説明

撮像装置用清掃器具

【課題】撮像ユニット等を保護しつつ効率的な清掃を可能にする撮像装置用清掃器具を提供する。
【解決手段】光源ユニット20は、本体部14の両端部に着脱自在に取付け可能である。本体部14の入射端部14E側に光源ユニット20が取付けられ、つまみ21が矢印Aの示す方向に回転されると、LED24からの照明光が入射端部14E、導光部材16を介して矢印Bの示すように出射面14Sから出射される。照明光の下で清掃作業を行うことにより、清掃器具10により誤って撮像ユニット、その周辺部材等が破損することが防止されるとともに、効率的な清掃が可能となる。一方、光源ユニット20が出射端部14E側に取付けられると、粘着性部材12は、光源ユニット20の壁面部材25等により密閉される。このため、清掃器具10の未使用時には、光源ユニット20は出射端部14Eに取付けられ、粘着性部材12が保護される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置用清掃器具に関し、特に、レンズ交換式デジタルカメラの撮像ユニット等に付着する異物を取り除く清掃器具に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、レンズ交換式のデジタルカメラが普及しつつある。レンズ交換式デジタルカメラにおいては、レンズ交換等により混入する埃などの異物が、内蔵された撮像ユニットの表面に付着する場合がある。このため、異物が撮像ユニットに付着することによる異物の写り込みなどの画質低下を防ぐために、撮像ユニット表面から異物を取り除く装置が知られている(例えば特許文献1)。
【0003】
また、精密機械、電子部品等の清掃のために用いられる掃除具であって、被清掃面上にある異物を粘着させる粘着性部材を取付けた掃除具も知られている(例えば特許文献2〜6)。
【特許文献1】特開2005−316391号公報
【特許文献2】特開2005−334525号公報
【特許文献3】特開2006−134号公報
【特許文献4】特開2006−6690号公報
【特許文献5】登録実用新案第3022843号公報
【特許文献6】登録実用新案第3042014号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
撮像ユニットは撮像装置であるデジタル一眼レフカメラ等の内部に設けられており、周囲は迷光防止処理のため暗く、撮像ユニット表面に付着した異物等を視認することは困難である。さらに、撮像ユニットの手前に設けられたミラーボックスやフォーカルプレーンシャッター等を避けて清掃することが必要であるため、清掃の作業も困難である。従って、従来の掃除具や撮像ユニットから異物を取り除く装置等を用いても、撮像ユニット等の効率的な清掃ができず、さらに、誤って必要以上に強い力で掃除具等を使用してしまったり、やみくもに掃除具等を使用してしまうと、撮像ユニットやフォーカルプレーンシャッターやミラーボックス等の破損を招くおそれがある。
【0005】
本発明は、撮像ユニット等を保護しつつ効率的な清掃を可能にする撮像装置用清掃器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の清掃器具は、撮像装置に設けられた撮像ユニットの受光面上にある異物を除去する撮像装置用清掃器具であって、異物を粘着させるための粘着性部材と、粘着性部材が取付けられており、少なくとも周辺部が導光部材で形成されている棒状の本体部と、導光部材に照明光を入射させるための光源ユニットとを備え、粘着性部材と光源ユニットとが本体部の互いに反対側の端部に設けられており、導光部材に入射した照明光が、粘着性部材の周辺から被清掃面に向けて出射されることを特徴とする。
【0007】
本体部は、粘着性部材側の端部において粘着性部材よりも本体部の径方向に突出した拡開部を有することが好ましい。本体部において、実質的に全ての領域が導光部材で形成されていることが好ましい。また、本体部において、本体部の延びる方向に平行な平面が設けられていることが好ましい。
【0008】
光源ユニットは、本体部の両端部において着脱自在であり、光源ユニットが本体部の粘着性部材側の端部に取付けられることにより、粘着性部材が光源ユニットにより覆われることが望ましい。
【0009】
導光部材は、例えばアクリル樹脂で形成されている。また、光源ユニットは、例えばLEDを含む。
【0010】
本発明の光源ユニットは、撮像ユニットの被清掃面上にある異物を粘着させるための粘着性部材と、粘着性部材が先端に取付けられており、少なくとも周辺部が導光部材で形成されている棒状の本体部とを有する撮像装置用清掃器具とともに使用される撮像装置用光源ユニットである。そして光源ユニットは、本体部における粘着性部材とは反対側の端部であって、導光部材に照明光を入射させて粘着性部材の周辺から被清掃面に向けて出射させる入射側端部と、本体部における粘着性部材側の端部であって、粘着性部材を覆う出射側端部とのいずれにも着脱自在に取付け可能であることを特徴とする。
【0011】
本発明の照明ユニットは、撮像ユニットの被清掃面上にある異物を粘着させるための粘着性部材と、粘着性部材が先端に取付けられている棒状の本体部とを有する撮像装置用清掃器具に取付けられる撮像装置用照明ユニットである。そして照明ユニットは、本体部の周囲に取付けられる導光部材と、導光部材に照明光を入射させるための光源ユニットとを備え、照明ユニットが撮像装置用清掃器具に取付けられると、導光部材に入射した照明光が、粘着性部材の周辺から被清掃面に向けて出射可能であることを特徴とする。
【0012】
照明ユニットは、撮像装置用清掃器具に対して着脱自在に取付けられることが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、撮像ユニット等を保護しつつ効率的な清掃を可能にする撮像装置用清掃器具を実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、第1の実施形態における清掃器具の正面図および断面図である。
【0015】
清掃器具10は、CCD等の撮像ユニット、ローパスフィルタ、赤外カットフィルタ、保護ガラスなどで構成される撮像ユニットの受光面等(いずれも図示せず)の最表面に付着した埃などの異物を除去、清掃するために使用される。なお、撮像ユニットにおいては、上記の赤外カットフィルタやローパスフィルタが撮像ユニット本体に着脱自在なものもあり、清掃器具10は、このような構成の撮像ユニットにおいては、撮像ユニット本体に装着された最表面の光学部材の受光面を清掃する。
【0016】
清掃器具10は、ブチルゴムで形成され、異物を粘着させる粘着性部材12と、粘着性部材12が取付けられた棒状の本体部14とを含む(図1(b)の断面図参照)。本体部14の周辺部にはアクリル樹脂の導光部材16が形成されており、中心部17は導光性のない樹脂等で形成されている。粘着性部材12は、本体部14よりも小さく直径の短い円柱形であり、清掃器具10の先端に設けられている。
【0017】
清掃器具10の粘着性部材12とは反対側の端部には、光源ユニット20が設けられている。光源ユニット20においては、つまみ21が矢印Aの示す方向に回転され、バネ22が収縮すると、2つの電池23からLED24に電力が供給される。電力が供給されたLED24は、導光部材16に向けて照明光を出射する。
【0018】
導光部材16は、光源ユニット20の近傍から、粘着性部材12の取付けられている本体部14の出射面14Sまで延びている。このため導光部材16に入射された照明光は、導光部材16の内部において、全反射を繰り返しながら本体部14の出射面14Sに進む。そして照明光は、矢印Bの示すように、出射面14Sにおける粘着部材12の周辺部から、清掃器具10の清掃の対象である撮像ユニットの表面等に向けて出射される。
【0019】
以上のように本実施形態によれば、例えばデジタル一眼レフカメラの内部等、迷光防止処理がなされた暗いミラーボックスの奥深くに位置する撮像ユニットとその周辺が照明される。このため、従来は、照明のない、良く見えない状態でやみくもに清掃を行うと、撮像ユニット等が誤って必要以上に強い力で清掃器具10により押圧されたり、ミラーボックスやフォーカルプレーンシャッターなど撮像手段周辺を破壊したりすることがあったが、この照明によりこれらが防止され、撮像ユニットが保護されるとともに、清掃作業が容易になる。
【0020】
さらに、導光部材16を本体部14の周辺部のみに設けることにより、粘着性部材12によって遮られることのないように照明光を出射面14Sの外周付近のみから出射させることから、効率的な照明が可能である。なお本体部14の中心部17は、中空であっても良く、これは後述する実施形態においても同様である。
【0021】
そして、本体部14の直径が粘着性部材12の直径よりも大きいことから、清掃器具10が作業台等の水平面上に置かれると、本体部14のみが作業台等に接し、粘着性部材12は作業台等に接触しない。このため、作業台の上にあった異物等が粘着性部材12に付着することが避けられ、粘着性部材12の粘着性低下が防止できる。
【0022】
図2は、第2の実施形態における清掃器具の正面図および断面図である。
【0023】
本実施形態の清掃器具10は、本体部14の粘着性部材12側の端部において拡開部14Fが設けられている点が第1の実施形態と異なる。すなわち、本実施形態の本体部14においては、粘着性部材12側の端部近傍において導光部材16が本体部14の径方向に粘着性部材12よりも突出している(図2(b)の断面図参照)。このため、本体部14の出射面14Sは、第1の実施形態よりも広い(図1(a)および図2(a)の正面図参照)。
【0024】
従って本実施形態においては、矢印Bの示すように、第1の実施形態よりも照明光の出射角が大きくなり、撮像ユニット等およびその周囲がより広い範囲に渡って照明される。さらに、本体部14において、粘着性部材12側の端部に近いほど径が長い円錐台状の拡開部14Fが設けられていることにより、清掃器具10が作業台等の水平面上に置かれると、拡開部14Fと光源ユニット20のつまみ21のみが作業台等に接する。このため、拡開部14Fに隣接する粘着性部材12の作業台等への接触、粘着性部材12への異物の付着が確実に防止できる。
【0025】
以上のように本実施形態によれば、より効率的な清掃作業が可能であるとともに、粘着性部材12の粘着性を保持することが容易である。
【0026】
図3は、第3の実施形態における清掃器具の正面図および断面図である。
【0027】
本実施形態の清掃器具10は、本体部14のほぼ全ての領域が導光部材16である点と、本体部14において、矢印Cの示す本体部14が延びる方向に平行な平面14Pが設けられている点とが第1の実施形態と異なる。
【0028】
すなわちまず、本実施形態の本体部14は、粘着性部材12の取付軸部材13を除く全領域が導光部材16で形成されている。このため、アクリル樹脂等の導光部材16がより多く必要となるが、本体部14の構造を簡素化することができ、なおかつ出射面14Sにおける粘着性部材12の後方側、すなわち出射面14Sの中心付近からも照明光がされ、撮像ユニット等をより明るく照明することができる。
【0029】
さらに、本体部14の径方向において粘着性部材12よりも外側に平面14Pが設けられていることから、清掃器具10が作業台等の水平面上に置かれると、平面14Pが作業台等に接するので、清掃器具10の回転が防止され、予期せぬ場所に移動してしまうことがなく、また粘着性部材12の作業台等に対する接触が確実に防止され、粘着性部材12の粘着性は保たれる。なお、平面14Pの形成により出射面14Sが小さくなっている(図3(a)の正面図参照)ため、光源ユニット20の電池23からの電力を増加させて照明光の光量を補っても良い。
【0030】
このように本実施形態においては、撮像ユニットとその周辺がより明るく照明され、清掃作業が容易になるので清掃時の作業性が向上するばかりでなく、作業台上に置いた時の回転と移動が防止でき、かつ粘着性部材12の粘着性を保つことができるので清掃休止時も作業性が向上する。
【0031】
図4は、第4の実施形態における清掃器具10の正面図および断面図である。図5は、光源ユニット20が本体部14の粘着性部材12側端部に取付けられた状態を示す清掃器具10の断面図である。
【0032】
本実施形態の清掃器具10においては、光源ユニット20が、本体部14の表面14Oの両端部付近を覆うように、本体部14に着脱自在に取付け可能である点等が、第1の実施形態と異なる。すなわち、光源ユニット20は、清掃器具10の使用時であって撮像ユニット等の照明が必要であるときには、本体部14の入射端部(入射側端部)14E側に取付けられ、清掃器具10の未使用時には、粘着性部材12、出射面14S側の出射端部(出射側端部)14E側に取付けられる。なお、光源ユニット20においては、取付けられたときに本体部14から脱離することのないように、本体部14の両端部付近が嵌合するための壁面部材25が設けられている。
【0033】
光源ユニット20が、図4(b)に示すように、粘着性部材12とは反対側の入射端部14Eに取付けられ、つまみ21が矢印Aの示す方向に回転されると、LED24から出射された照明光が入射端部14Eの端面に入射する。入射端部14Eの端面に入射した照明光は内壁面14Iに当たり、そこで全反射して効率的に導光部材16に導かれる。導光部材16に入射した照明光は、導光部材16の内壁で全反射を繰り返しながら進み、最終的に矢印Bの示すように出射面14Sから出射される。
【0034】
なお、入射端部14Eの材質は、本体14と一体的な導光性を有するアクリル樹脂等には限定されない。他の汎用的な樹脂で中空に成型しアルミニウムメッキなどの反射面を設けても良い。また入射端部14Eをガラスプリズムで形成しても良い。
【0035】
一方、光源ユニット20が、粘着性部材12側、すなわち本体部14の出射端部14Eに取付けられると(図5参照)、粘着性部材12は、光源ユニット20の壁面部材25、および本体部14の出射面14S等により密閉される。このため、清掃器具10が使用されない場合、光源ユニット20を出射端部14Eに取付けられることにより、粘着性部材12は保護され、外部からの異物の付着等による粘着性の低下が防止できる。
【0036】
このように本実施形態においては、光源ユニット20を本体部14の両端部において着脱自在にすることにより、未使用時に光源ユニット20によって覆われる粘着性部材12は確実に保護される。
【0037】
図6は、従来例の清掃器具の正面図および断面図である。図7は、本実施形態における照明ユニットの正面図および断面図である。
【0038】
従来例の清掃器具30においては、光源ユニット20が設けられておらず、暗い環境下での撮像ユニット等の清掃には適していない。また、従来例の清掃器具30の本体部34の直径は粘着性部材32の直径よりも小さく、さらに本体部34において拡開部もしくは平面が設けられていないことから、清掃器具30が作業台の上等に置かれると、粘着性部材32に作業台上の異物等が付着して粘着性の低下を招き、また、予期せぬ場所へ回転移動する。
【0039】
しかしながら、従来例の清掃器具30に対し、本実施形態の照明ユニット40を取付けることにより、これまでの実施形態における清掃器具10と同様の効果が得られる。すなわち、本実施形態の照明ユニット40は、第4の実施形態における清掃器具10(図4および5参照)に類似の構造を有し、従来例の清掃器具30に対して着脱自在である。このため、本実施形態の照明ユニット40を従来例の清掃器具30に取付けると、従来例の清掃器具30を第4の実施形態の清掃器具10と同様に使用することができる。
【0040】
なお、図7および図4、5の比較により明らかであるように、本実施形態の照明ユニット40は、図4、5に示す第4の実施形態の清掃器具10における導光部材16と光源ユニット20とから構成されており、第4の実施形態の清掃器具10から本体部14の中心部17のみを除いた構造を有している。そして照明ユニット40の本体部14は、取付けの対象となる清掃器具30の形状に対応した形状を有している。
【0041】
以上のように本実施形態においては、従来の清掃器具30に着脱自在な照明ユニット40を用いることにより、使用される清掃器具により撮像ユニット等が誤って必要以上に強い力で押圧されること等が防止され、撮像ユニットが保護される。さらに、照明光出射による清掃作業の効率化と、粘着性部材34の保護が可能となる。
【0042】
なお、清掃器具10、照明ユニット40の形状、材質等はいずれの実施形態にも限定されない。例えば、導光部材16の材質、形状、光源ユニット20の形状等については、上述の実施形態に示されたものを適宜組合せても良い。また粘着性部材12は、ブチルゴムの他、粘着性を有するウレタン系樹脂、スチレンゴム系樹脂等で形成されても良い。なお、導光性のアクリル樹脂は屈折率が1.49、臨界角は42度であり、臨界角以下の入射角で入った光は透過することなく全反射する。導光部材16は、この性質を応用したものである。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】第1の実施形態における清掃器具の正面図および断面図である。
【図2】第2の実施形態における清掃器具の正面図および断面図である。
【図3】第3の実施形態における清掃器具の正面図および断面図である。
【図4】第4の実施形態における清掃器具の正面図および断面図である。
【図5】第4の実施形態における、光源ユニットが本体部の粘着性部材側端部に取り付けられた状態を示す清掃器具の断面図である。
【図6】従来例の清掃器具の正面図および断面図である。
【図7】本実施形態における照明ユニットの正面図および断面図である。
【符号の説明】
【0044】
10 清掃器具(撮像装置用清掃器具)
12 粘着性部材
14 本体部
14E 入射端部(入射側端部)
14E 出射端部(出射側端部)
14F 拡開部
14I 内壁面(反射面)
14P 平面
16 導光部材
20 光源ユニット(撮像装置用光源ユニット)
24 LED
40 照明ユニット(撮像装置用照明ユニット)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像装置に設けられた撮像ユニットの受光面上にある異物を除去する撮像装置用清掃器具であって、
前記異物を粘着させるための粘着性部材と、
前記粘着性部材が取付けられており、少なくとも周辺部が導光部材で形成されている棒状の本体部と、
前記導光部材に照明光を入射させるための光源ユニットとを備え、
前記粘着性部材が前記本体部の端部に設けられており、前記導光部材に入射した前記照明光が、前記粘着性部材の周辺から前記被清掃面に向けて出射されることを特徴とする撮像装置用清掃器具。
【請求項2】
前記本体部が、前記粘着性部材側の端部において前記粘着性部材よりも前記本体部の径方向に突出した拡開部を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置用清掃器具。
【請求項3】
前記本体部の実質的に全ての領域が前記導光部材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置用清掃器具。
【請求項4】
前記本体部において、前記本体部の延びる方向に平行な平面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置用清掃器具。
【請求項5】
前記光源ユニットが前記本体部の両端部において着脱自在であり、前記光源ユニットが前記本体部の前記粘着性部材側の端部に取付けられることにより、前記粘着性部材が前記光源ユニットにより覆われることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置用清掃器具。
【請求項6】
前記導光部材がアクリル樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置用清掃器具。
【請求項7】
前記光源ユニットがLEDを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置用清掃器具。
【請求項8】
撮像ユニットの被清掃面上にある異物を粘着させるための粘着性部材と、前記粘着性部材が先端に取付けられており、少なくとも周辺部が導光部材で形成されている棒状の本体部とを有する撮像装置用清掃器具とともに使用される撮像装置用光源ユニットであって、
前記本体部における前記粘着性部材とは反対側の端部であって、前記導光部材に照明光を入射させて前記粘着性部材の周辺から前記被清掃面に向けて出射させる入射側端部と、
前記本体部における前記粘着性部材側の端部であって、前記粘着性部材を覆う出射側端部とのいずれにも着脱自在に取付け可能であることを特徴とする撮像装置用光源ユニット。
【請求項9】
撮像ユニットの被清掃面上にある異物を粘着させるための粘着性部材と、前記粘着性部材が先端に取付けられている棒状の本体部とを有する撮像装置用清掃器具に取付けられる撮像装置用照明ユニットであって、
前記本体部の周囲に取付けられる導光部材と、
前記導光部材に照明光を入射させるための光源ユニットとを備え、
前記照明ユニットが前記撮像装置用清掃器具に取付けられると、前記導光部材に入射した前記照明光が、前記粘着性部材の周辺から前記被清掃面に向けて出射可能であることを特徴とする撮像装置用照明ユニット。
【請求項10】
前記照明ユニットが、前記撮像装置用清掃器具に対して着脱自在に取付けられることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置用照明ユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−22471(P2008−22471A)
【公開日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−194611(P2006−194611)
【出願日】平成18年7月14日(2006.7.14)
【出願人】(000000527)ペンタックス株式会社 (1,878)
【出願人】(506243127)ペンタックスサービス株式会社 (7)
【Fターム(参考)】