杭吊込み用治具
【課題】 既製杭の建込み時における薬液供給用配管の設置作業を不要とし、かつ特別な資材を使用することなく杭の沈設を可能とする。
【解決手段】 既製杭2の上端に嵌脱自在に接続される杭キャップ1と、この杭キャップの上端から延設されオーガ駆動部22に連結可能とされた所要長さを有するロッド3と、このロッドの側方に該ロッドの軸心に対し旋回可能とされるとともに適宜距離にわたり上下動可能に支持された流体供給管5とを備え、この流体供給管の下端部は前記杭キャップの上部からその内部に貫通して前記既製杭に縦設された流通路16に接続可能としたことを特徴とする。
【解決手段】 既製杭2の上端に嵌脱自在に接続される杭キャップ1と、この杭キャップの上端から延設されオーガ駆動部22に連結可能とされた所要長さを有するロッド3と、このロッドの側方に該ロッドの軸心に対し旋回可能とされるとともに適宜距離にわたり上下動可能に支持された流体供給管5とを備え、この流体供給管の下端部は前記杭キャップの上部からその内部に貫通して前記既製杭に縦設された流通路16に接続可能としたことを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、杭の沈設工法に用いられる杭吊込み用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に既製杭を建込む方法の従来の技術として、予めアースオーガにより地盤に掘削した竪穴内に、下端に膨張袋体を有するとともに肉厚部に上記袋体にセメントミルク等の薬液を供給するための流通路を有する中空杭を杭頭が地表より所定深さ埋沈するよう建込み、その後前記袋体にセメントミルク等の薬液を供給してこれを膨張させ、地中に拡大球根を造成するようになされるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の技術では、杭頭部に薬液供給用の配管を設置し、地上から杭下端の膨張袋体に薬液を供給することになるが、この配管を現場で設置する作業が面倒であるばかりでなく、杭を地表より適宜深さに沈下させるときに前記配管が邪魔になって通称「ヤットコ」といわれる杭吊下げ用治具を用いての沈設作業ができず、回収不能なワイヤ等を使用して作業するほかはなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、既製杭の建込み作業時における薬液供給用配管の設置作業を不要とし、かつ特別な資材を使用することなく杭の沈設を行うことができるようにすることを課題としてなされたものである。
【0005】上記課題を解決する手段として本発明は、既製杭の上端に嵌脱自在に接続される杭キャップと、この杭キャップの上端から延設されオーガ駆動部に連結可能とされた所要長さを有するロッドと、このロッドの側方に該ロッドの軸心に対し旋回可能とされるとともに適宜距離にわたり上下動可能に支持された流体供給管とを備え、この流体供給管の下端部は前記杭キャップの上部からその内部に貫通して前記既製杭に縦設された流通路に接続可能としたことにある。
【0006】上記既製杭は一般に中空杭を用いる場合が多く、この場合における前記流通路は中空杭の肉厚部に形成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の形態を参照して説明する。
【0008】図1は本発明による杭吊込み用治具の杭キャップ1のみを断面とした正面図であり、上記杭キャップ1は断面下向きコ字状を有する円筒状を有し、図4,図5にみられるように既製杭2(図では中空杭の場合を示す)の上端に嵌合し得るように形成されている。
【0009】上記杭キャップ1の上面には三又状のフレーム1aがあり、その中心位置にはロッド3の下端が固定され、このロッド3は既製杭2の建込み深さに相当する長さを有していてその上端には既存の掘削機(図示省略)のオーガ駆動部に連結するための継手部4が設けられている。
【0010】上記ロッド3の側方には流体供給管5が該ロッド3の軸心に対し旋回可能で適宜距離にわたり上下動可能に支持されている。すなわち前記ロッド3に所要数のフランジ状の軸受部6,6が図では上下に2箇所設けられ、この軸受部6,6に図2に詳細を示すような2つ割り状のクランパ7が嵌合されてボルト8,9により締結することにより該軸受部6に対し回転可能に取付けられ、このクランパ7の一端に延びるアーム部10の管保持部11に前記流体供給管5が抱持されている。この管保持部11はその先端側をボルト12で締結することにより流体供給管5を上下にスライド可能な程度に保持している。
【0011】また上記流体供給管5には、前記クランパ7の管保持部11を間にしてその上部にストッパ13が、下部にフランジ14が設けられており、上記管保持部11とフランジ14との間には圧縮バネ15が介装されて流体供給管5が常時下方へ付勢されており、ストッパ13が管保持部11の上面に当ることにより流体供給管5の下降限が定められている。上記流体供給管5の下降限位置においては、その下端の接続部5aが前記杭キャップ1の下端位置よりやや上方におかれ、杭キャップ1が既製杭2の上端に被さるように嵌合したとき該杭2の肉厚部に縦設されている流通路16の上端にOリング17を介して密嵌されるようになっている。
【0012】前記流体供給管5の上端には管接続部5bが側方へ向けて設けられ、随時流体供給源からの薬液供給用ホース18(図6,図7示)が接続自在とされている。
【0013】前記杭キャップ1の周壁部1bには、図5に示すように下端が開放され上端が水平方向に屈曲された切欠部19が等角配置で3箇所に形成されており、上記水平方向に屈曲された屈曲部19aの下縁の入口端には突部19bが上向きに突設されている。
【0014】一方、前記既製杭2の上端にはその外周よりも突出する係止金具20が同様に3箇所に固設されており、この係止金具20の横幅は前記切欠部19を通過し得るとともに該切欠部19の屈曲部19aの垂直な奥端19cと前記突部19bとの間に嵌合し得る寸法とされている。なお上記切欠部19、係止金具20は90°間隔で4箇所設けることもある。
【0015】上記既製杭2の下端には、従来と同様に膨張袋体21を有し、この袋体21の内部と前記流通路16の下端とが連通状態とされている。
【0016】次に上記実施形態に示した杭吊込み用治具の作用を図6,図7を参照して説明する。なお図6,図7R>7において符号22は掘削機のオーガ駆動部を、23は地中に掘削された竪穴を、そして23aはこの竪穴23の下端に予め拡大掘りされた大径の球根形成部を示している。
【0017】地盤にオーガスクリューにより掘削された竪穴23内に既製杭2をワイヤ等を用いて吊込み、作業しやすい高さだけ地上に突出させておく(図6(A))。このとき既製杭2の下端は竪穴23の下端の球根形成部23aには到達していない。
【0018】この状態で、掘削機のオーガ駆動部22に前記ロッド3の上端の継手部4を接続し、流体供給管5の軸心と前記既製杭2の流通路16の中心とが略一致するよう位置合わせする(図6(B))。
【0019】次いでオーガ駆動部22を降下させ、杭キャップ1を既製杭2の上端に被嵌させたのち流体供給管5の下端の接続部5aを既製杭2の流通路16の上端と整合させて嵌合させ、圧縮バネ15の作用によりOリング17を介して密着した接合状態を保持する。そしてさらにオーガ駆動部22を若干上下動および回転駆動させて前記係止金具20を切欠部19の屈曲部19内に進入させて係合させる(図6(C))。
【0020】この状態で既製杭2を吊持していたワイヤを外し、既製杭2の重量を治具に預ける。
【0021】こうしてオーガ駆動部22を下降させ(図6R>6(D))、既製杭2を所定深さまで下降させる。
【0022】既製杭2が所定深さ位置に到達したとき流体供給管5の上端の管接続部5bに薬液供給用ホース18を接続する(図6(E))。
【0023】次いで図示しない薬液供給ポンプを始動すれば、セメントミルク等の薬液は流体供給管5、既製杭2の流通路16を通じて既製杭2の下端の膨張袋体21内へ供給され(図7(A))、膨張袋体21は球根形成部23aを充足するように膨張する(図7(B))。
【0024】この状態に至ったら薬液の供給を止め、ホース18を外し(図7(C))、オーガ駆動部22を若干下降させて杭キャップ1の突部19bを係止金具20から外したのち若干回動させてから引上げれば杭キャップ1が既製杭2の上端から抜け、治具を地上に引上げる(図7(D))。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下端に膨張袋体を有する既製杭であっても竪穴内の所定の深度まで確実に下降(沈設)させることができ、同時に膨張袋体に薬液を供給して膨張させることができる。膨張袋体を有しない既製杭の場合であっても同様である。
【0026】また本発明による治具は所定の作業を終了したのち容易に回収することができるので繰返し使用することができ、きわめて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による杭吊込み用治具の一実施形態を示す一部を断面とした正面図。
【図2】図1のA−A矢視拡大断面図。
【図3】杭キャップ部分の平面図。
【図4】杭キャップを既製杭の上端に被嵌した状態時の図3のB−B相当の断面図。
【図5】杭キャップ部分の側面図。
【図6】(A)〜(E)は作用の説明図。
【図7】(A)〜(D)は作用の説明図。
【符号の説明】
1 杭キャップ
2 既製杭
3 ロッド
4 継手部
5 流体供給管
7 クランパ
11 管保持部
13 ストッパ
15 圧縮バネ
16 流通路
18 薬液供給用ホース
19 切欠部
19a 屈曲部
19b 突部
20 係止金具
21 膨張袋体
22 オーガ駆動部
23 竪穴
23a 球根形成部
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、杭の沈設工法に用いられる杭吊込み用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に既製杭を建込む方法の従来の技術として、予めアースオーガにより地盤に掘削した竪穴内に、下端に膨張袋体を有するとともに肉厚部に上記袋体にセメントミルク等の薬液を供給するための流通路を有する中空杭を杭頭が地表より所定深さ埋沈するよう建込み、その後前記袋体にセメントミルク等の薬液を供給してこれを膨張させ、地中に拡大球根を造成するようになされるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の技術では、杭頭部に薬液供給用の配管を設置し、地上から杭下端の膨張袋体に薬液を供給することになるが、この配管を現場で設置する作業が面倒であるばかりでなく、杭を地表より適宜深さに沈下させるときに前記配管が邪魔になって通称「ヤットコ」といわれる杭吊下げ用治具を用いての沈設作業ができず、回収不能なワイヤ等を使用して作業するほかはなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、既製杭の建込み作業時における薬液供給用配管の設置作業を不要とし、かつ特別な資材を使用することなく杭の沈設を行うことができるようにすることを課題としてなされたものである。
【0005】上記課題を解決する手段として本発明は、既製杭の上端に嵌脱自在に接続される杭キャップと、この杭キャップの上端から延設されオーガ駆動部に連結可能とされた所要長さを有するロッドと、このロッドの側方に該ロッドの軸心に対し旋回可能とされるとともに適宜距離にわたり上下動可能に支持された流体供給管とを備え、この流体供給管の下端部は前記杭キャップの上部からその内部に貫通して前記既製杭に縦設された流通路に接続可能としたことにある。
【0006】上記既製杭は一般に中空杭を用いる場合が多く、この場合における前記流通路は中空杭の肉厚部に形成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の形態を参照して説明する。
【0008】図1は本発明による杭吊込み用治具の杭キャップ1のみを断面とした正面図であり、上記杭キャップ1は断面下向きコ字状を有する円筒状を有し、図4,図5にみられるように既製杭2(図では中空杭の場合を示す)の上端に嵌合し得るように形成されている。
【0009】上記杭キャップ1の上面には三又状のフレーム1aがあり、その中心位置にはロッド3の下端が固定され、このロッド3は既製杭2の建込み深さに相当する長さを有していてその上端には既存の掘削機(図示省略)のオーガ駆動部に連結するための継手部4が設けられている。
【0010】上記ロッド3の側方には流体供給管5が該ロッド3の軸心に対し旋回可能で適宜距離にわたり上下動可能に支持されている。すなわち前記ロッド3に所要数のフランジ状の軸受部6,6が図では上下に2箇所設けられ、この軸受部6,6に図2に詳細を示すような2つ割り状のクランパ7が嵌合されてボルト8,9により締結することにより該軸受部6に対し回転可能に取付けられ、このクランパ7の一端に延びるアーム部10の管保持部11に前記流体供給管5が抱持されている。この管保持部11はその先端側をボルト12で締結することにより流体供給管5を上下にスライド可能な程度に保持している。
【0011】また上記流体供給管5には、前記クランパ7の管保持部11を間にしてその上部にストッパ13が、下部にフランジ14が設けられており、上記管保持部11とフランジ14との間には圧縮バネ15が介装されて流体供給管5が常時下方へ付勢されており、ストッパ13が管保持部11の上面に当ることにより流体供給管5の下降限が定められている。上記流体供給管5の下降限位置においては、その下端の接続部5aが前記杭キャップ1の下端位置よりやや上方におかれ、杭キャップ1が既製杭2の上端に被さるように嵌合したとき該杭2の肉厚部に縦設されている流通路16の上端にOリング17を介して密嵌されるようになっている。
【0012】前記流体供給管5の上端には管接続部5bが側方へ向けて設けられ、随時流体供給源からの薬液供給用ホース18(図6,図7示)が接続自在とされている。
【0013】前記杭キャップ1の周壁部1bには、図5に示すように下端が開放され上端が水平方向に屈曲された切欠部19が等角配置で3箇所に形成されており、上記水平方向に屈曲された屈曲部19aの下縁の入口端には突部19bが上向きに突設されている。
【0014】一方、前記既製杭2の上端にはその外周よりも突出する係止金具20が同様に3箇所に固設されており、この係止金具20の横幅は前記切欠部19を通過し得るとともに該切欠部19の屈曲部19aの垂直な奥端19cと前記突部19bとの間に嵌合し得る寸法とされている。なお上記切欠部19、係止金具20は90°間隔で4箇所設けることもある。
【0015】上記既製杭2の下端には、従来と同様に膨張袋体21を有し、この袋体21の内部と前記流通路16の下端とが連通状態とされている。
【0016】次に上記実施形態に示した杭吊込み用治具の作用を図6,図7を参照して説明する。なお図6,図7R>7において符号22は掘削機のオーガ駆動部を、23は地中に掘削された竪穴を、そして23aはこの竪穴23の下端に予め拡大掘りされた大径の球根形成部を示している。
【0017】地盤にオーガスクリューにより掘削された竪穴23内に既製杭2をワイヤ等を用いて吊込み、作業しやすい高さだけ地上に突出させておく(図6(A))。このとき既製杭2の下端は竪穴23の下端の球根形成部23aには到達していない。
【0018】この状態で、掘削機のオーガ駆動部22に前記ロッド3の上端の継手部4を接続し、流体供給管5の軸心と前記既製杭2の流通路16の中心とが略一致するよう位置合わせする(図6(B))。
【0019】次いでオーガ駆動部22を降下させ、杭キャップ1を既製杭2の上端に被嵌させたのち流体供給管5の下端の接続部5aを既製杭2の流通路16の上端と整合させて嵌合させ、圧縮バネ15の作用によりOリング17を介して密着した接合状態を保持する。そしてさらにオーガ駆動部22を若干上下動および回転駆動させて前記係止金具20を切欠部19の屈曲部19内に進入させて係合させる(図6(C))。
【0020】この状態で既製杭2を吊持していたワイヤを外し、既製杭2の重量を治具に預ける。
【0021】こうしてオーガ駆動部22を下降させ(図6R>6(D))、既製杭2を所定深さまで下降させる。
【0022】既製杭2が所定深さ位置に到達したとき流体供給管5の上端の管接続部5bに薬液供給用ホース18を接続する(図6(E))。
【0023】次いで図示しない薬液供給ポンプを始動すれば、セメントミルク等の薬液は流体供給管5、既製杭2の流通路16を通じて既製杭2の下端の膨張袋体21内へ供給され(図7(A))、膨張袋体21は球根形成部23aを充足するように膨張する(図7(B))。
【0024】この状態に至ったら薬液の供給を止め、ホース18を外し(図7(C))、オーガ駆動部22を若干下降させて杭キャップ1の突部19bを係止金具20から外したのち若干回動させてから引上げれば杭キャップ1が既製杭2の上端から抜け、治具を地上に引上げる(図7(D))。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下端に膨張袋体を有する既製杭であっても竪穴内の所定の深度まで確実に下降(沈設)させることができ、同時に膨張袋体に薬液を供給して膨張させることができる。膨張袋体を有しない既製杭の場合であっても同様である。
【0026】また本発明による治具は所定の作業を終了したのち容易に回収することができるので繰返し使用することができ、きわめて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による杭吊込み用治具の一実施形態を示す一部を断面とした正面図。
【図2】図1のA−A矢視拡大断面図。
【図3】杭キャップ部分の平面図。
【図4】杭キャップを既製杭の上端に被嵌した状態時の図3のB−B相当の断面図。
【図5】杭キャップ部分の側面図。
【図6】(A)〜(E)は作用の説明図。
【図7】(A)〜(D)は作用の説明図。
【符号の説明】
1 杭キャップ
2 既製杭
3 ロッド
4 継手部
5 流体供給管
7 クランパ
11 管保持部
13 ストッパ
15 圧縮バネ
16 流通路
18 薬液供給用ホース
19 切欠部
19a 屈曲部
19b 突部
20 係止金具
21 膨張袋体
22 オーガ駆動部
23 竪穴
23a 球根形成部
【特許請求の範囲】
【請求項1】既製杭の上端に嵌脱自在に接続される杭キャップと、この杭キャップの上端から延設されオーガ駆動部に連結可能とされた所要長さを有するロッドと、このロッドの側方に該ロッドの軸心に対し旋回可能とされるとともに適宜距離にわたり上下動可能に支持された流体供給管とを備え、この流体供給管の下端部は前記杭キャップの上部からその内部に貫通して前記既製杭に縦設された流通路に接続可能としたことを特徴とする杭吊込み用治具。
【請求項1】既製杭の上端に嵌脱自在に接続される杭キャップと、この杭キャップの上端から延設されオーガ駆動部に連結可能とされた所要長さを有するロッドと、このロッドの側方に該ロッドの軸心に対し旋回可能とされるとともに適宜距離にわたり上下動可能に支持された流体供給管とを備え、この流体供給管の下端部は前記杭キャップの上部からその内部に貫通して前記既製杭に縦設された流通路に接続可能としたことを特徴とする杭吊込み用治具。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【公開番号】特開平11−166232
【公開日】平成11年(1999)6月22日
【国際特許分類】
【出願番号】特願平9−335781
【出願日】平成9年(1997)12月5日
【出願人】(000000033)旭化成工業株式会社 (901)
【出願人】(000177416)三和機材株式会社 (144)
【公開日】平成11年(1999)6月22日
【国際特許分類】
【出願日】平成9年(1997)12月5日
【出願人】(000000033)旭化成工業株式会社 (901)
【出願人】(000177416)三和機材株式会社 (144)
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