揮発性の高い及び／又は水分に敏感な成分を有する、傷つきやすい梱包される製品用のブリスタボックスパック
【課題】揮発し易い成分の逃げ防止、物質を変化させる水分の入力防止、これらに敏感に反応しにくい梱包、傷つきにくいブリスタ厚紙パックを提供する。
【解決手段】揮発性の高い成分、水分に反応する成分、傷つきやすいブリスタボックスパックに関わる。ブリスタボックスパックは、水分が入り込みにくく、揮発性成分が逃げることを防止する構成にされ、一つの部分又は二つの部分の折り畳み紙１，１’で構成のブリスタ紙１を有し、透明材料から成るブリスタキャップ２に対する支持として機能する。ブリスタ紙及びブリスタキャップは、一枚のシーリングコーティングフィルムによって相互に接続される。水蒸気は揮発性成分を透過させない障壁層４がブリスタ紙１とブリスタキャップ２との間に配置され障壁層は一方でブリスタ紙１に、他方でブリスタキャップ２に、シーリングコーティング圧感接着性フィルムによって媒体に対して確実に固定される。
【解決手段】揮発性の高い成分、水分に反応する成分、傷つきやすいブリスタボックスパックに関わる。ブリスタボックスパックは、水分が入り込みにくく、揮発性成分が逃げることを防止する構成にされ、一つの部分又は二つの部分の折り畳み紙１，１’で構成のブリスタ紙１を有し、透明材料から成るブリスタキャップ２に対する支持として機能する。ブリスタ紙及びブリスタキャップは、一枚のシーリングコーティングフィルムによって相互に接続される。水蒸気は揮発性成分を透過させない障壁層４がブリスタ紙１とブリスタキャップ２との間に配置され障壁層は一方でブリスタ紙１に、他方でブリスタキャップ２に、シーリングコーティング圧感接着性フィルムによって媒体に対して確実に固定される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、梱包されるべき、揮発しやすい及び／又は水分に敏感な成分を含む、傷つきやすい製品用のブリスタ厚紙パックに係わり、上記ブリスタ厚紙パックは、水分が中に入り込む及び／又は揮発性成分が逃げることを防止する構造を有し、一つの部分、又は、例えば、折り畳み紙として二つの部分のいずれかに本質的に公知の方法で構成され、透明材料からなり梱包されるべき製品を収容するブリスタキャップ用のキャリヤとして機能するブリスタ紙を有し、上記ブリスタ紙及び上記ブリスタキャップは少なくとも一枚のシーリングラッカーによって互いに結合される。
【背景技術】
【０００２】
数多くの構造のブリスタパックが長い間知られている。商業では、錠剤又はカプセル用のいわゆるタブレットブリスタパックが最も多く、これらパックは透明材料から成る受容トラフを複数有する熱成形されたブリスタ、及び、アルミニウム箔の背面側から成る。これらパックは、長期間の治療にわたって例えば、一日一回又は数回の投与形態に特に適している。薬剤は、僅かな圧力で破裂するようにされているアルミニウム箔を押すことで取り出すことができる。
【０００３】
しかしながら、このようなパッケージは、梱包されるべきより大きい対象物には適していない。
【０００４】
更に、梱包されるべき製品に大きさが適合される透明材料のキャップの形態にある熱成形されたブリスタから成り、背面側として厚紙を具備するブリスタ厚紙パックが公知である。しかしながら、このようなブリスタ厚紙パックは、揮発し易い及び／又は水分に敏感な成分を有する、梱包されるべき、傷つきやすい製品には適していない。これは、厚紙の背面側が約１０ｇＨ２Ｏ／ｍ２×ｈの高い水蒸気透過率を有するからであり、従ってこのようなパッケージは中に収容する製品を保存中に外部影響に対して、又は、反応性物質を失うことから効果的に保護することができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明は、揮発性材料特に、全ての揮発する反応性物質成分が逃げる及び／又は全ての物質を変化させる水分が入ることを防止する、揮発しやすい及び／又は水分に敏感な成分を有する梱包されるべき、傷つきやすい製品用のブリスタ厚紙パックを提供することを目的とする。更に、新しいパックは、複雑でなく、一般的な梱包装置において使用するのに好適であるべきである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
この目的は、請求項１記載の序文において述べる種類のブリスタ厚紙パックにおいて、ブリスタ紙とブリスタキャップとの間に水蒸気を透過させず及び／又は揮発性成分を透過させず、且つ、一方でブリスタ紙に、他方でブリスタキャップにシーリングラッカーの少なくとも一枚の圧感接着フィルムを用いて媒体にしっかりと固定した方法で結合される障壁層が配置される点で本発明によって実現される。
【０００７】
揮発しやすい及び／又は水分に敏感な成分を有する梱包されるべき、傷つきやすい製品用の前述の種類のブリスタ厚紙パックにおいてこの目的を実現するために本発明は、水蒸気及び／又は揮発性成分を透過させない障壁層がブリスタ紙とブリスタキャップとの間に配置され、この障壁層が、一方でブリスタ紙に、他方でブリスタキャップに少なくとも一つのシールドマージンバッグラッカー圧感フィルムを用いて媒体に対して確実に固定して結合されることを提案する。
【０００８】
ブリスタ厚紙パックの本発明の構造を用いて、揮発しやすい及び／又は水分に敏感な材料に対してかなりの保護要素を有し、一般的な梱包装置を用いて工業スケールで容易に処理することができる、梱包されるべき、傷つきやすい製品用の梱包システムが非常に複雑でなく効果的な方法で提供される。
【０００９】
ブリスタ厚紙パックの一実施例において、本発明によると、障壁層は、水蒸気及び揮発し易い成分に対して十分な障壁機能有するプラスチックフィルムである。
【００１０】
別の実施例によると、障壁層は、ブリスタ紙上にラミネートされるアルミニウム箔である。
【００１１】
本発明の更に有用且つ非常に経済的な実施例では、障壁層は、ブリスタキャップに面する少なくともブリスタ紙の表面の含浸層から成り、この含浸層は、水蒸気及び揮発性物質に対して十分な障壁特性を有する。
【００１２】
最後に、本発明によると、透過することができない印刷媒体の孔を閉じるカバー層の形態にある含浸層を設けるよう対策を講じ、このカバー層は印刷方法で適用され得ることが好ましい。
【００１３】
本発明によるブリスタ紙は、販売棚において吊り下げられた状態で製品を展示することを有利には可能にする。
【００１４】
他の従来のブリスタパックと比べて、本発明によるブリスタ紙は、アルミニウム箔上に印刷することによって追加の製品情報を提供することを可能にする。
【００１５】
本発明の更なる詳細、特徴、及び、利点は、図面に概略的に示す実施例の例の以下の説明から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【００１６】
【図１】梱包されるべき、傷つきやすい製品用の本発明によるブリスタ厚紙パックを示す断面図、及び、斜視図である。
【図２】本発明によるブリスタパックの更なる実施例を示す断面図、及び、斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【００１７】
図１に示す、水分が中に入り込み及び／又は揮発性成分が逃げることを防止する構造であり、梱包される製品を収容し透明材料から成るブリスタキャップ２のキャリヤとして一つの部分、又は、折り畳み紙１，１’（図２）として二つの部分のいずれかから本質的に公知の方法で構成されるブリスタ紙１を有し、上記ブリスタ紙１と上記ブリスタキャップ２とが少なくとも一つのシーリングラッカーフィルム３、３’を用いて互いに結合される、揮発しやすい及び／又は水分に敏感な成分を有する梱包されるべき、傷つきやすい製品用の厚紙ブリスタパックは、ブリスタ紙１とブリスタキャップ２との間に水蒸気及び揮発性成分を透過させず、一方でブリスタ紙１に、他方でブリスタキャップ２に少なくとも一つのシーリングラッカー圧感フィルム３を用いて媒体にしっかりと結合される障壁層４が配置されることを特徴とする。本願では、例えば、厚紙から形成されるブリスタ紙１上に当業者に公知の媒体に対して密な方法でアルミニウム箔をラミネートするように障壁層４に対して対策を講じてもよい。従って得られる障壁層４にシーリングラッカーフィルム３が当業者に公知の方法で同様に適用され、その上に例えば、ヒートシーリング方法をフランジのようなマージン５が用いてシールされるブリスタキャップ２がシールされる。
【００１８】
これにより、複雑でなく、従来の自動梱包機で製造することができる、蒸気及び材料の揮発性成分を透過させないパッケージが得られる。
【００１９】
しかしながら、図２は、折り畳み紙１、１’を有する本発明によるブリスタ厚紙パックの幾らか異なる実施例を示す。その前面側１’は、窓の方法で切抜部６を有し、切抜部を通って延在し、且つ、横方向のフランジ５が切抜部の後ろを通るブリスタキャップ２は、この切抜部を手段として、中央に配置された障壁層４とシーリング層３、３’をシーリングすることで媒体にしっかりと固定される梱包システムが得られるよう構成される。
【００２０】
本実施例においても、障壁層４は、水蒸気及び揮発性材料に対して十分な障壁能力を有するプラスチックフィルム、又は、ブリスタ紙１にラミネートされるアルミニウム箔でもよい。
【００２１】
しかしながら、障壁層４は、ブリスタキャップ２に面するブリスタ紙１の表面の少なくとも含浸層４’から成り、この含浸層４’は水蒸気及び揮発性物質に対して十分な障壁能力を有する。
【００２２】
最後に、非常に経済的な製造に対して利点を有し、透過することができない印刷媒体の孔を閉じるカバー層に含浸層４’がなるよう対策を講じ、このカバー層は印刷方法によって適用可能であることが好ましい。
【００２３】
本発明によるブリスタ厚紙パックは、水分が入り込み及び／又は揮発性成分が逃げることを防止する構造で揮発し易い及び／又は水分に敏感な成分を有する梱包されるべき、傷つきやすい製品用の安全な梱包システムを実現し、従って、冒頭に提示したタスクを最適に解決する。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、梱包されるべき、揮発しやすい及び／又は水分に敏感な成分を含む、傷つきやすい製品用のブリスタ厚紙パックに係わり、上記ブリスタ厚紙パックは、水分が中に入り込む及び／又は揮発性成分が逃げることを防止する構造を有し、一つの部分、又は、例えば、折り畳み紙として二つの部分のいずれかに本質的に公知の方法で構成され、透明材料からなり梱包されるべき製品を収容するブリスタキャップ用のキャリヤとして機能するブリスタ紙を有し、上記ブリスタ紙及び上記ブリスタキャップは少なくとも一枚のシーリングラッカーによって互いに結合される。
【背景技術】
【０００２】
数多くの構造のブリスタパックが長い間知られている。商業では、錠剤又はカプセル用のいわゆるタブレットブリスタパックが最も多く、これらパックは透明材料から成る受容トラフを複数有する熱成形されたブリスタ、及び、アルミニウム箔の背面側から成る。これらパックは、長期間の治療にわたって例えば、一日一回又は数回の投与形態に特に適している。薬剤は、僅かな圧力で破裂するようにされているアルミニウム箔を押すことで取り出すことができる。
【０００３】
しかしながら、このようなパッケージは、梱包されるべきより大きい対象物には適していない。
【０００４】
更に、梱包されるべき製品に大きさが適合される透明材料のキャップの形態にある熱成形されたブリスタから成り、背面側として厚紙を具備するブリスタ厚紙パックが公知である。しかしながら、このようなブリスタ厚紙パックは、揮発し易い及び／又は水分に敏感な成分を有する、梱包されるべき、傷つきやすい製品には適していない。これは、厚紙の背面側が約１０ｇＨ２Ｏ／ｍ２×ｈの高い水蒸気透過率を有するからであり、従ってこのようなパッケージは中に収容する製品を保存中に外部影響に対して、又は、反応性物質を失うことから効果的に保護することができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明は、揮発性材料特に、全ての揮発する反応性物質成分が逃げる及び／又は全ての物質を変化させる水分が入ることを防止する、揮発しやすい及び／又は水分に敏感な成分を有する梱包されるべき、傷つきやすい製品用のブリスタ厚紙パックを提供することを目的とする。更に、新しいパックは、複雑でなく、一般的な梱包装置において使用するのに好適であるべきである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
この目的は、請求項１記載の序文において述べる種類のブリスタ厚紙パックにおいて、ブリスタ紙とブリスタキャップとの間に水蒸気を透過させず及び／又は揮発性成分を透過させず、且つ、一方でブリスタ紙に、他方でブリスタキャップにシーリングラッカーの少なくとも一枚の圧感接着フィルムを用いて媒体にしっかりと固定した方法で結合される障壁層が配置される点で本発明によって実現される。
【０００７】
揮発しやすい及び／又は水分に敏感な成分を有する梱包されるべき、傷つきやすい製品用の前述の種類のブリスタ厚紙パックにおいてこの目的を実現するために本発明は、水蒸気及び／又は揮発性成分を透過させない障壁層がブリスタ紙とブリスタキャップとの間に配置され、この障壁層が、一方でブリスタ紙に、他方でブリスタキャップに少なくとも一つのシールドマージンバッグラッカー圧感フィルムを用いて媒体に対して確実に固定して結合されることを提案する。
【０００８】
ブリスタ厚紙パックの本発明の構造を用いて、揮発しやすい及び／又は水分に敏感な材料に対してかなりの保護要素を有し、一般的な梱包装置を用いて工業スケールで容易に処理することができる、梱包されるべき、傷つきやすい製品用の梱包システムが非常に複雑でなく効果的な方法で提供される。
【０００９】
ブリスタ厚紙パックの一実施例において、本発明によると、障壁層は、水蒸気及び揮発し易い成分に対して十分な障壁機能有するプラスチックフィルムである。
【００１０】
別の実施例によると、障壁層は、ブリスタ紙上にラミネートされるアルミニウム箔である。
【００１１】
本発明の更に有用且つ非常に経済的な実施例では、障壁層は、ブリスタキャップに面する少なくともブリスタ紙の表面の含浸層から成り、この含浸層は、水蒸気及び揮発性物質に対して十分な障壁特性を有する。
【００１２】
最後に、本発明によると、透過することができない印刷媒体の孔を閉じるカバー層の形態にある含浸層を設けるよう対策を講じ、このカバー層は印刷方法で適用され得ることが好ましい。
【００１３】
本発明によるブリスタ紙は、販売棚において吊り下げられた状態で製品を展示することを有利には可能にする。
【００１４】
他の従来のブリスタパックと比べて、本発明によるブリスタ紙は、アルミニウム箔上に印刷することによって追加の製品情報を提供することを可能にする。
【００１５】
本発明の更なる詳細、特徴、及び、利点は、図面に概略的に示す実施例の例の以下の説明から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【００１６】
【図１】梱包されるべき、傷つきやすい製品用の本発明によるブリスタ厚紙パックを示す断面図、及び、斜視図である。
【図２】本発明によるブリスタパックの更なる実施例を示す断面図、及び、斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【００１７】
図１に示す、水分が中に入り込み及び／又は揮発性成分が逃げることを防止する構造であり、梱包される製品を収容し透明材料から成るブリスタキャップ２のキャリヤとして一つの部分、又は、折り畳み紙１，１’（図２）として二つの部分のいずれかから本質的に公知の方法で構成されるブリスタ紙１を有し、上記ブリスタ紙１と上記ブリスタキャップ２とが少なくとも一つのシーリングラッカーフィルム３、３’を用いて互いに結合される、揮発しやすい及び／又は水分に敏感な成分を有する梱包されるべき、傷つきやすい製品用の厚紙ブリスタパックは、ブリスタ紙１とブリスタキャップ２との間に水蒸気及び揮発性成分を透過させず、一方でブリスタ紙１に、他方でブリスタキャップ２に少なくとも一つのシーリングラッカー圧感フィルム３を用いて媒体にしっかりと結合される障壁層４が配置されることを特徴とする。本願では、例えば、厚紙から形成されるブリスタ紙１上に当業者に公知の媒体に対して密な方法でアルミニウム箔をラミネートするように障壁層４に対して対策を講じてもよい。従って得られる障壁層４にシーリングラッカーフィルム３が当業者に公知の方法で同様に適用され、その上に例えば、ヒートシーリング方法をフランジのようなマージン５が用いてシールされるブリスタキャップ２がシールされる。
【００１８】
これにより、複雑でなく、従来の自動梱包機で製造することができる、蒸気及び材料の揮発性成分を透過させないパッケージが得られる。
【００１９】
しかしながら、図２は、折り畳み紙１、１’を有する本発明によるブリスタ厚紙パックの幾らか異なる実施例を示す。その前面側１’は、窓の方法で切抜部６を有し、切抜部を通って延在し、且つ、横方向のフランジ５が切抜部の後ろを通るブリスタキャップ２は、この切抜部を手段として、中央に配置された障壁層４とシーリング層３、３’をシーリングすることで媒体にしっかりと固定される梱包システムが得られるよう構成される。
【００２０】
本実施例においても、障壁層４は、水蒸気及び揮発性材料に対して十分な障壁能力を有するプラスチックフィルム、又は、ブリスタ紙１にラミネートされるアルミニウム箔でもよい。
【００２１】
しかしながら、障壁層４は、ブリスタキャップ２に面するブリスタ紙１の表面の少なくとも含浸層４’から成り、この含浸層４’は水蒸気及び揮発性物質に対して十分な障壁能力を有する。
【００２２】
最後に、非常に経済的な製造に対して利点を有し、透過することができない印刷媒体の孔を閉じるカバー層に含浸層４’がなるよう対策を講じ、このカバー層は印刷方法によって適用可能であることが好ましい。
【００２３】
本発明によるブリスタ厚紙パックは、水分が入り込み及び／又は揮発性成分が逃げることを防止する構造で揮発し易い及び／又は水分に敏感な成分を有する梱包されるべき、傷つきやすい製品用の安全な梱包システムを実現し、従って、冒頭に提示したタスクを最適に解決する。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
梱包されるべき製品を収容する透明材料から成るブリスタキャップのためのキャリヤとして、例えば、折り畳み紙のような２つの部分として構成されるブリスタ紙を含み、該ブリスタ紙と前記ブリスタキャップとは、少なくとも１枚のシーリングラッカーフィルムによって互いに結合される、水分の進入及び／又は揮発性成分の漏出を防止する構造で揮発し易く且つ／或いは水分に敏感な成分を含む、梱包されるべき傷つきやすい製品用のブリスタ厚紙パックであって、
前記ブリスタ紙の正面側は、窓の形態の切抜部を有し、前記ブリスタキャップは、横方向フランジを有し、前記ブリスタキャップは、前記切抜部を通じて延び、前記横方向フランジは、前記正面側によって覆われ、
前記ブリスタ紙の裏面側と前記ブリスタキャップとの間には、障壁層が配置され、該障壁層は、水蒸気及び／又は揮発性成分を透過させず、前記障壁層は、媒体に対して確実に固定される方法で、少なくとも１枚のシーリングラッカー圧感接着性フィルムを用いて、一方では、前記ブリスタ紙の前記裏面側に結合され、他方では、前記ブリスタキャップの前記横方向フランジ及び前記正面側に結合され、前記障壁層は、前記ブリスタ紙の少なくとも前記ブリスタキャップに面する表面のプラスチックフィルム又は含浸層又はアルミニウム箔で構成され、前記プラスチックフィルム又は前記含浸層又は前記アルミニウム箔は、水蒸気及び揮発性物質に対して十分な障壁能力を有することを特徴とする、
ブリスタ厚紙パック。
【請求項２】
前記障壁層は、前記ブリスタ紙にラミネートされるアルミニウム箔であることを特徴とする、請求項１に記載のブリスタ厚紙パック。
【請求項３】
前記プラスチックフィルム又は前記含浸層は、不透過性の印刷媒体の孔を閉じるカバー層であることを特徴とする、請求項１に記載のブリスタ厚紙パック。
【請求項４】
前記孔を閉じるカバー層は、印刷方法を用いて適用可能であることを特徴とする、請求項３に記載のブリスタ厚紙パック。
【請求項５】
製品情報は上記アルミニウム箔上に印刷されることで提供されることを特徴とする、請求項２に記載のブリスタ厚紙パック。
【請求項６】
販売棚において吊り下げられた状態で製品を展示する、請求項１乃至５のうちいずれか１項に記載のブリスタ厚紙パックの使用方法。
【請求項１】
梱包されるべき製品を収容する透明材料から成るブリスタキャップのためのキャリヤとして、例えば、折り畳み紙のような２つの部分として構成されるブリスタ紙を含み、該ブリスタ紙と前記ブリスタキャップとは、少なくとも１枚のシーリングラッカーフィルムによって互いに結合される、水分の進入及び／又は揮発性成分の漏出を防止する構造で揮発し易く且つ／或いは水分に敏感な成分を含む、梱包されるべき傷つきやすい製品用のブリスタ厚紙パックであって、
前記ブリスタ紙の正面側は、窓の形態の切抜部を有し、前記ブリスタキャップは、横方向フランジを有し、前記ブリスタキャップは、前記切抜部を通じて延び、前記横方向フランジは、前記正面側によって覆われ、
前記ブリスタ紙の裏面側と前記ブリスタキャップとの間には、障壁層が配置され、該障壁層は、水蒸気及び／又は揮発性成分を透過させず、前記障壁層は、媒体に対して確実に固定される方法で、少なくとも１枚のシーリングラッカー圧感接着性フィルムを用いて、一方では、前記ブリスタ紙の前記裏面側に結合され、他方では、前記ブリスタキャップの前記横方向フランジ及び前記正面側に結合され、前記障壁層は、前記ブリスタ紙の少なくとも前記ブリスタキャップに面する表面のプラスチックフィルム又は含浸層又はアルミニウム箔で構成され、前記プラスチックフィルム又は前記含浸層又は前記アルミニウム箔は、水蒸気及び揮発性物質に対して十分な障壁能力を有することを特徴とする、
ブリスタ厚紙パック。
【請求項２】
前記障壁層は、前記ブリスタ紙にラミネートされるアルミニウム箔であることを特徴とする、請求項１に記載のブリスタ厚紙パック。
【請求項３】
前記プラスチックフィルム又は前記含浸層は、不透過性の印刷媒体の孔を閉じるカバー層であることを特徴とする、請求項１に記載のブリスタ厚紙パック。
【請求項４】
前記孔を閉じるカバー層は、印刷方法を用いて適用可能であることを特徴とする、請求項３に記載のブリスタ厚紙パック。
【請求項５】
製品情報は上記アルミニウム箔上に印刷されることで提供されることを特徴とする、請求項２に記載のブリスタ厚紙パック。
【請求項６】
販売棚において吊り下げられた状態で製品を展示する、請求項１乃至５のうちいずれか１項に記載のブリスタ厚紙パックの使用方法。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２００９−２６３０１１（Ｐ２００９−２６３０１１Ａ）
【公開日】平成２１年１１月１２日（２００９．１１．１２）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００９−１５６５４２（Ｐ２００９−１５６５４２）
【出願日】平成２１年７月１日（２００９．７．１）
【分割の表示】特願２００１−５０９６５０（Ｐ２００１−５０９６５０）の分割
【原出願日】平成１２年６月２９日（２０００．６．２９）
【出願人】（３００００５０３５）エルテーエス ローマン テラピー−ジステーメ アーゲー (128)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２１年１１月１２日（２００９．１１．１２）
【国際特許分類】
【出願日】平成２１年７月１日（２００９．７．１）
【分割の表示】特願２００１−５０９６５０（Ｐ２００１−５０９６５０）の分割
【原出願日】平成１２年６月２９日（２０００．６．２９）
【出願人】（３００００５０３５）エルテーエス ローマン テラピー−ジステーメ アーゲー (128)
【Ｆターム（参考）】
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