説明

架空線の着雪防止装置

【課題】架空線の回転を阻止する手段を取り付けることなく、また架空線に流れる電流の大きさに関係なく、着雪を落下させることができる架空線の着雪防止装置を提供する。
【解決手段】架空線1の上面側を適当な長さに渡って覆う断面円弧状の屋根部材3と、架空線1の外周に取り付けられて前記屋根部材3の長さ方向の両端部を当該屋根部材3が架空線1の周りに回動できるように保持する一対のリング5、5と、それぞれのリング内に一対ずつ組み込まれたバネ部材7、7とを備る。屋根部材3は、着雪のないときは、バネ部材7、7のバネ力のバランスで架空線1の上面側を覆う位置に保持されている。屋根部材3の上に雪が付着すると、雪の重みでバネ部材7、7のバネ力のバランスが崩れて屋根部材3が回動することで着雪を落下させ、着雪が落下するとバネ部材7、7のバネ力で屋根部材3が架空線の上面側を覆う位置に復元する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、架空線(架空送電線や架空地線など)の着雪防止装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、架空線への着雪を防止する手段としては、難着雪リングや融雪線材を用いる方法が公知である。
【0003】
難着雪リングを用いる方法は、架空線に一定間隔でリングを取り付けることで、架空線の撚り目に沿って回転しながら発達しようとする着雪の回転を阻止して、着雪が大きく発達する前に落下させるというものである(特許文献1)。
【0004】
一方、融雪線材を用いる方法は、架空線に低キュリー点磁性線材を架空線に巻き付けることで、架空線に流れる電流によりできる磁界により低キュリー点磁性線材を発熱させ、着雪を融かすというものである(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開昭52−4081号公報
【特許文献2】特開2000−147017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、難着雪リングを用いる方法は、架空線そのものが着雪の重量で回転してしまうと難着雪リングの効果が得られないため、別途、架空線の回転を防止するウェイト等を取り付ける必要があり、架空線への重量負荷が大きくなる。
【0007】
また融雪線材を用いる方法は、架空線の電流がある程度大きくないと着雪を融かすだけの発熱量が得られないので、電流が小さいときは着雪を融かすことができない。また架空地線にはほとんど電流がながれないので、着雪を融かすことができない。
【0008】
本発明の目的は、上記のような問題点に鑑み、架空線の回転を阻止する手段を取り付けることなく、また架空線に流れる電流の大きさに関係なく、着雪を落下させることができる架空線の着雪防止装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る架空線の着雪防止装置は、
架空線に接触せずに架空線の上面側を適当な長さに渡って覆う屋根部材と、架空線の外周に取り付けられて前記屋根部材の長さ方向の両端部を当該屋根部材が架空線の周りに回動できるように保持する一対のリングとを備えていることを特徴とするものである。
この装置は、前記屋根部材の上に雪が付着すると、雪の重みでバランスが崩れて屋根部材が回動することで着雪を落下させる。
【0010】
また、本発明に係る架空線の着雪防止装置は、
架空線に接触せずに架空線の上面側を適当な長さに渡って覆う屋根部材と、架空線の外周に取り付けられて前記屋根部材の長さ方向の両端部を当該屋根部材が架空線の周りに回動できるように保持する一対のリングと、それぞれのリング内に前記屋根部材の両側縁と当該両側縁と相対するように形成されたバネ受け部との間に一対ずつ組み込まれたバネ部材とを備え、
前記屋根部材は、着雪のないときは、それぞれのリング内に一対ずつ組み込まれたバネ部材のバネ力のバランスで架空線の上面側を覆う位置に保持されており、
前記屋根部材の上に雪が付着すると、雪の重みでバネ部材のバネ力のバランスが崩れて屋根部材が回動することで着雪を落下させ、着雪が落下するとバネ部材のバネ力で屋根部材が架空線の上面側を覆う位置に復元するようになっていることを特徴とするものである。
【0011】
上記の着雪防止装置において、前記屋根部材は、長さ方向の両端部に内向き突縁が形成されており、前記リングは、架空線の外周に取り付けられた内リングと、この内リングの外周を覆うように取り付けられた外リングとからなり、内リングと外リングの間には屋根部材の端部が入る周方向の隙間が設けられ、内リングには前記屋根部材の両端部の内向き突縁が入る周方向のガイド溝と前記バネ受け部とが形成されていることが好ましい。
【0012】
また、本発明に係る架空線の着雪防止装置は、
架空線に接触せずに架空線の上面側を適当な長さに渡って覆う屋根部材と、架空線の外周に取り付けられて前記屋根部材の長さ方向の両端部を当該屋根部材が架空線の周りに回動できるように保持する一対のリングと、この一対のリングの間で前記屋根部材の両側縁に取り付けられたバランスウェイトとを備え、
前記屋根部材は、着雪のないときは、両側縁に取り付けられたバランスウェイトの重量バランスで架空線の上面側を覆う位置に保持されており、
前記屋根部材の上に雪が付着すると、雪の重みでバランスウェイトの重量バランスが崩れて屋根部材が回動することで着雪を落下させ、着雪が落下するとバランスウェイトの重量バランスで架空線の上面側を覆う位置に復元するようになっていることを特徴とするものであってもよい。
【0013】
上記の着雪防止装置において、前記屋根部材は、長さ方向の両端部に内向き突縁が形成されており、前記リングは、架空線の外周に取り付けられた内リングと、この内リングの外周を覆うように取り付けられた外リングとからなり、内リングと外リングの間には屋根部材の端部が入る周方向の隙間が設けられ、内リングには前記屋根部材の両端部の内向き突縁が入る周方向のガイド溝と前記屋根部材の回動範囲を規制するストッパーとが形成されていることが好ましい。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、架空線の上に屋根部材を設けておき、この屋根部材の上に雪が付着すると、雪の重みで屋根部材が回動して着雪を落下させるようになっているので、着雪によって架空線が回転するおそれがなく、架空線の回転を阻止する手段を取り付ける必要がなくなる。また架空線に流れる電流によって発熱する融雪線材を用いる方式ではないので、架空線に流れる電流の大きさに関係なく着雪を落下させることができ、架空地線などへの適用も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明に係る着雪防止装置の一実施例を示す、(A)は一部切開側面図、(B)は(A)のB−B線矢視断面図、(C)は(A)のC−C線矢視断面図。
【図2】図1の着雪防止装置を構成する屋根部材及びバネ部材の、(A)は一部切開側面図、(B)は(A)のB−B線矢視断面図。
【図3】図1の着雪防止装置を構成する内リングの、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は側面図、(E)は背面図。
【図4】図1の着雪防止装置を構成する外リングの、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は側面図、(E)は背面図。
【図5】(A)ないし(C)は図1の着雪防止装置の動作原理を示す説明図。
【図6】本発明に係る着雪防止装置の他の実施例を示す、(A)は一部切開側面図、(B)は(A)のB−B線矢視断面図、(C)は(A)のC−C線矢視断面図。
【図7】図6の着雪防止装置を構成する屋根部材及びバランスウェイトの、(A)は一部切開側面図、(B)は(A)のB−B線矢視断面図。
【図8】(A)ないし(C)は図6の着雪防止装置の動作原理を示す説明図。
【図9】本発明に係る着雪防止装置のさらに他の実施例における、屋根部材及びバランスウェイトの、(A)は一部切開側面図、(B)は(A)のB−B線矢視断面図。
【図10】本発明に係る着雪防止装置のさらに他の実施例を示す一部切開側面図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
<実施例1> 図1ないし図5は本発明の一実施例を示す。図において、1は架空線(架空送電線又は架空地線など)、3は架空線1に接触せずに架空線1の上面側を適当な長さに渡って覆う断面円弧状の屋根部材、5は架空線1の外周に取り付けられて前記屋根部材3の長さ方向の両端部を当該屋根部材3が架空線1の周りに回動できるように保持する一対のリング、7はそれぞれのリング5内に一対ずつ組み込まれたバネ部材(コイルバネ)である。
【0017】
屋根部材3の長さ方向の両端部には、図2に示すように内向き突縁9が形成されている。屋根部材3の両側縁の長さ方向の両端部には前記バネ部材7の一端側が取り付けられている。屋根部材3は軽量で十分な強度を有する樹脂材料などで成型され、雪が付着し難く、また着雪が剥離しやすいように表面が滑らかに形成されている。
【0018】
リング5は、架空線1の外周に取り付けられた内リング5Aと、この内リング5Aの外周を覆うように取り付けられた外リング5Bとから構成されている。内リング5Aと外リング5Bも樹脂材料の成型品である。
【0019】
内リング5Aは、図3に示すように一対の半円部材11、11の周方向の一端側をヒンジピン13で連結して他端側を開閉可能とし、当該他端側(開閉端側)を先広形突起15と奥広形凹部17の嵌合により結合できるようにしたものである(この結合方式は公知の難着雪リングの開閉端側の結合方式と同じである)。内リング5Aの内径は架空線1を締め付けられる大きさである。内リング5Aの外周面は、軸線方向の一端側が屋根部材3の外周面より曲率半径が若干大きい大径部19となっており、軸線方向の他端側が屋根部材3の内周面より曲率半径が若干小さい小径部21となっている。小径部21は全周ではなくヒンジピン13付近を除く領域に形成され、小径部21の周方向の両端は前記バネ部材7の端部を受け止めるバネ受け部23となっている。また大径部19と小径部21の間には、前記屋根部材3の内向き突縁9が落ち込む周方向のガイド溝25が形成されている。
【0020】
一方、外リング5Bは、図4に示すように一対の半円部材27、27の周方向の一端側をヒンジピン29で連結して他端側を開閉可能とし、当該他端側(開閉端側)を先広形突起31と奥広形凹部33の嵌合により結合できるようにしたものである。外リング5Bの内径は内リング5Aの大径部19を締め付けられる大きさである。外リング5Bは、軸線方向の寸法が内リング5Aの大径部19の軸線方向の寸法より大きく、その一部が小径部21の軸線方向の一部(又は全部)を覆うように形成されている。
【0021】
上記の屋根部材3とリング5は、図1のように架空線1に取り付けられる。まず一対の内リング5Aを、各々のガイド溝25の間隔が屋根部材2の長さと同じになるように架空線1に取り付ける。次に屋根部材3を、その両端部が一対の内リング5Aの小径部21に跨り、内向き突縁9が内リング5Aのガイド溝25に入るようにセットし、さらに屋根部材3に取り付けられたバネ部材7を、その解放端が内リング5Aのバネ受け部23に突き当たるようにセットする。次に外リング5Bを、その外端面が内リング5Aの外端面と一致するように、内リング5Aの大径部19の外周に取り付ける。これにより、内リング5Aの小径部21と外リング5Bの間には屋根部材3の端部がゆるく入る周方向の隙間ができる。またバネ部材7は、屋根部材3の両側縁と内リング5Aのバネ受け部23との間で軽く圧縮された状態となる。このため屋根部材3は、内リング5Aと外リング5Bの間の隙間に沿って周方向に回動可能であるが、着雪のないときは両側のバネ部材7の反発力のバランスによって、架空線1の上面側を覆う位置に保持される。
【0022】
降雪により屋根部材3の上に、図5(A)のように雪35が付着すると、雪35の重みでバネ部材7のバネ力のバランスが崩れ、屋根部材3が同図(B)のように回動するため、着雪35が落下する。着雪が落下するとバネ部材7のバネ力で屋根部材3が同図(C)のように架空線1の上面側を覆う位置に復元する。
【0023】
なお、内リング5Aを、架空線1の通電電流により発熱する低キュリー点磁性材料で形成しておくと、屋根部材3がリング5に付着した雪の凍結等により回動できなくなるのを防止することができ、より確実に着雪を防止することが可能である(以下の実施例でも同じ)。
【0024】
<実施例2> 図6ないし図8は本発明の他の実施例を示す。この着雪防止装置は、架空線1の上面側を覆う断面円弧状(この場合は半円状)の屋根部材3の両側縁に下向きにバランスウェイト37を取り付けたものである。実施例1で使用したバネ部材7は省略されている。バランスウェイト37は屋根部材3よりも重い金属板などで構成され、屋根部材3の長手方向の中間部(一対のリング5、5の間の部分)に取り付けられている。屋根部材3は、着雪のないときは、両側のバランスウェイト37の重量バランスで架空線1の上面側を覆う位置に保持されている。なお、内リング5Aの、実施例1におけるバネ受け部23に相当する部分は、屋根部材3の回動範囲を規制するストッパー39となっている。上記以外の構成は、実施例1と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0025】
この着雪防止装置は、降雪により屋根部材3の上に、図8(A)のように雪35が付着すると、雪35の重みでバランスウェイト37の重量バランスが崩れ、屋根部材3が同図(B)のように回動するため、着雪35が落下する。着雪が落下すると両側のバランスウェイト37の回転モーメントの差(重量バランス)により、屋根部材3が同図(C)のように架空線1の上面側を覆う位置に復元する。
【0026】
<実施例3> 図9は本発明のさらに他の実施例を示す。この実施例は、断面半円状の屋根部材3の両側縁に、断面半円状のバランスウェイト37を取り付けたものである。この実施例の場合、バランスウェイト37は、屋根部材3を内リング5A(図6等参照)上にセットした後に、屋根部材3に取り付けられる。図9では屋根部材3とバランスウェイト37のみを示したが、その他の構成及び着雪落下作用は実施例2と同じである。
【0027】
<実施例4> 図10は本発明のさらに他の実施例を示す。この実施例は、架空線1の外周にPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)テープ41を巻き付けた上で、実施例1と同じ着雪防止装置を取り付けたものである。PTFEテープ41は表面が滑らかで摩擦係数が小さいため、雪の付着力を弱め、落雪しやすくする効果がある。このため、例えば横風のある場合に発達する着雪に対しても、屋根部材3で覆われていない部分への着雪をPTFEテープ41で抑制し、屋根部材3の回転が阻害されるのを防ぐことで、より確実に着雪を防止することが可能である。
【符号の説明】
【0028】
1:架空線
3:屋根部材
5:リング
5A:内リング
5B:外リング
7:バネ部材
9:内向き突縁
11:半円部材
13:ヒンジピン
15:先広形突起
17:奥広形凹部
19:大径部
21:小径部
23:バネ受け部
25:ガイド溝
27:半円部材
29:ヒンジピン
31:先広形突起
33:奥広形凹部
35:着雪
37:バランスウェイト
39:ストッパー
41:PTFEテープ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
架空線に接触せずに架空線の上面側を適当な長さに渡って覆う屋根部材と、架空線の外周に取り付けられて前記屋根部材の長さ方向の両端部を当該屋根部材が架空線の周りに回動できるように保持する一対のリングとを備えていることを特徴とする架空線の着雪防止装置。
【請求項2】
架空線に接触せずに架空線の上面側を適当な長さに渡って覆う屋根部材と、架空線の外周に取り付けられて前記屋根部材の長さ方向の両端部を当該屋根部材が架空線の周りに回動できるように保持する一対のリングと、それぞれのリング内に前記屋根部材の両側縁と当該両側縁と相対するように形成されたバネ受け部との間に一対ずつ組み込まれたバネ部材とを備え、
前記屋根部材は、着雪のないときは、それぞれのリング内に一対ずつ組み込まれたバネ部材のバネ力のバランスで架空線の上面側を覆う位置に保持されており、
前記屋根部材の上に雪が付着すると、雪の重みでバネ部材のバネ力のバランスが崩れて屋根部材が回動することで着雪を落下させ、着雪が落下するとバネ部材のバネ力で屋根部材が架空線の上面側を覆う位置に復元するようになっていることを特徴とする架空線の着雪防止装置。
【請求項3】
前記屋根部材は、長さ方向の両端部に内向き突縁が形成されており、
前記リングは、架空線の外周に取り付けられた内リングと、この内リングの外周を覆うように取り付けられた外リングとからなり、内リングと外リングの間には屋根部材の端部が入る周方向の隙間が設けられ、内リングには前記屋根部材の両端部の内向き突縁が入る周方向のガイド溝と前記バネ受け部とが形成されていることを特徴とする請求項2記載の架空線の着雪防止装置。
【請求項4】
架空線に接触せずに架空線の上面側を適当な長さに渡って覆う屋根部材と、架空線の外周に取り付けられて前記屋根部材の長さ方向の両端部を当該屋根部材が架空線の周りに回動できるように保持する一対のリングと、この一対のリングの間で前記屋根部材の両側縁に取り付けられたバランスウェイトとを備え、
前記屋根部材は、着雪のないときは、両側縁に取り付けられたバランスウェイトの重量バランスで架空線の上面側を覆う位置に保持されており、
前記屋根部材の上に雪が付着すると、雪の重みでバランスウェイトの重量バランスが崩れて屋根部材が回動することで着雪を落下させ、着雪が落下するとバランスウェイトの重量バランスで架空線の上面側を覆う位置に復元するようになっていることを特徴とする架空線の着雪防止装置。
【請求項5】
前記屋根部材は、長さ方向の両端部に内向き突縁が形成されており、
前記リングは、架空線の外周に取り付けられた内リングと、この内リングの外周を覆うように取り付けられた外リングとからなり、内リングと外リングの間には屋根部材の端部が入る周方向の隙間が設けられ、内リングには前記屋根部材の両端部の内向き突縁が入る周方向のガイド溝と前記屋根部材の回動範囲を規制するストッパーとが形成されていることを特徴とする請求項4記載の架空線の着雪防止装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−109796(P2011−109796A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−261641(P2009−261641)
【出願日】平成21年11月17日(2009.11.17)
【出願人】(502308387)株式会社ビスキャス (205)
【出願人】(000005290)古河電気工業株式会社 (4,457)
【出願人】(000005186)株式会社フジクラ (4,463)
【Fターム(参考)】