説明

床構造

【課題】床ユニットを移動させることによって、フラットな広い床面を得ることができるとともに、建物内の居住面積を狭めることのない床構造を提供する。
【解決手段】床20に隣接して該床20と平面形状が等しい土間床15が設けられ、床20は、床本体21と、この床本体21の床面21aに並置された複数の床ユニット22で構成されたユニット床23とを備え、床ユニット22の厚さは、床本体21の床面21aと土間床15の床面15aとの段差にほぼ等しくなっているので、複数の床ユニット22を土間床15の床面15aに並置することによって、フラットな広い床面を得ることができる。また、床ユニット22は土間床15の床面15aに並置されるので、建物内の居住面積を狭めることもない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、床に隣接して、この床より低い土間床が設けられた床構造に関する。
【背景技術】
【0002】
床面の高さに段差のある床構造の一例として特許文献1に記載のものが知られている。この床構造では、床面に複数の移動可能な床ユニットを並置して、床面よりも高い床面を有する可動床部を設けるようにしている。
このような床構造によれば、床ユニットを並置してなる可動床部を設けることによって床面に段差を形成しているので、床ユニットを移動させるだけで、可動床部の場所や形状を簡単に変えて、その室内の空間変化を気軽に楽しむことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−371691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来の床構造では、床面をフラットにするために、可動床部を構成する床ユニットを例えば隣の部屋等に移動させると、該隣の部屋の床面に段差が生じてしまい、使い勝手が悪くなる。
また、床ユニットを収納所等に収納するには、建物内に大型の収納所を用意しなければならず、その分、建物内の居住面積が狭くなる。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、床ユニットを移動させることによって、フラットな広い床面を得ることができるとともに、建物内の居住面積を狭めることのない床構造を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図5に示すように、床20に隣接して、この床20より低く、かつ該床20と平面形状が等しい土間床15が設けられており、
前記床20は、床本体21と、この床本体21の床面21aに並置された複数の床ユニット22で構成されたユニット床23とを備えており、
前記床ユニット22の厚さは、前記床本体21の床面21aと前記土間床15の床面15aとの段差にほぼ等しくなっていることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、床20と土間床15の平面形状が等しいので、ユニット床23を構成する複数の床ユニット22を土間床15に移動させて、該土間床15の床面15aに並置することによって、土間床15上に複数の床ユニット22で形成された新たな床面33を形成できる。
そして、床ユニット22の厚さは、床本体21の床面21aと土間床15の床面15aとの段差にほぼ等しくなっているので、前記新たな床面33は床本体21の床面21aと面一となり、よって、前記新たな床面33と床本体21の床面21aとならなるフラットな広い床面を得ることができる。また、床ユニット22は土間床15の床面15aに並置されるので、建物内の居住面積を狭めることもない。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の床構造において、
前記ユニット床23の外周を取り囲むようにして框材25が設けられており、前記ユニット床23の外周部を構成する前記床ユニット22は前記框材25に係脱可能に係合していることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、ユニット床23の外周を取り囲むようにして設けられた框材25に、ユニット床23の外周部を構成する床ユニット22が係脱可能に係合しているので、床本体21の床面21aに並置された複数の床ユニット22どうしが互いに離れることに起因する床ユニット22の位置ずれを框材25によって防止できる。
また、框材から床ユニットを外すことによって、床ユニットを土間床に容易に移動させることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の床構造において、
前記ユニット床23が平面視四角形状となっており、
このユニット床23の平面視における外周の四辺にそれぞれ前記框材25が設けられており、
互い直交する框材25,25どうしの交差部に、該框材25の移動を規制する規制部材27が係合していることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、互い直交する框材25,25どうしの交差部に係合している規制部材27によって框材25の移動を規制できるので、ユニット床23が床本体21の床面21aから移動してずれるのを防止できる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の床構造において、
前記規制部材27は、建物の柱30の下端部または建物の壁の出隅コーナ31の下端部で構成されていることを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、規制部材27が建物の柱30の下端部または建物の壁の出隅コーナ31の下端部で構成されているので、ユニット床23が床本体21の床面21aから移動してずれるのをより確実に防止できる。
【0014】
請求項5に記載の発明は、前記床20に隣接して、前記床本体21の床面21aと面一の床面32aを有する他の床32が設けられていることを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の発明によれば、複数の床ユニット22を土間床15に移動させて、該土間床15の床面15aに並置することによって形成される新たな床面33と、床本体21の床面21aと、他の床32の床面32aとが面一となるので、前記新たな床面33、床本体21の床面21a、他の床32の床面32aとならなるフラットなより広い床面を得ることができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、床に隣接して、この床より低くかつ該床と平面形状が等しい土間床が設けられており、前記床は、床本体と、その床面に並置された複数の床ユニットで構成されたユニット床とを備えており、前記床ユニットの厚さは、前記床本体の床面と前記土間床の床面との段差にほぼ等しくなっているので、ユニット床を構成する複数の床ユニットを土間床に移動させて、該土間床の床面に並置することによって、土間床上に複数の床ユニットで形成された新たな床面を形成できる。
そして、床ユニットの厚さは、床本体の床面と土間床の床面との段差にほぼ等しくなっているので、前記新たな床面は床本体の床面と面一となり、よって、前記新たな床面と床本体の床面とならなるフラットな広い床面を得ることができる。また、床ユニットは土間床の床面に並置されるので、建物内の居住面積を狭めることもない。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係る床構造を備えた建物を示す平面図である。
【図2】本発明に係る床構造を備えた建物を示す縦断面である。
【図3】本発明に係る床構造の一例を示すもので、その平面図である。
【図4】同、要部の断面図である。
【図5】同、床ユニットと框材を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る玄関構造を備えた建物の一例を示す1階の平面図、図2は同縦断面図である。図1において符号1は、玄関を示す。この玄関1は建物の西側に設けられており、玄関土間2、玄関ホール3、玄関ポーチ4等から構成されている。
玄関ホール3の北側に廊下5を挟んで洗面室6が設けられており、この洗面室6の西側に浴室7が設けられている。浴室7と玄関土間2との間にはトイレ8が設けられている。
また、玄関ホール3の東側に収納室9が設けられており、この収納室9の東側にダイニングキッチン10が設けられている。このダイニングキッチン10の南側に居間11が設けられている。なお、玄関ホール3、廊下5、ダイニングキッチン10、居間11等の床レベルは等しくなっている。
【0019】
前記玄関土間2の南側に隣接して土間12が設けられている。この土間12の床レベルは玄関土間2の床レベルと等しくなっている。
玄関土間2は、玄関ホール3に面して設けられた玄関ホール前土間2aと、この玄関ホール前土間2aと前記土間12とを繋ぐ土間通路2bとを備えている。土間通路2bは車椅子が通れる程度の幅を有しており、この土間通路2bの側方には、物入れ13,13が土間通路2bを挟んで対向配置されている。この物入れ13,13は折り戸によって開閉されるようになっている。また、土間通路2bと土間12とを仕切る壁に形成された開口部は、戸によって開閉されるようになっている。
【0020】
図1および図2に示すように、前記土間12の東側に隣接して部屋16が土間12と壁によって仕切られないようにして設けられている。つまり、土間12と部屋16との境界部には、引違い式の引戸が設けられ、この引戸を閉めることによって、土間12と部屋16とは仕切ることができるが、引戸を開けるか、または外すことによって、土間12と部屋16とは仕切られていない状態となる。
【0021】
前記部屋16の床20に隣接して設けられた土間12の土間床15は、土間コンクリートによって平面視正方形状に形成されており、前記床20と平面形状が等しくなっている。つまり、床20と土間床15とはそれぞれ平面視正方形状に形成されており、面積も等しくなっている。
また、床20は土間床15より約400mm程度高くなっており、これによって、土間側から部屋16の床20に腰掛けるのに好ましいものとなっている。
前記床20は床本体21と、この床本体21の床面21aに並置された複数(例えば9個)の床ユニット22で構成されたユニット床23とを備えている。
【0022】
床本体21は平面視正方形状に形成されており、建築用の床パネルを基礎上に複数敷設することによって構成されている。床パネルは、框材を矩形枠状に組み立てるとともに、その矩形枠内に補強桟材を縦横に組み付け、さらに、矩形枠の上面に合板等からなる面材を取り付けて構成されたものである。また、床本体21の床面21aは前記土間床15の床面15aより約200mm程度高くなっている。
前記床ユニット22は、平面視正方形状に形成されており、その厚さは床本体21の床面21aと土間床15の床面15aとの段差にほぼ等しくなっている。本実施の形態では、床本体21の床面21aと土間床15の床面15aとの段差は約200mmあるので、床ユニット22の厚さも約200mmとなっている。
【0023】
床ユニット22は、図3〜図5に示すように、正方形板状に形成された床ユニット本体22aと、この床ユニット本体22aの上面に設けられた床面材22bと、床ユニット本体22aの下面に設けられた滑り防止材22cとで構成されている。
床面材22bは畳材で形成されており、滑り防止材22cは薄板状のゴムで形成されている。なお、床面材22bとしては、畳材に限らず、例えばクッションフロアや床板材を使用しても良い。
【0024】
上記のような床ユニット22は、図1および図3に示すように、床本体21の床面21aに、平面視において正方形を形成するようにして並置されている。つまり、9個の床ユニット22は平面視において縦横にそれぞれ3個ずつ並列されており、縦横に隣り合う床ユニット22,22どうしは隙間なく当接されている。このように9個の床ユニット22を並置することによって、平面視正方形状のユニット床23が構成されている。
【0025】
また、ユニット床23の外周部を構成する8個の床ユニット22には、平面視においてユニット床23の四辺を構成する部分に、係合部22dが形成されている。
すなわち、ユニット床23の4つの角部に配置されている床ユニット22を構成する床ユニット本体22aの外側を向く直交する二つの側面にそれぞれ係合部22dが形成されており、ユニット床23の角部に配置されている床ユニット22,22間に配置された床ユニット22を構成する床ユニット本体22aの外側を向く一つの側面に係合部22dが形成されている。
係合部22dはアリ溝に係合されるアリほぞ状のものであり、床ユニット本体22aの側面の長手方向中央部に、該床ユニット本体22aの厚さ方向に延在して形成されている。
【0026】
また、前記ユニット床23の外周を取り囲むようにして四本の框材25が設けられている。すなわち、ユニット床23の平面視における外周の四辺にそれぞれ框材25が設けられており、該框材25はユニット床23の四つの側面にそれぞれ隙間なく当接している。
框材25には、前記係合部22dに係合する被係合部25aが框材25の長手方向に所定間隔で3つ形成されている。被係合部25aはアリ溝状に形成されており、この被係合部25aに前記係合部22dが係脱可能に係合されている。これによって、ユニット床23の外周部を構成する床ユニット22は框材25に係脱可能に係合している。
【0027】
また、互いに直交する框材25,25どうしの交差部には、框材25,25の移動を規制する規制部材27が係合している。
すなわち、ユニット床23の平面視における二つの角部近傍にそれぞれ柱30が立設されており、また、残り二つの角部近傍にそれぞれ建物の壁の出隅コーナ31がそれぞれ配置されている。
柱30,30の間には一本の框材25が配置されており、この框材25の両端面はそれぞれ柱30の下端部に圧接している。すなわち、この框材25の長さは柱30,30の対向する側面間の距離より若干長くなっており、これによって、框材25の両端面はそれぞれ柱30の下端部に圧接している。したがって、この框材25はその長手方向およびそれと直交する方向への移動が柱30の下端部との圧接によって規制されている。
【0028】
また、柱30と出隅コーナ31との間には、一本の框材25が配置されており、この框材25の一端面は柱30の下端部に圧接しており、他端面は出隅コーナ31の下端部の一側面に圧接している。すなわち、この框材25の長さは、柱30の側面と出隅コーナ31の一側面と間の距離より若干長くなっており、これによって、框材25の一端面が柱30の下端部に圧接しており、他端面が出隅コーナ31の下端部の一側面に圧接している。したがって、この框材25はその長手方向およびそれと直交する方向への移動が柱30の下端部との圧接および出隅コーナ31の下端部の一側面との圧接によって規制されている。
【0029】
さらに、出隅コーナ31,31の間には一本の框材25が配置されており、この框材25の両端面はそれぞれ出隅コーナ31の下端部の他側面に圧接している。すなわち、この框材25の長さは出隅コーナ31,31の対向する他側面間の距離より若干長くなっており、これによって、框材25の両端面はそれぞれ出隅コーナ31の下端部の他側面に圧接している。したがって、この框材25はその長手方向およびそれと直交する方向への移動が出隅コーナの下端部の他側面との圧接によって規制されている。
以上のようにして、互い直交する框材25,25どうしの交差部には、該框材25の移動を規制する規制部材27としての柱30の下端部や出隅コーナ31の下端部が係合している。
【0030】
また、図2に示すように、前記床20に隣接して他の床32が設けられている。この床32は前記居間11の床32であり、建築用の床パネルを基礎上に複数敷設することによって構成されている。この床32の床面32aは床本体21の床面21aと面一となっている。
また、図1に示すように、玄関ホール3と部屋16との間には廊下17が設けられており、この廊下17の端部の側方が土間12に面している。この面している部分17aを通して、土間12と廊下17の行き来ができるようになっている。また、廊下17の土間12に面している部分17aの端部に、前記柱30が設けられている。
【0031】
上記のような床構造では、土間12に隣接して部屋16が該土間12と壁によって仕切られないようにして設けられており、この部屋16の床レベルが土間12の床レベルより400mm程度高くなっているので、土間側から部屋16の床20に腰掛けるのに好ましいものとなっている。
【0032】
そして、この床20が、床本体21と、この床本体21の床面21aに並置された複数の床ユニット22で構成されたユニット床23とを備えているので、これら複数の床ユニット22を土間床15に移動させて、該土間床15の床面15aに並置することによって、土間床15上に複数の床ユニット22で形成された新たな床面33を形成できる。
床ユニット22を土間床15に移動させる場合、この床ユニット22の係合部22dが框材25の被係合部25aに係脱可能に係合しているので、係合部22dと被係合部25aとの係合状態を解除して、床ユニット22を框材25から容易に切り離し、切り離された床ユニット22を順次土間床15に移動して、その床面15aに並置することができる。
【0033】
床ユニット22を土間床15の床面15aに並置する場合、土間床15の外周部に、基礎の一部、外壁の一部、内壁の一部等が配置されているので、これらの内側に床ユニット22を配置してこれらに当接するようにして、土間床15の床面15aに並置することによって、床ユニット22を前記床面15aに確実に位置ずれ等を起こさせることなく設置できる。
そして、床ユニット22の厚さは、床本体21の床面21aと土間床15の床面15aとの段差にほぼ等しくなっているので、前記新たな床面33は床本体21の床面21aと面一となり、よって、前記新たな床面33と床本体21の床面21aとならなるフラットな広い床面を得ることができる。また、床ユニット22は土間床15の床面15aに並置されるので、建物内の居住面積を狭めることもない。
【0034】
さらに、複数の床ユニット22を土間床15に移動させて、該土間床15の床面15aに並置することによって形成される新たな床面33と、床本体21の床面21aと、前記他の床32の床面32aとが面一となるので、前記新たな床面33、床本体21の床面21a、他の床32の床面32aとならなるフラットなより広い床面を得ることができる。
【0035】
また、ユニット床23の外周を取り囲むようにして設けられた框材25に、ユニット床23の外周部を構成する床ユニット22が係脱可能に係合しており、しかも各ユニット床22の下面には滑り防止材22cが設けられているので、床本体21の床面21aに並置された複数の床ユニット22どうしが互いに離れることに起因する床ユニット22の位置ずれを框材25や滑り防止材22cによって防止できる。
また、框材25から床ユニット22を外すことによって、床ユニット22を土間床15に容易に移動させることができる。
さらに、ユニット床23の外周の四辺にそれぞれ框材25が設けられており、互い直交する框材25,25どうしの交差部に、該框材25の移動を規制する規制部材27としての柱30の下端部や出隅コーナ31の下端部が係合しているので、この規制部材27によって框材25の移動を規制できるので、ユニット床22が床本体21の床面21aから移動してずれるのを防止できる。
【0036】
なお、本実施の形態では床ユニット22を平面視正方形状に形成したが、本発明ではこれに限ることなく、床ユニット22を並置する床本体21の床面21aや土間床15の床面15aの平面形状に合わせて適宜設計すればよい。
また、本実施の形態では、床ユニット22を框材25に係脱可能に係合したが、本発明ではこれに限ることなく、例えば、框材25から床ユニット22にボルト等の止着材をねじ込むことによって、床ユニット22を框材25に取り外し可能に固定してもよい。
【符号の説明】
【0037】
15 土間床
15a 床面
20 床
21 床本体
21a 床面
22 床ユニット
22d 係合部
23 ユニット床
25 框材
25a 被係合部
27 規制部材
30 柱
31 出隅コーナ
32 他の床
32a 床面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
床に隣接して、この床より低くかつ該床と平面形状が等しい土間床が設けられており、
前記床は、床本体と、この床本体の床面に並置された複数の床ユニットで構成されたユニット床とを備えており、
前記床ユニットの厚さは、前記床本体の床面と前記土間床の床面との段差にほぼ等しくなっていることを特徴とする床構造。
【請求項2】
請求項1に記載の床構造において、
前記ユニット床の外周を取り囲むようにして框材が設けられており、前記ユニット床の外周部を構成する前記床ユニットは前記框材に係脱可能に係合していることを特徴とする床構造。
【請求項3】
請求項2に記載の床構造において、
前記ユニット床が平面視四角形状となっており、
このユニット床の平面視における外周の四辺にそれぞれ前記框材が設けられており、
互い直交する框材どうしの交差部に、該框材の移動を規制する規制部材が係合していることを特徴とする床構造。
【請求項4】
請求項3に記載の床構造において、
前記規制部材は、建物の柱の下端部または建物の壁の出隅コーナの下端部で構成されていることを特徴とする床構造。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項に記載の床構造において、
前記床に隣接して、前記床本体の床面と面一の床面を有する他の床が設けられていることを特徴とする床構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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