改良された視聴測定システムおよび方法
【課題】番組の視聴情報を測定するシステムおよび方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、番組の視聴情報を測定するシステムおよび方法である。双方向テレビアプリケーションに関する視聴情報をユーザに提供するシステムおよび方法が記載される。本発明は、記録済番組の再生に基づいて、視聴情報を測定する方法であって、該記録済番組の再生の印を受取る工程と、該記録済番組に関する視聴情報を更新する工程とを包含する、方法が記載される。ユーザが特定したアクションの印を受取る工程であって、該アクションは、前記記録済番組がどのように再生されるかを制御する、工程と、該印を受取ることに応答して、該ユーザが特定したアクションを実行する工程と、該ユーザが特定したアクションに基づいて、視聴情報を更新する工程とをさらに包含する、方法が記載される。
【解決手段】本発明は、番組の視聴情報を測定するシステムおよび方法である。双方向テレビアプリケーションに関する視聴情報をユーザに提供するシステムおよび方法が記載される。本発明は、記録済番組の再生に基づいて、視聴情報を測定する方法であって、該記録済番組の再生の印を受取る工程と、該記録済番組に関する視聴情報を更新する工程とを包含する、方法が記載される。ユーザが特定したアクションの印を受取る工程であって、該アクションは、前記記録済番組がどのように再生されるかを制御する、工程と、該印を受取ることに応答して、該ユーザが特定したアクションを実行する工程と、該ユーザが特定したアクションに基づいて、視聴情報を更新する工程とをさらに包含する、方法が記載される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2000年3月31に出願された米国仮特許出願第60/193,952号の優先権を主張する。
【0002】
(発明の背景)
本発明は、テレビ視聴率測定システムに関し、より詳細には、パーソナルビデオレコーディングシステムの視聴率測定システムに関する。
【背景技術】
【0003】
テレビ番組、ペイパービュー番組、ニアビデオオンデマンド(NVOD)番組、ビデオオンデマンド(VOD)番組、音楽、宣伝材料、または、他の種類の媒体等のビデオおよびオーディオ媒体は、典型的には、有線ネットワークおよび無線ネットワークを介して視聴者に配信される。現在、視聴率測定システムは、媒体が放送されている際に、視聴中または録画中である媒体にのみ基づいて、視聴規模を測定する。
【0004】
しかしながら、このような媒体の視聴者および聴取者は、典型的には、ビデオカセット、オーディオカセット、および、他の格納媒体にこのような媒体を記録する。より最近では、ユーザが、自身の視聴経験を管理し、今までにない柔軟性のある媒体に記録することを可能にする製品が開発されてる。TIVOTMおよびREPLAYTMによって提供されるパーソナルビデオレコーダ(PVR)は、ハードディスクドライブまたは他のデジタル格納デバイスに番組を録画する。ユーザは記録したい番組を予約して、後でこれらの番組を再生することができる。これらのシステムはまた、ユーザがリアルタイムで見ているものを記録して、例えば、ユーザが、部屋を離れなければならないときに、リアルタイムの番組を一次停止することを可能にする。ユーザは、戻ってきた際に、停止したところから視聴を再開して、番組が現在提供されている時点に達するまでコマーシャルを飛ばして早送りさえすることができる。ユーザはまた、番組を巻戻すこともできる。ユーザはまた、一方の媒体を見るか、または、聞きながら、他方で別の媒体を同時に記録することができる。
【0005】
これらおよび他の新規な技術の出現により、従来の視聴率測定方法は、もはや、視聴規模を測定する最適なものではなくなった。なぜなら、これらの方法は、現在放送されているものを見るか、または、記録しているものについてのみの視聴規模を測定するからである。このようなアプローチは、パーソナルレコーディングからの番組を将来視聴するものを考慮していない。さらに、媒体を選択する際にユーザを案内するために、視聴率測定結果をユーザに提供することは望ましくあり得る。
【0006】
したがって、本発明の目的は、視聴規模を測定し、かつ、ユーザに視聴規模情報を提供するためのシステムおよび方法を提供することである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
(発明の要旨)
本発明のこの目的および他の目的は、本発明の原理にしたがって、視聴規模を測定し、視聴規模情報をユーザに提供することによって達成される。本発明の種々の実施形態および特徴は、例えば、1999年3月31に出願された米国仮特許出願第60/193,952号に記載される。同出願を本明細書中において参考として援用する。
【0008】
本発明のいくつかの実施形態は、媒体の人気を示す、番組に関する視聴情報をユーザに提示し得る。番組は、テレビ番組、ペイパービュー(PPV)番組、ニアビデオオンデマンド(NVOD)番組、ビデオオンデマンド(VOD)番組、音楽、広告、宣伝材料、任意の他のビデオまたはオーディオ媒体、または、これらの任意の適切な組み合わせを含み得る。視聴情報は、例えば、視聴率、特定の番組の視聴規模または視聴率、特定の番組の市場占有率、または、任意の他の適切な情報を含み得る。視聴情報は、従来の手段または媒体の再生または録画に応答して得られ得る。
【0009】
本発明のいくつかの実施形態は、ユーザが見ている番組等のディスプレイ、アプリケーションディスプレイまたは他の適切なディスプレイ上に視聴情報をオーバーレイすることができる。例えば、ユーザが番組リストをブラウズして、案内アプリケーションから媒体リストを選択した際に、視聴情報は表示され得るか、または、ユーザが再生用に録画済媒体を選択した際に、表示され得る。例えば、視聴情報は、現在視聴中、録画中、または、リアルタイムでこれら両方を組み合わせて行われている番組の視聴規模をユーザに提示し得る。視聴情報は、任意の適切なパッシブまたは双方向テキスト、グラフィックス、動画、ビデオ、オーディオ、これらの適切な組み合わせ、または、任意の他の適切なコンテンツを用いて提示され得る。いくつかの実施形態において、視聴情報は、ユーザが最初にディスプレイにアクセスしたときから所定の期間、表示され得、その後、視聴情報は消え得る(例えば、次第に消える)。本発明のいくつかの実施形態は、ユーザのリクエストに応答する場合のみ視聴情報を提供し得る。いくつかの実施形態では、視聴情報は、オーディオ媒体上で再生され得る。
【0010】
本発明のいくつかの実施形態は、広告(例えば、コマーシャルまたは任意の他の宣伝材料)を追跡して、その広告のユーザへのアピール箇所を決定し得、広告視聴情報を提供し得る。広告視聴情報は、例えば、広告視聴率、広告の視聴規模、広告の市場占有率、または、広告およびその広告の視聴者に関連する任意の他の適切な情報を含み得る。広告視聴情報は、広告上にオーバーレイされてもよいし、ユーザがその広告を選択した際に表示されてもよいし、ユーザが広告をブラウズする際に表示されてもよいし、ユーザが再生用の録画済媒体を選択した際に表示されてもよいし、または、任意の他の適切なアプローチを用いて表示されてもよい。広告視聴情報は、任意の適切なパッシブまたは双方向テキスト、グラフィックス、動画、ビデオ、オーディオ、これらの適切な組み合わせ、または、任意の他の適切なコンテンツを用いて提供され得る。
【0011】
本発明のいくつかの実施形態では、視聴率測定および視聴情報のユーザへの提供は、双方向テレビ番組ガイドまたは他の適切なガイドアプリケーション等の双方向テレビアプリケーションによって行われ得る。本発明のいくつかの実施形態では、ディスプレイは、例えば、(現在または録画済の)番組の媒体リストをブラウズし、ユーザに視聴率測定結果を提供する機会をユーザに提供し得る。
【0012】
視聴情報は、任意の適切なアプローチを用いてユーザの機器に配信され得る。視聴情報は、例えば、媒体が配信されると、全媒体または媒体の一部に対して自動的に配信され得る。視聴情報は、(例えば、垂直帰線消去期間(VBI)またはデジタルフィールドにおいて)媒体とともに提供され得るか、または、媒体とは別個に提供され得る。いくつかの実施形態では、視聴情報は、表示を必要とする際に、サーバからリクエストされ得る。
【0013】
本発明の上記目的および他の目的、ならびに、利点は、以下の詳細な説明を添付の図面とともに読めば明らかとなる。図中、同様の参照符号は同様の要素を指す。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1) 記録済番組の再生に基づいて、視聴情報を測定する方法であって、
該記録済番組の再生の印を受取る工程と、
該記録済番組に関する視聴情報を更新する工程と
を包含する、方法。
(項目2) 上記記録済番組はオーディオ番組である、項目1に記載の方法。
(項目3) 上記記録済番組はテレビ番組である、項目1に記載の方法。
(項目4) 上記記録済番組は、ペイパービュー番組である、項目1に記載の方法。
(項目5) 上記記録済番組はビデオオンデマンド番組である、項目1に記載の方法。
(項目6) 上記記録済番組はニアビデオオンデマンド番組である、項目1に記載の方法。
(項目7) 視聴情報を更新する工程は、視聴規模を更新する工程を包含する、項目1に記載の方法。
(項目8) 視聴情報を更新する工程は、上記記録済番組の市場占有率を更新する工程を包含する、項目1に記載の方法。
(項目9) 視聴情報を更新する工程は、上記記録済番組をユーザが再生した回数に基づいて、視聴情報を更新する工程を包含する、項目1に記載の方法。
(項目10) ユーザが特定したアクションの印を受取る工程であって、該アクションは、上記記録済番組がどのように再生されるかを制御する、工程と、
該印を受取ることに応答して、該ユーザが特定したアクションを実行する工程と、
該ユーザが特定したアクションに基づいて、視聴情報を更新する工程と
をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目11) 上記ユーザが特定したアクションは、早送り、巻き戻し、停止、一時停止、記録および再生を含む群から選択されるアクションを含む、項目10に記載の方法。
(項目12) 双方向テレビアプリケーションの、少なくとも一人のユーザに視聴情報を配信する工程と、
該少なくとも一人のユーザに該視聴情報を提供する工程と
をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目13) 上記双方向テレビアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである、項目12に記載の方法。
(項目14) 上記視聴情報を提供する工程は、視聴情報が利用可能なときを、上記少なくとも一人のユーザに通知する双方向インジケータを提供する工程を包含し、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目12に記載の方法。
(項目15) 上記少なくとも一人のユーザに配信される、番組に関する視聴情報に基づいて、該少なくとも一人のユーザが番組を比較することを可能にする工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
(項目16) 上記視聴情報を提供する工程は、記録済番組の一部分に関する該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
(項目17) 上記記録済番組の上記一部分は、該記録済番組内の一シーンである、項目16に記載の方法。
(項目18) 上記視聴情報を提供する工程は、番組のジャンルに関する該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
(項目19) 上記視聴情報を提供する工程は、記録済番組に関する該視聴情報をタイムスロットに基づいて提供する工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
(項目20) 視聴情報を配信する工程は、複数のユーザに配信する工程をさらに包含し、
該視聴情報は、少なくとも一人のユーザへの、該複数のユーザのサブセットに関する視聴情報である、項目12に記載の方法。
(項目21) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目20に記載の方法。
(項目22) 上記視聴情報を提供する工程は、フリップディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに、該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
(項目23) 上記視聴情報を提供する工程は、ブラウズディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに、該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
(項目24) 上記視聴情報を提供する工程は、番組リストディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに、該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
(項目25) 上記視聴情報を更新する工程は、ユーザのユーザプロフィルに基づいて該視聴情報を更新する工程であって、該ユーザのユーザプロフロフィルから、上記記録済番組の該再生と関連した印が受け取られた、工程をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目26) 視聴情報を更新する工程は、上記記録済番組に関する視聴規模を計算する工程をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目27) 上記視聴規模を計算する工程は、再生情報への割り当てポイントに基づいて、該視聴規模を計算する工程を包含する、項目26に記載の方法。
(項目28) 上記視聴規模を計算する工程は、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスする工程をさらに包含する、項目26に記載の方法。
(項目29) 双方向テレビアプリケーションにおいて、番組リストを含む視聴情報を提供する方法であって、
1つ以上の番組リストにアクセスすることをユーザが所望するという印をユーザから受取る工程と、
該印に応答して、該一つ以上の番組リストを提供する工程であって、該1つ以上の番組リストのうちの少なくとも1つは、番組リストに対応する番組に関する視聴情報を含む、工程と
を包含する、方法。
(項目30) 上記番組はオーディオ番組である、項目29に記載の方法。
(項目31) 上記番組はテレビ番組である、項目29に記載の方法。
(項目32) 上記番組はペイパービュー番組である、項目29に記載の方法。
(項目33) 上記番組はビデオオンデマンド番組である、項目29に記載の方法。
(項目34) 上記番組はニアビデオオンデマンド番組である、項目29に記載の方法。
(項目35) 上記1つ以上の番組リストを提供する上記工程は、視聴情報が利用可能なときを、少なくとも一人のユーザに通知する双方向インジケータを提供する工程を包含し、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目29に記載の方法。
(項目36) 上記ユーザに配信される、上記番組に関する視聴情報に基づいて、該ユーザが番組を比較することを可能にする工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目37) 上記番組の一部分に関する視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目38) 上記番組の該一部分は、該番組内の一シーンである、項目37に記載の方法。
(項目39) 番組のジャンルに関する視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目40) 上記番組に関する上記視聴情報をタイムスロットに基づいて提供する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目41) 視聴情報を複数のユーザに配信する工程と、
視聴情報を提供する工程であって、該複数のユーザのサブセットに関する該視聴情報は、該ユーザに提供される、工程と
をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目42) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目41に記載の方法。
(項目43) フリップディスプレイを用いる上記ユーザに、視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目44) ブラウズディスプレイを用いる上記ユーザに、視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目45) 番組リストディスプレイを用いる上記ユーザに、視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目46) 上記印が受取られた上記ユーザのユーザプロフィルに基づいて、該視聴情報を更新する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目47) 上記番組に関する視聴規模を計算する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目48) 上記視聴規模は、ユーザのアクションへの割り当てポイントに基づいて、視聴規模を計算する工程を包含する、項目47に記載の方法。
(項目49) 上記視聴規模を計算する工程は、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスする工程をさらに包含する、項目47に記載の方法。
(項目50) 上記双方向テレビアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである、項目29に記載の方法。
(項目51) 双方向アプリケーションにおいて、今後の番組に関する視聴情報を測定する方法であって、
ユーザから印を受取り、今後の番組に関するアクションを実行する工程と、
今後の番組に関する視聴情報を更新する工程と
を包含する、方法。
(項目52) 上記今後の番組はオーディオ番組である、項目51に記載の方法。
(項目53) 上記今後の番組はテレビ番組である、項目51に記載の方法。
(項目54) 上記今後の番組はペイパービュー番組である、項目51に記載の方法。
(項目55) 上記今後の番組はビデオオンデマンド番組である、項目51に記載の方法。
(項目56) 上記今後の番組は、ニアビデオオンデマンド番組である、項目51に記載の方法。
(項目57) 視聴情報を更新する工程は、視聴規模を更新する工程を包含する、項目51に記載の方法。
(項目58) 視聴情報を更新する工程は、上記今後の番組の市場占有率を更新する工程を包含する、項目51に記載の方法。
(項目59) 視聴情報を上記ユーザに提供する工程をさらに包含する、項目51に記載の方法。
(項目60) 上記視聴情報を提供する工程は、双方向インジケータを提供する工程をさらに包含し、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目59に記載の方法。
(項目61) 上記ユーザに配信される、番組に関する視聴情報に基づいて、該ユーザが番組を比較することを可能にする工程をさらに包含する、項目59に記載の方法。
(項目62) 上記視聴情報を提供する工程は、今後の番組の一部分に関する該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目59に記載の方法。
(項目63) 上記今後の番組の上記一部分は、該今後の番組内の一シーンである、項目59に記載の方法。
(項目64) 上記視聴情報を提供する工程は、番組のジャンルに関する該視聴情報を提供する工程をさらに含む、項目59に記載の方法。
(項目65) 上記視聴情報を提供する工程は、上記今後の番組に関する情報をタイムスロットに基づいて提供する工程をさらに包含する、項目59に記載の方法。
(項目66) 上記視聴情報を提供する工程は、複数のユーザのサブセットに関する該視聴情報を該ユーザに提供する工程をさらに包含する、項目59に記載の方法。
(項目67) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目66に記載の方法。
(項目68) 上記視聴情報を提供する工程は、フリップディスプレイを用いる上記ユーザに該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目59に記載の方法。
(項目69) 上記視聴情報を提供する工程は、ブラウズディスプレイを用いる上記ユーザに該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目59に記載の方法。
(項目70) 上記視聴情報を提供する工程は、番組リストディスプレイを用いる上記ユーザに、該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目59に記載の方法。
(項目71) 視聴情報を更新する工程は、上記今後の番組に関するアクションを上記ユーザが実行する回数に基づいて、上記視聴情報を更新する工程を包含する、項目51に記載の方法。
(項目72) 上記視聴情報を更新する工程は、上記今後の番組に関した番組情報を上記ユーザが見る回数に基づいて、該視聴情報を更新する工程をさらに包含する、項目51に記載の方法。
(項目73) 上記視聴情報を更新する工程は、上記今後の番組を上記ユーザが購買する回数に基づいて、該視聴情報を更新する工程をさらに包含する、項目51に記載の方法。
(項目74) 上記視聴情報を更新する工程は、上記今後の番組に関連したリマインダを上記ユーザが設定する回数に基づいて、該視聴情報を更新する工程をさらに包含する、項目51に記載の方法。
(項目75) 上記視聴情報を更新する工程は、上記今後の番組を記録することを上記ユーザが予定する回数に基づいて、該視聴情報を更新する工程をさらに包含する、項目51に記載の方法。
(項目76) 上記視聴情報を更新する工程は、上記今後の番組に関連した印が受取られた、上記ユーザのユーザプロフィルに基づいて、該視聴情報を更新する工程をさらに包含する、項目51に記載の方法。
(項目77) 上記今後の番組に関する視聴規模を計算する工程をさらに包含する、項目51に記載の方法。
(項目78) 上記視聴規模を計算する工程は、再生情報への割り当てポイントに基づいて、該視聴規模を計算する工程を包含する、項目77に記載の方法。
(項目79) 上記視聴規模を計算する工程は、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスする工程をさらに包含する、項目77に記載の方法。
(項目80) 記録済番組の再生に基づいて、視聴情報を測定するシステムであって、
該記録済番組の再生の印を受取る手段と、
該記録済番組に関する視聴情報を更新する手段と
を含む、システム。
(項目81) 上記記録済番組はオーディオ番組である、項目80に記載のシステム。
(項目82) 上記記録済番組はテレビ番組である、項目80に記載のシステム。
(項目83) 上記記録済番組はペイパービュー番組である、項目80に記載のシステム。
(項目84) 上記記録済番組はビデオオンデマンド番組である、項目80に記載のシステム。
(項目85) 上記記録済番組はニアビデオオンデマンド番組である、項目80に記載のシステム。
(項目86) 視聴情報を更新する上記手段は、視聴規模を更新する手段を含む、項目80に記載のシステム。
(項目87) 視聴情報を更新する上記手段は、上記記録済番組の市場占有率を更新する手段を含む、項目80に記載のシステム。
(項目88) 視聴情報を更新する上記手段は、上記記録済番組をユーザが再生する回数に基づいて、視聴情報を更新する手段を含む、項目80に記載のシステム。
(項目89) ユーザが特定したアクションに関する印を受取る手段であって、該アクションは、上記記録済番組がどのように再生されるかを制御する、手段と、
該印を受取ることに応答して、該ユーザが特定したアクションを実行する手段と、
該ユーザが特定したアクションに基づいて、視聴情報を更新する手段と
をさらに含む、項目80に記載のシステム。
(項目90) 上記ユーザが特定したアクションは、早送り、巻き戻し、停止、一時停止、記録および再生を含む群から選択されるアクションを含む、項目89に記載のシステム。
(項目91) 双方向テレビアプリケーションの少なくとも一人のユーザに視聴情報を配信する手段と、
該少なくとも一人のユーザに該視聴情報を提供する手段と
をさらに含む、項目80に記載のシステム。
(項目92) 上記双方向テレビアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである、項目91に記載のシステム。
(項目93) 上記視聴情報を提供する該手段は、双方向インジケータを提供する手段をさらに含み、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目91に記載のシステム。
(項目94) 上記少なくとも一人のユーザに配信されるプログラムに関する視聴情報に基づいて、該少なくとも一人のユーザが番組を比較することを可能にする手段をさらに含む、項目91に記載のシステム。
(項目95) 上記視聴情報を提供する上記手段は、記録済番組の一部分に関する該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目91に記載のシステム。
(項目96) 上記記録済番組の上記一部分は、該記録済番組内の一シーンである、項目95に記載のシステム。
(項目97) 上記視聴情報を提供する上記手段は、番組のジャンルに関する該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目91に記載のシステム。
(項目98) 上記視聴情報を提供する上記手段は、上記記録済番組に関する該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目91に記載のシステム。
(項目99) 視聴情報を配信する上記手段は、上記複数のユーザのサブセットに視聴情報を配信する手段をさらに含み、
該視聴情報は、上記少なくとも一人のユーザへの、該複数のユーザのサブセットに関する視聴情報である、項目91に記載のシステム。
(項目100) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目99に記載のシステム。
(項目101) 上記視聴情報を提供する上記手段は、フリップディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目91に記載のシステム。
(項目102) 上記視聴情報を提供する上記手段は、ブラウズディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目91に記載のシステム。
(項目103) 上記視聴情報を提供する上記手段は、番組リストディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目91に記載のシステム。
(項目104) 上記視聴情報を更新する上記手段は、上記記録済番組の再生に関連した印が受取られた、ユーザのユーザプロフィルに基づいて、該視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目80に記載のシステム。
(項目105) 視聴情報を更新する上記手段は、上記記録済番組に関する視聴規模を計算する手段をさらに含む、項目80に記載のシステム。
(項目106) 上記視聴規模を計算する上記手段は、再生情報への割り当てポイントに基づいて、該視聴規模を計算する手段を含む、項目105に記載のシステム。
(項目107) 上記視聴規模を計算する上記手段は、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスする手段をさらに含む、項目105に記載のシステム。
(項目108) 双方向テレビアプリケーションにおいて、番組リストを含む視聴情報を提供するシステムであって、
該1つ以上の番組リストにアクセスすることをユーザが所望するという印を該ユーザから受取る手段と、
該印に応答して、1つ以上の番組リストを提供する手段であって、1つ以上の番組リストのうちの少なくとも1つは、番組リストに対応する番組に関する視聴情報を含む、手段と
を含む、システム。
(項目109) 上記番組はオーディオ番組である、項目108に記載のシステム。
(項目110) 上記番組はテレビ番組である、項目108に記載のシステム。
(項目111) 上記番組はペイパービュー番組である、項目108に記載のシステム。
(項目112) 上記番組はビデオオンデマンド番組である、項目108に記載のシステム。
(項目113) 上記番組はニアビデオオンデマンド番組である、項目108に記載のシステム。
(項目114) 上記1つ以上の番組リストを提供する上記手段は、視聴情報が利用可能なときを、少なくとも一人のユーザに通知する双方向インジケータを提供し、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目108に記載のシステム。
(項目115) 上記ユーザに配信される、上記番組に関する視聴情報に基づいて、ユーザが番組を比較することを可能にする手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目116) 上記番組の一部分に関する視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目117) 上記番組の上記一部分は、該番組内の一シーンである、項目116に記載のシステム。
(項目118) 番組のジャンルに関する視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目119) 上記番組に関する上記視聴情報をタイムスロットに基づいて提供する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目120) 複数のユーザに視聴情報を配信する手段と、
視聴情報を提供する手段であって、該複数のユーザのサブセットに関する該視聴情報は上記ユーザに提供される、手段と
を含む、項目108に記載のシステム。
(項目121) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目120に記載のシステム。
(項目122) フリップディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目123) ブラウズディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目124) 番組リストディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目125) 印が受取られた、ユーザのユーザプロフィルに基づいて、視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目126) 上記番組に関する視聴規模を計算する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目127) 上記視聴規模を計算する上記手段は、ユーザアクションへの割り当てポイントに基づいて、該視聴規模を計算する手段を含む、項目126に記載のシステム。
(項目128) 上記視聴規模を計算する上記手段は、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスする手段をさらに含む、項目126に記載のシステム。
(項目129) 上記双方向テレビアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである、項目108に記載のシステム。
(項目130) 双方向アプリケーションにおいて、今後の番組に関する視聴情報を測定するシステムであって、
ユーザからの印を受取り、該今後の番組に関するアクションを実行する手段と、
該今後の番組に関する視聴情報を更新する手段と、
を含む、システム。
(項目131) 上記今後の番組はオーディオ番組である、項目130に記載のシステム。
(項目132) 上記今後の番組はテレビ番組である、項目130に記載のシステム。
(項目133) 上記今後の番組はペイパービュー番組である、項目130に記載のシステム。
(項目134) 上記今後の番組はビデオオンデマンド番組である、項目130に記載のシステム。
(項目135) 上記今後の番組はニアビデオオンデマンド番組である、項目130に記載のシステム。
(項目136) 視聴情報を更新する上記手段は、視聴規模を更新する手段を含む、項目130に記載のシステム。
(項目137) 視聴情報を更新する上記手段は、上記今後の番組の市場占有率を更新する手段を含む、項目130に記載のシステム。
(項目138) 視聴情報を上記ユーザに提供する手段を含む、項目130に記載のシステム。
(項目139) 上記視聴情報を提供する上記手段は、視聴情報が利用可能なときを、少なくとも一人のユーザに通知する双方向インジケータを提供する手段をさらに含み、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目138に記載のシステム。
(項目140) 上記ユーザに配信される、上記番組に関する視聴情報に基づいて、ユーザが番組を比較することを可能にする手段をさらに含む、項目138に記載のシステム。
(項目141) 上記視聴情報を提供する上記手段は、今後の番組の一部分に関する該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目138に記載のシステム。
(項目142) 上記今後の番組の一部分は、該今後の番組内の一シーンである、項目138に記載のシステム。
(項目143) 上記視聴情報を提供する上記手段は、番組のジャンルに関する該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目138に記載のシステム。
(項目144) 上記視聴情報を提供する上記手段は、上記今後の番組に関する該視聴情報を、タイムスロットに基づいて提供する手段をさらに含む、項目138に記載のシステム。
(項目145) 視聴情報を提供する上記手段は、複数のユーザのサブセットに関する視聴情報を上記ユーザに提供する手段を含む、項目138に記載のシステム。
(項目146) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目145に記載のシステム。
(項目147) 上記視聴情報を提供する上記手段は、フリップディスプレイを用いる上記ユーザに該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目138に記載のシステム。
(項目148) 上記視聴情報を提供する上記手段は、ブラウズディスプレイを用いる上記ユーザに該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目138に記載のシステム。
(項目149) 上記視聴情報を提供する上記手段は、番組リストディスプレイを用いる上記ユーザに該視聴情報を提供する手段を含む、項目138に記載のシステム。
(項目150) 上記視聴情報を更新する上記手段は、上記今後の番組に関連したアクションを上記ユーザが実行する回数に基づいて、該視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目130に記載のシステム。
(項目151) 上記視聴情報を更新する上記手段は、上記今後の番組に関連した番組情報を上記ユーザが見る回数に基づいて、該視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目130に記載のシステム。
(項目152) 上記視聴情報を更新する上記手段は、上記今後の番組を上記ユーザが購買する回数に基づいて、該視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目130に記載のシステム。
(項目153) 上記視聴情報を更新する上記手段は、上記今後の番組に関連したリマインダを上記ユーザが設定する回数に基づいて、該視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目130に記載のシステム。
(項目154) 上記視聴情報を更新する上記手段は、上記今後の番組を記録することを上記ユーザが予定する回数に基づいて、該視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目130に記載のシステム。
(項目155) 上記視聴情報を更新する上記手段は、上記今後の番組に関連した印が受取られた、ユーザのユーザプロフィルに基づいて、該視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目130に記載のシステム。
(項目156) 上記今後の番組に関する視聴規模を計算する手段をさらに含む、項目130に記載のシステム。
(項目157) 上記視聴規模を計算する上記手段は、再生情報への割り当てポイントに基づいて、該視聴規模を計算する手段を含む、項目156に記載のシステム。
(項目158) 上記視聴規模を計算する上記手段は、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスする手段をさらに含む、項目156に記載のシステム。
(項目159) 該記録済番組の再生に基づいて、視聴情報を測定するシステムであって、
ユーザ入力デバイスと、
ディスプレイデバイスと、
双方向テレビアプリケーションであって、少なくとも部分的に制御回路上でインプリメントされ、
記録済番組の再生のユーザ入力デバイスから印を受け取り、
該記録済番組に関する視聴情報を更新するようにプログラミングされる、双方向テレビアプリケーションとを備える、システム。
(項目160) 上記記録済番組はオーディオ番組である、項目159に記載のシステム。
(項目161) 上記記録済番組はテレビ番組である、項目159に記載のシステム。
(項目162) 上記記録済番組はペイパービュー番組である、項目159に記載のシステム。
(項目163) 上記記録済番組はビデオオンデマンド番組である、項目159に記載のシステム。
(項目164) 上記記録済番組はニアビデオオンデマンド番組である、項目159に記載のシステム。
(項目165) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記記録済番組に関する視聴規模を更新するように、さらにプログラミングされる、項目159に記載のシステム。
(項目166) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記記録済番組の市場占有率を更新するように、さらにプログラミングされる、項目159に記載のシステム。
(項目167) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記記録済番組をユーザが再生する回数に基づいて、視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目159に記載のシステム。
(項目168) 上記双方向テレビアプリケーションは、
上記ユーザ入力デバイスからのユーザが特定したアクションに関する印を受け取り、該アクションは、上記記録済番組がどのように再生されるかを制御し、
該印を受取ることに応答して、該ユーザが特定したアクションを実行し、
該ユーザが特定したアクションに基づいて、視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目159に記載のシステム。
(項目169) 上記ユーザが特定したアクションは、早送り、巻き戻し、停止、一時停止、記録および再生を含む群から選択されるアクションを含む、項目168に記載のシステム。
(項目170) 上記双方向テレビアプリケーションは、
双方向テレビアプリケーションの少なくとも一人のユーザに視聴情報を配信し、
上記ディスプレイデバイスに指示して、該少なくとも一人のユーザに該視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目159に記載のシステム。
(項目171) 上記双方向テレビアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである、項目170に記載のシステム。
(項目172) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、双方向インジケータを提供させるようにさらにプログラミングされ、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目170に記載のシステム。
(項目173) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記少なくとも一人のユーザに配信される、上記プログラムに関する視聴情報に基づいて、該少なくとも一人のユーザが番組を比較することを可能にするように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目174) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、上記記録済番組の一部分に関する視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目175) 上記記録済番組の上記一部分は、該記録済番組の一シーンである、項目174に記載のシステム。
(項目176) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、番組のジャンルに関する視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目177) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、上記記録済番組に関する視聴情報をタイムスロットに基づいて提供させるように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目178) 上記双方向テレビアプリケーションは、
複数のユーザに視聴情報を配信し、該視聴情報は、該複数のユーザのサブセットに関する視聴情報であるように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目179) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目178に記載のシステム。
(項目180) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、フリップディスプレイを用いる上記少なくとも一人のユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目181) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、ブラウズディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目182) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、番組リストディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目183) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記記録済番組の再生に関連した印が受取られた、ユーザのユーザプロフィルに基づいて視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目159に記載のシステム。
(項目184) 上記双方向テレビアプリケーションは、視聴規模を計算するように、さらにプログラミングされる、項目159に記載のシステム。
(項目185) 上記双方向テレビアプリケーションは、再生情報への割り当てポイントに基づいて、上記視聴規模を計算するように、さらにプログラミングされる、項目184に記載のシステム。
(項目186) 上記双方向テレビアプリケーションは、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスするように、さらにプログラミングされる、項目184に記載のシステム。
(項目187) 双方向テレビアプリケーションにおいて、番組リストを含む視聴情報を提供するシステムであって:
ユーザ入力デバイスと、
ディスプレイデバイスと、
双方向テレビアプリケーションであって、少なくとも部分的に制御回路上でインプリメントされ、
1つ以上の番組リストにアクセスすることをユーザが所望する、該ユーザ入力デバイスからの印を受け取り、
該ディスプレイデバイスに指示して、該印に応答して、該1つ以上の番組リストを提供させ、少なくとも1つの番組リストのうちの1つは、番組リストに対応する番組に関する視聴情報を含むようにプログラミングされる、双方向テレビアプリケーションと
を備える、システム。
(項目188) 上記番組はオーディオ番組である、項目187に記載のシステム。
(項目189) 上記番組はテレビ番組である、項目187に記載のシステム。
(項目190) 上記番組はペイパービュー番組である、項目187に記載のシステム。
(項目191) 上記番組はビデオオンデマンド番組である、項目187に記載のシステム。
(項目192) 上記番組はニアビデオオンデマンド番組である、項目187に記載のシステム。
(項目193) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、視聴情報が利用可能なときを、少なくとも一人のユーザに通知する双方向インジケータを提供させ、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含むように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目194) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ユーザに配信される、上記番組に関する視聴情報に基づいて、該ユーザが番組を比較することを可能にするように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目195) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスを指示して、上記番組の一部分に関する視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目196) 上記番組の上記一部分は、該番組内の一シーンである、項目195に記載のシステム。
(項目197) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスを指示して、番組のジャンルに関する視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目198) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記番組に関する上記視聴情報をタイムスロットに基づいて提供するように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目199) 上記双方向テレビアプリケーションは、
視聴情報を複数のユーザに配信し、
上記ディスプレイデバイスに指示して、視聴情報を提供させ、該複数のユーザのサブセットに関する該視聴情報は、該ユーザに提供されるように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目200) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目199に記載のシステム。
(項目201) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、フリップディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目202) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、ブラウズディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目203) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、番組リストディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供させる、項目187に記載のシステム。
(項目204) 上記双方向アプリケーションは、印が受取られた、上記ユーザのユーザプロフィルに基づいて、視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目205) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記番組に関する視聴規模を計算するように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目206) 上記双方向テレビアプリケーションは、ユーザアクションへの割り当てポイントに基づいて、上記視聴規模を計算するように、さらにプログラミングされる、項目205に記載のシステム。
(項目207) 上記双方向テレビアプリケーションは、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスするように、さらにプログラミングされる、項目205に記載のシステム。
(項目208) 上記双方向テレビアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである、項目187に記載のシステム。
(項目209) 双方向テレビアプリケーションにおいて、今後の番組に関する視聴情報を測定するシステムであって、
ユーザ入力デバイスと、
双方向テレビアプリケーションであって、少なくとも部分的に制御回路上でインプリメントされ、
該双方向テレビアプリケーションは、該ユーザ入力デバイスからの印を受け取り、該今後の番組に関するアクションを実行し、
該今後の番組に関する視聴情報を更新するようにプログラミングされる、双方向テレビアプリケーションと
を備える、システム。
(項目210) 上記今後の番組はオーディオ番組である、項目209に記載のシステム。
(項目211) 上記今後の番組はテレビ番組である、項目209に記載のシステム。
(項目212) 上記今後の番組はペイパービュー番組である、項目209に記載のシステム。
(項目213) 上記今後の番組はビデオオンデマンド番組である、項目209に記載のシステム。
(項目214) 上記今後の番組は、ニアビデオオンデマンド番組である、項目209に記載のシステム。
(項目215) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組に関する視聴規模を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目216) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組の市場占有率を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目217) 上記双方向テレビアプリケーションは、ディスプレイデバイスに指示して、視聴情報をユーザに提供させるように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目218) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、視聴情報が利用可能なときを、少なくとも一人のユーザに通知する、双方向インジケータを提供させるように、さらにプログラミングされ、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目217に記載のシステム。
(項目219) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ユーザに配信される、番組に関する視聴情報に基づいて、該ユーザが番組を比較することを可能にするように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目220) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、今後の番組の一部分に関する視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目221) 上記今後の番組の一部分は、該今後の番組内の一シーンである、項目217に記載のシステム。
(項目222) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、番組のジャンルに関する視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目223) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、上記今後の番組に関する視聴情報をタイムスロットに基づいて提供させるように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目224) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、複数のユーザのサブセットに関する視聴情報を該ユーザに提供させるように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目225) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目224に記載のシステム。
(項目226) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、フリップディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目227) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、ブラウズディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目228) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、番組リストディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目229) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組に関するアクションをユーザが実行する回数に基づいて、上記視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目230) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組に関する番組情報を、視聴者が見る回数に基づいて、上記視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目231) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組をユーザが購買する回数に基づいて、上記視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目232) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組に関連したリマインダをユーザが設定する回数に基づいて、上記視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目233) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組を記録することをユーザが予定する回数に基づいて、上記視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目234) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組に関する印が受取られた、ユーザのユーザプロフィルに基づいて、視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目235) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組に関する視聴規模を計算するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目236) 上記双方向テレビアプリケーションは、再生情報への割り当てポイントに基づいて、上記視聴規模を計算するように、さらにプログラミングされる、項目235に記載のシステム。
(項目237) 上記双方向テレビアプリケーションは、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスするように、さらにプログラミングされる、項目235に記載のシステム。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は、本発明の1実施形態による、例示的なシステムの模式的ブロック図である。
【図2A】図2Aは、本発明の種々の実施形態による、図1の双方向アプリケーション機器の例示的な構成を示す。
【図2B】図2Bは、本発明の種々の実施形態による、図1の双方向アプリケーション機器の例示的な構成を示す。
【図2C】図2Cは、本発明の種々の実施形態による、図1の双方向アプリケーション機器の例示的な構成を示す。
【図2D】図2Dは、本発明の種々の実施形態による、図1の双方向アプリケーション機器の例示的な構成を示す。
【図2E】図2Eは、本発明の種々の実施形態による、図1の双方向アプリケーション機器の例示的な構成を示す。
【図3】図3は、本発明の1実施形態による、図2A〜2Eのユーザテレビ機器の例示的な模式的ブロック図である。
【図4】図4は、本発明の1実施形態による、図3の例示的なユーザテレビ機器の一部を一般化した模式的ブロック図である。
【図5】図5は、本発明の1実施形態による、ユーザがチャンネルを合わせた際に双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図6】図6は、本発明の1実施形態による、ユーザに視聴情報を提示する例示的なディスプレイである。
【図7】図7は、本発明の1実施形態による、ユーザが番組をブラウズする際に、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図8】図8は、本発明の1実施形態による、ユーザが媒体リストをブラウズする際に、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図9】図9は、本発明の1実施形態による、ユーザに媒体のさらなる情報を提供する双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図10】図10は、本発明の1実施形態による、ユーザにさらなる視聴情報メニューを提供する双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図11】図11は、本発明の1実施形態による、ユーザが視聴情報を比較するために媒体を選択した際に、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図12】図12は、本発明の1実施形態による、視聴情報の比較結果を提供するための、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図13】図13は、本発明の1実施形態による、番組の一部に関する視聴情報を提供するための、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図14】図14は、本発明の1実施形態による、番組のジャンルに関する視聴情報を提供するための、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図15】図15は、本発明の1実施形態による、タイムスロット別に番組に関する視聴情報を提供するための、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図16】図16は、本発明の1実施形態による、ユーザに基づく視聴情報を提供するための、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図17】図17は、本発明の1実施形態による、番組に合わせるか、または、番組を録画するかに基づく視聴情報をユーザに提供する際に関連する例示的なステップのフローチャートである。
【図18】図18は、本発明の1実施形態による、再生情報に基づく視聴情報をユーザに提供する際に関連する例示的なステップのフローチャートである。
【図19】図19は、本発明の1実施形態による、視聴情報の決定および配信に関連する例示的なステップのフローチャートである。
【図20】図20は、本発明の1実施形態による、今後の番組に関する視聴情報をユーザに提供する際に間連する例示的なステップのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
(発明の詳細な説明)
本発明の双方向テレビアプリケーションは、複数の異なるハードウェアプラットフォームに基づき得る。番組ガイドを実現する際に用いられ得る適切なハードウェアは、衛星受信機、パーソナルコンピュータテレビ(PC/TVS)、(例えば、テレビチューナカード付きの)パーソナルコンピュータ、ケーブルセットトップボックス、または、任意の他の適切なハードウェア等のハードウェアを含む。いくつかの実施形態において、双方向テレビアプリケーションは、視聴情報を測定するか、または、視聴情報を提供し得る視聴情報測定アプリケーションであり得る。いくつかの実施形態では、双方向テレビアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドであり得る。例示的な双方向テレビ番組ガイドシステムは、例えば、Kneeらの米国特許第5,589,892号、および、1999年7月16日に出願された、Knudsonらの米国特許出願第09/357,943号に記載されており、これら米国特許および特許出願の全体を本明細書中において参考として援用する。クライアントサーバ番組ガイドシステムは、例えば、1999年8月13日に出願された、Ellisらの米国特許出願第09/374,043号に記載されており、同特許出願の全体を本明細書中において参考として援用する。オンライン番組ガイドシステムは、例えば、1997年9月18日に出願された、Boyerらの米国特許出願第08/938,028号に記載されており、同特許出願の全体を本願明細書中において参考として援用する。
【0016】
双方向番組ガイドまたは他の双方向テレビアプリケーションにより、ユーザは、デジタルまたはアナログ格納デバイス(例えば、ビデオカセット、ハードディスク、フロッピー(R)ディスク、フラッシュメモリ、記録可能コンパクトディスク(CDS)、記録可能デジタルバーサタイルディスク(DVD)、または、任意の他のタイプのストレージ)に番組を録画することができる。デジタルストレージを有する双方向番組ガイドは、例えば、1998年9月17日に出願された、Hassellらの米国特許出願第09/157,256号に記載されており、同特許出願の全体を本明細書中において参考として援用する。媒体の記録はまた、番組ガイドまたは他のサーバによって行われ得る。遠隔サーバによるクライアントサーバに基づく番組ガイドの録画は、例えば、1999年6月11に出願された、Ellisらの米国特許出願第09/332,244号に記載されており、同特許出願の全体を本明細書中において参考として援用する。オンライン番組ガイドはまた、番組を録画し得るか、または、ユーザの機器に番組の録画を指示し得る。
【0017】
図1は、本発明の1実施形態による、例示的なシステム100を示す。主設備120は、アプリケーションデータソース160からのアプリケーションデータを双方向アプリケーション機器130に通信リンク110を介して提供する。複数のアプリケーションデータソースが存在し得るが、図面を過度に複雑にするのを避けるため、ここでは1つだけを示す。所望ならば、アプリケーションデータソースは、主設備120から離れた設備(例えば、ローカル情報サービス150)に位置付けされ得、ローカライズされた配信用の、主設備120に提供されるデータを有する。アプリケーションデータソース160は、(例えば、オペレータから手動で、コンピュータネットワークまたは他の接続、あるいは、ストレージ媒体を介して電気的に)データを入手し、主設備120によって配信するために、そのデータを電子フォームに入れる、任意の適切なコンピュータまたはコンピュータに基づくシステムであり得る。リンク110は、衛星リンク、電話ネットワークリンク、ケーブルまたは光ファイバリンク、マイクロ波リンク、インターネットリンク、このようなリンクの組み合わせ、または、任意の他の適切な通信リンクであり得る。ビデオ信号はまた、所望ならばリンク110を介して伝送され得る。
【0018】
ローカル情報サービス150は、ローカル地域に特有のデータを入手し、そのデータを通信リンク140を介して主設備120に提供する任意の適切な設備であり得る。ローカル情報サービス150は、例えば、気象データを測定する地元気象局、地元の高校および大学のスポーツ情報を入手する地元新聞、または、情報の任意の他の適切なプロバイダであり得る。ローカル情報サービス150は、例えば、主設備120に地元スキーレポート、釣り情報、メニュー等を提供するコンピュータを使った地元ビジネス、または、任意の他の適切な情報プロバイダであり得る。リンク140は、衛星リンク、ケーブルまたは光ファイバリンク、マイクロ波リンク、インターネットリンク、このようなリンクの組み合わせ、または、任意の他の適切な通信リンクであり得る。
【0019】
主設備120によって双方向アプリケーション機器130に伝送されるアプリケーションデータは、テレビ番組データ(例えば、番組識別子、時刻、チャンネル、タイトルおよび記述子)、および、テレビ番組リスト以外のサービスに関する他のデータ(例えば、ヘルプテキスト、ペイパービュー情報、天気情報、スポーツ情報、音楽チャンネル情報、関連するインターネットウェブリンク、関連するソフトウェア等)を含み得る。好ましくは、双方向アプリケーション機器130の多くの種類または設置例が存在するが、図面を過度に複雑にするのを避けるため、図1には1つのみを示す。
【0020】
番組ガイドデータのようなアプリケーションデータは、主設備120によって任意の適切なアプローチを用いて双方向テレビ番組ガイド機器130に伝送され得る。データファイルは、例えば、適切なインターネットに基づくアドレス方式およびプロトコルスタック(例えば、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)およびインターネットプロトコル(IP)を用いるスタック)を用いて、伝送されるオブジェクトとしてカプセル化され得る。データが主設備からテレビ配信設備に伝送されるシステムは、例えば、1999年6月11日に出願された、Gollahonらの米国特許出願第09/332,624号に記載されており、同出願の全体を本明細書中において参考として援用する。
【0021】
アプリケーションデータは、視聴情報を含み得る。別のアプローチでは、アプリケーションデータおよび視聴情報は、別々に受け取られ得る(例えば、ガイドデータを定期的にダウンロードして、視聴情報を定期的に受け取る)。
【0022】
双方向テレビアプリケーションは、双方向アプリケーション機器130にインプリメントされる。双方向アプリケーション機器130の5つの例示的な構成を図2A〜2Eに示す。図示されるように、双方向アプリケーション機器130は、配信設備180に位置付けられた配信機器170と、ユーザテレビ機器200とを含み得る。
【0023】
双方向テレビ番組ガイド等の双方向テレビアプリケーションは、図2Aおよび2Cの構成を用いてユーザテレビ機器200上で総合的に実行し得るか、または、図2Bおよび2Dに示されるように適切なクライアントサーバまたは分散型処理構成を用いて、一部はユーザテレビ機器200上で、一部は双方向アプリケーション機器130上で実行し得る。配信設備180は、任意の適切な配信設備であり得る(例えば、ケーブルシステムヘッドエンド、放送配信設備、または、任意の他の適切なタイプの配信設備であり得るか、または、配信機器170を有し得る)。
【0024】
図2A、2B、2Cおよび2Dの配信機器170は、アプリケーションデータをユーザテレビ機器200に通信経路190を介して提供する適切な機器である。図2Eにおいて、配信機器170は、番組ガイドデータ等のアプリケーションデータをインターネットサービスシステム220に、例えば、適切な通信ネットワークまたはインターネットリンクを介して提供し得る。配信機器170は、例えば、テレビチャンネルの垂直帰線消去期間内に、帯域内デジタル信号を用いて、帯域外デジタル信号を用いて、または、任意の他の適切なデータ伝送技術によって、テレビチャンネルの側波帯上に番組ガイドデータを配信するための適切な伝送ハードウェアを含み得る。アナログまたはデジタルビデオ信号(例えば、テレビ番組)はまた、配信機器170によって複数のテレビチャンネル上の通信経路190を介してユーザテレビ機器200に配信され得る。あるいは、ビデオは、ケーブルシステムヘッドエンド、放送配信設備、衛星テレビ配信設備、または、任意の他の適切なタイプのテレビ配信設備等のいくつかの他の適切な配信設備からユーザテレビ機器200へと配信され得る。
【0025】
通信経路190は、アプリケーションデータを配信するに適切な任意の通信経路であり得る。通信経路190は、例えば、衛星リンク、電話ネットワークリンク、ケーブルまたは光ファイバリンク、マイクロ波リンク、インターネットリンク、データオーバケーブルサービスインターフェース仕様(DOCSIS)リンク、このようなリンクの組み合わせ、または、任意の他の適切な通信リンクを含み得る。通信経路190は、好ましくは、配信設備180または他の配信設備が、ユーザテレビ機器200にテレビ番組を配信することが可能な十分な帯域幅を有する。典型的には、複数個のユーザテレビ機器200と、その複数に関連付けられた通信経路190が存在するが、図面を過度に複雑にするのを避けるため、図2A〜2Dにはユーザテレビ機器200と通信経路190との1つの組み合わせのみを示す。所望ならば、テレビ番組およびアプリケーションデータを別個の通信経路を介して提供してもよい。
【0026】
図2Bは、クライアントサーバに基づく、または、分散型双方向アプリケーションシステムにおける双方向アプリケーション機器130の例示的な構成を示す。図2Bに示されるように、配信機器170はサーバ210を含み得る。サーバ210は、ハードウェアおよびソフトウェアの任意の適切な組み合わせを用いて、クライアントサーバに基づくアプリケーションを提供することができる。サーバ210は、例えば、適切なデータベースエンジン(例えば、MicrosoftによるSQLサーバ)を実行し、ユーザテレビ機器200にインプリメントされたアプリケーションクライアントによって生成されたクエリに応答してアプリケーションデータを提供し得る。所望ならば、サーバ210を主設備120に配置してもよいし、または、ケーブルシステムヘッドエンド、放送配信設備、衛星テレビ配信設備、または、任意の他の適切なタイプのテレビ配信設備等の他の位置に配置してもよい。
【0027】
アプリケーションは、任意の適切なクライアントサーバに基づくアプローチを用いて、サーバ210からアプリケーションデータを取り出し得る。番組ガイドは、例えば、メッセージ等のSQLリクエストをサーバ210へ伝え得る。別の適切なアプローチでは、アプリケーションは、1つ以上の遠隔プロシージャ呼を用いて、サーバ210上に常駐する遠隔プロシージャを呼び出し得る。サーバ210は、このような呼び出された遠隔プロシージャについてSQLステートメントを実行し得る。なおさらなる適切なアプローチでは、アプリケーションによって実行されるクライアントオブジェクトは、例えば、オブジェクトリクエストブローカ(ORB)を用いてサーバ210によって実行されるサーバオブジェクトと通信し得る。これは、例えば、Microsoftの分散型コンポーネントオブジェクトモデル(DCOM)アプローチを用いることを含み得る。
【0028】
双方向アプリケーション機器130上にインプリメントされた番組ガイドは、任意の適切なネットワーク、および、所望ならばトランスポート層プロトコルを用いて、通信経路190を介してサーバ210と通信し得る。これらは、例えば、シーケンスパケット交換/インターネットワークパケット交換(SPX/IPX)層、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)層、アップルトークトランザクションプロトコル/データグラム配信プロトコル(ATP/DDP)層、DOCSISまたは任意の他の適切なネットワーク、および、トランスポート層プロトコルを含むプロトコルスタックを用いて通信し得る。
【0029】
図2Cおよび2Dは、例示的なインターネットに基づく双方向テレビアプリケーションシステムを示す。配信設備180は、例えば、インターネットサービスシステム220を含み得る。インターネットサービスシステム220は、インターネットに基づくアプローチ(例えば、ハイパーテキスト伝送プロトコル(HTTP))を用いて、アプリケーションデータをガイドに提供することが可能なハードウェアおよびソフトウェアの任意の適切な組み合わせを用い得る。所望ならば、インターネットサービスシステム220は、配信設備180から離れた設備に配置され得る。
【0030】
アプリケーションが、図2Cに示される双方向アプリケーション機器130のユーザテレビ機器200上にインプリメントされる場合、インターネットサービスシステム220(または、インターネットサービスシステム220に接続される配信設備180にある他の適切な機器)は、任意の適切なインターネットに基づくアプローチを用いて(例えば、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)型リンクを介したハイパーテキスト伝送プロトコル(HTTP)を用いて)、アプリケーションデータをインターネットまたは配信機器170を介してユーザテレビ機器200に提供し得る。双方向アプリケーション機器130上にインプリメントされた双方向テレビアプリケーションが図2Dに示されるクライアントサーバガイドである場合、サーバ210は、インターネットサービスシステム220からアプリケーションデータを入手し得る。しかしながら、アプリケーションはまた、インターネット接続を介して、インターネットサービスシステム220からアプリケーションデータを入手してもよい。
【0031】
別の適切な構成では、配信機器170は、双方向テレビアプリケーションの第1の部分または第1のバージョンがインプリメントされる、コンピュータ機器または他の適切なハードウェアを含み得る。アプリケーションの第2の部分または第2のバージョンは、ユーザテレビ機器200上にインプリメントされ得る。双方向番組ガイドの2つのバージョンまたは2つの部分は、任意の適切なピアツーピア通信方式(例えば、メッセージング、遠隔プロシージャ呼等)を用いて通信し、配信設備180とユーザテレビ機器200との間で分散して双方向アプリケーション機能を実行し得る。
【0032】
オンライン番組ガイド等のオンラインアプリケーションが双方向アプリケーション機器130にインプリメントされた別の適切な構成を図2Eに示す。オンライン番組ガイドシステムは、例えば、1997年9月18日に出願された、Boyerらの米国特許出願第08/938,028号に記載されており、同出願の全体を本明細書中において参考として援用する。ユーザは、アプリケーションクライアントまたはウェブブラウザがインプリメントされたパーソナルコンピュータ(PC)240を有し得る。パーソナルコンピュータ240は、インターネットリンク230を介してインターネットサービスシステム220に接続され得る。インターネットサービスシステム220は、オンラインサーバアプリケーションまたはウェブサイトを提供可能なコンピュータハードウェアおよびソフトウェアの任意の適切な組み合わせを用い得る。配信設備180からアプリケーションデータを入手するインターネットサービスシステム220を示す。他の適切なアプローチにおいて、インターネットサービス220は、例えば、主設備120、ローカル情報サービス150、または、アプリケーションデータの任意の他の適切なソース等の他のシステムから情報を入手し得る。
【0033】
アプリケーションデータは、アプリケーションが使用するセットトップボックスに格納され得る。例えば、2週間分のテレビ番組リストデータが、アプリケーションによって格納され得る。アプリケーションデータのすべてまたは一部が、オンデマンドで、または、連続したデータストリームで、あるいは、定期的なデータストリームで提供され得るか、または、任意の他の適切なアプローチを用いて提供され得る。アプリケーションデータは、番組用のユニバーサル識別子を含み得る。識別子は、現在再生または録画されている番組が何であるかをシステムプロバイダに示すために、再生または録画時にアプリケーションによって用いられ得る。アプリケーションデータは、フィードバックの粒度を最大にするために、コマーシャル、番組内のシーン、または、任意の他の媒体あるいは媒体の一部についての識別子を含み得る。システムプロバイダは、番組ガイドプロバイダ、テレビサービスプロバイダ、インターネットサービスプロバイダ、アプリケーションプロバイダ、ケーブルシステムオペレータ、放送または衛星テレビオペレータ等であり得る。アプリケーションデータは、視聴情報を含み得る。しかしながら、アプリケーションデータおよび視聴情報は、別々に受け取ってもよい。
【0034】
いくつかの実施形態では、ローカル情報サービス150は、地元地域に特定の視聴情報を測定し、受け取るための任意の適切な設備であり得る。ローカル情報サービス150は、視聴情報を通信リンク140を介して主設備120に提供し、配信設備180(例えば、ケーブルシステムヘッドエンド)に蓄積し得る。ローカル情報サービスは、例えば、国および地元の視聴情報を入手するために用いられ得る。
【0035】
視聴情報は、視聴検出機器155または視聴情報を測定可能な任意の他の適切な機器によって受け取られ得る。視聴検出機器155は、リンク140を介して1つ以上の双方向アプリケーション機器130(例えば、セットトップボックス)から視聴情報を収集し得る。いくつかの実施形態では、視聴検出機器155は、双方向アプリケーション機器130の一部であってもよいし、主設備120の一部であってもよいし、または、別個の機器であってもよい。視聴情報は、視聴検出機器155、双方向アプリケーション機器130、または、情報を格納する任意の他の適切な機器に格納され得る。
【0036】
双方向アプリケーション機器130は、図2A〜2Eに示される所与のアプローチにしたがって視聴情報を検出し得る。本発明のいくつかの実施形態は、ユーザテレビ機器200から視聴情報を入手し得る。視聴情報は、各ユーザテレビ機器200から配信設備180に通信リンク190を介して伝送され得る。視聴情報は、配信設備180に蓄積され得る。配信設備180は、蓄積された視聴情報をユーザテレビ機器200に配信し得る。別の適切なアプローチでは、視聴情報は、主設備120によって蓄積され得る。配信設備180に格納された視聴情報は、主設備120に伝送されて蓄積され得る。主設備120は、視聴情報を蓄積し、その視聴情報をユーザテレビ機器200に配信し得る。
【0037】
視聴情報は、任意の適切なアプローチを用いて、ユーザの機器に配信され得る。視聴情報は、例えば、媒体が配信される際に、媒体のすべてまたは一部について自動的に配信され得る。視聴情報は、媒体とともに(例えば、垂直帰線消去期間(VBI)またはデジタルフィールドで)提供されてもよいし、または、媒体とは別個に提供されてもよい。あるいは、データは、表示用に必要とされた場合にのみ、サーバ(例えば、サーバ210)からリクエストされてもよい。
【0038】
ユーザテレビ機器200の例示的な構成を図3に示す。図3のユーザテレビ機器200は、ビデオまたはデジタルビデオストリーム、および、データを番組配信設備またはいくつかの他の適切な設備等の配信設備180(図2A)から入力250において受け取る。通常のテレビ視聴の間、ユーザは、セットトップボックス260を所望のテレビチャンネルに合わせる。次いで、そのテレビチャンネルの信号がビデオ出力270にて提供される。出力270に供給される信号は、典型的には、所定のチャンネル(例えば、チャンネル3または4)上の無線周波数(RF)信号、または、アナログ復調ビデオ信号のいずれかであるが、適切なデジタルバス(例えば、電気電子学会(IEEE)1394規格を用いたバス(図示せず))を介してテレビ280に提供されるデジタル信号であってっもよい。出力270におけるビデオ信号は、オプションである二次格納デバイス290によって受け取られる。
【0039】
双方向テレビアプリケーションは、セットトップボックス260、(テレビ280が適切な処理回路およびメモリを有する場合には)テレビ280、テレビ280に接続された適切なアナログまたはデジタル受信機、または、デジタル格納デバイス300が適切な処理回路およびメモリを有する場合にはデジタル格納デバイス300上で実行し得る。双方向テレビアプリケーションはまた、これらのデバイスの適切な組み合わせ上で協同して実行し得る。協同双方向テレビ番組ガイドアプリケーションが複数のデバイス上で実行する双方向テレビアプリケーションシステムは、例えば、1998年11月5日に出願された、Ellisの米国特許出願第09/186,598号に記載されており、同出願の全体を本明細書中で参考として援用する。
【0040】
二次格納デバイス290は、任意の適切なタイプのアナログまたはデジタル番組格納デバイスまたはプレーヤ(例えば、ビデオカセットレコーダ(VCR)、パーソナルビデオレコーダ(PVR)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)プレーヤ等)であり得る。番組の録画および他の機能は、制御経路310を用いてセットトップボックス260によって制御され得る。二次格納デバイス290が、ビデオカセットレコーダまたはパーソナルビデオレコーダである場合、例えば、典型的な制御経路310は、通常、リモコン320等のリモコンからのコマンドを受け取るレコーダ内の赤外線受信機に接続された赤外線送信機の使用を含む。リモコン320は、セットトップボックス260、二次格納デバイス290およびテレビ280を制御するために用いられ得る。
【0041】
所望ならば、ユーザは、番組、アプリケーションデータ、または、これらの組み合わせをオプションであるデジタル格納デバイス300にデジタル形式で記録することができる。デジタル格納デバイス300は、書き換え可能な光格納デバイス(記録可能なDVDディスクを取り扱うことができるDVDプレーヤ等)、磁気格納デバイス(ディスクドライブまたはデジタルテープ等)、または、任意の他のデジタル格納デバイスであり得る。デジタル格納デバイスを有する双方向テレビ番組ガイドシステムは、例えば、1998年9月17日に出願された、Hassellらの米国特許出願第09/157,256号に記載されており、同出願の全体を本明細書中で参考として援用する。
【0042】
デジタル格納デバイス300は、セットトップボックス260内に含まれていてもよいし、または、出力ポートおよび適切なインターフェースを介してセットトップボックス260に接続された外部デバイスであってもよい。必要ならば、セットトップボックス260内の処理回路は、受け取ったビデオ信号、オーディオ信号およびデータ信号をデジタルファイルフォーマットにフォーマットする。好ましくは、ファイルフォーマットは、動画専門家グループ(MPEG)MPEG−2規格またはムービングジョイントフォトグラフィックエキスパートグループ(MJPEG)規格のようなオープンファイルフォーマットである。得られるデータは、適切なバス(例えば、電気電子学会(IEEE)1394規格を用いたバス)を介してデジタル格納デバイス300へと流れ、デジタル格納デバイス300に格納される。別の適切なアプローチでは、MPEG−2データストリームまたは一連のファイルは、配信機器170から受け取られ、格納され得る。
【0043】
テレビ280は、二次格納デバイス290から通信経路330を介してビデオ信号を受け取る。通信経路330上のビデオ信号は、予め記録された格納媒体(例えば、ビデオカセットまたは記録可能なデジタルビデオディスク)を再生した場合には、二次格納デバイス290によって生成され得るか、予め記録されたデジタル媒体を再生する場合には、デジタル格納デバイス300によって生成され得るか、セットトップボックス260から通され得るか、二次格納デバイス290がユーザテレビ機器200に含まれない場合には、セットトップボックス260からテレビ280に直接提供され得るか、または、テレビ280によって直接受け取られ得る。通常のテレビ視聴をしている間、テレビ280に提供されたビデオ信号は、ユーザがセットトップボックス260を用いて合わせた所望のチャンネルに相当する。ビデオ信号はまた、セットトップボックス260を用いてデジタル格納デバイス300に格納された情報を再生する際に、セットトップボックス260によってテレビ280に提供され得る。
【0044】
セットトップボックス260はメモリ340を有し得る。メモリ340は、ランダムアクセスセウメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、このようなデバイスの組み合わせ等である任意のメモリまたは他の格納デバイスであり得、双方向アプリケーションが使用する番組ガイドアプリケーション命令およびアプリケーションデータを格納するに適している。
【0045】
セットトップボックス260は、配信機器170、サーバ210またはインターネットサービスシステム220と通信経路190を介して直接通信する通信デバイス350を有し得る。通信デバイス350は、モデム(例えば、任意の適切なアナログまたはデジタル規格、セルラーまたはケーブルモデム)、ネットワークインターフェースカード(例えば、イーサネット(R)カード、トークンリングカード等)、または、他の適切な通信デバイスであり得る。通信デバイス350はまた、例えば、図2Cおよび2Dに示される構成における、インターネット接続を有するパーソナルコンピュータであってもよい。テレビ280はまた、所望ならば、このような適切な通信デバイスを有し得る。別のアプローチでは、ユーザテレビ機器200は、適切なリターン経路を用いた配信機器170を介して、インターネットサービスシステム220と通信し得る。
【0046】
図3のユーザテレビ機器200のより一般化した実施形態を図4に示す。図4に示されるように、配信設備180(図2A)からの番組ガイドデータは、ユーザテレビ機器200の制御回路360によって受け取られる。制御回路360の機能は、図2Aおよび2Bのセットトップボックス構成を用いて提供され得る。あるいは、これらの機能は、最新式テレビ受信機、パーソナルコンピュータテレビ(PC/TV)、または、任意の他の適切な構成に組み込まれ得る。所望ならば、このような構成の組み合わせを用いてもよい。
【0047】
ユーザテレビ機器200はまた、番組を記録する二次格納デバイス370およびデジタル格納デバイス380を有し得る。二次格納デバイス370は、任意の適切なタイプのアナログまたはデジタル番組格納デバイス(例えば、ビデオカセットレコーダ(VCR)、パーソナルビデオレコーダ(PVR)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)等)であり得る。番組記録および他の特徴は、制御回路360によって制御され得る。デジタル格納デバイス380は、例えば、書き換え可能な光格納デバイス(記録可能なDVDディスクを取り扱うことができるDVDプレーヤ等)、磁気格納デバイス(ディスクドライブまたはデジタルテープ等)、または、任意の他のデジタル格納デバイスであり得る。
【0048】
ユーザテレビ機器200はまたメモリ390を有し得る。メモリ390は、ランダムアクセスセウメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、このようなデバイスの組み合わせ等である任意のメモリまたは他の格納デバイスであり得、制御回路360が使用するアプリケーション命令およびアプリケーションデータを格納するに適している。
【0049】
図4のユーザテレビ機器200はまた、アプリケーションと、配信機器170、サーバ210またはインターネットサービスシステム220との間の通信経路190を介した通信をサポートする通信デバイス400を有し得る。通信デバイス400は、モデム(例えば、任意の適切なアナログまたはデジタル規格、セルラーまたはケーブルモデム)、ネットワークインターフェースカード(例えば、イーサネット(R)カード、トークンリングカード等)、または、他の適切な通信デバイスであり得る。
【0050】
ユーザは、ユーザ入力デバイス410を用いてユーザテレビ機器200の動作を制御し得る。ユーザ入力デバイス410は、ポインティングデバイス、無線リモコン、キーボード、タッチパッド、音声認識システム、または、任意の他の適切なユーザ入力デバイスであり得る。テレビを見るためには、ユーザは、制御回路360に所望のテレビチャンネルをディスプレイデバイス420上に表示するように指示する。ディスプレイデバイス420は、任意の適切なテレビ、モニタ、または、他の適切なディスプレイデバイスであり得る。アプリケーションの機能にアクセスするためには、ユーザは、双方向アプリケーション機器130上にインプリントされたアプリケーションに、メインメニューまたは他の所望の表示を生成し、ディスプレイプデバイス420上に表示するよう指示し得る。音声にアクセスするためには、ユーザは、制御回路360に、オーディオ媒体をオーディオデバイス425に提供するよう指示し得る。オーディオデバイス425は、ディスプレイデバイス420の一部であってもよいし、別個であってもよい。
【0051】
いくつかの実施形態は、番組の人気を示すために、番組の視聴測定結果をユーザに提示し得る。番組は、テレビ番組、ペイパービュー(PPV)番組、ニアビデオオンデマンド(NVOD)番組、ビデオオンデマンド(VOD)番組、音楽、広告、宣伝材料、または、任意の他のビデオまたはオーディオ媒体を含み得る。図5〜15は、視聴測定情報を提供する例示的なディスプレイを示す。図5〜15の例では、視聴情報は、例示的なテレビアプリケーションによって提供される。本発明は、主に、双方向テレビ番組ガイドのコンテキストにおいて説明されるが、ユーザインターフェースは、オーディオアプリケーション、ビデオアプリケーション、または、任意の他の適切なガイドアプリケーションの一部であってもよい。
【0052】
本明細書中に記載されるディスプレイは、ディスプレイ500上に重ねられるフリップバー505、または、ビデオあるいはアプリケーションを含み得る。フリップバー505は、例えば、ユーザの現在のチャンネルと番組とを特定し得る。フリップバー505は、例えば、双方向広告510、番組解説領域515、ロゴ520および現在時刻525をユーザに提供し得る。番組の解説に加えて、番組解説領域はまた、チャンネルインジケータ530と視聴制限535とを含み得る。双方向広告510は、ディスプレイ500の一部として表示され得る。所望ならば、広告510はまたパッシブであり得る。フリップバー505は、所定時間動作しないと、消え得る(例えば、次第に消える)。
【0053】
いくつかの実施形態は、例えば、ユーザがチャンネルを変更した際に視聴情報をユーザに提供し得る。視聴情報は、フリップディスプレイ、ブラウズディスプレイ、番組リスト、広告、または、任意の他の適切なディスプレイとともに提供され得る。図5は、ユーザがチャンネル間をフリップする際に表示され得る例示的なディスプレイ500(例えば、フリップディスプレイ)を示す。ディスプレイ500および本明細書中で説明される他のディスプレイは、視聴情報をユーザに提供する。視聴情報は、ユーザが見ている番組上に重ねられてもよいし、オーディオ媒体を介して表現されてもよいし、ユーザがガイドアプリケーションから番組リストを選択した際に表示されてもよいし、ユーザが番組リストをブラウズする際に表示されてもよいし、ユーザが記録済媒体を選択して再生する際に表示されてもよいし、または、ユーザが視聴情報アイコン550を選択した際に表示されてもよい。例えば、ディスプレイ500は、種々の番組ガイド機能用のオプションを含み得る。ユーザが、例えば、リモコンを用いて別の番組または別のアプリケーションへフリップすることを決めると、ディスプレイ500は、ユーザの現在のビデオまたはアプリケーションに関する視聴情報を提示し得る。別の適切なアプローチでは、ユーザの現在のビデオまたはアプリケーションに関する視聴情報は、ユーザが視聴情報アイコン550を選択した際に提示され得る。いくつかの実施形態では、視聴情報アイコン550または視聴情報は、ユーザが最初にディスプレイ500にアクセスした際に所定の期間だけ表示され得、その後、消え得る。視聴情報を表示する任意の他のアプローチを用いてもよい。
【0054】
視聴情報は、視聴率、特定の番組の視聴規模、特定の番組の市場占有率、または、番組または他の媒体の視聴に関する任意の他の適切な情報をユーザに提供し得る。視聴情報は、従来の手段によって、または、媒体の再生あるいは記録に応答して入手され得る。
【0055】
視聴情報は、例えば、現在視聴中、記録中、または、図6に示されるようにリアルタイムでこれらを組み合わせて行っている番組の視聴サイズをユーザに提示し得る。ディスプレイ600は、グラフィック605をオーバーレイすることによってユーザに視聴情報を提示し得る。このグラフィック605は、例えば、ユーザが現在視聴している番組と、そのタイムスロットにおける他の番組との比較を示すパイチャートである。このシステムは、任意の適切なパッシブまたは双方向テキスト、グラフィックス、動画、ビデオ、オーディオ、これらの任意の組み合わせ、または、任意の他の適切なコンテンツを用いて、視聴情報または視聴情報アイコン550を提示し得る。
【0056】
いくつかの実施形態は、ユーザのリクエストに応答して視聴情報を提供し得る。視聴情報は、表示に必要とされる場合のみサーバからリクエストされてもよい。ユーザは、例えば、視聴情報アイコン550(図5)をクリックすることによって、または、視聴情報アイコン550が表示されるか強調表示された場合にリモコン上の特定のキーを押すことによって、視聴情報を入手できる。視聴情報アイコン550をクリックするか、または、表示された視聴情報をクリックすると、ディスプレイ(例えば、ディスプレイ500)は、例えば、ディスプレイ上にオーバーレイしたグラフィック605を有する別のディスプレイと置き換えられ、ユーザにはその別のディスプレイが提示され得る。
【0057】
いくつかの実施形態は、広告(例えば、コマーシャルまたは任意の他の宣伝材料)を追跡して、広告のアピール箇所を決定し得る。ディスプレイ500は、広告用の広告視聴情報をユーザに提示し得る。広告視聴情報560は、広告視聴率、その広告の視聴規模、その広告の市場占有率、または、任意の他の適切な情報を含み得る。広告視聴情報は560は、広告510上にオーバーレイしてもよいし、ユーザが広告510を選択した際に表示されてもよいし、ユーザが広告をブラウズしている際に表示されてもよいし、ユーザが記録済媒体を選択して再生する際に表示されてもよいし、または、任意の他の適切なアプローチを用いて表示されてもよい。
【0058】
別の適切なアプローチでは、ディスプレイ600は、グラフィック610をオーバーレイすることによってユーザに広告視聴情報を提示し得る。このグラフィック610は、例えば、ユーザが現在視聴している広告の人気を示すパイチャートである。このシステムは、任意の適切なパッシブまたは双方向テキスト、グラフィックス、動画、ビデオ、オーディオ、これらの任意の組み合わせ、または、任意の他の適切なコンテンツを用いて、広告視聴情報560を提示し得る。広告の使用動向をモニタリングする番組ガイドシステムは、例えば、1998年8月25日に出願された、Thomasらの米国特許出願第09/139,798号に記載されており、同出願の全体を本明細書中において参考として援用する。
【0059】
いくつかの実施形態は、ブラウズディスプレイで視聴情報をユーザに提示し得る。図7は、例示的なブラウズディスプレイ700を示す。双方向テレビアプリケーションは、ブラウズディスプレイ700を表示し得る。例えば、ユーザがリモコン上のボタンを選択したのに応答して、ディスプレイ700が表示され得る。ディスプレイ700は、例えば、ユーザが、特定のチャンネルの番組を視聴し続けつつ、他のチャンネルで、他の時間に再生されている番組の情報をブラウズすることを可能にし得る。別のアプローチでは、ブラウズディスプレイ700は、例えば、フリップディスプレイ500と同様であり得る。ディスプレイ700は、例えば、ロゴ520、時間525、メール710、双方向広告715、および、任意の他の適切なグラフィックスまたは広告等の複数のグラフィックスおよび広告を含み得る。1つ以上の双方向広告715は、ディスプレイ700の一部として表示され得る。所望ならば、広告715はまたパッシブであってもよい。
【0060】
ディスプレイ700により、ユーザは、例えば、リモコン上の「上」、「下」、「左」および「右」矢印を押すことによって、他のチャンネルのタイムスロットの番組リストをブラウズしたい旨を示すことができる。ディスプレイ700は、ディスプレイ700上に重ねられたユーザの現在のビデオまたはアプリケーションを含み得る。ディスプレイ700はまた、例えば、ユーザの選択したチャンネルおよび番組を特定し得るブラウズバー720を含み得る。番組の解説に加えて、ブラウズバー720はまた、チャンネルインジケータ725および視聴制限730を含み得る。ディスプレイ700はまた視聴情報を含み得る。ディスプレイ700はまた視聴情報アイコン550を含み得る。視聴情報または視聴情報アイコン550は、ユーザが現在選択しているビデオまたはアプリケーション上にオーバーレイされ得る。視聴情報アイコン550はまた、ブラウズバー720上にオーバーレイされてもよい。視聴情報は、視聴率、特定の番組の視聴規模、特定の番組の市場占有率、現在の番組または選択された番組に関連する任意の他の適切な情報をユーザに提供し得る。このシステムは、任意の適切なパッシブまたは双方向テキスト、グラフィックス、動画、ビデオ、オーディオ、これらの任意の組み合わせ、または、任意の他の適切なコンテンツを用いて、視聴情報および視聴情報アイコン550を提示し得る。
【0061】
双方向テレビアプリケーションまたは任意のガイドアプリケーションは、番組リストとともに視聴情報を提示し得る。例えば、図8の例示的なディスプレイ800は、現在の番組および記録済番組の番組リストをユーザに提供する双方向テレビアプリケーションによって表示され得る。ディスプレイ800は、1つ以上の番組リスト(例えば、リスト810、リスト815)を含む番組リスト領域820を含む。1つ以上のリスト810は、特定の時間に放映する特定のチャンネル上の番組に関する情報をユーザに提供し得る。リスト810は、チャンネル98〜チャンネル102上で8:00PMに放映される番組名を含む。しかしながら、リスト810およびリスト815は、番組の解説、視聴率、視聴情報(または、視聴情報が利用可能であるかを示すアイコン)、および、他の適切な情報等の他の媒体関連情報を含み得る。ディスプレイ800は、ユーザが記録済媒体のリストにアクセスし得るように、リスト815を提供し得る。リスト815は、例えば、PVRデバイスによって記録された番組名、および、記録日を含む。ディスプレイ800はまた、ロゴ520、広告715、メール710、任意の他のグラフィックス、任意の他の動画、または、任意の他の適切なコンテンツを含み得る。
【0062】
示されるように、番組リスト領域820は、番組リストをリスト状にして提供し、チャンネル番号、コールサイン、所与のタイムスロットの番組タイトルを表示する。図示されるリストは単なる例示に過ぎない。任意の他の適切なアプローチを用いてもよい。
【0063】
ユーザは、例えば、リストを選択することによってリストに関するさらる情報にアクセスしたい旨を示すことができる。ユーザがリスト(例えば、「Jan.7:60Minutes」)を選択すると、双方向テレビアプリケーションは、番組情報を提示し得る。例示的なディスプレイ900を図9に示す。ディスプレイ900は、例えば、(例えば、タイトル領域915に)番組のタイトル、番組の解説(例えば、解説905)、番組の視聴率(例えば、視聴率920)、または、任意の他の適切な情報を含み得る。番組がユーザによって記録されている場合には、ディスプレイ900は、記録日および記録時間を提供し得る。番組が放送予定である場合には、ディスプレイ900は、例えば、番組が放送されるチャンネルおよび時間をユーザに提示し得る。
【0064】
番組情報ディスプレイ900はまた、視聴情報をユーザに提供し得る。視聴情報領域910は、例えば、番組が再生される回数、現在視聴中または記録中の番組の視聴規模または市場占有率、または、任意の他の適切な情報を含み得る。視聴情報領域910はまた、「詳細」ボタン925を含み得る。図示されるように、ユーザは、強調表示領域930を「詳細」ボタン925上に配置し、例えば、リモコン上の「OK」キーを押すことによって、この「詳細」ボタン925を選択することができる。「詳細」ボタン925は、さらなる視聴情報をユーザに提供し得る。視聴情報領域910は、任意の適切な双方向またはパッシブテキスト、グラフィックス、動画、オーディオ、ビデオ、これらの任意の組み合わせ、または、任意の他の適切なコンテキストを含み得る。説明される任意のディスプレイと同様に、ディスプレイ900はまた、複数のグラフィックス、動画、選択可能な広告、ビデオウィンドウ、または、任意の他の適切なコンテンツを含み得る。
【0065】
ユーザが「詳細」ボタン925を強調表示し、リモコン上の「OK」キーを押すと、双方向テレビアプリケーションは、詳細な視聴情報を提供し得る。例示的な詳細な視聴情報ディスプレイ1000を図10に示す。ディスプレイ1000は、「番組比較」ボタン1005、「番組の一部」ボタン1010、「番組のジャンル」ボタン1015、「時間別の番組」ボタン1020、および、「視聴者別比較」ボタン1025を含み得る。
【0066】
「番組比較」ボタン1005によって、ユーザは、複数の番組または他の媒体の視聴情報を比較することができる。ユーザがこのボタン1005を選択すると、双方向テレビアプリケーションは、ユーザに図11に示される例示的なディスプレイ1100を提示し得る。ディスプレイ1100は、リスト810およびリスト815等の複数の番組リストを含む番組リスト領域820を提供し得る。ディスプレイ1100はまた、各番組リストの隣にあるチェックボックス1105を含み得る。ユーザが、例えば、インジケータ1110をチェックボックス1105内に配置することによって、比較する媒体を選択することができる。図11に示されるように、ユーザは、「I Love Lucy」、「The
Wood」、および、「Dawson’s Creek」に関する視聴情報を比較することを選択している。媒体を選択し、例えば、リモコン上の「OK」キーを押すと、アプリケーションは、ユーザを図12に示される例示的なディスプレイ1200へと移し得る。視聴情報は、ディスプレイ1200に表示され得る。図12に示されるように、グラフィック1205は、「I Love Lucy」、「The Wood」、および、「Dawson’s Creek」間の視聴規模の比較を示すパイチャートである。視聴情報は、グラフィック1205をオーバーレイすることによって提供され得る。グラフィック1205は、パイチャート、グラフ、視聴情報の比較を提供する任意の適切なコンテンツであり得る。
【0067】
「番組の一部」ボタン1010によって、ユーザは、特定の時間における媒体の視聴情報を視聴することができる。例えば、ユーザは、番組内のあるシーンに関する視聴情報を視聴することができる。ユーザがボタン1010を選択すると、双方向テレビアプリケーションは、図13に示される例示的なディスプレイ1300をユーザに提示し得る。ディスプレイ1300は、時間の一部を提供し得るメニューバー1305を含む。メニューバー1305は、ドロップダウンメニュー、ポップアップウィンドウ、または、任意の他の適切なインターフェースであり得る。いくつかの実施形態において、メニューバー1305は、選択された媒体のシーン名を含み得る。図13に示されるように、メニューバー1305は、番組の最初の10分間の視聴情報を提供するように設定されている。視聴情報は、グラフィック1310およびグラフィック1315をオーバーレイすることによって提供され得る。例えば、グラフィック1310は、番組の最初の10分間の間にチャンネルを変更したユーザの数を表示する。グラフィック1315は、「I Love Lucy」の最初の10分間を見たかまたは記録したユーザの数、対、同じタイムスロットで任意の他の番組を見ているユーザの数を表示する。グラフィック1310およびグラフィック1315は、パイチャート、グラフ、視聴測定結果を提供する任意の適切なコンテンツであり得る。
【0068】
「番組のジャンル」ボタン1015は、同じカテゴリの他の媒体と比較した際に、番組の視聴情報をユーザに提示し得る。例えば、ユーザは、ホームコメディに関する視聴情報を視聴し、その視聴情報と他のホームコメディからの視聴情報とを比較し得る。ユーザがボタン1015を選択すると、双方向テレビアプリケーションは、図14に示される例示的なディスプレイ1400をユーザに提供し得る。ディスプレイ1400は、タイトル1410およびおよび視聴情報1415を含み得るリスト1405を含む。リスト1405は、ドロップダウンメニュー、ポップアップウィンドウ、または、ホームコメディを示し、各視聴情報を提供するに適した任意の他のリストであり得る。視聴情報は、グラフィック1420をオーバーレイすることによって提供され得る。例えば、グラフィック1420は、「I Love Lucy」を見た、または、記録したユーザ数、対、ホームコメディカテゴリの任意の他の番組を見ているユーザ数を表示する。グラフィック1420は、パイチャート、グラフ、視聴測定結果を提供する任意の適切なコンテンツであり得る。
【0069】
「時間別番組」ボタン1030は、同じタイムスロットの他の媒体と比較して、番組の視聴情報をユーザに提示し得る。例えば、ユーザは、8:00PMに放送される番組の視聴情報と、8:00PMに放送される他の番組の視聴情報とを比較し得る。ユーザがボタン1020を選択すると、双方向テレビアプリケーションは、図15に示される例示的なディスプレイ1500をユーザに提示し得る。ディスプレイ1500は、グラフィック1505をオーバーレイすることによって提供され得る視聴情報を含む。図示されるように、グラフィック1505は、ユーザの30%が、8:00PMのタイムスロットの他の番組を見たユーザに対して、8:00PMの「I Love Lucy」を見た、または、記録したことを示す。グラフィック1505は、パイチャート、グラフ、視聴測定結果を提供する任意の適切なコンテンツであり得る。
【0070】
ディスプレイ1000は、「視聴者別比較」ボタン1025を含み得る。このボタンを選択すると、ユーザは、これに関するユーザ群を選択して、視聴情報を表示し得る。この選択(図示せず)は、他のディスプレイのいずれか(例えば、図12〜15)に修正するために用いられ得る。例えば、図16の例示的なディスプレイ1700は、ユーザが、同じ郵便番号の視聴者に関する視聴情報を選択し、「時間別番組」ボタン1030を選択した場合に示され得る。ディスプレイ1700は、グラフィック1705をオーバーレイすることによって提供され得る視聴情報を含む。図示されるように、グラフィック1705は、「I Love Lucy」を見ている国全体のユーザに対して、ユーザの30%が、「I Love Lucy」を見ているか、または、記録しているユーザの郵便番号であることを示す。グラフィック1705は、パイチャート、グラフ、視聴測定結果を提供する任意の適切なコンテンツであり得る。いくつかの実施形態において、ユーザは、国データ(例えば、国全体にわたる全ユーザ)、地域データ(例えば、ユーザの地理的な領域の全ユーザ)、または、市場データ(例えば、特定の市場/メトロエリアの全ユーザ)を選択可能にし得る。ユーザは、郵便番号のような位置情報を入力するように要求され得るか、または、双方向アプリケーションは、例えば、配信設備の位置に基づいてその位置を知ることができる。ユーザは、双方向アプリケーションが、そのユーザと同じ人口統計学のユーザとを比較し得る人口統計学的な比較を選択し得る。ユーザは、識別情報を入力するように要求され得るか、ユーザのプロフィールからの情報を用い得るか、人口統計学的情報がユーザの動向のモニタリングに基づき得るか、または、人口統計学的情報が、任意の他の適切なアプローチを用いて収集され得る。
【0071】
図17〜20は、本発明の実施形態の種々の特徴の提供に関するステップのフローチャートである。実際、示されるステップの1つ以上が、他のステップと組み合わされてもよいし、任意の適切な順番で行われてもよいし、または、省略してもよい。
【0072】
図17は、本発明の1実施形態による、視聴情報の提供に関する例示的なステップのフローチャートである。双方向テレビアプリケーションは、ユーザのプロフィールへのアクセス権をユーザに提供し得る。ステップ1605において、ユーザがユーザのプロフィールにアクセスしているという印を(例えば、セットトップボックス260によって)受け取る。プロフィールは、ユーザ別に作成され得、ユーザを区別するように維持され得る。例えば、1家庭内に複数のユーザが、異なる時刻に同じ記録済番組をみるかもしれない。複数のユーザを考慮することによって、(図19において後述するように)視聴情報の粒度が向上し得る。いくつかの実施形態では、ユーザは、例えば、ユーザ名とパスワードとを入力することによって、ログインし得る。しかしながら、ユーザは、ログインする必要がないかもしれない。ユーザがログインするアプローチにおいて、システムは、ユーザの情報を取り出すためのログイン情報を使用し得る。ユーザの情報は、識別情報(例えば、名前)、人口統計学的情報(例えば、年齢、性別、収入等)、以前の媒体の選択、再生された番組、興味、お気に入り、または、任意の他の適切な情報を含み得る。
【0073】
ステップ1610において、ユーザが番組を特定したという印を(例えば、セットトップボックス260によって)受け取る。ユーザは、例えば、リモコン上のボタンまたはセットトップボックス260を押すことによって番組を選択し得る。番組を選択するステップは、番組リストをブラウズするステップを包含し得る。番組リストは、現在の番組、今後の番組、記録済番組、または、任意の他の適切な媒体を含み得る。任意の他の適切なアプローチを用いてもよい。ユーザの印に応答して、ユーザに、番組または任意の他の媒体が提供され得る。ユーザが番組または他の媒体を視聴する際、ステップ1615において、視聴情報がユーザに提示され得る。視聴情報は、グラフィックスおよび動画等の媒体とともに提供され得る。しかしながら、視聴情報はまた、媒体とは別個に提供されてもよい。
【0074】
別の適切なアプローチでは、視聴情報は、番組そのものを提供することなく、番組または任意の他の媒体に関する情報とともに提供され得る(例えば、同調されていないかもしれない)。例えば、ユーザに番組リストが提供され得る。ユーザがそのリストから1つの番組を選択した場合、双方向テレビアプリケーションは、ユーザに図9に示される情報画面を提供し得る。次の番組に関する視聴情報は、その番組に関するさらなる情報を視聴することを選択したユーザ数、前もってその番組を購入している視聴者数、リマインダの予約設定をしたユーザ数、その番組を記録するように予約したユーザ数、または、任意の他の適切なアプローチに基づき得る。以降では、次の番組に関する視聴情報の提供に関連するステップを図20において説明する。
【0075】
別の適切なアプローチでは、視聴情報は、垂直帰線消去期間(VBI)で提供され得る。視聴情報は、任意の他の適切なアプローチを用いて提供され得、任意の適切なパッシブまたは双方向テキスト、グラフィックス、動画、ビデオ、オーディオ、これらの任意の組み合わせ、または、任意の他の適切なコンテンツを用いて、ユーザに提供され得る。
【0076】
ステップ1620において、ユーザが特定したアクションの印を受け取る。アクションは、ユーザが媒体を一次停止する、巻戻しする、早送りすることを含み得る。例えば、パーソナルビデオレコーダ(PVR)デバイスを取り入れて、ユーザは、リアルタイムの番組を一次停止し、巻戻しし、早送りすることができる。ユーザは、テレビ番組を一次停止し、テレビ中継が別の番組(例えば、次に予約設定された番組)を放送しているかもしれない場合であってさえも、30分後に番組の視聴を再開することができる。双方向テレビアプリケーションがユーザが特定したアクションを実行すると、ユーザが特定したアクションは、例えば、セットトップボックスによって記録され得、視聴情報を算出する際に考慮され得る。ユーザが特定したアクションは、視聴率等の視聴情報により正確にアクセスするために用いられ得る。
【0077】
いくつかの実施形態において、ユーザは、他の番組を同時に記録しながら番組を見たり聞いたりすることができる。ステップ1625において、ユーザが記録済番組を選択したという印を(例えば、セットトップボックス260によって)受け取る。番組または他の媒体は、番組情報および視聴情報を算出する際に用いられ得る任意の他の情報とともに記録される。例えば、番組のリアルタイムの視聴を算出する際に、情報が用いられ得る。更新された視聴情報を判定した後に、ユーザに更新された視聴情報が提示され得る。視聴情報を判定した結果を図19に示し、以降でより詳細に説明する。視聴情報は、図5〜16のディスプレイを用いる等の任意の適切なアプローチを用いてユーザに示され得る。
【0078】
ユーザが番組を同時に視聴し、かつ、記録するものとして示しているが、ユーザは媒体を視聴するか、媒体を記録するか、または、これらの両方を行ってもよいことに留意されたい。
【0079】
図18は、本発明の1実施形態による、ユーザの再生を追跡に基づく視聴の提供に関連する例示的なステップのフローチャートである。ステップ1805において、ユーザが以前に記録した媒体を再生しているという印を受け取る。あるいは、ステップ1810において、番組識別子等の識別子は、例えば、ユーザが以前に記録した媒体を再生しているときを示す双方向テレビアプリケーションによって受け取られる。識別子は、例えば、再生されているまたは記録されている媒体が何であるかを(例えば、主設備を介して、ケーブルヘッドエンド、ユーザ機器を介して等)配信設備に示すために、再生または記録中、アプリケーション(例えば、番組ガイド)によって用いられ得る。識別子は番組とともに記録され得る。例えば、PVRデバイスでは、番組識別子は、デジタルデータトラックの一部として記録され得る。番組識別子はまた、双方向テレビ番組ガイド等のガイドアプリケーションによって格納され得る。例えば、番組識別子は、アナログ媒体が記録される際に、番組ガイドによって格納され得る。番組識別子は、任意の他の適切なアプローチを用いて格納され、提供され得る。任意の他の適切なアプローチは、再生を検出するために用いられ得る。
【0080】
ステップ1815において、再生情報が、(例えば、双方向アプリケーションによって、セットトップボックスによって等)記録され得る。再生情報は、番組タイトル、コマーシャル、オーディオ、または、任意の他の適切な媒体を含み得る。再生情報は、任意の適切な周波数で(例えば、定期的に、オンデマンドで、ヘッドエンドまたは主設備からのクエリに応答して等)提供され得る。再生情報は、媒体が再生された回数に基づいて、媒体に関する視聴情報を算出するのを促進するために用いられ得る。
【0081】
ステップ1820において、ユーザが選択したアクションの印を受け取る。アクションは、一次停止、巻戻し、早送り、および、任意の他の適切なアクションを含み得る。例えば、パーソナルビデオレコーダ(PVR)デバイスを取り入れて、ユーザは、一次停止し、巻戻しし、早送りし得る。ユーザにアクションを提供すると、ユーザのアクションは、例えば、セットトップボックスまたはアプリケーションによって記録され得、視聴情報を算出する際に考慮され得る。視聴情報は、例えば、ユーザが選択したアクション(以前に記録した媒体を再生した回数等)に基づき得る。
【0082】
ステップ1825において、視聴情報を更新した後、双方向テレビアプリケーションは、ユーザに更新された視聴情報を提示し得る。視聴情報は、例えば、図5〜16のディスプレイにおけるアプローチ等の任意の適切なアプローチを用いてユーザに提示され得る。ステップ1830において、ユーザに視聴情報が提示され得る。視聴情報は、リアルタイムの視聴情報であり得る。
【0083】
図19は、本発明の1実施形態による視聴情報の決定および配信に関する例示的なステップのフローチャートである。ステップ1900において、視聴に関連する情報が、測定され入手され得る。サブステップ1905において、ユーザが特定した番組に関する情報(例えば、ユーザによって選択された番組)が収集され得る。ユーザが特定した番組は、視聴中、再生中、記録中、または、任意の他の適切な時に決定され得る。サブステップ1910において、ユーザが特定番組に要する時間が決定され得る。任意の適切なプロセッサまたは機器(内部クロックまたはタイミング機構を備えた機器等)は、例えば、選択された番組をユーザが視聴するのに要する時間量を決定するために用いられ得る。例えば、ユーザが記録済番組を再生しており、ユーザが記録済番組を停止したときを示す印が、セットトップボックスによって受け取られる。
【0084】
サブステップ1915において、ユーザが特定したアクションが収集され得る。ユーザが特定したアクションは、例えば、ユーザがリモコン上の早送りキーを押して、8:00PMに「I Love Lucy」を視聴することを含み得る。番組情報は、コマーシャル、オーディオ、ビデオ、または、ユーザが選択した番組中に提示され得る任意の他の媒体を含み得る。
【0085】
ユーザが特定した番組、ユーザが特定したアクション、番組情報、および、任意の他の視聴関連情報は、例えば、セットトップボックスに格納され、主設備または任意の他の適切な設備に配信され得る。任意の他のアプローチを用いてもよい。
【0086】
ステップ1930において、(例えば、セットトップボックス、ローカル情報サービス、主設備等から)視聴関連情報を収集し、コンパイルすると、視聴情報が算出され得る。視聴情報は、所定のアルゴリズムを用いて算出され得る。いくつかの実施形態では、視聴情報を決定するために、格付けアプローチが用いられ得る。例えば、第1の格付け(例えば、低格付け)が、番組が記録された際にその番組に割り当てられる。次に、第2の格付け(例えば、高格付け)が、番組が最初に再生された際に割り当てられる。さらなる格付けは、番組が再生されるたびに割り当てられ得る。格付けアプローチを用いることによって、例えば、主設備またはヘッドエンドは、番組を複数回再生するユーザを考慮に入れることができる。図17を再度参照して、ユーザがログインする。ユーザを追跡し、区別することによって、同じ番組を複数回視聴している同一ユーザを考慮に入れることができる。格付けアプローチまたは任意の他の適切なアプローチは、視聴情報を算出するために用いられ得る。格付けアプローチ等の格付け方法は、ステップ1935において選択され得る。ステップ1940において、格付け情報を決定するためにテーブルにアクセスし得る。格付け情報はポイントシステムであり得る。例えば、上述した格付けアプローチでは、最初の再生に対しては高格付けが付与される。格付け情報および格付け方法を決定すると、視聴情報はステップ1945において算出される。
【0087】
ステップ1950において、視聴情報がユーザに配信され得る。例えば、視聴情報は、主設備120によってユーザのセットトップボックス、視聴検出機器155、双方向アプリケーション機器130、任意の他の配信設備(例えば、ケーブルシステムヘッドエンド)、または、任意の他の適切な設備に配信され得る。視聴情報はまた、評価会社、広告主、番組製作会社等の他のパーティに配信され得る。視聴情報は、任意の他の適切なアプローチによって配信され得る。
【0088】
図20は、本発明の1実施形態による、今後の番組の視聴情報の提供に関連する例示的なステップのフローチャートである。ステップ2005において、ユーザが今後の番組に関する番組情報を視聴しているという印が受け取られる。例えば、ユーザは、番組リストディスプレイ上の番組のタイトルをクリックし得る。番組リストは、特定の時刻に放送される特定のチャンネル上の今後の番組に関する情報をユーザに提供し得る。ユーザからの印を受け取ると、ユーザには、今後の番組に関する番組情報が提供され得る。
【0089】
ステップ2010において、視聴情報が更新され得る。視聴情報は、今後の番組に関するさらなる番組情報を視聴することを選択したユーザ数、前もって今後の番組を購入した視聴者数、今後の番組のリマインダを予約設定したユーザ数、今後の番組を記録するように予約設定するユーザ数、または、任意の他の適切なアプローチに基づき得る。更新された視聴情報は、ユーザに提示され得る。視聴情報はまた、評価会社、広告主、番組製作会社等の他のパーティに配信され得る。視聴情報は、例えば、図5〜16のディスプレイにおけるアプローチ等の任意の適切なアプローチを用いて、ユーザに提示され得る。ステップ2015において、ユーザに視聴情報が提示され得る。
【0090】
したがって、より効率的に視聴規模を測定する双方向テレビアプリケーションを提供するシステムおよび方法が提供される。上述の記載は、本発明の原理の例示にすぎず、当業者であれば、上掲の特許請求の範囲によってのみ制限される本発明の範囲および精神から逸脱することなく、種々の改変を為し得ることを理解されたい。
【技術分野】
【0001】
本願は、2000年3月31に出願された米国仮特許出願第60/193,952号の優先権を主張する。
【0002】
(発明の背景)
本発明は、テレビ視聴率測定システムに関し、より詳細には、パーソナルビデオレコーディングシステムの視聴率測定システムに関する。
【背景技術】
【0003】
テレビ番組、ペイパービュー番組、ニアビデオオンデマンド(NVOD)番組、ビデオオンデマンド(VOD)番組、音楽、宣伝材料、または、他の種類の媒体等のビデオおよびオーディオ媒体は、典型的には、有線ネットワークおよび無線ネットワークを介して視聴者に配信される。現在、視聴率測定システムは、媒体が放送されている際に、視聴中または録画中である媒体にのみ基づいて、視聴規模を測定する。
【0004】
しかしながら、このような媒体の視聴者および聴取者は、典型的には、ビデオカセット、オーディオカセット、および、他の格納媒体にこのような媒体を記録する。より最近では、ユーザが、自身の視聴経験を管理し、今までにない柔軟性のある媒体に記録することを可能にする製品が開発されてる。TIVOTMおよびREPLAYTMによって提供されるパーソナルビデオレコーダ(PVR)は、ハードディスクドライブまたは他のデジタル格納デバイスに番組を録画する。ユーザは記録したい番組を予約して、後でこれらの番組を再生することができる。これらのシステムはまた、ユーザがリアルタイムで見ているものを記録して、例えば、ユーザが、部屋を離れなければならないときに、リアルタイムの番組を一次停止することを可能にする。ユーザは、戻ってきた際に、停止したところから視聴を再開して、番組が現在提供されている時点に達するまでコマーシャルを飛ばして早送りさえすることができる。ユーザはまた、番組を巻戻すこともできる。ユーザはまた、一方の媒体を見るか、または、聞きながら、他方で別の媒体を同時に記録することができる。
【0005】
これらおよび他の新規な技術の出現により、従来の視聴率測定方法は、もはや、視聴規模を測定する最適なものではなくなった。なぜなら、これらの方法は、現在放送されているものを見るか、または、記録しているものについてのみの視聴規模を測定するからである。このようなアプローチは、パーソナルレコーディングからの番組を将来視聴するものを考慮していない。さらに、媒体を選択する際にユーザを案内するために、視聴率測定結果をユーザに提供することは望ましくあり得る。
【0006】
したがって、本発明の目的は、視聴規模を測定し、かつ、ユーザに視聴規模情報を提供するためのシステムおよび方法を提供することである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
(発明の要旨)
本発明のこの目的および他の目的は、本発明の原理にしたがって、視聴規模を測定し、視聴規模情報をユーザに提供することによって達成される。本発明の種々の実施形態および特徴は、例えば、1999年3月31に出願された米国仮特許出願第60/193,952号に記載される。同出願を本明細書中において参考として援用する。
【0008】
本発明のいくつかの実施形態は、媒体の人気を示す、番組に関する視聴情報をユーザに提示し得る。番組は、テレビ番組、ペイパービュー(PPV)番組、ニアビデオオンデマンド(NVOD)番組、ビデオオンデマンド(VOD)番組、音楽、広告、宣伝材料、任意の他のビデオまたはオーディオ媒体、または、これらの任意の適切な組み合わせを含み得る。視聴情報は、例えば、視聴率、特定の番組の視聴規模または視聴率、特定の番組の市場占有率、または、任意の他の適切な情報を含み得る。視聴情報は、従来の手段または媒体の再生または録画に応答して得られ得る。
【0009】
本発明のいくつかの実施形態は、ユーザが見ている番組等のディスプレイ、アプリケーションディスプレイまたは他の適切なディスプレイ上に視聴情報をオーバーレイすることができる。例えば、ユーザが番組リストをブラウズして、案内アプリケーションから媒体リストを選択した際に、視聴情報は表示され得るか、または、ユーザが再生用に録画済媒体を選択した際に、表示され得る。例えば、視聴情報は、現在視聴中、録画中、または、リアルタイムでこれら両方を組み合わせて行われている番組の視聴規模をユーザに提示し得る。視聴情報は、任意の適切なパッシブまたは双方向テキスト、グラフィックス、動画、ビデオ、オーディオ、これらの適切な組み合わせ、または、任意の他の適切なコンテンツを用いて提示され得る。いくつかの実施形態において、視聴情報は、ユーザが最初にディスプレイにアクセスしたときから所定の期間、表示され得、その後、視聴情報は消え得る(例えば、次第に消える)。本発明のいくつかの実施形態は、ユーザのリクエストに応答する場合のみ視聴情報を提供し得る。いくつかの実施形態では、視聴情報は、オーディオ媒体上で再生され得る。
【0010】
本発明のいくつかの実施形態は、広告(例えば、コマーシャルまたは任意の他の宣伝材料)を追跡して、その広告のユーザへのアピール箇所を決定し得、広告視聴情報を提供し得る。広告視聴情報は、例えば、広告視聴率、広告の視聴規模、広告の市場占有率、または、広告およびその広告の視聴者に関連する任意の他の適切な情報を含み得る。広告視聴情報は、広告上にオーバーレイされてもよいし、ユーザがその広告を選択した際に表示されてもよいし、ユーザが広告をブラウズする際に表示されてもよいし、ユーザが再生用の録画済媒体を選択した際に表示されてもよいし、または、任意の他の適切なアプローチを用いて表示されてもよい。広告視聴情報は、任意の適切なパッシブまたは双方向テキスト、グラフィックス、動画、ビデオ、オーディオ、これらの適切な組み合わせ、または、任意の他の適切なコンテンツを用いて提供され得る。
【0011】
本発明のいくつかの実施形態では、視聴率測定および視聴情報のユーザへの提供は、双方向テレビ番組ガイドまたは他の適切なガイドアプリケーション等の双方向テレビアプリケーションによって行われ得る。本発明のいくつかの実施形態では、ディスプレイは、例えば、(現在または録画済の)番組の媒体リストをブラウズし、ユーザに視聴率測定結果を提供する機会をユーザに提供し得る。
【0012】
視聴情報は、任意の適切なアプローチを用いてユーザの機器に配信され得る。視聴情報は、例えば、媒体が配信されると、全媒体または媒体の一部に対して自動的に配信され得る。視聴情報は、(例えば、垂直帰線消去期間(VBI)またはデジタルフィールドにおいて)媒体とともに提供され得るか、または、媒体とは別個に提供され得る。いくつかの実施形態では、視聴情報は、表示を必要とする際に、サーバからリクエストされ得る。
【0013】
本発明の上記目的および他の目的、ならびに、利点は、以下の詳細な説明を添付の図面とともに読めば明らかとなる。図中、同様の参照符号は同様の要素を指す。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1) 記録済番組の再生に基づいて、視聴情報を測定する方法であって、
該記録済番組の再生の印を受取る工程と、
該記録済番組に関する視聴情報を更新する工程と
を包含する、方法。
(項目2) 上記記録済番組はオーディオ番組である、項目1に記載の方法。
(項目3) 上記記録済番組はテレビ番組である、項目1に記載の方法。
(項目4) 上記記録済番組は、ペイパービュー番組である、項目1に記載の方法。
(項目5) 上記記録済番組はビデオオンデマンド番組である、項目1に記載の方法。
(項目6) 上記記録済番組はニアビデオオンデマンド番組である、項目1に記載の方法。
(項目7) 視聴情報を更新する工程は、視聴規模を更新する工程を包含する、項目1に記載の方法。
(項目8) 視聴情報を更新する工程は、上記記録済番組の市場占有率を更新する工程を包含する、項目1に記載の方法。
(項目9) 視聴情報を更新する工程は、上記記録済番組をユーザが再生した回数に基づいて、視聴情報を更新する工程を包含する、項目1に記載の方法。
(項目10) ユーザが特定したアクションの印を受取る工程であって、該アクションは、上記記録済番組がどのように再生されるかを制御する、工程と、
該印を受取ることに応答して、該ユーザが特定したアクションを実行する工程と、
該ユーザが特定したアクションに基づいて、視聴情報を更新する工程と
をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目11) 上記ユーザが特定したアクションは、早送り、巻き戻し、停止、一時停止、記録および再生を含む群から選択されるアクションを含む、項目10に記載の方法。
(項目12) 双方向テレビアプリケーションの、少なくとも一人のユーザに視聴情報を配信する工程と、
該少なくとも一人のユーザに該視聴情報を提供する工程と
をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目13) 上記双方向テレビアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである、項目12に記載の方法。
(項目14) 上記視聴情報を提供する工程は、視聴情報が利用可能なときを、上記少なくとも一人のユーザに通知する双方向インジケータを提供する工程を包含し、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目12に記載の方法。
(項目15) 上記少なくとも一人のユーザに配信される、番組に関する視聴情報に基づいて、該少なくとも一人のユーザが番組を比較することを可能にする工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
(項目16) 上記視聴情報を提供する工程は、記録済番組の一部分に関する該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
(項目17) 上記記録済番組の上記一部分は、該記録済番組内の一シーンである、項目16に記載の方法。
(項目18) 上記視聴情報を提供する工程は、番組のジャンルに関する該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
(項目19) 上記視聴情報を提供する工程は、記録済番組に関する該視聴情報をタイムスロットに基づいて提供する工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
(項目20) 視聴情報を配信する工程は、複数のユーザに配信する工程をさらに包含し、
該視聴情報は、少なくとも一人のユーザへの、該複数のユーザのサブセットに関する視聴情報である、項目12に記載の方法。
(項目21) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目20に記載の方法。
(項目22) 上記視聴情報を提供する工程は、フリップディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに、該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
(項目23) 上記視聴情報を提供する工程は、ブラウズディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに、該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
(項目24) 上記視聴情報を提供する工程は、番組リストディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに、該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
(項目25) 上記視聴情報を更新する工程は、ユーザのユーザプロフィルに基づいて該視聴情報を更新する工程であって、該ユーザのユーザプロフロフィルから、上記記録済番組の該再生と関連した印が受け取られた、工程をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目26) 視聴情報を更新する工程は、上記記録済番組に関する視聴規模を計算する工程をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目27) 上記視聴規模を計算する工程は、再生情報への割り当てポイントに基づいて、該視聴規模を計算する工程を包含する、項目26に記載の方法。
(項目28) 上記視聴規模を計算する工程は、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスする工程をさらに包含する、項目26に記載の方法。
(項目29) 双方向テレビアプリケーションにおいて、番組リストを含む視聴情報を提供する方法であって、
1つ以上の番組リストにアクセスすることをユーザが所望するという印をユーザから受取る工程と、
該印に応答して、該一つ以上の番組リストを提供する工程であって、該1つ以上の番組リストのうちの少なくとも1つは、番組リストに対応する番組に関する視聴情報を含む、工程と
を包含する、方法。
(項目30) 上記番組はオーディオ番組である、項目29に記載の方法。
(項目31) 上記番組はテレビ番組である、項目29に記載の方法。
(項目32) 上記番組はペイパービュー番組である、項目29に記載の方法。
(項目33) 上記番組はビデオオンデマンド番組である、項目29に記載の方法。
(項目34) 上記番組はニアビデオオンデマンド番組である、項目29に記載の方法。
(項目35) 上記1つ以上の番組リストを提供する上記工程は、視聴情報が利用可能なときを、少なくとも一人のユーザに通知する双方向インジケータを提供する工程を包含し、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目29に記載の方法。
(項目36) 上記ユーザに配信される、上記番組に関する視聴情報に基づいて、該ユーザが番組を比較することを可能にする工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目37) 上記番組の一部分に関する視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目38) 上記番組の該一部分は、該番組内の一シーンである、項目37に記載の方法。
(項目39) 番組のジャンルに関する視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目40) 上記番組に関する上記視聴情報をタイムスロットに基づいて提供する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目41) 視聴情報を複数のユーザに配信する工程と、
視聴情報を提供する工程であって、該複数のユーザのサブセットに関する該視聴情報は、該ユーザに提供される、工程と
をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目42) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目41に記載の方法。
(項目43) フリップディスプレイを用いる上記ユーザに、視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目44) ブラウズディスプレイを用いる上記ユーザに、視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目45) 番組リストディスプレイを用いる上記ユーザに、視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目46) 上記印が受取られた上記ユーザのユーザプロフィルに基づいて、該視聴情報を更新する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目47) 上記番組に関する視聴規模を計算する工程をさらに包含する、項目29に記載の方法。
(項目48) 上記視聴規模は、ユーザのアクションへの割り当てポイントに基づいて、視聴規模を計算する工程を包含する、項目47に記載の方法。
(項目49) 上記視聴規模を計算する工程は、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスする工程をさらに包含する、項目47に記載の方法。
(項目50) 上記双方向テレビアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである、項目29に記載の方法。
(項目51) 双方向アプリケーションにおいて、今後の番組に関する視聴情報を測定する方法であって、
ユーザから印を受取り、今後の番組に関するアクションを実行する工程と、
今後の番組に関する視聴情報を更新する工程と
を包含する、方法。
(項目52) 上記今後の番組はオーディオ番組である、項目51に記載の方法。
(項目53) 上記今後の番組はテレビ番組である、項目51に記載の方法。
(項目54) 上記今後の番組はペイパービュー番組である、項目51に記載の方法。
(項目55) 上記今後の番組はビデオオンデマンド番組である、項目51に記載の方法。
(項目56) 上記今後の番組は、ニアビデオオンデマンド番組である、項目51に記載の方法。
(項目57) 視聴情報を更新する工程は、視聴規模を更新する工程を包含する、項目51に記載の方法。
(項目58) 視聴情報を更新する工程は、上記今後の番組の市場占有率を更新する工程を包含する、項目51に記載の方法。
(項目59) 視聴情報を上記ユーザに提供する工程をさらに包含する、項目51に記載の方法。
(項目60) 上記視聴情報を提供する工程は、双方向インジケータを提供する工程をさらに包含し、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目59に記載の方法。
(項目61) 上記ユーザに配信される、番組に関する視聴情報に基づいて、該ユーザが番組を比較することを可能にする工程をさらに包含する、項目59に記載の方法。
(項目62) 上記視聴情報を提供する工程は、今後の番組の一部分に関する該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目59に記載の方法。
(項目63) 上記今後の番組の上記一部分は、該今後の番組内の一シーンである、項目59に記載の方法。
(項目64) 上記視聴情報を提供する工程は、番組のジャンルに関する該視聴情報を提供する工程をさらに含む、項目59に記載の方法。
(項目65) 上記視聴情報を提供する工程は、上記今後の番組に関する情報をタイムスロットに基づいて提供する工程をさらに包含する、項目59に記載の方法。
(項目66) 上記視聴情報を提供する工程は、複数のユーザのサブセットに関する該視聴情報を該ユーザに提供する工程をさらに包含する、項目59に記載の方法。
(項目67) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目66に記載の方法。
(項目68) 上記視聴情報を提供する工程は、フリップディスプレイを用いる上記ユーザに該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目59に記載の方法。
(項目69) 上記視聴情報を提供する工程は、ブラウズディスプレイを用いる上記ユーザに該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目59に記載の方法。
(項目70) 上記視聴情報を提供する工程は、番組リストディスプレイを用いる上記ユーザに、該視聴情報を提供する工程をさらに包含する、項目59に記載の方法。
(項目71) 視聴情報を更新する工程は、上記今後の番組に関するアクションを上記ユーザが実行する回数に基づいて、上記視聴情報を更新する工程を包含する、項目51に記載の方法。
(項目72) 上記視聴情報を更新する工程は、上記今後の番組に関した番組情報を上記ユーザが見る回数に基づいて、該視聴情報を更新する工程をさらに包含する、項目51に記載の方法。
(項目73) 上記視聴情報を更新する工程は、上記今後の番組を上記ユーザが購買する回数に基づいて、該視聴情報を更新する工程をさらに包含する、項目51に記載の方法。
(項目74) 上記視聴情報を更新する工程は、上記今後の番組に関連したリマインダを上記ユーザが設定する回数に基づいて、該視聴情報を更新する工程をさらに包含する、項目51に記載の方法。
(項目75) 上記視聴情報を更新する工程は、上記今後の番組を記録することを上記ユーザが予定する回数に基づいて、該視聴情報を更新する工程をさらに包含する、項目51に記載の方法。
(項目76) 上記視聴情報を更新する工程は、上記今後の番組に関連した印が受取られた、上記ユーザのユーザプロフィルに基づいて、該視聴情報を更新する工程をさらに包含する、項目51に記載の方法。
(項目77) 上記今後の番組に関する視聴規模を計算する工程をさらに包含する、項目51に記載の方法。
(項目78) 上記視聴規模を計算する工程は、再生情報への割り当てポイントに基づいて、該視聴規模を計算する工程を包含する、項目77に記載の方法。
(項目79) 上記視聴規模を計算する工程は、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスする工程をさらに包含する、項目77に記載の方法。
(項目80) 記録済番組の再生に基づいて、視聴情報を測定するシステムであって、
該記録済番組の再生の印を受取る手段と、
該記録済番組に関する視聴情報を更新する手段と
を含む、システム。
(項目81) 上記記録済番組はオーディオ番組である、項目80に記載のシステム。
(項目82) 上記記録済番組はテレビ番組である、項目80に記載のシステム。
(項目83) 上記記録済番組はペイパービュー番組である、項目80に記載のシステム。
(項目84) 上記記録済番組はビデオオンデマンド番組である、項目80に記載のシステム。
(項目85) 上記記録済番組はニアビデオオンデマンド番組である、項目80に記載のシステム。
(項目86) 視聴情報を更新する上記手段は、視聴規模を更新する手段を含む、項目80に記載のシステム。
(項目87) 視聴情報を更新する上記手段は、上記記録済番組の市場占有率を更新する手段を含む、項目80に記載のシステム。
(項目88) 視聴情報を更新する上記手段は、上記記録済番組をユーザが再生する回数に基づいて、視聴情報を更新する手段を含む、項目80に記載のシステム。
(項目89) ユーザが特定したアクションに関する印を受取る手段であって、該アクションは、上記記録済番組がどのように再生されるかを制御する、手段と、
該印を受取ることに応答して、該ユーザが特定したアクションを実行する手段と、
該ユーザが特定したアクションに基づいて、視聴情報を更新する手段と
をさらに含む、項目80に記載のシステム。
(項目90) 上記ユーザが特定したアクションは、早送り、巻き戻し、停止、一時停止、記録および再生を含む群から選択されるアクションを含む、項目89に記載のシステム。
(項目91) 双方向テレビアプリケーションの少なくとも一人のユーザに視聴情報を配信する手段と、
該少なくとも一人のユーザに該視聴情報を提供する手段と
をさらに含む、項目80に記載のシステム。
(項目92) 上記双方向テレビアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである、項目91に記載のシステム。
(項目93) 上記視聴情報を提供する該手段は、双方向インジケータを提供する手段をさらに含み、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目91に記載のシステム。
(項目94) 上記少なくとも一人のユーザに配信されるプログラムに関する視聴情報に基づいて、該少なくとも一人のユーザが番組を比較することを可能にする手段をさらに含む、項目91に記載のシステム。
(項目95) 上記視聴情報を提供する上記手段は、記録済番組の一部分に関する該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目91に記載のシステム。
(項目96) 上記記録済番組の上記一部分は、該記録済番組内の一シーンである、項目95に記載のシステム。
(項目97) 上記視聴情報を提供する上記手段は、番組のジャンルに関する該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目91に記載のシステム。
(項目98) 上記視聴情報を提供する上記手段は、上記記録済番組に関する該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目91に記載のシステム。
(項目99) 視聴情報を配信する上記手段は、上記複数のユーザのサブセットに視聴情報を配信する手段をさらに含み、
該視聴情報は、上記少なくとも一人のユーザへの、該複数のユーザのサブセットに関する視聴情報である、項目91に記載のシステム。
(項目100) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目99に記載のシステム。
(項目101) 上記視聴情報を提供する上記手段は、フリップディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目91に記載のシステム。
(項目102) 上記視聴情報を提供する上記手段は、ブラウズディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目91に記載のシステム。
(項目103) 上記視聴情報を提供する上記手段は、番組リストディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目91に記載のシステム。
(項目104) 上記視聴情報を更新する上記手段は、上記記録済番組の再生に関連した印が受取られた、ユーザのユーザプロフィルに基づいて、該視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目80に記載のシステム。
(項目105) 視聴情報を更新する上記手段は、上記記録済番組に関する視聴規模を計算する手段をさらに含む、項目80に記載のシステム。
(項目106) 上記視聴規模を計算する上記手段は、再生情報への割り当てポイントに基づいて、該視聴規模を計算する手段を含む、項目105に記載のシステム。
(項目107) 上記視聴規模を計算する上記手段は、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスする手段をさらに含む、項目105に記載のシステム。
(項目108) 双方向テレビアプリケーションにおいて、番組リストを含む視聴情報を提供するシステムであって、
該1つ以上の番組リストにアクセスすることをユーザが所望するという印を該ユーザから受取る手段と、
該印に応答して、1つ以上の番組リストを提供する手段であって、1つ以上の番組リストのうちの少なくとも1つは、番組リストに対応する番組に関する視聴情報を含む、手段と
を含む、システム。
(項目109) 上記番組はオーディオ番組である、項目108に記載のシステム。
(項目110) 上記番組はテレビ番組である、項目108に記載のシステム。
(項目111) 上記番組はペイパービュー番組である、項目108に記載のシステム。
(項目112) 上記番組はビデオオンデマンド番組である、項目108に記載のシステム。
(項目113) 上記番組はニアビデオオンデマンド番組である、項目108に記載のシステム。
(項目114) 上記1つ以上の番組リストを提供する上記手段は、視聴情報が利用可能なときを、少なくとも一人のユーザに通知する双方向インジケータを提供し、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目108に記載のシステム。
(項目115) 上記ユーザに配信される、上記番組に関する視聴情報に基づいて、ユーザが番組を比較することを可能にする手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目116) 上記番組の一部分に関する視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目117) 上記番組の上記一部分は、該番組内の一シーンである、項目116に記載のシステム。
(項目118) 番組のジャンルに関する視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目119) 上記番組に関する上記視聴情報をタイムスロットに基づいて提供する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目120) 複数のユーザに視聴情報を配信する手段と、
視聴情報を提供する手段であって、該複数のユーザのサブセットに関する該視聴情報は上記ユーザに提供される、手段と
を含む、項目108に記載のシステム。
(項目121) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目120に記載のシステム。
(項目122) フリップディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目123) ブラウズディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目124) 番組リストディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目125) 印が受取られた、ユーザのユーザプロフィルに基づいて、視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目126) 上記番組に関する視聴規模を計算する手段をさらに含む、項目108に記載のシステム。
(項目127) 上記視聴規模を計算する上記手段は、ユーザアクションへの割り当てポイントに基づいて、該視聴規模を計算する手段を含む、項目126に記載のシステム。
(項目128) 上記視聴規模を計算する上記手段は、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスする手段をさらに含む、項目126に記載のシステム。
(項目129) 上記双方向テレビアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである、項目108に記載のシステム。
(項目130) 双方向アプリケーションにおいて、今後の番組に関する視聴情報を測定するシステムであって、
ユーザからの印を受取り、該今後の番組に関するアクションを実行する手段と、
該今後の番組に関する視聴情報を更新する手段と、
を含む、システム。
(項目131) 上記今後の番組はオーディオ番組である、項目130に記載のシステム。
(項目132) 上記今後の番組はテレビ番組である、項目130に記載のシステム。
(項目133) 上記今後の番組はペイパービュー番組である、項目130に記載のシステム。
(項目134) 上記今後の番組はビデオオンデマンド番組である、項目130に記載のシステム。
(項目135) 上記今後の番組はニアビデオオンデマンド番組である、項目130に記載のシステム。
(項目136) 視聴情報を更新する上記手段は、視聴規模を更新する手段を含む、項目130に記載のシステム。
(項目137) 視聴情報を更新する上記手段は、上記今後の番組の市場占有率を更新する手段を含む、項目130に記載のシステム。
(項目138) 視聴情報を上記ユーザに提供する手段を含む、項目130に記載のシステム。
(項目139) 上記視聴情報を提供する上記手段は、視聴情報が利用可能なときを、少なくとも一人のユーザに通知する双方向インジケータを提供する手段をさらに含み、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目138に記載のシステム。
(項目140) 上記ユーザに配信される、上記番組に関する視聴情報に基づいて、ユーザが番組を比較することを可能にする手段をさらに含む、項目138に記載のシステム。
(項目141) 上記視聴情報を提供する上記手段は、今後の番組の一部分に関する該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目138に記載のシステム。
(項目142) 上記今後の番組の一部分は、該今後の番組内の一シーンである、項目138に記載のシステム。
(項目143) 上記視聴情報を提供する上記手段は、番組のジャンルに関する該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目138に記載のシステム。
(項目144) 上記視聴情報を提供する上記手段は、上記今後の番組に関する該視聴情報を、タイムスロットに基づいて提供する手段をさらに含む、項目138に記載のシステム。
(項目145) 視聴情報を提供する上記手段は、複数のユーザのサブセットに関する視聴情報を上記ユーザに提供する手段を含む、項目138に記載のシステム。
(項目146) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目145に記載のシステム。
(項目147) 上記視聴情報を提供する上記手段は、フリップディスプレイを用いる上記ユーザに該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目138に記載のシステム。
(項目148) 上記視聴情報を提供する上記手段は、ブラウズディスプレイを用いる上記ユーザに該視聴情報を提供する手段をさらに含む、項目138に記載のシステム。
(項目149) 上記視聴情報を提供する上記手段は、番組リストディスプレイを用いる上記ユーザに該視聴情報を提供する手段を含む、項目138に記載のシステム。
(項目150) 上記視聴情報を更新する上記手段は、上記今後の番組に関連したアクションを上記ユーザが実行する回数に基づいて、該視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目130に記載のシステム。
(項目151) 上記視聴情報を更新する上記手段は、上記今後の番組に関連した番組情報を上記ユーザが見る回数に基づいて、該視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目130に記載のシステム。
(項目152) 上記視聴情報を更新する上記手段は、上記今後の番組を上記ユーザが購買する回数に基づいて、該視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目130に記載のシステム。
(項目153) 上記視聴情報を更新する上記手段は、上記今後の番組に関連したリマインダを上記ユーザが設定する回数に基づいて、該視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目130に記載のシステム。
(項目154) 上記視聴情報を更新する上記手段は、上記今後の番組を記録することを上記ユーザが予定する回数に基づいて、該視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目130に記載のシステム。
(項目155) 上記視聴情報を更新する上記手段は、上記今後の番組に関連した印が受取られた、ユーザのユーザプロフィルに基づいて、該視聴情報を更新する手段をさらに含む、項目130に記載のシステム。
(項目156) 上記今後の番組に関する視聴規模を計算する手段をさらに含む、項目130に記載のシステム。
(項目157) 上記視聴規模を計算する上記手段は、再生情報への割り当てポイントに基づいて、該視聴規模を計算する手段を含む、項目156に記載のシステム。
(項目158) 上記視聴規模を計算する上記手段は、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスする手段をさらに含む、項目156に記載のシステム。
(項目159) 該記録済番組の再生に基づいて、視聴情報を測定するシステムであって、
ユーザ入力デバイスと、
ディスプレイデバイスと、
双方向テレビアプリケーションであって、少なくとも部分的に制御回路上でインプリメントされ、
記録済番組の再生のユーザ入力デバイスから印を受け取り、
該記録済番組に関する視聴情報を更新するようにプログラミングされる、双方向テレビアプリケーションとを備える、システム。
(項目160) 上記記録済番組はオーディオ番組である、項目159に記載のシステム。
(項目161) 上記記録済番組はテレビ番組である、項目159に記載のシステム。
(項目162) 上記記録済番組はペイパービュー番組である、項目159に記載のシステム。
(項目163) 上記記録済番組はビデオオンデマンド番組である、項目159に記載のシステム。
(項目164) 上記記録済番組はニアビデオオンデマンド番組である、項目159に記載のシステム。
(項目165) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記記録済番組に関する視聴規模を更新するように、さらにプログラミングされる、項目159に記載のシステム。
(項目166) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記記録済番組の市場占有率を更新するように、さらにプログラミングされる、項目159に記載のシステム。
(項目167) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記記録済番組をユーザが再生する回数に基づいて、視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目159に記載のシステム。
(項目168) 上記双方向テレビアプリケーションは、
上記ユーザ入力デバイスからのユーザが特定したアクションに関する印を受け取り、該アクションは、上記記録済番組がどのように再生されるかを制御し、
該印を受取ることに応答して、該ユーザが特定したアクションを実行し、
該ユーザが特定したアクションに基づいて、視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目159に記載のシステム。
(項目169) 上記ユーザが特定したアクションは、早送り、巻き戻し、停止、一時停止、記録および再生を含む群から選択されるアクションを含む、項目168に記載のシステム。
(項目170) 上記双方向テレビアプリケーションは、
双方向テレビアプリケーションの少なくとも一人のユーザに視聴情報を配信し、
上記ディスプレイデバイスに指示して、該少なくとも一人のユーザに該視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目159に記載のシステム。
(項目171) 上記双方向テレビアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである、項目170に記載のシステム。
(項目172) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、双方向インジケータを提供させるようにさらにプログラミングされ、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目170に記載のシステム。
(項目173) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記少なくとも一人のユーザに配信される、上記プログラムに関する視聴情報に基づいて、該少なくとも一人のユーザが番組を比較することを可能にするように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目174) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、上記記録済番組の一部分に関する視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目175) 上記記録済番組の上記一部分は、該記録済番組の一シーンである、項目174に記載のシステム。
(項目176) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、番組のジャンルに関する視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目177) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、上記記録済番組に関する視聴情報をタイムスロットに基づいて提供させるように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目178) 上記双方向テレビアプリケーションは、
複数のユーザに視聴情報を配信し、該視聴情報は、該複数のユーザのサブセットに関する視聴情報であるように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目179) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目178に記載のシステム。
(項目180) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、フリップディスプレイを用いる上記少なくとも一人のユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目181) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、ブラウズディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目182) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、番組リストディスプレイを用いる、上記少なくとも一人のユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目170に記載のシステム。
(項目183) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記記録済番組の再生に関連した印が受取られた、ユーザのユーザプロフィルに基づいて視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目159に記載のシステム。
(項目184) 上記双方向テレビアプリケーションは、視聴規模を計算するように、さらにプログラミングされる、項目159に記載のシステム。
(項目185) 上記双方向テレビアプリケーションは、再生情報への割り当てポイントに基づいて、上記視聴規模を計算するように、さらにプログラミングされる、項目184に記載のシステム。
(項目186) 上記双方向テレビアプリケーションは、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスするように、さらにプログラミングされる、項目184に記載のシステム。
(項目187) 双方向テレビアプリケーションにおいて、番組リストを含む視聴情報を提供するシステムであって:
ユーザ入力デバイスと、
ディスプレイデバイスと、
双方向テレビアプリケーションであって、少なくとも部分的に制御回路上でインプリメントされ、
1つ以上の番組リストにアクセスすることをユーザが所望する、該ユーザ入力デバイスからの印を受け取り、
該ディスプレイデバイスに指示して、該印に応答して、該1つ以上の番組リストを提供させ、少なくとも1つの番組リストのうちの1つは、番組リストに対応する番組に関する視聴情報を含むようにプログラミングされる、双方向テレビアプリケーションと
を備える、システム。
(項目188) 上記番組はオーディオ番組である、項目187に記載のシステム。
(項目189) 上記番組はテレビ番組である、項目187に記載のシステム。
(項目190) 上記番組はペイパービュー番組である、項目187に記載のシステム。
(項目191) 上記番組はビデオオンデマンド番組である、項目187に記載のシステム。
(項目192) 上記番組はニアビデオオンデマンド番組である、項目187に記載のシステム。
(項目193) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、視聴情報が利用可能なときを、少なくとも一人のユーザに通知する双方向インジケータを提供させ、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含むように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目194) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ユーザに配信される、上記番組に関する視聴情報に基づいて、該ユーザが番組を比較することを可能にするように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目195) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスを指示して、上記番組の一部分に関する視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目196) 上記番組の上記一部分は、該番組内の一シーンである、項目195に記載のシステム。
(項目197) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスを指示して、番組のジャンルに関する視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目198) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記番組に関する上記視聴情報をタイムスロットに基づいて提供するように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目199) 上記双方向テレビアプリケーションは、
視聴情報を複数のユーザに配信し、
上記ディスプレイデバイスに指示して、視聴情報を提供させ、該複数のユーザのサブセットに関する該視聴情報は、該ユーザに提供されるように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目200) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目199に記載のシステム。
(項目201) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、フリップディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目202) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、ブラウズディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目203) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、番組リストディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供させる、項目187に記載のシステム。
(項目204) 上記双方向アプリケーションは、印が受取られた、上記ユーザのユーザプロフィルに基づいて、視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目205) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記番組に関する視聴規模を計算するように、さらにプログラミングされる、項目187に記載のシステム。
(項目206) 上記双方向テレビアプリケーションは、ユーザアクションへの割り当てポイントに基づいて、上記視聴規模を計算するように、さらにプログラミングされる、項目205に記載のシステム。
(項目207) 上記双方向テレビアプリケーションは、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスするように、さらにプログラミングされる、項目205に記載のシステム。
(項目208) 上記双方向テレビアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである、項目187に記載のシステム。
(項目209) 双方向テレビアプリケーションにおいて、今後の番組に関する視聴情報を測定するシステムであって、
ユーザ入力デバイスと、
双方向テレビアプリケーションであって、少なくとも部分的に制御回路上でインプリメントされ、
該双方向テレビアプリケーションは、該ユーザ入力デバイスからの印を受け取り、該今後の番組に関するアクションを実行し、
該今後の番組に関する視聴情報を更新するようにプログラミングされる、双方向テレビアプリケーションと
を備える、システム。
(項目210) 上記今後の番組はオーディオ番組である、項目209に記載のシステム。
(項目211) 上記今後の番組はテレビ番組である、項目209に記載のシステム。
(項目212) 上記今後の番組はペイパービュー番組である、項目209に記載のシステム。
(項目213) 上記今後の番組はビデオオンデマンド番組である、項目209に記載のシステム。
(項目214) 上記今後の番組は、ニアビデオオンデマンド番組である、項目209に記載のシステム。
(項目215) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組に関する視聴規模を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目216) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組の市場占有率を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目217) 上記双方向テレビアプリケーションは、ディスプレイデバイスに指示して、視聴情報をユーザに提供させるように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目218) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、視聴情報が利用可能なときを、少なくとも一人のユーザに通知する、双方向インジケータを提供させるように、さらにプログラミングされ、該双方向インジケータは、テキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオおよびアニメーションを含む群から選択されるコンテンツを含む、項目217に記載のシステム。
(項目219) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ユーザに配信される、番組に関する視聴情報に基づいて、該ユーザが番組を比較することを可能にするように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目220) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、今後の番組の一部分に関する視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目221) 上記今後の番組の一部分は、該今後の番組内の一シーンである、項目217に記載のシステム。
(項目222) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、番組のジャンルに関する視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目223) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、上記今後の番組に関する視聴情報をタイムスロットに基づいて提供させるように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目224) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、複数のユーザのサブセットに関する視聴情報を該ユーザに提供させるように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目225) 上記複数のユーザの上記サブセットは、ユーザの人口統計学的情報に基づいて規定される、項目224に記載のシステム。
(項目226) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、フリップディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目227) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、ブラウズディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目228) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記ディスプレイデバイスに指示して、番組リストディスプレイを用いる上記ユーザに視聴情報を提供させるように、さらにプログラミングされる、項目217に記載のシステム。
(項目229) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組に関するアクションをユーザが実行する回数に基づいて、上記視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目230) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組に関する番組情報を、視聴者が見る回数に基づいて、上記視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目231) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組をユーザが購買する回数に基づいて、上記視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目232) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組に関連したリマインダをユーザが設定する回数に基づいて、上記視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目233) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組を記録することをユーザが予定する回数に基づいて、上記視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目234) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組に関する印が受取られた、ユーザのユーザプロフィルに基づいて、視聴情報を更新するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目235) 上記双方向テレビアプリケーションは、上記今後の番組に関する視聴規模を計算するように、さらにプログラミングされる、項目209に記載のシステム。
(項目236) 上記双方向テレビアプリケーションは、再生情報への割り当てポイントに基づいて、上記視聴規模を計算するように、さらにプログラミングされる、項目235に記載のシステム。
(項目237) 上記双方向テレビアプリケーションは、再生情報への割り当てポイントに関する情報を格付けするテーブルにアクセスするように、さらにプログラミングされる、項目235に記載のシステム。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は、本発明の1実施形態による、例示的なシステムの模式的ブロック図である。
【図2A】図2Aは、本発明の種々の実施形態による、図1の双方向アプリケーション機器の例示的な構成を示す。
【図2B】図2Bは、本発明の種々の実施形態による、図1の双方向アプリケーション機器の例示的な構成を示す。
【図2C】図2Cは、本発明の種々の実施形態による、図1の双方向アプリケーション機器の例示的な構成を示す。
【図2D】図2Dは、本発明の種々の実施形態による、図1の双方向アプリケーション機器の例示的な構成を示す。
【図2E】図2Eは、本発明の種々の実施形態による、図1の双方向アプリケーション機器の例示的な構成を示す。
【図3】図3は、本発明の1実施形態による、図2A〜2Eのユーザテレビ機器の例示的な模式的ブロック図である。
【図4】図4は、本発明の1実施形態による、図3の例示的なユーザテレビ機器の一部を一般化した模式的ブロック図である。
【図5】図5は、本発明の1実施形態による、ユーザがチャンネルを合わせた際に双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図6】図6は、本発明の1実施形態による、ユーザに視聴情報を提示する例示的なディスプレイである。
【図7】図7は、本発明の1実施形態による、ユーザが番組をブラウズする際に、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図8】図8は、本発明の1実施形態による、ユーザが媒体リストをブラウズする際に、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図9】図9は、本発明の1実施形態による、ユーザに媒体のさらなる情報を提供する双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図10】図10は、本発明の1実施形態による、ユーザにさらなる視聴情報メニューを提供する双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図11】図11は、本発明の1実施形態による、ユーザが視聴情報を比較するために媒体を選択した際に、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図12】図12は、本発明の1実施形態による、視聴情報の比較結果を提供するための、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図13】図13は、本発明の1実施形態による、番組の一部に関する視聴情報を提供するための、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図14】図14は、本発明の1実施形態による、番組のジャンルに関する視聴情報を提供するための、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図15】図15は、本発明の1実施形態による、タイムスロット別に番組に関する視聴情報を提供するための、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図16】図16は、本発明の1実施形態による、ユーザに基づく視聴情報を提供するための、双方向テレビアプリケーションによって表示され得る例示的なディスプレイである。
【図17】図17は、本発明の1実施形態による、番組に合わせるか、または、番組を録画するかに基づく視聴情報をユーザに提供する際に関連する例示的なステップのフローチャートである。
【図18】図18は、本発明の1実施形態による、再生情報に基づく視聴情報をユーザに提供する際に関連する例示的なステップのフローチャートである。
【図19】図19は、本発明の1実施形態による、視聴情報の決定および配信に関連する例示的なステップのフローチャートである。
【図20】図20は、本発明の1実施形態による、今後の番組に関する視聴情報をユーザに提供する際に間連する例示的なステップのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
(発明の詳細な説明)
本発明の双方向テレビアプリケーションは、複数の異なるハードウェアプラットフォームに基づき得る。番組ガイドを実現する際に用いられ得る適切なハードウェアは、衛星受信機、パーソナルコンピュータテレビ(PC/TVS)、(例えば、テレビチューナカード付きの)パーソナルコンピュータ、ケーブルセットトップボックス、または、任意の他の適切なハードウェア等のハードウェアを含む。いくつかの実施形態において、双方向テレビアプリケーションは、視聴情報を測定するか、または、視聴情報を提供し得る視聴情報測定アプリケーションであり得る。いくつかの実施形態では、双方向テレビアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドであり得る。例示的な双方向テレビ番組ガイドシステムは、例えば、Kneeらの米国特許第5,589,892号、および、1999年7月16日に出願された、Knudsonらの米国特許出願第09/357,943号に記載されており、これら米国特許および特許出願の全体を本明細書中において参考として援用する。クライアントサーバ番組ガイドシステムは、例えば、1999年8月13日に出願された、Ellisらの米国特許出願第09/374,043号に記載されており、同特許出願の全体を本明細書中において参考として援用する。オンライン番組ガイドシステムは、例えば、1997年9月18日に出願された、Boyerらの米国特許出願第08/938,028号に記載されており、同特許出願の全体を本願明細書中において参考として援用する。
【0016】
双方向番組ガイドまたは他の双方向テレビアプリケーションにより、ユーザは、デジタルまたはアナログ格納デバイス(例えば、ビデオカセット、ハードディスク、フロッピー(R)ディスク、フラッシュメモリ、記録可能コンパクトディスク(CDS)、記録可能デジタルバーサタイルディスク(DVD)、または、任意の他のタイプのストレージ)に番組を録画することができる。デジタルストレージを有する双方向番組ガイドは、例えば、1998年9月17日に出願された、Hassellらの米国特許出願第09/157,256号に記載されており、同特許出願の全体を本明細書中において参考として援用する。媒体の記録はまた、番組ガイドまたは他のサーバによって行われ得る。遠隔サーバによるクライアントサーバに基づく番組ガイドの録画は、例えば、1999年6月11に出願された、Ellisらの米国特許出願第09/332,244号に記載されており、同特許出願の全体を本明細書中において参考として援用する。オンライン番組ガイドはまた、番組を録画し得るか、または、ユーザの機器に番組の録画を指示し得る。
【0017】
図1は、本発明の1実施形態による、例示的なシステム100を示す。主設備120は、アプリケーションデータソース160からのアプリケーションデータを双方向アプリケーション機器130に通信リンク110を介して提供する。複数のアプリケーションデータソースが存在し得るが、図面を過度に複雑にするのを避けるため、ここでは1つだけを示す。所望ならば、アプリケーションデータソースは、主設備120から離れた設備(例えば、ローカル情報サービス150)に位置付けされ得、ローカライズされた配信用の、主設備120に提供されるデータを有する。アプリケーションデータソース160は、(例えば、オペレータから手動で、コンピュータネットワークまたは他の接続、あるいは、ストレージ媒体を介して電気的に)データを入手し、主設備120によって配信するために、そのデータを電子フォームに入れる、任意の適切なコンピュータまたはコンピュータに基づくシステムであり得る。リンク110は、衛星リンク、電話ネットワークリンク、ケーブルまたは光ファイバリンク、マイクロ波リンク、インターネットリンク、このようなリンクの組み合わせ、または、任意の他の適切な通信リンクであり得る。ビデオ信号はまた、所望ならばリンク110を介して伝送され得る。
【0018】
ローカル情報サービス150は、ローカル地域に特有のデータを入手し、そのデータを通信リンク140を介して主設備120に提供する任意の適切な設備であり得る。ローカル情報サービス150は、例えば、気象データを測定する地元気象局、地元の高校および大学のスポーツ情報を入手する地元新聞、または、情報の任意の他の適切なプロバイダであり得る。ローカル情報サービス150は、例えば、主設備120に地元スキーレポート、釣り情報、メニュー等を提供するコンピュータを使った地元ビジネス、または、任意の他の適切な情報プロバイダであり得る。リンク140は、衛星リンク、ケーブルまたは光ファイバリンク、マイクロ波リンク、インターネットリンク、このようなリンクの組み合わせ、または、任意の他の適切な通信リンクであり得る。
【0019】
主設備120によって双方向アプリケーション機器130に伝送されるアプリケーションデータは、テレビ番組データ(例えば、番組識別子、時刻、チャンネル、タイトルおよび記述子)、および、テレビ番組リスト以外のサービスに関する他のデータ(例えば、ヘルプテキスト、ペイパービュー情報、天気情報、スポーツ情報、音楽チャンネル情報、関連するインターネットウェブリンク、関連するソフトウェア等)を含み得る。好ましくは、双方向アプリケーション機器130の多くの種類または設置例が存在するが、図面を過度に複雑にするのを避けるため、図1には1つのみを示す。
【0020】
番組ガイドデータのようなアプリケーションデータは、主設備120によって任意の適切なアプローチを用いて双方向テレビ番組ガイド機器130に伝送され得る。データファイルは、例えば、適切なインターネットに基づくアドレス方式およびプロトコルスタック(例えば、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)およびインターネットプロトコル(IP)を用いるスタック)を用いて、伝送されるオブジェクトとしてカプセル化され得る。データが主設備からテレビ配信設備に伝送されるシステムは、例えば、1999年6月11日に出願された、Gollahonらの米国特許出願第09/332,624号に記載されており、同出願の全体を本明細書中において参考として援用する。
【0021】
アプリケーションデータは、視聴情報を含み得る。別のアプローチでは、アプリケーションデータおよび視聴情報は、別々に受け取られ得る(例えば、ガイドデータを定期的にダウンロードして、視聴情報を定期的に受け取る)。
【0022】
双方向テレビアプリケーションは、双方向アプリケーション機器130にインプリメントされる。双方向アプリケーション機器130の5つの例示的な構成を図2A〜2Eに示す。図示されるように、双方向アプリケーション機器130は、配信設備180に位置付けられた配信機器170と、ユーザテレビ機器200とを含み得る。
【0023】
双方向テレビ番組ガイド等の双方向テレビアプリケーションは、図2Aおよび2Cの構成を用いてユーザテレビ機器200上で総合的に実行し得るか、または、図2Bおよび2Dに示されるように適切なクライアントサーバまたは分散型処理構成を用いて、一部はユーザテレビ機器200上で、一部は双方向アプリケーション機器130上で実行し得る。配信設備180は、任意の適切な配信設備であり得る(例えば、ケーブルシステムヘッドエンド、放送配信設備、または、任意の他の適切なタイプの配信設備であり得るか、または、配信機器170を有し得る)。
【0024】
図2A、2B、2Cおよび2Dの配信機器170は、アプリケーションデータをユーザテレビ機器200に通信経路190を介して提供する適切な機器である。図2Eにおいて、配信機器170は、番組ガイドデータ等のアプリケーションデータをインターネットサービスシステム220に、例えば、適切な通信ネットワークまたはインターネットリンクを介して提供し得る。配信機器170は、例えば、テレビチャンネルの垂直帰線消去期間内に、帯域内デジタル信号を用いて、帯域外デジタル信号を用いて、または、任意の他の適切なデータ伝送技術によって、テレビチャンネルの側波帯上に番組ガイドデータを配信するための適切な伝送ハードウェアを含み得る。アナログまたはデジタルビデオ信号(例えば、テレビ番組)はまた、配信機器170によって複数のテレビチャンネル上の通信経路190を介してユーザテレビ機器200に配信され得る。あるいは、ビデオは、ケーブルシステムヘッドエンド、放送配信設備、衛星テレビ配信設備、または、任意の他の適切なタイプのテレビ配信設備等のいくつかの他の適切な配信設備からユーザテレビ機器200へと配信され得る。
【0025】
通信経路190は、アプリケーションデータを配信するに適切な任意の通信経路であり得る。通信経路190は、例えば、衛星リンク、電話ネットワークリンク、ケーブルまたは光ファイバリンク、マイクロ波リンク、インターネットリンク、データオーバケーブルサービスインターフェース仕様(DOCSIS)リンク、このようなリンクの組み合わせ、または、任意の他の適切な通信リンクを含み得る。通信経路190は、好ましくは、配信設備180または他の配信設備が、ユーザテレビ機器200にテレビ番組を配信することが可能な十分な帯域幅を有する。典型的には、複数個のユーザテレビ機器200と、その複数に関連付けられた通信経路190が存在するが、図面を過度に複雑にするのを避けるため、図2A〜2Dにはユーザテレビ機器200と通信経路190との1つの組み合わせのみを示す。所望ならば、テレビ番組およびアプリケーションデータを別個の通信経路を介して提供してもよい。
【0026】
図2Bは、クライアントサーバに基づく、または、分散型双方向アプリケーションシステムにおける双方向アプリケーション機器130の例示的な構成を示す。図2Bに示されるように、配信機器170はサーバ210を含み得る。サーバ210は、ハードウェアおよびソフトウェアの任意の適切な組み合わせを用いて、クライアントサーバに基づくアプリケーションを提供することができる。サーバ210は、例えば、適切なデータベースエンジン(例えば、MicrosoftによるSQLサーバ)を実行し、ユーザテレビ機器200にインプリメントされたアプリケーションクライアントによって生成されたクエリに応答してアプリケーションデータを提供し得る。所望ならば、サーバ210を主設備120に配置してもよいし、または、ケーブルシステムヘッドエンド、放送配信設備、衛星テレビ配信設備、または、任意の他の適切なタイプのテレビ配信設備等の他の位置に配置してもよい。
【0027】
アプリケーションは、任意の適切なクライアントサーバに基づくアプローチを用いて、サーバ210からアプリケーションデータを取り出し得る。番組ガイドは、例えば、メッセージ等のSQLリクエストをサーバ210へ伝え得る。別の適切なアプローチでは、アプリケーションは、1つ以上の遠隔プロシージャ呼を用いて、サーバ210上に常駐する遠隔プロシージャを呼び出し得る。サーバ210は、このような呼び出された遠隔プロシージャについてSQLステートメントを実行し得る。なおさらなる適切なアプローチでは、アプリケーションによって実行されるクライアントオブジェクトは、例えば、オブジェクトリクエストブローカ(ORB)を用いてサーバ210によって実行されるサーバオブジェクトと通信し得る。これは、例えば、Microsoftの分散型コンポーネントオブジェクトモデル(DCOM)アプローチを用いることを含み得る。
【0028】
双方向アプリケーション機器130上にインプリメントされた番組ガイドは、任意の適切なネットワーク、および、所望ならばトランスポート層プロトコルを用いて、通信経路190を介してサーバ210と通信し得る。これらは、例えば、シーケンスパケット交換/インターネットワークパケット交換(SPX/IPX)層、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)層、アップルトークトランザクションプロトコル/データグラム配信プロトコル(ATP/DDP)層、DOCSISまたは任意の他の適切なネットワーク、および、トランスポート層プロトコルを含むプロトコルスタックを用いて通信し得る。
【0029】
図2Cおよび2Dは、例示的なインターネットに基づく双方向テレビアプリケーションシステムを示す。配信設備180は、例えば、インターネットサービスシステム220を含み得る。インターネットサービスシステム220は、インターネットに基づくアプローチ(例えば、ハイパーテキスト伝送プロトコル(HTTP))を用いて、アプリケーションデータをガイドに提供することが可能なハードウェアおよびソフトウェアの任意の適切な組み合わせを用い得る。所望ならば、インターネットサービスシステム220は、配信設備180から離れた設備に配置され得る。
【0030】
アプリケーションが、図2Cに示される双方向アプリケーション機器130のユーザテレビ機器200上にインプリメントされる場合、インターネットサービスシステム220(または、インターネットサービスシステム220に接続される配信設備180にある他の適切な機器)は、任意の適切なインターネットに基づくアプローチを用いて(例えば、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)型リンクを介したハイパーテキスト伝送プロトコル(HTTP)を用いて)、アプリケーションデータをインターネットまたは配信機器170を介してユーザテレビ機器200に提供し得る。双方向アプリケーション機器130上にインプリメントされた双方向テレビアプリケーションが図2Dに示されるクライアントサーバガイドである場合、サーバ210は、インターネットサービスシステム220からアプリケーションデータを入手し得る。しかしながら、アプリケーションはまた、インターネット接続を介して、インターネットサービスシステム220からアプリケーションデータを入手してもよい。
【0031】
別の適切な構成では、配信機器170は、双方向テレビアプリケーションの第1の部分または第1のバージョンがインプリメントされる、コンピュータ機器または他の適切なハードウェアを含み得る。アプリケーションの第2の部分または第2のバージョンは、ユーザテレビ機器200上にインプリメントされ得る。双方向番組ガイドの2つのバージョンまたは2つの部分は、任意の適切なピアツーピア通信方式(例えば、メッセージング、遠隔プロシージャ呼等)を用いて通信し、配信設備180とユーザテレビ機器200との間で分散して双方向アプリケーション機能を実行し得る。
【0032】
オンライン番組ガイド等のオンラインアプリケーションが双方向アプリケーション機器130にインプリメントされた別の適切な構成を図2Eに示す。オンライン番組ガイドシステムは、例えば、1997年9月18日に出願された、Boyerらの米国特許出願第08/938,028号に記載されており、同出願の全体を本明細書中において参考として援用する。ユーザは、アプリケーションクライアントまたはウェブブラウザがインプリメントされたパーソナルコンピュータ(PC)240を有し得る。パーソナルコンピュータ240は、インターネットリンク230を介してインターネットサービスシステム220に接続され得る。インターネットサービスシステム220は、オンラインサーバアプリケーションまたはウェブサイトを提供可能なコンピュータハードウェアおよびソフトウェアの任意の適切な組み合わせを用い得る。配信設備180からアプリケーションデータを入手するインターネットサービスシステム220を示す。他の適切なアプローチにおいて、インターネットサービス220は、例えば、主設備120、ローカル情報サービス150、または、アプリケーションデータの任意の他の適切なソース等の他のシステムから情報を入手し得る。
【0033】
アプリケーションデータは、アプリケーションが使用するセットトップボックスに格納され得る。例えば、2週間分のテレビ番組リストデータが、アプリケーションによって格納され得る。アプリケーションデータのすべてまたは一部が、オンデマンドで、または、連続したデータストリームで、あるいは、定期的なデータストリームで提供され得るか、または、任意の他の適切なアプローチを用いて提供され得る。アプリケーションデータは、番組用のユニバーサル識別子を含み得る。識別子は、現在再生または録画されている番組が何であるかをシステムプロバイダに示すために、再生または録画時にアプリケーションによって用いられ得る。アプリケーションデータは、フィードバックの粒度を最大にするために、コマーシャル、番組内のシーン、または、任意の他の媒体あるいは媒体の一部についての識別子を含み得る。システムプロバイダは、番組ガイドプロバイダ、テレビサービスプロバイダ、インターネットサービスプロバイダ、アプリケーションプロバイダ、ケーブルシステムオペレータ、放送または衛星テレビオペレータ等であり得る。アプリケーションデータは、視聴情報を含み得る。しかしながら、アプリケーションデータおよび視聴情報は、別々に受け取ってもよい。
【0034】
いくつかの実施形態では、ローカル情報サービス150は、地元地域に特定の視聴情報を測定し、受け取るための任意の適切な設備であり得る。ローカル情報サービス150は、視聴情報を通信リンク140を介して主設備120に提供し、配信設備180(例えば、ケーブルシステムヘッドエンド)に蓄積し得る。ローカル情報サービスは、例えば、国および地元の視聴情報を入手するために用いられ得る。
【0035】
視聴情報は、視聴検出機器155または視聴情報を測定可能な任意の他の適切な機器によって受け取られ得る。視聴検出機器155は、リンク140を介して1つ以上の双方向アプリケーション機器130(例えば、セットトップボックス)から視聴情報を収集し得る。いくつかの実施形態では、視聴検出機器155は、双方向アプリケーション機器130の一部であってもよいし、主設備120の一部であってもよいし、または、別個の機器であってもよい。視聴情報は、視聴検出機器155、双方向アプリケーション機器130、または、情報を格納する任意の他の適切な機器に格納され得る。
【0036】
双方向アプリケーション機器130は、図2A〜2Eに示される所与のアプローチにしたがって視聴情報を検出し得る。本発明のいくつかの実施形態は、ユーザテレビ機器200から視聴情報を入手し得る。視聴情報は、各ユーザテレビ機器200から配信設備180に通信リンク190を介して伝送され得る。視聴情報は、配信設備180に蓄積され得る。配信設備180は、蓄積された視聴情報をユーザテレビ機器200に配信し得る。別の適切なアプローチでは、視聴情報は、主設備120によって蓄積され得る。配信設備180に格納された視聴情報は、主設備120に伝送されて蓄積され得る。主設備120は、視聴情報を蓄積し、その視聴情報をユーザテレビ機器200に配信し得る。
【0037】
視聴情報は、任意の適切なアプローチを用いて、ユーザの機器に配信され得る。視聴情報は、例えば、媒体が配信される際に、媒体のすべてまたは一部について自動的に配信され得る。視聴情報は、媒体とともに(例えば、垂直帰線消去期間(VBI)またはデジタルフィールドで)提供されてもよいし、または、媒体とは別個に提供されてもよい。あるいは、データは、表示用に必要とされた場合にのみ、サーバ(例えば、サーバ210)からリクエストされてもよい。
【0038】
ユーザテレビ機器200の例示的な構成を図3に示す。図3のユーザテレビ機器200は、ビデオまたはデジタルビデオストリーム、および、データを番組配信設備またはいくつかの他の適切な設備等の配信設備180(図2A)から入力250において受け取る。通常のテレビ視聴の間、ユーザは、セットトップボックス260を所望のテレビチャンネルに合わせる。次いで、そのテレビチャンネルの信号がビデオ出力270にて提供される。出力270に供給される信号は、典型的には、所定のチャンネル(例えば、チャンネル3または4)上の無線周波数(RF)信号、または、アナログ復調ビデオ信号のいずれかであるが、適切なデジタルバス(例えば、電気電子学会(IEEE)1394規格を用いたバス(図示せず))を介してテレビ280に提供されるデジタル信号であってっもよい。出力270におけるビデオ信号は、オプションである二次格納デバイス290によって受け取られる。
【0039】
双方向テレビアプリケーションは、セットトップボックス260、(テレビ280が適切な処理回路およびメモリを有する場合には)テレビ280、テレビ280に接続された適切なアナログまたはデジタル受信機、または、デジタル格納デバイス300が適切な処理回路およびメモリを有する場合にはデジタル格納デバイス300上で実行し得る。双方向テレビアプリケーションはまた、これらのデバイスの適切な組み合わせ上で協同して実行し得る。協同双方向テレビ番組ガイドアプリケーションが複数のデバイス上で実行する双方向テレビアプリケーションシステムは、例えば、1998年11月5日に出願された、Ellisの米国特許出願第09/186,598号に記載されており、同出願の全体を本明細書中で参考として援用する。
【0040】
二次格納デバイス290は、任意の適切なタイプのアナログまたはデジタル番組格納デバイスまたはプレーヤ(例えば、ビデオカセットレコーダ(VCR)、パーソナルビデオレコーダ(PVR)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)プレーヤ等)であり得る。番組の録画および他の機能は、制御経路310を用いてセットトップボックス260によって制御され得る。二次格納デバイス290が、ビデオカセットレコーダまたはパーソナルビデオレコーダである場合、例えば、典型的な制御経路310は、通常、リモコン320等のリモコンからのコマンドを受け取るレコーダ内の赤外線受信機に接続された赤外線送信機の使用を含む。リモコン320は、セットトップボックス260、二次格納デバイス290およびテレビ280を制御するために用いられ得る。
【0041】
所望ならば、ユーザは、番組、アプリケーションデータ、または、これらの組み合わせをオプションであるデジタル格納デバイス300にデジタル形式で記録することができる。デジタル格納デバイス300は、書き換え可能な光格納デバイス(記録可能なDVDディスクを取り扱うことができるDVDプレーヤ等)、磁気格納デバイス(ディスクドライブまたはデジタルテープ等)、または、任意の他のデジタル格納デバイスであり得る。デジタル格納デバイスを有する双方向テレビ番組ガイドシステムは、例えば、1998年9月17日に出願された、Hassellらの米国特許出願第09/157,256号に記載されており、同出願の全体を本明細書中で参考として援用する。
【0042】
デジタル格納デバイス300は、セットトップボックス260内に含まれていてもよいし、または、出力ポートおよび適切なインターフェースを介してセットトップボックス260に接続された外部デバイスであってもよい。必要ならば、セットトップボックス260内の処理回路は、受け取ったビデオ信号、オーディオ信号およびデータ信号をデジタルファイルフォーマットにフォーマットする。好ましくは、ファイルフォーマットは、動画専門家グループ(MPEG)MPEG−2規格またはムービングジョイントフォトグラフィックエキスパートグループ(MJPEG)規格のようなオープンファイルフォーマットである。得られるデータは、適切なバス(例えば、電気電子学会(IEEE)1394規格を用いたバス)を介してデジタル格納デバイス300へと流れ、デジタル格納デバイス300に格納される。別の適切なアプローチでは、MPEG−2データストリームまたは一連のファイルは、配信機器170から受け取られ、格納され得る。
【0043】
テレビ280は、二次格納デバイス290から通信経路330を介してビデオ信号を受け取る。通信経路330上のビデオ信号は、予め記録された格納媒体(例えば、ビデオカセットまたは記録可能なデジタルビデオディスク)を再生した場合には、二次格納デバイス290によって生成され得るか、予め記録されたデジタル媒体を再生する場合には、デジタル格納デバイス300によって生成され得るか、セットトップボックス260から通され得るか、二次格納デバイス290がユーザテレビ機器200に含まれない場合には、セットトップボックス260からテレビ280に直接提供され得るか、または、テレビ280によって直接受け取られ得る。通常のテレビ視聴をしている間、テレビ280に提供されたビデオ信号は、ユーザがセットトップボックス260を用いて合わせた所望のチャンネルに相当する。ビデオ信号はまた、セットトップボックス260を用いてデジタル格納デバイス300に格納された情報を再生する際に、セットトップボックス260によってテレビ280に提供され得る。
【0044】
セットトップボックス260はメモリ340を有し得る。メモリ340は、ランダムアクセスセウメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、このようなデバイスの組み合わせ等である任意のメモリまたは他の格納デバイスであり得、双方向アプリケーションが使用する番組ガイドアプリケーション命令およびアプリケーションデータを格納するに適している。
【0045】
セットトップボックス260は、配信機器170、サーバ210またはインターネットサービスシステム220と通信経路190を介して直接通信する通信デバイス350を有し得る。通信デバイス350は、モデム(例えば、任意の適切なアナログまたはデジタル規格、セルラーまたはケーブルモデム)、ネットワークインターフェースカード(例えば、イーサネット(R)カード、トークンリングカード等)、または、他の適切な通信デバイスであり得る。通信デバイス350はまた、例えば、図2Cおよび2Dに示される構成における、インターネット接続を有するパーソナルコンピュータであってもよい。テレビ280はまた、所望ならば、このような適切な通信デバイスを有し得る。別のアプローチでは、ユーザテレビ機器200は、適切なリターン経路を用いた配信機器170を介して、インターネットサービスシステム220と通信し得る。
【0046】
図3のユーザテレビ機器200のより一般化した実施形態を図4に示す。図4に示されるように、配信設備180(図2A)からの番組ガイドデータは、ユーザテレビ機器200の制御回路360によって受け取られる。制御回路360の機能は、図2Aおよび2Bのセットトップボックス構成を用いて提供され得る。あるいは、これらの機能は、最新式テレビ受信機、パーソナルコンピュータテレビ(PC/TV)、または、任意の他の適切な構成に組み込まれ得る。所望ならば、このような構成の組み合わせを用いてもよい。
【0047】
ユーザテレビ機器200はまた、番組を記録する二次格納デバイス370およびデジタル格納デバイス380を有し得る。二次格納デバイス370は、任意の適切なタイプのアナログまたはデジタル番組格納デバイス(例えば、ビデオカセットレコーダ(VCR)、パーソナルビデオレコーダ(PVR)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)等)であり得る。番組記録および他の特徴は、制御回路360によって制御され得る。デジタル格納デバイス380は、例えば、書き換え可能な光格納デバイス(記録可能なDVDディスクを取り扱うことができるDVDプレーヤ等)、磁気格納デバイス(ディスクドライブまたはデジタルテープ等)、または、任意の他のデジタル格納デバイスであり得る。
【0048】
ユーザテレビ機器200はまたメモリ390を有し得る。メモリ390は、ランダムアクセスセウメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、このようなデバイスの組み合わせ等である任意のメモリまたは他の格納デバイスであり得、制御回路360が使用するアプリケーション命令およびアプリケーションデータを格納するに適している。
【0049】
図4のユーザテレビ機器200はまた、アプリケーションと、配信機器170、サーバ210またはインターネットサービスシステム220との間の通信経路190を介した通信をサポートする通信デバイス400を有し得る。通信デバイス400は、モデム(例えば、任意の適切なアナログまたはデジタル規格、セルラーまたはケーブルモデム)、ネットワークインターフェースカード(例えば、イーサネット(R)カード、トークンリングカード等)、または、他の適切な通信デバイスであり得る。
【0050】
ユーザは、ユーザ入力デバイス410を用いてユーザテレビ機器200の動作を制御し得る。ユーザ入力デバイス410は、ポインティングデバイス、無線リモコン、キーボード、タッチパッド、音声認識システム、または、任意の他の適切なユーザ入力デバイスであり得る。テレビを見るためには、ユーザは、制御回路360に所望のテレビチャンネルをディスプレイデバイス420上に表示するように指示する。ディスプレイデバイス420は、任意の適切なテレビ、モニタ、または、他の適切なディスプレイデバイスであり得る。アプリケーションの機能にアクセスするためには、ユーザは、双方向アプリケーション機器130上にインプリントされたアプリケーションに、メインメニューまたは他の所望の表示を生成し、ディスプレイプデバイス420上に表示するよう指示し得る。音声にアクセスするためには、ユーザは、制御回路360に、オーディオ媒体をオーディオデバイス425に提供するよう指示し得る。オーディオデバイス425は、ディスプレイデバイス420の一部であってもよいし、別個であってもよい。
【0051】
いくつかの実施形態は、番組の人気を示すために、番組の視聴測定結果をユーザに提示し得る。番組は、テレビ番組、ペイパービュー(PPV)番組、ニアビデオオンデマンド(NVOD)番組、ビデオオンデマンド(VOD)番組、音楽、広告、宣伝材料、または、任意の他のビデオまたはオーディオ媒体を含み得る。図5〜15は、視聴測定情報を提供する例示的なディスプレイを示す。図5〜15の例では、視聴情報は、例示的なテレビアプリケーションによって提供される。本発明は、主に、双方向テレビ番組ガイドのコンテキストにおいて説明されるが、ユーザインターフェースは、オーディオアプリケーション、ビデオアプリケーション、または、任意の他の適切なガイドアプリケーションの一部であってもよい。
【0052】
本明細書中に記載されるディスプレイは、ディスプレイ500上に重ねられるフリップバー505、または、ビデオあるいはアプリケーションを含み得る。フリップバー505は、例えば、ユーザの現在のチャンネルと番組とを特定し得る。フリップバー505は、例えば、双方向広告510、番組解説領域515、ロゴ520および現在時刻525をユーザに提供し得る。番組の解説に加えて、番組解説領域はまた、チャンネルインジケータ530と視聴制限535とを含み得る。双方向広告510は、ディスプレイ500の一部として表示され得る。所望ならば、広告510はまたパッシブであり得る。フリップバー505は、所定時間動作しないと、消え得る(例えば、次第に消える)。
【0053】
いくつかの実施形態は、例えば、ユーザがチャンネルを変更した際に視聴情報をユーザに提供し得る。視聴情報は、フリップディスプレイ、ブラウズディスプレイ、番組リスト、広告、または、任意の他の適切なディスプレイとともに提供され得る。図5は、ユーザがチャンネル間をフリップする際に表示され得る例示的なディスプレイ500(例えば、フリップディスプレイ)を示す。ディスプレイ500および本明細書中で説明される他のディスプレイは、視聴情報をユーザに提供する。視聴情報は、ユーザが見ている番組上に重ねられてもよいし、オーディオ媒体を介して表現されてもよいし、ユーザがガイドアプリケーションから番組リストを選択した際に表示されてもよいし、ユーザが番組リストをブラウズする際に表示されてもよいし、ユーザが記録済媒体を選択して再生する際に表示されてもよいし、または、ユーザが視聴情報アイコン550を選択した際に表示されてもよい。例えば、ディスプレイ500は、種々の番組ガイド機能用のオプションを含み得る。ユーザが、例えば、リモコンを用いて別の番組または別のアプリケーションへフリップすることを決めると、ディスプレイ500は、ユーザの現在のビデオまたはアプリケーションに関する視聴情報を提示し得る。別の適切なアプローチでは、ユーザの現在のビデオまたはアプリケーションに関する視聴情報は、ユーザが視聴情報アイコン550を選択した際に提示され得る。いくつかの実施形態では、視聴情報アイコン550または視聴情報は、ユーザが最初にディスプレイ500にアクセスした際に所定の期間だけ表示され得、その後、消え得る。視聴情報を表示する任意の他のアプローチを用いてもよい。
【0054】
視聴情報は、視聴率、特定の番組の視聴規模、特定の番組の市場占有率、または、番組または他の媒体の視聴に関する任意の他の適切な情報をユーザに提供し得る。視聴情報は、従来の手段によって、または、媒体の再生あるいは記録に応答して入手され得る。
【0055】
視聴情報は、例えば、現在視聴中、記録中、または、図6に示されるようにリアルタイムでこれらを組み合わせて行っている番組の視聴サイズをユーザに提示し得る。ディスプレイ600は、グラフィック605をオーバーレイすることによってユーザに視聴情報を提示し得る。このグラフィック605は、例えば、ユーザが現在視聴している番組と、そのタイムスロットにおける他の番組との比較を示すパイチャートである。このシステムは、任意の適切なパッシブまたは双方向テキスト、グラフィックス、動画、ビデオ、オーディオ、これらの任意の組み合わせ、または、任意の他の適切なコンテンツを用いて、視聴情報または視聴情報アイコン550を提示し得る。
【0056】
いくつかの実施形態は、ユーザのリクエストに応答して視聴情報を提供し得る。視聴情報は、表示に必要とされる場合のみサーバからリクエストされてもよい。ユーザは、例えば、視聴情報アイコン550(図5)をクリックすることによって、または、視聴情報アイコン550が表示されるか強調表示された場合にリモコン上の特定のキーを押すことによって、視聴情報を入手できる。視聴情報アイコン550をクリックするか、または、表示された視聴情報をクリックすると、ディスプレイ(例えば、ディスプレイ500)は、例えば、ディスプレイ上にオーバーレイしたグラフィック605を有する別のディスプレイと置き換えられ、ユーザにはその別のディスプレイが提示され得る。
【0057】
いくつかの実施形態は、広告(例えば、コマーシャルまたは任意の他の宣伝材料)を追跡して、広告のアピール箇所を決定し得る。ディスプレイ500は、広告用の広告視聴情報をユーザに提示し得る。広告視聴情報560は、広告視聴率、その広告の視聴規模、その広告の市場占有率、または、任意の他の適切な情報を含み得る。広告視聴情報は560は、広告510上にオーバーレイしてもよいし、ユーザが広告510を選択した際に表示されてもよいし、ユーザが広告をブラウズしている際に表示されてもよいし、ユーザが記録済媒体を選択して再生する際に表示されてもよいし、または、任意の他の適切なアプローチを用いて表示されてもよい。
【0058】
別の適切なアプローチでは、ディスプレイ600は、グラフィック610をオーバーレイすることによってユーザに広告視聴情報を提示し得る。このグラフィック610は、例えば、ユーザが現在視聴している広告の人気を示すパイチャートである。このシステムは、任意の適切なパッシブまたは双方向テキスト、グラフィックス、動画、ビデオ、オーディオ、これらの任意の組み合わせ、または、任意の他の適切なコンテンツを用いて、広告視聴情報560を提示し得る。広告の使用動向をモニタリングする番組ガイドシステムは、例えば、1998年8月25日に出願された、Thomasらの米国特許出願第09/139,798号に記載されており、同出願の全体を本明細書中において参考として援用する。
【0059】
いくつかの実施形態は、ブラウズディスプレイで視聴情報をユーザに提示し得る。図7は、例示的なブラウズディスプレイ700を示す。双方向テレビアプリケーションは、ブラウズディスプレイ700を表示し得る。例えば、ユーザがリモコン上のボタンを選択したのに応答して、ディスプレイ700が表示され得る。ディスプレイ700は、例えば、ユーザが、特定のチャンネルの番組を視聴し続けつつ、他のチャンネルで、他の時間に再生されている番組の情報をブラウズすることを可能にし得る。別のアプローチでは、ブラウズディスプレイ700は、例えば、フリップディスプレイ500と同様であり得る。ディスプレイ700は、例えば、ロゴ520、時間525、メール710、双方向広告715、および、任意の他の適切なグラフィックスまたは広告等の複数のグラフィックスおよび広告を含み得る。1つ以上の双方向広告715は、ディスプレイ700の一部として表示され得る。所望ならば、広告715はまたパッシブであってもよい。
【0060】
ディスプレイ700により、ユーザは、例えば、リモコン上の「上」、「下」、「左」および「右」矢印を押すことによって、他のチャンネルのタイムスロットの番組リストをブラウズしたい旨を示すことができる。ディスプレイ700は、ディスプレイ700上に重ねられたユーザの現在のビデオまたはアプリケーションを含み得る。ディスプレイ700はまた、例えば、ユーザの選択したチャンネルおよび番組を特定し得るブラウズバー720を含み得る。番組の解説に加えて、ブラウズバー720はまた、チャンネルインジケータ725および視聴制限730を含み得る。ディスプレイ700はまた視聴情報を含み得る。ディスプレイ700はまた視聴情報アイコン550を含み得る。視聴情報または視聴情報アイコン550は、ユーザが現在選択しているビデオまたはアプリケーション上にオーバーレイされ得る。視聴情報アイコン550はまた、ブラウズバー720上にオーバーレイされてもよい。視聴情報は、視聴率、特定の番組の視聴規模、特定の番組の市場占有率、現在の番組または選択された番組に関連する任意の他の適切な情報をユーザに提供し得る。このシステムは、任意の適切なパッシブまたは双方向テキスト、グラフィックス、動画、ビデオ、オーディオ、これらの任意の組み合わせ、または、任意の他の適切なコンテンツを用いて、視聴情報および視聴情報アイコン550を提示し得る。
【0061】
双方向テレビアプリケーションまたは任意のガイドアプリケーションは、番組リストとともに視聴情報を提示し得る。例えば、図8の例示的なディスプレイ800は、現在の番組および記録済番組の番組リストをユーザに提供する双方向テレビアプリケーションによって表示され得る。ディスプレイ800は、1つ以上の番組リスト(例えば、リスト810、リスト815)を含む番組リスト領域820を含む。1つ以上のリスト810は、特定の時間に放映する特定のチャンネル上の番組に関する情報をユーザに提供し得る。リスト810は、チャンネル98〜チャンネル102上で8:00PMに放映される番組名を含む。しかしながら、リスト810およびリスト815は、番組の解説、視聴率、視聴情報(または、視聴情報が利用可能であるかを示すアイコン)、および、他の適切な情報等の他の媒体関連情報を含み得る。ディスプレイ800は、ユーザが記録済媒体のリストにアクセスし得るように、リスト815を提供し得る。リスト815は、例えば、PVRデバイスによって記録された番組名、および、記録日を含む。ディスプレイ800はまた、ロゴ520、広告715、メール710、任意の他のグラフィックス、任意の他の動画、または、任意の他の適切なコンテンツを含み得る。
【0062】
示されるように、番組リスト領域820は、番組リストをリスト状にして提供し、チャンネル番号、コールサイン、所与のタイムスロットの番組タイトルを表示する。図示されるリストは単なる例示に過ぎない。任意の他の適切なアプローチを用いてもよい。
【0063】
ユーザは、例えば、リストを選択することによってリストに関するさらる情報にアクセスしたい旨を示すことができる。ユーザがリスト(例えば、「Jan.7:60Minutes」)を選択すると、双方向テレビアプリケーションは、番組情報を提示し得る。例示的なディスプレイ900を図9に示す。ディスプレイ900は、例えば、(例えば、タイトル領域915に)番組のタイトル、番組の解説(例えば、解説905)、番組の視聴率(例えば、視聴率920)、または、任意の他の適切な情報を含み得る。番組がユーザによって記録されている場合には、ディスプレイ900は、記録日および記録時間を提供し得る。番組が放送予定である場合には、ディスプレイ900は、例えば、番組が放送されるチャンネルおよび時間をユーザに提示し得る。
【0064】
番組情報ディスプレイ900はまた、視聴情報をユーザに提供し得る。視聴情報領域910は、例えば、番組が再生される回数、現在視聴中または記録中の番組の視聴規模または市場占有率、または、任意の他の適切な情報を含み得る。視聴情報領域910はまた、「詳細」ボタン925を含み得る。図示されるように、ユーザは、強調表示領域930を「詳細」ボタン925上に配置し、例えば、リモコン上の「OK」キーを押すことによって、この「詳細」ボタン925を選択することができる。「詳細」ボタン925は、さらなる視聴情報をユーザに提供し得る。視聴情報領域910は、任意の適切な双方向またはパッシブテキスト、グラフィックス、動画、オーディオ、ビデオ、これらの任意の組み合わせ、または、任意の他の適切なコンテキストを含み得る。説明される任意のディスプレイと同様に、ディスプレイ900はまた、複数のグラフィックス、動画、選択可能な広告、ビデオウィンドウ、または、任意の他の適切なコンテンツを含み得る。
【0065】
ユーザが「詳細」ボタン925を強調表示し、リモコン上の「OK」キーを押すと、双方向テレビアプリケーションは、詳細な視聴情報を提供し得る。例示的な詳細な視聴情報ディスプレイ1000を図10に示す。ディスプレイ1000は、「番組比較」ボタン1005、「番組の一部」ボタン1010、「番組のジャンル」ボタン1015、「時間別の番組」ボタン1020、および、「視聴者別比較」ボタン1025を含み得る。
【0066】
「番組比較」ボタン1005によって、ユーザは、複数の番組または他の媒体の視聴情報を比較することができる。ユーザがこのボタン1005を選択すると、双方向テレビアプリケーションは、ユーザに図11に示される例示的なディスプレイ1100を提示し得る。ディスプレイ1100は、リスト810およびリスト815等の複数の番組リストを含む番組リスト領域820を提供し得る。ディスプレイ1100はまた、各番組リストの隣にあるチェックボックス1105を含み得る。ユーザが、例えば、インジケータ1110をチェックボックス1105内に配置することによって、比較する媒体を選択することができる。図11に示されるように、ユーザは、「I Love Lucy」、「The
Wood」、および、「Dawson’s Creek」に関する視聴情報を比較することを選択している。媒体を選択し、例えば、リモコン上の「OK」キーを押すと、アプリケーションは、ユーザを図12に示される例示的なディスプレイ1200へと移し得る。視聴情報は、ディスプレイ1200に表示され得る。図12に示されるように、グラフィック1205は、「I Love Lucy」、「The Wood」、および、「Dawson’s Creek」間の視聴規模の比較を示すパイチャートである。視聴情報は、グラフィック1205をオーバーレイすることによって提供され得る。グラフィック1205は、パイチャート、グラフ、視聴情報の比較を提供する任意の適切なコンテンツであり得る。
【0067】
「番組の一部」ボタン1010によって、ユーザは、特定の時間における媒体の視聴情報を視聴することができる。例えば、ユーザは、番組内のあるシーンに関する視聴情報を視聴することができる。ユーザがボタン1010を選択すると、双方向テレビアプリケーションは、図13に示される例示的なディスプレイ1300をユーザに提示し得る。ディスプレイ1300は、時間の一部を提供し得るメニューバー1305を含む。メニューバー1305は、ドロップダウンメニュー、ポップアップウィンドウ、または、任意の他の適切なインターフェースであり得る。いくつかの実施形態において、メニューバー1305は、選択された媒体のシーン名を含み得る。図13に示されるように、メニューバー1305は、番組の最初の10分間の視聴情報を提供するように設定されている。視聴情報は、グラフィック1310およびグラフィック1315をオーバーレイすることによって提供され得る。例えば、グラフィック1310は、番組の最初の10分間の間にチャンネルを変更したユーザの数を表示する。グラフィック1315は、「I Love Lucy」の最初の10分間を見たかまたは記録したユーザの数、対、同じタイムスロットで任意の他の番組を見ているユーザの数を表示する。グラフィック1310およびグラフィック1315は、パイチャート、グラフ、視聴測定結果を提供する任意の適切なコンテンツであり得る。
【0068】
「番組のジャンル」ボタン1015は、同じカテゴリの他の媒体と比較した際に、番組の視聴情報をユーザに提示し得る。例えば、ユーザは、ホームコメディに関する視聴情報を視聴し、その視聴情報と他のホームコメディからの視聴情報とを比較し得る。ユーザがボタン1015を選択すると、双方向テレビアプリケーションは、図14に示される例示的なディスプレイ1400をユーザに提供し得る。ディスプレイ1400は、タイトル1410およびおよび視聴情報1415を含み得るリスト1405を含む。リスト1405は、ドロップダウンメニュー、ポップアップウィンドウ、または、ホームコメディを示し、各視聴情報を提供するに適した任意の他のリストであり得る。視聴情報は、グラフィック1420をオーバーレイすることによって提供され得る。例えば、グラフィック1420は、「I Love Lucy」を見た、または、記録したユーザ数、対、ホームコメディカテゴリの任意の他の番組を見ているユーザ数を表示する。グラフィック1420は、パイチャート、グラフ、視聴測定結果を提供する任意の適切なコンテンツであり得る。
【0069】
「時間別番組」ボタン1030は、同じタイムスロットの他の媒体と比較して、番組の視聴情報をユーザに提示し得る。例えば、ユーザは、8:00PMに放送される番組の視聴情報と、8:00PMに放送される他の番組の視聴情報とを比較し得る。ユーザがボタン1020を選択すると、双方向テレビアプリケーションは、図15に示される例示的なディスプレイ1500をユーザに提示し得る。ディスプレイ1500は、グラフィック1505をオーバーレイすることによって提供され得る視聴情報を含む。図示されるように、グラフィック1505は、ユーザの30%が、8:00PMのタイムスロットの他の番組を見たユーザに対して、8:00PMの「I Love Lucy」を見た、または、記録したことを示す。グラフィック1505は、パイチャート、グラフ、視聴測定結果を提供する任意の適切なコンテンツであり得る。
【0070】
ディスプレイ1000は、「視聴者別比較」ボタン1025を含み得る。このボタンを選択すると、ユーザは、これに関するユーザ群を選択して、視聴情報を表示し得る。この選択(図示せず)は、他のディスプレイのいずれか(例えば、図12〜15)に修正するために用いられ得る。例えば、図16の例示的なディスプレイ1700は、ユーザが、同じ郵便番号の視聴者に関する視聴情報を選択し、「時間別番組」ボタン1030を選択した場合に示され得る。ディスプレイ1700は、グラフィック1705をオーバーレイすることによって提供され得る視聴情報を含む。図示されるように、グラフィック1705は、「I Love Lucy」を見ている国全体のユーザに対して、ユーザの30%が、「I Love Lucy」を見ているか、または、記録しているユーザの郵便番号であることを示す。グラフィック1705は、パイチャート、グラフ、視聴測定結果を提供する任意の適切なコンテンツであり得る。いくつかの実施形態において、ユーザは、国データ(例えば、国全体にわたる全ユーザ)、地域データ(例えば、ユーザの地理的な領域の全ユーザ)、または、市場データ(例えば、特定の市場/メトロエリアの全ユーザ)を選択可能にし得る。ユーザは、郵便番号のような位置情報を入力するように要求され得るか、または、双方向アプリケーションは、例えば、配信設備の位置に基づいてその位置を知ることができる。ユーザは、双方向アプリケーションが、そのユーザと同じ人口統計学のユーザとを比較し得る人口統計学的な比較を選択し得る。ユーザは、識別情報を入力するように要求され得るか、ユーザのプロフィールからの情報を用い得るか、人口統計学的情報がユーザの動向のモニタリングに基づき得るか、または、人口統計学的情報が、任意の他の適切なアプローチを用いて収集され得る。
【0071】
図17〜20は、本発明の実施形態の種々の特徴の提供に関するステップのフローチャートである。実際、示されるステップの1つ以上が、他のステップと組み合わされてもよいし、任意の適切な順番で行われてもよいし、または、省略してもよい。
【0072】
図17は、本発明の1実施形態による、視聴情報の提供に関する例示的なステップのフローチャートである。双方向テレビアプリケーションは、ユーザのプロフィールへのアクセス権をユーザに提供し得る。ステップ1605において、ユーザがユーザのプロフィールにアクセスしているという印を(例えば、セットトップボックス260によって)受け取る。プロフィールは、ユーザ別に作成され得、ユーザを区別するように維持され得る。例えば、1家庭内に複数のユーザが、異なる時刻に同じ記録済番組をみるかもしれない。複数のユーザを考慮することによって、(図19において後述するように)視聴情報の粒度が向上し得る。いくつかの実施形態では、ユーザは、例えば、ユーザ名とパスワードとを入力することによって、ログインし得る。しかしながら、ユーザは、ログインする必要がないかもしれない。ユーザがログインするアプローチにおいて、システムは、ユーザの情報を取り出すためのログイン情報を使用し得る。ユーザの情報は、識別情報(例えば、名前)、人口統計学的情報(例えば、年齢、性別、収入等)、以前の媒体の選択、再生された番組、興味、お気に入り、または、任意の他の適切な情報を含み得る。
【0073】
ステップ1610において、ユーザが番組を特定したという印を(例えば、セットトップボックス260によって)受け取る。ユーザは、例えば、リモコン上のボタンまたはセットトップボックス260を押すことによって番組を選択し得る。番組を選択するステップは、番組リストをブラウズするステップを包含し得る。番組リストは、現在の番組、今後の番組、記録済番組、または、任意の他の適切な媒体を含み得る。任意の他の適切なアプローチを用いてもよい。ユーザの印に応答して、ユーザに、番組または任意の他の媒体が提供され得る。ユーザが番組または他の媒体を視聴する際、ステップ1615において、視聴情報がユーザに提示され得る。視聴情報は、グラフィックスおよび動画等の媒体とともに提供され得る。しかしながら、視聴情報はまた、媒体とは別個に提供されてもよい。
【0074】
別の適切なアプローチでは、視聴情報は、番組そのものを提供することなく、番組または任意の他の媒体に関する情報とともに提供され得る(例えば、同調されていないかもしれない)。例えば、ユーザに番組リストが提供され得る。ユーザがそのリストから1つの番組を選択した場合、双方向テレビアプリケーションは、ユーザに図9に示される情報画面を提供し得る。次の番組に関する視聴情報は、その番組に関するさらなる情報を視聴することを選択したユーザ数、前もってその番組を購入している視聴者数、リマインダの予約設定をしたユーザ数、その番組を記録するように予約したユーザ数、または、任意の他の適切なアプローチに基づき得る。以降では、次の番組に関する視聴情報の提供に関連するステップを図20において説明する。
【0075】
別の適切なアプローチでは、視聴情報は、垂直帰線消去期間(VBI)で提供され得る。視聴情報は、任意の他の適切なアプローチを用いて提供され得、任意の適切なパッシブまたは双方向テキスト、グラフィックス、動画、ビデオ、オーディオ、これらの任意の組み合わせ、または、任意の他の適切なコンテンツを用いて、ユーザに提供され得る。
【0076】
ステップ1620において、ユーザが特定したアクションの印を受け取る。アクションは、ユーザが媒体を一次停止する、巻戻しする、早送りすることを含み得る。例えば、パーソナルビデオレコーダ(PVR)デバイスを取り入れて、ユーザは、リアルタイムの番組を一次停止し、巻戻しし、早送りすることができる。ユーザは、テレビ番組を一次停止し、テレビ中継が別の番組(例えば、次に予約設定された番組)を放送しているかもしれない場合であってさえも、30分後に番組の視聴を再開することができる。双方向テレビアプリケーションがユーザが特定したアクションを実行すると、ユーザが特定したアクションは、例えば、セットトップボックスによって記録され得、視聴情報を算出する際に考慮され得る。ユーザが特定したアクションは、視聴率等の視聴情報により正確にアクセスするために用いられ得る。
【0077】
いくつかの実施形態において、ユーザは、他の番組を同時に記録しながら番組を見たり聞いたりすることができる。ステップ1625において、ユーザが記録済番組を選択したという印を(例えば、セットトップボックス260によって)受け取る。番組または他の媒体は、番組情報および視聴情報を算出する際に用いられ得る任意の他の情報とともに記録される。例えば、番組のリアルタイムの視聴を算出する際に、情報が用いられ得る。更新された視聴情報を判定した後に、ユーザに更新された視聴情報が提示され得る。視聴情報を判定した結果を図19に示し、以降でより詳細に説明する。視聴情報は、図5〜16のディスプレイを用いる等の任意の適切なアプローチを用いてユーザに示され得る。
【0078】
ユーザが番組を同時に視聴し、かつ、記録するものとして示しているが、ユーザは媒体を視聴するか、媒体を記録するか、または、これらの両方を行ってもよいことに留意されたい。
【0079】
図18は、本発明の1実施形態による、ユーザの再生を追跡に基づく視聴の提供に関連する例示的なステップのフローチャートである。ステップ1805において、ユーザが以前に記録した媒体を再生しているという印を受け取る。あるいは、ステップ1810において、番組識別子等の識別子は、例えば、ユーザが以前に記録した媒体を再生しているときを示す双方向テレビアプリケーションによって受け取られる。識別子は、例えば、再生されているまたは記録されている媒体が何であるかを(例えば、主設備を介して、ケーブルヘッドエンド、ユーザ機器を介して等)配信設備に示すために、再生または記録中、アプリケーション(例えば、番組ガイド)によって用いられ得る。識別子は番組とともに記録され得る。例えば、PVRデバイスでは、番組識別子は、デジタルデータトラックの一部として記録され得る。番組識別子はまた、双方向テレビ番組ガイド等のガイドアプリケーションによって格納され得る。例えば、番組識別子は、アナログ媒体が記録される際に、番組ガイドによって格納され得る。番組識別子は、任意の他の適切なアプローチを用いて格納され、提供され得る。任意の他の適切なアプローチは、再生を検出するために用いられ得る。
【0080】
ステップ1815において、再生情報が、(例えば、双方向アプリケーションによって、セットトップボックスによって等)記録され得る。再生情報は、番組タイトル、コマーシャル、オーディオ、または、任意の他の適切な媒体を含み得る。再生情報は、任意の適切な周波数で(例えば、定期的に、オンデマンドで、ヘッドエンドまたは主設備からのクエリに応答して等)提供され得る。再生情報は、媒体が再生された回数に基づいて、媒体に関する視聴情報を算出するのを促進するために用いられ得る。
【0081】
ステップ1820において、ユーザが選択したアクションの印を受け取る。アクションは、一次停止、巻戻し、早送り、および、任意の他の適切なアクションを含み得る。例えば、パーソナルビデオレコーダ(PVR)デバイスを取り入れて、ユーザは、一次停止し、巻戻しし、早送りし得る。ユーザにアクションを提供すると、ユーザのアクションは、例えば、セットトップボックスまたはアプリケーションによって記録され得、視聴情報を算出する際に考慮され得る。視聴情報は、例えば、ユーザが選択したアクション(以前に記録した媒体を再生した回数等)に基づき得る。
【0082】
ステップ1825において、視聴情報を更新した後、双方向テレビアプリケーションは、ユーザに更新された視聴情報を提示し得る。視聴情報は、例えば、図5〜16のディスプレイにおけるアプローチ等の任意の適切なアプローチを用いてユーザに提示され得る。ステップ1830において、ユーザに視聴情報が提示され得る。視聴情報は、リアルタイムの視聴情報であり得る。
【0083】
図19は、本発明の1実施形態による視聴情報の決定および配信に関する例示的なステップのフローチャートである。ステップ1900において、視聴に関連する情報が、測定され入手され得る。サブステップ1905において、ユーザが特定した番組に関する情報(例えば、ユーザによって選択された番組)が収集され得る。ユーザが特定した番組は、視聴中、再生中、記録中、または、任意の他の適切な時に決定され得る。サブステップ1910において、ユーザが特定番組に要する時間が決定され得る。任意の適切なプロセッサまたは機器(内部クロックまたはタイミング機構を備えた機器等)は、例えば、選択された番組をユーザが視聴するのに要する時間量を決定するために用いられ得る。例えば、ユーザが記録済番組を再生しており、ユーザが記録済番組を停止したときを示す印が、セットトップボックスによって受け取られる。
【0084】
サブステップ1915において、ユーザが特定したアクションが収集され得る。ユーザが特定したアクションは、例えば、ユーザがリモコン上の早送りキーを押して、8:00PMに「I Love Lucy」を視聴することを含み得る。番組情報は、コマーシャル、オーディオ、ビデオ、または、ユーザが選択した番組中に提示され得る任意の他の媒体を含み得る。
【0085】
ユーザが特定した番組、ユーザが特定したアクション、番組情報、および、任意の他の視聴関連情報は、例えば、セットトップボックスに格納され、主設備または任意の他の適切な設備に配信され得る。任意の他のアプローチを用いてもよい。
【0086】
ステップ1930において、(例えば、セットトップボックス、ローカル情報サービス、主設備等から)視聴関連情報を収集し、コンパイルすると、視聴情報が算出され得る。視聴情報は、所定のアルゴリズムを用いて算出され得る。いくつかの実施形態では、視聴情報を決定するために、格付けアプローチが用いられ得る。例えば、第1の格付け(例えば、低格付け)が、番組が記録された際にその番組に割り当てられる。次に、第2の格付け(例えば、高格付け)が、番組が最初に再生された際に割り当てられる。さらなる格付けは、番組が再生されるたびに割り当てられ得る。格付けアプローチを用いることによって、例えば、主設備またはヘッドエンドは、番組を複数回再生するユーザを考慮に入れることができる。図17を再度参照して、ユーザがログインする。ユーザを追跡し、区別することによって、同じ番組を複数回視聴している同一ユーザを考慮に入れることができる。格付けアプローチまたは任意の他の適切なアプローチは、視聴情報を算出するために用いられ得る。格付けアプローチ等の格付け方法は、ステップ1935において選択され得る。ステップ1940において、格付け情報を決定するためにテーブルにアクセスし得る。格付け情報はポイントシステムであり得る。例えば、上述した格付けアプローチでは、最初の再生に対しては高格付けが付与される。格付け情報および格付け方法を決定すると、視聴情報はステップ1945において算出される。
【0087】
ステップ1950において、視聴情報がユーザに配信され得る。例えば、視聴情報は、主設備120によってユーザのセットトップボックス、視聴検出機器155、双方向アプリケーション機器130、任意の他の配信設備(例えば、ケーブルシステムヘッドエンド)、または、任意の他の適切な設備に配信され得る。視聴情報はまた、評価会社、広告主、番組製作会社等の他のパーティに配信され得る。視聴情報は、任意の他の適切なアプローチによって配信され得る。
【0088】
図20は、本発明の1実施形態による、今後の番組の視聴情報の提供に関連する例示的なステップのフローチャートである。ステップ2005において、ユーザが今後の番組に関する番組情報を視聴しているという印が受け取られる。例えば、ユーザは、番組リストディスプレイ上の番組のタイトルをクリックし得る。番組リストは、特定の時刻に放送される特定のチャンネル上の今後の番組に関する情報をユーザに提供し得る。ユーザからの印を受け取ると、ユーザには、今後の番組に関する番組情報が提供され得る。
【0089】
ステップ2010において、視聴情報が更新され得る。視聴情報は、今後の番組に関するさらなる番組情報を視聴することを選択したユーザ数、前もって今後の番組を購入した視聴者数、今後の番組のリマインダを予約設定したユーザ数、今後の番組を記録するように予約設定するユーザ数、または、任意の他の適切なアプローチに基づき得る。更新された視聴情報は、ユーザに提示され得る。視聴情報はまた、評価会社、広告主、番組製作会社等の他のパーティに配信され得る。視聴情報は、例えば、図5〜16のディスプレイにおけるアプローチ等の任意の適切なアプローチを用いて、ユーザに提示され得る。ステップ2015において、ユーザに視聴情報が提示され得る。
【0090】
したがって、より効率的に視聴規模を測定する双方向テレビアプリケーションを提供するシステムおよび方法が提供される。上述の記載は、本発明の原理の例示にすぎず、当業者であれば、上掲の特許請求の範囲によってのみ制限される本発明の範囲および精神から逸脱することなく、種々の改変を為し得ることを理解されたい。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本願明細書に記載された発明。
【請求項1】
本願明細書に記載された発明。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図2E】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図2E】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【公開番号】特開2013−42559(P2013−42559A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−258756(P2012−258756)
【出願日】平成24年11月27日(2012.11.27)
【分割の表示】特願2011−272094(P2011−272094)の分割
【原出願日】平成13年3月30日(2001.3.30)
【出願人】(500050376)ユナイテッド ビデオ プロパティーズ, インコーポレイテッド (206)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−258756(P2012−258756)
【出願日】平成24年11月27日(2012.11.27)
【分割の表示】特願2011−272094(P2011−272094)の分割
【原出願日】平成13年3月30日(2001.3.30)
【出願人】(500050376)ユナイテッド ビデオ プロパティーズ, インコーポレイテッド (206)
【Fターム(参考)】
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