説明

成形品取出し装置及び成形品取出し方法

【課題】簡素な構造で、成形品を確実かつ短時間で取出すことができる成形品取出し装置及び成形品を確実かつ短時間で取出すことができる成形品取出し方法を提供する。
【解決手段】成形品取出し装置20は、開閉可能な下金型11及び上金型12を有する射出成形機10で成形された成形品Pを下金型11から離型させるエジェクト手段であるエジェクタピンと、離型された成形品を射出成形機10外へ取出すため射出成形機10の金型エリアS内へ進退可能な成形品取出し手段18とを備え、成形品取出し手段18は、金型エリアS内への進入動作に伴って開き、エジェクタピン17の復帰動作に伴って閉じる成形品把持機構19を有している。また、成形品把持機構19をガイドレール24に沿って金型エリアSに進入・退出動作させる駆動アーム25と、駆動アーム25を回動させる駆動軸26と、が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、射出成形機において成形された成形品を自動的に取り出す装置及び取り出す方法に関する。
【背景技術】
【0002】
射出成形機において成形された成形品の取出し装置としては、従来、図11に示すようなものが知られている。図11(a)に示すように、取出し装置50は真空吸引式の吸着パッド51を有し、成形作業中で閉じた状態にある上金型52及び下金型53の金型エリア外で待機している。図11(b)に示すように、成形が終了し、上金型52が下金型53から離れて型開きが完了すると、取出し装置50が水平移動して金型エリア内に進入する。取出し装置50が、下金型53に貼り付いている成形品54の真上に達すると、図11(c)に示すように、取出し装置50が下降し、吸着パッド51が成形品54に接触する。
【0003】
次に、図11(d)に示すように、エジェクタピン55が上昇して下金型53内から成形品54が突き出され、取出し装置50の吸着パッド51による成形品54の吸着が開始される。所定の吸着時間が経過すると、図11(e)に示すように、取出し装置50が成形品54を吸着した状態で上昇する。次に、図11(f)に示すように、成形品54を吸着した状態で取出し装置50が水平移動し、金型エリア外へ退出するとともに、エジェクタピン55が下降して元の状態に復帰する。この後は、前述した工程を繰り返すことにより成形品54の成形及び取出しが行われる。
【0004】
一方、本発明に関連するその他の従来技術として、例えば、特許文献1に記載された「金型装置」及び特許文献2に記載された「射出成形品の取出し装置」などがある。
【0005】
特許文献1に記載された「金型装置」は、キャビティプレートおよびコアプレートを有する開閉可能な型と、型開き時に成形品と係合可能な取出し位置と型閉め時に型外に位置する待機位置との間を移動可能に支持され、成形品を型の外部へ案内する案内部を有する複数の取出しブロックと、前記取出しブロックを型の開閉動作と同期して移動するための取出しブロック駆動手段とからなるものである。
【0006】
特許文献2に記載された「射出成形品の取出し装置」は、成形品を取出すための時間を短くし、成形サイクルを短縮するために、可動金型の型開き方向への移動により該可動金型と固定金型の対向面の間隔が取出機構における型内進退部位の厚さ方向寸法と同じ大きさになった状態を検出手段で検知し、制御手段の数値制御によりリアルタイムで型内進退部位を所定の待機位置から型内方向に前進移動させるようにしたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開昭58−29614号公報
【特許文献2】特開平8−1728号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
図11に示す取出し装置50においては、真空吸着方式により成形品54を取出していたが、図11(d)に示すように、吸着パッド51と成形品54とが接触した後、吸着パッド51内の真空圧が必要レベルに達するまでに時間が必要であり、特に、吸着パッド51との間でエアがリークし易い形状の成形品を吸着するときは、その時間が長引くことがある。また、成形品の形状などによっては確実に吸着できないことがある。
【0009】
一方、特許文献1,2には、真空吸着方式以外の機械的保持手段を利用して成形品を取り出す装置が記載されているが、金型の開閉動作と同期して機械的保持手段を作動させるための動力機構が必要であるため、装置の複雑化、大型化を回避することが困難である。
【0010】
本発明が解決しようとする課題は、簡素な構造で、成形品を確実かつ短時間で取出すことができる成形品取出し装置及び成形品を確実かつ短時間で取出すことができる成形品取出し方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の成形品取出し装置は、開閉可能な下金型及び上金型を有する成形機で成形された成形品を離型させるエジェクト手段と、離型された前記成形品を前記成形機外へ取出すため前記成形機の金型エリア内へ進退可能な成形品取出し手段とを備え、
前記成形品取出し手段が、前記金型エリア内への進入動作に伴って開き、前記エジェクト手段の復帰動作に伴って閉じる成形品把持機構を有することを特徴とする。ここで、前記金型エリアとは、型開き状態にある下金型と上金型との間に生じる空間をいう。
【0012】
このような構成とすれば、前記金型エリア内への前記成形品把持機構の進入・退出動作と、前記エジェクト手段の離型・復帰動作とにより、前記成形品把持機構で成形品を把持して金型エリア内から取出すことが可能となるため、真空吸着工程が不要となり、成形品を確実かつ短時間で取出すことができ、稼働率向上に有効である。また、真空発生装置や真空配管経路なども不要となるので、構造を簡素化することができる。
【0013】
また、前記成形品把持機構として、前記エジェクト手段で離型された前記成形品の下方へ進入可能な取出しレールと、前記取出しレールに昇降可能に係止されたカバーと、前記取出しレールの前記金型エリア内への進入動作に伴って前記カバーを上昇させ、前記エジェクト手段の復帰動作に伴って前記カバーを下降させるカム機構とを設けることが望ましい。
【0014】
このような構成とすれば、エジェクト手段で離型された成形品の下方へ取出しレールが進入するときにカム機構によりカバーを上昇させ、エジェクト手段の復帰動作に伴ってカム機構によりカバーを下降させることが可能となるので、取出しレールの進入・退出動作及びエジェクト手段の離型・復帰動作により、成形品を取出しレールとカバーとの間に把持した状態で確実かつ短時間で金型エリア外へ取り出すことができる。
【0015】
さらに、前記エジェクト手段で離型された前記成形品の下方へ前記取出しレールが進入したときに前記取出しレールと前記エジェクト手段との接触を回避するための逃がし部を前記取出しレールに設けることが望ましい。
【0016】
このような構成とすれば、エジェクト手段で離型された成形品の直下位置まで取出しレールを進入させることが可能となるため、エジェクト手段から取出しレールへの成形品の受渡し動作の確実性が高まり、成形品の取出しミスがなくなり、装置の稼働率を向上させることができる。
【0017】
次に、本発明の成形品取出し方法は、開閉可能な下金型及び上金型を有する成形機で成形された成形品をエジェクト手段で離型させる離型工程と、前記成形機の金型エリア内へ進退可能な成形品取出し手段を用いて離型後の前記成形品を前記成形機外へ取出す成形品取出し工程と、を備えた成形品取出し方法であって、
前記成形品取出し工程において、前記金型エリア内への進入動作に伴って開き、前記エジェクト手段の復帰動作に伴って閉じる成形品把持機構を有する成形品取出し手段で前記成形品を把持して前記成形機外へ取出すことを特徴とする。
【0018】
このような構成とすれば、前記成形品取出し工程において、金型エリア内への成形品把持機構の進入・退出動作と、エジェクト手段の離型・復帰動作とによって成形品を金型エリア内から取出すことが可能となるため、真空吸着工程が不要となり、成形品を確実かつ短時間で取出すことができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明により、簡素な構造で、成形品を確実かつ短時間で取出すことができる成形品取出し装置及び成形品を確実かつ短時間で取出すことができる成形品取出し方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の実施形態である成形品取出し装置を組み込んだ射出成形機を示す正面図である。
【図2】図1に示す成形品取出し装置による取出し工程を示す図である。
【図3】図1に示す成形品取出し装置による取出し工程を示す図である。
【図4】図1に示す成形品取出し装置による取出し工程を示す図である。
【図5】図1に示す成形品取出し装置による取出し工程を示す図である。
【図6】図1に示す成形品取出し装置による取出し工程を示す図である。
【図7】図1に示す成形品取出し装置による取出し工程を示す図である。
【図8】図1に示す成形品取出し装置による取出し工程を示す図である。
【図9】図1に示す成形品取出し装置による取出し工程を示す図である。
【図10】図6に示す状態における取出しレールの先端付近の平面図である。
【図11】従来の成形品取出し装置による取出し工程を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図1に示すように、本発明の実施形態である成形品取出し装置20が射出成形機10に組み込まれている。射出成形機10は、下プラテン15に立設された複数のタイバー13,14と、タイバー13,14によって支持された上プラテン16と、下プラテン15上に取り付けられた下金型11と、上プラテン16に取り付けられた上金型12と、下金型11と上金型12とを開閉する機構(図示せず)などを備えている。
【0022】
図1,図2に示すように、成形品取出し装置20は、開閉可能な下金型11及び上金型12を有する射出成形機10で成形された成形品Pを下金型11から離型させるエジェクト手段であるエジェクタピン17と、離型された成形品Pを射出成形機10外へ取出すため射出成形機10の金型エリアS内へ進退可能な成形品取出し手段18とを備え、成形品取出し手段18は、金型エリアS内への進入動作に伴って開き、エジェクタピン17の復帰動作に伴って閉じる成形品把持機構19を有している。また、成形品把持機構19をガイドレール24に沿って金型エリアSに進入・退出動作させる駆動アーム25と、駆動アーム25を回動させる駆動軸26と、が設けられている。なお、駆動軸26は、サーボモータ(図示せず)と連結されており、サーボモータ(図示せず)の回動力を駆動軸26に伝達する。
【0023】
下プラテン15内に昇降可能に設けられたエジェクタロッド21の上方にエジェクタプレート22が設置され、このエジェクタプレート22にエジェクタピン17及び板カム23が取り付けられている。エジェクタロッド21の昇降動作に伴ってエジェクタピン17及び板カム23が昇降する。
【0024】
成形品把持機構19は、エジェクタピン17で離型された成形品Pの下方へ進入可能な取出しレール27と、取出しレール27に支軸28を介して回動可能に係止されたカバー29と、カバー29に形成された垂下部29aに回動自在に軸支されたローラ30と、取出しレール17の金型エリアS内への進入動作に伴ってローラ30と当接してカバー29を上昇させ、エジェクタピン17の復帰動作に伴ってカバー29を下降させる板カム23とを備えている。取出しレール27の先端側には成形品Pを収容するための凹部31が形成されている。
【0025】
また、図10に示すように、エジェクタピン17で下金型11から離型された成形品Pの下方へ取出しレール27が進入したとき、取出しレール27とエジェクタピン17との接触を回避するため、支軸28(図2参照)側へ湾状に凹んだ逃がし部32が取出しレール27の先端側に設けられている。
【0026】
次に、図2〜図10に基づいて、成形品取出し装置20による成形品Pの取出し工程について説明する。なお、本実施形態では図1に示すように、2台の成形品取出し装置20が射出成形機10の左右に組み込まれているが、これらの成形品取出し装置20は互いに鏡面対称な構造、機能を有しているため、以下、図1の左側に位置する成形品取出し装置20について説明する。
【0027】
図2は成形品Pが成形途中にある状態を示している。図2に示すように、下金型11と上金型12とは閉じた状態にあり、成形品把持機構19を構成する部材のうち、取出しレール27、カバー29及びローラ30などが、下金型11及び上金型12の外側に待機している。なお、成形品把持機構19を構成する板カム23などは下金型11内に配置されている。
【0028】
成形品Pの成形が終了すると、図3に示すように、上金型12が上昇して金型が開き、その途中でエジェクタロッド21が上昇することによりエジェクタプレート22上のエジェクタピン17及び板カム23が上昇する。このとき、上昇するエジェクタピン17によって成形品Pが下金型11から離型される。
【0029】
上金型12が所定位置まで上昇し、成形品Pの離型が完了すると、図4に示すように、下金型11と上金型12との間に形成された金型エリアS内に向かって成形品把持機構19が進入開始する。なお、上金型12が上昇途中であっても、成形品把持機構19の進入が可能となる程度の隙間が下金型11と上金型12との間に確保することができた時点で、成形品把持機構19の進入を開始しても良い。
【0030】
図5に示すように、成形品Pに向かって進行する成形品把持機構19のローラ30が、エジェクタプレート22に連結された板カム23の傾斜面23aに乗り上がり、水平面23bまで進むと、カバー29が支軸28を中心に上昇回動し、取出しレール27の先端側とカバー29の先端側との間が開放される。
【0031】
図6及び図10に示すように、取出しレール27先端側の逃がし部32内にエジェクタロッド21が位置するとともに成形品Pの真下に凹部31が位置する状態になると、成形品把持機構19の進行が停止し、エジェクタロッド21が下降し始める。これに伴い、エジェクタピン17及び板カム23が下降するので、成形品Pが凹部31に向かって下降するとともにカバー29が支軸28を中心に下降回動する。
【0032】
図7に示すように、エジェクタピン17及び板カム23が下降して元の位置に復帰すると、エジェクタピン17から離脱した成形品Pは取出しレール27の凹部31内に収容され、カバー29の先端部と取出しレール27の先端部との間が閉じられる。
【0033】
前述した工程により、エジェクタピン17から成形品把持機構19側への成形品Pの受け渡しが完了すると、図8に示すように、成形品把持機構19が金型エリアSからの退出を開始する。
【0034】
図9に示すように、金型エリアSからの成形品把持機構19の退出が完了し、元の位置に復帰すると、上金型12が下降して金型が閉じられ、次の成形サイクルが開始され、この後は図2〜図9に示す工程が繰り返される。
【0035】
成形品取出し装置20においては、取出しレール27及びカバー29などを備えた成形品把持機構19の金型エリアSへの進入・退出動作と、従来からの成形品の取出し動作であるエジェクタピン17及び板カム23の昇降動作と、によって成形品Pを金型内から取出すことができるので、真空吸着工程が不要となり、成形品Pを確実かつ短時間で取出すことができ、稼働率も向上する。また、真空発生装置や真空配管経路なども不要となるので、構造を簡素化することができ、成形品取出し装置20が軽量化され、成形品の取出し時間の短縮が可能となる。さらに、成形品取出し装置20の簡素化により、装置が小型化され、取出し装置が進入するための金型開き量を減らすことが可能となり、成形品の取出し時間の短縮を図ることができる。
【0036】
一方、成形品取出し装置20においては、金型の開閉動作と同期して機械的保持手段を作動させるための動力機構も不要であり、これにより、前記動力機構の位置検出に必要な時間も同様に不要となるため、成形品取出し装置20のサイクルタイムを短縮することが可能となる。
【0037】
また、成形品取出し装置20では、成形品把持機構19として、エジェクタピン17で離型された成形品Pの下方へ進入可能な取出しレール27と、取出しレール27に昇降可能に係止されたカバー29と、取出しレール27の金型エリアS内への進入動作に伴ってローラ30と当接してカバー29を上昇させ、エジェクタピン17の復帰動作に伴ってローラ30から離れてカバー29を下降させる板カム23とを設けている。
【0038】
従って、成形品把持機構19の進入・退出動作及びエジェクタピン17の離型・復帰動作により、成形品Pを取出しレール27とカバー29との間に把持した状態で確実かつ短時間で金型エリアS外へ取り出すことができる。
【0039】
さらに、図10に示すように、エジェクタピン17で離型された成形品Pの下方へ取出しレール27が進入したときに取出しレール27とエジェクタピン17との接触を回避するための逃がし部32を取出しレール27に設けたことにより、エジェクタピン17で離型された成形品Pの直下位置まで取出しレール27を進入させることが可能となる。このため、エジェクタピン17から取出しレール27へ成形品Pを確実に受渡すことができ、成形品Pの取出しミスがなくなり、装置の稼働率を向上させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明の成形品取出し装置は、電気・電子産業分野や機械産業分野において広く利用することができる。
【符号の説明】
【0041】
10 射出成形機
11 下金型
12 上金型
13,14 タイバー
15 下プラテン
16 上プラテン
17 エジェクタピン
18 成形品取出し手段
19 成形品把持機構
20 成形品取出し装置
21 エジェクタロッド
22 エジェクタプレート
23 板カム
23a 傾斜面
23b 水平面
24 ガイドレール
25 駆動アーム
26 駆動軸
27 取出しレール
28 支軸
29 カバー
29a 垂下部
30 ローラ
31 凹部
32 逃がし部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開閉可能な下金型及び上金型を有する成形機で成形された成形品を離型させるエジェクト手段と、離型された前記成形品を前記成形機外へ取出すため前記成形機の金型エリア内へ進退可能な成形品取出し手段と、を備えた成形品取出し装置であって、
前記成形品取出し手段が、前記金型エリア内への進入動作に伴って開き、前記エジェクト手段の復帰動作に伴って閉じる成形品把持機構を有することを特徴とする成形品取出し装置。
【請求項2】
前記成形品把持機構として、前記エジェクト手段で離型された前記成形品の下方へ進入可能な取出しレールと、前記取出しレールに昇降可能に係止されたカバーと、前記取出しレールの前記金型エリア内への進入動作に伴って前記カバーを上昇させ、前記エジェクト手段の復帰動作に伴って前記カバーを下降させるカム機構とを設けた請求項1記載の成形品取出し装置。
【請求項3】
前記エジェクト手段で離型された前記成形品の下方へ前記取出しレールが進入したときに前記取出しレールと前記エジェクト手段との接触を回避するための逃がし部を前記取出しレールに設けた請求項2記載の成形品取出し装置。
【請求項4】
開閉可能な下金型及び上金型を有する成形機で成形された成形品をエジェクト手段で離型させる離型工程と、前記成形機の金型エリア内へ進退可能な成形品取出し手段を用いて離型後の前記成形品を前記成形機外へ取出す成形品取出し工程と、を備えた成形品取出し方法であって、
前記成形品取出し工程において、前記金型エリア内への進入動作に伴って開き、前記エジェクト手段の復帰動作に伴って閉じる成形品把持機構を有する成形品取出し手段で前記成形品を把持して前記成形機外へ取出すことを特徴とする成形品取出し方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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