説明

巻き爪矯正具

【課題】テコの作用により巻き爪を長時間に亘って効果的に且つ安定した矯正力でもって矯正することができる巻き爪矯正具を提供する。
【解決手段】弾性を有する硬質合成樹脂からなり、先端に巻き爪に係止させるフック状に湾曲した係止片部2を設けている巻き爪矯正具本体1の基端に、この巻き爪矯正具本体1から5〜25度の角度でもって斜め上方に傾斜したレバー片3を連設して、巻き爪矯正具本体1とこのレバー片3との連設部を支点部4に形成してなるもので、上記係止片部2を巻き爪の先端に引っ掛けた状態でレバー片3を押し下げて粘着テープ6で固定することにより、テコの作用で上記係止片部2に巻き爪を引き起こす方向の矯正力を生じさせる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、巻き爪が生じている指、特に、親指に装着して巻き爪を矯正する巻き爪矯正具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
巻き爪矯正具としては、従来から種々の形状、構造を有するものが開発され、例えば、特許文献1に記載されているように、ゴム弾性を有する伸縮矯正具、又は、弾性金属板の長さ方向の両側端に巻き爪の両側端に引っ掛けるフック形状の係止片を取付けてなる巻き爪矯正具や、特許文献2に記載されているように形状記憶合金又は形状記憶樹脂よりなり、爪の甲部に貼着して加温することにより、巻き爪を矯正する方向に屈曲させるように構成した矯正具、さらには、特許文献3に記載されているように、弾性を有する細長い薄板の先端部を下方に折り返して巻き爪の先端部に引っ掛ける係止片部に形成してなり、爪の上面に粘着テープによって固定して係止片部を巻き爪の先端部に係止させた状態に保持するように構成した矯正具などが開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−265508号公報
【特許文献2】特開平8−215227号公報
【特許文献3】実用新案登録第3091516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された構造の巻き爪矯正具においては、ゴム弾性を有する伸縮矯正具は、爪の幅方向にその弾性収縮力を作用させるように構成しているため、巻き爪の両側端に係止させているこの伸縮矯正具の両側端の係止片に対しては、その弾性収縮力が巻き爪の両側端間を狭めようとする作用力として大きく働く一方、巻き爪を引き起こす方向、即ち、矯正しようとする方向への作用力が小さくなり、矯正力として有効に作用させることができないといった問題点がある。
【0005】
一方、特許文献2に記載されているような形状記憶合金又は形状記憶樹脂よりなる巻き爪矯正具によれば、この矯正具を爪の甲部に貼着する接着剤の接着力が弱いと矯正具が爪の甲部から簡単に剥離して矯正ができなくなり、接着力が強いと剥離が困難となる問題点が生じ、その上、巻き爪を矯正するには、この矯正具をドライヤや温湯で加温する必要があって長時間、連続的に矯正力を発揮させることが困難であるばかりでなく、加温を止めると、元の形状に復帰して矯正が行えなくなるといった問題点がある。
【0006】
また、特許文献3に記載されているような巻き爪矯正具によれば、弾性を有する細長い薄板の先端部を下方に折り返して巻き爪の先端部に引っ掛ける係止片部に形成してなるものであるから、使用に際して、この係止片部を巻き爪の一側端縁部又は他側端縁部における先端部に簡単に引っ掛けることができて巻き爪に対する装着が容易に行える利点を有するが、係止片部を巻き爪の先端部に引っ掛けた状態にしてこの矯正具を粘着テープによって爪の上面に固定しても、係止片部に巻き爪を引き起こそうとする充分な矯正力を生じさせることが困難であり、また、この矯正部を巻き爪の先端を支点として積極的に巻き爪の上面に向かって弾性変形させ、その弾性力によって係止片部に巻き爪を引き起こそうとする矯正力を生じさせようとしても、支点が巻き爪の先端であるため、係止片部を巻き爪の先端から前方に向かって離脱させる方向に作用して巻き爪を矯正する方向には殆ど作用せず、効果的な矯正力を得ることができないといった問題点があった。
【0007】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、巻き爪に対する装着が簡単に行えるばかりでなく、テコの原理を利用して巻き爪に対し、長時間に亘って有効で且つ安定した矯正力を発揮して巻き爪の矯正を行うことができる巻き爪矯正具を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明の巻き爪矯正具は、請求項1に記載したように、硬質の弾性板片からなり、先端に巻き爪に引っ掛けるフック形状の係止片部を形成している巻爪矯正具本体の基端に、この巻き爪矯正具本体に対して斜め上方に5度〜25度の角度でもって傾斜しているレバー片を一体に設けていると共に、巻き爪矯正具本体とレバー片との屈折連設部を支点部に形成してなり、レバー片を粘着テープ等の固定用テープによって爪上に固定するように構成している。
【0009】
このように構成した巻き爪矯正具において、請求項2に係る発明は、巻き爪矯正具本体の両側端面間の横幅を長さ方向の中間部から先端部に向かって徐々に幅狭くなるように形成していると共に、少なくとも巻き爪の患部側に位置する側部の側端面を凸円弧状に湾曲した湾曲側端面に形成してその側部を患部保護片部に形成していることを特徴とする。
【0010】
さらに、請求項3に係る発明は、上記巻き爪矯正具本体を支点部から先端部に向かって緩やかな凸円弧状に湾曲させていることを特徴とする。
【0011】
また、請求項4に係る発明は、上記レバー片に上下面間に亘って貫通した通気孔を設けていることを特徴とする。なお、巻き爪矯正具本体は、金属薄板製であってもよいが、好ましくは、腰の強い弾性を有する硬質合成樹脂、特に、請求項5に記載したようにポリカーボネート樹脂よりなることが望ましい。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に係る発明によれば、硬質の弾性板片からなる巻き爪矯正具本体の先端に巻き爪に引っ掛けるフック形状の係止片部を形成しているので、指先から突出する巻き爪の先端にこの係止片部を容易に係止させることができるのは勿論、巻爪矯正具本体の基端に、この巻き爪矯正具本体に対して斜め上方に傾斜しているレバー片を一体に設けていると共に、巻き爪矯正具本体とこのレバー片との屈折連設部を支点部に形成しているので、巻き爪矯正具本体の先端係止片部を巻き爪の先端に係止させて支点部を爪の上面に受止させると、レバー片がこの支点部から後方に向かって斜め上方に傾斜した状態となり、従って、レバー片を粘着テープ等の固定用テープによって爪の上面に押し付けるようにして固定すると、レバー片が支点部を中心にして下方に向かって弾性的に押圧されて、巻き爪矯正具本体がテコの作用によりその先端側を起立させる方向に作動し、巻き爪の先端部に係止している係止片部を積極的に上方に持ち上げようとする矯正力が発生して巻き爪を効果的に矯正することができる。
【0013】
さらに、このようにテコの作用によって係止片部を巻き爪の矯正方向に作用させた状態にして固定用テープによって固定するので、巻き爪矯正力を長時間に亘って安定的に且つ有効に発揮させて巻き爪を矯正することができる。その上、巻き爪矯正具本体に対して斜め上方に傾斜するレバー片の傾斜角度を5度以下にした場合には、レバー片を下方に押圧した時に該レバー片が直ちに爪上に当接して巻き爪に係止している係止片部にテコの作用による充分な矯正力を発揮させることができず、また、上記傾斜角度を25度以上にすると、レバー片を爪の上面まで押し下げた状態にして固定テープにより巻き爪矯正具を固定することによって係止片部に生じる、巻き爪を弾性的に引き上げようとする矯正力が大きくなりすぎて痛みを生じさせる虞れがあると共にレバー片の弾性復元力が大きくなって固定テープによる安定した巻き爪の固定が困難となるが、本発明によれば、上記巻き爪矯正具本体に対して斜め上方に傾斜するレバー片の傾斜角度を5度〜25度に設定しているので、テコの作用による安定した巻き爪矯正力を長時間に亘って発生させて巻き爪を矯正することができる。
【0014】
請求項2に係る発明によれば、巻き爪矯正具本体は、その両側端面間の横幅を長さ方向の中間部から先端部に向かって徐々に幅狭くなるように形成していると共に、少なくとも巻き爪の患部側に位置する側部の側端面を外側方に向かって凸円弧状に湾曲した湾曲側端面に形成してその側部を患部保護片部に形成しているので、巻き爪の食い込み等によって生じている炎症部分をこの患部保護片部によって被覆してズボンの裾などが患部に当たって強い痛みを与えるのを防止することができる。
【0015】
さらに、請求項3に係る発明によれば、巻き爪矯正具本体を支点部から先端部に向かって緩やかな凸円弧状に湾曲させているので、巻き爪先端部に対する係止片部の係止が巻き爪矯正具本体に邪魔されることなく円滑且つ確実に行うことができると共に、上記患部保護片部上を介して指に固定テープを巻着した場合に、患部保護片部と患部との間に空間を設けることができて、固定テープが患部に密着することなく、患部を効果的に保護することができる。
【0016】
また、請求項4に係る発明によれば、上記レバー片に通気孔を設けているので、この通気孔から通気性を有する粘着テープ等の固定テープを通じて外部に通気させて、レバー片により被覆されている爪部分における爪で呼吸している爪の付け根の柔らかい部分である爪母が蒸れるのを防止することができ、快適な着用を可能にすることができる。
【0017】
上記巻き爪矯正具を腰の強い弾性を有する硬質合成樹脂、特に、請求項5に記載したようにポリカーボネート樹脂によって形成することにより、支点部を中心として下方に撓もうとするレバー片の弾性抵抗力を比較的大きくすることができ、巻き爪の先端に係止した係止片部に上記テコの作用を介して巻き爪の矯正に必要な充分な矯正力を長時間に亘って安定的に付与することができる巻き爪矯正具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明巻き爪矯正具の斜視図。
【図2】その平面図。
【図3】係止片部を爪の先端部に係止させた状態の縦断側面図。
【図4】粘着テープによって巻き爪矯正具を固定する状態の分解斜視図。
【図5】巻き爪矯正具を固定した状態の斜視図。
【図6】その縦断側面図。
【図7】巻き爪矯正具の別な構造を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の具体的な実施の形態を図面について説明すると、図1、図2に示すように、巻き爪矯正具Aは、前後方向の長さが爪Bの先端から付け根までの長さよりも僅かに長く形成され、且つ、基端部側の横幅が爪Bの1/2〜1/3の幅に形成されている巻き爪矯正具本体1と、この巻き爪矯正具本体1の先端に下方から後方に向かってフック形状に折り返し屈曲形成してなる係止片部2と、巻き爪矯正具本体1の基端部に対してこの基端から後方に向かって斜め上方に緩やかに傾斜している矩形平板状のレバー片3とからなり、巻き爪矯正具本体1の基端とレバー片3の先端との連設部を支点部4に形成している。又、上記係止片部2の下面とレバー片3の下面とが略同一水平面上に配置されるように形成されている。
【0020】
巻き爪矯正具Aを形成している材料としては、金属薄板から形成しておいてもよいが、腰の強い弾性を有するポリカーボネート樹脂や硬質塩化ビニル樹脂等の合成樹脂、特に、ポリカーボネート樹脂より形成しておくことが望ましい。この巻き爪矯正具Aの具体的な大きさとしては、厚みが1mm程度、巻き爪矯正具本体1の先端からレバー片3の後端(基端)までの長さが18mm、巻き爪矯正具本体1の基端部とレバー片3との横幅が10〜12mm、巻き爪矯正具本体1の長さが8mm、巻き爪矯正具本体1の先端の横幅が5mm、係止片部2の長さが4mm程度でその先端部の幅が5mm程度、巻き爪矯正具本体1の先端部下面と係止片部2の先端間の隙間が1mmに形成されているが、このような寸法に特に限定されることはない。
【0021】
巻き爪矯正具本体1とレバー片3との連設部に形成している上記支点部4の屈折角度、即ち、巻き爪矯正具本体1の基端から後方に延長する水平面とレバー片3とのなす角度θを5度〜25度、好ましくは、10度〜15度の緩やかな傾斜角度に形成している。換言すれば、巻き爪矯正具本体1の上面とレバー片3の上面とのなす角度を155 度〜175 度、好ましくは165 度〜170 度に形成している。
【0022】
さらに、巻き爪矯正具本体1の両側端間の横幅を基部から先端に向かって徐々に幅狭くなるように形成し、その先端から前方に突出する細幅の部分を上述したように下方から後方に向かって折り返すように屈曲させてなる係止片部2に形成しているが、巻き爪矯正具本体1の基部から先端に至る部分の横幅を直線状に幅狭くすることなく、両側端面を外側に向かって緩やかな凸円弧状に湾曲させて、幅狭くなる部分の両側部をできるだけ外側方に突出させてあり、この凸円弧状の湾曲側部を患部保護部1a、1aに形成していると共に、巻き爪矯正具本体1は側面から見て、その基部から先端部に亘る部分を上方に向かって緩やかな凸円弧状に湾曲させている。
【0023】
また、巻き爪矯正具Aを爪上に装着した際に、爪の付け根部分(爪母)を被覆するレバー片3の中央部ないしは後部に上下面間に貫通した通気孔5を設けてあり、この通気孔5によって爪母が蒸れるのを防止するようにしている。なお、通気孔5の形状としては、円形であっても十字形状であっても、或いはその他の形状であってもよい。
【0024】
次に、このように構成した巻き爪矯正具Aを使用して巻き爪を矯正するには、まず、巻き爪矯正具Aを巻き爪が生じている側、例えば、親指の一側部側に生じている場合には、その爪の一側部上に配設して図3、図4に示すように、係止片部2を巻き爪の先端に引っ掛けて係止させ、支点部4を爪Bの上面に受止させた状態にすると共に、巻き爪が生じている爪Bの一側端の先端部上を巻き爪矯正具本体1の一側部側の外方に向かって凸円弧状に張り出した患部保護部1aにより被覆した状態にする。
【0025】
しかるのち、巻き爪矯正具本体1の基端から支点部4を介して後方に向かって斜め上方に傾斜しているレバー片3をその傾斜角度がなくなるように弾性変形させながら押し下げて指の甲部上に押し付けると、このレバー片3の押し下げ力を力点として巻き爪矯正具本体1が上記支点部4を支点とするテコ作用により起立する方向に作動して巻き爪の先端に係止している係止片部2が引き起こされて巻き爪を弾性的に矯正する作用力が発生する。
【0026】
この際、巻き爪矯正具本体1に対してレバー片3の傾斜角度を5度以下にしておくと、レバー片3を下方に押圧した時に、該レバー片3が直ちに爪B上に当接して巻き爪に係止している係止片部2にテコ作用による充分な矯正力を発揮させることができず、また、上記傾斜角度を25度以上にすると、レバー片3を爪の上面まで押し下げるにはその間に大きな弾性抵抗力が発生して係止片部2による巻き爪を持ち上げようとする矯正力が大きくなりすぎるので、上記巻き爪矯正具本体1に対して斜め上方に傾斜するレバー片3の傾斜角度を5度〜25度、好ましくは、10〜15度に設定しておくことが望ましい。
【0027】
次いで、爪Bの上面に押し付けたレバー片3を図5、図6に示すように粘着テープ6によって指の甲部上に固定すると、上記テコ作用による巻き爪の弾性的な矯正力がそのまま保持されて、長時間に亘って安定した矯正力を発揮させることができる。また、巻き爪矯正具本体1の一側部に設けている凸円弧状に張り出している患部保護部1aによって、巻き爪の食い込みによって生じている炎症部分を被覆してズボンの裾やその他の外力がこの炎症部分に当たるのを防止している。
【0028】
なお、巻き爪矯正具本体1の両側部に患部保護部1a、1aを設けているので、巻き爪が指の他側部側に発生している場合には巻き爪矯正具Aを爪の他側部上に配設して巻き爪矯正具本体1の他側部に設けている患部保護部1aにより患部を被覆することができるが、被覆したい側のみに患部保護部1aを設けた構造としておいてもよい。
【0029】
また、以上の実施例においては、巻き爪を矯正する係止片部2を巻き爪矯正具本体1の先端一個所のみに設けた巻き爪矯正具Aを示したが、図7に示すように、巻き爪矯正具本体1の先端から下方に折り返し屈曲している部分を二股状に分岐させて二つの係止片部2、2に形成しておいてよい。その他の構造については上記実施例と同じであるので、同一部分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。なお、巻き爪矯正具Aの使用に際して、レバー片3の上面から指の表面にかけて貼着することにより、レバー片3を爪上に押し付けた状態に保持するためテープとして、粘着テープ6を使用しているが、救急絆創膏やそのたの固定用テープを使用してもよい。
【符号の説明】
【0030】
A 巻き爪矯正具
1 巻き爪矯正具本体
2 係止片部
3 レバー片
4 支点部
5 通気孔
6 粘着テープ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
硬質の弾性板片からなり、先端に巻き爪に引っ掛けるフック形状の係止片部を形成している巻爪矯正具本体の基端に、この巻き爪矯正具本体に対して斜め上方に5度〜25度の角度でもって傾斜しているレバー片を一体に設けていると共に、巻き爪矯正具本体とレバー片との屈折連設部を支点部に形成してなり、レバー片を粘着テープ等の固定用テープによって爪上に固定するように構成していることを特徴とする巻き爪矯正具。
【請求項2】
巻き爪矯正具本体は、その両側端面間の横幅を長さ方向の中間部から先端部に向かって徐々に幅狭くなるように形成していると共に、少なくとも巻き爪の患部側に位置する側部の側端面を長さ方向に凸円弧状に湾曲した湾曲側端面に形成してその側部を患部保護片部に形成していることを特徴とする請求項1に記載の巻き爪矯正具。
【請求項3】
巻き爪矯正具本体を支点部から先端部に向かって緩やかな凸円弧状に湾曲させていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の巻き爪矯正具。
【請求項4】
レバー片に上下面間に亘って貫通した通気孔を設けていることを特徴とする請求項1に記載の巻き爪矯正具。
【請求項5】
係止片部とレバー片とを備えている巻き爪矯正具本体は、ポリカーボネート樹脂よりなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち、いずれか1項に記載の巻き爪矯正具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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