屋根渡り補助梯子
【課題】梯子で屋根に登るとき、登りやすいように、スライドする梯子に手摺と屋根に渡る歩み板を設けた、屋根渡り補助梯子を提供する。
【解決手段】［０００４］梯子の最上段のステップ（１１）を支える支柱（２）を手摺（３）となるように伸ばし、梯子の最上段のステップ（１１）の位置に上下に開閉する歩み板（４）を設けた屋根渡り補助梯子（１）を、スライドする二連梯子の支柱（２）や三連梯子の最後にスライドする支柱（２）に設けてスライドできる、屋根渡り補助梯子（１）を特徴とする。
【解決手段】［０００４］梯子の最上段のステップ（１１）を支える支柱（２）を手摺（３）となるように伸ばし、梯子の最上段のステップ（１１）の位置に上下に開閉する歩み板（４）を設けた屋根渡り補助梯子（１）を、スライドする二連梯子の支柱（２）や三連梯子の最後にスライドする支柱（２）に設けてスライドできる、屋根渡り補助梯子（１）を特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
この発明は、梯子に手摺と歩み板を設け、二連梯子のスライドする支柱や三連梯子の最後にスライドする支柱に設けてスライドする、屋根渡り補助梯子に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、二連梯子や三連梯子の最上段のステップから上に伸びた梯子の支柱の先端部分は短かった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】
【特許文献２】
【非特許文献】
【０００４】
【非特許文献１】
【非特許文献２】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
これは、次のような欠点があった。
二連梯子や三連梯子の支柱は、最上段のステップの上の部分が短いため、支柱を掴んで最上段のステップまで登ることができない。また二連梯子なり三連梯子で屋根に登るときは、屋根の先端である鼻先や横樋より高い位置まで伸ばして梯子を立てかけるのが安全であるが、梯子を伸ばすと立てかけた梯子の横からしか屋根へは移れないため、バランスを取りにくいうえ、移動するとき足や手に力を入れると横滑りの危険も伴うので熟練を要する。そのため一部の未熟練者は横に移動するのを避けるため、梯子の高さを抑えて屋根に手をついて正面から昇ろうとする者もいるため危険である。本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
梯子の最上段のステップ（１１）を支える支柱（２）を手摺（３）となるように伸ばし、梯子の最上段のステップ（１１）の位置に上下に開閉する歩み板（４）を設けた屋根渡り補助梯子（１）を、スライドする二連梯子の支柱（２）や三連梯子の最後にスライドする支柱（２）に設けてスライドできる、屋根渡り補助梯子（１）。
本発明は、以上の構成よりなる屋根渡り補助梯子である。
【発明の効果】
【０００７】
屋根渡り補助梯子は、二連梯子や三連梯子の支柱をスライドするので支柱の最上段のステップまたはその上に位置するように屋根渡り補助梯子をスライドして固定し、歩み板を開いて歩み板の先端を屋根に乗せたら、屋根渡り補助梯子の最上段のステップまで手摺を使って登り、正面から歩み板を渡って屋根に移ればよいので安全である。また、歩み板を支える２本の支柱が屋根に架かることにより、雨樋で滑ることが無くなりさらに安心して屋根に登ることができる。また、屋根渡り補助梯子はステップの数を増やして梯子に設けると、二連屋根渡り補助梯子とすることもでき、さらに二連梯子にステップの数を半分にして設けた二．五連屋根渡り補助梯子とすることも必要に応じてできるので便利である。また、ベランダやパラペットなどに立てかける場合は歩み板を開かないで使用するとよい。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】 本発明の斜視図である。
【図２】 本発明の斜視図である。
【図３】 本発明の斜視図である。
【発明を実施するため形態】
【０００９】
【実施例１】
【００１０】
梯子の最上段のステップ（１１）を支える支柱（２）の先端を手摺（３）となるように伸ばし、梯子の最上段のステップ（１１）の位置に開閉ロープ（６）を引いて上下に開閉する歩み板（４）と屋根渡り補助梯子をスライドさせるスライドロープ（７）及び止め金具（９）設け、支柱の上下に伸縮ガイド（８）を設けた、屋根渡り補助梯子（１）を、スライドする二連梯子の支柱（２）や三連梯子の最後にスライドする支柱（２）に伸縮ガイド（８）を通して設け、さらに二連梯子の支柱（２）や三連梯子の最後にスライドする支柱（２）の先端部に滑車（１０）を設けてスライドロープ（７）を通し、屋根渡り補助梯子（１）がスライドロープ（７）でスライド出来るようにする。
【実施例２】
【００１１】
本発明は、以上のような構造でこれを使用するときは、二連梯子の支柱や三連梯子の最後にスライドする支柱の最上段のステップまたはその上に位置するように、屋根渡り補助梯子をスライドロープで引き上げて留め金具で固定し、開閉綱で歩み板を開いて屋根に掛け、梯子の最上段まで登ったら歩み板から屋根へと渡ればよい。
【産業上の利用可能性】
【００１２】
【符号の説明】
【００１３】
１屋根渡補助梯子 ２支柱 ３手摺 ４歩み板 ５歩み板支柱 ６開閉ロープ
７スライドロープ ８伸縮ガイド ９止め金具 １０滑車１１ステップ
【受託番号】
【００１４】
【技術分野】
【０００１】
この発明は、梯子に手摺と歩み板を設け、二連梯子のスライドする支柱や三連梯子の最後にスライドする支柱に設けてスライドする、屋根渡り補助梯子に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、二連梯子や三連梯子の最上段のステップから上に伸びた梯子の支柱の先端部分は短かった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】
【特許文献２】
【非特許文献】
【０００４】
【非特許文献１】
【非特許文献２】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
これは、次のような欠点があった。
二連梯子や三連梯子の支柱は、最上段のステップの上の部分が短いため、支柱を掴んで最上段のステップまで登ることができない。また二連梯子なり三連梯子で屋根に登るときは、屋根の先端である鼻先や横樋より高い位置まで伸ばして梯子を立てかけるのが安全であるが、梯子を伸ばすと立てかけた梯子の横からしか屋根へは移れないため、バランスを取りにくいうえ、移動するとき足や手に力を入れると横滑りの危険も伴うので熟練を要する。そのため一部の未熟練者は横に移動するのを避けるため、梯子の高さを抑えて屋根に手をついて正面から昇ろうとする者もいるため危険である。本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
梯子の最上段のステップ（１１）を支える支柱（２）を手摺（３）となるように伸ばし、梯子の最上段のステップ（１１）の位置に上下に開閉する歩み板（４）を設けた屋根渡り補助梯子（１）を、スライドする二連梯子の支柱（２）や三連梯子の最後にスライドする支柱（２）に設けてスライドできる、屋根渡り補助梯子（１）。
本発明は、以上の構成よりなる屋根渡り補助梯子である。
【発明の効果】
【０００７】
屋根渡り補助梯子は、二連梯子や三連梯子の支柱をスライドするので支柱の最上段のステップまたはその上に位置するように屋根渡り補助梯子をスライドして固定し、歩み板を開いて歩み板の先端を屋根に乗せたら、屋根渡り補助梯子の最上段のステップまで手摺を使って登り、正面から歩み板を渡って屋根に移ればよいので安全である。また、歩み板を支える２本の支柱が屋根に架かることにより、雨樋で滑ることが無くなりさらに安心して屋根に登ることができる。また、屋根渡り補助梯子はステップの数を増やして梯子に設けると、二連屋根渡り補助梯子とすることもでき、さらに二連梯子にステップの数を半分にして設けた二．五連屋根渡り補助梯子とすることも必要に応じてできるので便利である。また、ベランダやパラペットなどに立てかける場合は歩み板を開かないで使用するとよい。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】 本発明の斜視図である。
【図２】 本発明の斜視図である。
【図３】 本発明の斜視図である。
【発明を実施するため形態】
【０００９】
【実施例１】
【００１０】
梯子の最上段のステップ（１１）を支える支柱（２）の先端を手摺（３）となるように伸ばし、梯子の最上段のステップ（１１）の位置に開閉ロープ（６）を引いて上下に開閉する歩み板（４）と屋根渡り補助梯子をスライドさせるスライドロープ（７）及び止め金具（９）設け、支柱の上下に伸縮ガイド（８）を設けた、屋根渡り補助梯子（１）を、スライドする二連梯子の支柱（２）や三連梯子の最後にスライドする支柱（２）に伸縮ガイド（８）を通して設け、さらに二連梯子の支柱（２）や三連梯子の最後にスライドする支柱（２）の先端部に滑車（１０）を設けてスライドロープ（７）を通し、屋根渡り補助梯子（１）がスライドロープ（７）でスライド出来るようにする。
【実施例２】
【００１１】
本発明は、以上のような構造でこれを使用するときは、二連梯子の支柱や三連梯子の最後にスライドする支柱の最上段のステップまたはその上に位置するように、屋根渡り補助梯子をスライドロープで引き上げて留め金具で固定し、開閉綱で歩み板を開いて屋根に掛け、梯子の最上段まで登ったら歩み板から屋根へと渡ればよい。
【産業上の利用可能性】
【００１２】
【符号の説明】
【００１３】
１屋根渡補助梯子 ２支柱 ３手摺 ４歩み板 ５歩み板支柱 ６開閉ロープ
７スライドロープ ８伸縮ガイド ９止め金具 １０滑車１１ステップ
【受託番号】
【００１４】
【特許請求の範囲】
【請求項１】
手摺（３）と歩み板（４）を設けた梯子を、スライドする二連梯子の支柱（２）や三連梯子の最後にスライドする支柱（２）に設けてスライドする、屋根渡り補助梯子（１）。
以上の構成よりなる屋根渡り補助梯子。
【請求項１】
手摺（３）と歩み板（４）を設けた梯子を、スライドする二連梯子の支柱（２）や三連梯子の最後にスライドする支柱（２）に設けてスライドする、屋根渡り補助梯子（１）。
以上の構成よりなる屋根渡り補助梯子。
【図１】
【図２】
【図３】
【図２】
【図３】
【公開番号】特開２０１３−４０５３９（Ｐ２０１３−４０５３９Ａ）
【公開日】平成２５年２月２８日（２０１３．２．２８）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−１８５２８６（Ｐ２０１１−１８５２８６）
【出願日】平成２３年８月１１日（２０１１．８．１１）
【出願人】（５０６３８２４６０）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２５年２月２８日（２０１３．２．２８）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年８月１１日（２０１１．８．１１）
【出願人】（５０６３８２４６０）
【Ｆターム（参考）】
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