説明

情報生成システム及びその方法

【課題】 本発明は、サーバ装置に管理されているオペレーティングシステム資源情報のうち、所望のオペレーティングシステム構成部品を選択的にクライアント装置に送信することにより、ユーザの要求に応じたオペレーティングシステムを生成することができる情報生成システム及びその方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 サーバ装置20に管理されているオペレーティングシステム資源情報及びアプリケーション資源情報のうち、所望のオペレーティングシステム構成部品及びアプリケーションを選択的にクライアント装置30に送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報生成システム及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、クライアント装置からインターネット回線を介してサーバ装置にアクセスし、当該サーバ装置に管理されているソフトウエアを利用することにより種々の処理を実行する、いわゆるクラウド・コンピューティングを採用した種々のシステムが開発及び提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−70375号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、サーバ装置に管理されているオペレーティングシステム資源情報のうち、所望のオペレーティングシステム構成部品を選択的にクライアント装置に送信することにより、ユーザの要求に応じたオペレーティングシステムを生成することができる情報生成システム及びその方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様による情報生成システムは、所定の起動メディアが搭載されるクライアント装置及びサーバ装置が所定の通信回線を介して接続された情報生成システムであって、
前記起動メディアには、前記クライアント装置を前記サーバ装置に接続し、前記クライアント装置と前記サーバ装置との間で通信を行わせることにより、所望のオペレーティングシステムを生成するためのシステム起動資源情報と、前記起動メディア固有のメディア識別情報とが記憶され、
前記サーバ装置は、前記クライアント装置で使用される前記オペレーティングシステムを生成するためのオペレーティングシステム構成部品であって、複数の前記オペレーティングシステム構成部品からなるオペレーティングシステム資源情報を記憶するオペレーティングシステム資源記憶部と、複数のアプリケーションからなるアプリケーション資源情報を記憶するアプリケーション資源記憶部と、前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と、前記オペレーティングシステム構成部品及び前記アプリケーションの組み合わせ情報からなるオペレーティングシステム構成情報とを対応付けて記憶すると共に、同一の前記メディア識別情報に対して、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を対応付けるようにして記憶するオペレーティングシステム構成情報記憶部とを備え、
前記クライアント装置は、前記起動メディアが前記クライアント装置に搭載されると、前記起動メディアから前記システム起動資源情報及び前記メディア識別情報を読み出し、前記システム起動資源情報を初期起動オペレーティングシステム記憶部のシステム起動資源記憶部に記憶すると共に、前記メディア識別情報を前記初期起動オペレーティングシステム記憶部の識別情報記憶部に記憶する読出制御部と、前記通信回線を介して、前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム構成情報記憶部から、前記クライアント装置に搭載された前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と対応付けて記憶されている前記オペレーティングシステム構成情報を読み出すことにより、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を取得するオペレーティングシステム構成情報取得部と、当該取得した複数の前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報を選択することをユーザに促すためのオペレーティングシステム構成情報選択画面を表示部に表示する表示制御部と、操作部におけるユーザの選択操作に応じて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報が選択されると、当該選択された前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム資源記憶部から所望の前記オペレーティングシステム構成部品を読み出すと共に、前記アプリケーション資源記憶部から所望の前記アプリケーションを読み出し、当該読み出した前記オペレーティングシステム構成部品をメイン起動オペレーティングシステム記憶部のオペレーティングシステム記憶部に記憶すると共に、当該読み出した前記アプリケーションを前記メイン起動オペレーティングシステム記憶部のアプリケーション記憶部に記憶することにより、所望の前記オペレーティングシステムを生成するオペレーティングシステム生成部と、を備える。
【0006】
また、本発明の一態様による情報生成方法は、所定の起動メディアが搭載されるクライアント装置及びサーバ装置が所定の通信回線を介して接続された情報生成システムの情報生成方法であって、
前記起動メディアには、前記クライアント装置を前記サーバ装置に接続し、前記クライアント装置と前記サーバ装置との間で通信を行わせることにより、所望のオペレーティングシステムを生成するためのシステム起動資源情報と、前記起動メディア固有のメディア識別情報とが記憶され、
前記サーバ装置には、前記クライアント装置で使用される前記オペレーティングシステムを生成するためのオペレーティングシステム構成部品であって、複数の前記オペレーティングシステム構成部品からなるオペレーティングシステム資源情報を記憶するオペレーティングシステム資源記憶部と、複数のアプリケーションからなるアプリケーション資源情報を記憶するアプリケーション資源記憶部と、前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と、前記オペレーティングシステム構成部品及び前記アプリケーションの組み合わせ情報からなるオペレーティングシステム構成情報とを対応付けて記憶すると共に、同一の前記メディア識別情報に対して、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を対応付けるようにして記憶するオペレーティングシステム構成情報記憶部とが設けられ、前記起動メディアが前記クライアント装置に搭載されると、前記起動メディアから前記システム起動資源情報及び前記メディア識別情報を読み出し、前記システム起動資源情報を初期起動オペレーティングシステム記憶部のシステム起動資源記憶部に記憶すると共に、前記メディア識別情報を前記初期起動オペレーティングシステム記憶部の識別情報記憶部に記憶する読出ステップと、前記通信回線を介して、前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム構成情報記憶部から、前記クライアント装置に搭載された前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と対応付けて記憶されている前記オペレーティングシステム構成情報を読み出すことにより、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を取得するオペレーティングシステム構成情報取得ステップと、当該取得した複数の前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報を選択することをユーザに促すためのオペレーティングシステム構成情報選択画面を表示部に表示する表示ステップと、操作部におけるユーザの選択操作に応じて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報が選択されると、当該選択された前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム資源記憶部から所望の前記オペレーティングシステム構成部品を読み出すと共に、前記アプリケーション資源記憶部から所望の前記アプリケーションを読み出し、当該読み出した前記オペレーティングシステム構成部品をメイン起動オペレーティングシステム記憶部のオペレーティングシステム記憶部に記憶すると共に、当該読み出した前記アプリケーションを前記メイン起動オペレーティングシステム記憶部のアプリケーション記憶部に記憶することにより、所望の前記オペレーティングシステムを生成するオペレーティングシステム生成ステップと、を備える。
【0007】
また、本発明の一態様による情報生成システムは、所定の起動メディアが搭載されるクライアント装置及びサーバ装置が所定の通信回線を介して接続された情報生成システムであって、
前記起動メディアには、前記クライアント装置を前記サーバ装置に接続し、前記クライアント装置と前記サーバ装置との間で通信を行わせることにより、所望のオペレーティングシステムを生成するためのシステム起動資源情報と、前記起動メディア固有のメディア識別情報とが記憶され、
前記サーバ装置は、前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と、前記オペレーティングシステム構成部品及び前記アプリケーションの組み合わせ情報からなるオペレーティングシステム構成情報とを対応付けて記憶すると共に、同一の前記メディア識別情報に対して、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を対応付けるようにして記憶するオペレーティングシステム構成情報記憶部とを備え、
前記クライアント装置は、前記クライアント装置で使用される前記オペレーティングシステムを生成するためのオペレーティングシステム構成部品であって、複数の前記オペレーティングシステム構成部品からなるオペレーティングシステム資源情報を記憶するオペレーティングシステム資源記憶部と、複数のアプリケーションからなるアプリケーション資源情報を記憶するアプリケーション資源記憶部と、前記起動メディアが前記クライアント装置に搭載されると、前記起動メディアから前記システム起動資源情報及び前記メディア識別情報を読み出し、前記システム起動資源情報を初期起動オペレーティングシステム記憶部のシステム起動資源記憶部に記憶すると共に、前記メディア識別情報を前記初期起動オペレーティングシステム記憶部の識別情報記憶部に記憶する読出制御部と、
前記通信回線を介して、前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム構成情報記憶部から、前記クライアント装置に搭載された前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と対応付けて記憶されている前記オペレーティングシステム構成情報を読み出すことにより、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を取得するオペレーティングシステム構成情報取得部と、当該取得した複数の前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報を選択することをユーザに促すためのオペレーティングシステム構成情報選択画面を表示部に表示する表示制御部と、操作部におけるユーザの選択操作に応じて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報が選択されると、当該選択された前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、前記クライアント装置の前記オペレーティングシステム資源記憶部から所望の前記オペレーティングシステム構成部品を読み出すと共に、前記アプリケーション資源記憶部から所望の前記アプリケーションを読み出し、当該読み出した前記オペレーティングシステム構成部品をメイン起動オペレーティングシステム記憶部のオペレーティングシステム記憶部に記憶すると共に、当該読み出した前記アプリケーションを前記メイン起動オペレーティングシステム記憶部のアプリケーション記憶部に記憶することにより、所望の前記オペレーティングシステムを生成するオペレーティングシステム生成部とを備える。
【0008】
また、本発明の一態様による情報生成方法は、所定の起動メディアが搭載されるクライアント装置及びサーバ装置が所定の通信回線を介して接続された情報生成システムの情報生成方法において、
前記起動メディアには、前記クライアント装置を前記サーバ装置に接続し、前記クライアント装置と前記サーバ装置との間で通信を行わせることにより、所望のオペレーティングシステムを生成するためのシステム起動資源情報と、前記起動メディア固有のメディア識別情報とが記憶され、
前記サーバ装置には、前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と、前記オペレーティングシステム構成部品及び前記アプリケーションの組み合わせ情報からなるオペレーティングシステム構成情報とを対応付けて記憶すると共に、同一の前記メディア識別情報に対して、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を対応付けるようにして記憶するオペレーティングシステム構成情報記憶部が設けられ、
前記クライアント装置には、前記クライアント装置で使用される前記オペレーティングシステムを生成するためのオペレーティングシステム構成部品であって、複数の前記オペレーティングシステム構成部品からなるオペレーティングシステム資源情報を記憶するオペレーティングシステム資源記憶部と、複数のアプリケーションからなるアプリケーション資源情報を記憶するアプリケーション資源記憶部が設けられており、
前記起動メディアが前記クライアント装置に搭載されると、前記起動メディアから前記システム起動資源情報及び前記メディア識別情報を読み出し、前記システム起動資源情報を初期起動オペレーティングシステム記憶部のシステム起動資源記憶部に記憶すると共に、前記メディア識別情報を前記初期起動オペレーティングシステム記憶部の識別情報記憶部に記憶する読出ステップと、
前記通信回線を介して、前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム構成情報記憶部から、前記クライアント装置に搭載された前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と対応付けて記憶されている前記オペレーティングシステム構成情報を読み出すことにより、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を取得するオペレーティングシステム構成情報取得ステップと、
当該取得した複数の前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報を選択することをユーザに促すためのオペレーティングシステム構成情報選択画面を表示部に表示する表示ステップと、
操作部におけるユーザの選択操作に応じて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報が選択されると、当該選択された前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム資源記憶部から所望の前記オペレーティングシステム構成部品を読み出すと共に、前記アプリケーション資源記憶部から所望の前記アプリケーションを読み出し、当該読み出した前記オペレーティングシステム構成部品をメイン起動オペレーティングシステム記憶部のオペレーティングシステム記憶部に記憶すると共に、当該読み出した前記アプリケーションを前記メイン起動オペレーティングシステム記憶部のアプリケーション記憶部に記憶することにより、所望の前記オペレーティングシステムを生成するオペレーティングシステム生成ステップとを備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の情報生成システム及びその方法によれば、サーバ装置に管理されているオペレーティングシステム資源情報のうち、所望のオペレーティングシステム構成部品を選択的にクライアント装置に送信することにより、ユーザの要求に応じたオペレーティングシステムを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施の形態による情報生成システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態による情報生成処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0012】
図1に、本発明の実施の形態による情報生成システム10の構成を示す。この情報生成システム10は、オペレーティングシステム(OS)資源やアプリケーション資源などを管理及び記憶するサーバ装置20に、例えばインターネット回線などの通信回線40を介して、例えばパーソナルコンピュータなどからなるクライアント装置30を接続することにより形成される。
【0013】
本実施の形態の場合、クライアント装置30は、内部にオペレーティングシステムやアプリケーションを保有しておらず、サーバ装置20に管理されているオペレーティングシステム資源情報のうち、所望のオペレーティングシステム構成部品を選択的に取得することにより、ユーザの要求に応じたオペレーティングシステムを生成し使用する。
【0014】
ところで、この情報生成システム10では、クライアント装置30に搭載するためのメディアとして、起動メディア130が予め用意されている。この起動メディア130には、クライアント装置30をサーバ装置20に接続し、当該サーバ装置20から所望のオペレーティングシステム構成部品を選択的に取得することにより、ユーザの要求に応じたオペレーティングシステムを生成するためのシステム起動資源情報と、起動メディア130を特定するために、起動メディア130固有の識別情報からなるメディア識別情報とが記憶されている。
【0015】
なお、この起動メディア130としては、例えばコンパクトディスク、USBメモリ、SDメモリカードなどが利用される。
【0016】
一方、サーバ装置20は、各種情報を記憶するための記憶部50〜110を有する。ところで、クライアント装置30側で使用されるオペレーティングシステムは、少なくとも1つ以上のオペレーティングシステム構成部品によって生成される。本実施の形態の場合、オペレーティングシステム(OS)資源記憶部70は、クライアント装置30に送信するオペレーティングシステム構成部品の候補として、複数のオペレーティングシステム構成部品からなるオペレーティングシステム資源情報を記憶する。なお、このオペレーティングシステム構成部品は、暗号化された状態でオペレーティングシステム(OS)資源記憶部70に記憶されている。
【0017】
アプリケーション資源記憶部80は、クライアント装置30に送信するアプリケーションの候補として、複数のアプリケーションからなるアプリケーション資源情報を記憶する。このアプリケーションとしては、例えばブラウザ、オフィスソフト、CADソフト、マルチメディア編集ソフトなどが挙げられる。なお、このアプリケーションは、暗号化された状態でアプリケーション資源記憶部80に記憶されている。
【0018】
資源情報記憶部50は、オペレーティングシステム(OS)資源記憶部70に記憶されているオペレーティングシステム構成部品毎に、当該オペレーティングシステム構成部品を復号化する際に必要な暗号キーと、当該オペレーティングシステム構成部品から一義的に導き出される情報であるハッシュ値(すなわち、基準ハッシュ値)とを対応付けてそれぞれ記憶する。
【0019】
すなわち、資源情報記憶部50は、オペレーティングシステム構成部品固有の資源識別情報と、当該オペレーティングシステム構成部品を復号化する際に必要な暗号キーと、当該オペレーティングシステム構成部品から算出されるハッシュ値とを対応付けて記憶する。
【0020】
また、資源情報記憶部50は、アプリケーション資源記憶部80に記憶されているアプリケーション毎に、当該アプリケーションを復号化する際に必要な暗号キーと、当該アプリケーションから一義的に導き出される情報であるハッシュ値(すなわち、基準ハッシュ値)とを対応付けてそれぞれ記憶する。
【0021】
すなわち、資源情報記憶部50は、アプリケーション固有の資源識別情報と、当該アプリケーションを復号化する際に必要な暗号キーと、当該アプリケーションから算出されるハッシュ値とを対応付けて記憶する。
【0022】
メディア情報記憶部90は、起動メディア130毎に、当該起動メディア130に記憶されているシステム起動資源情報から一義的に導き出される情報であるハッシュ値(すなわち、基準ハッシュ値)をそれぞれ記憶する。
【0023】
すなわち、メディア情報記憶部90は、起動メディア130固有のメディア識別情報と、当該起動メディア130に記憶されているシステム起動資源情報から算出されるハッシュ値とを対応付けて記憶する。
【0024】
ところで、本実施の形態の場合、ユーザは、オペレーティングシステム資源情報及びアプリケーション資源情報の中から、所望のオペレーティングシステム構成部品及びアプリケーションをそれぞれ選定することにより、オペレーティングシステム構成部品及びアプリケーションの組み合わせを予め選定しておき、この組み合わせ情報をオペレーティングシステム構成情報としてサーバ装置20に登録する。
【0025】
具体的には、オペレーティングシステム(OS)構成情報記憶部60には、起動メディア130毎すなわちメディア識別情報毎に、オペレーティングシステム構成部品及びアプリケーションの組み合わせ情報からなるオペレーティングシステム構成情報が記憶されている。
【0026】
このように、オペレーティングシステム(OS)構成情報記憶部60は、起動メディア130固有のメディア識別情報と、オペレーティングシステム構成部品及びアプリケーションの組み合わせ情報からなるオペレーティングシステム構成情報とを対応付けて記憶する。
【0027】
さらに、本実施の形態の場合、ユーザは、同一の起動メディア130をクライアント装置30に搭載した際に、オペレーティングシステム構成部品及びアプリケーションの組み合わせとして、複数の組み合わせの中から所望の組み合わせを選択することができるようにすることを目的として、同一のメディア識別情報に対して、複数の組み合わせ情報をサーバ装置20に登録する。
【0028】
すなわち、オペレーティングシステム(OS)構成情報記憶部60は、メディア識別情報と、オペレーティングシステム構成部品及びアプリケーションの組み合わせ情報とを対応付けて記憶すると共に、同一のメディア識別情報に対して、複数の組み合わせ情報を対応付けるようにして記憶する。
【0029】
ユーザ管理情報記憶部100は、起動メディア130毎に、当該起動メディア130が搭載されたクライアント装置30においてユーザ認証を行う際に使用されるパスワードと、個人情報記憶部110に所定の個人情報を記憶する際に必要な暗号キーとを対応付けてそれぞれ記憶する。
【0030】
すなわち、ユーザ管理情報記憶部100は、起動メディア130固有のメディア識別情報と、クライアント装置30においてユーザ認証を行う際に必要なパスワードと、個人情報記憶部110に個人情報を記憶する際に必要な暗号キーとを対応付けて記憶する。
【0031】
個人情報記憶部100は、起動メディア130毎に、当該起動メディア130が搭載されたクライアント装置30におけるユーザの使用によって生成された個人情報をそれぞれ記憶する。この個人情報には、例えばオフィスソフトによって生成された文書データや表データなどが挙げられ、暗号化された上で個人情報記憶部100に記憶される。
【0032】
すなわち、個人情報記憶部110は、起動メディア130固有のメディア識別情報と、ユーザ管理情報記憶部100に当該メディア識別情報と対応付けて記憶されている暗号キーを用いて暗号化された個人情報とを対応付けて記憶する。
【0033】
ここで図2に、本実施の形態による情報生成処理手順RT10を示す。この図2において情報生成処理手順RT10に入ると、ステップSP10において、ユーザが、クライアント装置30に起動メディア130をセットし、電源を投入すると、ステップSP20に移って、クライアント装置30の制御部230は、起動メディア130からシステム起動資源情報とメディア識別情報とを読み出し、このうちシステム起動資源情報を初期起動オペレーティングシステム(OS)記憶部160のシステム起動資源記憶部170に記憶すると共に、メディア識別情報を初期起動オペレーティングシステム(OS)記憶部160の識別情報記憶部180に記憶する。
【0034】
ステップSP30において、制御部230は、この初期起動オペレーティングシステム(OS)記憶部160のうち、システム起動資源記憶部170に記憶されているシステム起動資源情報と、識別情報記憶部180に記憶されているメディア識別情報とに基づいて、サーバ装置20との間で、通信回線40を介して、例えばSSL通信などの暗号化通信を確立する。
【0035】
ステップSP40において、制御部230は、当該クライアント装置30に搭載された起動メディア130固有のメディア識別情報を含むようにして、サーバ装置20からオペレーティングシステム構成情報を取得するためのオペレーティングシステム構成情報取得要求を生成し、これを通信回線40を介してサーバ装置20に送信する。
【0036】
サーバ装置20の制御部120は、このオペレーティングシステム構成情報取得要求を受信すると、オペレーティングシステム(OS)構成情報記憶部60から、オペレーティングシステム構成情報取得要求に含まれるメディア識別情報と対応付けて記憶されているオペレーティングシステム構成情報を読み出し、これを通信回線40を介してクライアント装置30に送信する。
【0037】
クライアント装置30の制御部230は、このオペレーティングシステム構成情報を受信すると、このオペレーティングシステム構成情報に基づいて、オペレーティングシステム構成情報選択画面を生成し、これを表示部140に表示することにより、オペレーティングシステム構成部品及びアプリケーションの組み合わせとして、複数の組み合わせの中から所望の組み合わせを選択するようにユーザに促す。
【0038】
このオペレーティングシステム構成情報選択画面に表示される組み合わせの一例としては、全てのオペレーティングシステム構成部品とブラウザとの組み合わせからなるブラウザ機能オペレーティングシステムと、全てのオペレーティングシステム構成部品とブラウザとオフィスソフトとの組み合わせからなる簡易機能オペレーティングシステムと、全てのオペレーティングシステム構成部品と全てのアプリケーションとの組み合わせからなるフル機能オペレーティングシステムとの組み合わせが挙げられる。
【0039】
この状態において、ユーザが、表示部140に表示されたオペレーティングシステム構成情報選択画面を目視しながら、操作部150を操作することにより、オペレーティングシステム構成部品及びアプリケーションの複数の組み合わせの中から、所望の組み合わせを選択すると、制御部230は、選択された組み合わせに関する情報を示すオペレーティングシステム構成選択情報を生成し、これを通信回線40を介してサーバ装置20に送信する。
【0040】
サーバ装置20の制御部120は、オペレーティングシステム構成選択情報を受信すると、当該オペレーティングシステム構成選択情報によって示されるオペレーティングシステム構成部品及びアプリケーションの組み合わせに基づいて、オペレーティングシステム(OS)資源記憶部70から所望のオペレーティングシステム構成部品を読み出すと共に、アプリケーション資源記憶部80から所望のアプリケーションを読み出す。この際、オペレーティングシステム構成部品とアプリケーションは、メイン起動オペレーティングシステム記憶部に書き込み不可能な読み込み専用として記憶する。これによりメイン起動オペレーティングシステムはウィルスや改ざんなどの影響を抑止する読み込み専用で動作し、かつ所望の構成で動作させることが可能となる。
【0041】
また、制御部120は、資源情報記憶部50から、オペレーティングシステム構成選択情報によって示されるオペレーティングシステム構成部品固有の資源識別情報と対応付けて記憶されている暗号キー及びハッシュ値を読み出すと共に、オペレーティングシステム構成選択情報によって示されるアプリケーション固有の資源識別情報と対応付けて記憶されている暗号キー及びハッシュ値を読み出す。
【0042】
そして、制御部120は、オペレーティングシステム構成部品並びに当該オペレーティングシステム構成部品に対応する暗号キー及びハッシュ値と、アプリケーション並びに当該アプリケーションに対応する暗号キー及びハッシュ値とを通信回線40を介してクライアント装置30に送信する。
【0043】
クライアント装置30の制御部230は、オペレーティングシステム構成部品並びに当該オペレーティングシステム構成部品に対応する暗号キー及びハッシュ値を受信すると、この受信したオペレーティングシステム構成部品からハッシュ値を算出し、当該算出されたハッシュ値と、受信したハッシュ値とを比較する。
【0044】
その結果、制御部230は、これらが一致する場合には、受信したオペレーティングシステム構成部品が改ざんされていないと判断し、暗号キーを用いて、当該オペレーティングシステム構成部品を復号化する。これに対して、制御部230は、これらが一致しない場合には、受信したオペレーティングシステム構成部品が改ざんされたと判断し、当該情報生成処理手順RT10を終了する。
【0045】
同様に、クライアント装置30の制御部230は、アプリケーション並びに当該アプリケーションに対応する暗号キー及びハッシュ値を受信すると、この受信したアプリケーションからハッシュ値を算出し、当該算出されたハッシュ値と、受信したハッシュ値とを比較する。
【0046】
その結果、制御部230は、これらが一致する場合には、受信したアプリケーションが改ざんされていないと判断し、暗号キーを用いて、当該アプリケーションを復号化する。これに対して、制御部230は、これらが一致しない場合には、受信したアプリケーションが改ざんされたと判断し、当該情報生成処理手順RT10を終了する。
【0047】
このように、制御部230は、受信したオペレーティングシステム構成部品及びアプリケーションがいずれも改ざんされていない場合には、このうちオペレーティングシステム構成部品をメイン起動オペレーティングシステム(OS)記憶部190のオペレーティングシステム(OS)記憶部200に記憶すると共に、アプリケーションをメイン起動オペレーティングシステム(OS)記憶部190のアプリケーション記憶部210に記憶することにより、ユーザ所望のオペレーティングシステムを生成し、当該オペレーティングシステムに基づいて各種動作を実行する。
【0048】
ステップSP50において、クライアント装置30の制御部230は、起動メディア130のハッシュ値をサーバ装置20から取得するための起動メディアハッシュ値取得要求を生成し、これを通信回線40を介してサーバ装置20に送信する。
【0049】
サーバ装置20の制御部120は、起動メディアハッシュ値取得要求を受信すると、メディア情報記憶部90から、クライアント装置30に搭載された起動メディア130固有のメディア識別情報と対応付けて記憶されているハッシュ値を読み出し、これを通信回線40を介してクライアント装置30に送信する。
【0050】
クライアント装置30の制御部30は、サーバ装置20から送信されたハッシュ値を受信すると、起動メディア130に記憶されているシステム起動資源情報、すなわち初期起動オペレーティングシステム(OS)記憶部のシステム起動資源記憶部170に記憶されているシステム起動資源情報からハッシュ値を算出し、当該算出されたハッシュ値と、受信したハッシュ値とを比較する。
【0051】
その結果、制御部230は、これらが一致する場合には、起動メディア130が改ざんされていないと判断し、続くステップSP60に移る。これに対して、制御部230は、これらが一致しない場合には、起動メディア130が改ざんされたと判断し、当該情報生成処理手順RT10を終了する。このサーバ装置と組み合わせた起動メディア改ざんチェックにより、改ざん防止のための特殊なメディアを用いることなく、一般的なメディアを使用しても改ざん防止のセキュリティを向上させることができる。
【0052】
ステップSP60において、クライアント装置30の制御部230は、操作部150におけるユーザの入力操作に応じて、ユーザ認証を行うためのパスワードが入力されると、サーバ装置20から比較対象のパスワードを取得するためのパスワード取得要求を生成し、これを通信回線40を介してサーバ装置20に送信する。
【0053】
サーバ装置20の制御部120は、パスワード取得要求を受信すると、ユーザ管理情報記憶部100から、クライアント装置30に搭載された起動メディア130固有のメディア識別情報と対応付けて記憶されているパスワードを読み出し、これを通信回線40を介してクライアント装置30に送信する。
【0054】
クライアント装置30の制御部230は、サーバ装置20から送信されたパスワードを受信すると、ユーザによって入力されたパスワードと、サーバ装置20から送信されたパスワードとを比較する。
【0055】
その結果、制御部230は、これらが一致する場合には、ユーザ認証に成功したと判断し、続くステップSP70に移る。これに対して、制御部230は、これらが一致しない場合には、ユーザ認証に失敗したと判断し、当該情報生成処理手順RT10を終了する。
【0056】
ステップSP70において、クライアント装置30の制御部230は、ユーザの過去の使用によって生成された文書データや表データなどの個人情報を取得するための個人情報取得要求を生成し、これを通信回線40を介してサーバ装置20に送信する。
【0057】
サーバ装置20の制御部120は、この個人情報取得要求を受信すると、個人情報記憶部110から、クライアント装置30に搭載された起動メディア130固有のメディア識別情報と対応付けて記憶されている個人情報を読み出すと共に、ユーザ管理情報記憶部100から、当該メディア識別情報と対応付けて記憶されている暗号キーを読み出し、これらを通信回線40を介してクライアント装置30に送信する。
【0058】
クライアント装置30の制御部230は、これら個人情報及び暗号キーを受信すると、暗号キーを用いて、暗号化された個人情報を復号化し、得られた個人情報をメイン起動オペレーティングシステム(OS)記憶部190の個人情報記憶部220に記憶する。そしてステップSP80に移って、当該情報生成処理手順RT10を終了する。
【0059】
これ以降、ユーザは、クライアント装置30を利用することができ、クライアント装置30の制御部230は、メイン起動オペレーティングシステム(OS)記憶部190のうち、オペレーティングシステム(OS)記憶部200に記憶されているオペレーティングシステム構成部品と、アプリケーション記憶部210に記憶されているアプリケーションとに基づいて、各種処理を実行し、その際、個人情報記憶部220に記憶されている個人情報を必要に応じて参照する。
【0060】
このように本実施の形態によれば、サーバ装置20に管理されているオペレーティングシステム資源情報及びアプリケーション資源情報のうち、所望のオペレーティングシステム構成部品及びアプリケーションを選択的にクライアント装置30に送信することにより、ユーザの要求に応じたオペレーティングシステムを生成することができる。
【0061】
また、本実施の形態によれば、クライアント装置30側で、サーバ装置20から送信されたオペレーティングシステム構成部品及びアプリケーションと、起動メディア130に記憶されているシステム起動資源情報とが改ざんされているか否かをチェックすることにより、情報生成システム10におけるセキュリティの信頼性を向上させることができる。
【0062】
なお、上述の実施の形態においては、起動メディアとして、起動メディア130を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、クライアント装置30をサーバ装置20に接続し、クライアント装置30とサーバ装置20との間で通信を行わせることにより、所望のオペレーティングシステムを生成するためのシステム起動資源情報と、起動メディア130固有のメディア識別情報とが記憶された他の種々の起動メディアを適用するようにしても良い。
【0063】
また、上述の実施の形態においては、オペレーティングシステム資源記憶部として、オペレーティングシステム(OS)資源記憶部70を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、クライアント装置30で使用されるオペレーティングシステムを生成するためのオペレーティングシステム構成部品であって、複数のオペレーティングシステム構成部品からなるオペレーティングシステム資源情報を記憶する他の種々のオペレーティングシステム資源記憶部を適用するようにしても良い。
【0064】
また、上述の実施の形態においては、アプリケーション資源記憶部として、アプリケーション資源記憶部80を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、複数のアプリケーションからなるアプリケーション資源情報を記憶する他の種々のアプリケーション資源記憶部を適用するようにしても良い。
【0065】
また、上述の実施の形態においては、オペレーティングシステム構成情報記憶部として、オペレーティングシステム(OS)構成情報記憶部60を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、起動メディア130固有のメディア識別情報と、オペレーティングシステム構成部品及びアプリケーションの組み合わせ情報からなるオペレーティングシステム構成情報とを対応付けて記憶すると共に、同一のメディア識別情報に対して、複数のオペレーティングシステム構成情報を対応付けるようにして記憶する他の種々のオペレーティングシステム構成情報記憶部を適用するようにしても良い。
【0066】
また、上述の実施の形態においては、読出制御部として、制御部230を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、起動メディア130がクライアント装置30に搭載されると、起動メディア130からシステム起動資源情報及びメディア識別情報を読み出し、システム起動資源情報を初期起動オペレーティングシステム(OS)記憶部160のシステム起動資源記憶部170に記憶すると共に、メディア識別情報を初期起動オペレーティングシステム(OS)記憶部160の識別情報記憶部180に記憶する他の種々の読出制御部を適用するようにしても良い。
【0067】
また、上述の実施の形態においては、オペレーティングシステム構成情報取得部として、制御部230を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、通信回線40を介して、サーバ装置20のオペレーティングシステム(OS)構成情報記憶部60から、クライアント装置30に搭載された起動メディア130固有のメディア識別情報と対応付けて記憶されているオペレーティングシステム構成情報を読み出すことにより、複数のオペレーティングシステム構成情報を取得する他の種々のオペレーティングシステム構成情報取得部を適用するようにしても良い。
【0068】
また、上述の実施の形態においては、表示制御部として、制御部230を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、取得した複数のオペレーティングシステム構成情報に基づいて、複数のオペレーティングシステム構成情報の中から所望のオペレーティングシステム構成情報を選択することをユーザに促すためのオペレーティングシステム構成情報選択画面を表示部140に表示する他の種々の表示制御部を適用するようにしても良い。
【0069】
また、上述の実施の形態においては、オペレーティングシステム生成部として、制御部230を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、操作部150におけるユーザの選択操作に応じて、複数のオペレーティングシステム構成情報の中から所望のオペレーティングシステム構成情報が選択されると、当該選択されたオペレーティングシステム構成情報に基づいて、サーバ装置20のオペレーティングシステム(OS)資源記憶部70から所望のオペレーティングシステム構成部品を読み出すと共に、アプリケーション資源記憶部80から所望の前記アプリケーションを読み出し、当該読み出したオペレーティングシステム構成部品をメイン起動オペレーティングシステム(OS)記憶部190のオペレーティングシステム(OS)記憶部200に記憶すると共に、当該読み出したアプリケーションをメイン起動オペレーティングシステム(OS)記憶部190のアプリケーション記憶部210に記憶することにより、所望のオペレーティングシステムを生成する他の種々のオペレーティングシステム生成部を適用するようにしても良い。
【0070】
また、上述の実施の形態においては、資源情報記憶部として、資源情報記憶部50を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、オペレーティングシステム構成部品固有の資源識別情報と、オペレーティングシステム構成部品から算出される基準ハッシュ値とを対応付けて記憶すると共に、アプリケーション固有の資源識別情報と、アプリケーションから算出される基準ハッシュ値とを対応付けて記憶する他の種々の資源情報記憶部を適用するようにしても良い。
【0071】
また、上述の実施の形態においては、メディア情報記憶部として、メディア情報記憶部90を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、起動メディア130固有のメディア識別情報と、起動メディア130に記憶されているシステム起動資源情報から算出される基準ハッシュ値とを対応付けて記憶する他の種々のメディア情報記憶部を適用するようにしても良い。
【0072】
また、上述の実施の形態においては、起動メディア検証部として、制御部230を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、サーバ装置20のメディア情報記憶部90から、クライアント装置30に搭載された起動メディア130固有のメディア識別情報と対応付けて記憶されている基準ハッシュ値を読み出し、初期起動オペレーティングシステム(OS)記憶部160のシステム起動資源記憶部170に記憶されているシステム起動資源情報から比較対象のハッシュ値を算出し、当該算出された比較対象のハッシュ値と、基準ハッシュ値とを比較することにより、起動メディア130の同一性を検証する他の種々の起動メディア検証部を適用するようにしても良い。
【0073】
また、上述の実施形態においては、オペレーティング資源情報記憶部、アプリケーション資源情報記憶部、個人情報記憶部はサーバ装置上に配置したものではあるが、これら記憶部はサーバ装置上ではなく、クライアント装置上に配置する構成としても良い。
【0074】
また、上述の実施の形態においては、電源を投入した場合(起動時)、自動的にオペレーティングシステム構成情報選択画面を表示することとしているが、予め省略時のオペレーティング構成情報を設定することで、オペレーティングシステム構成情報選択画面を表示させることなく自動的に起動させることができる。また本情報生成システムでは、オペレーティングシステムを一度生成した後、ユーザが改めてオペレーティングシステム構成を変更できるよう、別途作業中にオペレーティングシステム構成情報選択画面を表示させることができるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0075】
10 情報生成システム
20 サーバ装置
30 クライアント装置
40 通信回線
50 資源情報記憶部
60 オペレーティングシステム(OS)構成情報記憶部
70 オペレーティングシステム(OS)資源記憶部
80 アプリケーション資源記憶部
90 メディア情報記憶部
100 ユーザ管理情報記憶部
110 個人情報記憶部
120 制御部
130 起動メディア
140 表示部
150 操作部
160 初期起動オペレーティングシステム(OS)記憶部
170 システム起動資源記憶部
180 識別情報記憶部
190 メイン起動オペレーティングシステム(OS)記憶部
200 オペレーティングシステム(OS)記憶部
210 アプリケーション記憶部
220 個人情報記憶部
230 制御部



【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の起動メディアが搭載されるクライアント装置及びサーバ装置が所定の通信回線を介して接続された情報生成システムにおいて、
前記起動メディアには、
前記クライアント装置を前記サーバ装置に接続し、前記クライアント装置と前記サーバ装置との間で通信を行わせることにより、所望のオペレーティングシステムを生成するためのシステム起動資源情報と、
前記起動メディア固有のメディア識別情報とが記憶され、
前記サーバ装置は、
前記クライアント装置で使用される前記オペレーティングシステムを生成するためのオペレーティングシステム構成部品であって、複数の前記オペレーティングシステム構成部品からなるオペレーティングシステム資源情報を記憶するオペレーティングシステム資源記憶部と、
複数のアプリケーションからなるアプリケーション資源情報を記憶するアプリケーション資源記憶部と、
前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と、前記オペレーティングシステム構成部品及び前記アプリケーションの組み合わせ情報からなるオペレーティングシステム構成情報とを対応付けて記憶すると共に、同一の前記メディア識別情報に対して、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を対応付けるようにして記憶するオペレーティングシステム構成情報記憶部と
を備え、
前記クライアント装置は、
前記起動メディアが前記クライアント装置に搭載されると、前記起動メディアから前記システム起動資源情報及び前記メディア識別情報を読み出し、前記システム起動資源情報を初期起動オペレーティングシステム記憶部のシステム起動資源記憶部に記憶すると共に、前記メディア識別情報を前記初期起動オペレーティングシステム記憶部の識別情報記憶部に記憶する読出制御部と、
前記通信回線を介して、前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム構成情報記憶部から、前記クライアント装置に搭載された前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と対応付けて記憶されている前記オペレーティングシステム構成情報を読み出すことにより、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を取得するオペレーティングシステム構成情報取得部と、
当該取得した複数の前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報を選択することをユーザに促すためのオペレーティングシステム構成情報選択画面を表示部に表示する表示制御部と、
操作部におけるユーザの選択操作に応じて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報が選択されると、当該選択された前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム資源記憶部から所望の前記オペレーティングシステム構成部品を読み出すと共に、前記アプリケーション資源記憶部から所望の前記アプリケーションを読み出し、当該読み出した前記オペレーティングシステム構成部品をメイン起動オペレーティングシステム記憶部のオペレーティングシステム記憶部に記憶すると共に、当該読み出した前記アプリケーションを前記メイン起動オペレーティングシステム記憶部のアプリケーション記憶部に記憶することにより、所望の前記オペレーティングシステムを生成するオペレーティングシステム生成部と
を備えることを特徴とする情報生成システム。
【請求項2】
前記サーバ装置は、
前記オペレーティングシステム構成部品固有の資源識別情報と、前記オペレーティングシステム構成部品から算出される基準ハッシュ値とを対応付けて記憶すると共に、前記アプリケーション固有の前記資源識別情報と、前記アプリケーションから算出される基準ハッシュ値とを対応付けて記憶する資源情報記憶部
をさらに備え、
前記オペレーティングシステム生成部は、
前記サーバ装置の前記資源情報記憶部から、読出対象の前記オペレーティングシステム構成部品固有の前記資源識別情報と対応付けて記憶されている前記基準ハッシュ値を読み出すと共に、読出対象の前記アプリケーション固有の前記資源識別情報と対応付けて記憶されている前記基準ハッシュ値を読み出し、
前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム資源記憶部から読み出された前記オペレーティングシステム構成部品から比較対象のハッシュ値を算出すると共に、前記アプリケーション資源記憶部から読み出された前記アプリケーションから比較対象の前記ハッシュ値を算出し、
前記オペレーティングシステム構成部品及び前記アプリケーションそれぞれについて、当該算出された比較対象の前記ハッシュ値と、前記基準ハッシュ値とをそれぞれ比較し、これらがいずれも一致する場合には、前記オペレーティングシステム構成部品を前記メイン起動オペレーティングシステム記憶部の前記オペレーティングシステム記憶部に記憶すると共に、前記アプリケーションを前記メイン起動オペレーティングシステム記憶部の前記アプリケーション記憶部に記憶することにより、所望の前記オペレーティングシステムを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報生成システム。
【請求項3】
前記サーバ装置は、
前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と、前記起動メディアに記憶されている前記システム起動資源情報から算出される基準ハッシュ値とを対応付けて記憶するメディア情報記憶部をさらに備え、
前記クライアント装置は、
前記サーバ装置の前記メディア情報記憶部から、前記クライアント装置に搭載された前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と対応付けて記憶されている前記基準ハッシュ値を読み出し、
前記初期起動オペレーティングシステム記憶部の前記システム起動資源記憶部に記憶されている前記システム起動資源情報から比較対象のハッシュ値を算出し、
当該算出された比較対象の前記ハッシュ値と、前記基準ハッシュ値とを比較することにより、前記起動メディアの同一性を検証する起動メディア検証部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報生成システム。
【請求項4】
所定の起動メディアが搭載されるクライアント装置及びサーバ装置が所定の通信回線を介して接続された情報生成システムの情報生成方法において、
前記起動メディアには、
前記クライアント装置を前記サーバ装置に接続し、前記クライアント装置と前記サーバ装置との間で通信を行わせることにより、所望のオペレーティングシステムを生成するためのシステム起動資源情報と、
前記起動メディア固有のメディア識別情報とが記憶され、
前記サーバ装置には、
前記クライアント装置で使用される前記オペレーティングシステムを生成するためのオペレーティングシステム構成部品であって、複数の前記オペレーティングシステム構成部品からなるオペレーティングシステム資源情報を記憶するオペレーティングシステム資源記憶部と、
複数のアプリケーションからなるアプリケーション資源情報を記憶するアプリケーション資源記憶部と、
前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と、前記オペレーティングシステム構成部品及び前記アプリケーションの組み合わせ情報からなるオペレーティングシステム構成情報とを対応付けて記憶すると共に、同一の前記メディア識別情報に対して、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を対応付けるようにして記憶するオペレーティングシステム構成情報記憶部とが設けられ、
前記起動メディアが前記クライアント装置に搭載されると、前記起動メディアから前記システム起動資源情報及び前記メディア識別情報を読み出し、前記システム起動資源情報を初期起動オペレーティングシステム記憶部のシステム起動資源記憶部に記憶すると共に、前記メディア識別情報を前記初期起動オペレーティングシステム記憶部の識別情報記憶部に記憶する読出ステップと、
前記通信回線を介して、前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム構成情報記憶部から、前記クライアント装置に搭載された前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と対応付けて記憶されている前記オペレーティングシステム構成情報を読み出すことにより、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を取得するオペレーティングシステム構成情報取得ステップと、
当該取得した複数の前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報を選択することをユーザに促すためのオペレーティングシステム構成情報選択画面を表示部に表示する表示ステップと、
操作部におけるユーザの選択操作に応じて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報が選択されると、当該選択された前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム資源記憶部から所望の前記オペレーティングシステム構成部品を読み出すと共に、前記アプリケーション資源記憶部から所望の前記アプリケーションを読み出し、当該読み出した前記オペレーティングシステム構成部品をメイン起動オペレーティングシステム記憶部のオペレーティングシステム記憶部に記憶すると共に、当該読み出した前記アプリケーションを前記メイン起動オペレーティングシステム記憶部のアプリケーション記憶部に記憶することにより、所望の前記オペレーティングシステムを生成するオペレーティングシステム生成ステップとを備えることを特徴とする情報生成方法。
【請求項5】
前記サーバ装置には、
前記オペレーティングシステム構成部品固有の資源識別情報と、前記オペレーティングシステム構成部品から算出される基準ハッシュ値とを対応付けて記憶すると共に、前記アプリケーション固有の前記資源識別情報と、前記アプリケーションから算出される基準ハッシュ値とを対応付けて記憶する資源情報記憶部がさらに設けられ、
前記オペレーティングシステム生成ステップは、
前記サーバ装置の前記資源情報記憶部から、読出対象の前記オペレーティングシステム構成部品固有の前記資源識別情報と対応付けて記憶されている前記基準ハッシュ値を読み出すと共に、読出対象の前記アプリケーション固有の前記資源識別情報と対応付けて記憶されている前記基準ハッシュ値を読み出し、
前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム資源記憶部から読み出された前記オペレーティングシステム構成部品から比較対象のハッシュ値を算出すると共に、前記アプリケーション資源記憶部から読み出された前記アプリケーションから比較対象の前記ハッシュ値を算出し、
前記オペレーティングシステム構成部品及び前記アプリケーションそれぞれについて、当該算出された比較対象の前記ハッシュ値と、前記基準ハッシュ値とをそれぞれ比較し、これらがいずれも一致する場合には、前記オペレーティングシステム構成部品を前記メイン起動オペレーティングシステム記憶部の前記オペレーティングシステム記憶部に記憶すると共に、前記アプリケーションを前記メイン起動オペレーティングシステム記憶部の前記アプリケーション記憶部に記憶することにより、所望の前記オペレーティングシステムを生成することを特徴とする請求項4に記載の情報生成方法。
【請求項6】
前記サーバ装置には、
前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と、前記起動メディアに記憶されている前記システム起動資源情報から算出される基準ハッシュ値とを対応付けて記憶するメディア情報記憶部がさらに設けられ、
前記サーバ装置の前記メディア情報記憶部から、前記クライアント装置に搭載された前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と対応付けて記憶されている前記基準ハッシュ値を読み出し、
前記初期起動オペレーティングシステム記憶部の前記システム起動資源記憶部に記憶されている前記システム起動資源情報から比較対象のハッシュ値を算出し、
当該算出された比較対象の前記ハッシュ値と、前記基準ハッシュ値とを比較することにより、前記起動メディアの同一性を検証する起動メディア検証ステップをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の情報生成方法。
【請求項7】
所定の起動メディアが搭載されるクライアント装置及びサーバ装置が所定の通信回線を介して接続された情報生成システムにおいて、
前記起動メディアには、
前記クライアント装置を前記サーバ装置に接続し、前記クライアント装置と前記サーバ装置との間で通信を行わせることにより、所望のオペレーティングシステムを生成するためのシステム起動資源情報と、
前記起動メディア固有のメディア識別情報とが記憶され、
前記サーバ装置は、
前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と、前記オペレーティングシステム構成部品及び前記アプリケーションの組み合わせ情報からなるオペレーティングシステム構成情報とを対応付けて記憶すると共に、同一の前記メディア識別情報に対して、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を対応付けるようにして記憶するオペレーティングシステム構成情報記憶部とを備え、
前記クライアント装置は、
前記クライアント装置で使用される前記オペレーティングシステムを生成するためのオペレーティングシステム構成部品であって、複数の前記オペレーティングシステム構成部品からなるオペレーティングシステム資源情報を記憶するオペレーティングシステム資源記憶部と、
複数のアプリケーションからなるアプリケーション資源情報を記憶するアプリケーション資源記憶部と、
前記起動メディアが前記クライアント装置に搭載されると、前記起動メディアから前記システム起動資源情報及び前記メディア識別情報を読み出し、前記システム起動資源情報を初期起動オペレーティングシステム記憶部のシステム起動資源記憶部に記憶すると共に、前記メディア識別情報を前記初期起動オペレーティングシステム記憶部の識別情報記憶部に記憶する読出制御部と、
前記通信回線を介して、前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム構成情報記憶部から、前記クライアント装置に搭載された前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と対応付けて記憶されている前記オペレーティングシステム構成情報を読み出すことにより、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を取得するオペレーティングシステム構成情報取得部と、
当該取得した複数の前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報を選択することをユーザに促すためのオペレーティングシステム構成情報選択画面を表示部に表示する表示制御部と、
操作部におけるユーザの選択操作に応じて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報が選択されると、当該選択された前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、前記クライアント装置の前記オペレーティングシステム資源記憶部から所望の前記オペレーティングシステム構成部品を読み出すと共に、前記アプリケーション資源記憶部から所望の前記アプリケーションを読み出し、当該読み出した前記オペレーティングシステム構成部品をメイン起動オペレーティングシステム記憶部のオペレーティングシステム記憶部に記憶すると共に、当該読み出した前記アプリケーションを前記メイン起動オペレーティングシステム記憶部のアプリケーション記憶部に記憶することにより、所望の前記オペレーティングシステムを生成するオペレーティングシステム生成部と
を備えることを特徴とする情報生成システム。
【請求項8】
所定の起動メディアが搭載されるクライアント装置及びサーバ装置が所定の通信回線を介して接続された情報生成システムの情報生成方法において、
前記起動メディアには、
前記クライアント装置を前記サーバ装置に接続し、前記クライアント装置と前記サーバ装置との間で通信を行わせることにより、所望のオペレーティングシステムを生成するためのシステム起動資源情報と、
前記起動メディア固有のメディア識別情報とが記憶され、
前記サーバ装置には、
前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と、前記オペレーティングシステム構成部品及び前記アプリケーションの組み合わせ情報からなるオペレーティングシステム構成情報とを対応付けて記憶すると共に、同一の前記メディア識別情報に対して、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を対応付けるようにして記憶するオペレーティングシステム構成情報記憶部が設けられ、
前記クライアント装置には、
前記クライアント装置で使用される前記オペレーティングシステムを生成するためのオペレーティングシステム構成部品であって、複数の前記オペレーティングシステム構成部品からなるオペレーティングシステム資源情報を記憶するオペレーティングシステム資源記憶部と、
複数のアプリケーションからなるアプリケーション資源情報を記憶するアプリケーション資源記憶部が設けられており、
前記起動メディアが前記クライアント装置に搭載されると、前記起動メディアから前記システム起動資源情報及び前記メディア識別情報を読み出し、前記システム起動資源情報を初期起動オペレーティングシステム記憶部のシステム起動資源記憶部に記憶すると共に、前記メディア識別情報を前記初期起動オペレーティングシステム記憶部の識別情報記憶部に記憶する読出ステップと、
前記通信回線を介して、前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム構成情報記憶部から、前記クライアント装置に搭載された前記起動メディア固有の前記メディア識別情報と対応付けて記憶されている前記オペレーティングシステム構成情報を読み出すことにより、複数の前記オペレーティングシステム構成情報を取得するオペレーティングシステム構成情報取得ステップと、
当該取得した複数の前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報を選択することをユーザに促すためのオペレーティングシステム構成情報選択画面を表示部に表示する表示ステップと、
操作部におけるユーザの選択操作に応じて、複数の前記オペレーティングシステム構成情報の中から所望の前記オペレーティングシステム構成情報が選択されると、当該選択された前記オペレーティングシステム構成情報に基づいて、前記サーバ装置の前記オペレーティングシステム資源記憶部から所望の前記オペレーティングシステム構成部品を読み出すと共に、前記アプリケーション資源記憶部から所望の前記アプリケーションを読み出し、当該読み出した前記オペレーティングシステム構成部品をメイン起動オペレーティングシステム記憶部のオペレーティングシステム記憶部に記憶すると共に、当該読み出した前記アプリケーションを前記メイン起動オペレーティングシステム記憶部のアプリケーション記憶部に記憶することにより、所望の前記オペレーティングシステムを生成するオペレーティングシステム生成ステップとを備えることを特徴とする情報生成方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−104132(P2012−104132A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−271800(P2011−271800)
【出願日】平成23年12月13日(2011.12.13)
【分割の表示】特願2011−550166(P2011−550166)の分割
【原出願日】平成23年6月1日(2011.6.1)
【出願人】(510171209)
【Fターム(参考)】