説明

手足伸縮式レインスーツ。

【課題】現状では手足が別々になっている雨具を、一体化させて防水・防寒に優れたレインスーツを提供する。
【解決手段】手足の袖、裾の部分を一体化させて折り込むことで、手足の長さに関係なく装着出来る為簡単な構造と調整で、完全に雨を遮断する事が可能となり、防寒にも効果が期待できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
伸縮式の手足一体型レインスーツ。
手足の袖、裾の部分を折り込むことで、手足の長さに関係なく装着出来る為、簡単な構造と調整で手足の部分を一体にする事が可能となり完全に雨を遮断、防寒にも優れたレインスーツ。
【背景技術】
【0002】
今までは手と足用に雨具が別体になっていた。
【発明の開示】
その為着脱が面倒で、ゴムバンドがずれたりする事で水が浸入し濡れていた。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
手足一体のレインスーツとする事で雨の進入を防ぎ、かつ手足の長さに関係なく着る事が出来る事を目的とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0004】
今までのレインスーツと異なり手足が一体化しており、袖と裾の長さ調整が可能になっている。
【図面の簡単な説明】
【0005】
伸ばした状態では、図1のように▲1▼と▲2▼の2箇所にゴムバンド等を設け、一般的な丈よりも長めに作ってある。
これを図2に示すように▲1▼の部分で袖、裾共に捲くって使用する。
▲3▼と▲4▼のマジックテープで固定する事でずれる事も無い。
足や手の長さに応じてマジックテープを剥がし、捲くる長さを調整する事で手足の長さに関係なく使用可能である。
この構造とする事で、レインスーツの手足の部分も一体化出来るので、手足が濡れる事もなく防寒にも優れる。
具体的な使用方法は、まず図1の伸びた状態で着て▲2▼のバンドで捲り上げておき、図3の断面図に示すように▲1▼のバンド部で手、又は足に向かって折り込み丁度良い長さになった所でマジックテープで固定するだけで良い。
長さ調整が可能な為、手足の長い人は上の方で固定し短い人は下の方で固定する事で手足の長短に関係なく誰にでも着る事が出来る。
作成の段階で可能なら▲1▼のバンド部分に折り目を付け、最初から図2・図3の状態にしておくと更に便利と思われる。
実地例
普段使用するカッパは元より、手の平に丈夫なナイロンやゴム等を溶着するなどして自転車やバイク用、作業用レインスーツとしての使用にも優れており、幅広く利用可能である。
【符号の説明】
【0006】
図1の1はゴムバンド。
図1の2はゴムバンド。
図1の3はマジックテープ。
図1の4はマジックテープ。
図2の1はゴムバンド。
図2の3はマジックテープ。
図2の4はマジックテープ。
図3の1はゴムバンド。
図3の2はゴムバンド。
【図1】

【図2】

【図3】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
伸縮式の手足一体型レインスーツ。
手足の袖、裾の部分を一体化し折り込むことで手足の長さに関係なく装着出来、完全に雨を遮断、防寒にも優れたレインスーツを提供する。

【公開番号】特開2008−266859(P2008−266859A)
【公開日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−133482(P2007−133482)
【出願日】平成19年4月17日(2007.4.17)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
【出願人】(507163873)
【Fターム(参考)】