説明

情報処理装置、アプリケーション起動方法およびプログラム

【課題】表示する情報数に限りがある場合であっても、所望の情報を容易に表示・取得する。
【解決手段】第1のアプリケーションを起動し、第1のアプリケーションが起動している状態で第2のアプリケーションを起動し、第1のアプリケーションが起動していることを検出した際に、第2のアプリケーションが起動していることを検出した場合、第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と、第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報とを対応付けて記憶し、その後、第1のアプリケーションが起動していることを検出した場合、記憶されている該第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と対応付けられている第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報を検索して取得し、取得した従アプリケーション情報が示す第2のアプリケーションを起動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アプリケーションを起動することにより情報を表示する情報処理装置、アプリケーション起動方法およびプログラム
【背景技術】
【0002】
一般的に、情報を表示するデスクトップ画面を有する情報処理装置にて、同時に実行されている複数のアプリケーションにより、それぞれに対応した表示がデスクトップ画面上にて行われる技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
そのような技術の1つとして、近年、利用者がパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を利用する際に、当該情報処理装置のデスクトップ画面上に常時表示されていると便利な機能を、小さなアプリケーションとして起動して表示する仕組みが使われている。この小さなアプリケーションは、ウィジェット(Widget)やガジェット(Gadget)と呼ばれている。
【0004】
例えば、OS(Operating System)の1つであるWindows Vistaは、サイドバーとして、標準の設定ではデスクトップ画面の右端に複数のウィジェットを配置する仕組みを有している。
【0005】
また、他のOSであるMac OS−Xは、特定の呼び出しで、Dashboardと呼ばれる透過なウィンドウがデスクトップ画面上に表示され、その上に複数のガジェットを配置する仕組みを有している。
【0006】
このような仕組みを利用することにより、利用者は1つの情報処理装置のデスクトップ画面上で同時に複数の情報を取得することができる。
【0007】
具体的には、例えば、利用者は、週末の旅行の予約を当該情報処理装置を用いてインターネットを介して行うときに、予約を行うWWWブラウザを利用しながら、旅行先の天気の情報を得るために天気予報のウィジェットで天気予報をチェックしたりしている。また、当該情報処理装置から電子メールで、会議の開催の相談をしているときに、スケジュール管理のウィジェットで、当該日の予定を確認したりしている。
【0008】
このように、デスクトップ画面上で同時に複数の情報を表示することが可能である。
【特許文献1】特開2002−82749号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、携帯電話に代表される移動通信端末機では、画面のサイズが限られているという理由から画面上に配置するウィジェットの数が限られてしまう。
【0010】
そのため、限られた数(少数)のウィジェットを配置した場合、そのウィジェットが、利用者にとって有益なものにならない場合があるという問題点がある。その理由は、何が有益なウィジェットであるかは、その端末で何をしているかに依存して変化するからである。例えば、週末の予約をしているときには天気予報のウィジェットが有益だが、電子メールで会議の開催の相談をしているときには天気予報のウィジェットは必要ない。
【0011】
本発明は、上述した課題を解決する情報処理装置、アプリケーション起動方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
複数のアプリケーションを起動する情報処理装置であって、
第1のアプリケーションを起動する主アプリケーション起動部と、
前記第1のアプリケーションが起動している状態で第2のアプリケーションを起動する従アプリケーション起動部と、
前記主アプリケーション起動部が前記第1のアプリケーションを起動しているかどうか、または前記従アプリケーション起動部が前記第2のアプリケーションを起動しているかどうかを検出する操作検出部と、
前記操作検出部が、前記主アプリケーション起動部が前記第1のアプリケーションを起動していることを検出した際に、前記従アプリケーション起動部が前記第2のアプリケーションを起動していることを検出した場合、該第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と、該第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
その後、前記操作検出部が、前記主アプリケーション起動部が前記第1のアプリケーションを起動していることを検出した場合、前記記憶部から該第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と対応付けられている第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報を検索して取得する検索部とを有し、
前記従アプリケーション起動部は、前記検索部が取得した従アプリケーション情報が示す第2のアプリケーションを起動する。
【0013】
また、複数のアプリケーションを起動するアプリケーション起動方法であって、
第1のアプリケーションを起動するステップと、
前記第1のアプリケーションが起動している状態で第2のアプリケーションを起動するステップと、
前記第1のアプリケーションが起動しているかどうか、または前記第2のアプリケーションが起動しているかどうかを検出するステップと、
前記第1のアプリケーションが起動していることを検出した際に、前記第2のアプリケーションが起動していることを検出した場合、該第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と、該第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報とを対応付けて記憶する記憶ステップと、
その後、前記第1のアプリケーションが起動していることを検出した場合、前記記憶されている該第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と対応付けられている第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報を検索するステップと、
前記検索した従アプリケーション情報を取得する取得ステップと、
前記取得した従アプリケーション情報が示す第2のアプリケーションを起動するステップとを有する。
【0014】
また、コンピュータに実行させるプログラムであって、
第1のアプリケーションを起動する手順と、
前記第1のアプリケーションが起動している状態で第2のアプリケーションを起動する手順と、
前記第1のアプリケーションが起動しているかどうか、または前記第2のアプリケーションが起動しているかどうかを検出する手順と、
前記第1のアプリケーションが起動していることを検出した際に、前記第2のアプリケーションが起動していることを検出した場合、該第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と、該第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報とを対応付けて記憶する手順と、
その後、前記第1のアプリケーションが起動していることを検出した場合、前記記憶されている該第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と対応付けられている第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報を検索する手順と、
前記検索した従アプリケーション情報を取得する手順と、
前記取得した従アプリケーション情報が示す第2のアプリケーションを起動する手順とを実行させる。
【発明の効果】
【0015】
以上説明したように本発明においては、第1のアプリケーションを起動し、第1のアプリケーションが起動している状態で第2のアプリケーションを起動し、第1のアプリケーションが起動していることを検出した際に、第2のアプリケーションが起動していることを検出した場合、第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と、第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報とを対応付けて記憶し、その後、第1のアプリケーションが起動していることを検出した場合、記憶されている該第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と対応付けられている第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報を検索して取得し、取得した従アプリケーション情報が示す第2のアプリケーションを起動する構成としたため、表示する情報数に限りがある場合であっても、所望の情報を容易に表示・取得することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置を示す図である。
【0017】
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置100は、入力部101と、表示部102と、主アプリケーション起動部103と、従アプリケーション起動部104と、操作検出部105と、記憶部106と、検索部107と、アプリケーション記憶部108とが含まれている。
【0018】
入力部101は、情報処理端末100を利用する利用者が情報を入力するユーザインタフェースである。
【0019】
表示部102は、情報処理端末100において処理された情報を表示する。表示部102は、例えば一般的なディスプレイであっても良い。
【0020】
主アプリケーション起動部103は、メインで動作する第1のアプリケーションである主アプリケーションをアプリケーション記憶部108から読み出して起動する。
【0021】
従アプリケーション起動部104は、サブとして動作する第2のアプリケーションである従アプリケーションをアプリケーション記憶部108から読み出して起動する。この従アプリケーションは、「ウェジェット」として動作する。
【0022】
操作検出部105は、利用者が入力部101を介して主アプリケーションに対して操作を行った場合、その操作を検出する。また、操作検出部105は、利用者が入力部101を介して従アプリケーションに対して操作を行った場合、その操作を検出する。ここでの「操作」とは、表示部102への表示、入力部101からのキー入力、メニュー操作、インターネットへの接続、表示されたアプリケーションの切り替え等である。
【0023】
記憶部106は、起動している主アプリケーションを示す情報と、当該主アプリケーションを操作しているときに、同時に表示部102に表示されている従アプリケーションを示す情報とを対応付けて記憶する。
【0024】
図2は、図1に示した記憶部106に記憶されている主アプリケーションを示す情報と従アプリケーションを示す情報との対応付けの一例を示す図である。
【0025】
図1に示した記憶部106には図2に示すように、主アプリケーションを示す主アプリケーション情報(主アプリケーションを識別できる固有の識別情報)と、従プリケーションを示す従プリケーション情報(従アプリケーションを識別できる固有の識別情報)とが対応付けられて記憶されている。これらの対応付けは、過去に同時に表示(起動)されていた主アプリケーションを示す主プリケーション情報と従アプリケーションを示す従プリケーション情報とが対応付けられたものである。
【0026】
例えば、主アプリケーション情報「A」と従アプリケーション情報「x」とが対応付けられている。これは、主アプリケーション情報が「A」である主アプリケーションが起動されているときに、従アプリケーション情報が「x」である従アプリケーションが、情報処理装置100にて表示(起動)されていたことを示す。また、主アプリケーション情報「B」と従アプリケーション情報「y」とが対応付けられている。これは、主アプリケーション情報が「B」である主アプリケーションが起動されているときに、従アプリケーション情報が「y」である従アプリケーションが、情報処理装置100にて表示(起動)されていたことを示す。また、主アプリケーション情報「C」と従アプリケーション情報「z」とが対応付けられている。これは、主アプリケーション情報が「C」である主アプリケーションが起動されているときに、従アプリケーション情報が「z」である従アプリケーションが、情報処理装置100にて表示(起動)されていたことを示す。
【0027】
また、図2に示した例では、主アプリケーション情報と従アプリケーション情報とが1対1に対応付けられているが、1対複数に対応付けられているものであってもかまわない。この場合、複数の従アプリケーションに優先順位がそれぞれに付与されているものであっても良い。この優先順位は、記憶部109に記憶された頻度とともに記憶し、主アプリケーションが起動しているときに起動(表示)されていた頻度の高いものが優先順位が高いとするものであっても良いし、記憶部109に記憶された時刻もともに記憶し、最後(つまり、最近)に記憶部109に記憶された対応付けに含まれるものを優先順位が最も高いとするものであっても良い。
【0028】
検索部107は、利用者が主アプリケーションに対して何らかの操作をしてことを操作検出部105が検出した場合、当該主アプリケーションを示す主アプリケーション情報に対応付けられている従アプリケーション情報を記憶部106から検索する。
【0029】
アプリケーション記憶部108は、主アプリケーション起動部103または従アプリケーション起動部104が起動するアプリケーションデータを記憶する。つまり、主アプリケーション起動部103または従アプリケーション起動部104は、アプリケーション記憶部108に記憶されているアプリケーションデータを読み出して起動する。
【0030】
なお、図1には、情報処理装置100が有する構成要素のうち、本発明にかかわる構成要素のみを示した。
【0031】
以下に、図1に示した情報処理装置100におけるアプリケーション起動方法について説明する。まずは、図1に示した情報処理装置100におけるアプリケーション起動方法のうち、アプリケーション情報の登録方法について説明する。
【0032】
図3は、図1に示した情報処理装置100におけるアプリケーション起動方法のうち、アプリケーション情報の登録方法を説明するためのフローチャートである。
【0033】
主アプリケーション起動部103にて主アプリケーションが起動されていることが操作検出部105にて検出され(ステップS1)、同時に従アプリケーション起動部104にて従アプリケーションが起動されていることが操作検出部105にて検出されると(ステップS2)、当該主アプリケーションを示す主アプリケーション情報と、当該従アプリケーションを示す従アプリケーション情報とが操作検出部105によって対応付けられて記憶部106に書き込まれ、記憶される(ステップS3)。
【0034】
ここで、主アプリケーションまたは従アプリケーションがWWWブラウザである場合、接続しているサイトの情報(例えば、URL(Uniform Resource Locator)等)が主アプリケーション情報または従アプリケーション情報に含まれて記憶される。また、起動が検出される従アプリケーションは、ウィジェットとして表示されているものであっても良い。
【0035】
次に、図1に示した情報処理装置100におけるアプリケーション起動方法のうち、最適なアプリケーションを起動する方法について説明する。
【0036】
図4は、図1に示した情報処理装置100におけるアプリケーション起動方法のうち、最適なアプリケーションを起動する方法を説明するためのフローチャートである。
【0037】
図3に示したフローチャートを用いて説明した登録の後、主アプリケーション起動部103にて主アプリケーションが起動されていることが操作検出部105にて検出されると(ステップS11)、操作検出部105から当該主アプリケーションを示す主アプリケーション情報が検索部107へ出力される。そして、検索部107にて、当該主アプリケーション情報と対応付けられている従アプリケーション情報が記憶部106から検索される(ステップS12)。検索された従アプリケーション情報が記憶部106に存在する場合、当該従アプリケーション情報が検索部107にて取得される(ステップS13)。
【0038】
すると、検索部107から当該従アプリケーション情報が従アプリケーション起動部104へ出力される。そして、従アプリケーション起動部104によって従アプリケーション情報が示すアプリケーションがアプリケーション記憶部108から読み出されて起動される(ステップS14)。
【0039】
このとき、主アプリケーションと従アプリケーションとの両方ともが、WWWブラウザである場合、互いに別個のウィンドウで起動される。
【0040】
また、従アプリケーションが起動されるのではなく、従アプリケーションを認識できる情報が表示部102に表示列挙されるものであっても良い。また、この従アプリケーションはウィジェットとして表示されるものであっても良い。また、従アプリケーションは、一般的なアプリケーションではなく、データであっても良い。つまり、主アプリケーションと同時に、所定のデータが表示部102に表示されるものであっても良い。
【0041】
また、記憶部109に1つの主アプリケーション情報に対して複数の従アプリケーション情報が対応付けられており、それぞれに優先順位が付与されている場合は、その優先順位の高いものが読み出されるものであっても良い。また、複数の従アプリケーション情報がすべて読み出されて表示部102に表示されるものであっても良い。その後、表示部102に表示された複数の従アプリケーション情報の中から利用者によって選択された従アプリケーション情報が示す従アプリケーションが起動されるものであっても良い。
【0042】
その後、主アプリケーションが利用者によって入力部101を介して終了されて表示部102にて非表示となると、同時に表示(起動)されていた従アプリケーションも終了(非表示)となる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置を示す図である。
【0043】
図5を参照すると、本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置120は、図1に示した情報処理装置100の記憶部106に代えて記憶部109が含まれ、検索部107に代えて検索部110が含まれ、さらに通信部111が含まれている。
【0044】
また、情報処理装置120は、インターネット900を介して操作状況集約装置200と、表示データ推薦装置300と接続されている。
【0045】
記憶部109は、第1の実施の形態の記憶部106と同様に記憶された主アプリケーション情報と従アプリケーションとの対応付けを記憶する。そして、記憶した対応付けを通信部111へ出力する。
【0046】
検索部110は、利用者が主アプリケーションに対して何らかの操作をしたことを操作検出部105が検出した場合、当該主アプリケーションを示す主アプリケーション情報を通信部111へ出力する。そのとき、当該主アプリケーション情報に対応する従アプリケーション情報の検索を要求する旨を示す検索要求信号を当該主アプリケーション情報とともに通信部111へ出力する。
【0047】
通信部111は、記憶部109から出力されてきた主アプリケーション情報と従アプリケーション情報との対応付け情報をインターネット900を介して操作状況集約装置200へ送信する。また、検索部110から出力されてきた主アプリケーション情報と検索要求信号とをインターネット900を介して表示データ推薦装置300へ送信する。このとき、情報処理装置120を識別可能な情報処理装置識別情報も、これらとともに送信する。
【0048】
操作状況集約装置200は、情報処理装置120から送信されてきた主アプリケーション情報と従アプリケーション情報との対応付け情報を記憶する。また、操作状況集約装置200は、情報処理装置120から送信されてきた主アプリケーション情報と従アプリケーション情報との対応付け情報だけではなく、インターネット900と接続されている情報処理装置120以外の情報処理装置から送信されてきた主アプリケーション情報と従アプリケーション情報との対応付け情報も記憶する。このとき、情報処理装置を識別可能な情報処理装置識別情報とともに対応付けて記憶する。
【0049】
図6は、図5に示した操作状況集約装置200に記憶されている情報処理装置識別情報と主アプリケーション情報と従アプリケーション情報との対応付けの一例を示す図である。
【0050】
図5に示した操作状況集約装置200には図6に示すように、情報処理装置を識別可能な情報処理装置識別情報と、主アプリケーション情報と、従プリケーション情報とが対応付けられて記憶されている。これらの対応付けは、当該情報処理装置にて過去に同時に表示(起動)されていた主アプリケーションを示す主プリケーション情報と従アプリケーションを示す従プリケーション情報とが対応付けられたものである。
【0051】
例えば、情報処理識別情報「0001」と主アプリケーション情報「A」と従アプリケーション情報「x」とが対応付けられている。これは、情報処理識別情報が「0001」である情報処理装置にて、主アプリケーション情報が「A」である主アプリケーションが起動されているときに、従アプリケーション情報が「x」である従アプリケーションが表示(起動)されていたことを示す。また、報処理識別情報「0002」と主アプリケーション情報「B」と従アプリケーション情報「y」とが対応付けられている。これは、情報処理識別情報が「0002」である情報処理装置にて、主アプリケーション情報が「B」である主アプリケーションが起動されているときに、従アプリケーション情報が「y」である従アプリケーションが表示(起動)されていたことを示す。また、報処理識別情報「0003」と主アプリケーション情報「C」と従アプリケーション情報「z」とが対応付けられている。これは、情報処理識別情報が「0003」である情報処理装置にて、主アプリケーション情報が「C」である主アプリケーションが起動されているときに、従アプリケーション情報が「z」である従アプリケーションが表示(起動)されていたことを示す。
【0052】
また、図6に示した例では、情報処理識別情報と主アプリケーション情報と従アプリケーション情報とが1対1対1に対応付けられているが、1対1対複数や1対複数対複数に対応付けられているものであってもかまわない。この場合、複数の従アプリケーションに優先順位が付与されているものであっても良い。この優先順位は、主アプリケーションが起動しているときに起動(表示)されていた頻度の高いものが優先順位が高いとするものであっても良いし、最後に操作状況集約装置200に記憶された対応付けに含まれるものを優先順位が最も高いとするものであっても良い。
【0053】
表示データ推薦装置300は、情報処理装置120から検索要求信号が送信されてきた場合、当該検索要求信号とともに送信されてきた主アプリケーション情報に基づいて、従アプリケーション情報を操作状況集約装置200から検索し、検索の結果取得した従アプリケーション情報をインターネット900を介して情報処理装置120へ送信する。
【0054】
以下に、図5に示した情報処理装置120におけるアプリケーション起動方法について説明する。まずは、図5に示した情報処理装置120におけるアプリケーション起動方法のうち、アプリケーション情報の登録方法について説明する。
【0055】
図7は、図5に示した情報処理装置120におけるアプリケーション起動方法のうち、アプリケーション情報の登録方法を説明するためのフローチャートである。
【0056】
主アプリケーション起動部103にて主アプリケーションが起動されていることが操作検出部105にて検出され(ステップS21)、同時に従アプリケーション起動部104にて従アプリケーションが起動されていることが操作検出部105にて検出されると(ステップS22)、当該主アプリケーションを示す主アプリケーション情報と、当該従アプリケーションを示す従アプリケーション情報とが操作検出部105によって対応付けられて記憶部109に書き込まれ、記憶される。そして、記憶部109に記憶された主アプリ情報と従アプリケーション情報との対応付けがアプリケーション情報として通信部111からインターネット900を介して操作状況集約装置200へ送信される(ステップS23)。このとき、信号を送信する際に一般的に当該信号とともに送信される送信元を示す情報処理装置の識別情報も送信される。
【0057】
ここで、主アプリケーションまたは従アプリケーションがWWWブラウザである場合、接続しているサイトの情報(例えば、URL(Uniform Resource Locator)等)が主アプリケーション情報または従アプリケーション情報に含まれて送信される。また、起動が検出される従アプリケーションは、ウィジェットとして表示されているものであっても良い。
【0058】
その後、操作状況集約装置200にて、情報処理装置120から送信されてきた、情報処理識別情報と主アプリケーション情報と従アプリケーションとが対応付けられて記憶される(ステップS24)。
【0059】
次に、図5に示した情報処理装置120におけるアプリケーション起動方法のうち、最適なアプリケーションを起動する方法について説明する。
【0060】
図8は、図5に示した情報処理装置120におけるアプリケーション起動方法のうち、最適なアプリケーションを起動する方法を説明するためのフローチャートである。
【0061】
図7に示したフローチャートを用いて説明した登録の後、主アプリケーション起動部103にて主アプリケーションが起動されていることが操作検出部105にて検出されると(ステップS31)、操作検出部105から当該主アプリケーションを示す主アプリケーション情報が検索部110へ出力される。
【0062】
続いて、検索部110から主アプリケーション情報と、当該主アプリケーション情報に対応する従アプリケーション情報の検索を要求する旨を示す検索要求信号とが通信部111を介して表示データ推薦装置300へ送信される(ステップS32)。このとき、情報処理装置識別情報もともに送信される。
【0063】
検索要求信号が情報処理装置120から送信されてくると、表示データ推薦装置300によって、情報処理識別情報と主アプリケーション情報とに対応付けられている従アプリケーション情報が操作状況集約装置200から検索される(ステップS33)。検索された従アプリケーション情報が操作状況集約装置200に存在する場合、当該従アプリケーション情報が表示データ推薦装置300にて取得される(ステップS34)。取得された従アプリケーション情報は、表示データ推薦装置300から情報処理装置120へ送信される(ステップS35)。
【0064】
表示データ推薦装置300から従アプリケーション情報が送信されてくると、当該従アプリケーション情報が検索部110から従アプリケーション起動部104へ出力され、当該従アプリケーション情報に基づいて、従アプリケーション起動部104にて従アプリケーション情報が示すアプリケーションがアプリケーション記憶部108から読み出されて起動される(ステップS36)。
【0065】
このとき、主アプリケーションと従アプリケーションとの両方ともが、WWWブラウザである場合、互いに別個のウィンドウで起動される。
【0066】
また、従アプリケーションが起動されるのではなく、従アプリケーションを認識できる情報が表示部102に表示列挙されるものであっても良い。また、この従アプリケーションはウィジェットとして表示されるものであっても良い。また、従アプリケーションは、一般的なアプリケーションではなく、データであっても良い。つまり、主アプリケーションと同時に、所定のデータが表示部102に表示されるものであっても良い。
【0067】
また、操作状況集約装置200に1つの主アプリケーション情報に対して複数の従アプリケーション情報が対応付けられており、それぞれに優先順位が付与されている場合は、その優先順位の高いものが読み出されるものであっても良い。また、複数の従アプリケーション情報がすべて読み出されて表示部102に表示されるものであっても良い。その後、表示部102に表示された複数の従アプリケーション情報の中から利用者によって選択された従アプリケーション情報が示す従アプリケーションが起動されるものであっても良い。
【0068】
その後、主アプリケーションが利用者によって入力部101を介して終了されて表示部102にて非表示となると、同時に表示(起動)されていた従アプリケーションも終了(非表示)となる。
(実施例)
次に、具体的な実施例を説明する。
【0069】
図9は、本発明の実施例を示す図である。
【0070】
図9に示すように、本発明を実施するための具体例は、利用者Aの情報処理装置130−1と、利用者Bの情報処理装置130−2と、ウィジェット情報収集システム400と、ウィジェット情報収集データベース500と、ウィジェット推薦システム600とが含まれている。また、情報処理装置130−1と、利用者Bの情報処理装置130−2と、ウィジェット情報収集システム400と、ウィジェット推薦システム600とは、インターネット900を介して接続されている。ここで、情報処理装置130−1〜130−2は、図5に示した情報処理装置120に相当する。また、ウィジェット情報収集システム400およびウィジェット情報収集データベース500は、図5に示した操作状況集約装置200に相当する。また、ウィジェット推薦システム600は、図5に示した表示データ推薦装置300に相当する。
【0071】
さらに、情報処理装置130−1〜130−2はそれぞれ、アプリケーション131−1〜131−2と、ウィンドウシステム132−1〜132−2と、ウィジェット133−1〜133−2と、ウィジェットマネージャ134−1〜134−2とを含む。
【0072】
ここで、アプリケーション131−1〜131−2は、図5に示したアプリケーション記憶部108に記憶されているアプリケーションである。また、ウィンドウシステム132−1〜132−2は、図5に示した主アプリケーション起動部103および従アプリケーション起動部104に相当する。また、ウィジェット133−1〜133−2は、図5に示した従アプリケーション起動部104に相当する。また、ウィジェットマネージャ134−1〜134−2は、図5に示した従アプリケーション起動部104、操作検出部105および検索部110に相当する。
【0073】
利用者Aが、ウィジェットマネージャ134−1に対し、ウィジェット133−1の表示を依頼する命令をするとウィジェットマネージャ134−1は、ウィジェット133−1を表示するとともに、ウィンドウシステム132−1に対し、現在使われているアプリケーション131−1の情報を取得する。
【0074】
ウィジェットマネージャ134−1は、アプリケーション131−1の情報と、ウィジェット133−1の情報とを対にした情報をウィジェット情報収集システム400へインターネット900を介して送信する。
【0075】
ウィジェット情報収集システム400は、送信された情報をウィジェット情報収集データベース500に保管する。
【0076】
その後、利用者Bが、アプリケーション131−2の表示を依頼する命令をすると、ウィジェットマネージャ134−2は、ウィンドウシステム132−2を介しアプリケーション131−2の表示を検出する。
【0077】
ウィジェットマネージャ134−2は、ウィジェット推薦システム600に対し、アプリケーション131−2の情報を送信し、表示すべきウィジェットのリストを要求する。
【0078】
ウィジェット推薦システム600は、ウィジェット情報収集データベース500を検索し、アプリケーション131−2と同様のアプリケーションと対になっているウィジェットの情報を取得する。ウィジェットが複数種類ある場合には、学習モデルにより最適なウィジェットを選択し、該当ウィジェット情報をウィジェットマネージャ134−2へ送信する。
【0079】
ウィジェットマネージャ134−2は、取得したウィジェット情報を元にウィジェット133−2の起動を行うか否かを利用者Bに対し問い合わせる。
【0080】
本発明によれば、移動端末機における、複数のウィジェット表示システムといった用途に適用できる。また、移動端末機における、WWWブラウザで複数のインターネットサイトの表示ユーザインタフェースといった用途にも適用できる。また、画面が小さいデバイスとして、カーナビゲーションデバイス、パーソナルナビゲーションデバイス携帯ゲーム機器といった用途にも適用できる。
【0081】
また、上述した情報処理装置100,120の処理は、目的に応じて作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したプログラムを情報処理装置100,120にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを情報処理装置100,120に読み込ませ、実行するものであっても良い。情報処理装置100,120にて読取可能な記録媒体とは、フロッピーディスク(登録商標)、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、情報処理装置100,120に内蔵されたROM、RAM等のメモリやHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、情報処理装置100,120内のCPU(不図示)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
【0082】
このように、情報処理端末にて、同時に動作していた複数のアプリケーションを対応付けて記憶しておき、そのうち主となるアプリケーションを起動した際に、従となるアプリケーションを同時に起動するため、関連性のあるアプリケーションを起動することができる。これにより、携帯端末のように、表示数が限られた画面を有する装置であっても、所望の情報を容易に得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0083】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置を示す図である。
【図2】図1に示した記憶部に記憶されている主アプリケーションを示す情報と従アプリケーションを示す情報との対応付けの一例を示す図である。
【図3】図1に示した情報処理装置におけるアプリケーション起動方法のうち、アプリケーション情報の登録方法を説明するためのフローチャートである。
【図4】図1に示した情報処理装置におけるアプリケーション起動方法のうち、最適なアプリケーションを起動する方法を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置を示す図である。
【図6】図5に示した操作状況集約装置に記憶されている情報処理装置識別情報と主アプリケーション情報と従アプリケーション情報との対応付けの一例を示す図である。
【図7】図5に示した情報処理装置におけるアプリケーション起動方法のうち、アプリケーション情報の登録方法を説明するためのフローチャートである。
【図8】図5に示した情報処理装置におけるアプリケーション起動方法のうち、最適なアプリケーションを起動する方法を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の実施例を示す図である。
【符号の説明】
【0084】
100,120,130−1〜130−2 情報処理装置
101 入力部
102 表示部
103 主アプリケーション起動部
104 従アプリケーション起動部
105 操作検出部
106,109 記憶部
107,110 検索部
108 アプリケーション記憶部
111 通信部
131−1〜131−2 アプリケーション
132−1〜132−2 ウィンドウシステム
133−1〜133−2 ウィジェット
134−1〜134−2 ウィジェットマネージャ
200 操作状況集約装置
300 表示データ推薦装置
400 ウィジェット情報収集システム
500 ウィジェット情報収集データベース
600 ウィジェット推薦システム
900 インターネット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のアプリケーションを起動する主アプリケーション起動部と、
前記第1のアプリケーションが起動している状態で第2のアプリケーションを起動する従アプリケーション起動部と、
前記主アプリケーション起動部が前記第1のアプリケーションを起動しているかどうか、または前記従アプリケーション起動部が前記第2のアプリケーションを起動しているかどうかを検出する操作検出部と、
前記操作検出部が、前記主アプリケーション起動部が前記第1のアプリケーションを起動していることを検出した際に、前記従アプリケーション起動部が前記第2のアプリケーションを起動していることを検出した場合、該第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と、該第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
その後、前記操作検出部が、前記主アプリケーション起動部が前記第1のアプリケーションを起動していることを検出した場合、前記記憶部から該第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と対応付けられている第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報を検索して取得する検索部とを有し、
前記従アプリケーション起動部は、前記検索部が取得した従アプリケーション情報が示す第2のアプリケーションを起動する情報処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記記憶部は、1つの前記主アプリケーション情報に対して、複数の前記従アプリケーション情報を対応付けて記憶することを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理装置において、
前記記憶部は、前記主アプリケーション情報と前記従アプリケーション情報との対応付けを記憶した頻度を、前記主アプリケーション情報と前記従アプリケーション情報と対応付けて記憶し、
前記検索部は、前記主アプリケーション情報と対応付けて前記記憶部が記憶している従アプリケーション情報のうち最も前記頻度が高い従アプリケーション情報を取得することを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
請求項2に記載の情報処理装置において、
前記記憶部は、前記主アプリケーション情報と前記従アプリケーション情報との対応付けを記憶した時刻を、前記主アプリケーション情報と前記従アプリケーション情報と対応付けて記憶し、
前記検索部は、前記主アプリケーション情報と対応付けて前記記憶部が記憶している従アプリケーション情報のうち前記時刻が最近である従アプリケーション情報を取得することを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記従アプリケーション起動部は、前記検索部が取得した従アプリケーション情報が示す第2のアプリケーションを認識可能な情報を表示することを特徴とする情報処理装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
前記従アプリケーション起動部は、前記主アプリケーション起動部が前記主アプリケーションの動作を終了した場合、前記従アプリケーションの動作を終了することを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
複数のアプリケーションを起動するアプリケーション起動方法であって、
第1のアプリケーションを起動するステップと、
前記第1のアプリケーションが起動している状態で第2のアプリケーションを起動するステップと、
前記第1のアプリケーションが起動しているかどうか、または前記第2のアプリケーションが起動しているかどうかを検出するステップと、
前記第1のアプリケーションが起動していることを検出した際に、前記第2のアプリケーションが起動していることを検出した場合、該第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と、該第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報とを対応付けて記憶する記憶ステップと、
その後、前記第1のアプリケーションが起動していることを検出した場合、前記記憶されている該第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と対応付けられている第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報を検索するステップと、
前記検索した従アプリケーション情報を取得する取得ステップと、
前記取得した従アプリケーション情報が示す第2のアプリケーションを起動するステップとを有するアプリケーション起動方法。
【請求項8】
請求項6に記載のアプリケーション起動方法において、
前記記憶ステップは、1つの前記主アプリケーション情報に対して、複数の前記従アプリケーション情報を対応付けて記憶することを特徴とするアプリケーション起動方法。
【請求項9】
請求項8に記載のアプリケーション起動方法において、
前記記憶ステップは、前記主アプリケーション情報と前記従アプリケーション情報との対応付けを記憶した頻度を、前記主アプリケーション情報と前記従アプリケーション情報と対応付けて記憶し、
前記取得ステップは、前記主アプリケーション情報と対応付けて記憶している従アプリケーション情報のうち最も前記頻度が高い従アプリケーション情報を取得することを特徴とするアプリケーション起動方法。
【請求項10】
請求項8に記載のアプリケーション起動方法において、
前記記憶ステップは、前記主アプリケーション情報と前記従アプリケーション情報との対応付けを記憶した時刻を、前記主アプリケーション情報と前記従アプリケーション情報と対応付けて記憶し、
前記取得ステップは、前記主アプリケーション情報と対応付けて記憶している従アプリケーション情報のうち前記時刻が最近である従アプリケーション情報を取得することを特徴とするアプリケーション起動方法。
【請求項11】
請求項7に記載のアプリケーション起動方法において、
前記取得した従アプリケーション情報が示す第2のアプリケーションを認識可能な情報を表示するステップを有することを特徴とするアプリケーション起動方法。
【請求項12】
請求項7乃至11のいずれか1項に記載のアプリケーション起動方法において、
前記主アプリケーションの動作を終了した場合、前記従アプリケーションの動作を終了するステップを有することを特徴とするアプリケーション起動方法。
【請求項13】
コンピュータに、
第1のアプリケーションを起動する手順と、
前記第1のアプリケーションが起動している状態で第2のアプリケーションを起動する手順と、
前記第1のアプリケーションが起動しているかどうか、または前記第2のアプリケーションが起動しているかどうかを検出する手順と、
前記第1のアプリケーションが起動していることを検出した際に、前記第2のアプリケーションが起動していることを検出した場合、該第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と、該第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報とを対応付けて記憶する手順と、
その後、前記第1のアプリケーションが起動していることを検出した場合、前記記憶されている該第1のアプリケーションを示す主アプリケーション情報と対応付けられている第2のアプリケーションを示す従アプリケーション情報を検索する手順と、
前記検索した従アプリケーション情報を取得する手順と、
前記取得した従アプリケーション情報が示す第2のアプリケーションを起動する手順とを実行させるプログラム。
【請求項14】
請求項13に記載のプログラムにおいて、
1つの前記主アプリケーション情報に対して、複数の前記従アプリケーション情報を対応付けて記憶する手順を実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項15】
請求項14に記載のプログラムにおいて、
前記主アプリケーション情報と前記従アプリケーション情報との対応付けを記憶した頻度を、前記主アプリケーション情報と前記従アプリケーション情報と対応付けて記憶する手順と、
前記主アプリケーション情報と対応付けて記憶している従アプリケーション情報のうち最も前記頻度が高い従アプリケーション情報を取得する手順とを実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項16】
請求項14に記載のプログラムにおいて、
前記主アプリケーション情報と前記従アプリケーション情報との対応付けを記憶した時刻を、前記主アプリケーション情報と前記従アプリケーション情報と対応付けて記憶する手順と、
前記主アプリケーション情報と対応付けて記憶している従アプリケーション情報のうち前記時刻が最近である従アプリケーション情報を取得する手順とを実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項17】
請求項13に記載のプログラムにおいて、
前記取得した従アプリケーション情報が示す第2のアプリケーションを認識可能な情報を表示する手順を実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項18】
請求項13乃至17のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
前記主アプリケーションの動作を終了した場合、前記従アプリケーションの動作を終了する手順を実行させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−108331(P2010−108331A)
【公開日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−280821(P2008−280821)
【出願日】平成20年10月31日(2008.10.31)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WINDOWS
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】