説明

映像情報記録再生装置

【課題】
映像情報記録再生装置において、情報記録媒体に録画した映像に対して、使用者が必要な情報を付加することで、その情報を参照しながら映像を再生する装置、媒体、および方法を実現する。
【解決手段】
本発明の映像情報記録再生装置は、録画した映像に関して使用者が必要な情報をインターネットを利用して取得できると共に、インターネットより取得したWebサイト情報を映像にリンクさせることができる。また、本発明の映像情報記録再生装置は、録画した映像を再生する際に、履歴情報操作手段により使用者にWebサイト情報の取得履歴を開示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、映像情報に関して使用者が自ら情報をインターネットを利用して取得することができ、また、以前に取得した情報を使用者に開示することができる映像情報記録再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年のテレビ放送の動向は、アナログ放送からデジタル放送へ切り替わろうとしており、一部の地域では地上デジタル放送が開始されている。地上デジタル放送においては、番組のコピー管理情報や番組に関連する情報を付加して配信を行うことで、利用者に番組情報を提供する仕組みになっている。
【0003】
また、デジタル放送に対応して近年の映像記録再生装置の動向は、より高精細なHigh Definition(以下、HDと記す)映像を録画/再生することができるDVD/HDDレコーダが普及し始めている。そのため、DVD/HDDレコーダの内部に搭載される記録媒体であるHDDの記録容量は大容量化の傾向にあり、また、リムーバブルな記録媒体であるDVDは、記録容量が5倍であるBlu−ray Disc等に置き換わろうとしている。さらに、映像を従来よりも高圧縮することにより、HD映像を画質の劣化を抑えて従来の数倍時間で録画することが可能となった。
【0004】
一方、インターネットの普及に伴って、使用者は自ら必要な情報を得るためにWebサイトを閲覧し、それにより様々なサービスを利用できるようになった。
【0005】
これまでに、テレビ放送とWebサイト(Webコンテンツ)を関連付けて、使用者に情報を提供する方法が提案されている。
【0006】
例えば特許文献1では、情報提供装置が利用者識別情報に基づいてData Baseから放送番組に連動したWebコンテンツを検索し、利用者は電子メールを用いて情報を取得する手段が記載されている。
【0007】
【特許文献1】特開2003−189281号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、上記のような地上デジタル放送における番組情報の配信や関連するWebコンテンツの配信サービスは受動型であり、使用者が自ら情報を検索して取得することができないという問題が生じる。(第1の課題)
また、近年の映像記録再生装置の動向として、映像を長時間録画することが可能となったために、使用者が過去に録画した内容を忘れてしまったり、録画した映像の中から見たい映像を探す事ができないという問題が生じる。(第2の課題)
そこで本発明の目的は、上記第1の課題を解決するために、映像に関して使用者が自ら必要な情報をインターネットを利用して取得できると共に、インターネットより取得したWebサイト情報を映像にリンクさせることができ、また、上記第2の課題を解決するために、録画した映像を使用者が再生する際に、取得したWebサイトの情報を開示することができる映像情報記録再生装置、情報記録媒体および映像関連情報取得方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
電話回線などを通じてインターネットに接続するインターネット接続手段と、使用者が文字を入力することができる文字入力手段と、情報記録媒体に対して放送受信手段より送られた映像を記録し再生を行う装置であって、情報記録媒体に記録された映像に関して、使用者がインターネット接続手段および文字入力手段を用いて取得したWebサイト情報を情報記録媒体に映像に関連した情報として記録することができる映像関連情報操作手段とを備える。
【0010】
また、情報記録媒体上に映像に関連した情報が記録されている場合には、使用者にWebサイト情報が取得された履歴を開示する履歴情報操作手段を備え、履歴情報操作手段により取得した履歴を前記情報記録媒体に記録する。
【0011】
また、情報記録媒体から映像を再生する際に、Webサイト情報および映像を装置外部に送信するための情報に変換する映像情報送信手段を備える。
【0012】
以上の手段により、使用者からのWebサイト情報を選択する指示に基づいて、インターネット接続手段によりWebサイトにアクセスする。
【0013】
さらに、映像関連情報操作手段は、使用者からのWebサイト情報を削除する指示に基づいて、情報記録媒体状の映像に関連した情報を削除して、履歴情報操作手段は、使用者にWebサイト情報が削除されたことを開示し、また、情報記録媒体から取得履歴を削除する。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、映像に関して取得したWebサイトの情報を開示する映像記録再生装置を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態となる実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【実施例1】
【0016】
図1は、実施例1における映像情報記録再生装置1の構成を示す図である。
【0017】
図1において、テレビ番組や番組関連データなどを送信する放送局101からの映像情報を受信し、モニター装置104に送信する放送受送回路2を備え、使用者が文字情報を入力する文字入力部3と、放送受送回路2より送られた映像を録画するハードディスクあるいは光ディスクあるいは半導体メモリーなどの情報記録媒体4と、文字入力部3の情報に基づいてインターネット102に接続してWebサイト103にアクセスするインターネット接続回路5とを備える。それにより、例えば図7のように、映像情報記録再生装置1に接続されたモニター装置104の画面にはテレビ放送とWebサイト情報を同時に複数の画面で表示させることができる。
【0018】
また、映像情報記録再生装置1には、使用者が文字入力部3とインターネット接続回路5を利用して取得したWebサイト情報を、映像に関連した情報として情報記録媒体4に記録するエンコード回路6を備える。ここで、情報記録媒体4に映像に関連した情報が記録されている場合には、使用者にWebサイト情報が取得された履歴を開示する履歴情報操作回路7を備え、また、履歴情報操作回路7により取得履歴を情報記録媒体4に記録する。このとき、例えば図5(a)のように、情報がいつ取得されたのかを使用者に報告する。
【0019】
一方、映像情報記録再生装置1は、情報記録媒体4から録画された映像を再生する際に、エンコード回路6により記録されたWebサイト情報および映像を映像情報記録再生装置1の外部に送信するための情報に変換するデコード回路8を備える。
【0020】
図1の構成により、デコード回路8を介して、例えば図8のように、映像情報記録再生装置1に接続されたモニター装置104の画面には録画した映像とWebサイトアドレスとを一緒に表示させることができる。また、表示されたWebサイト情報に対して、使用者からのWebサイト情報を選択する指示に基づいて、インターネット接続回路5によりWebサイト103にアクセスすることができる。
【0021】
さらに、エンコード回路6は、使用者からのWebサイト情報を削除する指示に基づいて、Webサイト情報を削除する。履歴情報操作回路7は、使用者にWebサイト情報が削除されたことを開示し、また、履歴情報操作回路7により情報記録媒体4から取得履歴を削除する。このとき、例えば図6(a)のように、情報がいつ削除されたのかを使用者に報告する。
【0022】
以上実施例1では、録画した映像に関して、使用者が自ら必要な情報をインターネットを利用して取得することができる。また、録画した映像にWebサイトの情報をリンクさせることができる。さらに、録画した映像を使用者が再生する際に、取得したWebサイトの情報を開示することができる。
【実施例2】
【0023】
図2は、実施例2における映像情報記録再生装置1の構成を示す図である。
【0024】
図2において、符号2と7と8、符号101から104の動作および機能については、前記実施例1の図1における符号と同様であるため、それらの説明については省略する。
【0025】
図2の映像情報記録再生装置1は、放送受送回路2における番組関連データに基づいて映像に関連するWebサイト情報を自動的に取得するWebサイト情報取得プログラムAと、放送受送回路2より送られた映像を録画するハードディスクなどの情報記録媒体4と、Webサイト情報取得プログラムAに基づいてインターネット102に接続してWebサイト103にアクセスするインターネット接続回路5とを備える。それにより、例えば図7のように、映像情報記録再生装置1に接続されたモニター装置104の画面にはテレビ放送とWebサイト情報を同時に複数の画面で表示させることができる。ここで、Webサイト情報取得プログラムAは、使用者が必要な場合に動作する。
【0026】
また、映像情報記録再生装置1には、Webサイト情報取得プログラムAとインターネット接続回路5を利用して取得したWebサイト情報を、映像に関連した情報として情報記録媒体4に記録するエンコード回路6を備える。
【0027】
図2の構成により、デコード回路8を介して、例えば図8のように、映像情報記録再生装置1に接続されたモニター装置104の画面には録画した映像とWebサイトアドレスとを一緒に表示させることができる。また、表示されたWebサイト情報に対して、使用者からのWebサイト情報を選択する指示に基づいて、インターネット接続回路5によりWebサイト103にアクセスすることができる。
【0028】
以上実施例2では、録画した映像に関して、使用者が必要な情報をインターネットを利用して取得することができる。また、録画した映像にWebサイトの情報をリンクさせることができる。さらに、録画した映像を使用者が再生する際に、取得したWebサイトの情報を開示することができる。
【実施例3】
【0029】
図3は、実施例3における映像情報記録再生装置1の構成を示す図である。
図3において、符号2と3と8、符号101から104、符号Aの動作および機能については、前記実施例1の図1および前記実施例2の図2における符号と同様であるため、それらの説明については省略する。
【0030】
図3の映像情報記録再生装置1は、放送受送回路2より送られた映像を録画するハードディスクなどの情報記録媒体4と、文字入力部3の情報あるいはWebサイト情報取得プログラムAに基づいてインターネット102に接続してWebサイト103にアクセスするインターネット接続回路5とを備える。それにより、例えば図7のように、映像情報記録再生装置1に接続されたモニター装置104の画面にはテレビ放送とWebサイト情報を同時に複数の画面で表示させることができる。ここで、Webサイト情報取得プログラムAは、使用者が必要な場合に動作する。
【0031】
また、映像情報記録再生装置1には、使用者が文字入力部3あるいはWebサイト情報取得プログラムAとインターネット接続回路5を用いて取得したWebサイト情報を、映像に関連した情報として情報記録媒体4に記録するエンコード回路6を備える。ここで、情報記録媒体4に映像に関連した情報が記録されている場合には、使用者にWebサイト情報が付加された履歴を開示する履歴情報操作回路7を備える。このとき、文字入力部3を用いてWebサイト情報を取得した場合には、例えば図5(a)のように、情報がいつ取得されたのかを使用者に報告する。また、Webサイト情報取得プログラムAを介してWebサイト情報を取得した場合には、例えば図5(b)のように、情報が自動的にいつ取得されたのかを使用者に報告する。
【0032】
図3の構成により、デコード回路8を介して、例えば図8のように、映像情報記録再生装置1に接続されたモニター装置104の画面には録画した映像とWebサイトアドレスとを一緒に表示させることができる。また、使用者からのWebサイト情報を選択する指示に基づいて、インターネット接続回路5によりWebサイト103にアクセスすることができる。
【0033】
さらに、エンコード回路6は、使用者からのWebサイト情報を削除する指示に基づいて、Webサイト情報を削除する。履歴情報操作回路7は、使用者にWebサイト情報が削除されたことを開示し、また、履歴情報操作回路7により情報記録媒体4から取得履歴を削除する。このとき、文字入力部3を用いてWebサイト情報を取得した場合には、例えば図6(a)のように、情報がいつ削除されたのかを使用者に報告する。また、Webサイト情報取得プログラムAを介してWebサイト情報を取得した場合には、例えば図6(b)のように、自動で取得した情報がいつ削除されたのかを使用者に報告する。
【0034】
以上実施例3では、録画した映像に関して、使用者が自らあるいは映像情報記録再生装置を用いることで必要な情報をインターネットを利用して取得することができる。また、録画した映像にWebサイトの情報をリンクさせることができる。さらに、使用者が録画した映像を再生する際に、取得したWebサイトの情報を開示することができる。
【実施例4】
【0035】
図4は、実施例4における映像情報記録再生装置1の構成を示す図である。
図4において、符号3と5と7と8、符号102から104の動作および機能については、前記実施例1の図1における符号と同様であるため、それらの説明については省略する。
【0036】
図4の映像情報記録再生装置1は、映像出力装置105から送られる映像を受信し、モニター装置104に送信する映像受送回路9を備え、映像受送回路9より送られた映像を録画するハードディスクなどの情報記録媒体4とを備える。それにより、例えば図7のように、映像情報記録再生装置1に接続されたモニター装置104の画面にはテレビ放送とWebサイト情報を同時に複数の画面で表示させることができる。
【0037】
図4の構成により、デコード回路8を介して、例えば図7のように、映像情報記録再生装置1に接続されたモニター装置104の画面には録画した映像とWebサイトアドレスとを一緒に表示させることができる。また、使用者からのWebサイト情報を選択する指示に基づいて、インターネット接続回路5によりWebサイト103にアクセスすることができる。
【0038】
以上実施例4では、録画した映像に関して、使用者が自ら必要な情報をインターネットを利用して取得することができる。また、録画した映像にWebサイトの情報をリンクさせることができる。さらに、使用者が録画した映像を再生する際に、取得したWebサイトの情報を開示することができる。
【実施例5】
【0039】
図9は、上記の実施例1から実施例4で説明した映像情報記録再生装置において、使用者が映像に関連するWebサイト情報を取得するための手順の一例を説明するためのフローチャートである。
【0040】
図9において、まず、S201では放送局101から送信されるテレビ番組や番組関連データ、あるいは映像出力装置105からの映像情報を受信する。次に、S202では受信した映像情報をハードディスクなどの情報記録媒体に録画する。また、S203では情報記録媒体4に録画した映像を再生する。S204では使用者が映像を再生中に気になるシーンがあった場合に、インターネット接続回路5を利用してインターネットに接続し、S205でWebサイト情報を取得できる。さらに、S206でWebサイト情報を映像に関連した情報として情報記録媒体4に録画する。S206の操作の後、S207でWebサイト情報および映像を再生する場合に、S208でモニター装置104の画面上に表示されるWebサイト情報を選択する。S208の操作により、S209でインターネット接続回路5を利用してインターネットに接続し、S210でWebサイト情報を取得してモニター装置104の画面上に表示する。
【実施例6】
【0041】
図10は、上記の実施例1から実施例4で説明した映像情報記録再生装置において、情報記録媒体がハードディスクまたは光ディスク301である場合の映像情報記録領域を示す図である。
【0042】
図10において、ハードディスクまたは光ディスク上の予め用意された映像情報記録領域に、映像に関連した情報となるWebサイト情報およびWebサイト情報の取得履歴が記録される。また、使用者の指示に基づいて、映像情報記録領域に記録されているWebサイト情報およびWebサイト情報の取得履歴が削除される。
【実施例7】
【0043】
図11は、上記の実施例1から実施例4で説明した映像情報記録再生装置において、映像に関連した情報となるWebサイト情報およびWebサイト情報の取得履歴が記録される情報記録媒体が、映像情報記録再生装置の使用者が管理するWebサイト401である場合の情報表示の一例を示している。
【0044】
図11において、例えば、映像に関連した情報となるWebサイトアドレスがいつ取得されたのかが表示される。また、例えば、映像に関連した情報となるWebサイトアドレスがいつ削除されたのかが表示される。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の実施例1となる映像情報記録再生装置の構成図。
【図2】本発明の実施例2となる映像情報記録再生装置の構成図。
【図3】本発明の実施例3となる映像情報記録再生装置の構成図。
【図4】本発明の実施例4となる映像情報記録再生装置の構成図。
【図5】Webサイト情報の取得履歴を開示する一例。
【図6】Webサイト情報の削除履歴を開示する一例。
【図7】テレビ放送とWebサイトの複数表示の一例。
【図8】録画したテレビ放送とWebサイト情報の同一画面表示の一例。
【図9】本発明の映像情報記録再生装置の操作手順の一例を説明するためのフローチャート。
【図10】ハードディスクまたは光ディスク上に存在する映像情報記録領域を示す図。
【図11】Webサイト情報と取得履歴が記録される媒体がWebサイトである場合の図。
【符号の説明】
【0046】
1・・・映像情報記録再生装置、2・・・放送受送回路、3・・・文字入力部、
4・・・情報記録媒体、5・・・インターネット接続回路、6・・・エンコード回路、
7・・・履歴情報操作回路、8・・・デコード回路、9・・・映像受送回路、
A・・・Webサイト自動検索プログラム、101・・・放送局、102・・・インターネット、
103・・・Webサイト、104・・・モニター装置、105・・・映像出力装置、
301・・・ハードディスクまたは光ディスク、401・・・使用者管理のWebサイト。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
テレビ放送を受信する放送受信手段と、
電話回線などを通じてインターネットに接続するインターネット接続手段と、
使用者が文字を入力することができる文字入力手段と、
情報記録媒体に対して前記放送受信手段より送られた映像を記録し再生を行う装置であって、
前記情報記録媒体に記録された映像に対して、使用者が前記インターネット接続手段および前記文字入力手段を用いて取得したWebサイト情報を、映像に関連した情報として前記情報記録媒体に記録する映像関連情報操作手段とを備えることを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項2】
請求項1の映像情報記録再生装置において、
前記情報記録媒体に映像に関連した情報が記録されている場合には、使用者にWebサイト情報が取得された履歴を開示する履歴情報操作手段を備え、
前記履歴情報操作手段により取得した履歴を前記情報記録媒体に記録することを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項3】
請求項1の映像情報記録再生装置において、
前記情報記録媒体から映像を再生する際に、前記Webサイト情報および映像を装置外部に送信するための情報に変換する映像情報送信手段を備え、
前記映像情報送信手段を介して、前記Webサイト情報と映像を一緒に表示することを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項4】
請求項1の映像情報記録再生装置において、
使用者からの前記Webサイト情報を選択する指示に基づいて、前記インターネット接続手段によりWebサイトにアクセスすることを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項5】
請求項2の映像情報記録再生装置において、
前記映像関連情報操作手段は、使用者からのWebサイト情報を削除する指示に基づいて、前記情報記録媒体上の映像に関連した情報を削除し、
前記履歴情報操作手段は、使用者にWebサイト情報が削除されたことを開示し、また、前記情報記録媒体から取得履歴を削除することを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項6】
番組関連データ付きテレビ放送を受信する放送受信手段と、
電話回線などを通じてインターネットに接続するインターネット接続手段と、
情報記録媒体に対して前記放送受信手段より送られた映像を記録し再生を行う装置であって、
前記情報記録媒体に記録された映像に対して、前記番組関連データに基づいて、前記インターネット接続手段を用いて自動的にWebサイト情報を取得するWebサイト情報取得プログラムを備え、
前記情報記録媒体に記録された映像に対して、前記Webサイト情報取得プログラムにより取得したWebサイト情報を、映像に関連した情報として前記情報記録媒体に記録する映像関連情報操作手段とを備えることを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項7】
請求項6の映像情報記録再生装置において、
前記情報記録媒体に映像に関連した情報が記録されている場合には、使用者にWebサイト情報が取得された履歴を開示する履歴情報操作手段を備え、
前記履歴情報操作手段により取得した履歴を前記情報記録媒体に記録することを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項8】
請求項6の映像情報記録再生装置において、
前記情報記録媒体から映像を再生する際に、前記Webサイト情報および映像を装置外部に送信するための情報に変換する映像情報送信手段を備え、
前記映像情報送信手段を介して、Webサイト情報と映像を一緒に表示することを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項9】
請求項6の映像情報記録再生装置において、
使用者からのWebサイト情報を選択する指示に基づいて、前記インターネット接続手段によりWebサイトにアクセスすることを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項10】
請求項7の映像情報記録再生装置において、
前記映像関連情報操作手段は、使用者からのWebサイト情報を削除する指示に基づいて、前記情報記録媒体上の映像に関連した情報を削除し、
前記履歴情報操作手段は、使用者にWebサイト情報が削除されたことを開示し、また、前記情報記録媒体から取得履歴を削除することを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項11】
番組関連データ付きテレビ放送を受信する放送受信手段と、
電話回線などを通じてインターネットに接続するインターネット接続手段と、
使用者が文字を入力することができる文字入力手段と、
情報記録媒体に対して前記放送受信手段より送られた映像を記録し再生を行う装置であって、
前記情報記録媒体に記録された映像に対して、前記番組関連データに基づいて、前記インターネット接続手段を用いて自動的にWebサイト情報を取得するWebサイト情報取得プログラムを備え、
前記Webサイト情報取得プログラムにより取得したWebサイト情報、もしくは、使用者が前記インターネット接続手段および前記文字入力手段を用いて取得したWebサイト情報を、映像に関連した情報として前記情報記録媒体に記録する映像関連情報操作手段とを備えることを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項12】
請求項11の映像情報記録再生装置において、
前記情報記録媒体上に映像に関連した情報が記録されている場合には、使用者に前記Webサイト情報取得プログラム、もしくは、前記文字入力手段によってWebサイト情報が取得された履歴を開示する履歴情報操作手段を備え、
前記履歴情報操作手段により取得した履歴を前記情報記録媒体に記録することを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項13】
請求項11の映像情報記録再生装置において、
前記情報記録媒体から映像を再生する際に、前記Webサイト情報および映像を装置外部に送信するための情報に変換する映像情報送信手段を備え、
前記映像情報送信手段を介して、Webサイト情報と映像を一緒に表示することを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項14】
請求項11の映像情報記録再生装置において、
使用者からのWebサイト情報を選択する指示に基づいて、前記インターネット接続手段によりWebサイトにアクセスすることを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項15】
請求項12の映像情報記録再生装置において、
前記映像関連情報操作手段は、使用者からのWebサイト情報を削除する指示に基づいて、前記情報記録媒体上の映像に関連した情報を削除し、
前記履歴情報操作手段は、使用者にWebサイト情報が削除されたことを開示し、また、前記情報記録媒体から取得履歴を削除することを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項16】
電話回線などを通じてインターネットに接続するインターネット接続手段と、
使用者が文字を入力することができる文字入力手段と、
情報記録媒体に対して映像を記録し再生を行う装置であって、
前記情報記録媒体に記録された映像に対して、使用者が前記インターネット接続手段および前記文字入力手段を用いて取得したWebサイト情報を、映像に関連した情報として前記情報記録媒体に記録する映像関連情報操作手段とを備えることを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項17】
請求項16の映像情報記録再生装置において、
前記情報記録媒体に映像に関連した情報が記録されている場合には、使用者にWebサイト情報が取得された履歴を開示する履歴情報操作手段を備え、
前記履歴情報操作手段により取得した履歴を前記情報記録媒体に記録することを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項18】
請求項16の映像情報記録再生装置において、
前記情報記録媒体から映像を再生する際に、前記Webサイト情報および映像を装置外部に送信するための情報に変換する映像情報送信手段を備え、
前記映像情報送信手段を介して、Webサイト情報と映像を一緒に表示することを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項19】
請求項16の映像情報記録再生装置において、
使用者からの前記Webサイト情報を選択する指示に基づいて、前記インターネット接続手段によりWebサイトにアクセスすることを特徴とする映像情報記録再生装置。
【請求項20】
請求項17の映像情報記録再生装置において、
前記映像関連情報操作手段は、使用者からのWebサイト情報を削除する指示に基づいて、前記情報記録媒体上の映像に関連した情報を削除し、
前記履歴情報操作手段は、使用者にWebサイト情報が削除されたことを開示し、また、前記情報記録媒体から取得履歴を削除することを特徴とする映像情報記録再生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2008−92483(P2008−92483A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−273568(P2006−273568)
【出願日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】