説明

柑橘風味の蕎麦湯飲料とその製造法

〔課題〕
従来の麦茶等の飲料は、香味のみの飲料であり、でんぷん質のもつ旨さ、風味がなかった。
〔解決手段〕
蕎麦粉、小麦粉、水を加熱沸騰させ、柑橘類の皮汁を添加し、柑橘風味の蕎麦湯状物をつくる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蕎麦粉質的でんぷんと小麦粉質的でんぷん、柑橘類の皮汁、水を加熱沸騰させ混合して、蕎麦湯状物にした、従来にない新しい柑橘風味の蕎麦湯飲料と、その製造方法に関するものです。
〔背景技術〕
【0002】
従来の麦茶飲料は、焙煎大麦を高温で香りのみを抽出したものが普通です。そのため香味を飲むだけの飲料で、でんぷん質の旨さ風味、柑橘類の風味を味わい楽しむことが出来なかった。
〔特許文献1〕特開平03−79350号 公報
〔非特許文献2〕「伊藤園 麦茶」株式会社伊藤園
〔発明の開示〕
〔発明が解決しようとする課題〕
【0003】
以上に述べた従来の麦茶飲料は、でんぷん質のもつ旨み風味を味わうことが出来ず香りのみを抽出した飲料でした。
【0004】
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、蕎麦粉質的でんぷんと小麦粉質的でんぷん、柑橘類の皮、汁、水を効果的に混合した柑橘風味の蕎麦湯状物の旨みとその風味のある飲料を実現することを目的とするものです。
〔課題を解決するための手段〕
【0005】
そして、本発明は上記目的を達成するために、蕎麦粉小麦粉、水を加熱沸騰させ柑橘類の皮汁等を添加し、蕎麦粉質的でんぷん、小麦粉質的でんぷんでその旨みと風味のある柑橘風味の蕎麦湯状物をつくり目的に合うことをつきとめ完成することが出来ました。
〔発明の効果〕
【0006】
上述したように本発明は、蕎麦粉、質的、小麦粉質的でんぷんと柑橘類の皮、汁で、でんぷん質の持つ旨さ風味、柑橘類のもつさわやかな風味の蕎麦湯状物の飲料と、又蕎麦をゆだた後にしか得られなかった蕎麦湯をいつでも、どこでも、あたたかい、冷たく冷した柑橘風味の蕎麦湯飲料を飲むことが出来る簡便さを提供します。
〔実施例〕
【0007】
蕎麦粉、小麦粉を重量比2:8に、好みの量の水を原料として、加熱、沸騰させて蕎麦湯状物をつくり柑橘類の皮、汁を添加して混合した柑橘風味の蕎麦湯飲料。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般的な蕎麦粉、小麦粉、柑橘類の皮汁、水を原料として、蕎麦粉、小麦粉を重量比2:8にして、水を混合して、加熱沸騰させた蕎麦湯状物をつくり、柑橘類の皮、汁を添加して混合することを特微とする蕎麦湯飲料、柑橘風味の蕎麦湯飲料とその製造方法。焙煎した蕎麦粉、小麦粉の重量比2:8としたゆず皮入蕎麦粉。