説明

容器及び酸化防止部材

【課題】液体の特性を大きく変化させることなく、液体の酸化を防止できる容器、及び酸化防止部材を提供すること。
【解決手段】液体を収容可能な容器5であって、ケイ酸塩鉱物を含む部位3を有することを特徴とする容器5。ケイ酸塩鉱物を含む部位3としては、容器5の内側又は外側に設けられた、ケイ酸塩鉱物を含む層3が挙げられる。また、容器5は、それを構成する壁の内部に、ケイ酸塩鉱物を含むものであってもよい。また、容器5は、液体を収容する第1の部屋と、ケイ酸塩鉱物を収容する第2の部屋とを有するものであってもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、飲料等の液体の酸化を防止できる容器、及び酸化防止部材に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、飲料等の液体の酸化を防止するために、液体に抗酸化剤を添加する技術が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−200250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1記載の方法では、液体自体に抗酸化剤が含まれるようになるため、液体の特性(飲料の場合は、味や風味)が大きく変化してしまうという問題があった。本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、液体の特性を大きく変化させることなく、液体の酸化を防止できる容器、及び酸化防止部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の容器は、液体を収容可能な容器であって、ケイ酸塩鉱物を含む部位を有することを特徴とする。
本発明の容器は、ケイ酸塩鉱物により、収容した液体の酸化還元電位を下げ、液体の酸化を防止することができる。この効果を奏する原因は、ケイ酸塩鉱物が発生させるテラヘルツ波であると推測できる。
【0006】
本発明の容器としては、例えば、容器の内側又は外側に、ケイ酸塩鉱物を含む層を有するものが挙げられる。
ケイ酸塩鉱物を含む層は、ケイ酸塩鉱物のみから成る層であってもよいし、ケイ酸塩鉱物と他の成分(例えばバインダー)とから成る層であってもよい。バインダーとしては、公知のものを適宜使用することができる。また、バインダーとして、釉薬を使用してもよい。ケイ酸塩鉱物を含む層は、例えば、ケイ酸塩鉱物の粉末とバインダーとを含むスラリーを、容器本体(容器のうち、ケイ酸塩鉱物を含む層を除く部分)の内側又は外側に塗布することにより形成できる。塗布方法は、公知の方法を適宜選択することができ、例えば、吹き付け、ディップ法、刷毛やローラで塗布する方法等を用いることができる。スラリーを塗布した後、層の強度や密着性を増すために、焼成を行うことができる。
【0007】
スラリーに含まれるケイ酸塩鉱物の粉末の平均粒径は、例えば、0.1〜1000μmの範囲が好ましく、特に、1〜100μmの範囲が好ましい。
ケイ酸塩鉱物を含む層は、容器に収容された液体に直接接するものであってもよいし、当該層と液体との間に他の部材(例えば他の層)が存在してもよい。
【0008】
本発明の容器において、ケイ酸塩鉱物を含む層を除く部分は、種々の材料により形成できる。例えば、セラミックス(陶磁器を含む)、樹脂(例えば、シリコン樹脂、PP、PE等)、木、金属、ゴム等を用いることができる。
【0009】
本発明の容器において、ケイ酸塩鉱物を含む層は、容器の内側の全面に形成されていてもよいし、内側の一部のみ(例えば、底のみ、側面のみ、側面の一部のみ等)に形成されていてもよい。また、本発明の容器において、ケイ酸塩鉱物を含む層は、容器の外側の全面に形成されていてもよいし、外側の一部のみ(例えば、底のみ、側面のみ、側面の一部のみ等)に形成されていてもよい。
【0010】
本発明の容器としては、例えば、容器を構成する壁の内部に、ケイ酸塩鉱物を含むものが挙げられる。この場合、例えば、ケイ酸塩鉱物の粉末と、母材とを含む混合材料で、容器形状を構成することにより、容器を製造することができる。母材としては、例えば、セラミックス(陶磁器を含む)、樹脂(例えば、シリコン樹脂、PP、PE等)、金属、ゴム等を用いることができる。
【0011】
本発明の容器としては、例えば、液体を収容する第1の部屋と、ケイ酸塩鉱物を収容する第2の部屋と、を有するものが挙げられる。第1の部屋と第2の部屋とは、隔壁により完全に隔てられていてもよいし、連通していてもよい。第1の部屋と第2の部屋との配置としては、例えば、以下のものが挙げられる。
【0012】
(i)容器が、外側容器と、その内部に収容された内側容器との2重構造になっている。内側容器の内部を第1の部屋とし、内側容器と外側容器との間の空間を第2の部屋とする。また、第1の部屋と第2の部屋とを逆にしてもよい。
【0013】
(ii)容器の内部が、隔壁により複数(例えば、2、3、4、5・・・)の小部屋に仕切られている。その複数の小部屋の一部(1つであってもよく、複数であってもよい)を第1の部屋とし、それ以外の小部屋の一部又は全部を、第2の部屋とする。
【0014】
本発明の酸化防止部材は、ケイ酸塩鉱物を含み、液体の酸化防止の用途に用いられるものである。
本発明の酸化防止部材は、ケイ酸塩鉱物により、液体の酸化還元電位を下げ、液体の酸化を防止することができる。この効果を奏する原因は、ケイ酸塩鉱物が発生させるテラヘルツ波であると推測できる。
【0015】
本発明の酸化防止部材としては、例えば、ケイ酸塩鉱物(例えばケイ酸塩鉱物の粉末)と、その周囲を包む膜と、を備えるものが挙げられる。この膜としては、例えば、樹脂、紙、ゴム、金属等から成るものを用いることができる。
【0016】
本発明の酸化防止部材としては、例えば、母材と、前記母材中に分散されたケイ酸塩鉱物(例えばケイ酸塩鉱物の粉末)と、を備えるものが挙げられる。この母材としては、例えば、セラミックス(陶磁器を含む)、樹脂(例えば、シリコン樹脂、PP、PE等)、金属、ゴム等を用いることができる。母材は、多孔質であることが好ましい。
【0017】
本発明の酸化防止部材は、例えば、液体と接触させて(例えば、酸化防止部材の全体又は一部を液体に浸漬して)、使用することができる。この場合、酸化防止部材を、液体を収容する容器に取り付け、容器中に収容された液体と、酸化防止部材の一部又は全部が接触するようにすることができる。例えば、容器を、蓋を有するボトル形状の容器とし、酸化防止部材をその蓋に取り付け、蓋を閉めたとき、酸化防止部材が容器の内部に侵入する形態とすることができる。
【0018】
また、本発明の酸化防止部材を、例えば、配管、又はフィルターとして、その配管、又はフィルターに液体を通して使用することができる。
また、発明の酸化防止部材は、例えば、液体と非接触の状態で、液体の近傍に配置して使用することができる。
【0019】
本発明の容器及び酸化防止部材を使用する対象となる液体としては、例えば、飲料、化粧品等が挙げられる。飲料としては、例えば、茶類(緑茶、紅茶、ウーロン茶等)、コーヒー、清涼飲料、アルコール飲料等が挙げられる。
【0020】
本発明の容器及び酸化防止部材におけるケイ酸塩鉱物としては、例えば、 ネソケイ酸塩鉱物(SiO4四面体が独立している島状四面体型ケイ酸塩鉱物)、ソロケイ酸塩鉱物(SiO4四面体が2つ結合している群構造型ケイ酸塩鉱物)、サイクロケイ酸塩鉱物(SiO4四面体が6つ環状結合している環状体型ケイ酸塩鉱物)、イノケイ酸塩鉱物(SiO4四面体が直線状に結合している繊維状型ケイ酸塩鉱物)、フィロケイ酸塩鉱物(SiO4四面体が面状に結合している層状型ケイ酸塩鉱物)、テクトケイ酸塩鉱物(SiO4四面体が網目状に結合している網目構造型ケイ酸塩鉱物)等が挙げられる。
【0021】
上記ネソケイ酸塩鉱物としては、例えば、 橄欖石(olivine group) 、柘榴石(石榴石、garnet、ガーネット) 、ジルコン(zircon、風信子鉱、ZrSiO4、正方)、珪線石(sillimanite、Al2SiO5、斜方)、紅柱石(andalusite、Al2SiO5、斜方)、藍晶石(kyanite、Al2SiO5、三斜)、チタン石(titanite、くさび石、sphene、スフェーン、 CaTiSiO5、単斜)、トパズ(topaz、黄玉、 Al2SiO4(F,OH)2、斜方)十字石(staurolite、Fe,Mg)4Al17O13(Si,Al)8O32(OH)3、単斜)、ダトー石(datolite、Ca2B2Si2O8(OH)2、単斜)、ブラウン鉱(braunite、褐マンガン鉱、MnMn3+6(SiO4)O8、正方)、硬緑泥石(chloritoid、(Fe,Mg,Mn)2Al4Si2O10(OH)4、単斜・三斜)、単斜ヒューム石(clinohumite、Mg9(SiO4)4(OH,F)2、単斜)、アレガニー石(alleghanyite、Mn5(SiO4)2(OH)2、単斜)、スパー石(spurrite、Ca5(SiO4)2(CO3)、単斜)、デュモルチ石(dumortierite、Al7(BO3)(SiO4)3O3、斜方)、マラヤ石(malayaite、CaSnSiO5、単斜)等が挙げられる。
【0022】
上記橄欖石としては、例えば、苦土橄欖石(forsterite、Mg2SiO4、斜方)、鉄橄欖石(fayalite、Fe2SiO4、斜方)、テフロ石(tephroite、マンガン橄欖石、Mn2SiO4、斜方)、モンチセリ石(monticellite、CaMgSiO4、斜方)等が挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】(a)は容器本体1の構成を表す縦断面図であり、(b)は容器5の構成を表す縦断面図である。
【図2】変形例における容器5の構成を表す縦断面図である。
【図3】容器11の構成を表す縦断面図である。
【図4】容器21の構成を表す縦断面図である。
【図5】(a)は酸化防止部材31の構成を表す縦断面図であり、(b)は酸化防止部材31の使用態様を表す説明図であり、(c)は変形例における酸化防止部材31の構成を表す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
<第1の実施形態>
1.容器5の製造方法
(1)スラリーの調製
橄欖石(ケイ酸塩鉱物)の粉末30重量部と、釉薬70重量部とを混合し、スラリーを調整した。この釉薬は、陶磁器の製造に用いられる、一般的なものである。
【0025】
ここで用いた橄欖石の粉末の平均粒径は、44μmである。また、ここで用いた橄欖石は、苦土橄欖石であり、化学分析の結果、以下の組成を有するものであった(単位はwt%)。
【0026】
SiO2:84.16
Al23:8.14
FeO3:0.76
TiO2:0.22
CaO:0.71
MgO:0.21
2O:3.39
Na2O:1.94
KNaO:5.33
TOTAL:99.77
(LOSS):0.24
(2)橄欖石を含む層の形成
図1(a)に示す、陶器製の器である容器本体1を用意した。容器本体1は、上方に開口部を備え、その内部は1つながりの(複数の部屋に仕切られていない)空間となっている。この容器本体1の内面全体に、前記(1)で調製したスラリーを吹きつけ法で塗布し、1200℃で焼成した。その結果、図1(b)に示すように、容器本体1の内面に、橄欖石を含む層3が形成された。以下では、容器本体1と、橄欖石を含む層3とを合わせて、容器5とする。
【0027】
2.容器5が奏する効果を確かめるための試験
容器5の内部に、市販の緑茶飲料(株式会社伊藤園製の「おーいお茶」(登録商標))を入れ、所定時間保持した後、緑茶飲料を容器5から取り出し、別の容器(橄欖石を含まないもの)に移した。その緑茶飲料について、酸化還元電位(ORP)と、溶存水素量とを測定した。測定は、緑茶飲料を容器5内に保持する時間を変えて、繰り返し行った。
【0028】
酸化還元電位の測定には、(株)佐藤商事製の業務用酸化還元電位計である「ORPプロ」を使用した。また、溶存水素量の測定には、(株)トタストレックス社製のポータブル溶存水素計(ENH−1000)を使用した。測定時の気温は23℃であり、緑茶飲料の液温は22℃であった。また、緑茶飲料のpHは5.2〜5.4であった。
【0029】
酸化還元電位と溶存水素の測定結果を表1に示す。
【0030】
【表1】

【0031】
表1に示すように、容器5に収容していた緑茶飲料の酸化還元電位は、負の値となった。また、容器5に収容していた緑茶飲料における溶存水素濃度は、顕著に高い数値となった。レファレンスとして、容器5に収容していない同種の緑茶飲料について、酸化還元電位を測定すると、+50mVであった。また、容器5に収容していない同種の緑茶飲料における溶存水素濃度は、ほぼ0ppbであった。
【0032】
3.変形例
容器5は、図2に示すように、容器本体1の外側に、橄欖石を含む層3を備えていてもよい。この場合、橄欖石を含む層3は、容器本体1の外側面全体に、前記1.(1)で調製したスラリーを吹きつけ法で塗布し、1200℃で焼成することで形成できる。この場合でも、容器5は、液体の酸化を防止する効果を奏する。また、容器5は、容器本体1の内側と外側の両方に、橄欖石を含む層3を備えていてもよい。
<第2の実施形態>
1.容器11の構成及び製造方法
本実施形態の容器11は、前記第1の実施形態と同様の形状を有するが、容器11を構成する壁が、前記第1の実施形態のような2層構造(容器本体1と、橄欖石を含む層3とから成る構造)ではなく、図3に示すように、単層構造である点で、前記第1の実施形態とは相違する。本実施形態の容器11は、橄欖石の粉末が混入された陶磁器である。容器11を構成する壁の中では、橄欖石の粉末が均一に分散している。
【0033】
本実施形態の容器11は、粘土と橄欖石の粉末とを混ぜて混合材料を調製し、その混合材料を容器11の形に成形し、焼き上げることで製造できる。
2.容器11が奏する効果
容器11も、前記第1の実施形態における容器5と略同様の効果を奏する。
【0034】
3.変形例
容器11は、他の材料を用いて、異なる製法で製造してもよい。例えば、橄欖石の粉末と、樹脂やゴムとを混合して混合材料を調製し、その混合材料を容器11の形に成形することで容器11を製造してもよい。
【0035】
また、橄欖石の粉末とセラミックス粉末とを混合して混合材料を調製し、その混合材料を容器11の形に成形し、さらに焼結することで容器11を製造してもよい。
<第3の実施形態>
1.容器21の構成
本実施形態の容器21は、図4に示すように、外側容器23と、その内部に収容された内側容器25との2重構造になっている。内側容器25の内部(第1の部屋)に液体(例えば飲料)を収容し、内側容器25と外側容器23との間の空間(第2の部屋)に、橄欖石(前記第1の実施形態と同様のもの)の粉末、又は橄欖石の粉末を含むスラリー27を収容することができる。外側容器23、及び内側容器25の材質は、セラミックス(陶磁器を含む)、樹脂(例えば、シリコン樹脂、PP、PE等)、金属、ゴム等の中から適宜設定できる。
【0036】
2.容器21が奏する効果
容器21も、前記第1の実施形態における容器5と略同様の効果を奏する。
<第4の実施形態>
1.酸化防止部材31の構成
酸化防止部材31は、図5(a)に示すように、袋状の膜33と、その内部に収容された橄欖石(前記第1の実施形態と同様のもの)の粉末から成る。膜33の材質は、樹脂、紙、ゴム、金属等の中から適宜設定できる。
【0037】
2.酸化防止部材31が奏する効果
酸化防止部材31は、図5(b)に示すように、液体(例えば飲料)37の中に浸漬して使用することができる。酸化防止部材31により、液体37の酸化を防止することができる。
【0038】
3.変形例
酸化防止部材31は、図5(c)に示すような、常温で固体の母材39と、その母材39中に分散された橄欖石の粉末41とから成るものであってもよい。母材39の材質は、セラミックス(陶磁器を含む)、樹脂(例えば、シリコン樹脂、PP、PE等)、金属、ゴム等の中から適宜設定できる。母材39は、多孔質であることが好ましい。
【0039】
図5(c)に示す酸化防止部材31も、液体(例えば飲料)中に浸漬して使用することで、液体の酸化を防止することができる。
尚、本発明は前記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
【0040】
例えば、前記各実施形態において、橄欖石として、他の種類の橄欖石(例えば、鉄橄欖石、テフロ石、マンガン橄欖石、モンチセリ石等)を用いても、略同様の効果を奏する。
【0041】
また、前記各実施形態において、橄欖石の代わりに、他のケイ酸塩鉱物(例えば、鉄橄欖石以外のネソケイ酸塩鉱物、ソロケイ酸塩鉱物、サイクロケイ酸塩鉱物、イノケイ酸塩鉱物、フィロケイ酸塩鉱物、テクトケイ酸塩鉱物等)から適宜選択したものを用いても、略同様の効果を奏することができる。
【符号の説明】
【0042】
1・・・容器本体、3・・・橄欖石を含む層、5、11、21・・・容器、
23・・・外側容器、25・・・内側容器、31・・・酸化防止部材、
33・・・膜、37・・・液体、39・・・母材、41・・・粉末

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体を収容可能な容器であって、
ケイ酸塩鉱物を含む部位を有することを特徴とする容器。
【請求項2】
容器の内側又は外側に、ケイ酸塩鉱物を含む層を有することを特徴とする請求項1記載の容器。
【請求項3】
容器を構成する壁の内部に、ケイ酸塩鉱物を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の容器。
【請求項4】
液体を収容する第1の部屋と、
ケイ酸塩鉱物を収容する第2の部屋と、を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の容器。
【請求項5】
ケイ酸塩鉱物を含み、
液体の酸化防止の用途に用いられる酸化防止部材。
【請求項6】
ケイ酸塩鉱物と、その周囲を包む膜と、を備えることを特徴とする請求項5記載の酸化防止部材。
【請求項7】
母材と、前記母材中に分散されたケイ酸塩鉱物と、を備えることを特徴とする請求項5記載の酸化防止部材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−14330(P2013−14330A)
【公開日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−146158(P2011−146158)
【出願日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【出願人】(500058822)
【出願人】(507039213)株式会社 OJIKA Industry (1)
【Fターム(参考)】