説明

情報処理システム及び情報処理プログラム

【課題】会議に用いる情報処理システムにログインした場合に、会議参加者である操作者にその会議に適した資料を表示するようにした情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理システムの認証手段は、操作者を認証し、会議データ記憶手段は、会議と該会議の開始予定日時と該会議に関連する文書に関するデータを記憶し、表示手段は、前記認証手段によって認証された操作者が参加すべき会議の開始予定日時及び現在の日時に基づいて、前記会議データ記憶手段に記憶されている対応する会議及び該会議に関連する文書に関するデータを表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
電子会議システムでは、ユーザーの操作性を向上させるために、通常のPC(Personal Computer)のユーザーインターフェイスとは異なるユーザーインターフェイスを提供していることが多い。例えば、電子会議システムでは、タッチパネル方式を採用して、アイコンを指示することで、文書へアクセスできるようにするものがある。
【0003】
これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、ディレクトリやファイル単位、ファイル内部の小項目等に対応したきめの細かい会議資料へのアクセス制御を実現することを課題とし、会議資料は会議資料格納部に格納されており、階層化された複数の項目からなっており、会議資料に対応する読み出し権限リストは、アクセス制御部に格納されており、各項目番号の後にその項目の読み出し権をもつ会議参加者の名前が列挙されており、制御部は、入出力部から入力される会議参加者からのアクセス要求に対してアクセス権限リストを参照し、要求を出した参加者が権限を持っていれば、その要求を格納部に対して実行し、読み出し権を持たない会議参加者が存在することにより、表示されない項目があるため、表示されるべき項目の番号が欠落して、その連続性が失われる可能性があるときは、表示制御部が欠落した番号を埋めて続き番号となるように項目番号を付け替えて表示することが開示されている。
【特許文献1】特開平08−161214号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、資料作成用のPCの表示装置と会議に用いる情報処理システムの操作のための表示装置とは異なるため、その情報処理システムで資料へのアクセスが困難となる場合がある。
本発明は、このような背景技術の状況の中でなされたもので、会議に用いる情報処理システムにログインした場合に、会議参加者である操作者にその会議に適した資料を表示するようにした情報処理システム及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の情報処理システムは、操作者を認証する認証手段と、会議と該会議の開始予定日時と該会議に関連する文書に関するデータを記憶する会議データ記憶手段と、前記認証手段によって認証された操作者が参加すべき会議の開始予定日時及び現在の日時に基づいて、前記会議データ記憶手段に記憶されている対応する会議及び該会議に関連する文書に関するデータを表示する表示手段を具備することを特徴とする。
【0006】
請求項2の情報処理システムは、請求項1に記載する情報処理システムであって、前記表示手段は、現在の日時が会議の開始予定日時を含む期間内にある場合は、該会議を対応する会議とすることを特徴とする。
【0007】
請求項3の情報処理システムは、請求項1に記載する情報処理システムであって、前記表示手段は、現在の日時が会議の開始予定日時を含む期間内にない場合は、今後開始される会議に関連する文書に関するデータを表示することを特徴とする。
【0008】
請求項4の情報処理プログラムは、コンピュータを、操作者を認証する認証手段と、会議と該会議の開始予定日時と該会議に関連する文書に関するデータを記憶する会議データ記憶手段と、前記認証手段によって認証された操作者が参加すべき会議の開始予定日時及び現在の日時に基づいて、前記会議データ記憶手段に記憶されている対応する会議及び該会議に関連する文書に関するデータを表示する表示手段として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1記載の情報処理システムによれば、会議に用いる情報処理システムにログインした場合に、会議参加者である操作者にその会議に適した資料を表示することができるようになる。
【0010】
請求項2記載の情報処理システムによれば、ある期間内にログインした参加者に対し、その会議に適した資料を表示することができるようになる。
【0011】
請求項3記載の情報処理システムによれば、会議の準備期間内にログインした場合に、操作者が会議の資料作成等の準備ができるようになる。
【0012】
請求項4記載の情報処理プログラムによれば、会議に用いるコンピュータにログインした場合に、会議参加者である操作者にその会議に適した資料を表示することができるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、コンピュータ・プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させること、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。
【0014】
以下、会議とは、複数人によって行われる会合、討論等を含む。
なお、文書とは、テキスト及び場合によっては画像、動画、音声等の電子データであり、名前の付いた構造体の単位であって、記憶、編集及び検索等ができ、システム又は利用者間で個別の単位として交換できるものをいい、これらに類似するものを含む。ここでは、特に会議に用いる資料を例示して説明する。また、文書にはフォルダを含む。
操作者は、説明の文脈に応じて、会議の参加者等として説明する場合がある。また、複数人の操作者であってもよいし、第1の操作を行う操作者と第2の操作を行う操作者は、同一人である必要もない。
会議体とは、その会議自体、その会議を構成する要素(例えば、会議名称、会議の参加者等)のそれぞれ、その要素の組み合わせ又はその総称を指す。より具体的には、後述する会議体メタデータを特定するための情報をいう場合がある。例えば、会議体を指定するとは、会議体メタデータを特定することをいう。
【0015】
本実施の形態は、図1に示すように、個人PC110、電子会議システム120、コントロールパネル125、共有画面126、ICカード131、ICカード132、文書アーカイブサーバー140、会議体メタデータDBサーバー150を有している。
なお、図では、主なデータ又は制御の流れ等について矢印を用いて表わしており、図で表わしたもの以外にも、各モジュール等間で、データ又は制御の流れ等が生じる。
個人PC110、電子会議システム120、文書アーカイブサーバー140、会議体メタデータDBサーバー150は、通信回線199を介してそれぞれ接続されている。
【0016】
個人PC110は、個人認証モジュール111、資料格納モジュール112、会議体特定モジュール113、会議体関連付け処理モジュール114を有している。操作者の操作に応じて、会議に用いる文書を作成する。
個人認証モジュール111は、操作者が所有しているICカード131を認証する。認証されると、個人PC110にログインできて使用することができるようになる。
【0017】
資料格納モジュール112は、文書アーカイブサーバー140の文書アーカイブ141にアクセスする。つまり、個人PC110によって作成された資料である文書を文書アーカイブサーバー140の文書アーカイブ141に格納する。
会議体特定モジュール113は、会議体メタデータDBサーバー150の会議体メタデータDB151にアクセスする。つまり、個人認証モジュール111によって認証された操作者が参加している会議の名称を、会議体メタデータDBサーバー150の会議体メタデータDB151内に格納されている会議体メタデータから抽出する。そして、それを個人PC110の表示装置に表示し、操作者の選択操作に応じて、会議体を選択する。選択した会議体は、作成した文書を関連付けるものである。なお、会議体メタデータのデータ構造については、図7を用いて後述する。
【0018】
会議体関連付け処理モジュール114は、文書アーカイブサーバー140の文書アーカイブ141及び会議体メタデータDBサーバー150の会議体メタデータDB151にアクセスする。つまり、文書アーカイブサーバー140の文書アーカイブ141に格納されている文書を、会議体メタデータDBサーバー150の会議体メタデータDB151内に格納されている会議体メタデータを用いて会議体に関連付ける。具体的には、文書の名称を、会議体メタデータを構成するデータとして格納する。ここで、関連付けの処理として、(第1の関連付け処理)操作者の明示的な関連付けの操作に応じて関連付ける場合と、(第2の関連付け処理)会議体特定モジュール113によって特定された会議体(より具体的には、会議体メタデータ)に基づいて、個人PC110が操作者の明示的な操作なしに関連付ける場合がある。
【0019】
文書アーカイブサーバー140は、文書アーカイブ141を有している。文書アーカイブ141は、個人PC110の資料格納モジュール112、会議体関連付け処理モジュール114からアクセスされる。会議に用いられる資料である文書を、フォルダによる階層構造を用いて格納する。
【0020】
会議体メタデータDBサーバー150は、会議体メタデータDB151を有している。会議体メタデータDB151は、会議体メタデータを記憶しており、個人PC110の会議体特定モジュール113、会議体関連付け処理モジュール114及び電子会議システム120の関連文書一覧取得モジュール122からアクセスされる。会議体メタデータには、少なくとも会議とその会議の開始予定日時とその会議に関連する文書に関するデータ(例えば、文書名)が含まれている。
【0021】
電子会議システム120は、会議体認証モジュール121、関連文書一覧取得モジュール122、コントロールパネル表示管理モジュール123、関連文書記憶領域124を有しており、共有画面126と接続されている。会議室に設置されており、会議の際に用いられる。例えば、タッチパネル式のコントロールパネル125に対する操作者の操作に応じて、文書アーカイブサーバー140の文書アーカイブ141から文書を取り出して、大画面の共有画面126にその文書を表示する。
会議体認証モジュール121は、複数の参加者がそれぞれ所有しているICカード132を認証する。ここで、会議体認証とは、その会議に参加する複数の参加者を認証することをいう。個々の参加者が認証されると、電子会議システム120にログインできて使用することができるようになる。
【0022】
関連文書一覧取得モジュール122は、会議体メタデータDBサーバー150の会議体メタデータDB151にアクセスする。関連文書一覧取得モジュール122は、時計手段を有しており、現在の日時を検出することができる。そして、会議体認証モジュール121によって認証された操作者が参加すべき会議の開始予定日時及び現在の日時に基づいて、会議体メタデータDB151に記憶されている対応する会議及びその会議に関連する文書名を取得する。より具体的には、例えば、会議体認証モジュール121によって認証された操作者に対応する会議体メタデータを会議体メタデータDBサーバー150の会議体メタデータDB151から取得する。そして、その会議体メタデータ内の文書名の一覧を、コントロールパネル表示管理モジュール123へ渡す。そして、その文書を文書アーカイブサーバー140の文書アーカイブ141から取得して、関連文書記憶領域124へ記憶させる。また、取り出した会議体メタデータが複数ある場合は、コントロールパネル125に対する操作者の操作に応じて、会議体を指定し、その会議体メタデータを会議体メタデータDBサーバー150の会議体メタデータDB151から取得する。
また、関連文書一覧取得モジュール122は、現在の日時が会議の開始予定日時を含む期間内にある場合は、その会議を対応する会議とするようにしてもよい。なお、会議の開始予定日時を含む期間内とは、例えば、その開始予定日時以降、その開始予定日時よりも所定時間前から所定時間後の期間(ここでの所定は、一定であること、開始時刻に応じて変化させること、開催期間(つまり、開始時刻から終了時刻の期間)に応じて変化させること等を含む)等をいう。
また、関連文書一覧取得モジュール122は、現在の日時が会議の開始予定日時を含む期間内にない場合は、今後開始される会議に関連する文書に関するデータを表示するようにしてもよい。これによって、参加者は、次の会議において必要となる文書の確認、作成等ができるようになる。
【0023】
コントロールパネル表示管理モジュール123は、コントロールパネル125と接続されている。つまり、関連文書一覧取得モジュール122が取得したその会議体に関連する文書の一覧をコントロールパネル125に表示する。また、関連文書記憶領域124に記憶されている文書をコントロールパネル125に表示する。
関連文書記憶領域124は、関連文書一覧取得モジュール122によって取得された会議及びその会議に関連する文書名を記憶する。また、関連文書一覧取得モジュール122によって取得された文書を記憶する。これらの記憶している内容は、共有画面126へ表示される。また、コントロールパネル表示管理モジュール123を介してコントロールパネル125に表示される。
コントロールパネル125は、コントロールパネル表示管理モジュール123からの指示に応じて表示を行い、また操作者の操作を受け付ける。
共有画面126は、関連文書記憶領域124の内容を表示する。
【0024】
図2を用いて、個人PC110の表示装置、コントロールパネル125に表示する画面の例を説明する。
図2(A)に示すPC用文書一覧画面210は、個人PC110の表示装置に表示する画面の例であり、フォルダ表示領域220、文書リスト表示領域230を有している。PCのOSが用意しているディレクトリ表示プログラムによって表示されているものであり、文書アーカイブ141内のディレクトリ構成を対象としている。つまり、フォルダ表示領域220にはフォルダの階層構造、文書リスト表示領域230にはフォルダ表示領域220内で指定されたフォルダ内の文書の一覧をそれぞれ表示している。会議の準備である文書の作成等では、主にPC用文書一覧画面210が使われる。
【0025】
図2(B)に示す会議用文書一覧画面250は、コントロールパネル125に表示する画面の例であり、Aさんタブ251、X会議タブ252、Y会議タブ253、戻るボタン254、更新ボタン255、利用者を切り替えるボタン256、会議終了ボタン257を有している。Aさんタブ251、X会議タブ252、Y会議タブ253が選択されることによって、会議用文書一覧画面250内の表示を変更することができ、図2(B)の例は、Aさんタブ251が選択されている場合の画面である。つまり、文書アーカイブ141内のAさんのフォルダ内の文書を表示している。このように、PC用文書一覧画面210の表示とは異なり、個人PC110で文書を作成している場合と会議でその文書を探す場合のユーザーインターフェイスは異なっているのが普通である。特に、会議における操作性を向上させるために文書アイコンを大きく表示したり、コントロールパネル125は個人PC110の表示装置よりも小さいのが普通であったりするので、表示できる文書数がPC用文書一覧画面210よりも少なくなり、目的とする文書を探すのが困難であったりする。
しかし、会議体に対応させて文書を表示するX会議タブ252、Y会議タブ253があるので、文書を探す困難さを減少させている。
また、戻るボタン254、更新ボタン255、利用者を切り替えるボタン256、会議終了ボタン257が選択されると、電子会議システム120はそれぞれのボタンに応じた処理を行う。
【0026】
図3〜図11を用いて、主に会議の準備段階である資料の作成処理について説明する。
会議資料である文書と会議体との関連付けは、2つの処理がある。まず図3、図4を用いて、個人PC110が行う第1の関連付け処理について説明する。第1の関連付け処理は、操作者の明示的な関連付けの操作に応じて関連付けるものである。
【0027】
ステップS302では、個人認証モジュール111が、ICカード131を用いて操作者を認証する。より具体的には、図4(A)に示すように、個人PC110はICカードリーダー/ライター410を接続しており、ICカードリーダー/ライター410によってICカード131の内容を読み取り、個人認証モジュール111が認証してログイン処理を行う。
【0028】
ステップS304では、会議体特定モジュール113が、ステップS302で認証された操作者のアクセス権がある会議体を会議体メタデータDB151から取り出して、そのリストを個人PC110の表示装置に表示する。より具体的には、図4(B)に示すように、会議開始画面420を表示する。会議開始画面420は、対象会議体表示領域421を有しており、対象会議体表示領域421は、AAA会議体422、AAB会議体423、XXX会議体424、YYY会議体425を有している。つまり、会議体のリストを表示している。なお、ここでのアクセス権があるとは、後述するように会議体メタデータ700のメンバー欄702に操作者が設定されていることをいう。
ステップS306では、会議体特定モジュール113が、操作者の操作に応じて、ステップS304で表示されたリスト内の会議体を選択する。図4(B)に示す例で、AAA会議体422が選択されたとする。
【0029】
ステップS308では、会議体関連付け処理モジュール114が、文書アーカイブ141に格納されている文書とステップS306で選択した会議体とを関連付ける(リンクする)。つまり、会議体メタデータ内に準備資料として、文書名を記憶する。より具体的には、図4(C)に示すように、会議体フォルダ表示領域430を表示し、操作者の操作(会議体フォルダ表示領域430内に文書を移動させる操作)に応じて、文書を会議体に関連付ける。なお、文書は、文書作成プログラム等を用いて予め作成されている。また、AAA会議体422が最初に選択された場合は、AAA会議体準備フォルダを作成する。そして、2回目以降、又は、複数人で会議用資料を作成している場合で、既に他の参加者によってAAA会議体準備フォルダが作成されている場合は、その作成されたAAA会議体準備フォルダを表示する。
【0030】
ここで、図7を用いて、会議体メタデータ700のデータ構造例を説明する。会議体メタデータ700は、会議体名欄701、メンバー欄702、履歴フォルダ欄703、次回開催予定欄704、準備資料欄705、関連会議体名欄706を有している。会議体名欄701は会議体の名称(会議名)を記憶し、メンバー欄702はその会議の参加者のユーザーID又はユーザー名を記憶し、履歴フォルダ欄703はその会議における操作の履歴、議事録等を記憶し、次回開催予定欄704はその会議の開始予定日時及び終了予定日時を記憶し、準備資料欄705はその会議に用いられる文書のリストを記憶し、関連会議体名欄706はその会議に関連する他の会議体名を記憶している。会議体と文書を関連付けるとは、このように準備資料欄705に文書名を記憶することである。文書名の他に、URL等であってもよく、その文書を特定できアクセスできるような識別子であればよい。なお、メンバー欄702に記憶されている参加者は、その会議体にアクセス権があるともいう。
【0031】
ステップS310では、会議の準備作業が終了した場合は、個人認証モジュール111が、認証を解除してログアウト処理を行う。
【0032】
なお、ステップS304では、会議体のリストを表示するようにしたが、参加している会議体が多いと、探す作業が煩雑化する。これに対して、前述のリスト方式とともに、検索方式による会議体へのアクセス方式を提供するようにしてもよい。例えば、図5に示す検索指示表示領域510を個人PC110の表示装置に表示し、入力されたキーワードにマッチする会議体のリストが表示され、そこから該当する会議体を選択すると、前述のような会議体準備フォルダが開くようにしてもよい。また、候補が1つだけマッチしたときは、直接その会議体の準備フォルダを開くようにしてもよい。
【0033】
図6を用いて、文書と会議体の関連付けが行われた場合の、会議体フォルダ表示領域430内に表示する文書と文書アーカイブ141に記憶されている文書との関係を説明する。
会議体フォルダ表示領域430は、フォルダX601B、文書1 602B、文書3 603Bを表示している。これは、操作者の操作に応じて、会議体フォルダ表示領域430に、文書アーカイブ141内のフォルダX601A、文書1 602A、文書3 603Aを関連付けたことを示している。また、この状態の会議体メタデータ700の準備資料欄705には、図7に示すようにフォルダX601A、文書1 602A、文書3 603Aの文書名が記憶されている。また、文書アーカイブ141内に、各会議体に対応した会議準備用のフォルダを作成し、そのフォルダ内に準備資料を格納し、操作者の操作に応じて、そのフォルダを開き、選択された文書を会議体フォルダ表示領域430に関連付けるようにしてもよい。
なお、会議体メタデータ700の次回開催予定欄704に開催予定日時が設定されたときに、会議体の準備フォルダへの関連付けができるようにしてもよい。つまり、会議体関連付け処理モジュール114は、会議体メタデータ700の次回開催予定欄704に開催予定日時が設定されるまでは、会議体の準備フォルダへの関連付けができないように制御してもよい。
【0034】
図8を用いて、個人PC110が行う第2の関連付け処理について説明する。第2の関連付け処理は、会議体特定モジュール113によって特定された会議体に基づいて、個人PC110が操作者の明示的な操作なしに関連付ける処理である。なお、既に、操作者の認証は済んでいる状態での処理である。
ステップS802では、会議体特定モジュール113が、ステップS304、ステップS306と同様に、会議体を選択し、その会議体をオープンする。つまり、クローズするまでに処理された文書を関連付ける会議体を特定する。ここで、会議体に対して最初にオープンされた場合は、その会議体の開始日時を含むフォルダ名のフォルダを生成するようにしてもよい。そのフォルダは、文書アーカイブ141内にある。
ステップS804では、個人PC110が、操作者の操作に応じて、文書の作成を行う。
【0035】
ステップS806では、資料格納モジュール112が、作成、修正、参照等した文書を、文書アーカイブ141に格納する。
ステップS808では、会議体特定モジュール113が、操作者の操作に応じて、会議体をクローズする。
ステップS810では、会議体関連付け処理モジュール114が、会議体メタデータDB151内の会議体メタデータ700の準備資料欄705にステップS806で格納された文書を追記する。具体的には、例えば、図9に示すように会議準備フォルダ格納画面900を個人PC110の表示装置に表示する。会議準備フォルダ格納画面900は、格納文書表示領域901、保存ボタン902を有している。操作者の操作に応じて、格納文書表示領域901内の文書が選択され、保存ボタン902が選択されたときに、資料格納モジュール112が、ステップS802で生成されたフォルダ内に、その文書を格納する。そして、会議体関連付け処理モジュール114が、そのフォルダを会議体に関連付ける。
【0036】
この処理が終了した時点での、会議体メタデータ700の状態の例を図10に示す。
会議体メタデータ700の準備資料欄705には、ステップS802で生成されたフォルダ名が設定されている。そのフォルダ名は、ステップS802で、次回開催予定欄704に記憶されている開催予定日時に基づいて生成されたものである。例えば、開催予定日時が「2007年3月10日13:00−15:00」の場合、フォルダ名を「AAA−070310−13001500xxx」とする。そしてフォルダ内には、会議の準備資料が格納されており、会議体がオープンされた後からクローズされるまでの間に、処理された文書を会議体に関連付けている。
【0037】
図11を用いて、複数人により資料を準備する場合の処理例を説明する。
この例は、AAA会議の参加者であるA氏、B氏、C氏の3人によって、その会議の準備資料が作成されている。そして、A氏、B氏は第1の関連付け処理、C氏は第2の関連付け処理を行っている。
【0038】
A氏の個人PC110の表示装置に表示しているA氏表示画面1100Aは、会議体フォルダ表示領域430A、PC用文書一覧画面210Aを有している。A氏の操作、つまりPC用文書一覧画面210Aに表示されているA文書1141を会議体フォルダ表示領域430Aに移動する操作に応じて、会議体メタデータ700内の準備資料欄705に「A文書」が設定され、AAA会議体に関連付けられる。
B氏の個人PC110の表示装置に表示しているB氏表示画面1100Bは、会議体フォルダ表示領域430B、PC用文書一覧画面210Bを有している。B氏の操作、つまりPC用文書一覧画面210Bに表示されているB文書1142を会議体フォルダ表示領域430Bに移動する操作に応じて、会議体メタデータ700内の準備資料欄705に「B文書」が設定され、AAA会議体に関連付けられる。
C氏の個人PC110の表示装置に表示しているC氏表示画面1100Cは、会議体フォルダ表示領域430C、会議準備フォルダ格納画面900Cを有している。C氏の操作、つまりAAA会議体をオープンし、その後クローズするまでの間に処理を行った文書を新しく生成したCフォルダ1143に格納して、会議体メタデータ700内の準備資料欄705に「Cフォルダ」が設定され、AAA会議体に関連付けられる。なお、この例では、「Cフォルダ」というフォルダ名にしたが、前述したように会議の開催予定日時に基づいてファイル名を決定してもよい。
【0039】
図12、図13を用いて、会議が開始された場合における、電子会議システム120による処理例を説明する。
図12を用いて、操作者の操作に応じて、文書一覧画面1200の今日のフォルダタブ1201が選択された場合の表示例を説明する。文書一覧画面1200は、コントロールパネル表示管理モジュール123がコントロールパネル125に表示したものである。
文書一覧画面1200は、今日のフォルダタブ1201、AAAアーカイブタブ1202、エコ会議タブ1203、他会議体タブ1204、戻るボタン1205、更新ボタン1206、利用者を切り替えるボタン1207、会議終了ボタン1208を有している。
【0040】
会議が開始されると、その参加者は、各個人のICカード132を用いて会議体認証モジュール121によって認証される。
関連文書一覧取得モジュール122は、会議体メタデータDB151内の会議体メタデータ700を検索して、会議体認証モジュール121によって認証された操作者が、本日(現在時刻、現在時刻後又は現在時刻の前後数時間等であってもよい)参加すべき会議体を特定する。この場合、会議体メタデータ700に対する検索条件は、会議体メタデータ700のメンバー欄702内にその操作者が設定されていること(つまり、アクセス権があること)、次回開催予定欄704内に本日の日時が設定されていることになる。そして、その検索条件に該当する会議体メタデータ700内の会議体名欄701の会議体名、準備資料欄705にある文書名を抽出する。
コントロールパネル表示管理モジュール123は、会議体名を、エコ会議タブ1203のようにタブとして表示し、文書名を、図12の例のように、「W資料」、「X資料」、「Y資料」、「Z資料」のアイコンとして表示する。
なお、操作者の操作に応じて、利用者を切り替えるボタン1207が選択されると、他の利用者を選択させるようにし、その利用者について前述と同様の処理を行う。
【0041】
関連文書一覧取得モジュール122は、その操作者に本日の会議が設定されていない場合は、その操作者において今後開始される会議を会議体メタデータDB151内の会議体メタデータ700を検索し、その関連付け文書を抽出する。そして、コントロールパネル表示管理モジュール123は、関連付け文書をコントロールパネル125にアイコン表示する。
【0042】
図13を用いて、操作者の操作に応じて、文書一覧画面1200のAAAアーカイブタブ1202が選択された場合の表示例を説明する。会議の参加者が、準備していた資料(会議体メタデータ700の準備資料欄705に設定されている資料)ではない資料を探し出すために、AAAアーカイブタブ1202を表示させるものである。
AAAアーカイブタブ1202が選択されると、関連文書一覧取得モジュール122は、その操作者が電子会議システム120からもアクセスできるように設定している文書アーカイブ141内のフォルダ内の文書の一覧を取得する。そして、コントロールパネル表示管理モジュール123がコントロールパネル125に表示する。
そのときに、関連付けが行われている文書を他の文書とは異なる形態で表示する。例えば、図13に示すように、太い線の枠で文書アイコンを表示する。関連付けが行われているか否かは、会議体メタデータ700の準備資料欄705に設定されているか否かで判断する。
また、関連付け文書と相関している文書、例えば、文書内で使用されている単語の重複度合がある閾値以上である文書、作成日時が関連文書の作成日時と所定期間内の文書(作成日時が関連付け文書と同日の文書等)等を、例えば、図13に示すように、太い点線の枠で文書アイコンを表示する。
つまり、コントロールパネル表示管理モジュール123は、関連付け文書を第1の表示形態で表示し、関連付け文書と相関している文書を第2の表示形態で表示している。
【0043】
図14に示すフローチャートを用いて、会議の予定が変更になった場合の処理例を説明する。
ステップS1402では、個人PC110は、操作者の操作に応じて、会議予定の変更を入力する。具体的には、対象となる会議体、変更予定日時を入力する。
ステップS1404では、会議体関連付け処理モジュール114が、会議体メタデータDB151の会議体メタデータ700を検索し、変更対象としている会議体の会議体メタデータ700内の次回開催予定欄704に設定されている日時を取得する。
ステップS1406では、会議体関連付け処理モジュール114が、ステップS1404で取得された会議体メタデータ700内の準備資料欄705に日時に基づいて生成されたフォルダがあるか否かを判断する。つまり、第2の関連付け処理によってファイルを生成しているか否かを判断している。ある場合は、ステップS1410へ進み、ない場合はステップS1408へ進む。
【0044】
ステップS1408では、会議体関連付け処理モジュール114が、ステップS1402で入力された変更予定日時を、ステップS1404で検索した会議体メタデータ700の次回開催予定欄704に設定する。
ステップS1410では、会議体関連付け処理モジュール114が、ステップS1402で入力された変更予定日時を、ステップS1404で検索した会議体メタデータ700の次回開催予定欄704に設定する。
ステップS1412では、会議体関連付け処理モジュール114が、会議体メタデータ700内の準備資料欄705内の日時に基づいて生成されたフォルダの名前を、ステップS1402で入力された変更予定日時に基づいて変更する。
【0045】
図15を用いて、会議資料を次の会議に引き継ぐ場合の処理例を説明する。つまり、会議は複数回行われるのが一般的であり、会議に用いられた関連付け文書が次回の会議においても必要になる場合が多い。そこで、会議体関連付け処理モジュール114は、次のような処理を行う。
図15(A)に示すように、個人PC110の表示装置に表示されている会議体フォルダ表示領域430で、操作者の操作に応じてメニュー1501を表示し、その中の「前回文書をコピー」が選択された場合に、その会議と文書との関連付け処理を行う。
会議体関連付け処理モジュール114は、会議体メタデータDB151内の会議体メタデータ700を検索し、その会議体の前回の会議体メタデータ700の準備資料欄705に設定されている文書名を取得する。
そして、会議体関連付け処理モジュール114は、その会議体の今回の会議体メタデータ700の準備資料欄705に設定する。
例えば、図15(B)に示すように、文書アーカイブ141には、前回の会議の関連付け文書としてフォルダX1502A、文書1 1503A、文書3 1504Aが記憶されている。そして、新たに文書A 1505Aが作成されて記憶されている。この状態では、会議体フォルダ表示領域430には文書A 1505Bが表示されているだけである。そして、メニュー1501内の「前回文書をコピー」が選択されると、会議体関連付け処理モジュール114は、フォルダX1502A、文書1 1503A、文書3 1504Aの関連付け文書として、フォルダX1502B、文書1 1503B、文書3 1504Bからなる前回文書1506を生成する。
【0046】
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図16に示すように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、情報処理システム、サーバーとなり得るコンピュータ等である。個人認証モジュール111、会議体特定モジュール113、会議体関連付け処理モジュール114、会議体認証モジュール121、関連文書一覧取得モジュール122、コントロールパネル表示管理モジュール123等のプログラムを実行するCPU1601と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1602と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1603と、補助記憶装置であるHD1604(例えばハードディスクを用いることができる)と、キーボード、マウス等のデータを入力する入力装置1606と、CRTや液晶ディスプレイ等の出力装置1605と、通信ネットワークと接続するための通信回線インターフェイス1607(例えばネットワークインターフェイスカードを用いることができる)、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1608により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
【0047】
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図16に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図16に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図16に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
【0048】
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
【図2】個人PC、電子会議システムに表示する画面の例を示す説明図である。
【図3】個人PCにおける第1の処理例を示すフローチャートである。
【図4】個人PCにおける処理例、画面例を示す説明図である。
【図5】会議体を検索するユーザーインターフェイスの例を示す説明図である。
【図6】会議体フォルダ表示領域内に表示する文書と文書アーカイブに記憶されている文書との関係を示す説明図である。
【図7】会議体メタデータのデータ構造例を示す説明図である。
【図8】個人PCにおける第2の処理例を示すフローチャートである。
【図9】会議準備フォルダ格納画面の例を示す説明図である。
【図10】第2の処理例で作成された会議体メタデータのデータ構造例を示す説明図である。
【図11】複数人により資料を準備する場合の処理例を示す説明図である。
【図12】文書一覧画面の今日のフォルダタブが選択された場合の表示例を示す説明図である。
【図13】文書一覧画面のAAAアーカイブタブが選択された場合の表示例を示す説明図である。
【図14】会議の予定が変更になった場合の処理例を示すフローチャートである。
【図15】会議資料を次の会議に引き継ぐ場合の処理例を示す説明図である。
【図16】本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0050】
110…個人PC
111…個人認証モジュール
112…資料格納モジュール
113…会議体特定モジュール
114…会議体関連付け処理モジュール
120…電子会議システム
121…会議体認証モジュール
122…関連文書一覧取得モジュール
123…コントロールパネル表示管理モジュール
124…関連文書記憶領域
125…コントロールパネル
126…共有画面
131、132…ICカード
140…文書アーカイブサーバー
141…文書アーカイブ
150…会議体メタデータDBサーバー
151…会議体メタデータDB
199…通信回線
410…ICカードリーダー/ライター

【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作者を認証する認証手段と、
会議と該会議の開始予定日時と該会議に関連する文書に関するデータを記憶する会議データ記憶手段と、
前記認証手段によって認証された操作者が参加すべき会議の開始予定日時及び現在の日時に基づいて、前記会議データ記憶手段に記憶されている対応する会議及び該会議に関連する文書に関するデータを表示する表示手段
を具備することを特徴とする情報処理システム。
【請求項2】
前記表示手段は、現在の日時が会議の開始予定日時を含む期間内にある場合は、該会議を対応する会議とする
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記表示手段は、現在の日時が会議の開始予定日時を含む期間内にない場合は、今後開始される会議に関連する文書に関するデータを表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
コンピュータを、
操作者を認証する認証手段と、
会議と該会議の開始予定日時と該会議に関連する文書に関するデータを記憶する会議データ記憶手段と、
前記認証手段によって認証された操作者が参加すべき会議の開始予定日時及び現在の日時に基づいて、前記会議データ記憶手段に記憶されている対応する会議及び該会議に関連する文書に関するデータを表示する表示手段
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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