説明

梱包体用部品および梱包方法

【課題】 破断を伴って梱包箱が開梱されたときに梱包箱が開梱済みであるか否かを容易に認識できるようにする。
【解決手段】 梱包箱を梱包する際に梱包箱の開封箇所に貼り付ける梱包体用部品20を、表面に文字22aが印刷された開梱表示部材22と、ゴムなどの伸縮材料により形成され開梱表示部材22の文字22aが視認されないよう開梱表示部材22の一部を被覆する表示被覆部材24と、透明な材料により形成された表示被覆部材24を被覆する透明被覆部材26とを備えるものにした。こうすれば、梱包箱が開封箇所で破断されて梱包体用部品20が破断されると、表示被覆部材24が破断して縮んで開梱表示部材22の文字22aが視認できるようになるから、梱包箱を開梱しようとする者は文字22aが視認できるか否かにより梱包箱が開梱済みであるか否かを容易に認識できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、梱包体用部品および梱包方法に関し、詳しくは、梱包体の開封箇所に取り付けられる梱包体用部品および梱包体の梱包方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の梱包体用部品としては、周辺部に切りかけを備え、段ボール箱などの梱包箱の開封箇所に貼り付けて使用するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この梱包体用部品では、梱包箱が開梱されると周辺部の切りかけで破れるから、その破れにより梱包箱を開梱しようとする者などに梱包箱が梱包された後に開梱されたことを認識させることができる。
【特許文献1】特開2001−348030号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述の梱包体用部品では、梱包箱を開梱しようとする者が梱包体用部品の破れが梱包箱が開梱されたことを示していることを予め知らないときには、梱包体用部品に破れがあることに気づいても開梱済みであることを認識できないことがある。梱包箱が開梱済みであることを容易に認識できるものとして、梱包箱の開封箇所に貼り付けて使用して、一旦剥がされると梱包箱の表面に開封済みなどの文字が現われるシールがある。しかしながら、このシールでは、梱包箱の開封箇所でカットされると一見して開封されたことがわからなくなってしまう。
【0004】
本発明の梱包体用部品および梱包方法は、破断を伴って梱包体が開梱されたときに梱包体が開梱済みであるか否かを容易に認識できるようにすることを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の梱包体用部品および梱包方法は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
【0006】
本発明の梱包体用部品は、
梱包体の開封箇所に取り付けられる梱包体用部品であって、
破断を伴って該梱包体が開梱されたときに開梱済みを意図する開梱表示を視認可能に表示する表示手段
を備えることを要旨とする。
【0007】
本発明の梱包体用部品では、破断を伴って梱包体が開梱されたときに開梱済みを意図する開梱表示を視認可能に表示する。この結果、梱包体を開梱しようとする者は、破断を伴って梱包体が開梱済みであるか否かを容易に認識することができる。
【0008】
本発明の梱包体用部品において、前記表示手段は、前記開梱表示が表示された開梱表示部材と、伸縮材料により伸ばした状態で平面状に形成され前記開梱表示部材の前記開梱表示を被覆すると共に破断されたときに縮むように取り付けられた表示被覆部材と、透明な材料により平面状に形成され前記表示被覆部材を被覆するように取り付けられた透明被覆部材と、を備える手段であるものとすることもできる。破断を伴って梱包体が開梱されると梱包体用部品の表示被覆部材が破断されて縮み、開梱表示部材の開梱表示が表示されるから、梱包体を開梱しようとする者などは、梱包体が開梱済みであるか否かを容易に認識することができる。また、破断して縮んだ表示被覆部材を修復するのは比較的困難であるため、梱包体用部品の再使用を抑制することができる。
【0009】
本発明の梱包体用部品では、前記表示手段は、空気に触れたときに発色する材料を用いて一方の面に前記開梱表示を表示した開梱表示部材と、透明材料により前記開梱表示部材の前記一方の面が空気に触れないように被覆した透明被覆部材と、を備える手段であるものとすることもできる。破断を伴って梱包体が開梱されると、透明被覆部材が破断して開梱表示部材が空気に触れて発色して開梱表示部材に開梱表示が表示されるから、梱包体を開梱しようとする者などは、梱包体が開梱済みであるか否かを容易に認識することができる。また、空気に触れて発色した材料を発色前の状態に戻すことは比較的困難であるため、梱包体用部品の再使用を抑制することができる。
【0010】
本発明の梱包体の梱包方法は、
梱包体の梱包方法であって、
(a)破断を伴って前記梱包体が開梱されたときに開梱済みを意図する開梱表示を視認可能に表示する表示手段を備える梱包体用部品を前記梱包体を閉じた状態で該梱包体の開封箇所に取り付け、
(b)前記梱包体用部品の上から前記梱包体の開封箇所を透明な材料により形成された透明封緘部材で封緘する
ことを要旨とする。
【0011】
本発明の梱包体の梱包方法では、破断を伴って梱包体が開梱されたときに開梱済みを意図する開梱表示を視認可能に表示する表示手段を備える梱包体用部品を梱包体を閉じた状態で梱包体の開封箇所に取り付け、梱包体用部品の上から梱包体の開封箇所を透明な材料により形成された透明封緘部材で封緘する。梱包体を開梱しようとする者などは、透明封緘部材の上から梱包体用部品を視認できるから、梱包体が開梱済みであるか否かを容易に認識することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
【実施例1】
【0013】
図1は、本発明の第1実施例である梱包体用部品20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、図1のAA線での梱包体用部品20の断面を説明する説明図である。実施例の梱包体用部品20は、薄い板状に形成され表面の中心付近に「開梱済」の文字22aが印刷された開梱表示部材22と、ゴムなどの非透明な伸縮材料により形成され開梱表示部材22の文字22aが視認されないよう開梱表示部材22の文字22aが印刷された部位を被覆する表示被覆部材24と、透明な材料により薄い板状に形成され表示被覆部材24を被覆する透明被覆部材26とを備える。
【0014】
表示被覆部材24は、開梱表示部材22の文字22aを被覆する部位を除く図面上側の端部24aと図面下側の端部24bとが外側に引っ張られて伸ばされた状態で端部24a,24bのみが開梱表示部材22および透明被覆部材26に接着されており、端部24a,24b以外の部位、すなわち、開梱表示部材22の文字22aを被覆する部位は、開梱表示部材22および透明被覆部材26に接着されていないが接した状態になっている。
【0015】
こうして構成された実施例の梱包体用部品20では、透明被覆部材26を介して表示被覆部材24と開梱表示部材22の表示被覆部材24で被覆されていない部位が視認できるが、開梱表示部材22の文字22aは、非透明な表示被覆部材24で被覆されているため視認できない。このような梱包体用部品20が、例えば、図1のAA線で破断されると、図3に例示するように、表示被覆部材24の端部24a,24bが開梱表示部材22および透明被覆部材26に伸ばされた状態で接着されているため、表示被覆部材24が端部24a,24bを支点にして縮み、開梱表示部材22の文字22aが透明被覆部材26上から視認できるようになる。
【0016】
次に、こうして構成された実施例の梱包体用部品20を用いて部品などを収納する梱包箱を梱包する方法について説明する。図4は、実施例の梱包体用部品20を用いて梱包箱30を梱包する際の工程の一例を示す工程図であり、図5は、実施例の梱包体用部品20を用いて梱包箱30が梱包された様子を示す説明図である。実施例の梱包方法では、まず、部品などの梱包したい物を梱包箱30に収納した後で、梱包箱30の両開きの蓋部32a,32bを合わせて梱包箱30を閉じた状態にして(ステップS100)、蓋部32a,32bの合わせ目34に梱包体用部品20の開梱表示部材22の裏面(開梱表示部材22の文字22aが印刷されていない面)を貼り付け(ステップS110)、貼り付けた梱包体用部品20の上から蓋部32a,32bの合わせ目34に沿って透明な材料からなる梱包テープ40を貼り梱包箱30を封緘する(ステップS120)。このようにして梱包箱30を梱包すると、蓋部32a,32bの合わせ目34に沿って梱包テープ40と共に梱包体用部品20が切断されて梱包箱30が開封されたときには、梱包体用部品20の表示被覆部材24が破断して縮み、透明被覆部材26を介して開梱表示部材22の文字22aが視認できるようになる。従って、開梱表示部材22の文字22aが視認できるか否かで梱包箱30が開梱されたか否かを容易に認識することができる。なお、梱包テープ40を剥がして梱包箱30を開封したときでも、梱包体用部品20の表示被覆部材24が透明被覆部材26と共に剥がされるなど一部が破断すると破断された部位で表示被覆部材24が縮み開梱表示部材22の文字22aが視認できるようになり、梱包箱30が開梱されたことを一見して容易に認識することができるようになる。また、開梱表示部材22が破断されるとその修復が比較的困難であるから、梱包体用部品20の再使用を抑制することができる。
【0017】
以上説明した第1実施例の梱包体用部品20によれば、表示被覆部材24が破断されると開梱表示部材22の文字22aが視認できるようになる。このような梱包体用部品20を梱包箱30を梱包する際に梱包箱30の開封箇所に貼り付けることにより、開梱表示部材22の文字22aが視認できるか否かで梱包箱30が開梱されたか否かを容易に認識することができる。
【0018】
ここで、第1実施例の梱包体用部品20の開梱表示部材22と表示被覆部材24と透明被覆部材26とが表示手段に相当する。
【0019】
第1実施例の梱包体用部品20では、図1に示したAA線で破断されるものとしたが、表示被覆部材24が破断されると開梱表示部材22の文字22aが表示されるような箇所であれば如何なる箇所で破断されてもよい。
【0020】
第1実施例の梱包体用部品20では、文字22aが開梱表示部材22の表面の中央付近に印刷されているものとしたが、文字22aが印刷される位置は開梱表示部材22の表面中央付近に限定したものではなく、破断前には表示被覆部材24で被覆できて破断されて表示被覆部材24が縮んだときに視認可能となる位置であれば如何なる位置に印刷されていてもよい。
【実施例2】
【0021】
次に、本発明の第2実施例の梱包体用部品120について説明する。図6は、本発明の第2実施例である梱包体用部品120の構成の概略を示す構成図であり、図7は、図6のBB線での梱包体用部品120の断面を説明する説明図である。実施例の梱包体用部品120は、その表面に、空気に触れる前には発色しておらず空気に触れたときに発色する酸素検知剤(例えば、アントラキノン系、インジゴ系、チアジン系、硫化染料等の還元剤によって色変化を示す染料、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物や塩等のアルカリ性物質、および還元糖類等の還元剤を必須成分とする組成物に、必要に応じて、溶媒、還元剤によって変色しない染料または顔料、水溶性高分子、バインダー樹脂等を組み合わせた材料)が「開梱済」の文字122aの形状に塗布された開梱表示部材122と、透明な材料により形成され開梱表示部材122の表面が空気に触れないよう被覆した透明被覆部材126とを備える。開梱表示部材122と透明被覆部材126とは、互いに外周部が接着されているのみで、外周部より内側の部位は接着されておらず、開梱表示部材122が空気に触れないように開梱表示部材122と透明被覆部材126とは密着している。従って、開梱表示部材122の文字122aは、透明被覆部材126を介して視認できないようになっている。
【0022】
こうして構成された実施例の梱包体用部品120では、例えば、図6のBB線で破断されると、図8に例示するように、開梱表示部材122と透明被覆部材126との間隙から空気が進入して開梱表示部材122の表面に印刷された酸素検知剤が空気に触れて発色して、開梱表示部材122の文字122aが透明被覆部材126上から視認できるようになる。
【0023】
こうして構成された実施例の梱包体用部品120を用いて梱包箱を梱包する工程は、図4に例示した梱包工程と同一の工程であり、実施例の梱包体用部品120を用いて梱包箱が梱包された様子は、図5に例示した説明図において梱包体用部品20に代えて梱包体用部品120の開梱表示部材122の裏面を梱包箱30に貼り付けた様子と同一である。したがって、第2実施例の梱包体用部品120を用いて梱包箱を梱包する方法と梱包体用部品120を用いて梱包箱30が梱包された様子は、第1実施例の梱包体用部品20を用いて梱包箱を梱包する方法と梱包体用部品20を用いて梱包箱30が梱包された様子の説明をもって説明したものとし、重複した説明を省略する。
【0024】
梱包体用部品120を用いて梱包箱30を梱包することにより、蓋部32a,32bの合わせ目34に沿って梱包テープ40と共に梱包体用部品120が切断されて梱包箱30が開封されたときには、開梱表示部材122と透明被覆部材126との間隙から空気が進入して開梱表示部材122の表面が空気に晒される。開梱表示部材122が空気に晒されると表面に塗布された酸素検知剤が発色して、開梱表示部材122の文字122aが透明被覆部材126上から視認できるようになる。従って、開梱表示部材122の文字122aが視認できるか否かで梱包箱30が開梱されたか否かを容易に認識することができる。なお、梱包テープ40を剥がして梱包箱30を開封したときでも、梱包体用部品20の透明被覆部材126が剥がされるなどして何らかの形で開梱表示部材22が空気に晒されると開梱表示部材22の酸素検知剤が発色して文字122aが視認できるようになるから、梱包箱30が開梱されたことを一見して容易に認識することができるようになる。また、開梱表示部材122が空気に触れて発色した酸素検知剤を発色前の状態に戻すことは困難であるため、梱包体用部品120の再使用を抑制することができる。
【0025】
以上説明した第2実施例の梱包体用部品120によれば、破断されると開梱表示部材122の文字122aが視認できるようになる。このような梱包体用部品120を梱包箱30を梱包する際に梱包箱30の開封箇所に貼り付けることにより、開梱表示部材122の文字122aが視認できるか否かで梱包箱30が開梱されたか否かを容易に認識することができる。
【0026】
ここで、第2実施例の梱包体用部品120の開梱表示部材122と透明被覆部材126とが表示手段に相当する。
【0027】
第2実施例の梱包体用部品120では、開梱表示部材122は、酸素検知剤からなる材料を用いて表面に「開梱済」の文字122aが塗布されているものとしてが、空気に触れたときに発色する材料であれば如何なる材料のものを用いてもよい。
【0028】
第2実施例の梱包体用部品120では、図6に示したBB線で破断されるものとしたが、開梱表示部材122と透明被覆部材126との間隙に空気が入り込むような箇所なら如何なる箇所で破断されてもよい。
【0029】
第1実施例の梱包体用部品20では、文字22aが開梱表示部材22の表面の中央付近に印刷されているものとしが、文字22aが印刷される位置は開梱表示部材22の表面中央付近に限定したものではなく、破断されると開梱表示部材122と透明被覆部材126との間隙に空気が入り込むような位置であれば如何なる位置に印刷されていてもよい。
【0030】
第1実施例の梱包体用部品20や第2実施例の梱包体用部品120では、破断されたときに文字が表示されるものとしたが、破断されたときに梱包箱30が開梱済みであることを意図する表示がされるものであれば如何なるものでもよく、例えば、開梱されていることを示す絵が表示されるものとしてもよい。
【0031】
第1実施例の梱包体用部品20や第2実施例の梱包体用部品120では、梱包箱30の両開きの蓋部32a,32bの合わせ目34で封緘される梱包箱30に用いるものとしたが、他の形状の梱包箱に用いるものとしてもよい。この場合、第1実施例の梱包体用部品20や第2実施例の梱包体用部品120を貼り付ける位置は、梱包箱30が開封される箇所であればよい。例えば、図9に例示する梱包箱30Bのように、片開きの蓋部32Bを閉じて部品などが収められる本体36Bと合わせることにより閉じた状態になる梱包箱30Bにおいては、蓋部32Bと本体36Bとの合わせ目34Bに第1実施例の梱包体用部品20や第2実施例の梱包体用部品120を貼り付けるものとしてもよい。
【0032】
第1実施例の梱包体用部品20や第2実施例の梱包体用部品120では、梱包箱30に用いられるものとしたが、部品などを梱包でき所定の箇所で開封できるものであれば如何なるものに用いてもよく、例えば、包装紙や包装用袋などの開封箇所に用いるものとしてもよい。
【0033】
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】第1実施例である梱包体用部品20の構成の概略を示す構成図。
【図2】図1のAA線での梱包体用部品20の断面を説明する説明図。
【図3】梱包体用部品20が破断されたときの様子を示す説明図。
【図4】梱包体用部品20を用いて梱包箱30を梱包する際の工程を示す工程図。
【図5】梱包体用部品20を用いて梱包箱30が梱包された様子を示す説明図。
【図6】第2実施例である梱包体用部品120の構成の概略を示す構成図。
【図7】図6のBB線での梱包体用部品120の断面を説明する説明図。
【図8】梱包体用部品120が破断されたときの様子を示す説明図。
【図9】梱包体用部品20を用いて梱包箱30Bが梱包された様子を示す説明図。
【符号の説明】
【0035】
20,120 梱包体用部品、22,122 開梱表示部材、22a,122a 文字、24a,24b 端部、24 表示被覆部材、26,126 透明被覆部材、30,30B 梱包箱、32a,32b,32B 蓋部、34,34B 合わせ目、36B 本体、40 梱包テープ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
梱包体の開封箇所に取り付けられる梱包体用部品であって、
破断を伴って該梱包体が開梱されたときに開梱済みを意図する開梱表示を視認可能に表示する表示手段
を備える梱包体用部品。
【請求項2】
前記表示手段は、前記開梱表示が表示された開梱表示部材と、伸縮材料により伸ばした状態で平面状に形成され前記開梱表示部材の前記開梱表示を被覆すると共に破断されたときに縮むように取り付けられた表示被覆部材と、透明な材料により平面状に形成され前記表示被覆部材を被覆するように取り付けられた透明被覆部材と、を備える手段である請求項1記載の梱包体用部品。
【請求項3】
前記表示手段は、空気に触れたときに発色する材料を用いて一方の面に前記開梱表示を表示した開梱表示部材と、透明材料により前記開梱表示部材の前記一方の面が空気に触れないように被覆した透明被覆部材と、を備える手段である請求項1記載の梱包体用部品。
【請求項4】
梱包体の梱包方法であって、
(a)破断を伴って前記梱包体が開梱されたときに開梱済みを意図する開梱表示を視認可能に表示する表示手段を備える梱包体用部品を前記梱包体を閉じた状態で該梱包体の開封箇所に取り付け、
(b)前記梱包体用部品の上から前記梱包体の開封箇所を透明な材料により形成された透明封緘部材で封緘する
梱包方法。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−55635(P2007−55635A)
【公開日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−241040(P2005−241040)
【出願日】平成17年8月23日(2005.8.23)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】