説明

放送受信装置及び放送受信装置におけるコンテンツ情報処理方法

【課題】10話以上あるコンテンツを、タイトル順にソートした場合に、コンテンツを確実にストーリ順あるいはシリーズ順に並べて一覧表示できる放送受信装置を提供する。
【解決手段】テレビジョン受像機1は、記録部23に記録されたあるいは記録される予定のコンテンツについての放送番号を含むコンテンツ情報から、記録されたコンテンツ、あるいは記録されたコンテンツと記録される予定の記録予定コンテンツを合わせたコンテンツの放送回数をチェックし、コンテンツの放送回数に基づき、記録されたコンテンツについての放送番号の修正が必要か否かを判定し、放送番号の修正が必要と判定された場合に、放送番号の修正が必要なコンテンツについてコンテンツの放送回数に基づき放送番号を修正する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、放送受信装置及び放送受信装置におけるコンテンツ情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、テレビ、レコーダ等の放送受信装置は、1つの予約で連続ドラマ等をシリーズとして録画する機能(以下、シリーズ予約という)を有し、ユーザは、一定の曜日と時間帯に定期的に放送される連続番組(例えば連続ドラマ)を、簡単な操作で予約録画することができる。例えば、あるチャンネルの毎週水曜日の20時から21時に放送される番組があれば、シリーズ予約においてそのチャンネルと曜日と時間帯を指定すると、その番組は毎週その時間に録画されることになる。
【0003】
その機能を利用して録画されたコンテンツをテレビの画面上に一覧表示する時、例えば複数のコンテンツが第1話から放送日順に放送された時は、放送日時順でコンテンツをソートすれば、コンテンツは、一覧表示の中で第1話から順番に並べることができる。一覧表示は、例えば、EPG(Electronic Program Guide)の情報から得たタイトル等の情報から生成される。
また、シリーズ予約の機能を利用しないでも、連続番組を録画した場合に、録画されたコンテンツを放送日順に並べることができる。
【0004】
しかし、放送番組は、放送日の変更、放送順序の変更等がある場合がある。放送日時の変更、放送順序の変更等があった場合は、“放送日時順”にコンテンツをソートしても、コンテンツは、一覧表示の中で第1話から順番に並んで表示されない。
【0005】
そこで、放送日時の変更、放送順序の変更等があった場合でも、例えば「ドラマA 第○話」のようにタイトルに「第○話」などの放送番号が含まれていれば、録画されたコンテンツを“タイトル順”でソートすれば、コンテンツの並び順は放送番号の順番となる。例えば、全8話の各コンテンツのタイトルに含まれている放送番号の数字の桁数が1桁の場合は、8つのコンテンツは、一覧表示の中で、第1話から第8話の順に並ぶ。
【0006】
しかし、10話以上のコンテンツについては、タイトル順で並び替えを行うと、第1話、第10話、第2話、・・・となってしまう場合がある。このような一覧表示は、コンテンツのストーリ順ではないので、ユーザが、録画の確認及び再生を行う場合には、不自然な表示となってしまう。
【0007】
その原因は、放送番号の数字比較に起因する。文字並び替え規約が“0,1,2,・・・”の順番で並び替えが行われる場合、比較順序として、「第」の次は、第1話の“1”と、第2話の“2”と、第10話の“1”が比較され、結果として、第1話の次に並べられるコンテンツは第2話ではなく第10話となってしまう。数字の大小から考えると、並び順は、第1話、第2話、・・・、第9話、第10話、・・・と、ストーリ順あるいはシリーズ順に並ぶ方が自然である。
【0008】
また、録画データのタイトルに何話目の放送かを示す数を付加できる機能を有する録画再生装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この提案に係る録画再生装置では、ユーザが手で、各録画データについて何話目の放送かを示す数を入力しなければならず、ユーザには繁雑な作業が必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2009−302833号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
そこで、本実施形態は、10話以上あるコンテンツを、タイトル順にソートした場合に、コンテンツを確実にストーリ順あるいはシリーズ順に並べて一覧表示できる放送受信装置及び放送受信装置におけるコンテンツ情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
実施形態の放送受信装置は、記録部に記録されたあるいは記録される予定のコンテンツについての放送番号を含むコンテンツ情報から、前記記録されたコンテンツ、あるいは前記記録されたコンテンツと前記記録される予定の記録予定コンテンツを合わせたコンテンツの放送回数をチェックする放送回数チェック部と、前記放送回数チェック部でチェックされた前記コンテンツの放送回数に基づき、前記記録されたコンテンツについての前記放送番号の修正が必要か否かを判定する放送番号修正要否判定部と、前記放送番号修正要否判定部において前記放送番号の修正が必要と判定された場合に、前記放送番号の修正が必要なコンテンツについて前記コンテンツの放送回数に基づき前記放送番号を修正する放送番号修正部と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】第1の実施形態に係わるテレビジョン受像機の構成を示す構成図である。
【図2】第1の実施形態に係わる放送番号の修正処理の流れの例を示すフローチャートである。
【図3】放送番号修正処理がされない場合のコンテンツ情報テーブルTBLの例を示す図である。
【図4】第1の実施形態の放送番号修正処理が実行された場合のコンテンツ情報テーブルTBLの例を示す図である。
【図5】図3のコンテンツ情報テーブルTBLに基づいて、リスト表示部32に、ドラマAのコンテンツの一覧が、第1話、第10話、第2話、・・・という順で表示されてしまう場合の例を示す図である。
【図6】第1の実施形態に係わる、図4のコンテンツ情報テーブルTBLに基づいて、リスト表示部32に、ドラマAのコンテンツの一覧が、第01話、第02話、第03話、・・・、第10話、第11話という順序で表示される例を示す図である。
【図7】第1の実施形態に係わる、最終話処理が行われた場合の表示例を示す図である。
【図8】第2の実施の形態におけるタイトルの放送番号正規化処理の流れの例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
【0014】
(第1の実施形態)
(ハードウエア構成)
図1は、本実施形態に係わるテレビジョン受像機の構成を示す構成図である。放送受信装置としてのテレビジョン受像機は、地上波デジタル放送受信機であり、BS放送及びCS放送の受信機能を有していてもよい。
【0015】
放送受信装置としてのテレビジョン受像機1は、チューナ部11、リモコン受光部12、B−CASカードインターフェース部13、TSデコーダ14、音声デコーダ15、映像デコーダ16、録画制御部17、MPU18、RAM19、ROM20、スピーカ21、ディスプレイ22、及び記憶部23を含んで構成されている。
【0016】
チューナ部11は、アンテナ(図示せず)から地上波デジタル放送を受信して、ユーザからの選局指示に応じて、視聴あるいは録画したい番組すなわちコンテンツの放送信号を受信する。なお、チューナ部11は、EPGの情報も受信する。
リモコン受光部12は、ユーザが操作するリモコン(図示せず)からの操作信号の光を受光し、受光した光の操作信号を、電気信号に変換して、MPU18へ出力する。
【0017】
B−CASインターフェース部13は、B−CASカード(図示せず)の情報を読み取るための回路である。
TSデコーダ14は、放送信号に含まれるトランスポートストリーム信号をデコードする回路である。
【0018】
音声デコーダ15は、TSデコーダ14からの音声信号をデコードする回路である。映像デコーダ16は、TSデコーダ14からの映像信号をデコードする回路である。
録画制御部17は、ユーザによる録画指示、録画予約あるいはシリーズ予約に基づいて、放送信号を記憶部23に記憶すなわち記録するように制御する回路である。さらに、録画制御部17は、EPGの情報などから、記憶部23に記録されたコンテンツについてのコンテンツ情報を生成し、管理する。記録されたコンテンツについてのコンテンツ情報は、例えば、記憶部23に記憶される。
【0019】
MPU18は、テレビジョン受像機1の全体の制御を行う制御部であり、ROM20に記録された各種機能のためのプログラムを読み出して実行する。MPU18は、リモコン受光部12を介して受信したユーザの操作信号に基づいて、ユーザが放送コンテンツを視聴できるように、チューナ部11等の制御をしたり、ユーザの録画予約の操作信号に基づいて録画制御部17の制御、等を行う。RAM19は、MPU18等が各種処理を実行するときに、作業メモリとして利用される。
なお、ここでは、TSデコーダ14、音声デコーダ15、映像デコーダ16、録画制御部、MPU18は、1つの半導体装置内あるいは1枚の回路基板上に搭載されている。
スピーカ21は、視聴中あるいは再生中のコンテンツの音声を出力し、視聴中あるいは再生中のコンテンツの映像を表示する。ディスプレイ22は、視聴中あるいは再生中のコンテンツの映像を出力する。
【0020】
記憶部23は、例えばハードディスクドライブであり、録画制御部17の制御の下で、コンテンツを記憶すなわち記録する。よって、記憶部23は、放送された番組すなわちコンテンツを記録するコンテンツ記録部を構成する。上述したように、記憶部23には、記録されたコンテンツについてのコンテンツ情報も記憶される。なお、スピーカ21、ディスプレイ22及び記憶部23は、外付けでも良い。
【0021】
上述したように、テレビジョン受像機1は、地上波デジタル放送受信機としての基本機能を有し、さらに、コンテンツの録画機能、連続ドラマ等の連続番組のコンテンツを予約録画するシリーズ予約録画機能、録画された連続番組の一覧表示機能も有している。テレビジョン受像機1の各種機能は、連続番組の一覧表示機能も含めて、ROM20に格納されたプログラムをMPU18が実行することによって、実現される。
【0022】
ユーザは、図示しないリモコンを操作して、EPGの番組表に基づいて番組について録画予約あるいはシリーズ予約することができる。そして、録画すなわち記録されたコンテンツの一覧をディスプレイ22の画面上に表示させて、ユーザは、その一覧の中から視聴したいコンテンツを選択して再生して視聴することができる。そのとき、ユーザは、記録されたコンテンツの中から、連続番組のコンテンツを、あるいは指定したコンテンツのみを、一覧表示させることもできる。
【0023】
MPU18は、記録されたコンテンツの一覧表示を行うときには、録画制御部17により管理されているコンテンツ情報に基づいてその一覧表示を行う。例えば、放送日順の一覧表示の場合は、MPU18は、コンテンツ情報に含まれる放送日時の情報に基づいて、一覧情報を生成する。また、タイトル順の一覧表示の場合は、MPU18は、コンテンツ情報に含まれるタイトル名の情報に基づいて、一覧情報を生成する。どのような表示形式の一覧表示を行うかは、予め決められており、ユーザの操作により表示形式が選択される。
【0024】
本実施の形態のテレビジョン受像機1によれば、タイトル順表示の表示形式を行う場合、ストーリ順にコンテンツ一覧が表示されるようになっている。すなわち、録画制御部17は、記録されたコンテンツを、タイトル順に表示したとき、コンテンツが、第1話、第10話、第2話、・・・等のような順で表示されないで、必ず第1話、第2話、・・・、第9話、第10話、・・・等のような順で表示される。
【0025】
そのために、本実施の形態のMPU18は、このような表示になるように、必要に応じて、記憶部23に記録されたコンテンツ情報、特に放送番号、を修正する処理を行う。
(コンテンツ情報処理)
図2は、放送番号の修正処理の流れの例を示すフローチャートである。図2の処理は、録画制御部17が記憶部23にコンテンツを新たに記録したときに、MPU18により実行される。例えば、録画制御部17による記憶部23へのコンテンツの記録が終わって、記録されたコンテンツについてのコンテンツ情報がコンテンツ情報テーブルTBLに登録されるときに、図2の処理は、MPU18により実行される。なお、以下、図2の処理がMPU18によって実行されるとして説明するが、図2の処理は、録画制御部17において実行されるようにしてもよい。
【0026】
まず、MPU18は、録画制御部17により記憶部23に新たに記録されたコンテンツが、シリーズ予約によるコンテンツであるか否かを判定する(S1)。この判定は、そのコンテンツが録画予約に基づいて記録されたものであって、かつその予約は、シリーズ予約の指定がされているものであるか否かによって、行われる。記録したコンテンツがシリーズ予約によるコンテンツでないと(S1:NO)、処理は終了する。S1の処理が、記録部である記憶部23に新たに記録されたコンテンツがシリーズ予約機能により記録されたコンテンツであるか否かを判定するシリーズ判定部を構成する。
【0027】
記録したコンテンツがシリーズ予約によるコンテンツであると(S1:YES)、MPU18は、放送番号がタイトルに含まれているか否かを判定する(S2)。すなわち、シリーズ予約により記憶されたコンテンツのタイトル名の中に“放送番号”が含まれているか否かが判定される。ここでは、放送番号とは、“第1話”や“No.1”などと表現される文字列等である。放送番号は、例えば、10話未満の場合は1桁で表現され、10話以上100話未満の場合は2桁で表現される。
【0028】
この放送番号の存在判定には、数字に加えて、“第”や“話”などの文字列、“No”の記号、等の、設定されたキーワードが利用される。例えば、タイトル中に “第”と“数字”と“話”の組合せ、“第”と“数字”と“回”の組合せ、などが含まれている場合は、放送番号がタイトルに含まれていると判定される。放送番号がタイトルに含まれていないと(S2:NO)、処理は終了する。S2では、コンテンツ情報が放送番号を含むか否かは、設定された文字列又は記号の有無に基づいて判定される。
【0029】
放送番号がタイトル名に含まれていると(S2:YES)、MPU18は、記録したコンテンツが最終話のコンテンツであると推定できるか否かを判定する(S3)。S3は、コンテンツ情報からコンテンツが、最終話のコンテンツであるか否かを判定する最終話判定部を構成する。S3では、最終話のコンテンツの判定は、設定された文字列又は記号の有無に基づいて行われる。なお、最終話のコンテンツの判定に用いられる文字列又は記号は、ROM20あるいは記憶部23に記憶されるが、ユーザによって設定変更可能である。
【0030】
シリーズ予約したコンテンツの最終回のタイトルには、数字ではなく“最終回”や“最終話”などの文字列の追加、“終”を示す所定の記号の追加がされることがある。そして、そのような場合には、放送番号が含まれない場合がある。上記のような文字列あるいは記号が、タイトルに含まれていれば、記録したコンテンツが最終話のコンテンツであると推定される。
【0031】
記録したコンテンツが最終話のコンテンツであると推定されると(S3:YES)、MPU18は、最終話処理を実行する(S4)。最終話処理では、例えば、上記のような文字列又は記号がタイトルに含まれているタイトルに、放送番号を追加する処理が行われる。
【0032】
最終話処理では、今回記録されたコンテンツより前に記録されたコンテンツの放送番号を参照し、参照した放送番号の中で最大の放送番号を1だけインクリメントした放送番号を、今回記録したコンテンツのタイトルに追加するタイトルの修正処理が行われる。
【0033】
例えば、今回記録したコンテンツのタイトルが「ドラマA 最終話」であるときに、そのコンテンツよりも前に記憶された「ドラマA」の1又は2以上のコンテンツの放送番号を参照し、参照した放送番号の中で最大値が「7」であったときは、今回記録したコンテンツのタイトルは、「ドラマA 最終話」から「ドラマA 第8話 最終話」に修正される。
【0034】
S4は、コンテンツが最終話のコンテンツであると判定され、かつ最終話のコンテンツについてのコンテンツ情報が放送番号を含まないときに、最終話のコンテンツの放送番号を決定して、最終話のコンテンツについてのコンテンツ情報に、その決定した放送番号を含めるように追加する放送番号追加処理部を構成する。このように修正することで、ユーザは、コンテンツの一覧表示において、コンテンツの最終回が第何話であるかを、容易に理解することができる。
【0035】
今回記録したコンテンツが最終話のコンテンツであると推定されないとき(S3:NO)、及び最終話処理(S4)の後、MPU18は、放送回数を調査すなわちチェックする(S5)。ここでは、放送回数とは、記憶部23に記録されたその連続番組に係るコンテンツの数である。すなわち、S5の放送回数のチェックは、新たに記録されたコンテンツがシリーズ予約機能により記録されたコンテンツであると判定され、コンテンツ情報が放送番号を含む場合に、行われる。
【0036】
そのために、MPU18は、記憶部23に記録されたコンテンツ情報テーブルTBLから、その連続番組のコンテンツの記録済みコンテンツ数をカウントすることによって、放送回数を算出する。この処理は放送番号の数字部分の桁数の修正が必要であるかをチェックするためである。よって、S5は、記録部に記録されたコンテンツについての放送番号を含むコンテンツ情報から、記録されたコンテンツの放送回数をチェックする、すなわち算出する、放送回数チェック部を構成する。
【0037】
そして、録画制御部17は、タイトルの修正が必要か否かを判定する(S6)。この判定は、今回記録したコンテンツを含めて、その連続番組のコンテンツの数が、10個であるか否かを判定することによって行われる。
【0038】
タイトルの修正が必要であるとき、ここでは、その連続番組のコンテンツ数が10個であるときには(S6:YES)、MPU18は、今回記録したコンテンツ以外の、既に記録されているコンテンツのタイトル中の放送番号を修正する放送番号修正処理を実行する(S7)。タイトルの修正が必要でなければ(S6:NO)、処理は、終了する。
【0039】
例えば、既に記録されているコンテンツの数が9個であるとき、今回記録したコンテンツにより、全部で10個になるので、過去に記録した9個のコンテンツのタイトル名の修正が必要となる。
【0040】
放送番号修正処理は、具体的には、記録されているコンテンツのタイトル中の放送番号の桁数を変更する。すなわち、記録したコンテンツ数のタイトル中の放送番号の数字が一桁の場合は、二桁表示に変更し、二桁の場合は、変更しない。例えば、あるコンテンツのタイトル名中の放送番号が“第1話”であるときは、“第01話”と変更するように修正し、放送番号が“第2話”であるときは、“第02話”と変更するように修正する。
【0041】
なお、放送順の変更があって、既に記録されている、放送番号が二桁のコンテンツ情報については、放送番号の変更を行わない。例えば、連続番組の第9話が、第10話よりも後に記録された場合、連続番組の第10話のコンテンツ情報のタイトルの放送番号は、“第10話”で二桁であるので、そのような放送番号については修正しない。
【0042】
その結果、タイトル中の放送番号の表記、具体的には、桁数を修正することで、タイトル順表示の表示形式の場合でも、一覧表示において連続番組はストーリ順に表示され、第1話の後に第10話が並ぶことを避けることができる。
【0043】
なお、過去に記録された連続番組のコンテンツ数が11個以上あれば、過去に記録されたコンテンツのタイトルは、既に修正されているので、S6でNOとなり、タイトルの修正は行われない。よって、S6は、S5においてチェックされたコンテンツの放送回数に基づき、記録されたコンテンツについての放送番号の修正が必要か否かを判定する放送番号修正要否判定部を構成する。S7は、放送番号の修正が必要と判定された場合に、放送番号の修正が必要なコンテンツについて前記コンテンツの放送回数に基づき放送番号を修正する放送番号修正部を構成する。そして、S7では、放送番号の修正が必要なコンテンツについて、放送番号の表示桁数を揃える修正が行われる。
【0044】
以上のようにして、シリーズ予約により記録したコンテンツのタイトルに含まれている放送番号に対して、自動的に正規化、すなわちコンテンツ情報のタイトル中の放送番号の表示桁数を合わせる修正、がされる。そして、ユーザが、記録されたコンテンツの一覧をテレビジョン受像機1のディスプレイ22の画面22aに表示させる指示を、リモコンで行うと、MPU18は、その指示に受けて、コンテンツ情報を読み出してタイトル順で並び替えを行って、一覧表示を行うと、一覧においてコンテンツはストーリ順に表示される。
【0045】
図3は、放送番号修正処理がされない場合のコンテンツ情報テーブルTBLの例を示す図である。図4は、本実施の形態の放送番号修正処理が実行された場合のコンテンツ情報テーブルTBLの例を示す図である。図5及び図6は、一覧表示の例を示す図である。
【0046】
コンテンツ情報テーブルTBLは、番組のタイトル、放送日時、録画日時等の情報と、付加的に情報を記憶できる付加情報を含み、記憶部23にコンテンツが登録されたときに、コンテンツ情報が生成されて追加される。また、記憶部23に登録されているコンテンツの削除がされると、その削除されたコンテンツに係わるコンテンツ情報は、削除される。なお、タイトル、放送日時などの情報は、EPG等の受信信号の中から得られるが、当該番組が連続番組の番組であることを示す情報が含まれていれば、コンテンツ情報テーブルTBLは、連続番組を示す情報を含んでもよい。
【0047】
従来のように、コンテンツ情報テーブルTBLに対して、放送番号の修正がされないと、図3のコンテンツ情報テーブルTBLに基づいて、そのコンテンツをタイトル順で並び替えると、図5のような一覧表示がディスプレイ22上に表示される。図5及び図6において、ディスプレイ22の画面22aに表示される一覧表示は、MPU18により生成される表示であり、一覧表示する連続番組のコンテンツを選択するためのボタンであるタグ群31a、31b、31cと、選択された連続番組のコンテンツをタイトル順に表示するリスト表示部32を有する。図5と図6では、タグ31aが選択されてドラマAが、タイトル順表示されている場合を示している。MPU18は、図5及び図6に示す一覧表示を行うときに、記憶部23に記憶されているコンテンツ情報を読み出して、ユーザにより指示された並び替え順に、ソートして一覧表示のための表示データを生成する。
【0048】
図5は、図3のコンテンツ情報テーブルTBLに基づいて、リスト表示部32に、ドラマAのコンテンツの一覧が、第1話、第10話、第2話、・・・という順で表示されてしまう場合の例を示す図である。
【0049】
これに対して、上述した放送番号の修正処理がされた、図4のコンテンツ情報テーブルTBLに基づいて、そのコンテンツをタイトル順で並び替えると、図6のような一覧表示がディスプレイ22上に表示される。図6は、図4のコンテンツ情報テーブルTBLに基づいて、リスト表示部32に、ドラマAのコンテンツの一覧が、第01話、第02話、第03話、・・・、第10話、第11話という順序で表示される例を示す図である。
【0050】
図7は、最終話処理が行われた場合の表示例を示す図である。図7に示すように、最終話の放送番号も一緒に表示され、ユーザは、最終話が第何回であるかを直ぐに理解できる。
【0051】
以上のように、上述した実施の形態によれば、10話以上あるコンテンツを、タイトル順にソートした場合に、コンテンツを確実にストーリ順あるいはシリーズ順に並べて一覧表示できる放送受信装置及び放送受信装置におけるコンテンツ情報処理方法を提供することができる。また、並び替え処理は、従来の文字比較機能をそのまま利用できるので機能実装も容易である。
【0052】
なお、上述した例では、連続番組のコンテンツ数が10個以上の場合を説明したが、連続番組のコンテンツ数が100個以上、1000個以上であっても、上述した実施の形態は、同様に適用できる。連続番組のコンテンツ数が100個以上であるときには、放送番号の桁数を三桁に修正し、連続番組のコンテンツ数が1000個以上であるときには、放送番号の桁数を四桁に修正される。
【0053】
さらになお、放送番号の文字列中に、スペースがあって、例えば、“第 1話”、“第 2話”等となっていたり、*等の数字以外の記号があって、例えば、“第*1話”、“第*2話”等となっていたりする場合がある。このような場合は、これらの記号等は、無視して数字の認識、比較が行われるようにすればよい。
【0054】
次に、本実施の形態の変形例について説明する。
(変形例1)
上述した実施の形態は、シリーズ予約機能により新たに連続番組のコンテンツが記憶部23に記録されたときに、過去に記録された、その連続番組のコンテンツの放送回数をチェックして、コンテンツの放送番号の修正を行うものであるが、さらに、録画予約情報を参照して、コンテンツの放送回数のチェックするようにしてもよい。録画予約情報とは、録画予約あるいはシリーズ予約によって、録画予定を示す情報である。
【0055】
例えば、シリーズ予約がされていると、EPGの番組情報を受信すると、常にそのシリーズ予約に係る番組が、EPGの番組情報の中に存在するか否かのチェックが行われる。シリーズ予約が設定されているドラマ名の一致、指定された曜日の一致と、放送時間の一致(所定の時間幅(設定されている時間帯の前後2時間以内に入るか否かも含む)を有する一致も含む)によって、録画予約リストへの登録が決定される。よって、例えば、毎週水曜日の20時から19時の「ドラマX」がシリーズ予約されている場合、新たに受信した来週の水曜日の20時から21時の時間帯に「ドラマX」が存在すれば、その番組の録画予約がされる。
【0056】
従って、上述したS5の放送回数を調査するときに、録画予約リストに含まれる当該連続番組の録画予約情報も含めて、その連続番組の放送回数を調査すなわちチェックして、放送回数(過去に録画されたコンテンツの数と、予約リストに含まれるシリーズ予約で予約されている録画予定数の和)が10個となってときには、S7で放送番号の修正処理を行うようにしてもよい。
【0057】
例えば、あるチャンネルの毎週水曜日の20時から21時に放送の連続番組をシリーズ予約機能により記録している場合に、既にその連続番組のコンテンツが8個、記憶部23に記録されており、今回の記録で、記録されたコンテンツ数が9個になったとする。そのような場合であっても、本変形例によれば、EPG情報から生成されるシリーズ予約に基づく録画予約リストに、来週の水曜日の20時から21時の録画予約が存在するときには、その連続番組の放送回数は10個となるので、コンテンツ情報のタイトル中の放送番号が修正される。
【0058】
また、月曜日から土曜日まで定時に放送される連続番組がシリーズ予約されている場合、既にその連続番組のコンテンツが3個、記憶部23に記録されており、今回(例えば木曜日)の記録で、記録されたコンテンツ数が4個になったとする。そのような場合であっても、EPG情報から生成されるシリーズ予約に基づく録画予約リストに、来週の木曜日までの録画予約が存在するときには、その連続番組の放送回数は10個となるので、コンテンツ情報のタイトル中の放送番号が修正される。
【0059】
なお、この場合、4回目から9回目までのコンテンツの放送番号は、修正されないが、別途、二桁に修正したあとは、例えばその修正後10回の記録までには、一桁の放送番号の有無を検出して、修正を行うような処理を行うようにすればよい。
【0060】
よって、本変形例によれば、S5は、記録部である記憶部23に記録された及び記録される予定のコンテンツについての放送番号を含むコンテンツ情報から、記録されたコンテンツと記録される予定の記録予定コンテンツを合わせたコンテンツの放送回数をチェックする、すなわち算出する、放送回数チェック部を構成する。すなわち、S5の処理では、シリーズ予約機能により記録されたコンテンツに加えて、シリーズ予約機能により記録される予定のコンテンツを含めて、コンテンツの放送回数がチェックされる。
【0061】
(変形例2)
上述した実施の形態では、タイトル中に “第”と“数字”と“話”の組合せ、“第”と“数字”と“回”の組合せ、などが含まれている例であるが、連続番組のタイトルの中には、「第1戦」、「第2戦」などの放送番号、「第1日」、「第2日」などの放送番号が使用される場合がある。
【0062】
本変形例2は、そのような放送番号にも対応するために、放送番号の識別用の文字列また記号を設定、追加、変更できるようにするものである。
例えば、ユーザがEPGにおいて、その番組のタイトル中の放送番号が「第1戦」となっているときには、放送番号の識別用文字列の組合せとして、“第”と“数字”と“戦”の組合せを追加して登録する。追加されたこの組み合わせ情報は、記憶部23に登録され、MPU18が、S2、S4、S7の処理において、その情報を用いて、判定、生成あるいは修正の処理を行うことができる。
なお、放送番号が文字列でなく記号を使用している場合は、その記号が登録される。
【0063】
本変形例によれば、任意の放送番号の表記に対応することができる。
【0064】
(変形例3)
上述した実施の形態では、タイトルの修正が行われているが、本変形例3は、タイトルの修正を行わないで、付加情報欄に、タイトルをコピーし、付加情報欄のタイトルを修正し、付加情報欄のタイトル名でソートするものである。
【0065】
表示されるタイトルは、修正されないが、ソートは、付加情報欄のタイトルでソートされるので、ストーリ順あるいはシリーズ順で表示される。
【0066】
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態は、連続番組のコンテンツが記録されるときに、既に記録されているコンテンツのタイトル中の放送番号の修正が行われるが、本実施の形態では、過去に記録すなわち記録された連続番組のコンテンツについて、タイトル中の放送番号の修正すなわち整理を行うものである。
本実施の形態のテレビジョン受像機のハードウエア構成は、図1に示した第1の実施の形態のテレビジョン受像機1の構成と同じであるので、説明は省略する。
【0067】
図8は、本実施の形態におけるタイトルの放送番号正規化処理の流れの例を示すフローチャートである。図8において、図2と同じ処理については、同じ処理番号を付して説明は簡略にする。
【0068】
まず、ユーザは、放送番号の正規化を行う対象の番組を指定する。例えば、「ドラマA」が選択されたとする。放送番号の正規化前のコンテンツ情報テーブルTBLのデータは、例えば、図3のようなデータである。
【0069】
図8の処理は、その選択された対象コンテンツ、ここでは「ドラマA」のコンテンツ情報に対して行われる。まず、MPU18は、「ドラマA」のコンテンツ情報中のタイトルが放送番号を含むか否かを判定する(S2)。放送番号がタイトルに含まれていないと(S2:NO)、処理は終了する。
【0070】
放送番号がタイトルに含まれていると(S2:YES)、MPU18は、対象コンテンツ中に最終話のコンテンツであると推定できるコンテンツがあるか否かを判定する(S11)。
【0071】
対象コンテンツ中に最終話のコンテンツであると推定できるコンテンツがあると推定されると(S11:YES)、MPU18は、上述した最終話処理を実行する(S4)。
対象コンテンツ中に最終話のコンテンツであると推定できるコンテンツがないとき(S11:NO)、及び最終話処理(S4)の後、MPU18は、放送回数を調査すなわちチェックする(S5)。MPU18は、記憶部23に記録された対象コンテンツについてのコンテンツ情報テーブルTBLから、その連続番組のコンテンツ数をカウントすることによって、放送回数すなわち登録コンテンツ数を算出する。
【0072】
そして、録画制御部17は、タイトルの修正が必要か否かを判定する(S12)。この判定は、その連続番組のコンテンツの数が、10個以上であるか否かを判定することによって行われる。
【0073】
タイトルの修正が必要であるとき、ここでは、その連続番組のコンテンツ数が10個以上であるときには(S12:YES)、MPU18は、既に記録されているコンテンツのタイトル中の放送番号を修正する放送番号修正処理を実行する(S7)。タイトルの修正が必要でなければ(S12:NO)、処理は、終了する。
【0074】
S7の放送番号修正処理は、具体的には、記録されているコンテンツのタイトル中の放送番号の桁数を変更する。すなわち、記録したコンテンツ数のタイトル中の放送番号の数字が一桁の場合は、二桁表示に変更し、二桁の場合は、変更しない。例えば、あるコンテンツのタイトル名中の放送番号が“第1話”であるときは、“第01話”と変更するように修正し、放送番号が“第2話”であるときは、“第02話”と変更するように修正する。
【0075】
その結果、タイトル中の放送番号の表記、具体的には桁数、を修正することで、タイトル順表示の表示形式の場合でも、一覧表示において連続番組はストーリ順或いはシリーズ順に表示され、第1話の後に第10話が並ぶことを避けることができる。
【0076】
以上のようにして、シリーズ予約により記録したコンテンツのタイトルに含まれている放送番号に対して、自動的に正規化、すなわちコンテンツ情報のタイトル中の放送番号の桁合わせの修正、がされる。そして、ユーザが、記録されたコンテンツの一覧をテレビジョン受像機1のディスプレイ22の画面22aに表示させる指示を、リモコンで行うと、MPU18は、その指示に受けて、コンテンツ情報を読み出してタイトル順で並び替えを行って、一覧表示を行うと、一覧においてコンテンツはストーリ順に表示される。
【0077】
以上のように、上述した実施の形態によれば、過去に記録された連続番組のコンテンツについて、タイトル中の放送番号の修正すなわち整理を行って、10話以上あるコンテンツを、タイトル順にソートした場合に、コンテンツを確実にストーリ順あるいはシリーズ順に並べて一覧表示できる放送受信装置及び放送受信装置におけるコンテンツ情報処理方法を提供することができる。
【0078】
なお、上述した例においても、第1の実施の形態と同様に、記録されている連続番組のコンテンツ数が10個以上の場合を説明したが、連続番組のコンテンツ数が100個以上、1000個以上であっても、上述した実施の形態は、同様に適用できる。連続番組のコンテンツ数が100個以上であるときには、放送番号の桁数を三桁に修正し、連続番組のコンテンツ数が1000個以上であるときには、放送番号の桁数を四桁に修正される。
【0079】
さらになお、上述した例においても、第1の実施の形態と同様に、放送番号の文字列中に、スペースがあって、例えば、“第 1話”、“第 2話”等となっていたり、*等の数字以外の記号があって、例えば、“第*1話”、“第*2話”等となっていたりする場合がある。このような場合は、これらの記号等は、無視して数字の認識、比較が行われるようにすればよい。
【0080】
なお、本実施の形態においても、変形例として、第1の実施の形態で説明した変形例1も同様に適用可能である。すなわち、過去に記録すなわち記録された連続番組のコンテンツについて、タイトル中の放送番号の修正すなわち整理を行うときに、録画予約情報を参照して、コンテンツの放送回数のチェックするようにしてもよい。
さらに、本実施の形態においても、第1の実施の形態で説明した変形例2及び3も同様に適用可能である。
【0081】
なお、以上の説明は、連続番組として、連続ドラマを例として説明したが、連続番組はドラマでなくてもよく、放送番号を含む番組であれば、上述した実施の形態は、適用可能である。
【0082】
また、上述した各実施の形態及び各変形例では、放送受信装置の例として、テレビジョン受像機を挙げて説明したが、放送受信装置は、放送受信機能を有する、ハードディスクレコーダやパーソナルコンピュータ(PC)などであってもよい。
【0083】
さらに、以上説明した動作を実行するプログラムは、コンピュータプログラム製品として、フレキシブルディスク、CD−ROM等の可搬媒体や、ハードディスク等の記憶媒体に、その全体あるいは一部が記録され、あるいは記憶されている。そのプログラムがコンピュータにより読み取られて、動作の全部あるいは一部が実行される。あるいは、そのプログラムの全体あるいは一部を通信ネットワークを介して流通または提供することができる。利用者は、通信ネットワークを介してそのプログラムをダウンロードしてコンピュータにインストールしたり、あるいは記録媒体からコンピュータにインストールすることで、容易に本発明の放送受信装置及び放送受信装置におけるコンテンツ情報処理方法を実現することができる。
【0084】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として例示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0085】
1 テレビジョン受像機、11 チューナ部、12 リモコン受光部、13 B−CASカードインターフェース部、14 TSデコーダ、15 音声デコーダ、16 映像デコーダ、17 録画制御部、18 MPU、19 RAM、20 ROM、21 スピーカ、22 ディスプレイ、23 記憶部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録部に記録されたあるいは記録される予定のコンテンツについての放送番号を含むコンテンツ情報から、前記記録されたコンテンツ、あるいは前記記録されたコンテンツと前記記録される予定の記録予定コンテンツを合わせたコンテンツの放送回数をチェックする放送回数チェック部と、
前記放送回数チェック部でチェックされた前記コンテンツの放送回数に基づき、前記記録されたコンテンツについての前記放送番号の修正が必要か否かを判定する放送番号修正要否判定部と、
前記放送番号修正要否判定部において前記放送番号の修正が必要と判定された場合に、前記放送番号の修正が必要なコンテンツについて前記コンテンツの放送回数に基づき前記放送番号を修正する放送番号修正部と、
を有する放送受信装置。
【請求項2】
前記記録部に新たに記録されたコンテンツがシリーズ予約機能により記録されたコンテンツであるか否かを判定するシリーズ判定部を有し、
前記シリーズ判定部において、前記新たに記録されたコンテンツが前記シリーズ予約機能により記録されたコンテンツであると判定された場合に、上記放送回数チェック部は、前記コンテンツの前記放送回数をチェックする請求項1に記載の放送受信装置。
【請求項3】
前記放送回数チェック部は、前記シリーズ予約機能により記録されたコンテンツに加えて、前記シリーズ予約機能により記録される予定のコンテンツを含めて、前記コンテンツの前記放送回数をチェックする請求項2に記載の放送受信装置。
【請求項4】
前記コンテンツ情報が前記放送番号を含むか否かは、設定された第1の文字列又は記号の有無に基づいて判定され、
前記放送回数チェック部は、前記コンテンツ情報が前記放送番号を含む場合に、前記放送回数をチェックする請求項1から3のいずれか1つに記載の放送受信装置。
【請求項5】
前記コンテンツ情報から前記コンテンツが、最終話のコンテンツであるか否かを判定する最終話判定部と、
前記最終話判定部において前記コンテンツが前記最終話のコンテンツであると判定され、かつ前記最終話のコンテンツについての前記コンテンツ情報が前記放送番号を含まないときに、前記最終話のコンテンツの放送番号を決定して、前記最終話のコンテンツについての前記コンテンツ情報に、その決定した放送番号を含めるように追加する放送番号追加処理部と、
を有する請求項1から4のいずれか1つに記載の放送受信装置。
【請求項6】
放送回数チェック部、放送番号修正要否判定部及び放送番号修正部を有する放送受信装置におけるコンテンツ情報処理方法であって、
前記放送回数チェック部により、記録部に記録されたあるいは記録される予定のコンテンツについての放送番号を含むコンテンツ情報から、前記記録されたコンテンツ、あるいは前記記録されたコンテンツと前記記録される予定の記録予定コンテンツを合わせたコンテンツの放送回数をチェックし、
前記放送番号修正要否判定部により、前記放送回数チェック部でチェックされた前記コンテンツの放送回数に基づき、前記記録されたコンテンツについて前記放送番号の修正が必要か否かを判定し、
前記放送番号修正部により、前記放送番号修正要否判定部において前記放送番号の修正が必要と判定された場合に、前記放送番号の修正が必要なコンテンツについて前記コンテンツの放送回数に基づき前記放送番号を修正する放送受信装置におけるコンテンツ情報処理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−77884(P2013−77884A)
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−215104(P2011−215104)
【出願日】平成23年9月29日(2011.9.29)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】