説明

昇降コードを廃したシェード

【課題】シェード布地の折り重なり形状を種々変更可能で意匠性が高く、簡素な構成で汎用性の高い、昇降コードを廃したシェードを提供する。
【解決手段】シェード布地10を上下に伸縮することで開閉するシェード1であって、昇降コードは備えていない。シェード布地10の裏面には、上部から下部にかけて、互いに係脱可能な雄ボタン21と雌ボタン22とからなる複数個のスナップボタン20が、左右に複数列設けられている。スナップボタン20は、細長テープ状の基布30に設けられており、当該基布30をシェード布地10に縫着している。シェード布地10の上端縁には、支持棒30を挿通可能な筒部11が設けられている。複数あるスナップボタン20の係合パターンを種々変更することで、シェード布地10の折り重なり形状を自由にデザインすることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シェード布地を昇降操作する昇降コードを廃したシェードに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、ビルや家屋等の建築物の窓には、光や人目を遮蔽するためブラインドが設置される。典型的なブラインドは、水平方向に延在する略平板状のスラットを、左右複数本の昇降コードを挿通して上下に複数枚吊下し、各スラットを、その水平な長手方向軸心を中心として回転させることで、各スラット間の間隙を開閉可能となっている。また、最下段のスラットを昇降コードによって引き上げることで、それより上方の各スラットが次々と積み重なりながら引き上げられることで、ブラインド全体を開閉可能ともなっている(例えば特許文献1)。
【0003】
一方、近年では、従来のスラットを用いたブラインドに替えて、布製のシェードを用いたローマンシェードも開発されている(例えば特許文献2)。この種のローマンシェードは、昇降コードの昇降操作を案内するローラ等を内蔵する上端のヘッドボックスから、一枚布からなるシェード布地が吊下されており、シェード布地の下端にはボトムバーが配されている。ヘッドボックスからボトムバーにかけては、左右複数本の昇降コードが、シェード布地に所定のピッチで挿通された状態で配されている。そして、昇降コードによってボトムバーを上方へ牽引することで、シェード布地が上下複数段に折り畳まれながら全体的に伸縮することで、ローランシェードを開閉可能となっている。また、昇降コードを使用せず、シェード布地全体をヘッドボックス内へ巻き取り収納するロールブラインドも開発されている(例えば特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−138103号公報
【特許文献2】特開平9−296666号公報
【特許文献3】特開平11−324531号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ブラインドやシェードは建築物の室内へ設置されるため、室内空間の意匠性に大きな影響を与える。しかしながら従来のブラインドやローマンシェードは、室内空間へ与える意匠性についてはあまり検討されていない。シェード布地を使用したローマンシェードやロールブラインドでは、シェード布地自体に図柄や織柄等を付すことで全閉状態における意匠性を向上することは可能であるが、半開ないし全開状態ではその意匠性は失われる。ローマンシェードは半開ないし全開するとシェード布地が上下に複数段折り重なった状態となるが、一定のピッチで昇降コードが挿通されているだけなのでその折り重なり状態は常に一定であり、半開ないし全開状態において意匠性を向上することは不可能である。ブラインドは単に各スラットが上下に重なるだけであり、やはり半開ないし全開状態における意匠性の向上は不可能である。すなわち、昇降コードによって開閉する従来のブラインドやローマンシェードでは、半開ないし全開状態も含めて、重なり状態による意匠性を向上することはできない。
【0006】
また、従来のブラインドやローマンシェードは、各スラットやシェード布地を昇降ないし伸縮させる昇降コードのほか、当該昇降コードを案内するローラ等を内蔵したヘッドボックスや、ボトムバーを必須の構成としている。これでは部品点数が多く、組立作業(製造)も煩雑である。ロールブランドは昇降コードを使用していないものの、シェード布地を巻き取り収納するヘッドボックスやボトムバーを、やはり必須の構成としている。
【0007】
しかも、ヘッドボックスやボトムバーの左右幅寸法は不可変なので、汎用性に劣る。ブラインドやローマンシェードの左右幅寸法は、規格化された建築物の窓に合わせて種々の規格寸法に設計されていることが多い。したがって、通常は、窓に応じた幅寸法のローマンシェード等を購入すればよい。しかしながら、建築物の改装や引越しなどで設置対象である窓の幅寸法が変わると、従来ではこれに応じて再度新たなローマンシェード等を購入する必要があった。また、従来のローマンシェード等は既存のカーテンレールへヘッドボックスを固定するものであるが、これでは設置作業が煩雑であった。
【0008】
そこで本発明は、シェード布地の折り重なり形状を種々変更可能で意匠性が高く、簡素な構成で汎用性の高い、昇降コードを廃したシェードを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そのための手段として、本発明は、シェード布地を上下に伸縮することで開閉するシェードであって、昇降コードを備えておらず、前記シェード布地の上部から下部にかけて、互いに係脱可能な雄部材と雌部材とからなる複数個の係合手段が列状に設けられていることを特徴とする。すなわち本発明では、従来の昇降コードに替えて、雄部材と雌部材とからなる複数個の係合手段によってシェード布地を伸縮する構成となっている。これによれば、複数個ある雄部材と雌部材との係合位置を種々変更することで、シェード布地の折り重なり形状を自由に変更できる。すなわち、シェード布地の折り重なり形状のバリエーションが豊富となり、あらゆるデザインの形状を形成可能となる。しかも、ある程度折り重ねた状態を全閉状態に設定すれば、半開ないし全開状態における意匠性のみならず、図柄等を使用せずに全閉状態における意匠性も向上することができる。これにより、シェードの意匠性、延いては室内空間の意匠性を向上することができる。
【0010】
また、本発明のシェードは昇降コードを備えていないため、従来のブラインドやローマンシェード等において必須であったヘッドボックスやボトムバーは必ずしも必要ない。したがって、部品点数が少なく簡素な構成のシェードとすることができる。
【0011】
前記雄部材及び雌部材は、一定の間隔で規則的に配設することが好ましい。なお、ここでの一定の間隔とは、雄部材同士及び雌部材同士の間隔を意味する。したがって、雄部材同士の間に複数個の雌部材が配されていても構わないし、逆に雌部材同士の間に複数の雄部材が配されていても構わない。好ましくは、前記雄部材と雌部材を交互に配設する。このように、雄部材同士及び雌部材同士が一定の間隔で規則的に配設されていれば、シェード折り重なり形状にも一定の規則性が生じる。すなわち、複数段あるシェード布地の各折り畳み部が上下に整然と並ぶので、より意匠性を向上することができる。
【0012】
前記係合手段は、例えばシェード布地の左右幅方向中央部に一列のみ設けることもできるが、左右複数列設けることが好ましい。これにより、例えば幅寸法の比較的大きなシェードにおいて、折り重なり形状の崩れを防止できることは当然として、さらには、各列における雄部材と雌部材との係合位置(係合パターン)を互いに異ならせることで、さらに折り重なり形状のバリエーションが増え、さらに意匠性を向上することができる。
【0013】
前記係合手段としては、例えば雄部材としてのフックと雌部材としての係合孔等とすることができるほか、雄ボタンと雌ボタンとからなるスナップボタンとすることが好ましい。スナップボタンであれば、雄ボタンと雌ボタンとの係合が容易であるばかりか、シェード布地を下方に引っ張るだけで雄ボタンと雌ボタンとを容易に脱離することもできる。
【0014】
前記係合手段は、シェード布地に直接設けることもできるが、細長テープ状の基布に係合手段を予め設けたうえで、当該基布を前記シェード布地に設けることが好ましい。これによれば、係合手段の設置が容易であると共に、製品毎における係合手段の配置間隔のバラツキを避けることができる。
【0015】
また、前記係合手段は前記シェード布地の表面に配しても構わないが、裏面に配すことが好ましい。これによれば、シェードの全閉状態において係合手段の存在を目立たなくすることができ、全開状態における意匠性への悪影響も抑制することができる。なお、係合手段をシェード布地の表面に配していても、係合手段を係合した状態であれば、シェード布地が折り重なることで係合手段は隠される。
【0016】
前記シェード本体の上端縁には、該シェード布地を吊下支持する支持棒を挿通可能な筒部を設けることが好ましい。上述のように、本発明では従来のようなヘッドボックスは不用となる。そこで、これに替えて筒部を設けておけば、当該筒部に支持棒を挿通するだけでよいので、部品点数が少なく簡素な構成であると共に、シェードの設置も容易となる。なお、支持棒は筒部に挿通可能で、且つシェードを吊下支持できる棒部材であれば何でも良く、特に制限されない。しかも、筒部も布地によって形成されているので、シェード自体も幅方向へ伸縮自在であり、汎用性が高い。すなわち、種々幅寸法の異なる窓へ設置するとき、シェード布地を幅方向へ伸縮することで、窓の幅寸法に合わせることができる。このとき、窓の幅寸法に応じた長さ寸法の支持棒を使用することになるが、支持棒自体も伸縮自在であれば、逐次支持棒を変更する必要が無いため好ましい。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、従来の昇降コードに替えて互いに係脱可能な雄部材と雌部材とからなる複数個の係合手段によってシェード布地を上下に伸縮しているので、シェード布地の折り重なり形状を逐次自由に設計することができ、意匠性を向上できる。また、従来のヘッドボックスやボトムバー等が不要であり、簡素な構成で汎用性の高いシェードとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】シェードの全閉状態を示す背面斜視図である。
【図2】係合手段の一例を示す斜視図である。
【図3】支持棒の一例を示す斜視図である。
【図4】シェードを開いた状態の一例を示す斜視図である。
【図5】シェードを開いた状態の他の一例を示す斜視図である。
【図6】シェードを開いた状態のさらに他の一例を示す斜視図である。
【図7】シェードを開いた状態のさらに他の一例を示す斜視図である。
【図8】シェードを開いた状態のさらに他の一例を示す斜視図である。
【図9】サイズの異なる窓へ設置した例を示す斜視図である。
【図10】変形例を示す斜視図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下に、図面を参照しながら本発明の代表的な実施形態について説明するが、これに限定されることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。本発明のシェードは、典型的には光や人目を遮蔽するためビル、家屋、ショップ、公共施設等の各種建築物の窓や室外への出入口窓等へ適用される。また、高い意匠性からインテリアとして壁際に設けることもできる。
【0020】
図1に示すように、シェード1は、窓を覆いシェードの本来機能を果たすシェード布地10と、シェード布地10を上下方向に伸縮保持させる複数個のスナップボタン20と、シェード布地10を吊下支持する支持棒30とによって構成されている。なお、従来のような昇降コード、ヘッドボックス、及びボトムバーは備えていない。スナップボタン20が、本発明の係合手段に相当する。
【0021】
シェード布地10はフレキシブルな一枚布から成る。また、シェード布地10の上端縁には、該シェード布地10の上端部が折り返されることで、左右両側端が開口する中空筒状の筒部11が一体的に形成されている。シェード布地10は、綿や麻等の天然繊維、ポリエチレンやポリエステル等の合成樹脂繊維、または天然繊維と合成樹脂繊維とを混用した織物となっている。
【0022】
図2に示すように、スナップボタン20は、互いに係脱可能な雄ボタン21と雌ボタン22とを備える。各雄ボタン21と雌ボタン22は、予め細長テープ状の基布23に縫着や接着等により接合されている。そのうえで、当該基布23がシェード布地10の裏面へ上下方向に縫着されている。これによりシェード布地10の裏面には、図1に示すように、上部から下部にかけて複数個のスナップボタン20が列状に設けられている。各雄ボタン21と雌ボタン22とは、上下に等間隔で交互に設けられていることで、各雄ボタン21同士、及び各雌ボタン同士22が一定の間隔で規則的に配設されている。本実施例では、スナップボタン20が、シェード布地10の左右両側縁と幅方向中央部に3列設けている。
【0023】
支持棒30は、筒部11に挿通されることでシェード布地10を吊下する。支持棒30としては、筒部11に挿通可能な太さ、シェード布地10の幅寸法より大きな長さ寸法、及びシェード布地10の重量に耐え得る程度の強度を有する棒部材であれば特に制限されず、金属棒、木製棒、樹脂棒、セラミック棒などを使用できる。また、支持棒30の両端にはストッパ31を有する。このような支持棒30としては、例えば量販店等で市販されているいわゆる「突っ張り棒」が好適である。本実施例では、種々サイズの窓へ対応可能なように、内外二重構造で内棒を軸回転させることで長さ寸法を伸縮自在な、図3に示すような「突っ張り棒」を使用している。
【0024】
シェード1を窓に設置するには、支持棒30を筒部11へ挿通し、必要に応じて支持棒30の長さを窓枠(図示せず)の幅寸法に合わせたうえで、該支持棒30を窓枠内側の上端部に設置するだけでよい。このとき、左右のストッパ31によって支持棒30は窓枠内へ強固に設置され、滑落が防止される。
【0025】
シェード1を開閉するには、適宜スナップボタン20を係脱することでシェード布地10の長さを伸縮すればよい。本実施例では係合手段としてスナップボタン20を使用しているので、シェード1を開いた状態から閉じる場合は、シェード布地10を下方へ引っ張るだけでよい。シェード1を開いた状態では、シェード布地10は係合されたスナップボタン20の位置において折り畳まれる。複数箇所においてスナップボタン20を係合すれば、上下複数段に折り重なった状態となる。そのうえで、スナップボタン20の係合数や各雄ボタン21と雌ボタン22との組み合わせ等を種々変更することで、シェード1の折り重なり形状を種々デザインすることができる。なお、本発明では、シェード1の折り重なり形状を種々変更することができるので、シェード1の全開状態は一義的に定義されない。以下、シェード布地10が折り畳まれた部分を「襞」と称する。
【0026】
例えば全てのスナップボタン20(全ての隣り合う雄ボタン21と雌ボタン22同士)を係合させれば、図4に示すように、多数の小さな襞が重なった状態となる。また、1個または複数個おきにスナップボタン20を係合すれば、図5に示すように、比較的大きな襞が形成される。また、図6に示すように、シェード布地10の上下中間部のみにおいて
スナップボタン20を係合するのみでもよい。図4〜6に示す形状は、各列におけるスナップボタン20の係合パターンを同一としている。したがって、各襞は左右方向へ平坦に延びている。
【0027】
さらには、各列におけるスナップボタン20の係合パターンをそれぞれ異ならせることで、例えば図7や図8に示すように、各襞が湾曲した意匠性の高い折り重なり形状とすることもできる。例えば、左右両側縁にある列のスナップボタン20は1つおきに係合する一方、幅方向中央部にある列のスナップボタン20は2つおきに係合したり、各列の係合パターンは同じだが、係合する高さ位置を互い違いにするなど、多種多用の係合パターンがある。なお、綺麗な折り重なり形状を形成するには、左右両側縁にある列の係合パターンは同一としておくことが好ましい。
【0028】
建築物の改装や引越し等によって設置対象である窓の幅寸法が変更した場合は、支持棒30の長さ寸法と共に、図9に示すように、シェード布地10の幅寸法も伸縮することで、同じシェード1をそのまま利用することができる。図9は、窓よりも大きな幅寸法のシェード1を、シェード布地10を幅方向に皺寄せた状態で設置した状態を示している。この場合、幅方向の皺寄せによって襞が立体的になるので、より意匠性を向上することができる。
【0029】
(変形例)
上記実施例では、左右両側縁と中央部に3列のスナップボタン20を並設しているが、幅寸法の大きなシェード布地10を使用する場合は、例えば図10に示すように、中央部にも複数列のスナップボタン20を配すことが好ましい。この場合、偶数列同士、奇数列同士において同一係合パターンとしておけば、綺麗な意匠を形成し易い。比較的幅寸法の小さなシェード布地10であれば、左右両側縁の2列、又は中央部に1列のみでも構わない。また、スナップボタン20を複数列並設する場合において、必ずしも左右両側縁にスナップボタン20を設けなくともよい。
【0030】
シェード布地10は、基本的には窓の高さ寸法と同じ長さ寸法のものを使用して、全てのスナップボタンを脱離させた最伸状態を全閉状態とすればよいが、これに限らず、窓の高さ寸法より大きな長さ寸法のシェード布地10を用いて、ある程度折り重ねた状態を全閉状態とすることもできる。
【0031】
上記実施例では雄ボタン21と雌ボタン22とを交互に配設したが、これに限らず雄ボタン21同士の間に複数個の雌ボタン22を配したり、雌ボタン22同士の間に複数の雄ボタン21を配すこともできる。
【0032】
係合手段としては、雄ボタン21と雌ボタン22とからなるスナップボタン20のほか、例えば雄部材としてのフックと雌部材としての係合孔等とすることもできる。また、係合手段は、シェード布地10に直接設けることもできる。また、係合手段はシェード布地10の表面に設けることもできる。
【0033】
筒部11は、別布で形成した筒部材をシェード布地10の上縁に縫着することもできる。シェード1を設置する際、ストッパ31を有さない支持棒をカーテンレールに載置するだけでもよい。また、本発明では昇降コードを用いていないことにより基本的にはヘッドボックスやボトムバーは不要であるが、例えば筒部11の替わりにカーテンレールへ設置固定するためのヘッドレールを設けることもできる。また、敢えてボトムバーを使用しても構わない。
【符号の説明】
【0034】
1 シェード
10 シェード布地
11 筒部
20 スナップボタン(係合手段)
21 雄ボタン(雄部材)
22 雌ボタン(雌部材)
23 基布
30 支持棒
31 ストッパ



【特許請求の範囲】
【請求項1】
シェード布地を上下に伸縮することで開閉するシェードであって、
昇降コードを備えておらず、
前記シェード布地の上部から下部にかけて、互いに係脱可能な雄部材と雌部材とからなる複数個の係合手段が列状に設けられていることを特徴とする、シェード。
【請求項2】
前記雄部材及び雌部材は、一定の間隔で規則的に配設されていることを特徴とする、請求項1に記載のシェード。
【請求項3】
前記雄部材と雌部材が、交互に配設されていることを特徴とする、請求項2に記載のシェード。
【請求項4】
前記係合手段が左右複数列設けられていることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のシェード。
【請求項5】
前記係合手段が、雄ボタンと雌ボタンとからなるスナップボタンであることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のシェード。
【請求項6】
前記係合手段は、細長テープ状の基布に設けられており、
該係合手段を備える基布を前記シェード布地に配していることを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のシェード。
【請求項7】
前記係合手段は、前記シェード布地の裏面に配されていることを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のシェード。
【請求項8】
前記シェード布地の上端縁には、該シェード布地を吊下支持する支持棒を挿通可能な筒部が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のシェード。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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