説明

容器ホルダ装置および容器サポートユニット

【課題】本発明は、容器の側面形状にフレキシブルに対応可能な構成が簡単で安価な容器ホルダ装置および容器サポートユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の容器ホルダ装置は、収納部を備えるホルダ本体と、このホルダ本体に揺動可能に取り付けられ収納部に収納される容器の側面を支持するサポート手段とを備え、サポート手段は、前記ホルダ本体に下方に揺動可能に取り付けられる円弧状の第1ギア部を有する第1サポート部材と、ホルダ本体に上方に揺動可能に取り付けられ前記第1サポート部材の第1ギア部と噛み合う円弧状の第2ギア部を有する第2サポート部材と、第1サポート部材と第2サポート部材とを離間する方向に付勢するバネと、を有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料等の容器を収納保持するための容器ホルダ装置と収納された容器の移動を規制しその容器を支持する容器サポートユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
車両室内に設けられる飲料などの容器を収納する容器ホルダ装置として、例えば図8に示す容器ホルダ装置60が知られている。この容器ホルダ装置60は、ホルダ本体61と、サポート62と、バネ63とを有する。ホルダ本体61は、容器Cが収納される収納部61aを有しており、サポート62は、ホルダ本体61に軸64で揺動自在に枢止されている。サポート62は、容器Cを収納していない場合には、バネ63で収納部61a内へ突出する方向に付勢されており、容器Cが収納される場合には、軸64を中心に下方(矢印R方向)へ向けて揺動し、ホルダ本体61の内部へ退避し、点線で示すサポート62’に位置する。そして、バネ64の付勢力により容器Cの側壁を押圧して容器Cの径方向の移動を規制するように支持する。
【0003】
しかし、このような構成を持つ従来の容器サポート装置60においては、サポート62の揺動軸64が一軸のため揺動方向が下向き方向に規制されてしまう。このため、容器Cを抜き差しする際に引っ掛かりやすく、特に図9に示すように側壁にくびれ(凹部)65を有する形状の容器Pでは、収納後にこのくびれ65にサポート62が入り込み抜き出す際に引っ掛かりやすいという問題があった。
【0004】
そのため、ホルダ本体へ容器を抜き差しする操作性を向上した容器ホルダ装置が提案されている。例えば、特許文献1では、軸がガイド溝に遊嵌あるいは摺動自在に支持され、回動可能に組み付けられた当接部材(サポート)を有する車両用物品保持装置を提案している。しかし、このようなサポートを有する容器ホルダ装置は、容器の大きさによってサポートする高さが変化するので、容器保持性能が安定しない、また、構成が複雑になり製造コストが高くなる等の問題がある。
【特許文献1】特許第3706536号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、容器の側面形状にフレキシブルに対応可能な構成が簡単で安価な容器ホルダ装置および容器サポートユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の容器ホルダ装置は、収納部を備えるホルダ本体と、このホルダ本体に揺動可能に取り付けられ収納部に収納される容器の側面を支持するサポート手段とを備え、サポート手段は、前記ホルダ本体に下方に揺動可能に取り付けられる円弧状の第1ギア部を有する第1サポート部材と、ホルダ本体に上方に揺動可能に取り付けられ前記第1サポート部材の第1ギア部と噛み合う円弧状の第2ギア部を有する第2サポート部材と、第1サポート部材と第2サポート部材とを離間する方向に付勢するバネと、を有することを特徴とする。
【0007】
本発明の容器ホルダ装置において、第1サポート部材は、容器の側面に当接する当接壁と、この当接壁に直交し円弧部を有する略扇形状の側壁とを具え、この側壁の円弧部端縁に前記第1ギア部が形成されており、第2サポート部材は、容器の側面に当接する当接壁と、この当接壁に直交し円弧部を有する略扇形状の側壁とを具え、この側壁の円弧部端縁に前記第2ギア部が形成されているとともに第1サポート部材の内部に出没自在の内壁部を有することが望ましい。
【0008】
本発明の容器支持ユニットは、容器ホルダ装置の収納部を区画する側壁に設けられ、容器の側面に当接してこの容器を支持する容器サポートユニットであって、
枠体と、この枠体に下方に揺動可能に取り付けられる円弧状の第1ギア部を有する第1サポート部材と、枠体に上方に揺動可能に取り付けられ前記第1サポート部材の第1ギア部と噛み合う円弧状の第2ギア部を有する第2サポート部材と、前記第1サポート部材と第2サポート部材とを離間する方向に付勢するバネと、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の容器ホルダ装置は、収納される容器の側面に当接して容器の径方向の動きを規制するサポート手段が揺動可能な第1サポート部材と第2サポート部材とから構成されており、第1サポート部材と第2サポート部材とは、それぞれの有するギア部で噛み合うように配置されている。従って、いずれか一方のサポート部材を揺動することで他方のサポート部材を連動して揺動させることが出来る。そのため、容器収納時には、バネの付勢力に抗して第1サポート部材と第2サポート部材とを同時にホルダ本体内に退避させることが出来る。
【0010】
また、容器取り出し時には、バネの付勢力により第1サポート部材と第2サポート部材とを同時に収容部内に向かって進出させることが出来る。
【0011】
さらに、外周面(側面)に凹部が形成されている容器を取り出す場合にも、容器から加えられた荷重による第2サポート部材の揺動が、噛み合っているギア部を介して第1サポート部材を揺動させるので、バネの付勢力に抗して第1サポート部材と第2サポート部材とを同時にホルダ本体内に退避させ、容器凹部との引っ掛かりを回避して容器をスムーズに抜き取ることが出来、容器の出し入れの操作性を向上できる。
【0012】
本発明の容器ホルダ装置は、第1サポート部材と第2サポート部材との動作をギアの噛合いにより同期させる容器サポート手段を採用しているので構成が極めて簡単であり、従って安価に得ることが出来る。
【0013】
また、このような容器サポート手段をホルダ本体とは別体の容器サポートユニットとすることで、ホルダ本体への組み付け作業性を向上することが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、実施例によって本発明の容器ホルダ装置と容器サポートユニットとを詳細に説明する。
【0015】
(実施例1)
本実施例は容器ホルダ装置に関するものであり、その構成及び作用を図1〜図5を参照して説明する。
【0016】
図1に本実施例の容器ホルダ装置の斜視図を示す。容器ホルダ装置1は、ホルダ本体10と、収納された容器の側面に当接して容器の径方向の動きを規制するように支持するサポート手段Sとを有している。図2はサポート手段Sを示す斜視図であり、図3〜図5にはその部分断面図を示す。
【0017】
ホルダ本体10は、例えば樹脂製であり、図1に示すように容器を収納可能な収納部11を有している。収納部11の側壁11aには穴12が設けられている。穴12は、側壁11aに複数設けられていてもよい(本実施例では3個設けられている場合を示している)。穴12が複数設けられている場合には、個々の穴12は、収納部11の底面11bから同じ距離隔てた位置にある。
【0018】
ホルダ本体10は、車両の内装部材に取り付けられる。ホルダ本体10は車両の内装部材に一体に形成されていてもよく、また、車両の内装部材と別体に形成されて車両の内装部材に取り付けられていてもよい。
【0019】
収納された容器の外周部を支持するサポート手段Sは例えば樹脂製であり、前記の穴12に設けられている。サポート手段Sは、図2に示すように第1サポート部材20と、第2サポート部材21と、バネ30とで構成されている。
【0020】
第1サポート部材20はホルダ本体10の穴12と同数設けられている。第1サポート部材20は容器の外周面に当接する円弧状の当接壁20aと、該当接壁20aに直交する略扇形状の側壁20bとが一体的に形成されており下部は開放されている。側壁20bには、揺動軸20cが設けられており、側壁20bの下部周縁には、この揺動軸20cを中心とする円弧部の端縁に第1ギア部20dが形成されている。第1サポート部材20は前記収納部11の側壁11aに形成された図示しない軸受部に揺動軸20cを挿着することで穴12に対して出没可能に配置されている。また、第1サポート部材20は、第1ギア部20dで後述する第2サポート部材21の第2ギア部と回動可能に噛み合わされている。
【0021】
第2サポート部材21は第1サポート部材20と同様にホルダ本体10の穴12と同数設けられている。第2サポート部材20は容器の側面に当接する円弧状の当接壁21aと、この当接壁21aに直交する略扇形状の側壁21bとが一体的に形成されており上部は開放されている。当接壁21aの先端側には内壁21eが段差を設けて連続して延伸している。この内壁21eは第1サポート部材20の当接壁20aの内側に摺接して第1サポート部材20内部に出没自在に形成されている。側壁21bには、揺動軸21cが設けられており、側壁21bの上部周縁には、この揺動軸21cを中心とする円弧部の端縁に第2ギア部21dが形成されている。第2サポート部材21は、前記収納部11の側壁11aに形成された図示しない軸受部に揺動軸21cを挿着することで穴12に対して出没可能に配置されている。また、第2サポート部材21は、第2ギア部21dで第1サポート部材20の第1ギア部20dと回動可能に噛み合わされている。
【0022】
バネ30は、例えばトーションバネであり、第1サポート部材20の揺動軸20cに設けられている。バネ30は、一端側を収納部11の側壁11aに当接し、他端を第1サポート部材20の側壁20bに設けた凸部20eに係止して、第1サポート部材20と第2サポート部材21とを互いに離間する方向に付勢している。
【0023】
ここで、ホルダ本体10の収納部11に容器Cを出し入れする作動を説明する。
【0024】
収納部11に容器が収納されていないとき、または、収納部11に挿入された容器C1が小径であるときには、図3に示すように、バネ30の付勢力により、第1サポート部材20と第2サポート部材21とは離間している。具体的には、第2サポート部材21の内壁21eが第1サポート部材20から露出する位置(以後、露出位置という)にあり、第1サポート部材20の当接壁20aと第2サポート部材21の当接壁21aのいずれかまたは両方が容器C1の外周面に当接している。この場合には、第1サポート部材20のギア部20dと第2サポート部材21のギア部21dとは、各々のギア列の後端部(収納部11の側壁11aから遠い部分)G1近傍で噛み合っている。
【0025】
収納部11に大径の容器C2を挿入する場合には、まず容器C2の底面が第1サポート部材20の当接壁20aを下方に押圧する。これにより第1サポート部材20は揺動軸20cを中心に矢印A方向(図3では反時計回り)に揺動する。第1サポート部材20のギア部20dは第2サポート部材21のギア部21dと噛み合っているので、第1サポート部材20が矢印A方向に回動すると、第2サポート部材21は反対方向の矢印A’方向(図3では時計回り)に揺動し、図4に示すように第2サポート部材21の内壁21eは第1サポート部材20の当接壁20aに摺接しながら第1サポート部材20の内部に収容される。すなわち、第1サポート部材20の当接壁20aと第2サポート部材21の当接壁21aとは穴12の内部へ収容される方向に回動するわけである。そして、第1サポート部材20のギア部20dと第2サポート部材21のギア部20dとの噛合い部Gは各々のギア列の後端部G1から先端部(収納部側壁11aに近い部分)G2へ向かって移動する。
【0026】
図4に示すように、収納部11に大径の容器C2が挿入された場合には、第1サポート部材20のギア部20dと第2サポート部材21のギア部21dとは各々のギア列の先端部G2で噛合い、内壁21eは第1サポート部材20の内部に収容されている。
【0027】
この状態で容器C2を収納部11から取り出す(抜く)と、第1サポート部材20はバネ30の付勢力により、元の露出位置に戻ろうとする。この時、第1ギア部20dは矢印B方向(図4では時計回り)に回転するので、噛み合っている第2ギア部21dをB’方向(図4では反時計回り)に移動させる。これにより、第2サポート部材21は、揺動軸21cを中心として揺動して第1サポート部材20とともに露出位置に戻る。
【0028】
次に、外周面50に凹部51が設けられている大径の容器C3の場合について説明する。図5に示すように、収納部11に凹部51を有する容器C3が収納される場合には、第1サポート部材20と第2サポート部材21とが凹部51内に入り込むことがある。第1サポート部材20と第2サポート部材21とが凹部51に入り込むと、第1サポート部材20と第2サポート部材21とは、第1ギア部20dと第2ギア部21dとの噛合い部Gが収納部側壁11aに最も遠いG1に位置している露出位置となる。
【0029】
この状態で容器C3を収納部11から取り出す(抜く)時には、まず図5に示すように、凹部51が第2サポート部材21の当接壁21aに当接し、当接壁21aを上方(矢印F方向)に押圧する。そして第2サポート部材21は、揺動軸21cを軸として図5の矢印D方向(時計回り)に揺動する。このため第2ギア部21dと第1ギア部20dとの噛合い部Gは順次噛合いながら収納部側壁11aに近いG2側へ移動するので、第1サポート部材20は、揺動軸20cを軸としてバネ30の付勢力に抗して矢印D’方向(図5では反時計回り)に揺動する。
【0030】
続いて容器C3を収納部11から完全に抜き去ると、第1サポート部材20はバネ30の付勢力により元の露出位置に戻ろうとするので、ギア部で噛み合っている第2サポート部材21も回動して元の露出位置に戻る。
【0031】
本実施例の作用を説明する。
【0032】
外周部50に凹部51が設けられた容器C3をホルダ本体10から取り出すときに、容器C3の凹部51の一部が第2サポート21の当接壁21aを押圧するので、第2サポート部材21が揺動し、第2ギア部21dと第1ギア部20dとの噛み合い部Gを移動させて第1サポート部材20を揺動させる。このため、容器C3の外周部50に凹部51が設けられている場合であっても、凹部51が第1サポート部材20や第2サポート部材21に引っ掛かることはない。そのため、第1サポート部材20と第2サポート部材21は収納部11に収納される容器の外周形状にフレキシブルに対応できる。
【0033】
(実施例2)
本実施例は容器サポートユニットに関するものであり、図6に示す斜視図を参照しながらその構成を説明する。
【0034】
前記の実施例1では、第1サポート部材20と第2サポート部材21とは、揺動軸20c及び21cでホルダ本体10の側壁11aに揺動自在に固定されていたが、本実施例は、実施例1の側壁11aに設けた穴12と同形状の穴12’を備える枠体40に第1サポート部材20と第2サポート部材21とを組み付けて容器サポートユニット2としたものである。枠体40の裏面40aには、点線で示す揺動軸20c、21cを揺動自在に支持する軸受(図示せず)が設けられており、バネ30は、一端側を枠体40の裏面40aに当接させ、他端を第1サポート部材20の凸部20eに係止するように組み付けられている。また、枠体40には、凸部40bが一体的に形成されており、側壁11aに設けた凹部に嵌合することで容器サポートユニット2をホルダ本体10の収納部側壁11aに設けた穴に配置することが出来る。
【0035】
このように配置された容器サポートユニット2は、収納部11に容器を出し入れする際に、実施例1のサポート手段Sと同様の作用効果を発揮する。本実施例の容器サポートユニット2は、ホルダ本体へのサポートの組み付け作業を容易にして生産性を向上することが出来る。
【0036】
なお、本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更することが出来る。
【0037】
例えば、上記の実施例では、第2サポート部材21に内壁21eを設けた。この内壁21eは、サポート手段Sや容器サポートユニット2を組立部品として剛性の高いものとすることと、サポート部材20、21が露出位置にあって両部材が離間している場合に、この離間空間に異物などが侵入することを防止するためのものである。従って、特に必要がない場合には内壁21eを設けなくてもよい。
【0038】
さらに、図7に示すように、第1サポート部材20の当接壁20aの先端部を凸形状(凸部20f)に形成するとともに、第2サポート部材21の当接壁21aには対応する切り欠き凹部21fを設け、サポート部材20および21の退避位置では凸部20fと切り欠き凹部21fとが嵌合するようにしてもよい。サポート部材の当接壁をこのように形成することでサポート部材と内壁との段差を解消することができるので、容器をよりスムーズに出し入れ可能な見栄えのよいサポート部となる。
【0039】
また、上記の実施例ではバネ30を第1サポート部材20にだけ設けるようにしたが、第2サポート部材21の揺動軸21c、あるいは両方の揺動軸に設けてもよいことはいうまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明の容器ホルダ装置は車両の車室内に設けられる飲料などの容器を収納する容器ホルダ装置として好適である。また、本発明の容器サポートユニットは、このような容器ホルダ装置に好適に用いることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の容器ホルダ装置を示す斜視図である。
【図2】実施例1のサポート手段を示す斜視図である。
【図3】進出位置にあるサポート手段の部分断面図である。
【図4】退避位置にあるサポート手段の部分断面図である。
【図5】側面に凹部を有する容器を支持しているサポート手段の部分断面図である。
【図6】実施例2の容器サポートユニットを示す斜視図である。
【図7】サポート手段の他の態様を示す斜視図である。
【図8】従来の容器ホルダ装置の一例を示す断面図である。
【図9】従来の容器ホルダ装置に凹部を有する容器が収納された場合を示す断面図である。
【符号の説明】
【0042】
1:容器ホルダ装置 2:容器サポートユニット 10:ホルダ本体 11:収納部
11a側壁 12:穴 20:第1サポート部材 20d:第1ギア部 21:第2サポート部材 21d第2ギア部 20a(21a):当接壁 20b(21b):側壁 20c(21c):揺動軸 21e:内壁 30:バネ 40:枠体
C:容器 G:噛合い部 S:サポート手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
収納部を備えるホルダ本体と、
前記ホルダ本体に揺動可能に取り付けられ前記収納部に収納される容器の側面を支持するサポート手段とを備え、
該サポート手段は、前記ホルダ本体に下方に揺動可能に取り付けられる円弧状の第1ギア部を有する第1サポート部材と、
前記ホルダ本体に上方に揺動可能に取り付けられ前記第1サポート部材の第1ギア部と噛み合う円弧状の第2ギア部を有する第2サポート部材と、
前記第1サポート部材と前記第2サポート部材とを離間する方向に付勢するバネと、を有することを特徴とする容器ホルダ装置。
【請求項2】
前記第1サポート部材は、前記容器の側面に当接する当接壁と、該当接壁に直交し円弧部を有する略扇形状の側壁とを具え、該側壁の円弧部端縁に前記第1ギア部が形成されており、
前記第2サポート部材は、前記容器の側面に当接する当接壁と、該当接壁に直交し円弧部を有する略扇形状の側壁とを具え、該側壁の円弧部端縁に前記第2ギア部が形成されているとともに、前記第1サポート部材の内部に出没自在の内壁部を有する請求項1に記載の容器ホルダ装置。
【請求項3】
容器ホルダ装置の収納部を区画する側壁に設けられ、容器の側面に当接して該容器を支持する容器サポートユニットであって、
枠体と、
該枠体に下方に揺動可能に取り付けられる円弧状の第1ギア部を有する第1サポート部材と、
該枠体に上方に揺動可能に取り付けられ前記第1サポート部材の第1ギア部と噛み合う円弧状の第2ギア部を有する第2サポート部材と、
前記第1サポート部材と前記第2サポート部材とを離間する方向に付勢するバネと、を有することを特徴とする容器サポートユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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