説明

小動物捕獲器

【課題】確実に鼠などの小動物を捕獲することのできる小動物捕獲器を提供することを課題とする。
【解決手段】鼠などの小動物を捕獲するための捕獲器1であって、底面21、側面22a、22bを有するとともに侵入口24が形成された本体2を備えており、この底面21には第1の粘着面3が形成され、側面22a、22bには第2の粘着面4が形成されている。第1の粘着面3は、侵入口24との間に非粘着面5が形成されており、第2の粘着面は、その非粘着面5と対応する部分にも形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、小動物を捕獲するための小動物捕獲器、特には鼠を捕獲するための捕獲器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
鼠や、イタチなどの小動物を捕獲するための捕獲器として、例えば、特許文献1に開示された構成が知られている。この小動物捕獲器は、筒体1の中央内壁に粘着面2を形成しており、筒体1の開放端、すなわち両入口近傍の内壁には粘着面を形成していない。通常、小動物は筒体内に入ることに警戒心を有しているため、筒体の入口近傍に粘着面があればその警戒心を増大させて捕獲率が低下してしまう。これに対して、上述した構成によれば、筒体1の両入口近傍の内壁面に粘着面を形成していないことで筒体1に対する警戒心を解いて、粘着面2に小動物を誘導することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3095280号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述したような小動物捕獲器であっても、小動物、特に鼠は、前足の力よりも後ろ足の力の方が強いため、前足が粘着面に接触して違和感を覚えたときに、粘着面に付着していない後ろ足を使って後ずさりをし、最終的には前足を粘着面から引き離して小動物捕獲器から逃げ出してしまうという問題があった。そこで、本発明は、確実に鼠などの小動物を捕獲することのできる小動物捕獲器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る第1の小動物捕獲器は、鼠やイタチなどの小動物を捕獲するための捕獲器であって、底面、及び前記底面から延びる側面を有するとともに、前記小動物の侵入口が形成された本体と、前記底面において、前記侵入口との間に非粘着面を介在させて形成された第1の粘着面と、前記側面において、前記非粘着面と対応する部分の少なくとも一部に形成された第2の粘着面と、を備えている。
【0006】
この小動物捕獲器によれば、底面に形成された第1の粘着面が侵入口との間に非粘着面を介在させているため、小動物は捕獲器内部の第1の粘着面へと誘導される。そして、第1の粘着面に前足が粘着した際、通常、小動物は前足を第1の粘着面から引き離そうと後ろ足を使って暴れながら捕獲器内を後ずさりする。ここで、非粘着面の側方、すなわち、側面における非粘着面に対応する部分には第2の粘着面が形成されているため、小動物の後ろ足や体が第2の粘着面に粘着して捕獲器から小動物が逃亡することを確実に防止することができる。
【0007】
上記小動物捕獲器は種々の構成をとることができるが、例えば、小動物が上述したように捕獲器内から後ずさりしようと暴れた際に、小動物に第2の粘着面が確実に接触するように、側面が底面に対して揺動可能な構成とすることができる。
【0008】
また、第2の粘着面は、側面に形成されており、第1の粘着面よりも侵入口側に延びているような構成とすることもできる。
【0009】
また、本発明に係る第2の小動物捕獲器は、少なくとも一方端が開口する筒状に折り曲げ可能なシート状の本体であって、底面、及び前記底面に対して折り曲げ可能に接続された側面を有する本体と、前記底面において、前記少なくとも一方端との間に非粘着面を介在させて形成された第1の粘着面と、前記側面において、前記非粘着面と対応する部分の少なくとも一部に形成された第2の粘着面と、を備えている。
【0010】
この小動物捕獲器によれば、本体を折り曲げて筒状に形成することができる。そして、筒状に形成したものは、上述した第1の小動物捕獲器と同様に、小動物が捕獲器から逃亡することを確実に防止することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る小動物捕獲器によれば、確実に鼠などの小動物を捕獲することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】図1は本発明の一実施形態に係る小動物捕獲器の斜視図である。
【図2】図2は図1の小動物捕獲器を折り畳んだ状態を示す斜視図である。
【図3】図3は図1の小動物捕獲器の展開図である。
【図4】図4は図1の小動物捕獲器を広げた状態を示す平面図である。
【図5】図5は図4の小動物捕獲器の一部を折り畳んだ状態を示す平面図である。
【図6】図6は図1の小動物捕獲器の組み立て途中の状態を示す斜視図である。
【図7】図7は本発明の別の実施形態に係る小動物捕獲器の展開図である。
【図8】図8は比較例1に係る小動物捕獲器の展開図である。
【図9】図9は比較例2に係る小動物捕獲器の展開図である。
【図10】図10は図8の小動物捕獲器によるネズミの後ずさりを観察した写真である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係る小動物捕獲器の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下では、小動物として鼠を例に挙げて説明する。また図中の一点鎖線は折り曲げ線を示している。
【0014】
図1に示すように、小動物捕獲器1は、本体2と、本体2の内壁に形成された第1の粘着面3及び第2の粘着面4とを主な構成とするものである。
【0015】
本体2は、底面21と、底面21から上方に延びる側面22a、22bと、底面21の上方に位置する上面23とから構成されており、長さ方向の両端部が開口した筒体として構成されている。そして、この開口した部分が鼠の侵入口24となっている。なお、本体2は、使用時は図1に示すように組み立てられているが、販売時や保管時などの未使用時には図2に示すように折り畳まれた状態となっている。
【0016】
図3は、小動物捕獲器1の展開図である。この図3に示すように、本体2は、一枚のシートから構成されており、図3の左から、側面22a、底面21、側面22b、上面23の順で4つに分けられている。そして、底面21と各側面22a、22bとの境界や側面22bと上面23との境界には谷折り可能な折り曲げ線が形成されているとともに、左端に位置する側面22aには係合片221が設けられ、右端に位置する上面23には係合片221を挿入できる係合穴231が設けられている。このため、各折り曲げ線に沿って折り曲げるとともに、係合突起221を係合穴231に差し込むことで、本体2は、図1に示すような筒体となってその状態を保持することができる。
【0017】
また、底面21、側面22a、22b、及び上面23の各侵入口24側の両端部には、折り曲げ片25が形成されている。このように折り曲げ片25が形成されていることで以下のような効果を得ることができる。すなわち、小動物捕獲器1は、未使用時は図2に示すように折り畳まれた状態となっているが、この状態のとき折り曲げ片25同士が接触していることによって、後述する粘着面同士が接触してしまうことを防止することができる。なお、この各折り曲げ片25は、図4に示すように、常時、内側に折り曲がった状態となっている。
【0018】
また、さらには、底面21の長さ方向中央部及び側面22bの長さ方向中央部には、スペーサ26が設置されている。このスペーサ26は、好ましくは約2〜10mm程度の厚みを有している。このようにスペーサ26を設置することで、図5に示すように側面22aを底面21と重なるように折り曲げたときに、側面22aの粘着面が形成されていない部分がスペーサ26と接触し、粘着面同士が接触することを防止することができる。同様に、上面23を側面22bと重なるように折り曲げたときには、上面23の粘着面が形成されていない部分がスペーサ26と接触し、粘着面同士が接触することを防止することができる。
【0019】
なお、本体2の材質は、特に限定されるものではないが、例えば、耐水紙やコートボール紙等の紙,ポリプロピレン等のプラスチック,木材,金属などを例示することができる。また、本体2のサイズは、特に限定されるものではないが、例えばドブネズミを対象にした場合は、長さを15〜30cm、侵入口24の幅を6〜12cm、侵入口24の高さを6〜18cmとすることが好ましい。
【0020】
図3に示すように、第1の粘着面3は、本体2の底面21に粘着剤が塗布されることによって形成されている。第1の粘着面3は底面21の長さ方向中央部に形成されており、各侵入口24の近傍には第1の粘着面3は形成されておらず、代わりに非粘着面5が形成されている。この非粘着面5は、第1の粘着面3上に非粘着性のもの(例えば不織布、セロハン)を貼着することによって形成してもよいし、そもそもこの部分に粘着剤を塗布しないことによって形成していてもよい。なお、第1の粘着面3の長さは、13〜28cm程度とすることが好ましく、また、非粘着面5の長さは、1〜10cm程度とすることが好ましく、さらには4〜7cm程度とすることがより好ましい。
【0021】
第2の粘着面4は、第1の粘着面3と同様に各側面22a,22bに粘着剤を塗布することによって形成されている。この第2の粘着面4は、長さ方向において第1の粘着面3よりも長い、すなわち、第1の粘着面3よりも各侵入口24側に長く延びた状態で形成されている。このため、各側面22a、22bにおいて、非粘着面5と対応する部分にも第2の粘着面4が形成されている。なお、図3の破線で囲った部分が各側面22a、22bにおける「非粘着面5と対応する部分」である。後ずさりを防止するには各側面22a、22bにおける非粘着面5と対応する部分の粘着剤の長さは、1〜10cm程度とすることが好ましく、さらには4〜7cm程度とすることがより好ましい。
【0022】
また、第3の粘着面6が、上記第1及び第2の粘着面3、4と同様に、粘着剤を上面23に塗布することによって形成されている。この第3の粘着面6は、第2の粘着面4と同様の長さであり、第1の粘着面3よりも各侵入口24側に長く延びた状態で形成されている。このため、上面23において、非粘着面5と対応する部分にも第3の粘着面6が形成されている。
【0023】
上述した各粘着面3,4、6を形成する粘着剤としては、特に限定されるものではないが、例えばゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤などを例示することができる。
【0024】
次に、上述した小動物捕獲器1を使用して鼠を捕獲する方法について説明する。
【0025】
まず始めに未使用時の小動物捕獲器1について説明すると、未使用時における小動物捕獲器1は、図2に示す折り畳まれた状態を維持している。この折り畳まれた状態は、図4に示す広げられた状態から、側面22a及び上面23を折り曲げ線に沿って、内側に谷折りして、図5に示す状態とする。なお、この状態において、各スペーサ26が側面22aの第2の粘着面4が形成されていない部分及び上面23の第3の粘着面6が形成されていない部分に接触しているとともに、折り曲げ片25同士が接触しているため、粘着面同士が接触しないような状態となっている。そして、この図5の状態からさらに真ん中の折り曲げ線に沿って谷折りし、図2に示すような折り畳まれた状態となる。この状態では、各粘着面3,4,6が内側を向いて外部から保護された状態となっている。
【0026】
次に使用時の小動物捕獲器1について説明すると、上述した折り畳まれた状態の小動物捕獲器1から図4に示す広げられた状態とする。そして、底面21に対して各側面22a、22bを折り曲げ線に沿って折り曲げ(図6)、上面23を側面22bに対して折り曲げて、側面22aに形成された係合片221を、上面23に形成された係合穴231に差し込んで完成する(図1)。
【0027】
このようにして組み立てられた小動物捕獲器1を、鼠が出現しそうな場所(例えばキッチン、屋根裏、納屋、ビニールハウス等)に設置する。なお、鼠をおびき寄せるために、捕獲器1内にヒマワリの種、きなこ、ゴマ等の誘引剤を配置することが好ましい。
【0028】
小動物捕獲器1内の誘引剤や捕獲器内部の暗がりに誘き寄せられた鼠は、警戒しながら侵入口24から捕獲器1内に侵入する。底面21において、侵入口24の近傍には非粘着面5が形成されているため、鼠はそのまま捕獲器1内部へと前進し、体の大半が捕獲器1内に侵入した状態となる。そして、さらに鼠が捕獲器1内部を先に進むと、前足が第1の粘着面3と粘着する。このように前足が第1の粘着面3と粘着すると、鼠は警戒心を強めて前足を第1の粘着面3から引き離そうと暴れ始める。このとき、鼠は非粘着面5上に載っているが、この非粘着面5の側方、すなわち、側面22a、22bにおける非粘着面5に対応する部分には第2の粘着面4が形成されているために、鼠の体、特に後ろ足が第2の粘着面4に接触する。これにより、鼠は体の自由が奪われて、捕獲器1から逃げることができない状態となる。なお、鼠が暴れたときに、捕獲器1の形状が崩れて、上面23にある第3の粘着面6なども鼠に粘着することもある。このように、本実施形態に係る小動物捕獲器1は、鼠を確実に捕獲することができる。
【0029】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
【0030】
例えば、上記実施形態では、本体2は組み立て式として構成されているが、特にこれに限定されるものではなく、非組み立て式のもの、つまりは、本体2が始めから筒状に形成されているものとして構成することもできる。
【0031】
また、上記実施形態においては、本体2は四角柱状として説明したが、特に本体2の形状は限定されるものではなく、例えば、他の多角柱状に形成したり、円筒状に形成したりすることもできる。なお、三角柱状であってもよいが、鼠などの小動物を捕獲した際に本体2の側面22a,22bが倒れて鼠に接触しやすいように、四角柱状もしくは4角以上の多角柱状とすることが好ましい。
【0032】
また、本実施形態では、第2の粘着面4に関して、非粘着面5と対応する部分で鼠を捕らえることをその狙いとしているため、図7に示すように、各側面22a、22bにおける第1の粘着面3と対応する部分には第2の粘着面4を形成していなくてもよい。また、さらに言うのであれば、第2の粘着面4は、側面22a、22bのどちらか一方だけに形成されていてもよいし、上面23に第3の粘着面6が形成されていなくてもよい。
【0033】
また、上記実施形態では、本体2の側面22a、底面21,側面22b、及び上面23にわたって粘着面3,4,6が一体的に形成されているが、第1の粘着面3、第2の粘着面4、第3の粘着面6が別々に形成されていてもよい。
【0034】
また、上記実施形態では、上面23が閉鎖されていたが、この上面23を開口した状態とすることもできる。従来は、底面に形成された粘着面によって鼠を捕まえる構造となっていたため、埃などが付着して粘着力が弱くなることを防止すべく、上面は閉鎖された状態にすることが通常であった。しかし、本実施形態では、主に側面22a、22bに形成された第2の粘着面4によって鼠を捕まえる構造であるため、上面23を開口させても特に問題が生じることはない。また、このように上面23を開口することで、鼠の警戒心を薄めることができるという効果を奏する。
【実施例】
【0035】
以下に実施例及び比較例を示して、本発明をさらに具体的に説明する。なお、本発明は、下記実施例に限定されるものではない。
【0036】
実施例1〜4として非粘着面5の長さが異なる図1〜6に示すような小動物捕獲器1を作製した。なお、非粘着面5として不織布を設置し、実施例1の非粘着面5の長さは4.0cmとし、実施例2は5.0cm、実施例3は7.0cm、実施例4は2.5cmとした。また、比較例1として非粘着面5を有さない小動物捕獲器10、すなわち、非粘着面5の部分にも第1の粘着面3が延びている小動物捕獲器10を作製した(図8参照)。またさらには、比較例2として、非粘着面5が、底面21だけでなく側面22a、22bや上面23にも形成されている、つまりは非粘着面5に対応する部分に第2の粘着面4が形成されていない小動物捕獲器100を作製した(図9参照)。なお、比較例2における非粘着面5の長さは5.0cmとした。
【0037】
各小動物捕獲容器1,10,100の大きさは同じであり、長さが21.4cm、底面21の幅が8.2cm、侵入口24の最も低い部分の高さが7.4cmとした。第2及び第3の粘着面4,6の長さは18.0cmとし、第1の粘着面3の長さは、18.0cmから2つ分の非粘着面5の長さを引いた値となる。また、本体2の材質は、耐水紙であり、第1〜第3の粘着面3、4、6を形成する粘着剤としてはポリブテンを主体とするゴム系粘着剤を使用した。
【0038】
以上の5種類の小動物捕獲器を使用して、捕獲器内に侵入したドブネズミが後ずさりして捕獲器から逃げることを防止できるか否か(後ずさり防止)、また、捕獲したドブネズミを1時間後にまだ捕獲しているか否か(1時間後捕獲)についての実験を3回ずつ行い(実施例3及び4のみ2回)、その結果を表1に示した。なお、表1における「後ずさり防止」の項目における「○」は、後ずさりを防止できたことを意味し「×」は後ずさりして逃げられたことを意味する。また、「1時間後捕獲」の項目における「○」は1時間後にまだドブネズミを捕獲していたことを意味し、「×」は1時間後にドブネズミが捕獲器から逃げていたことを意味する。
【0039】
【表1】

【0040】
表1の結果より、実施例1〜3の小動物捕獲器1では、鼠が後ずさりして捕獲器から逃げ出すことを比較例1及び2の捕獲器10、100よりも有効に防止することができ、さらには、1時間後であっても確実に鼠を捕獲していることが分かった。また、いずれも走り抜けられるはなかった。非粘着面5の長さが2.5cm以上であれば、ネズミの後ずさりを防止することができ、非粘着面5の長さが4.0cm以上であれば、1時間後であっても確実に鼠を捕獲できることが分かった。なお、比較例1の捕獲器においてドブネズミが後ずさりして逃げ出した様子を示す写真を図10に示した。
【符号の説明】
【0041】
1 小動物捕獲器
2 本体
21 底面
22a,22b 側面
23 上面
24 侵入口
3 第1の粘着面
4 第2の粘着面
5 非粘着面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
小動物を捕獲するための捕獲器であって、
底面、及び前記底面から延びる側面を有するとともに、前記小動物の侵入口が形成された本体と、
前記底面において、前記侵入口との間に非粘着面を介在させて形成された第1の粘着面と、
前記側面において、前記非粘着面と対応する部分の少なくとも一部に形成された第2の粘着面と、
を備えた、小動物捕獲器。
【請求項2】
前記側面は、前記底面に対して揺動可能である、請求項1に記載の小動物捕獲器。
【請求項3】
前記第2の粘着面は、側面に形成されており、前記第1の粘着面よりも前記侵入口側に延びている、請求項1又は2に記載の小動物捕獲器。
【請求項4】
少なくとも一方端が開口する筒状に折り曲げ可能なシート状の本体であって、底面、及び前記底面に対して折り曲げ可能に接続された側面を有する本体と、
前記底面において、前記少なくとも一方端との間に非粘着面を介在させて形成された第1の粘着面と、
前記側面において、前記非粘着面と対応する部分の少なくとも一部に形成された第2の粘着面と、
を備えた、小動物捕獲器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−90572(P2012−90572A)
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−240763(P2010−240763)
【出願日】平成22年10月27日(2010.10.27)
【出願人】(000100539)アース製薬株式会社 (191)
【Fターム(参考)】