説明

幼児用補助便座

【課題】 おまる対応幼児補助便座裏面は複雑な形状であり清潔は保ちにくく見た目も良くない又幼児つかまりハンドルのスペースが大きくトイレ内に収納に適したスペースがなくドアや壁のフックに吊るしていた。
【解決手段】 補助便座裏を成人用便座表と密着形状にして補助便座内周にオシッコ飛散防止フード付幼児つかまりハンドルに設けた突起が収まる穴を設け、これを支点につかまりハンドルを倒立自在、脱着容易にして、補助便座カバーに補助便座ステイとホルダー又は爪、ハンドル、ドームの補助便座収納機能を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水洗トイレにおいて幼児用おまるに使用出来そして成人用便座に重ねて使用出来る幼児つかまりハンドルオシッコ飛散防止フード付幼児補助便座が成人用便座上にある成人用便座カバー内側の空間に収納出来る。
【背景技術】
【0002】
水洗トイレの補助便座に設けた幼児つかまりハンドルはオシッコ飛散防止フ
ードなしで又掃除の為のワンタッチ脱着なしで補助便座に取り付けてあった(特開
平09−056643)。水洗トイレの補助便座に設けた幼児つかまりハンドルは便
座の上に部品を取り付けそれに取り付けられていた(特開平09−0276180)。
成人用便座の上に乗せて使用する幼児用補助便座の裏は複数機種の複数形状の成人用便座表面との形状の違いをスポンジやゴムを付けて吸収するか、又は複数の突起を設け、
これが成人用便座表面にポイント的に当てる事で吸収していた。
幼児用補助便座の裏面は幼児用おまるに乗せて動かなくするためと複数機種で複数
の成人用便座中央開口部形状との違いに対応して使用出来るため複雑な形状をした
調整足を付けるためにでこぼこの多い複雑な形状をしていた。
成人用便座カバーに幼児用おまるに対応出来る幼児用補助便座を収納する機能はみ
られずドアや壁などにフックを付けこれに引っ掛けるなどしていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平09−276180
【特許文献2】特開平09−056643
【特許文献3】特開平08−336484
【特許文献4】特開 2002−369768
【発明の概要】
【0004】
(イ)水洗トイレの便器上で成人用便座上に重ねて使用する便座に設けた幼児用補助便座に設けたオシッコ飛散防止フード付幼児つかまりハンドルを成人用便座ヒンジ方向に立自在が簡単に出来、成人用便座上にある成人用便座カバー内側の空間に、成人用便座カバーの厚みを増やし成人用便座カバーの空間を広げる事なしに、幼児つかまりハンドルオシッコ飛散防止付幼児用補助便座をこの空間に収納する目的で、オシッコ飛散防止フードに付けた突起を収めるために補助便座内周に穴を備えたおまる対応幼児用補助便座。
幼児用補助便座に設けたオシッコ飛散防止カバー付幼児つかまりハンドルを成人用便座方
向に簡単に倒立自在と脱着が出来、そして成人用便座カバーの現行の厚みを保ち立った時
点で前後に動く事なくする事を目的に、幼児用補助便座内周に変形円柱形の突起とこれが
収まる二重円形の変形穴を備えたおまる対応幼児つかまりハンドルオシッコ飛散防止フー
ド付幼児用補助便座。
【0005】
(ロ)幼児用補助便座を成人用便座の上に重ねた場合に密着して動かないで使用出来る事を目的に、幼児用補助便座裏面と成人用便座表面と内周との接触部分が成人用便座表面と内周に沿って密着した形状である機種専用幼児用補助便座。
【0006】
(ハ)幼児用補助便座を複数機種の成人用便座に重ねて使用目的で複数形状の成人用便座中央開口部の形状の違いに対応して使用するための調整機能をケーシング内に収めた調整機能内蔵足を設けた幼児用補助便座。
【0007】
(ニ)幼児用おまるに使用出来る幼児用補助便座を成人用便座カバーに収納目的で成人用便座カバー内側におまる対応幼児用補助便座を脱着自在に出来る部品を設ける、そして成人用便座カバーにおまる対応幼児用補助便座を連結して使用するためのアームの軸受けを備えた成人用便座カバー。成人用便座上面に沿った形状を持つ成人用便座カバーの場合成人用便座上と成人用便座カバー内側との間に空間がないので成人用便座カバー中央部を幼児用補助便座が納まる半球形にする。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
(イ)男子幼児が補助便座を使用の際、男子幼児のオシッコは高い位置に飛散しオシッコ飛散防止フードがないと補助便座や成人用便座を汚す、又倒す立てるが出来る幼児つかまりハンドルは脱着が簡単に出来かつシンプルでないと洗っても綺麗にならない、補助便座の上に部品を設けその部品に幼児つかまりハンドルを付けるとハンドルを倒しても便座カバーの厚みが増して収納に不向き、幼児つかまりハンドルを立てた状態の時に前後に動くと幼児が不安定になる、成人用便座に補助便座を重ねると高くなり腹圧がかからない、不安定にもなる又手短にないと不便。
【0009】
(ロ)幼児用補助便座裏にスポンジやゴムなどを付けて幼児用補助便座裏と複雑機種で複数の成人用便座表面との形状の違いを吸収する場合スポンジやゴムが付いていると接合部分やその物にかかったオシッコは洗っても落ちにくい又ゴムやスポンジは幼児用補助便座の厚みが増す事により成人用便座カバーもその分厚くなるので収納には不向き、又成人用便座の上に幼児用補助便座を重ねただけであると幼児用補助便座の位置が高くなり幼児が不安定、そして一般的には幼児用足掛けなど邪魔になり使用しないので補助便座が高くなると足が下がり子供でも大便が出にくい時腹圧がかからない。
【0010】
(ハ)幼児用補助便座裏の複雑な形状とむき出し状態の調整足は掃除はしにくいし洗っても綺麗に汚れは落ちない又見た目はグロテスク。
【0011】
(ニ)おまる対応幼児補助便座をドアや壁に付けたフックに引っ掛けたり棚の上に置くのは見た目が良くない、又便所の外に置くと不便。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本願発明の請求項1は、幼児用補助便座の内周に穴を設け、オシッコ飛散防止フード又
は幼児つかまりハンドルに設け、前記突起は幼児用補助便座の内周に設けた穴に密着し収
まる形状にして突起を支点として幼児つかまりハンドルは成人用便座ヒンジ方向に倒立自
在するオシッコ飛散防止フードと、幼児つかまりハンドルは柔軟性弾力性に富む素材を用
いる事によりオシッコ飛散防止フード又は幼児つかまりハンドルの突起周辺を左右から中
央に押す事により幼児用補助便座よりオシッコ飛散防止フード付幼児つかまりハンドルは
脱着容易に出来る事を特長とする幼児用補助便座である。
【0013】
本願発明の請求項2は、成人用便座表面と内周の形状が同一の形状を持つ成人用便座の
みに重ねて使用する幼児用補助便座は幼児用補助便座裏面と成人用便座表面と内周との接
触部分を成人用便座表面と内周に沿って密着した形状にする事により、成人用便座上の幼
児用補助便座は前後左右に移動しない、又成人用便座に対してより低い形状になる事を特
長とする幼児用補助便座である。
【0014】
本願発明の請求項3は、ヒンジに接続された幼児用補助便座を成人用便座に重ねて使用
するヒンジ接続形補助便座の裏面は、成人用便座表面と内周に沿って密着した形状にする
事によりヒンジ接続形補助便座は、成人用便座に対してより低い形状になる事を特長とす
る幼児用補助便座である。
【0015】
本願発明の請求項4は、補助便座専用ヒンジを便器に対して脱着容易にして成人用便座
ヒンジとは別に便器又は便座カバーに設ける事により補助便座が不要の場合は取り外し、
必要である場合に取り付けて使用出来る補助便座専用ヒンジである事を特長とする幼児用
補助便座である。
【0016】
本願発明の請求項5は、幼児用補助便座を成人用便座上に重ねて使用時において発生する幼児用補助便座が成人用便座上での前後左右のずれ防止機能を内蔵したケーシングを有する幼児用補助便座である事を特長とする幼児用補助便座である。
【0017】
本願発明の請求項6は、成人用便座カバー内側に補助便座ステイと補助便座ホルダーを
設け、おまる対応補助便座を補助便座ステイに乗せて、次に補助便座ホルダーで成人用補
助便座カバーに固定する事で成人用便座カバーとおまる対応補助便座は一体となり、成人
用便座カバーヒンジにより開閉自在となる事を特長とする幼児用補助便座である。
【0018】
本願発明の請求項7は、プレートに補助便座ステイと補助便座ホルダーを設け、このプ
レートをトイレ内のドアや壁に設置し、倒立自在に出来るオシッコ飛散防止フード付幼児
つかまりハンドル付幼児用補助便座を補助便座ステイに乗せ補助便座フックでプレートに
固定する事を特長とする幼児用補助便座である。
【0019】
本願発明の請求項8は、成人用便座カバーにドームを設け、成人用便座カバー内側に爪を設け、ドーム上部にハンドルを設けて、ハンドルと爪をワイヤーで連結する事で成人用便座上に重ねて使用した幼児用補助便座は、成人用便座カバーを下すと爪により成人用便座カバーに固定され成人用便座カバーを上げると両者は一体で上がり便座カバーを下してハンドルにより爪を開除すると成人用便座カバーのみが上がる事を特長とする幼児用補助便座である。
【0020】
(イ)幼児用補助便座(1)中央開口部の左右に穴(2)を設けこの穴に密着して入る突起(3)を幼児つかまりハンドル(5)のオシッコ飛散防止フード(4)に設ける、そしてこの突起(3)を支点としてオシッコ飛散防止フード(4)付幼児つかまりハンドル(5)を成人用便座ヒンジ(6)方向に倒立自在にして、このオシッコ飛散防止フード(4)付幼児つかまりハンドル(5)を立てた時に倒れないために幼児用補助便座(1)にストッパー(7)とオシッコ飛散防止フード(4)にストッパー(7)が引っかかる溝(8)を設ける、オシッコ飛散防止フード(4)付幼児つかまりハンドル(5)は幼児用補助便座(1)に対して脱着が容易に出来るために柔軟性、弾力性に富んだ素材を使用する。幼児用補助便座(1)に設けたオシッコ飛散防止フード(4)付幼児つかまりハンドル(5)を成人用便座ヒンジ(6)方向に倒立自在が容易に出来る事、そして立てた場合に前後に動かない事を目的で幼児用補助便座(1)中央開口部内周前部左右に変形円柱型突起(10)を設け、この変形円柱型突起(10)が入る二重円形変形穴(11)をオシッコ飛散防止フード(4)付幼児つかまりハンドル(5)に設ける。
オシッコ飛散防止フード(4)付幼児つかまりハンドル(5)に取り付ける玩具(9)は
オシッコ飛散防止フード(4)付幼児つかまりハンドル(5)に対して脱着容易にする。
【0021】
(ロ)成人用便座(12)表面(13)と内周(14)の形状が同一の形状を持つ成人用便座
(12)のみに重ねて使用する幼児用補助便座裏面(15)の形状は成人用補助便座表面(13)と内周(14)に接触部分(16)を成人用補助便座表面(13)と内周(14)に沿って密着した形状にする、すなわち同じ形状とする事により機種専用補助便座(17)と呼べる、そして機種専用補助便座(17)の外周はおまる上部の枠(18)の内側に密着して入る形状にする。
成人用便座ヒンジ(6)とは別に設ける便器に脱着容易な補助便座用ヒンジ(19)にヒン
ジ取付形補助便座(20)を設ける、そしてこのヒンジ取付形補助便座(20)裏面が成人用
便座(12)表面と内周との接触部分を成人用便座(12)裏面と内周(14)に沿って密着形
状にする、そして補助便座用ヒンジを成人用便座カバー(21)に設けても良い。
【0022】
(ハ)複数機種で複数形状の成人用便座中央開口部の形状の違った成人用便座に重ねて使用目的の幼児用補助便座の場合、幼児用補助便座裏面B(22)に埋め込み形ナット(23)を埋め込み、ケーシングカバー(24)付でケーシング(25)状の足を設け幼児用補助便座
裏面B(22)とケーシング(25)と接触するケーシング(25)の面に細長い穴(26)を設
けそしてこの細長い穴(26)と同形の細長い穴B(27)を持った補強金具(28)をケーシ
ング(25)の内側に設けてワッシャーとボルト(29)により幼児用補助便座裏面B(22)
に埋め込んだナット(23)に補強金具(28)ケーシング(25)を取り付ける事により調節
機能内蔵足(30)付幼児用補助便座(31)になる、そして調節機能内蔵足付幼児用補助便
座(31)外周は幼児用おまる上部の枠(18)内周に密着した形状にする。
【0023】
(ニ)成人用便座カバーB(32)に幼児用おまるに使用出来る幼児用補助便座B(33)を収納目的で幼児用補助便座ステイ(34)と補助便座ホルダー(35)を設ける、又補助便座ステイ(34)と補助便座ホルダー(35)をトイレ内のドア・扉・壁などに設けても良い。
おまる対応幼児用補助便座を成人用便座カバーに続結して使用するためにジョイントアー
ム(36)と軸受け(37)を設ける。成人用便座カバーB(32)に幼児用補助便座B(33)
が収まる半球形状ドーム(38)又は二段ドームを設ける。成人用便座カバーC(39)とド
ームB(40)との境に成人用便座カバーC(39)を下した時に機種専用補助便座(17)を
引っかけて成人用便座カバーC(39)に収めるための爪(41)を複数設けこの爪(41)の
引っかかりを開除するハンドル(42)をドームB(40)上部に設け爪(41)とハンドル(42)
をワイヤーでつなぐ。
【発明の効果】
【0024】
(イ)幼児用補助便座(1)の中央開口部内周前部の左右に穴(2)を設けこの穴(2)
に密着して入る突起(3)をオシッコ飛散防止フード(4)幼児つかまりハンドル(5)
を設けこの突起(3)を支点としてオシッコ飛散防止フード(4)付幼児つかまりハンド
ル(5)を成人用便座ヒンジ(6)方向に倒した時に幼児用補助便座(1)の幼児つかま
りハンドル(5)の支点の位置の厚みは幼児用補助便座(1)の厚みを特に増す事なしに
済み成人用便座カバー(21)に収納の際に成人用便座カバー(21)の厚みが増さないので
成人用便座カバー(21)を厚く作らなくて良い、オシッコ飛散防止付幼児つかまりハンド
ル(5)は柔軟性、弾力性がある素材で出来ているのでオシッコ飛散防止フード(4)の
突起(3)周辺を左右から中央に押す事により穴(2)から突起(3)を外す事が出来る、又穴(2)突起(3)周辺はむろんの事オシッコ飛散防止付幼児つかまりハンドル(5)と幼児用補助便座(1)に接合部分が少なく汚れが染み込まないので洗うと綺麗になる。
【0025】
(ロ)幼児用補助便座裏面(15)の形状を成人用便座(12)表面(13)と内周(14)との接触部分(16)を成人用便座(12)表面(13)と内周(14)に沿って密着形状にした機種専用補助便座(17)を成人用便座(12)表面(13)と内周(14)の形状が同一の形状を持つ成人用便座(12)に重ねて使用すると機種専用補助便座(17)は高くならない形状になり幼児が使用する際に腹圧がかかり易い、又固定したかのごとく安定する、そして機種専用補助便座(17)裏面はでこぼこがなくプレーンな形状になり掃除はしやすく見た目も良い。
ヒンジ取付形補助便座(20)裏面と成人用便座(12)表面と内周との接触部分が密着形状
であるので幼児は安定し腹圧もかかる、そして成人用便座ヒンジ(6)とは別に設けた脱
着容易な補助便座用ヒンジ(19)であるので補助便座が不用な場合は取り外して置く事が
出来、補助便座用ヒンジ(19)を成人用便座カバー(21)取り付形は後づけ出来る。
【0026】
(ハ)調整機能内蔵足(30)付幼児用補助便座裏面B(22)は調整機能を内蔵した事によりプレーンになり掃除はしやすくなり見た目も良い。
【0027】
(ニ)現在使用されている多くの便座カバーにも取付可能な物である補助便座ステ(34)と補助便座ホルダー(35)を成人用便座カバーB(32)に設けた事により幼児用補助便座B(33)が成人用便座カバーB(32)に収納できるので使用の際に一番手短にあり便利。
成人用便座カバーC(39)にドームB(40)を設け成人用便座カバーC(39)が成人用便座上全体に沿っている形状の場合に使用出来スマートな形状になる。倒立自在なオシッコ飛散防止フード(4)付幼児つかまりハンドル(5)を設けた機種専用補助便座(17)又は調整機能内蔵足(30)付幼児用補助便座(31)の場合全体がコンパクトになっているので補助便座ステイ(34)と補助便座ホルダー(35)をトイレ内の扉、壁などに設ける事により幼児用補助便座をトイレ内のそれぞれの場合に便利な所に収納可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】おまる上部の枠(18)にはめ込んだ機種専用補助便座(17)に設けたオシッコ飛散防止フード(4)付幼児つかまりハンドル(5)を立てた状態の平面を示す図
【図2】図1のA―A‘の断面を示す図
【図3】機種専用補助便座(17)に設けたオシッコ飛散防止フード(4)付幼児つかまりハンドル(5)をヒンジ方向(6)に倒した平面を示す図
【図4】二重変形穴(11)を持った幼児つかまりハンドル(5)を図1の機種専用補助便座(17)にセットした場合でのA―A′の断面を示す図
【図5】変形円柱形突起(10)を持った機種専用補助便座(17)に二重円形変形穴(11)を持った幼児つかまりハンドル(5)を立てた場合を示す図
【図6】図5のつかまりハンドル(5)を倒した場合を示す図
【図7】成人用便座(12)表面(13)と接触する補助便座裏面(15)部分が密着形状である両者の平面を示す図
【図8】図7のA−A′の断面を示す図
【図9】図7のB−B′の断面を示す図
【図10】図7のC−C′の断面を示す図
【図11】機種専用補助便座(17)をヒンジ取付形補助便座(20)にした場合の平面 を示す図
【図12】成人用便座(43)に調整機能内蔵足付補助便座(31)を重ねた平面を示す図
【図13】図12のA−A′を示す図
【図14】ケーシングカバー(24)を外したケーシング(25)の図13のA方向からを示す図
【図15】ケーシング(25)内のワッシャーとボルト(29)補強金具(28)を外し図13のA方向からを示す図
【図16】成人用便座カバーB(32)を上げて幼児用補助便座B(33)を成人用便座カバーB(32)に収納した平面を示す図
【図17】半球形ドーム(38)付成人用便座カバーB(32)に幼児用補助便座B(33)を収納した左側面のイメージを示す図
【図18】ドーム(38)付成人用便座カバーB(32)の左側面を示す図
【図19】成人用便座カバーC(39)を上げてドームB(40)に機種専用補助便座(17)を収納した平面を示す図
【図20】ドームB(40)を設けた成人用便座カバーC(39)の右側面を示す図
【発明を実施するための形態】
【0029】
(イ)幼児つかまりハンドル(5)又はオシッコ飛散防止フード(4)に設けた突起(3)は幼児用補助便座(1)の内周に設けた穴(2)に密着して収まる形状であるので、幼児用補助便座(1)は突起(3)を支点として成人用便座ヒンジ(6)方向に倒立自在に出来るので幼児つかまりハンドル(5)をたてて、オシッコ飛散防止フード(4)付幼児つかまりハンドル(5)使用機種専用補助便座(17)又は調整機能内蔵足(30)付幼児用補助便座(31)を成人用便座に重ねて使用した後、オシッコ飛散防止フード(4)に設けた溝(8)にストッパー(7)が引っかかる事により幼児つかまりハンドル(5)が倒れないためのストッパー(7)を開除し、つかまりハンドル(5)を成人用便座ヒンジ(6)方向に倒す、又は幼児つかまりハンドルを倒す支点が変形円柱形突起(10)と二重円形変形穴(11)の場合は幼児つかまりハンドル(5)を上に引き上げてからヒンジ(6)方向に倒す。機種専用幼児用補助便座(17)又は調整機能内蔵足付幼児用補助便座(31)からオシッコ飛散防止フード付幼児つかまりハンドル(5)を取り外す場合オシッコ飛散防止フード(4)の突起(3)周辺を左右から中央に押す事により補助便座に設けた穴(2)より突起を取り外し、そして玩具(9)も外す事により洗う事が出来る。
【0030】
(ロ)成人用便座表面(13)と内周(14)の接触部分(16)が密着出来る幼児用補助便座裏面(15)を持つ機種専用幼児用補助便座(17)の場合は成人用便座(12)に機種専用幼児用補助便座(17)を重ねると固定したかのようになりオシッコ飛散防止フード(4)付幼児つかまりハンドル(5)を立てるとハンドルストッパー(7)により幼児つかまりハンドル(5)は固定され使用出来る、使用後はストッパー(7)を解除し幼児つかまりハンドル(5)を成人用ヒンジ(6)方向に倒し成人用便座カバーC(39)か成人用便座カバーB(32)又は機種専用補助便座(17)外周が密着して収まる枠(18)をおまる上部に設けたおまるに収納する。
便器又は成人用便座カバー(21)に脱着容易な補助便座用ヒンジ(19)に取り付けたヒンジ取付形補助便座(20)はヒンジ取付形補助便座(20)がいらない場合は取り外しておく。
【0031】
(ハ)調整機能内蔵足(30)付幼児用補助便座(31)を成人用便座に重ねて使用する場合ケーシングカバー(24)を取り外す事によりケーシング(25)内に補強金具(28)の細長い穴B(27)とケーシング(25)の細長い穴(26)とボルト(29)が見えるのでボルト(29)を緩め成人用便座B(43)内周にケーシング(25)を合わせた後にボルト(29)を締めてケーシングカバー(24)をする。
【0032】
(ニ)幼児用補助便座B(33)や調整機能内蔵足付幼児用補助便座(31)又は機種専用幼児用補助便座(17)を使用の後に半円形ドーム(38)を備えた成人用便座カバーB(32)に設けた補助便座ステイ(34)に乗せてから補助便座ホルダー(35)で固定し成人用便座カバーB(32)を下す、又ジョイントアーム(36)と軸受け(37)で成人用便座カバー(21)に続結された機種専用補助便座(17)も使用後、補助便座ステイ(34)に機種専用補助便座(17)内周を引っ掛けてから補助便座ホルダー(35)で成人用便座カバー(21)に固定する。爪(41)ドーム(40)ハンドル(42)を設けた成人用便座カバーC(39)に機種専用幼児用補助便座(17)を収納する場合は使用後つかまりハンドル(5)を倒し成人用便座カバーC(39)を下げると機種専用幼児用補助便座(17)はドームB(40)内に入り自動的に機種専用幼児用補助便座(17)に爪が引っかかりそのまま成人用便座カバーC(39)を上げると機種専用幼児用補助便座(17)は成人用便座カバーC(39)と一体となり上がる。次に機種専用幼児用補助便座(17)を使用する場合ドームB(40)上部のハンドル(42)により爪を解除する事で成人用便座カバーC(39)のみが上がり機種専用幼児用補助便座(17)は成人用便座(12)上にありつかまりハンドル(5)を立て使用が出来る。
【産業上の利用可能性】
【0033】
機種専用補助便座裏面と調整機能内蔵足付補助便座の裏面の形状とオシッコ飛散防止フー
ド付幼児つかまりハンドルの形状はシンプルであるので製作コストは安値になる、又清潔
に保てる。機種専用補助便座と調整機能内蔵足付補助便座の成人用便座カバーへの収納は
幼児に簡単に取り扱う事が出来、幼児の自立心の向上に役立つ。
【符号の説明】
【0034】
1、幼児用補助便座
2、穴
3、突起
4、オシッコ飛散防止フード
5、幼児つかまりハンドル
6、成人用便座ヒンジ
7、ストッパー
8、溝
9、玩具
10、円柱形突起
11、変形穴
12、成人用便座
13、成人用便座表面
14、内周
15、幼児用補助便座裏面
16、接触部分
17、機種専用補助便座
18、枠
19、補助便座用ヒンジ
20、ヒンジ取付形補助便座
21、成人用便座カバー
22、幼児用補助便座裏面B
23、ナット
24、ケーシングカバー
25、ケーシング
26、細長い穴
27、細長い穴B
28、補強金具
29、ボルト
30、調整機能内蔵足
31、調整機能内蔵足付幼児用補助便座
32、成人用便座カバーB
33、幼児用補助便座B
34、補助便座ステイ
35、補助便座ホルダー
36、ジョイントアーム
37、軸受け
38、半球形状ドーム
39、成人用便座カバーC
40、ドームB
41、爪
42、ハンドル
43、成人用便座B

【特許請求の範囲】
【請求項1】
幼児用補助便座の内周に穴を設け、オシッコ飛散防止フード又は幼児つかまりハンド
ルに設け、前記突起は幼児用補助便座の内周に設けた穴に密着し収まる形状にして突起を
支点として幼児つかまりハンドルは成人用便座ヒンジ方向に倒立自在するオシッコ飛散防
止フードと、幼児つかまりハンドルは柔軟性弾力性に富む素材を用いる事によりオシッコ
飛散防止フード又は幼児つかまりハンドルの突起周辺を左右から中央に押す事により幼児
用補助便座よりオシッコ飛散防止フード付幼児つかまりハンドルは脱着容易に出来る事を
特長とする幼児用補助便座。
【請求項2】
成人用便座表面と内周の形状が同一の形状を持つ成人用便座のみに重ねて使用する幼児
用補助便座は幼児用補助便座裏面と成人用便座表面と内周との接触部分を成人用便座表面
と内周に沿って密着した形状にする事により、成人用便座上の幼児用補助便座は前後左右
に移動しない、又成人用便座に対してより低い形状になる事を特長とする請求項1記載の
幼児用補助便座。
【請求項3】
ヒンジに接続された幼児用補助便座を成人用便座に重ねて使用するヒンジ接続形補助便
座の裏面は、成人用便座表面と内周に沿って密着した形状にする事によりヒンジ接続形補
助便座は、成人用便座に対してより低い形状になる事を特長とする請求項1乃至2いずれ
かに記載の幼児用補助便座。
【請求項4】
補助便座専用ヒンジを便器に対して脱着容易にして成人用便座ヒンジとは別に便器又は
便座カバーに設ける事により補助便座が不要の場合は取り外し、必要である場合に取り付
けて使用出来る補助便座専用ヒンジである事を特長とする請求項1乃至3いずれかに記載
の幼児用補助便座。
【請求項5】
幼児用補助便座を成人用便座上に重ねて使用時において発生する幼児用補助便座が成人
用便座上での前後左右のずれ防止機能を内蔵したケーシングを有する幼児用補助便座であ
る事を特長とする請求項1に記載の幼児用補助便座。
【請求項6】
成人用便座カバー内側に補助便座ステイと補助便座ホルダーを設け、おまる対応補助便
座を補助便座ステイに乗せて、次に補助便座ホルダーで成人用補助便座カバーに固定する
事で成人用便座カバーとおまる対応補助便座は一体となり、成人用便座カバーヒンジによ
り開閉自在となる事を特長とする請求項1乃至5いずれかに記載の幼児用補助便座。
【請求項7】
プレートに補助便座ステイと補助便座ホルダーを設け、このプレートをトイレ内のドア
や壁に設置し、倒立自在に出来るオシッコ飛散防止フード付幼児つかまりハンドル付幼児
用補助便座を補助便座ステイに乗せ補助便座フックでプレートに固定する事を特長とする
請求項1乃至6いずれかに記載の幼児用補助便座。
【請求項8】
成人用便座カバーにドームを設け、成人用便座カバー内側に爪を設け、ドーム上部にハ
ンドルを設けて、ハンドルと爪をワイヤーで連結する事で成人用便座上に重ねて使用した
幼児用補助便座は、成人用便座カバーを下すと爪により成人用便座カバーに固定され成人
用便座カバーを上げると両者は一体で上がり便座カバーを下してハンドルにより爪を開除
すると成人用便座カバーのみが上がる事を特長とする請求項1乃至5いずれかに記載の幼
児用補助便座。



































【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公開番号】特開2011−139889(P2011−139889A)
【公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−223375(P2010−223375)
【出願日】平成22年10月1日(2010.10.1)
【出願人】(509327736)
【Fターム(参考)】