説明

捕虫器

【課題】誘引源交換時の捕虫できない時間を短くでき、誘引源交換の作業効率向上を図ることができるようにすること。
【解決手段】捕虫器10は、虫を誘引する第1及び第2発光源21、22を有する誘引手段11と、帯状をなす基材シート16Aの一方の面に接着剤層16Bが積層された捕虫シート16を誘引手段11の近傍に繰り出し可能に支持する支持手段18と、誘引手段11と支持手段18とを支持するフレーム14とを備えて構成されている。第2発光源22は、予備としてフレーム14に支持される。フレーム14は、発光源21、22を収容可能な収容空間13と、この収容空間13からの発光源21、22の出し入れを案内する入換手段33とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、捕虫器に係り、更に詳しくは、誘引源の交換を簡単に行うことができる捕虫器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、例えば、食品や粘着シート、精密機械等の製品に虫が混入することを防止するために捕虫器が利用され、かかる捕虫器としては、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1の捕虫器は、開口を有する箱状の筐体と、この筐体内に設けられて虫を誘引する誘引源としての発光源と、筐体の開口側に取り付けられるとともに、発光源からの発光により誘引された虫を接着して捕獲可能な捕虫シートと、筐体の開口側で捕虫シートをカバーするように装着された格子状部とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−304312号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような捕虫器にあっては、発光源が発光しなくなり、別の発光源に交換する場合、虫を捕獲できなくなる時間ができてしまい、製品へ虫が混入する確率が大きくなる、という不都合がある。更に、虫の誘引効果を高めるべく特殊な発光源を利用している場合、発光源の在庫がなくなると、次に発光源を入手するまでに時間が掛かってしまうため、製品へ虫が混入する確率が更に大きくなる、という不都合がある。
また、特許文献1の捕虫器では、発光源を交換する場合、格子状部を筐体から取り外す面倒な作業が不可欠となり、発光源の交換作業に非常に手間が掛かるという不都合を招来する。
【0005】
[発明の目的]
本発明の目的は、誘引源の交換による捕虫できない時間を短くすることができ、当該交換の作業効率を高めることができる捕虫器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、本発明は、虫を誘引する誘引源を有する誘引手段と、帯状をなす基材シートの一方の面に接着剤層が積層された捕虫シートを前記誘引手段の近傍に繰り出し可能に支持する支持手段と、前記誘引手段と支持手段とを支持するフレームとを備えた捕虫器であって、
前記誘引手段は、複数の誘引源を備え、これら誘引源のうち、少なくとも1の誘引源は予備として前記フレームに支持される、という構成を採っている。
【0007】
また、本発明は、虫を誘引する誘引源を有する誘引手段と、帯状をなす基材シートの一方の面に接着剤層が積層された捕虫シートを前記誘引手段の近傍に繰り出し可能に支持する支持手段と、前記誘引手段と支持手段とを支持するフレームとを備えた捕虫器であって、
前記フレームは、誘引源を収容可能な収容空間と、この収容空間からの誘引源の出し入れを案内する入換手段とを備える、という構成を採っている。
【0008】
本発明において、前記誘引源は複数設けられ、
前記入換手段は、収容空間の内側と外側とでそれぞれ誘引源を支持し、内側の誘引源を収容空間外に配置させると同時に、外側の誘引源を収容空間内に配置させることが可能に設けられる、という構成を採ることが好ましい。
【0009】
また、前記誘引源は、通電することで誘引機能を発揮する部材により構成されるとともに、前記フレームは、収容空間内に配置させた誘引源だけに通電する通電手段を備える、という構成も好ましくは採用される。
【0010】
更に、前記収容空間内に配置された誘引源を外気と遮断された密閉空間内に配置可能とする密閉手段を有する、という構成を採用してもよい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、予備の誘引源をフレームに支持させておくことができるので、誘引源が虫を誘引する機能を果たさなくなった場合、予備の誘引源に即座に交換することができる上、入手に時間の掛かる誘引源であっても、予備の誘引源を使用している間に入手しておけばよいので、誘引源の交換による捕虫できない時間を短くすることができる。
また、入換手段により収容空間からの誘引源の出し入れが案内されるので、従来のような格子状部等の取り外し及び取り付け作業を省略でき、作業時間の短縮化、労力の軽減を図ることが可能となる。
【0012】
更に、入換手段により収容空間の内外に設けられた誘引源を入れ換え可能となるので、誘引源の交換をより一層迅速に行うことができる。
また、通電することで誘引機能を発揮する誘引源を採用した場合、通電手段によって収容空間内に配置させた誘引源だけに通電されるので、常時は、収容空間外の予備の誘引源の通電を停止した状態とすることができる。しかも、入換手段により予備の誘引源を収容空間内に配置すると同時に当該誘引源を機能させ、且つ、収容空間外の誘引源への通電を停止でき、誘引源の交換作業をできるだけ短時間で簡単に完了することが可能となる。
更に、密閉手段を有することで、誘引源を外気と遮断させることができ、例えば、誘引源が光を発光する蛍光灯等の電灯の場合、可燃性ガス等を取り扱う雰囲気(外気中)で電灯が割れたり、接点がショートしたりしても、可燃性ガスが爆発したり、火災が発生したりすることを防止することができ、所謂防爆タイプの捕虫器として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】実施形態に係る捕虫器の概略正面断面図。
【図2】図1の右側面図。
【図3】図5のB−B断面C矢視図。
【図4】(A)は、捕虫シートの正面図、(B)は、(A)のD矢視断面図。
【図5】図1のA矢視における動作説明用断面図。
【図6】変形例に係る通電手段の図5と同様の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において、方向若しくは位置を示す用語は、特に明示しない限り、図1を基準とし、「前」とは紙面直交方向手前側を示す一方、「後」とは、同奥行き側について用いられる。
また、「予備」とは、その部材が捕虫の機能を発揮する前の状態を意味する。
更に、「光」は、虫を誘引可能な波長の光であり、可視光線だけでなく紫外線等の不可視光線も含む概念として用いる。
【0015】
図1〜図5において、捕虫器10は、虫を誘引する誘引手段11と、図1中縦長の箱状に形成されて内部に収納空間13を有するフレーム14と、誘引手段11の近傍に繰り出される帯状の捕虫シート16と、この捕虫シート16を誘引手段11の近傍に繰り出し可能に支持する支持手段18とを備えて構成されている。
【0016】
前記誘引手段11は、収納空間13の内側でフレーム14に支持された誘引源としての第1発光源21と、収納空間13の外側でフレーム14に支持された誘引源としての第2発光源22とを備えている。なお、本実施形態の場合、第1及び第2発光源21、22として蛍光灯が採用され、通電することで虫を誘引可能な波長の光、例えば紫外線等の虫が好む光を発光して虫を誘引する機能を発揮するようになっている。
【0017】
前記フレーム14は、脚部材24を介して立設されている。フレーム14は、脚部材24が連結される底面フレーム26と、第1及び第2発光源21、22を支持する後面フレーム27と、後面フレーム27に対向する前面フレーム28と、支持手段18を上部領域で支持するとともに、面内に開口29Aをそれぞれ有する一対の側面フレーム29と、支持手段18の上方に設けられた頂面フレーム30とを備え、これらフレーム26〜30の内側に収容空間13が形成される。前面フレーム28の収容空間13側には、図5に示されるように、中央が後面フレーム27側に膨出した形状に設けられるとともに、鏡面仕上げされたステンレス板等によって構成された反射板31が設けられている。第1及び第2発光源21、22の何れか一方が収容空間13内に配置されて虫を誘引する誘引機能が発揮されるようになっている。
【0018】
前記後面フレーム27は、第1及び第2発光源21、22の収納空間13からの出し入れを案内可能な入換手段33と、各発光源21、22に電力を供給するための通電手段34とを備えている。
【0019】
前記入換手段33は、後面フレーム27の面内に形成された開口部27A内に設けられる回転体36と、この回転体36の左右方向中央部における上下両側に設けられ、当該回転体36を図5中矢印r方向に回転可能に支持する支持軸37とを備えている。回転体36は板状をなし、一方の面すなわち図1の状態における前面側で第1発光源21を、他方の面すなわち図1の状態における後面側で第2発光源22を支持可能に設けられている。入換手段33は、回転体36を回転操作することにより、第1、第2発光源21、22を交互に収容空間13の内側、外側に配置可能に設けられている。ここで、図5に示されるように、収容空間13内に配置された第1又は第2発光源21、22を囲う位置には、誘引手段11が発光する光を透過可能な密閉手段としてのカバー部材39が設けられている。このカバー部材39と後面フレーム27と回転体36とにより、収容空間13内に配置された第1又は第2発光源21、22を外気と遮断された密閉空間内に配置することができる。これにより、この密閉空間内で第1又は第2発光源21、22を構成する蛍光灯が割れたり、この蛍光灯に通電するための接点がショートしたりしても、火花が外気に触れることはない。これにより、例えば、可燃性ガス等を取り扱うような雰囲気で当該捕虫器10が使用された場合でも、可燃性ガスが爆発したり、火災を発生したりすることを防止することができ、所謂防爆タイプの捕虫器として使用することができる。なお、防爆タイプの捕虫器として使用する場合、回転体36と後面フレーム27との間に隙間ができないように、シール部材を設けることが好ましいい。
【0020】
前記通電手段34は、図5に示されるように、第1発光源21に通電するための配線41と、この配線41に接続されるとともに、回転体36右側面から突出する第1接点42と、第2発光源22に通電するための配線43と、この配線43に接続されるとともに、回転体36左側面から突出する第2接点44と、プラグ46Aを有する配線46に接続されるとともに、開口部27Aの右側に設けられて第1又は第2接点42、44と嵌合し、通電可能な第3接点47と、開口部27Aの左側に設けられて第3接点47と同様の構成をなす保持部48とを備えている。第1及び第2接点42、44は、図3に示されるように、それぞれ上下に並ぶ通電可能な2つの突起体50により形成されている。第3接点47及び保持部48は、各突起体50を上下から挟み込み可能な金属等の弾性体51を備え、第3接点47の弾性体51だけが通電される。これにより、収容空間13の内側に配置させた第1又は第2発光源21、22のみを発光可能になっている。
【0021】
前記捕虫シート16は、図4(A)及び(B)に示されるように、帯状をなす基材シート16Aと、この基材シート16Aの一方の面(図4(B)中上面)に積層された接着剤層16Bとからなる2層構造になっており、この接着剤層16B側に剥離シート16Cが仮着されている。基材シート16Aの短手方向両端、すなわち、図4中左右両端に沿う位置には、接着剤層16Bを積層しない非接着領域16Dがそれぞれ設けられている。
【0022】
前記支持手段18は、剥離シート16Cが仮着されロール状に巻回された捕虫シート16を支持する支持軸55と、この支持軸55の近傍に設けられた剥離手段56及び巻取手段57とを備えている。
【0023】
前記剥離手段56は、支持軸55から繰り出された捕虫シート16を下方向に導くガイドローラ59と、剥離シート16Cを上方向へ導く剥離用ローラ60とを備えている。捕虫シート16から剥離された剥離シート16Cは、剥離用ローラ60、ガイドローラ61を経由して巻取手段57へ案内される。また、剥離シート16Cが剥離された捕虫シート16は、ガイドローラ59、フレーム14の下方に配置された2個のローラ53、及び、フレーム14の上方に配置されたローラ63を経由し、接着剤層16Bを表出しつつ収容空間13の内側に配置された第1又は第2発光源21、22の近傍、すなわち、図1に示されるように、収容空間13の内側に配置された第1発光源21をU字状に囲むように繰り出される。
【0024】
前記巻取手段57は、基材シート16A及び剥離シート16Cの両方が巻回される単一の巻取軸65と、この巻取軸65に連結された操作ハンドル66とを備え、この操作ハンドル66を回すことで捕虫シート16及び剥離シート16Cの巻き取りを同時に行えるようになっている。
【0025】
図1の状態において、前記捕虫器10は、コンセント等にプラグ46Aを差し込むと、配線46、第3接点47、第1接点42及び配線41を介して収容空間13の内側に配置された第1発光源21に通電され、当該第1発光源21が発光する。このとき、第2発光源22に接続された第2接点44は保持部48に保持され、通電は行われない。第1発光源21の光は、カバー部材39及び捕虫シート16を透過して外部に発せられる。その光に誘引されて飛来した虫は、捕虫シート16の接着剤層16Bに接着して捕獲される。
【0026】
そして、一定期間が経過すると、図1に示されるように、操作ハンドル66を矢印R1方向に回転操作する。これにより、巻取軸65が回転して捕虫シート16が引っ張られて支持軸55がR2方向に回転され、未使用の捕虫シート16が第1発光源21を囲むように繰り出される。
【0027】
ここで、第1の発光源21の発光が減衰した場合や、発光しなくなった場合、第1の発光源21と第2発光源22との入れ換えを行う。この場合、回転体36を図5中矢印r方向に180°回転させればよい。この回転によって、第1発光源21が収容空間13外に、第2発光源22が収容空間13内に配置されることとなる。そして、保持部48に第1接点42が嵌合される一方、第3接点47に第2接点44が嵌合され、収容空間13内の第2発光源22だけに通電が行われて発光することとなる。これにより、第1、第2発光源21、22の入れ換えを即座に行え、間髪いれずに収容空間13内に配置された第2発光源22だけを発光されることができ、発光源の交換による捕虫できない時間を短くすることができ、当該交換の作業効率を高めることができる。その後、収容空間13外に取り出された第1発光源21を別の新たな発光源と交換しておくことができる。
【0028】
従って、このような実施形態によれば、第1発光源21が発光しなくなっても、第2発光源22に極めて短時間で簡単に交換することができる。これにより、発光源の交換のための作業負担を軽減することができる他、発光せずに虫を誘引不能となる時間を短くすることができ、捕虫効果をより一層高めることが可能となる。
【0029】
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
【0030】
例えば、前記実施形態では、誘引源として蛍光灯が採用された場合を説明したが、誘引源として虫が好む匂いや音を発生するものや、吸引エアによって虫を引寄せる(誘引する)もの等を採用してもよい。
虫が好む匂いを発生する誘引源の場合、密閉袋や密閉箱等を開封せずに虫を誘引する機能を発揮する前の状態が予備を意味する。この虫が好む匂いを発生する誘引源の場合、通電手段は必ずしも必要でないが、通電手段で通電することで、例えば熱を加えて匂いを積極的に拡散するようにしてもよい。
吸引エアによって虫を引寄せる誘引源の場合、例えば回転ファンが回転して虫を誘引する機能を発揮する前の状態が予備を意味する。
【0031】
また、第1及び第2発光源21、22の設置数は限定されるものでなく、少なくとも一方を複数としてもよい。また、各発光源21、22は、環状の蛍光灯や電球、LED(発光ダイオード)等の他の発光源によって構成してもよい。
【0032】
更に、入換手段33及び通電手段34は、種々の設計変更が可能であり、例えば、回転体36を左右方向一端側で軸支して片開き扉とするとともに、第2接点44や配線43、保持部48を省略した構成としてもよい。このような構成では、第1発光源21を第2発光源22に交換する場合、回転体36を回転して収容空間13外に第1発光源21を配置させた後、当該第1発光源21を回転体36から取り外す。そして、回転体36の後面で支持された第2発光源22を回転体36の前面に支持させてから、回転体36を回転して第2発光源22を収容空間13内に配置させる。
また、入換手段33を省略し、且つ、第2発光源22を通電されない予備として収容空間13の内側或いは外側でフレーム14に支持するようにしてもよい。
【0033】
また、通電手段34は、図6に示される構成に代替してもよい。同図において、第1及び第2接点42、44は、回転体36の側面から出没可能なボールプランジャ70によりそれぞれ構成されている。第3接点47は、ボールプランジャ70に嵌り合う凹部71により形成されている。
【0034】
更に、巻取軸65を2本設け、使用済みの捕虫シート16と、剥離シート16Cとを別々の巻取軸65で巻き取りしてもよい。
また、前記実施形態では、2面体である板状の回転体36の2面を採用して第1又は第2発光源21、22を収容空間13内に配置する構成としたが、回転体36を3面体以上のものに代替えすれば、予備の発光源を2個以上備えることができる。
【符号の説明】
【0035】
10 捕虫器
11 誘引手段
13 収容空間
14 フレーム
16 捕虫シート
16A 基材シート
16B 接着剤層
18 支持手段
21 第1誘引源(誘引源)
22 第2誘引源(誘引源)
33 入換手段
34 通電手段
39 カバー部材(密閉手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
虫を誘引する誘引源を有する誘引手段と、帯状をなす基材シートの一方の面に接着剤層が積層された捕虫シートを前記誘引手段の近傍に繰り出し可能に支持する支持手段と、前記誘引手段と支持手段とを支持するフレームとを備えた捕虫器であって、
前記誘引手段は、複数の誘引源を備え、これら誘引源のうち、少なくとも1の誘引源は予備として前記フレームに支持されることを特徴とする捕虫器。
【請求項2】
虫を誘引する誘引源を有する誘引手段と、帯状をなす基材シートの一方の面に接着剤層が積層された捕虫シートを前記誘引手段の近傍に繰り出し可能に支持する支持手段と、前記誘引手段と支持手段とを支持するフレームとを備えた捕虫器であって、
前記フレームは、誘引源を収容可能な収容空間と、この収容空間からの誘引源の出し入れを案内する入換手段とを備えていることを特徴とする捕虫器。
【請求項3】
前記誘引源は複数設けられ、
前記入換手段は、収容空間の内側と外側とでそれぞれ誘引源を支持し、内側の誘引源を収容空間外に配置させると同時に、外側の誘引源を収容空間内に配置させることが可能に設けられていることを特徴とする請求項2記載の捕虫器。
【請求項4】
前記誘引源は、通電することで誘引機能を発揮する部材により構成されるとともに、前記フレームは、収容空間内に配置させた誘引源だけに通電する通電手段を備えていることを特徴とする請求項2又は3記載の捕虫器。
【請求項5】
前記収容空間内に配置された誘引源を外気と遮断された密閉空間内に配置可能とする密閉手段を有することを特徴とする請求項2ないし4の何れかに記載の捕虫器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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