説明

情報提供装置、情報提供方法、及びコンピュータプログラム

【課題】適切なキーワードの入力がなくても、ユーザが希望する情報を提供することができる情報提供装置等を提供する。
【解決手段】ユーザ端末からの要求に対して情報を提供する情報提供装置であって、全体画像(フレーム)を示す画像情報を外部から受信するコンテンツ取得部21と、画像情報から、全体画像を構成する部分画像を抽出する部分画像取得部23と、部分画像の特徴を解析して特徴情報を生成する特徴付与部25と、特徴情報と、全体画像を含むコンテンツへのリンクとを関連付けて格納する画像検索データベース34とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータネットワークにおいて、外部に対して情報を提供する情報提供装置、情報提供方法、及びコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットのようなコンピュータネットワーク上においては、ユーザがユーザ端末に入力したキーワードに対して、そのキーワードを含むコンテンツのWEBページのURLやその他の関連情報を検索してユーザ端末に送信する検索サービスが実用化されている。ところで、ユーザ端末の利用者は、老若男女を問わず様々である。このため、各ユーザが見易い文書形式も異なる。これに対して、ユーザの希望する文書形式でコンテンツを提供する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
【特許文献1】特開2006−23936号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、特許文献1の技術によれば、ユーザに提供されるコンテンツはそのユーザにとって見易いものであるが、従来の一般的な検索サービスと同様に、適切なキーワードの入力がなければ、ユーザが希望する情報を提供することができないという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は、適切なキーワードの入力がなくても、ユーザが希望する情報を提供することができる情報提供装置、情報提供方法、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)外部に対して情報を送信する情報提供装置であって、全体画像(フレーム)を示す画像情報を外部から受信する画像情報取得部と、前記全体画像から、前記全体画像を構成する部分画像を抽出する部分画像取得部と、前記部分画像の特徴を解析して特徴情報を生成する特徴情報生成部と、前記全体画像を含むコンテンツへのリンクと、前記特徴情報とを関連付けて格納する画像検索データベースと、を有することを特徴とする情報提供装置。
【0006】
(1)の発明によれば、情報提供装置は、全体画像を含むコンテンツへのリンクと特徴情報とを関連付けて格納する。このため、情報提供装置は、ユーザから部分画像を取得してその特徴情報を抽出すれば、画像検索データベースに格納した特徴情報を照会することによって、コンテンツへのリンクを抽出することができる。このため、文字列ではなくて、部分画像を検索するためのキーとして使用することができる。これにより、適切なキーワードの入力がなくても、ユーザが希望する情報を提供することができる。
【0007】
(2)前記画像情報取得部は、前記画像情報として動画情報も取得する構成となっていることを特徴とする(1)に記載の情報提供装置。
【0008】
(2)に記載の構成によれば、ユーザ端末に対して静止画像へのリンクだけではなくて、動画へのリンクを送信することができるから、適切なキーワードの入力がなくても、ユーザに対して多種類の画像情報へのリンクを提供することができる。
【0009】
(3)外部に対して情報を送信する情報提供方法であって、全体画像(フレーム)を示す画像情報を外部から受信する画像情報取得ステップと、前記全体画像から、前記全体画像を構成する部分画像を抽出する部分画像取得ステップと、前記部分画像の特徴を解析して特徴情報を生成する特徴情報生成ステップと、前記全体画像を含むコンテンツへのリンクと、前記特徴情報とを関連付けて格納する画像検索基礎情報格納ステップと、を有することを特徴とする情報提供方法。
【0010】
(3)の発明によれば、(1)の発明と同様に、適切なキーワードの入力がなくても、ユーザが希望する情報を提供することができる。
【0011】
(4)コンピュータを、外部に対して情報を送信する情報提供装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、全体画像(フレーム)を示す画像情報を外部から受信する画像情報取得ステップと、前記全体画像から、前記全体画像を構成する部分画像を抽出する部分画像取得ステップと、前記部分画像の特徴を解析して特徴情報を生成する特徴情報生成ステップと、前記全体画像を含むコンテンツへのリンクと、前記特徴情報とを関連付けて格納する画像検索基礎情報格納ステップと、を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
【0012】
(4)の発明によれば、(1)の発明と同様に、適切なキーワードの入力がなくても、ユーザが希望する情報を提供することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、適切なキーワードの入力がなくても、ユーザが希望する情報を提供することができる情報提供装置、情報提供方法、及びコンピュータプログラムを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報提供装置10(以下、「装置10」と呼ぶ)の概略構成等を示す図である。図2は、ユーザ端末5等を示す概略図である。図3及び図4は、ユーザ端末5等に表示される動画の一例を示す図である。図1に示すように、装置10は、画像辞書生成装置20、検索装置40、動き情報付与装置60、広告マッチング装置80及びブックマーク生成装置100を有する。装置10は、通信回線である例えば、インターネット回線9を介して複数のユーザ端末5,5及びユーザ端末7等と通信可能になっている。
【0015】
画像辞書生成装置20は、部分画像とその部分画像を含む動画等のコンテンツとを対応させた検索辞書を生成するサーバである。画像辞書生成装置20の検索キーは、文字列ではなくて、部分画像である。以下、検索するために入力される部分画像を「検索画像」と呼ぶ。このように、検索画像は、全体画像ではなくて、部分画像である。例えば、図3(c)に示されるAタイプ自動車200、道路202、すずめ204、木206及び背景208のすべてを含む画像を全体画像(フレーム)と呼ぶ。そして、Aタイプ自動車200等の個々の画像を部分画像と呼ぶ。複数の全体画像(フレーム)で、動画等のコンテンツが構成される。
【0016】
動き情報付与装置60は、部分画像の動きを判断して動き情報を生成し、部分画像に動き情報を付加するサーバである。広告マッチング装置80は、特定の部分画像がユーザ端末5等の表示画面に表示されるタイミングに対応して、その部分画像に対応する広告バナー等の広告をユーザ端末5等の表示画面に表示するための処理を行うサーバである。ブックマーク生成装置100は、部分画像をブックマークとして、複数のユーザ端末5等において共通に使用できるようにする処理を行うサーバである。検索装置40は、ユーザ端末5等から受信した検索画像に対応して、コンテンツへのリンク(URLやアドレス)を画像辞書生成装置20の画像検索DB34(図5参照)から抽出し、ユーザ端末5等に送信するためのサーバである。なお、検索装置40は、当該コンテンツへのリンクに加えて、関連する情報を送信するようにしてもよい。
【0017】
図2(a)に示すように、ユーザ端末5は、例えば、携帯電話機であり、液晶画面5a、操作ボタン群5b、決定ボタン5c及び移動ボタン5dを有する。移動ボタン5dは、一般的な機能のほかに、液晶画面5aに表示された全体画像の中の特定の部分画像にカーソルを合わせるためにも使用される。決定ボタン5cは、一般的な機能のほかに、移動ボタン5dによってカーソルが合わせられた部分画像を、検索画像として決定するためにも使用される。図2(b)に示すように、ユーザ端末7は、例えば、ラップトップ型のパーソナルコンピュータであり、液晶画面7a、操作ボタン群7b及びマウス7cを有する。液晶画面5a及び7aには、様々な情報が表示されるが、例えば、図3(a)〜(c)、図4(a)〜(c)に示す動画も表示される。図3及び図4に示すシーン1〜6の画像は、連続的に表示され、一連の動画を構成する。
【0018】
[画像辞書生成装置20について]
図5は、画像辞書生成装置20の構成を示す概略ブロック図である。
図5に示すように、画像辞書生成装置20は、コンテンツ取得部21を有する。コンテンツ取得部21は、インターネット回線9を介して装置10の外部から種々のコンテンツを取得(受信)するための構成であり、画像情報取得部として機能する。コンテンツ取得部21は、コンピュータプログラムとそのプログラムに基づいて装置10を制御するCPU(Central Processing Unit)等のハードウェアで構成され、入力部及び出力部を有する。なお、以下に説明する各部も同様に、コンピュータプログラムとハードウェアで構成され、入力部及び出力部を有する。上述のコンテンツ取得部21の動作は、画像情報取得ステップの一例である。
【0019】
コンテンツには、テキストデータ及び画像データを含む。画像データには動画データを含む。画像辞書生成装置20は、コンテンツクラスタリング部22を有する。コンテンツクラスタリング部22は、いわゆる教師あり学習によって分類方法を機械学習した状態において、外部から取得したコンテンツをクラスタ(部分集合)に分類し、コンテンツDB(データベース)30に格納するための構成である。すなわち、コンテンツクラスタリング部22は、自動分類器である。各コンテンツは、固有のURLを有する。上述のコンテンツクラスタリング部22は、画像情報格納部として機能する。クラスタは、例えば、「自動車関連映画の集合」、「自転車関連映画の集合」、「音楽関連映画の集合」等である。
【0020】
図5に示すように、画像辞書生成装置20は、部分画像取得部23を有する。部分画像取得部23は、例えば、図3(c)中のAタイプ自動車200の画像(以下、単に「Aタイプ自動車200」とも呼ぶ。他の部分画像についても同様である)を取得するための構成である。例えば、部分画像取得部23は、コンテンツDB30に格納したコンテンツから、自動的に部分画像を抽出するようになっている。なお、部分画像取得部23は、ユーザ端末7に図3(c)の画像が表示され、ユーザ端末7のユーザがマウス7cによってAタイプ自動車200にカーソルを合わせてクリックすると、インターネット回線9を介して全体画像とその全体画像に含まれる部分画像(例えば、Aタイプ自動車200)を受信するように構成されていてもよい。上述の部分画像取得部23の動作は、部分画像取得ステップの一例である。
【0021】
図5に示すように、画像辞書生成装置20は、部分画像クラスタリング部24を有する。部分画像クラスタリング部24は、いわゆる教師あり学習によって分類方法を機械学習し、外部から取得したコンテンツをクラスタ(部分集合)に分類し、部分画像DB32に格納するための構成である。すなわち、部分画像クラスタリング部24は、自動分類器であり、部分画像格納部として機能する。クラスタは、例えば、「自動車の集合」、「自転車の集合」、「船の集合」等である。
【0022】
図5に示すように、画像辞書生成装置20は、特徴付与部25を有する。特徴付与部25は、取得した部分画像の特徴を解析し、特徴情報を生成するための構成であり、特徴情報生成部として機能する。特徴付与部25は、例えば、部分画像の輪郭及び使用されている色の数を特徴として抽出するようになっている。輪郭は、エッジ処理によって抽出される。これらの特徴によって、同一の部分画像(例えば、東京タワー)を見る角度が異なる場合であっても、それらの部分画像が同一であることを判断することができる。上述の特徴付与部25の動作は、特徴情報生成ステップの一例である。
【0023】
図5に示すように、画像辞書生成装置20は、タグ付与部26を有する。タグ付与部26は、部分画像から抽出した特徴情報をタグ(または、インデックス)として、そのタグとコンテンツDB30に格納されたコンテンツとのリンクと関連付けて、画像タグテーブルに記録するための構成である。画像タグテーブルは、画像検索DB34に格納されている。上述のタグ付与部26の動作は、画像検索基礎情報格納ステップの一例である。
【0024】
図6は、画像タグテーブルの一例を示す図である。図6に示すように、画像タグテーブルにおいては、タグID、動画ID(画像IDまたはコンテンツIDとも呼ぶ)、特徴情報、クラスタリングID、コンテンツへのリンク、シーン内位置、画像(フレーム)内位置(座標)及び動きベクトルが関連付けられている。「動画ID」は、例えば、図3及び図4の動画全体の識別情報である。「タグID」は、部分画像の識別情報である。なお、本実施の形態においては、特徴情報を検索キーとして使用するのであって、「タグID」を検索キーとするのではない。「特徴情報」は、部分画像の特徴を示す情報である。特徴情報は、例えば、自動車の輪郭と、その自動車に使用されている色の数(図6の例では、5色)を示す。「クラスタリングID」は、各部分画像が属するクラスタ(部分集合)の識別情報である。「コンテンツへのリンク」は、例えば、図3及び図4の動画全体のアドレスまたはURLである。「シーン内位置」は、例えば、図3及び図4の動画全体における各シーンの時間的位置を示す情報である。「画像内位置(座標)」は、例えば、図3(c)の全体画像の中で、Aタイプ自動車200が位置する座標を示す情報である。「動きベクトル」は、全体画像の中における部分画像の動きを示す情報である。シーン内位置、画像内位置及び動きベクトルについては、後に詳述する。
【0025】
図7は、部分画像辞書の一例を示す概念図である。部分画像辞書は、上述の画像タグテーブルの一部である。図7に示すように、部分画像辞書は、1つの特徴情報に対して、少なくとも1つのコンテンツのアドレスを関連付けて構成される。コンテンツは動画である場合もある。画像検索DB34は、装置10に含まれる各装置が共通に使用する。
【0026】
[検索装置40について]
装置10は、検索装置40によって、ユーザ端末5等から受信した検索画像に基づいて、画像検索DB34を参照し、コンテンツのURLをユーザ端末5等に返すようになっている。検索装置40は、コンテンツのURL以外に、検索画像に関連する情報をテキスト情報として送信するようにしてもよい。
【0027】
図8は、検索装置40の概略構成を示すブロック図である。図8(a)に示すように、検索装置40は、クエリ受付部41、検索処理部42、検索結果生成部43、検索結果送信部44及び検索ログ記録部45を有する。クエリ受付部41は、ユーザ端末5等から検索画像を受け付けるための構成である。検索処理部42は、検索画像と相関する特徴を有する部分画像のタグIDを画像検索DB34から探索するための構成である。検索結果生成部43は、ユーザ端末5等に送信するための検索結果を生成するための構成である。検索結果送信部44は、ユーザ端末5等に検索結果を送信するための構成であり、関連情報送信部として機能する。検索ログ記録部45は、各部分画像が検索された記録を生成するための構成である。
【0028】
図8(b)に示すように、検索処理部42は、画像取得部42a、特徴検出部42b、画像検索部42c及び関連情報抽出部42dを有する。画像取得部42aは、部分画像を検索キーとして受信する部分画像受信部として機能する。特徴検出部42bは、受信した部分画像の輪郭や色の数等の特徴を検出するための構成である。画像検索部42cは、タグIDを抽出する識別情報抽出部として機能する。関連情報抽出部42dは、検索画像に基づいて探索した部分画像に関連する関連情報をコンテンツDB30から抽出するための構成である。例えば、装置10がユーザ端末5から料理の写真を検索画像として受信した場合に、関連情報抽出部42dは、その料理のレシピをコンテンツDB30から抽出するようになっている。関連情報抽出部42dが抽出した関連情報は、上述の検索結果送信部44によってユーザ端末5等に送信される。
【0029】
図9は、検索結果送信部44(図7(a)参照)によって送信されたデータに基づいて、ユーザ端末5の液晶画面5aに表示される検索結果の一例を示す図である。図9に示すように、例えば、検索画像が「Aタイプ自動車」であれば、Aタイプ自動車の画像とともに、Aタイプ自動車が表示されているホームページのアドレスが少なくとも1つ表示されるようになっている。このとき、同時にAタイプ自動車の排気量等の性能等の関連情報が表示されるようにしてもよい。
【0030】
[動き情報付与装置60について]
図10は、動き情報付与装置60の概略構成等を示すブロック図である。図11は、動画の一例を示す図である。図11においては、図3及び図4の動画のうち、図3(c)及び図4(a)を使用している。図10(a)に示すように、動き情報付与装置60は、画像取得部61、画像内位置取得部62、動き抽出部63及び動き評価部64を有する。画像取得部61は、画像辞書生成装置20のコンテンツDB30から部分画像を含む動画のデータを取得するための構成である。画像内位置取得部62は、動画の中の特定のシーン(例えば、図11(a)に示す全体画像)における部分画像(例えば、図11(a)のAタイプ自動車200)の座標(例えば、図11(a)の座標X1)を取得するためのプログラムである。
【0031】
動き抽出部63は、部分画像の動きベクトルを抽出するための構成である。例えば、図11(a)のシーン3のAタイプ自動車200は、図11(b)のシーン4においては、座標X2に移動している。この場合、動き抽出部63は、例えば、当初の座標X1に対応するAタイプ自動車200の輪郭の中心座標を追尾し、座標X1から座標X2への動きを示すベクトル(動きベクトル)a1等を予め規定した時間間隔である例えば、30分の1秒間隔において生成する。動きベクトルa1等は、Aタイプ自動車200の動きを示す。動き抽出部63は、順送り部63a及び逆送り部(巻き戻し部)63bを有し、動画全体の中の1シーンの中の部分画像を基点(以下、「当初座標」と呼ぶ)として、順送り方向の動きベクトルa1等と、逆送り方向の動きベクトルar1等を生成する。このため、動画全体の1シーンにおける部分画像を当初座標としても、図11(b)に示すように動画全体における特定の部分画像のすべての動きを示す動きベクトルa1等及びar1等を生成することができる。動き抽出部63は、抽出した動きベクトルを画像検索DB34へ格納するようになっている。このように、装置10は、最初に使用する部分画像の時間的位置にかかわらず、動画全体についての動きベクトルを抽出することができる。
【0032】
動き評価部64は、当初座標及び動きベクトルに基づいて、部分画像が全体画像から外れるタイミングを判断するための構成である。言い換えると、動き評価部64は、特定の部分画像が動画を構成する全体画像において、連続して存在する時間を判断するための構成である。動き評価部64は、全体画像の大きさ(例えば、1280ピクセルx1024ピクセル)と当初座標及び動きベクトルに基づいて、特定の部分画像が全体画像から外れるタイミングを判断する。図10(b)の例では、動き評価部64は、当初座標がベクトルa1の基部であれば、順送り方向のベクトルa1,a2及びa3を参照し、ベクトルa3が生成された次のシーンで部分画像が全体画像から外れると判断する。
【0033】
また、動き評価部64は、例えば、図10(c)に示すように、部分画像であるすずめ204がベクトルb4を生成したシーンにおいて一度全体画像から外れるが、予め規定した確認時間経過前において復帰している場合には、全体画像への復帰を前提にしていると判断する。なお、動きベクトルb1等は、すずめ204の動きを示す。
【0034】
[広告マッチング装置80について]
図12は、広告マッチング装置80の概略構成を示すブロック図である。図13は、ユーザ端末5等を示す概略図である。図12に示すように、広告マッチング装置80は、シーン位置取得部81及び広告マッチング部82を有する。シーン位置取得部81は、例えば、図13(b)のシーン1〜シーン9から、特定の部分画像である例えば、Aタイプ自動車200が表示されているシーンを判断する。図13(b)の例では、シーン2乃至シーン4にAタイプ自動車200が表示されていると判断される。
【0035】
広告マッチング部82は、シーン1〜9を含む動画全体について予め生成した動きベクトルに基づいて、特定の部分画像である例えば、Aタイプ自動車200が表示されている間だけ、Aタイプ自動車200に対応するバナー広告B(図13(a)参照)をユーザ端末5の液晶画面5aに表示させるための構成である。図13(a)に示すように、液晶画面5aには、動画Aとしてシーン1乃至9が表示されるが、そのうちAタイプ自動車200が表示されるシーン2乃至4の間だけ、バナー広告Bが表示されるようになっている。
【0036】
これに対して、図13(c)に示すように、広告マッチング部82は、シーン1〜9を含む動画全体について予め生成した動きベクトルに基づいて、特定の部分画像(例えば、すずめ204)が復帰を前提に全体画像から外れたと判断した場合には、図13(c)に示すように、すずめ204が表示されていないシーン4においても、継続的にすずめ204に対応するバナー広告Cを表示させる。
【0037】
[ブックマーク生成装置100について]
図14は、ブックマーク生成装置100の概略構成を示すブロック図等である。図15は、ユーザ端末5の液晶画面5aに表示される画像例である。図14(a)に示すように、ブックマーク生成装置100は、ブックマーク登録部101、共通画像表示部102、共通画像カウント部103及びブックマークDB104を有する。
【0038】
ブックマーク登録部101は、例えば、ユーザ端末5から部分画像の送信を受けた場合に、そのユーザID、その部分画像の画像ID及び説明ページURLを関連付けてブックマークDB104に格納するための構成であり、ブックマーク登録部として機能する。ユーザ端末5から受信する部分画像は、動画であってもよい。図14(b)に示すように、ユーザID、画像ID及び説明ページURLは、個人テーブルに格納される。個人テーブルは、ブックマークDB104にユーザごとに設定される。
【0039】
ブックマーク登録部101は、また、図14(c)に示す共通テーブルに、個人テーブルに格納されたブックマークを格納するための構成でもある。共通テーブルも、ブックマークDB104内に設定される。共通テーブルにおいては、各種情報がタグIDと関連付けられて格納される。上述のブックマーク登録部101の動作は、ブックマーク登録ステップの一例である。
【0040】
共通画像表示部102は、特定のホームページ(以下、「ブックマークページ」と呼ぶ)にアクセスしたユーザ端末5等に、共通テーブルに格納された部分画像のデータを送信し、図15(a)に示すように、それらの部分画像を液晶画面5aに表示させるための構成であり、ブックマークページ送信部として機能する。このように、共通テーブルに格納された部分画像は、例えば、特定のホームページ(以下、「ブックマークページ」と呼ぶ)の閲覧者全員が自由に閲覧することができるようになっている。「ブックマークページ」には、図15に示すように、複数の部分画像がブックマークとして表示される。この部分画像のいくつかは、動画であってもよい。上述の共通画像表示部102の動作は、ブックマークページ送信ステップの一例である。
【0041】
共通画像カウント部103は、ブックマークページを閲覧したユーザ端末5等のユーザが、特定のブックマークをクリックした回数をカウントし、図14(c)に示すように、そのカウント回数を「ポイント」として共通テーブルに記録するための構成である。
【0042】
そして、上述の検索装置40は、図15(b)に示すように、ポイントが多い部分画像(ブックマーク)に対応する説明文(コンテンツへのリンクを含む)を検索結果ページの上の方に表示し、ユーザが見易いように表示するようになっている。例えば、ユーザが自動車の部分画像を検索キーとして使用し、検索装置40が複数のコンテンツURLを抽出した場合において、カウント回数が多いブックマークを含むページのURLを優先的に表示するのである。なお、ユーザが使用する検索キーの画像と、優先表示の順序を決めるブックマーク(部分画像)は一致するとは限らない。
【0043】
以上が、装置10の構成である。上述のように、装置10は、部分画像を特徴情報の検索のためのキーとして使用し、その特徴情報に対応する部分画像を含むコンテンツへのリンクをユーザ端末に送信することができる。すなわち、文字列ではなくて、部分画像を検索するためのキーとして使用することができる。このため、適切なキーワードの入力がなくても、ユーザが希望する情報を提供することができる。
また、装置10は、動画全体において、ユーザが検索キーとして入力した部分画像が存在する時間を判断することができるから、ユーザが入力した部分画像が存在する部分だけをユーザ端末に送信することができる。
【0044】
また、装置10は、動画全体において、ユーザが検索キーとして入力した部分画像が存在する時間に対応して、その部分画像に関連する広告をユーザ端末に表示させることができる。部分画像はユーザが選択した画像であるから、その部分画像に関連する広告は、ユーザの興味に合うはずである。このため、ユーザに購入希望の商品に対応するバナーや販売ページを探索する苦労を要求することなく、ユーザの興味に合う広告情報を提供することができる。
【0045】
さらに、装置10は、一時的に部分画像が全体画像から外れた場合には、その部分画像に対応する広告をユーザ端末に継続して表示させる。部分画像が一時的に全体画像から外れた場合に、ユーザはその興味に合う広告情報に集中するはずである。このため、広告効果を高めることができる。
【0046】
また、装置10は、部分画像をブックマークとして複数のユーザ端末に表示させることができる。すなわち、一見して内容を理解することができるソーシャルブックマークを表示することができる。さらに、各ブックマークがユーザ端末に選択された回数をカウントすることができ、カウント数が多いブックマークをユーザ端末に優先的に表示することができるから、人気があるブックマークを優先的に表示させることができる。
さらに、ブックマークを動画として、複数の前記ユーザ端末に表示させることもできるから、動画というユーザの興味を引き易いブックマークを表示することができる。
【0047】
以下、装置10の動作例を図16、図17及び図18を使用して説明する。図16、図17及び図18は、装置10の動作例を示す概略フローチャートである。まず、主に図16を使用して、装置10がユーザ端末5等から部分画像を受信して、ユーザ端末5等に検索結果を送信する動作例を説明する。
【0048】
まず、装置10は、ユーザ端末5から検索画像(部分画像)を受信する(図16のステップS1)。このステップS1は、部分画像受信ステップの一例である。そして、検索画像の特徴を検出し(ステップS2)、画像タグテーブル(図6参照)から検索画像の特徴と相関性のある特徴情報を抽出する(ステップS3)。上述のステップS2は特徴検出ステップの一例であり、ステップS3は特徴情報抽出ステップの一例である。
【0049】
続いて、装置10は、画像タグテーブルから抽出した特徴情報に対応するコンテンツURLを抽出し(ステップS4)、抽出したコンテンツURLをユーザ端末5に送信する(ステップS5)。このステップS5は、関連情報送信ステップの一例である。
【0050】
次に、主に図17を使用して、ユーザ端末5等の液晶画面5a等に、検索画像(部分画像)が表示されているタイミングに対応して、その部分画像に対応する広告バナーを表示させる動作例を説明する。
【0051】
まず、図17のステップS101〜S104は、上述のステップS1〜S4と同様であるから、説明を省略する。ステップS104に続いて、装置10は、抽出した特徴情報に対応する部分画像の動きを評価して、全体画像から外れるタイミングを判断する(ステップS105)。そして、その部分画像が表示されているシーンに、その部分画像に対応する広告バナーを関連付ける(ステップS106)。
【0052】
続いて、装置10は、抽出したコンテンツURLをユーザ端末5に送信する(ステップS107)。そして、ユーザ端末5がそのコンテンツURLにアクセスすると、ユーザ端末5の液晶画面5aに動画を表示し、抽出した特徴情報に対応する部分画像が表示されている間だけその部分画像に対応する広告バナーを表示させる(ステップS108)。
【0053】
次に、主に図18を使用して、ユーザ端末5等がブックマークページから部分画像を選択した場合の装置10の動作例を説明する。
【0054】
まず、装置10は、ユーザ端末5から、ブックマークページの閲覧要求を受信する(図18のステップS201)。続いて、ユーザ端末50にブックマークページを表示させる(ステップS202)。そして、ユーザ端末5から特定のブックマーク(部分画像)の指定を受けると(ステップS203)、その部分画像の特徴を検出し、画像タグテーブル(図6参照)からその部分画像の特徴と相関性のある特徴情報を抽出する(ステップS204)。そして、抽出した特徴情報に対応する部分画像を含むコンテンツへのリンクを画像タグテーブル(図6参照)から抽出する(ステップS205)。そして、指定された部分画像の動きを評価し、全体画像から外れるタイミングを判断する(ステップS206)。
【0055】
続いて、装置10は、ステップS207、ステップS208及びステップS209を実施する。ステップS207〜ステップS209は、上述のステップS106〜ステップS108と同様であるから、説明を省略する。
【0056】
ステップS209に続いて、装置10は、指定された部分画像のポイント(図14(c)参照)を加算し(ステップS210)、検索結果ページの表示順序を維持または更新する(ステップS211)。
【0057】
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について、図19及び20を参照しながら説明する。図19は、第2実施形態の装置10A(図1参照)の広告マッチング装置80Aを示す概略ブロック図である。図20は、ユーザ端末5等の画面例である。第2の実施形態の装置10A(図1参照)は、第1の実施形態の装置10の機能に加えて、部分画像の動きに対応してバナー広告の表示位置を変更することができる。
【0058】
図20(a)に示すように、装置10Aは、ユーザ端末5の液晶画面5aにおいて、動画Aを表示させるとともに、その周囲のいずれかに、それぞれバナー広告B1〜B4を表示させるようにさせる。装置10Aの広告マッチング部82Aは、図20(b)に示すように、特定の部分画像の動きベクトルがS1であり、動画Aから左側へ外れる場合には、動画Aの左側にバナー広告B2を表示させる。これに対して、広告マッチング部82Aは、図20(c)に示すように、特定の部分画像の動きベクトルがS2であり、動画Aから上側へ外れる場合には、動画Aの上側にバナー広告B3を表示させる。
【0059】
[プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等について]
コンピュータに上述の動作例の部分画像受信ステップ、特徴検出ステップ、特徴情報抽出ステップ、関連情報送信ステップ等を実行させるためのコンピュータプログラム等とすることができる。また、このようなコンピュータプログラム等を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とすることもできる。
【0060】
[情報提供装置10のハードウェア構成]
図21は、装置10及び10A(以下、情報処理装置1000と表記する)のハードウェア構成例を示す図である。情報処理装置1000は、それぞれの制御部を構成するCPU(Central Processing Unit)1010(マルチプロセッサ構成ではCPU1012等複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン1005、通信I/F1040、メインメモリ1050、BIOS(Basic Input Output System)1060、USBポート1090、I/Oコントローラ1070、ならびにキーボード及びマウス1100等の入力手段や表示装置1022を備える。
【0061】
I/Oコントローラ1070には、テープドライブ1072、ハードディスク1074、光ディスクドライブ1076、半導体メモリ1078、等の記憶手段を接続することができる。
【0062】
BIOS1060は、情報処理装置1000の起動時にCPU1010が実行するブートプログラムや、情報処理装置1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0063】
記憶部を構成するハードディスク1074は、情報処理装置1000が機能するための各種プログラム及び本発明の機能を実行するプログラムを記憶しており、さらに必要に応じて各種データベースを構成可能である。
【0064】
光ディスクドライブ1076としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブを使用することができる。この場合は各ドライブに対応した光ディスク1077を使用する。光ディスク1077から光ディスクドライブ1076によりプログラムまたはデータを読み取り、I/Oコントローラ1070を介してメインメモリ1050またはハードディスク1074に提供することもできる。また、同様にテープドライブ1072に対応したテープメディア1071を主としてバックアップのために使用することもできる。
【0065】
情報処理装置1000に提供されるプログラムは、ハードディスク1074、光ディスク1077、またはメモリーカード等の記録媒体に格納されて提供される。このプログラムは、I/Oコントローラ1070を介して、記録媒体から読み出され、または通信I/F1040を介してダウンロードされることによって、情報処理装置1000にインストールされ実行されてもよい。
【0066】
前述のプログラムは、内部または外部の記憶媒体に格納されてもよい。ここで、記憶部を構成する記憶媒体としては、ハードディスク1074、光ディスク1077、またはメモリカードの他に、MD等の光磁気記録媒体、テープメディア1071を用いることができる。また、専用通信回線やインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク1074または光ディスクライブラリ等の記憶装置を記録媒体として使用し、通信回線を介してプログラムを情報処理装置1000に提供してもよい。
【0067】
ここで、表示装置1022は、サーバ管理者にデータの入力を受け付ける画面を表示したり、情報処理装置1000による演算処理結果の画面を表示したりするものであり、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。
【0068】
ここで、入力手段は、サーバ管理者による入力の受け付けを行うものであり、キーボード及びマウス1100等により構成してよい。
【0069】
また、通信I/F1040は、情報処理装置1000を専用ネットワークまたは公共ネットワークを介して端末と接続できるようにするためのネットワーク・アダプタである。通信I/F1040は、モデム、ケーブル・モデム及びイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
【0070】
以上の例は、情報処理装置1000について主に説明したが、コンピュータに、プログラムをインストールして、そのコンピュータを情報処理装置1000として動作させることにより上記で説明した機能を実現することもできる。従って、本発明において一実施形態として説明した情報処理装置1000により実現される機能は、上述の方法を当該コンピュータにより実行することにより、あるいは、上述のプログラムを当該コンピュータに導入して実行することによっても実現可能である。
【0071】
本発明の実施形態である装置10及び10A、またはこれらの装置の制御で用いられる方法を、コンピュータ上のプログラムによって実現する場合において、上記プログラムを格納する記憶媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線または半導体システム(または、装置または機器)あるいは伝搬媒体であることができる。この記憶媒体の例には、半導体またはソリッド・ステート記憶装置、磁気テープ、取り外し可能なコンピュータ可読の媒体の例には、半導体またはソリッド・ステート記憶装置、磁気テープ、取り外し可能なフレキシブルディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リードオンリー・メモリ(ROM)、リジッド磁気ディスク及び光ディスクが含まれる。現時点における光ディスクの例には、コンパクト・ディスク・リードオンリー・メモリ(CD−ROM)、コンパクト・ディスク−リード・ライト(CD−R/W)及びDVDが含まれる。
【0072】
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定しない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載された効果に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0073】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報提供装置の概略構成等を示す図である。
【図2】ユーザ端末を示す概略図である。
【図3】ユーザ端末に表示される動画の一例を示す図である。
【図4】ユーザ端末に表示される動画の一例を示す図である。
【図5】画像辞書生成装置の構成を示す概略ブロック図である。
【図6】画像タグテーブルの一例を示す図である。
【図7】部分画像辞書の一例を示す概念図である。
【図8】検索装置の概略構成を示すブロック図である。
【図9】ユーザ端末の液晶画面に表示される検索結果の一例を示す図である。
【図10】動き情報付与装置の概略構等を示すブロック図である。
【図11】動画の一例を示す図である。
【図12】広告マッチング装置の概略構成を示すブロック図である。
【図13】ユーザ端末を示す概略図である。
【図14】ブックマーク生成装置の概略構成を示すブロック図等である。
【図15】ユーザ端末の液晶画面に表示される画像例である。
【図16】装置の動作例を示す概略フローチャートである。
【図17】装置の動作例を示す概略フローチャートである。
【図18】装置の動作例を示す概略フローチャートである。
【図19】装置の広告マッチング装置を示す概略ブロック図である。
【図20】ユーザ端末の画面例である。
【図21】情報提供装置のハードウェア構成例を示す図である。
【符号の説明】
【0074】
10,10A 情報提供装置
20 画像辞書生成装置
21 コンテンツ取得部
22 コンテンツクラスタリング部
23 部分画像取得部
24 部分画像クラスタリング部
25 特徴付与部
26 タグ付与部
40 検索装置
41 クエリ受付部
42 検索処理部
42a 画像取得部
42b 特徴検出部
43c 画像検索部
42d 関連情報抽出部
43 検索結果生成部
44 検索結果送信部
45 検索ログ記録部
60 動き情報付与装置
61 画像取得部
62 画像内位置取得部
63 動き抽出部
63a 順送り部
63b 逆送り部
64 動き評価部
80,80A 広告マッチング装置
81 シーン位置取得部
82,82A 広告マッチング部
100 ブックマーク生成装置
101 ブックマーク登録部
102 共通画像表示部
103 共通画像カウント部



【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部に対して情報を送信する情報提供装置であって、
全体画像(フレーム)を示す画像情報を外部から受信する画像情報取得部と、
前記全体画像から、前記全体画像を構成する部分画像を抽出する部分画像取得部と、
前記部分画像の特徴を解析して特徴情報を生成する特徴情報生成部と、
前記特徴情報と、前記全体画像を含むコンテンツへのリンクとを関連付けて格納する画像検索データベースと、
を有することを特徴とする情報提供装置。
【請求項2】
前記画像情報取得部は、前記画像情報として動画情報も取得する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項3】
外部に対して情報を送信する情報提供方法であって、
全体画像(フレーム)を示す画像情報を外部から受信する画像情報取得ステップと、
前記全体画像から、前記全体画像を構成する部分画像を抽出する部分画像取得ステップと、
前記部分画像の特徴を解析して特徴情報を生成する特徴情報生成ステップと、
前記特徴情報と、前記全体画像を含むコンテンツへのリンクとを関連付けて格納する画像検索記載情報格納ステップと、
を有することを特徴とする情報提供方法。
【請求項4】
コンピュータを、外部に対して情報を送信する情報提供装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
全体画像(フレーム)を示す画像情報を外部から受信する画像情報取得ステップと、
前記全体画像から、前記全体画像を構成する部分画像を抽出する部分画像取得ステップと、
前記部分画像の特徴を解析して特徴情報を生成する特徴情報生成ステップと、
前記特徴情報と、前記全体画像を含むコンテンツへのリンクとを関連付けて格納する画像検索記載情報格納ステップと、
を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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