容器を個別にしたときの切断した部分が平滑な容器

【課題】熱成形されたシートから個別に打抜かれた成形品に多発している危険性のあるトゲ状残片などの無い安全な軽量容器の形状。
【解決手段】打抜く部分の抜刃先端部の構成を改善して打抜いた軽量容器の個別化した部分の切り口を平滑とした容器

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、熱成形による容器に関する物で、ミシン刃などで容器を個別化したときの切断周辺が平滑であり、危害性を防止したものである。
【０００２】
【従来の技術】
熱成形によって製造された容器は、多数が同じ成形シートで成形される為に、商品とする前に打抜き工程が必要であり、雄雌の抜きプレスや刃型で処理されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
熱成形品の打抜き仕上げの場合、特に飲食用の厚さが薄い熱成形品のうち、個別化するためにミシン刃などで打抜かれた商品はその個別化した切断部分にトゲ状の微小な切断部が残り、使用にあたり指や唇部分を傷つける恐れがあった。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】
本考案の商品は、個別化したときのトゲ状部分を無くすように抜刃などの改良により解決したものである。
【０００５】
【考案の実施の形態】
図１は、本考案による商品で個別化した切断部分が平滑である。
図２は、従来の打抜き仕上による商品で個別化したときにトゲ状の微細な切断面が残る。
【０００６】
【考案の効果】
本考案は、上述の様に構成されているので、飲食物用に使用された熱成形による成形品、いわゆる軽量容器を安全に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案による商品の要部平面図
【図２】従来の商品の要部平面図
【図３】切り取り個別化するための商品全体の斜視図
【符号の説明】
１外周トリミング線
２個別化するためのトリミング線
３本考案の先端部抜刃の使用部分
４従来の先端部抜刃の使用部分

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項１】熱成形により製作され、抜型で製品とした周辺が平滑な容器

【図１】