説明

杖兼椅子

【課題】 立ち姿勢で使用でき、スペースをとらず、膝に負担をかけず、混雑でも安心して使える杖兼椅子を提供。
【解決手段】 握柄1がついた杖幹2;ノッチ3a〜3dが長手方向zに分布し、ノッチ配列より上方にガイド面4がある支持板5;ノッチ配列の下端からガイド面に及ぶ長さで、下端部にはノッチに嵌り込むピン6があり、上端部がガイド面でz方向に移動が案内される座高調整台9;該調整台を杖幹に対してz方向に移動可に、しかもピン6をノッチに対して挿脱可に支持する連結部材10,11;立ち姿勢の使用者のお尻を支える尻当て12;および、座高調整台の上端にあって、尻当て12を回動可に支持しかつ、尻当てが杖幹と平行となる退避位置と、杖幹と直交する水平角度よりも上向き傾斜の上向尻受け位置で、尻当てを固定可であるヒンジ14;を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、膝を折って座るのはなく、殆ど立った状態で体重を乗せられる立ち椅子として使用できる杖に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の杖兼椅子は膝を折って座るタイプであり、座った際の杖の接地部分は両足の踵から爪先間の面積範囲から外れる構造になっている。このような構造では大勢で混み合う場所、例えば水族館、動物園等で見学、電車内等ではスペースを取るために使用できない。また、高齢者の場合は膝を曲げて座ると立ち上がるときに膝に負担がかかる。
【0003】
例えば、特許文献1に記載の杖兼椅子は、略L字状の握柄を頭部に備えた杖状の第1脚に、短い第2脚をX形で開閉するように連結し、第2脚の頭部にヒンジで腰掛を、水平から垂直に回動するように装着し、その先端部を、第1脚にスライド可に装着した筒体にヒンジ結合して、第1脚に対して第2脚を閉じる畳み姿勢では、腰掛を第1脚に略平行に沿う姿勢にして筒体を第1脚に係止する。この構造では、第1脚に対して第2脚を開いた椅子使用状態では、腰掛が水平になるので、使用者が立ち姿勢でお尻を腰掛で支えようとすると、股下部分が椅子に当たり痛くなる。また、脚部に広がりがあるので両足間の間には納まらない。したがって使用者は、膝を折って座らなければならない。
【0004】
特許文献2に記載の腰掛ステッキも、特許文献1に記載の杖兼椅子と同様に、T字状の握柄を頭部に備えた杖状の第1脚に、短い第2脚をX形で開閉するように連結し、第2脚の頭部にヒンジで腰掛の前端を、水平から垂直に回動するように装着し、腰掛の後端部を、第1脚にスライド可の筒体に装着して、第1脚に対して第2脚を閉じる畳み姿勢では、腰掛を第1脚に略平行に沿う姿勢にして筒体を第1脚に係止する。この構造でも、第1脚に対して第2脚を開いた椅子使用状態では、腰掛が水平になるので、立ち姿勢でお尻を腰掛で支えることは出来ない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−209590号公報
【特許文献2】特開2004−121771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は立ち姿勢で使用でき、使用スペースをとらず、膝が心配の人も、混雑した場所でも安心して使える杖兼椅子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)先端部に握柄(1)がついた杖幹(2);
該杖幹(2)で支持されて該杖幹(2)の長手方向(z)に上下動可であって、該杖幹(2)に固定することができる座高調整手段(3〜11);および、
該座高調整手段(3〜11)で支持され、股間に前記杖幹(2)を挟むように跨ぐ立ち姿勢の使用者のお尻を支えるための尻当て(12);
を備える杖兼椅子。
【発明の効果】
【0008】
これによれば、図4に示すように、杖幹(2)の下端(接地部),握柄(1)および尻当て(12)の位置が両足の爪先から踵間の面積内に納まるため、自分の立つ位置よりも外側にスペースをとらず、混雑した場所でも安心して使える。杖の前方への傾斜角度がわずかであるので、杖幹(2)の接地が安定する。膝を折って座るのではなく、殆ど立った状態で長時間体重を乗せても股下が痛くならず、膝の悪い人でも安心して座れる。膝を少し折った状態なので万一接地部が滑っても転倒することはない。荷物がある場合は握柄(1)にかけられる。また、尻当て(12)を簡単に折りたため、杖として使用できる。座高調整手段(3〜11)で上下位置調整をすることにより、身長に合わせて尻当て(12)の高さを調整できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の一実施例の外観を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【図2】図1に示す杖兼椅子の一部を拡大して示し、(a)は下部幹2bに対して上部幹2aを固定しあるいは開放する固定具15〜18の正面を示し、(b)は(a)の右側面を示し、(c)は(a)上のIIC−IIC線断面を示す。
【図3】図1に示す杖兼椅子の横断面を拡大して示し、(a)は図1上のIIIA−IIIA線断面拡大図、(b)は図1上のIIIB−IIIB線断面拡大図である。
【図4】図1に示す杖兼椅子の、股間に前記杖幹2を挟むように跨ぐ立ち姿勢での使用時の姿勢を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【図5】図1に示す杖兼椅子の、横向き立ち着座姿勢での使用状態を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(2)前記座高調整手段(3〜11)は、前記杖幹の長手方向(z)に長く、複数の上向きノッチ(3a〜3d)が該長手方向(z)に分布し、これらのノッチの配列より長手方向(z)で上方に該方向(z)に延びるガイド面(4)がある、前記杖幹(2の2b)と一体の支持板(5);前記ノッチの配列の下端から前記ガイド面(4)に及ぶ長さがあって、下端部には1つのノッチに嵌り込むピン(6)があり、上端部が前記ガイド面(4)で前記長手方向(z)に移動が案内される座高調整台(9);および、該座高調整台(9)を前記杖幹(2)に対して前記長手方向(z)に移動可に、しかも前記ピン(6)をノッチに対して挿脱可に支持する連結部材(10,11);を含む、上記(1)に記載の杖兼椅子。
【0011】
(3)前記杖幹(2)は、一方が他方の内部に進入する上部幹(2a)ならびに下部幹(2b)および両者を相対的に固定,解放する結合具(15)を含み;前記支持板(5)は前記下部幹(2b)と一体である;上記(1)又は(2)に記載の杖兼椅子。これによれば、身長に合わせて杖幹(2)を伸縮調整できる。
【0012】
(4)さらに、前記座高調整手段(3〜11)で支持され、前記尻当て(12)を回動可に支持しかつ、前記尻当て(12)が前記杖幹(2)と平行又は略平行となる退避位置と、前記杖幹(2)と直交する水平角度よりも上向き傾斜(杖幹2aに対してθ=80°〜50°)の上向尻受け位置で、前記尻当て(12)を固定可であるヒンジ(14);を備える上記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の杖兼椅子。
【0013】
これによれば、股間に前記杖幹(2)を挟むように跨ぐ立ち姿勢での使用時に、胸の前で握柄(1)を手で持つ(図4)ことができ、尻当て(12)に安定して座れる。
【0014】
(5)前記ヒンジ(14)はさらに、前記杖幹(2)と直交する水平角度よりも下向き傾斜(杖幹2aに対してθ=100°〜120°)の下向尻受け位置で、前記尻当て(12)を固定可である;上記(4)に記載の杖兼椅子。これによれば、握柄(1)を脇の下に入れて腕で挟むことができる(図5)。
【0015】
(6)前記ヒンジ(14)は前記尻当て(12)を、前記杖幹(2の上杖幹2a)に対して0°から120°まで回動可、かつ、0°と、80°〜50°の範囲内の任意の角度と、さらに、100°〜120°の範囲内の任意の角度で停止可に支持する;上記(4)又は(5)に記載の杖兼椅子。これによれば、股間に前記杖幹(2)を挟むように跨ぐ立ち姿勢(図4)で使用することができ、また、握柄(1)を脇の下に入れて腕で挟む横座り姿勢(図5)でも使用することができる。
【0016】
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【実施例】
【0017】
図1に、本発明の一実施例の外観を示す。先端にT字型の握柄1がある上杖幹2aの下端は、下端に石突(接地部)がある下杖幹2bの上端からその内部に挿入されており、上杖幹2aは結合具15で、下杖幹2bに締め付け固定されている。
【0018】
図2に、結合具15の部分を拡大して示す。下杖幹2bの上端には、長方形の平板の中央部を円筒状に曲げて両端部を円筒から突き出して略平行にした結合具15が固着されている。下杖幹2bの上端部には、その長手方向zに延びるスリット2c,2dが刻まれており、これらにより下杖幹2bの上端部は、半径方向に伸縮できる。結合具15の、円筒部から突出する両端部をボルト16が貫通している。ボルト16の頭部は、溶接により該両端部の一方に固定されている。ボルト16の、該両端部を貫通した雄ねじの先端部には、ナット17が螺合しており、このナット17に、レバー18の一端が溶接により固着されている。
【0019】
レバー18を、図2の(a)に示す実線位置から2点鎖線位置に、反時計方向に廻すと、ナット17による結合具15の両端部の締め付けが緩み、これにより下杖幹2bによる上杖幹2aの圧搾(挟持)が解除されて、下杖幹2bに対して上杖幹2aが、長手方向zに移動することができる。杖幹2(2a+2b)の長さを所望値にするように上杖幹2aを下杖幹2bから引き出し又は押し込んでから、レバー18を、図2の(a)に示す2点鎖線位置から実線位置に、時計方向に廻すと、ナット17により結合具15の両端部が締め付けられ、これにより下杖幹2bにより上杖幹2aが圧搾されて、下杖幹2bに対して上杖幹2aが固定される。
【0020】
図1を再度参照する。下杖幹2bには、下半分に上向きノッチ3a〜3dがあり上半分は平板状の支持板5が固着されており、この支持板5は、下杖幹2bと平行であり、長手方向zに延びている。上向きノッチ3a〜3dは長手方向zに分布し、これらのノッチの配列より長手方向zで上方に、該方向に延びるガイド面4がある。下杖幹2bには座高調整台9が装着されている。この座高調整台9は、ノッチ3a〜3dの配列の下端から支持板5のガイド面4に及ぶ長さがあって、下端部には1つのノッチに嵌り込むピン6を固着した下スライド板7が、上端部にはガイド面4で長手方向zに移動が案内される上スライド板8がある。下スライド板7の部位に下連結部材10があり、上スライド板8の部位に上連結部材11がある。
【0021】
図3の(a)には、上連結部材11の横断面を拡大して示し、図3の(b)には、下連結部材10の横断面を拡大して示す。上連結部材11は、長円リング状であって、その内側に座高調整台9,上スライド板8および下杖幹2bがあり、上スライド板8は座高調整台9に固着されている。下連結部材10も、長円リング状であって、その内側に座高調整台9,下スライド板7,ピン6および下杖幹2bがあり、下スライド板7は座高調整台9に固着されている。ピン6は下スライド板7に固着されている。
【0022】
座高調整台9の高さ(尻当て12の高さ)を調整するときには、下連結部材10をy方向に押す。すなわち、y方向に広幅の空間10aを縮める方向に、ピン6がノッチ3cの外に出るまで押す。これは、図1の(a)において、座高調整台9の上端を中心に下端を時計方向に廻す回動である。この回動を可能とするために、下連結部材10はy方向に長くして広い空間10aを形成している。また、該回動を容易にするために上連結部材11にも少々の空間11aを開けている。該回動をしてピン6をノッチ3cの外に外して座高調整台9を下又は上にずらして、ピン6が別のノッチに対向する位置で、座高調整台9を逆方向(反時計方向)に回動することにより、ピン6が他のノッチに嵌まり込み、座高調整台9の高さ(尻当て12の高さ)調整が終わる。ノッチ3a〜3dは上向き傾斜しているので、単に座高調整台9を所望位置の少し上まで上スライドさせることにより、ピン6がノッチから外れ、そして少し下にスライドするとピンがノッチに嵌まり込み、座高調整台9が杖幹2の所望位置で支持される。単に座高調整台9を上げてスライドさせ、所定の位置で下げるだけで容易に、短時間で尻当て12の高さ調整が可能である。
【0023】
図1を再度参照する。座高調整台9の上端にはヒンジ14が固定されている。このヒンジ14は、座台相当の尻当て12に一体の回動アーム13を、図1紙面に垂直な軸を中心に回動可に支持するとともに、この実施例のヒンジ14には、尻当て12を杖幹2に平行な角度θ=0°(退避姿勢)で軽く保持するラッチ機構および回動アームの先端のヒンジ棒を第1軸位置において回動アーム13をθ=75°(跨ぎ立ち姿勢用)で下支え(ロック)する溝、ならびに、該ヒンジ棒を第2軸位置にずらして回動アーム13をθ=105°(横座り立ち姿勢用)で下支え(ロック)する溝、がある。
【0024】
図4に、図1に示す杖兼椅子を、股間に跨いで立ち姿勢で使用する態様を示す。杖幹2の最下端の石突は、両足の間にあって足の爪先と踵との間にある。握柄1と使用者の膝はほぼ足の爪先の上部にある。したがって杖兼椅子は使用する人の両足間の面積からはみ出さないので、混雑している場所でも他人の迷惑にならない。
【0025】
図5には、図1に示す杖兼椅子を、横座りする形で使用する態様を示す。女性の場合は横座りの方が便利である。この場合も石突は両足の間にあり、杖は使用する体の内側になるので他人の迷惑にならない。
【0026】
図1に示す杖兼椅子を杖として使用する場合は、尻当て12を上杖幹2aの側に倒す(折りたたみ)。握柄1の高さは杖として使いやすい高さに結合具15を使用して調整する。
【0027】
なお、本発明の杖兼椅子は、軽量が使いやすいので材質はアルミ合金あるいはチタンが望ましい。下杖幹2b,上杖幹2a,座高調整台9および回動アーム13は、軽量化と強度アップのため、管形状が望ましい。握柄1は、手に優しい樹脂,ゴムが使用できる。尻当て12はチタン,アルミ合金,樹脂,ゴムが使用できる。石突は滑りにくい樹脂又はゴムが望ましい。
【0028】
なお、杖としての高さ調整が必要ない場合は、下杖幹2bと上杖幹2aを一体化して一本にした方が経済的であり、軽量化できる。また、握柄1はT字型が両手で保持できるので安定上望ましいが、L字型でも問題ない。また、握柄1に図に無い紐をつけておき、身体に縛ると安定性が増し、手をはなすことができて便利である。座高調整台9を下杖幹2bに沿ってスライドさせて任意の高さに固定する構造は、ヒンジ16に図2に示す結合具15と同様な、座高調整結合具を固着し、この座高調整結合具に下杖幹2bを通して、座高調整結合具を下杖幹2bに対して上下動可としかつ締め付け固定により任意の高さで下杖幹2bに固定する構造としてもよい。
【0029】
図1に示す杖兼椅子を、股間に跨いで立ち姿勢で使用する態様(図4)では、尻当て12(に一体の回動アーム13)と杖幹2との角度θ(θ1)は80°〜50°に、跨らない横座りの態様(図5)では、角度θ(θ2)を100°〜120°にするのが好ましく、上述の実施例では、θ1=75°、θ2=105°としている。しかし、回動アーム13を、θ=0°から120°の範囲で連続回転可に支持し、しかも0°と、80°〜50°の範囲内の任意の角度と、さらに、100°〜120°の範囲内の任意の角度でロック(固定)できる構造とするのも良い。このようにすると、上述のように、杖兼椅子が使用者の両足間の外にはみ出すことなく、混雑している場所でも他人の迷惑にならない。
【符号の説明】
【0030】
1:握柄
2:杖幹
2a:上杖幹
2b:下杖幹
3a〜3d:ノッチ
4:ガイド面
5:支持板
6:ピン
7:下スライド板
8:上スライド板
9:座高調整台
10:下連結部材
11:上連結部材
12:尻当て
13:回動アーム
14:ヒンジ
15:結合具
16:ボルト
17:ナット
18:レバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端部に握柄がついた杖幹;
該杖幹で支持されて該杖幹の長手方向に上下動可であって、該杖幹に固定することができる座高調整手段;
股間に前記杖幹を挟むように跨ぐ立ち姿勢の使用者のお尻を支えるための尻当て;および、
前記座高調整手段で支持され、前記尻当てを回動可に支持しかつ、前記尻当てが前記杖幹と平行又は略平行となる退避位置と、前記杖幹と直交する水平角度よりも上向き傾斜の上向尻受け位置で、前記尻当てを固定可であるヒンジ;
を備える杖兼椅子。
【請求項2】
前記座高調整手段は、前記杖幹の長手方向に長く、複数の上向きノッチが該長手方向に分布し、これらのノッチの配列より長手方向で上方に該方向に延びるガイド面がある、前記杖幹と一体の支持板;前記ノッチの配列の下端から前記ガイド面に及ぶ長さがあって、下端部には1つのノッチに嵌り込むピンがあり、上端部が前記ガイド面で前記長手方向に移動が案内される座高調整台;および、該座高調整台を前記杖幹に対して前記長手方向に移動可に、しかも前記ピンをノッチに対して挿脱可に支持する連結部材;を含む、請求項1に記載の杖兼椅子。
【請求項3】
前記杖幹は、一方が他方の内部に進入する上部幹ならびに下部幹および両者を相対的に固定,解放する結合具を含み;前記支持板は前記下部幹と一体である;請求項2に記載の杖兼椅子。
【請求項4】
さらに、前記座高調整手段で支持され、前記尻当てを回動可に支持しかつ、前記尻当てが前記杖幹と平行又は略平行となる退避位置と、前記杖幹と直交する水平角度よりも上向き傾斜の上向尻受け位置で、前記尻当てを固定可であるヒンジ;を備える請求項1乃至3のいずれか1つに記載の杖兼椅子。
【請求項5】
前記ヒンジはさらに、前記杖幹と直交する水平角度よりも下向き傾斜の下向尻受け位置で、前記尻当てを固定可である;請求項4に記載の杖兼椅子。
【請求項6】
前記ヒンジは前記尻当てを、前記杖幹に対して0°から120°まで回動可、かつ、0°と、80°〜50°の範囲内の任意の角度と、さらに、100°〜120°の範囲内の任意の角度で停止可に支持する;請求項4又は5に記載の杖兼椅子。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−231874(P2012−231874A)
【公開日】平成24年11月29日(2012.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−101138(P2011−101138)
【出願日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【出願人】(508096415)中國工業株式会社 (4)
【出願人】(511107740)株式会社岸田ステンレス工業所 (1)
【出願人】(300042498)
【Fターム(参考)】