説明

携帯ストラップの取付方法および携帯ストラップ

【課題】ストラップ本体の両端方にそれぞれ別体の潜らせ物品を設けるとともに、取り付け根本分かれ開放二股形態での取付けを実現する携帯ストラップの取付方法および携帯ストラップを提供する。
【解決手段】ストラップ本体4を折り二本にして、その折り部分を先頭にコード取付け孔に一方の側から通し、他方の側にコード通し取り付け孔から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに一方の側に位置している潜らせ物品5と潜らせ物品6を同時にあるいは一つずつ潜らせ、前記潜らせ物品5と前記潜らせ物品6あるいはその二本のコード部分を引いて前記潜らせループを締めることによって取り付けるという携帯ストラップの取付方法を実現している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主にコード通し取付け孔を有する携帯電話、携帯音楽プレイヤー、携帯カメラ、財布などに、前記コート通し取付け孔にコードを通して取り付ける携帯ストラップの取り付け方法および携帯ストラップに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話、デジタルカメラ、音楽プレイヤーなどのコード通し取付け孔付き物品には開口2mm〜4mm程度のコード通し取付け孔(リングなども含む)が設けられている。
このコード通し取付け孔付き物品のコード通し取付け孔には、潜らせ物品(人形、アクセサリー、キャラクター、手首取付け部材、ナス環・引輪などの開閉環部材・・・)に取り付けられた松葉、ヘビロなどと呼ばれるループコード(ストラップ本体)を通して物品潜らせループを形成し、この物品潜らせループに潜らせ物品を潜らせてループコードをコード通し取付け孔付き物品に取り付ける携帯ストラップの取り付け方法が知られている。(例えば特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006-247083号公報
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】特になし
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のものは、ループコード(ストラップ本体)が閉じたループ形態であるために、コード通し取付け孔付き物品の取り付け根本部分からループコード(ストラップ本体)を二股(以下「取り付け根本分かれ開放二股形態」という)に分離することができず、よって、取り付け根本分かれ開放二股形態でループコード(ストラップ本体)の両端方にそれぞれ別体の潜らせ物品を設けることができないという欠点を有するものであった。
【0006】
本発明は以上のような従来技術の欠点に鑑み、
本発明の第1の目的は、ストラップ本体の両端方にそれぞれ別体の潜らせ物品を設けるとともに、取り付け根本分かれ開放二股形態での取付けを実現する携帯ストラップの取付方法および携帯ストラップを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、前記第1の目的の取り付け根本分かれ開放二股形態での一方のコードと他方のコードの長さが容易には変わらない状態とできる携帯ストラップの取付方法および携帯ストラップを提供するにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成となっている。
<請求項1記載の発明>
コード通し取付け孔を有する孔付き物品、
前記コード取付け孔に折り二本にして通すことが可能な太さの1本の非ループ形態であるコードからなるストラップ本体、このストラップ本体の一方の端方に設けられた第1の潜らせ物品、前記ストラップ本体の他方に設けられた第2の潜らせ物品とからなる携帯ストラップを前記コート通し取付け孔に取り付ける取付方法であって、
前記ストラップ本体を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに前記一方の側に位置している前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品を潜らせ、前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品あるいはその二本のコード部分引いて前記潜らせループを締めることによって取り付けることを特徴とする携帯ストラップの取付方法である。
<請求項2記載の発明>
コード通し取付け孔を有する孔付き物品、
前記コード取付け孔に折り二本にして通すことが可能な太さの1本の非ループ形態であるコードからなるストラップ本体、このストラップ本体の一方の端方に設けられた第1の潜らせ物品、前記ストラップ本体の他方に設けられた第2の潜らせ物品、前記ストラップ本体に摩擦移動可能に取り付けられかつ好みの位置でその弾性摩擦力によって止め置くことができる少なくとも2個の摩擦移動ストッパーとからなる携帯ストラップを前記コート通し取付け孔に取り付ける取付方法であって、
前記摩擦移動ストッパーの少なくとも1個を前記第1の潜らせ物品側に位置させて第1の側の摩擦移動ストッパーとし、前記摩擦移動ストッパーの少なくとも1個を前記第2の潜らせ物品側に位置させて第2の側の摩擦移動ストッパーとし、
前記ストラップ本体を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに前記一方の側に位置している前記第1の潜らせ物品および前記第1の側の摩擦移動ストッパーと前記第2の潜らせ物品および前記第2の側の摩擦移動ストッパーを潜らせ、前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品あるいはその二本のコード部分引いて前記潜らせループを締め、前記第1の側の摩擦移動ストッパーおよび前記第2の側の摩擦移動ストッパーを前記孔付き物品側に移動させて止め置き、この止め置きによって締めた前記潜らせループが広がらないように取り付けることを特徴とする携帯ストラップの取付方法である。
<請求項3記載の発明>
第1の潜らせ物品および第2の潜らせ物品あるいはいずれか一方が、カニ環や引き環などの開閉部付き環部材、単なる環部材あるいはストラップ本体をループ形成した環部などからなる後付物品着脱部であって、この後付物品着脱部を潜らせループに潜らせた後で該後付物品着脱部に後付物品を着脱自在形態で取り付けられるようにしたことを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の携帯ストラップの取付方法である。
<請求項4記載の発明>
コード通し取付け孔を有する孔付き物品、
前記コード取付け孔に折り二本にして通すことが可能な太さの1本の非ループ形態であるコードからなるストラップ本体と、
このストラップ本体の一方の端方に設けられた第1の潜らせ物品と、
前記ストラップ本体の他方に設けられた第2の潜らせ物品とからなるとともに、
前記ストラップ本体を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに前記一方の側に位置している前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品を潜らせ、前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品あるいはその二本のコード部分引いて前記潜らせループを締めることによって取り付けることを特徴とする携帯ストラップである。
<請求項5記載の発明>
ストラップ本体に摩擦移動可能に取り付けられかつ好みの位置でその弾性摩擦力によって止め置くことができる少なくとも2個の摩擦移動ストッパーを設けるとともに、
前記摩擦移動ストッパーの少なくとも1個を第1の潜らせ物品側に位置させて第1の側の摩擦移動ストッパーとし、摩擦移動ストッパーの少なくとも1個を前記第2の潜らせ物品側に位置させて第2の側の摩擦移動ストッパーとし、
前記ストラップ本体を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに前記一方の側に位置している前記第1の潜らせ物品および前記第1の側の摩擦移動ストッパーと前記第2の潜らせ物品および前記第2の側の摩擦移動ストッパーを潜らせ、前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品あるいはその二本のコード部分引いて前記潜らせループを締め、前記第1の側の摩擦移動ストッパーおよび前記第2の側の摩擦移動ストッパーを前記孔付き物品側に移動させて止め置き、この止め置きによって締めた前記潜らせループが広がらないように取り付けることを特徴とする請求項4記載の携帯ストラップである。
<請求項6記載の発明>
第1の潜らせ物品および第2の潜らせ物品あるいはいずれか一方が、カニ環や引き環などの開閉部付き環部材、単なる環部材あるいはストラップ本体をループ形成した環部などからなる後付物品着脱部であって、この後付物品着脱部を潜らせループに潜らせた後で該後付物品着脱部に後付物品を着脱自在形態で取り付けられるようにしたことを特徴とする請求項4、5のいずれかに記載の携帯ストラップである。
【発明の効果】
【0008】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
<請求項1記載の発明の効果>
コード通し取付け孔を有する孔付き物品、
前記コード取付け孔に折り二本にして通すことが可能な太さの1本の非ループ形態であるコードからなるストラップ本体、このストラップ本体の一方の端方に設けられた第1の潜らせ物品、前記ストラップ本体の他方に設けられた第2の潜らせ物品とからなる携帯ストラップを前記コート通し取付け孔に取り付ける取付方法であって、
前記ストラップ本体を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに前記一方の側に位置している前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品を潜らせ、前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品あるいはその二本のコード部分引いて前記潜らせループを締めることによって取り付けることを特徴とする携帯ストラップの取付方法であるので、次に述べるような効果を奏する。
すなわち、
(1)コード通し取付け孔付き物品の取り付け根本部分からコードが二股に枝分かれし非ループ形態の開放された形態である開放二股形態(以下「取り付け根本分かれ開放二股形態」という)を実現し、よって、取り付け根本分かれ開放二股形態によって枝分かれした一方のコードに第1の潜らせ物品を一方のコードが設けられ、枝分かれした他方のコードに第2の潜らせ物品を設けた携帯ストラップを実現するという効果を奏する。
(2)また、第1の潜らせ物品と第2の潜らせ物品を同時には潜らせループに通せない大きさないし形態のものであっても、潜らせ物品を一つ一つ潜らせループに潜らせることによって潜らせ取り付けることを可能とするものである。
<請求項2記載の発明の効果>
コード通し取付け孔を有する孔付き物品、
前記コード取付け孔に折り二本にして通すことが可能な太さの1本の非ループ形態であるコードからなるストラップ本体、このストラップ本体の一方の端方に設けられた第1の潜らせ物品、前記ストラップ本体の他方に設けられた第2の潜らせ物品、前記ストラップ本体に摩擦移動可能に取り付けられかつ好みの位置でその弾性摩擦力によって止め置くことができる少なくとも2個の摩擦移動ストッパーとからなる携帯ストラップを前記コート通し取付け孔に取り付ける取付方法であって、
前記摩擦移動ストッパーの少なくとも1個を前記第1の潜らせ物品側に位置させて第1の側の摩擦移動ストッパーとし、前記摩擦移動ストッパーの少なくとも1個を前記第2の潜らせ物品側に位置させて第2の側の摩擦移動ストッパーとし、
前記ストラップ本体を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに前記一方の側に位置している前記第1の潜らせ物品および前記第1の側の摩擦移動ストッパーと前記第2の潜らせ物品および前記第2の側の摩擦移動ストッパーを潜らせ、前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品あるいはその二本のコード部分引いて前記潜らせループを締め、前記第1の側の摩擦移動ストッパーおよび前記第2の側の摩擦移動ストッパーを前記孔付き物品側に移動させて止め置き、この止め置きによって締めた前記潜らせループが広がらないように取り付けることを特徴とする携帯ストラップの取付方法であるので、請求項1記載の発明と同様な効果を奏するとともに、次に述べるような効果を奏する。
すなわち、
第1の側の摩擦移動ストッパーと第2の側の摩擦移動ストッパーによって、締めた潜らせループのコードが引っ張られる、あるいは一方のコードが引っ張れれても、第1の側の摩擦移動ストッパーと第2の側の摩擦移動ストッパーが潜らせループないし孔付き物品にあたって、コードの移動をその弾性摩擦力によって止めるので、潜らせループが広がる、コードが移動することが容易には行い、すなわち、方のコードと他方のコードの長さが容易には変わらない状態を実現するという効果を奏する。
<請求項3記載の発明の効果>
第1の潜らせ物品および第2の潜らせ物品あるいはいずれか一方が、カニ環や引き環などの開閉部付き環部材、単なる環部材あるいはストラップ本体をループ形成した環部などからなる後付物品着脱部であって、この後付物品着脱部を潜らせループに潜らせた後で該後付物品着脱部に後付物品を着脱自在形態で取り付けられるようにしたことを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の携帯ストラップの取付方法であるので、請求項1、2のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するとともに、次に述べるような効果を奏する。
すなわち、
第1の潜らせ物品および第2の潜らせ物品あるいはいずれか一方に潜らせ物品以外の、大きさ形態に制限のない多様な形態の後付物品を着脱自在形態で取り付けることができるという効果を奏する。
<請求項4記載の発明の効果>
コード通し取付け孔を有する孔付き物品、
前記コード取付け孔に折り二本にして通すことが可能な太さの1本の非ループ形態であるコードからなるストラップ本体と、
このストラップ本体の一方の端方に設けられた第1の潜らせ物品と、
前記ストラップ本体の他方に設けられた第2の潜らせ物品とからなるとともに、
前記ストラップ本体を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに前記一方の側に位置している前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品を潜らせ、前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品あるいはその二本のコード部分引いて前記潜らせループを締めることによって取り付けることを特徴とする携帯ストラップであるので、前記請求項1記載の発明と同様な効果を奏する。
<請求項5記載の発明の効果>
ストラップ本体に摩擦移動可能に取り付けられかつ好みの位置でその弾性摩擦力によって止め置くことができる少なくとも2個の摩擦移動ストッパーを設けるとともに、
前記摩擦移動ストッパーの少なくとも1個を第1の潜らせ物品側に位置させて第1の側の摩擦移動ストッパーとし、摩擦移動ストッパーの少なくとも1個を前記第2の潜らせ物品側に位置させて第2の側の摩擦移動ストッパーとし、
前記ストラップ本体を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに前記一方の側に位置している前記第1の潜らせ物品および前記第1の側の摩擦移動ストッパーと前記第2の潜らせ物品および前記第2の側の摩擦移動ストッパーを潜らせ、前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品あるいはその二本のコード部分引いて前記潜らせループを締め、前記第1の側の摩擦移動ストッパーおよび前記第2の側の摩擦移動ストッパーを前記孔付き物品側に移動させて止め置き、この止め置きによって締めた前記潜らせループが広がらないように取り付けることを特徴とする請求項4記載の携帯ストラップであるので、請求項4記載の発明と同様な効果を奏するとともに、前記請求項2記載の発明と同様な効果を奏する。
<請求項6記載の発明の効果>
第1の潜らせ物品および第2の潜らせ物品あるいはいずれか一方が、カニ環や引き環などの開閉部付き環部材、単なる環部材あるいはストラップ本体をループ形成した環部などからなる後付物品着脱部であって、この後付物品着脱部を潜らせループに潜らせた後で該後付物品着脱部に後付物品を着脱自在形態で取り付けられるようにしたことを特徴とする請求項4、5のいずれかに記載の携帯ストラップであるので、請求項4、5のいずれか一方に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、前記請求項3記載の発明と同様な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の実施例1を示す正面図および摩擦移動ストッパーの内部構造を示す拡大平面図。
【図2】本発明の実施例1の孔付き物品への取付け手順斜視図。
【図3】図2の続き。
【図4】図3の続き。
【図5】本発明の実施例2を示す正面図。
【図6】本発明の実施例2の孔付き物品への取付け手順斜視図。
【図7】図6の続き。
【図8】本発明の実施例3の孔付き物品への取付け状態図。
【図9】本発明の実施例4の正面図。
【図10】本発明の実施例5の平面図および正面図。
【図11】実施例6の孔付き物品への取付け手順図。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施例について説明する。但し、本発明をこれら実施例のみに限定する趣旨のものではない。また、後述する実施例の説明に当って、前述した実施例の同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【実施例1】
【0011】
図1〜図4に示す本発明の実施例1において、1は携帯ストラップであって、携帯ストラップ1は、コード通し取付け孔2を有する孔付き物品3、
前記コード取付け孔2に折り二本にして通すことが可能な太さの1本(1本のみ)の非ループ形態であるコードからなるストラップ本体4と、
このストラップ本体4の一方の端方に設けられた六角体形態の潜らせ物品5と、
前記ストラップ本体4の他方に設けられた八角体形態の潜らせ物品6とからなるとともに、
前記ストラップ本体4を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔2に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔2から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループ7を形成し、この潜らせループ7に前記一方の側に位置している前記潜らせ物品5と前記潜らせ物品6を同時にあるいは一つずつ潜らせ、前記潜らせ物品5と前記潜らせ物品6あるいは二本のコード部分4a、4bを引いて前記潜らせループ7を締めることによって取り付ける。
【0012】
この構成によって、前記ストラップ本体4を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔2に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔2から通り抜けた部分を引き出し広げて前記潜らせループ7を形成し(図2の(a)参照)、この潜らせループに前記一方の側に位置している前記潜らせ物品5と前記潜らせ物品6を同時にあるは一つずつ潜らせ(図2の(b)、図3の(c)参照)、前記潜らせ物品5と前記潜らせ物品6あるいはその二本のコード部分引いて前記潜らせループ7を締め(図3の(d)参照)ることによって取り付けるという携帯ストラップの取付方法を実現しているものである。
【0013】
また、携帯ストラップ1にあっては、ストラップ本体4に摩擦移動可能に取り付けられかつ好みの位置でその弾性摩擦力によって止め置くことができる摩擦移動ストッパー8、9を設けるとともに、
前記摩擦移動ストッパー8、9の潜らせ物品5側に位置させて潜らせ物品5側の摩擦移動ストッパーとし、摩擦移動ストッパー9を潜らせ物品6側に位置させて潜らせ物品6側の摩擦移動ストッパーとし、
前記ストラップ本体4を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔2に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔2から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループ7を形成し、この潜らせループ7に前記潜らせ物品5および前記摩擦移動ストッパー8と前記潜らせ物品6および前記摩擦移動ストッパー9を同時にあるいは一つずつ潜らせ、前記潜らせ物品5と前記潜らせ物品6あるいは二本のコード部分4a、4b引いて前記潜らせループ7を締め、前記摩擦移動ストッパー8および前記摩擦移動ストッパー9を前記孔付き物品3側に移動させて止め置き、この止め置きによって締めた前記潜らせループ7が広がらないように取り付ける。
摩擦移動ストッパーは少なくとも2個であり、2個以上でもよい。
【0014】
この摩擦移動ストッパー8、9を設けた構成によって、前記ストラップ本体4を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔2に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔2から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループ7を形成し(図2の(a)参照)、この潜らせループ7に前記一方の側に位置している前記潜らせ物品5および前記摩擦移動ストッパー8と前記潜らせ物品6および前記摩擦移動ストッパー9を同時にあるいは一つずつ潜らせ(図2の(b)、図3の(c)参照)、前記潜らせ物品5と前記潜らせ物品6あるいはその二本のコード部分4a、4b引いて前記潜らせループ7を締め(図3の(d)参照)、前記摩擦移動ストッパー8および前記摩擦移動ストッパー9を前記孔付き物品3側に移動させて止め置き(図4の(e)参照)、この止め置きによって締めた前記潜らせループ7が広がらないように取り付ける携帯ストラップの取付方法を実現しているものである。
【0015】
摩擦移動ストッパー8(9)は次のような構成となってる。
この摩擦移動ストッパー8(9)はシリコンゴム製部材、天然ゴム製部材、弾性合成樹脂製部材あるいは合成ゴム製部材などの弾性部材からなる弾性体15と、
この弾性体15に設けられたストラップ本体4を通し摩擦移動させることができるストラップ本体4の太さよりも小径孔のコード通し孔16と、前記弾性体15の成形時に該弾性体15に一体的に内設された、金属製線部材、カーボンファイバー製線部材あるいは硬質合成樹脂製線部材などの硬質線部材からなる、前記コード通し孔16に通される前記ストラップ本体4を該弾性体15の弾性肉とともに一体となって押さえ動作をする硬質押さえ部位(第1の硬質押さえ部位17a、第2の硬質押さえ部位117b)を有する硬質押さえ部材17と、この硬質押さえ部材17の一部が弾性体15から外に突き出した環部位からなる環部18からなっている。
硬質押さえ部材17のより具体的な構成は、硬質押さえ部材17がコード通し孔16に通されたストラップ本体4の対抗する両側で直接的にあるいは弾性肉を間にして挟み押さえ動作するように、該通し孔2の両側に対抗するように第1の硬質押さえ部位17aと第2の硬質押さえ部位17bを設け、前記第1の硬質押さえ部位17aの端方を内側に折り曲げ突き出るように形成した弾性体15から前記硬質押さえ部材17が抜けるのを阻止する第1の抜け阻止部19aを設け、前記第2の硬質押さえ部位17bの端方を内側に折り曲げて前記第1の抜け阻止部19aと交差し突き出るように形成した前記弾性体15から前記硬質押さえ部材17が抜けるのを阻止する第2の抜け阻止部19bを設けてなる構成となっている。
【0016】
摩擦移動ストッパー9の環部18には、リング21を介して引き環22を設けてなる星形の飾り物品23が該引き環22が掛けられて取り付けられている。
【実施例2】
【0017】
図5〜図7に示す本発明の実施例2において前記実施例1と主に異なる点は、潜らせ物品の一方の側を、ストラップ本体4の一方に取り付けられた筒部材25および該筒部材25の側部対向面にあけられた孔(図示せず省略)に通されて取り付けられた環部材26からなる潜らせ物品27とし、潜らせ物品の他方の側を、ストラップ本体4の他方に取り付けられた筒部材25および該筒部材25の側部対向面にあけられた孔(図示せず省略)に通されて取り付けられた環部材26からなる潜らせ物品28としてなる携帯ストラップ29を形成した点にある。
実施例1のものと同様に取り付け(図6の(a)〜(c)参照)、図7においは、リング21を介して引き環22を設けてなる動物形の飾り物品31を潜らせ物品27の環部材26に掛けて取り付け、リング21を介して引き環22を設けてなる電車笛形の飾り物品32を潜らせ物品28の環部材26に掛けて取り付けている。飾り物品は多様なものがある。引き環22に限定されずカニ環などの開閉部付き環部材であればよい。
【実施例3】
【0018】
図8に示す本発明の実施例3において前記実施例2と主に異なる点は、潜らせ物品の一方の側を、環部材26に引き環22を取り付けてなる潜らせ物品35とし、潜らせ物品の他方の側を、環部材26に引き環22を取り付けてなる潜らせ物品36とし、リング21を設けた飾り物品37、リング21を設けた飾り物品38などのリング付き飾り物品を、リング21を引き環22に掛け取り付けることができるようにしてなる携帯ストラップ39を形成した点にある。
【実施例4】
【0019】
図9に示す本発明の実施例4において前記実施例2と主に異なる点は、潜らせ物品の一方の側を、ストラップ本体4の先端側をループ形成結び目で形成してなる潜らせ物品40とし、潜らせ物品の他方の側を、ストラップ本体4の先端側をループ形成結び目で形成してなる潜らせ物品41とした携帯ストラップ42を形成した点にある。
摩擦移動ストッパー8、9の環部18には予め引き環22を有してなる飾り物品43、44が着脱自在に掛け取り付けられている。
飾り物品43、44を外して孔付き物品3に取り付け、取り付け完了してから飾り物品43、44を、摩擦移動ストッパー8、摩擦移動ストッパー9、潜らせ物品40あるいは潜らせ物品41に取り付ける。
【実施例5】
【0020】
図10、図11に示す実施例5において、50は携帯ストラップであって、この携帯ストラップ50は、ストラップ本体4と、このストラップ本体4の一方の端方に設けられた、前記ストラップ本体4を底部の略中央から出るように直接的に取り付けてなり、かつ、コード通し取付け孔2を通らない形態である飾り部材51と、ストラップ本体4に摩擦移動可能に取り付けられかつ好みの位置でその弾性摩擦力によって止め置くことができる摩擦移動ストッパー8(複数個でもよい)と、ストラップ本体4の他方の端方に設けた、摩擦移動ストッパー8がストラップ本体4から抜けないようにするためのストッパー52とからなっている。
ストッパー52は目立たない可能な限り小さいものでよい。摩擦移動ストッパー8が抜け無ければよいので、例えば、単なる結び目でもよい。
摩擦移動ストッパー8をストッパー52側にして、ストラップ本体4を折り、その折り頭をコード通し取付け孔2に通して潜らせループ7を形成し(図11の(a)参照)、この潜らせループ7にストッパー52および摩擦移動ストッパー8を潜らせ、そのままストッパー52を引っ張り引いて潜らせループ7を締め、さらにストッパー52を飾り部材51が孔付き物品3に当り止まるまで引っ張り引き、摩擦移動ストッパー8を孔付き物品3に当るまで移動させ(図11の(b)参照)止め置く。
飾り部材を携帯電話などの孔付き物品3に当接した状態に取り付けることができる。
ストラップ本体4の長さはストッパー52および摩擦移動ストッパー8が潜る大きさの潜らせループを形成する長さであればよく、よって、孔付き物品から出るストラップ本体4の長さは2.5cm〜4cm程度でよく、ストッパーは球体などで可能な限り小さくし、ストラップ本体4と類似色とすることにより、目立たなくポケットやバックから取り出すときに引っ掛からないものとできる。
これによって、ループコードをストラップ本体とする従来の携帯ストラップの、携帯電話などの孔付き物品に飾りを当接状態で取り付けることができないという欠点を解消するものである。
【0021】
コード通し取付け孔を有する孔付き物品、
ストラップ本体、このストラップ本体の一方の端方に設けられた、前記ストラップ本体を底部の略中央から出るように直接的に取り付けてなり、かつ、前記コード通し取付け孔を通らない形態である飾り部材、前記ストラップ本体に摩擦移動可能に取り付けられかつ好みの位置でその弾性摩擦力によって止め置くことができる摩擦移動ストッパー、前記ストラップ本体の他方の端方に設けた、前記摩擦移動ストッパーが前記ストラップ本体から抜けないようにするためのストッパーとからなっている携帯ストラップの取り付け方法であって、
前記摩擦移動ストッパーを前記ストッパー側にして、前記ストラップ本体を折り、その折り頭を前記コード通し取付け孔に通して潜らせループを形成し、この潜らせループに前記ストッパーおよび前記摩擦移動ストッパーを潜らせ、そのまま前記ストッパーを引っ張り引いて前記潜らせループを締め、さらに前記ストッパーを前記飾り部材が前記孔付き物品に当り止まるまで引っ張り引き、前記摩擦移動ストッパーを前記孔付き物品に当るまで移動させ止め置くようにして取り付けることを特徴とする携帯ストラップの取り付け方法。
携帯ストラップ50は上記携帯ストラップの取り付け方法を実現するものである。
【0022】
飾り部材はストラップ本体が出ている底部面が平面であるものがよい。
また、底部面の一部ないし側面の一部が下方に突出した突き出し部を形成して、この突き出し部が孔付き物品の側面部の全部ないし一部を覆う側面覆い部とし、孔付き物品の側面部に見えているストラップ本体部位を隠すようにしてなる形態とするのもよい。
【産業上の利用可能性】
【0023】
本発明はストラップを製造、販売する産業で利用される。
【符号の説明】
【0024】
1:携帯ストラップ、
2:コード通し取付け孔、
3:孔付き物品、
4:ストラップ本体、
4a:コード部分、
4b:コード部分、
5:潜らせ物品、
6:潜らせ物品、
7:潜らせループ、
8:摩擦移動ストッパー、
9:摩擦移動ストッパー、
15:弾性体、
16:コード通し孔、
17:硬質押さえ部材、
17a:第1の硬質押さえ部位、
17b:第2の硬質押さえ部位、
18:環部、
19a:第1の抜け阻止部、
19b:第2の抜け阻止部、
21:リング、
22:引き環、
23:飾り物品、
25:筒部材、
26:環部材、
27:潜らせ物品、
28:潜らせ物品、
29:携帯ストラップ、
31:飾り物品、
32:飾り物品、
35:潜らせ物品、
36:潜らせ物品、
37:飾り物品、
38:飾り物品、
39:携帯ストラップ、
40:潜らせ物品、
41:潜らせ物品、
42:携帯ストラップ、
43:飾り物品、
44:飾り物品、
50:携帯ストラップ、
51:飾り部材、
52:ストッパー。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
コード通し取付け孔を有する孔付き物品、
前記コード取付け孔に折り二本にして通すことが可能な太さの1本の非ループ形態であるコードからなるストラップ本体、このストラップ本体の一方の端方に設けられた第1の潜らせ物品、前記ストラップ本体の他方に設けられた第2の潜らせ物品とからなる携帯ストラップを前記コート通し取付け孔に取り付ける取付方法であって、
前記ストラップ本体を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに前記一方の側に位置している前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品を潜らせ、前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品あるいはその二本のコード部分引いて前記潜らせループを締めることによって取り付けることを特徴とする携帯ストラップの取付方法。
【請求項2】
コード通し取付け孔を有する孔付き物品、
前記コード取付け孔に折り二本にして通すことが可能な太さの1本の非ループ形態であるコードからなるストラップ本体、このストラップ本体の一方の端方に設けられた第1の潜らせ物品、前記ストラップ本体の他方に設けられた第2の潜らせ物品、前記ストラップ本体に摩擦移動可能に取り付けられかつ好みの位置でその弾性摩擦力によって止め置くことができる少なくとも2個の摩擦移動ストッパーとからなる携帯ストラップを前記コート通し取付け孔に取り付ける取付方法であって、
前記摩擦移動ストッパーの少なくとも1個を前記第1の潜らせ物品側に位置させて第1の側の摩擦移動ストッパーとし、前記摩擦移動ストッパーの少なくとも1個を前記第2の潜らせ物品側に位置させて第2の側の摩擦移動ストッパーとし、
前記ストラップ本体を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに前記一方の側に位置している前記第1の潜らせ物品および前記第1の側の摩擦移動ストッパーと前記第2の潜らせ物品および前記第2の側の摩擦移動ストッパーを潜らせ、前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品あるいはその二本のコード部分引いて前記潜らせループを締め、前記第1の側の摩擦移動ストッパーおよび前記第2の側の摩擦移動ストッパーを前記孔付き物品側に移動させて止め置き、この止め置きによって締めた前記潜らせループが広がらないように取り付けることを特徴とする携帯ストラップの取付方法。
【請求項3】
第1の潜らせ物品および第2の潜らせ物品あるいはいずれか一方が、カニ環や引き環などの開閉部付き環部材、単なる環部材あるいはストラップ本体をループ形成した環部などからなる後付物品着脱部であって、この後付物品着脱部を潜らせループに潜らせた後で該後付物品着脱部に後付物品を着脱自在形態で取り付けられるようにしたことを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の携帯ストラップの取付方法。
【請求項4】
コード通し取付け孔を有する孔付き物品、
前記コード取付け孔に折り二本にして通すことが可能な太さの1本の非ループ形態であるコードからなるストラップ本体と、
このストラップ本体の一方の端方に設けられた第1の潜らせ物品と、
前記ストラップ本体の他方に設けられた第2の潜らせ物品とからなるとともに、
前記ストラップ本体を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに前記一方の側に位置している前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品を潜らせ、前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品あるいはその二本のコード部分引いて前記潜らせループを締めることによって取り付けることを特徴とする携帯ストラップ。
【請求項5】
ストラップ本体に摩擦移動可能に取り付けられかつ好みの位置でその弾性摩擦力によって止め置くことができる少なくとも2個の摩擦移動ストッパーを設けるとともに、
前記摩擦移動ストッパーの少なくとも1個を第1の潜らせ物品側に位置させて第1の側の摩擦移動ストッパーとし、摩擦移動ストッパーの少なくとも1個を前記第2の潜らせ物品側に位置させて第2の側の摩擦移動ストッパーとし、
前記ストラップ本体を折り二本にして、その折り部分を先頭に前記コード取付け孔に一方の側から通し、他方の側に前記コード通し取り付け孔から通り抜けた部分を引き出し広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに前記一方の側に位置している前記第1の潜らせ物品および前記第1の側の摩擦移動ストッパーと前記第2の潜らせ物品および前記第2の側の摩擦移動ストッパーを潜らせ、前記第1の潜らせ物品と前記第2の潜らせ物品あるいはその二本のコード部分引いて前記潜らせループを締め、前記第1の側の摩擦移動ストッパーおよび前記第2の側の摩擦移動ストッパーを前記孔付き物品側に移動させて止め置き、この止め置きによって締めた前記潜らせループが広がらないように取り付けることを特徴とする請求項4記載の携帯ストラップ。
【請求項6】
第1の潜らせ物品および第2の潜らせ物品あるいはいずれか一方が、カニ環や引き環などの開閉部付き環部材、単なる環部材あるいはストラップ本体をループ形成した環部などからなる後付物品着脱部であって、この後付物品着脱部を潜らせループに潜らせた後で該後付物品着脱部に後付物品を着脱自在形態で取り付けられるようにしたことを特徴とする請求項4、5のいずれかに記載の携帯ストラップ。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2012−179262(P2012−179262A)
【公開日】平成24年9月20日(2012.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−44556(P2011−44556)
【出願日】平成23年3月1日(2011.3.1)
【特許番号】特許第4819974号(P4819974)
【特許公報発行日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【出願人】(000212599)
【Fターム(参考)】