説明

格納椅子

【課題】座を回転させて横から着座することができ、しかも、不使用時は前部と背部に多くのスペースが得られ、かつ、座り心地のよい格納椅子を提供する。
【解決手段】不使用時にコンパクトに格納される椅子として、脚が床に固設され、不使用時には、座の後部側が上昇するとともに前部側が背もたれ寄りに移動するようにしたものがある。本発明は、床に立設した中央支柱の脚3の上端に受台4を回動可能に取付け、受台4と座1とを、前リンク5と後リンク6で格納時、座1が水平線に対し30ないし90度に傾斜するように4点リンクを形成して連結している。そして、背もたれ2を受台4に前後方向へ回動可能に連結するとともに前リンク5または後リンク6に連結し、着座時格納された状態から座1の後部側が下降しつつ前部側が前方へ移動するとともに背もたれ2が後方へ傾斜するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、脚が床に固設され、不使用時には、座の後部側が上昇するとともに前部側が背もたれ寄りに移動して格納される椅子に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、遊技場では、横に並んだ多数の遊技台に向かって、床に固設された中央支柱の椅子が並べられ、背中合わせに着座してその間を通路としている。この通路は一般に狭く、また、着座するときは、遊技台の前の狭いところへ入り込まなければならない。
そこで、不使用時には、座の後部側が上昇するとともに前部側が背もたれ寄りに移動して格納されるようにした椅子がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
一方、講義室用椅子や劇場用椅子は、不使用時には、人が前部または背部を通れるように、座を起立させて格納するようにしている。一般的には座の先端側が跳ね上がる形式のものが多いが、座の後部側が上昇するとともに前部側が背もたれ寄りに移動して格納されるものもある(特許文献2および特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開平6−13595号公報
【特許文献2】特許第2927712号公報
【特許文献3】特開2009−17927号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に示す椅子は、不使用時には座の後部側が上昇するとともに前部側が背もたれ寄りに移動して格納されるので、椅子の前部と背部にスペースでき、通行し易くなるとともに、着座しやすいものとなるように意図されている。
しかしながら、この格納椅子は、不使用時における座の傾斜角度が15度以下であり、前部と背部のスペースは、格納された状態でも、さほど増えない。また、座と背もたれが一体であるので、格納された状態では見栄えが悪く、また、座り心地の点でも長時間着座するには適したものとはいえない。
【0006】
一方、特許文献2および特許文献3に示す椅子は、不使用時は、座を畳むとともに背もたれと一体の脚を前方へ傾斜させるように構成されており、背部に広いスペースを確保できる。
しかしながら、この種の椅子は、脚を傾動させるようにしているので、座を回動させることができないという難点がある。
すなわち、脚が床に固設され、不使用時には、前方または後方にスペースを持たせるため格納できるようにした椅子においては、狭いところで使用されることから、座を回動させて横からも着座できるようにすることが求められている。また、高さも変えることができないので、体格差によって調整できない。さらには、ベンデイングができないとか、肘掛がないとか、座り心地の点からも改善が望まれている。
【0007】
そこで、本発明は、座を回転させて横から着座することができ、しかも、不使用時は前部と背部に多くのスペースが得られ、かつ、座り心地のよい格納椅子を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を解決するため、本発明の格納椅子は、次のように構成した。すなわち、
脚が床に固設され、不使用時には、座の後部側が上昇するとともに前部側が背もたれ寄りに移動して格納される椅子において、床に立設した中央支柱の脚の上端に受台を回動可能に取付け、該受台と座とを、前リンクと後リンクで格納時座が水平線に対し30ないし90度に傾斜するように4点リンクを形成して連結し、背もたれを該受台に前後方向へ回動可能に連結するとともに前リンクまたは後リンクに連結し、着座時格納された状態から座の後部側が下降しつつ前部側が前方へ移動するとともに背もたれが後方へ傾斜するようにしたことを特徴としている。
【0009】
ここで、前部、前方、という用語は、着座者の向いている方を指すこととして使用している。
座は背もたれと別体であり、それぞれ中央支柱の脚に回動可能に取付けられた受台に取付ける。座を回動可能とする手段は、従来使用されているものでよく、特に限定しない。また、脚は、高さを伸縮でき、座の高さ位置を調節できるとよい。
座は、前リンクと後リンクで格納時座が水平線に対し30ないし90度に傾斜するように4点リンクを形成して連結する。30度以下では格納時における椅子前方のスペースが小さく効果が期待できるものではない。なお、前リンクおよび後リンクという称呼は、椅子を側面から見て前側にあるリンクを前リンク、後側にあるリンクを後リンクとして用いている。
背もたれは、受台に前後方向へ回動可能に連結するとともに、着座時は後方へ回動するように前リンクまたは後リンクに連結する。回動する角度は、座り心地を考慮して適宜定める。
【0010】
背もたれと前リンクまたは後リンクとの連結は、座と背もたれの回動に伴う支点からの距離が変化するので、リンクを追加してこれを解消してもよいが、請求項2に記載のように、連結部を長穴とするのが望ましい。なお、リンク機構は、離席したときには戻しバネで自動的に格納状態へ復帰するように構成する。
また、背もたれは、受台に回動可能に取付けられるとともに、該取付部にバネまたは弾性体を設け、ベンデイング可能とする(請求項3)とよい。また、受台は、脚に前後方向へスライド可能に取付け、不使用時は戻しバネで前方へ格納される(請求項4)ようにするとよい。また、受台に、不使用時は戻しバネで背もたれに沿うように格納される肘掛を設ける(請求項5)とよい。
【発明の効果】
【0011】
本発明の格納椅子は、床に立設した中央支柱の脚の上端に受台を回動可能に取付け、該受台と座とを、前リンクと後リンクで格納時座が水平線に対し30ないし90度に傾斜するように4点リンクを形成して連結し、背もたれを該受台に前後方向へ回動可能に連結するとともに前リンクまたは後リンクに連結したので、従来に比べ、不使用時はコンパクトに格納され、前部および背部のスペースを大きくできる。しかも、回動させて横や後ろから離着席することができる。
また、リンク機構を請求項2に記載のように、背もたれの前リンクまたは後リンクとの連結部を長穴とすれば、少ないリンクで構成でき簡素なものとすることができる。
【0012】
請求項3に記載のように、背もたれの受台との取付部にバネまたは弾性体を設けて、ベンデイング可能とすれば、座り心地が格段に良くなる。また、請求項4に記載のように、受台を脚に前後方向へスライド可能に取付け、不使用時は戻しバネで前方へ格納するようにすれば、テーブルや遊技台との間隔を体格差があっても適宜なものでき、格納時は、背部のスペースをさらに大きくできる。
また、請求項5に記載のように、不使用時は戻しバネで背もたれに沿うように格納される肘掛を受台に設ければ、例えば、パソコンにおけるマウス操作や、遊技台における球の操作が疲れ難く長時間行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の格納椅子の実施の形態を示す斜視図で、格納時の姿勢を示す。
【図2】同、各構成部品の分解斜視図である。
【図3】同、着座時の椅子の姿勢を示す斜視図である。
【図4】同、(a)は、格納時の状態を示す側面図、(b)は、着座時への途中の状態を示す側面図、(c)は、着座時の状態を示す側面図である。
【図5】同、図4における(a)(b)(c)のリンクの作動を示す説明図である。
【図6】同、図4の(a)(b)のリンク作動における連結リンク7の状態を示す側面図である。
【図7】同、別の実施の形態のリンク機構を示す説明図で、図5に対応するものである。
【図8】同、ベンデイング機構が付設された椅子の側面図である。
【図9】同、背もたれの作動状態を説明するための側面図である。
【図10】同、弾性体で構成した場合の側面図である。
【図11】同、座のスライド機構を説明するための説明図である。
【図12】同、スライド機構が作動したときの状態を示す側面図である。
【図13】同、肘掛の取り付けを示す分解斜視図である。
【図14】同、格納状態と着座時状態の比較図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の格納椅子の実施の形態を、遊技場に適用した例で、説明する。
図1は、本発明の椅子が不使用である場合の姿勢を示す斜視図であり、図2は、その構成部品を示す分解斜視図である。また、図3は、着座時の姿勢を示す斜視図である。
この椅子は、床に固設された中央支柱の脚3の上端に受台4を回動可能に取付け、これに、座1を前リンク5と後リンク6とで4点リンクを形成して連結し、背もたれ2を前後方向へ回動可能に取付けている。そして、前リンク5と背もたれ2とを連結リンク7で連結している。
【0015】
座1は、座フレーム1aに座マット1bを取付けたもので、座フレーム1aには、ピン穴1d、1eを有するブラケット1cが固設されている。
受台4は、脚3に回動可能に取付けられている。この構成については、ここでは、公知の構成を使用しており、説明は省略する。なお、受台4の回動は、ここでは、左右に180度までとし、不使用時はバネで自動復帰するように構成している。
受台4には、前部に肘掛20を取付けるための肘掛支持穴4dが、後部の上側には後リンク6と連結するためのピン穴4bが、後部の下側には前リンク5と連結するためのピン穴4aと、背もたれ2の下端部と連結するための支持穴4cが設けられている。
【0016】
背もたれ2は、略く字状に形成した背フレーム2aに背マットが取付けられ(図示してない)、下端部には、ピン穴2cを有する接続金具2bが取付けられている。
前リンク5は、上端部にピン穴5cが設けられ、下端部にはピン穴5aとピン穴5bが設けられている。ピン穴5cは、座1のピン穴1dとピン13で連結され、ピン穴5aは、受台4のピン穴4aとピン12で連結されている。
後リンク6は、上端部にピン穴6bが設けられ、下端部にはピン穴6aが設けられている。ピン穴6bは、座1のピン穴1eとピン14で連結され、ピン穴6aは、受台4のピン穴4bとピン11で連結されている。そして、このピン11には戻しバネ18が外嵌されている。
【0017】
接続リンク7は、上側に角穴7bが設けられ、下側に長穴7aが設けられている。
角穴7bは、背もたれ2の接続金具2bのピン穴2cと角ピン16で連結され、さらに、角ピン16は、角穴を有するカラー17を外嵌して受台4の支持穴4cに回動可能に取付けられている。
そして、背フレーム2aは、受台4にピン2dで回動可能に連結され、ピン2dは、角ピン16に芯を同一にして嵌合して取付けられている。また、接続金具2bは背フレーム2aが後方へ所定の角度(ここでは、10度としている)回動すると係止されるようにその形状を決めている。すなわち、図9に示すように、背もたれ2が後傾して10度になると接続リンク7の上部が接続金具2bに当接するようにしている。また、ピン2dにはバネ2eが設けられている。
長穴7aは、前リンク5のピン穴5bとピン15で連結されている。
【0018】
このように構成されたリンクの作動を模式図にした図5で説明する。
座1は、ピン13とピン14によって、前リンク5と後リンク6の上端と連結され、受台4は、ピン12とピン11によって、前リンク5と後リンク6の下端と連結されている。
背もたれ2は、リンク7と一体に連結され、受台4に角ピン16で回動可能(カラー17を介することにより)に支持され、リンク7の下端はピン15で前リンク5のピン穴5bと連結されている。
【0019】
図5(a)は、格納姿勢、すなわち、図4(a)の状態を示しており、座1は後部が高く75度に傾斜し、背もたれ2は、前方へ傾いた状態である。なお、図5(a)では見づらくなるので背もたれ2は意図的に後方へ離して描いている。
この状態で、着座すると図5(b)の状態を経由して図5(c)の状態になる。なお、この図は、図4(b)、図4(c)にそれぞれ対応している。
【0020】
受台4に取付けられたピン11、ピン12および角ピン16の位置は変わらないから、着座しかけると、座1が下方へ押され、前リンク5と後リンク6がピン12とピン11を支点として反時計回りに回動し、座1の後部が下降し、前部が前方へ移動する。
そして、前リンク5の回動に伴って、ピン15の位置が、ピン12を支点として反時計回りに回動する。ピン15は、リンク7と連結されているので、リンク7を介して背もたれ2が角ピン16を支点として時計回りに回動する。
なお、ピン15は、ピン12を支点として回動する軌跡と、リンク7の角ピン16を支点とする回動軌跡とズレが生ずるので、リンク7側を長穴7aとしている。
図6は、このズレの状態を示すもので、図5(a)と(b)の姿勢の変化に対応して、長穴7aにおけるピン15の長穴7aの端部からの距離がS1からS2へ変化する。
【0021】
着座した状態で背もたれ2に、体重をかけてもたれると、背もたれ2はピン2dを支点として、バネ2eに抗して後方へ回動(ベンデイング)する。そして、10度まで、後方へ背もたれ2が傾くと接続金具2bが背フレーム2aに当接して係止される。
なお、もたれを止めると、背もたれ2はバネ2eによって戻される。また、バネ2eのバネ力は、大きくしてあるので、連結リンク7の作用で背もたれ2を後傾させる作用には、ほとんど、影響しない。すなわち、背もたれ2は、着座姿勢の位置までの後傾は、スムーズに抵抗なくなされ、ベンデイングは背もたれ2に体重を載せてもたれることにより後傾するようにしている。
【0022】
なお、バネ2eは、ゴムなどの弾性体に置き換えることも可能である。
図10は、弾性体2fを用いた例を示すもので、接続金具2bの後方に取付けている。背もたれ2に体重をかけてもたれると、ピン2dを支点として、上記の場合と同様、弾性体2fに抗して後方へベンデイングする。
【0023】
前方を向いて着座している場合に離席したときは、戻しバネ18によって後リンク6が時計回りに回動し、前リンク5が時計回りに回動するとともに背もたれ2が反時計回りに回動し、自動的に格納状態の姿勢になる。座1を左右いずれかに回動させた状態で着座している場合に離席したときは、座1が前方を向くように回動復帰するとともに格納姿勢に移行する。
【0024】
格納姿勢の状態が着座時の状態に比べて、どの程度になるかは、リンク構成(前リンク5と後リンク6の長さ、座1と受台4の取付位置、背もたれ2の受台4への取付関係)によって変化する。
ここでは、一例として、図14に示すように、前後幅が1000mmの制約のある場所に、着座時は、前方に200mm、後方に250mmのスペースができるようにして設置したものを示す。ほぼ、上記のようにリンク構成したとすると、格納時の姿勢においては、前方に340mm、後方に410mmのスペースが形成される。
【0025】
上記説明した図においては、複雑になるので記載していないが、受台4は脚3に対して前後方向へスライド可能に取付けられている。
これは、図11に示すように、受台4にガイド4eを設け、これに沿ってスライドするスライダー19を脚3の上端に取付けている。なお、スライダー19は、バネ(記載していない)によって、不使用時は座1が前方へ位置するようにしている。したがって、座1を後方へ移動させた状態で離席すると、図12に示すように、座1と背もたれ2が畳まれ、受台4が前方へ復帰する。
【0026】
また、上記の実施の形態の図面に記載していない肘掛20について、次に説明する。
肘掛20は、図13に示すように、L字状のステー22の上端に肘パット21が取付けられ、下端部には支持具23が取付けられている。そして、支持具23は、受台4の前端に形成された肘掛支持穴4dに回動可能に取付けられている。この取付部には戻しバネ24が設けられ、不使用時は背もたれ2に沿って格納される。
【0027】
次に、リンク機構の別の実施の形態を図7に基づいて説明する。なお、上記の実施の形態の構成要素と同じ部材は同一の符号を用いている。
図7は、上記の実施の形態における図5に対応するもので、図5では連結リンク7を前リンク5に連結したが、これを後リンク6へ連結したものである。
すなわち、座1は、前リンク5と後リンク6の上端と、ピン13とピン14によってそれぞれ連結され、下端は、ピン12とピン11によって受台4に連結されている。
そして、背もたれ2は、リンク7と一体に連結され受台4に角ピン16で回動可能に支持されている。また、リンク7はピン31で後リンク6と連結されている。
【0028】
このように構成されているので、上記の実施の形態と同様、受台4に取付けられたピン11、ピン12および角ピン16の位置は変わらないから、図7(a)の格納姿勢において着座しかけると、座1が下方へ押され、前リンク5と後リンク6がピン12とピン11を支点として反時計回りに回動し、座1の後部が下降し、前部が前方へ移動する。
そして、後リンク6の回動に伴って、ピン31の位置が、ピン11を支点として反時計回りに回動し、リンク7を介して背もたれ2が角ピン16を支点として時計回りに回動する。着座者が離席したときは、上記の実施の形態と同様、格納姿勢に移行する。
【0029】
上記の実施の形態では、遊技場の椅子として説明したが、講義場や会議室など中央支柱の脚を床に固設するものにおいて、広く適用できる。
また、実施形態では、具体的な寸法を示して説明したが、発明をより理解しやすいようにするためであって、これに限定するものでないことはいうまでもない。
【符号の説明】
【0030】
1 座
1a 座フレーム
1b 座マット
1c ブラケット
1d ピン穴
1e ピン穴
2 背もたれ
2a 背フレーム
2b 接続金具
2c ピン穴(角)
2d ピン
2e バネ
2f 弾性体
3 脚
4 受台
4a ピン穴
4b ピン穴
4c 支持穴
4d 肘掛支持穴
4e ガイド
5 前リンク
5a ピン穴
5b ピン穴
5c ピン穴
6 後リンク
6a ピン穴
6b ピン穴
7 連結リンク
7a 長穴
7b 角穴
11 ピン
12 ピン
13 ピン
14 ピン
15 ピン
16 角ピン
17 カラー
18 戻しバネ
19 スライダ
19a 係合部
20 肘掛
21 肘パッド
22 ステー
23 支持具
24 戻しバネ
31 ピン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
脚が床に固設され、不使用時には、座の後部側が上昇するとともに前部側が背もたれ寄りに移動して格納される椅子において、床に立設した中央支柱の脚の上端に受台を回動可能に取付け、該受台と座とを、前リンクと後リンクで格納時座が水平線に対し30ないし90度に傾斜するように4点リンクを形成して連結し、背もたれを該受台に前後方向へ回動可能に連結するとともに前リンクまたは後リンクに連結し、着座のときは格納された状態から座の後部側が下降しつつ前部側が前方へ移動するとともに背もたれが後方へ傾斜するようにしたことを特徴とする格納椅子。
【請求項2】
前記背もたれの前リンクまたは後リンクとの連結部は、長穴としたことを特徴とする請求項1記載の格納椅子。
【請求項3】
前記背もたれの該受台との取付部にバネまたは弾性体を設けて、ベンデイング可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の格納椅子。
【請求項4】
前記受台は、脚に前後方向へスライド可能に取付け、不使用時は戻しバネで前方へ格納されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の格納椅子。
【請求項5】
前記受台に、不使用時は戻しバネで背もたれに沿うように格納される肘掛を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の格納椅子。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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