層が設けられた容器の製造方法であって、
前記胴体部の軸線方向に離間して前記外周面上に設けられており前記外周面に略直交する方向の長さが前記保温層より長い少なくとも2つの支持部材によって、横倒し状態で前記容器本体を支持しながら前記保温層を前記外周面上に取り付けることを特徴とする容器の製造方法。
【請求項4】
前記支持部材は、前記外周面の周方向に連続して取り付けられており、前記容器本体を前記胴体部の前記軸線回りに回転させながら前記外周面上に前記保温層を取り付けることを特徴とする請求項3に記載の容器の製造方法。
【請求項5】
略円筒形状の胴体部を有する容器本体を備え、前記胴体部の外周面上に前記容器本体を保温する保温層が設けられた容器を輸送する方法であって、
前記胴体部の軸線方向に離間して前記外周面上に設けられており前記外周面に略直交する方向の長さが前記保温層より長い少なくとも2つの支持部材によって、横倒し状態で前記容器本体を支持しながら前記容器を輸送することを特徴とする容器の輸送方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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