説明

梱包容器

【課題】別部材を用いずに、容器本体の持ち手の装着部分の強度を向上させることができる梱包容器の提供。
【解決手段】梱包容器1は、被梱包物が収納される容器本体10と、容器本体10に装着される容器本体10を持つための持ち手20と、を備え、容器本体10は、容器本体10を構成する側面10a,10bの一部が切込まれて形成された舌片11が、折り曲げられて側面10a,10bと重ねられた重なり部12を有し、重なり部12には、重なり部12を貫通し持ち手20が係止される貫通孔15,16が形成され、持ち手20が、貫通孔15,16に挿通されて重なり部12を貫通するとともに重なり部12に係止されることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被梱包物を梱包して保管及び輸送などに用いる梱包容器に関する。
【背景技術】
【0002】
被梱包物の保管及び輸送などには、段ボール箱などの梱包容器が用いられている。従来、梱包容器を運搬する際に、梱包容器の側面に開けられた孔や切込みに直接紐などの持ち手を取り付け、作業者が持ち手を握って運搬することがあった。
この構成では、梱包容器に直接持ち手が取り付けられていることから、運搬できる重量は、梱包容器の持ち手が取り付けられている部分の強度に依存する。したがって、梱包容器が段ボール箱の場合には、強度不足により軽量物の運搬しかできないという問題があった。
【0003】
この問題を解決する構成として、梱包容器に取り付けて使用する運搬用把手が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この運搬用把手は、補強板に、紐などからなる持ち手を通すための孔が開口され、補強板周辺部より当該孔に達する切込みが設けられ、この切込みから持ち手が孔に通され、持ち手が補強板に係止される構成となっている。この運搬用把手は、梱包容器の内側に配置されて、持ち手が梱包容器の側面の開口部から外側に取り出されることにより、作業者が持ち手を握って梱包容器を運搬することができるようになっている。
【0004】
【特許文献1】実開平7−40431号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記運搬用把手は、梱包容器とは別部材の補強板を用いる必要があることから、その分、部品点数が増加するという問題がある。
また、補強板には、十分な強度が必要であることから、例えば、硬質の厚紙、木材、金属、合成樹脂など、段ボール材の梱包容器とは異なる材質が用いられている。このことから、運搬用把手は、使用後の廃却処理の際に、梱包容器とは分別して処理しなければならないという問題がある。
また、運搬用把手は、梱包容器とは別体であるため、梱包容器の側面の開口部の形状によっては、梱包容器内に落下しないように保持しなければならないという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
【0007】
[適用例1]本適用例にかかる梱包容器は、被梱包物が収納される容器本体と、前記容器本体に装着される前記容器本体を持つための持ち手と、を備え、前記容器本体は、前記容器本体を構成する面の一部が切込まれて形成された舌片が、折り曲げられて前記面と重ねられた重なり部を有し、前記重なり部には、前記重なり部を貫通し前記持ち手が係止される係止部が形成され、前記持ち手が、前記係止部に挿通されて前記重なり部を貫通するとともに前記重なり部に係止されることを特徴とする。
【0008】
このような構成によれば、梱包容器は、持ち手が係止部に挿通されて重なり部を貫通するとともに重なり部に係止されることにより、容器本体に装着される。このことから、梱包容器は、持ち手を介して容器本体が持ち上げられるときに、被梱包物を含んだ容器本体の重量が、舌片を折り曲げて重ねることにより補強された重なり部で支えられることで、従来のような容器本体の側面の孔や切込みに直接持ち手を取り付ける構成と比較して、容器本体の持ち手の装着部分の強度を向上させることができる。
また、梱包容器は、従来のような補強板を用いる必要がないことから、梱包容器に関わる部品点数を削減することができる。また、梱包容器は、使用後の廃却処理の際に、補強板を分別処理する作業が不要となる。
【0009】
[適用例2]上記適用例にかかる梱包容器において、前記重なり部は、2つの前記係止部を有し、前記2つの係止部のそれぞれが、前記舌片の根元部に形成されている固定側係止部と前記舌片に形成されている曲げ側係止部とから構成され、前記舌片は、前記舌片の幅が前記舌片の根元部から先端部に行くにしたがい両側に広がるように、前記固定側係止部の一方を始点とし前記固定側係止部の他方を終点とする第1の切込みにより形成され、前記舌片には、前記舌片の外形から前記曲げ側係止部に達する第2の切込みがそれぞれ形成され、前記舌片が折り曲げられたとき、前記固定側係止部と前記曲げ側係止部とが重なり、前記2つの係止部が形成されることが好ましい。
【0010】
このような構成によれば、重なり部は、固定側係止部と曲げ側係止部とから構成される2つの係止部を有し、固定側係止部に達する第1の切込みと曲げ側係止部に達する第2の切込みとを備える。このことから、梱包容器は、持ち手が第1及び第2の切込みを経由して係止部に挿通される。このとき、梱包容器は、重なり部を形成する舌片の幅が、根元部から先端部に行くにしたがい両側に広がるように形成されていることで、舌片の外形から曲げ側係止部までの距離が長くなり、第2の切込みを長く形成することができる。また第1の切り込みと第2の切り込みとの位置関係を、重ならない位置関係とすることができる。
これらのことから、梱包容器は、持ち手を係止部から容易に外れないようにすることができる。
【0011】
[適用例3]上記適用例にかかる梱包容器において、前記係止部には、円形の貫通孔が設けられていることが好ましい。
【0012】
このような構成によれば、梱包容器は、係止部に円形の貫通孔が設けられていることから、持ち手を挿通させやすい。また、梱包容器は、係止部に円形の貫通孔が形成されていることから、持ち手を介して容器本体が持ち上げられるときに、被梱包物を含んだ容器本体の重量が貫通孔の周囲に分散され、係止部が損傷しにくくなる。また、梱包容器は、貫通孔が円形であることから、貫通孔を容易に形成することができる。
【0013】
[適用例4]上記適用例にかかる梱包容器において、前記持ち手が、幅に対する厚みの割合が小さい帯状で且つ輪状に形成されている紐状部材であることが好ましい。
【0014】
このような構成によれば、梱包容器は、持ち手が幅に対する厚みの割合が小さい帯状であることから、持ち手を重なり部の切込みに容易に挿通させることができる。
また、梱包容器は、持ち手が帯状であることから、作業者の手に接する面積が広くなり持ちやすい。また、梱包容器は、持ち手が帯状であることから、持ち手の容器本体の重なり部との接触面積が広くなり、係止部が損傷しにくくなる。
また、梱包容器は、持ち手が輪状に形成されていることから、持ち手を、重なり部を取り巻くように係止部に挿通させることで、重なり部に容易に係止させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、梱包容器の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、被梱包物の保管及び輸送などに用いられる梱包容器の概略構成を示す構成図であり、図1(a)は、要部を部分的に切り欠いて表している斜視図、図1(b)は、図1(a)のA−A線での部分断面図である。
【0016】
図1に示すように、本実施形態の梱包容器1は、容器本体10、持ち手20などから構成されている。
容器本体10は、紙製の段ボールにより箱状に形成されている。なお、容器本体10には、紙製の段ボールではなく、プラスチック製の段ボールなどを用いてもよい。
容器本体10に用いる材質は、図示しない被梱包物の種類、大きさ、重量などによって適宜設定される。
【0017】
容器本体10を構成する面のうち、互いに向かい合う2つの側面10a,10bの一部には、それぞれ、第1の切込み13により舌片11が形成され、舌片11が容器本体10の内側に折り曲げられて、重なり部12が形成されている。
ここで、重なり部12の詳細を、図2を併用して説明する。図2は、容器本体10の側面10a(10b)を外側から見た要部平面図であり、図2(a)は、舌片11の折り曲げ前の状態を表し、図2(b)は、折り曲げ後の状態を表している。
【0018】
図1、図2に示すように、重なり部12は、円形の貫通孔15,16及びその周辺部から構成されている2つの係止部を有する。貫通孔15,16は、舌片11の根元部に形成されている固定側係止部の一部である固定側貫通孔15a,16aと、舌片11の先端部寄りに形成されている曲げ側係止部の一部である曲げ側貫通孔15b,16bとから構成されている。
【0019】
舌片11は、舌片11の幅が根元部から先端部に行くにしたがい両側に広がるように、固定側貫通孔15aを始点とし固定側貫通孔16aを終点とする第1の切込み13により形成されている。なお、始点と終点は、上記の逆にしてもよい。
舌片11には、折り曲げ線17に対して略平行に、外形から曲げ側貫通孔15b,16bに達する第2の切込み14a,14bがそれぞれ形成されている。
【0020】
重なり部12には、上記のように形成された舌片11が、折り曲げ線17で容器本体10の内側に折り曲げられたとき、固定側貫通孔15a,16aと曲げ側貫通孔15b,16bとが重なり、貫通孔15,16が形成される。なお、舌片11は、容器本体10が持ち上げられる方向(矢印B方向)に曲げられるように形成されている。
これにより、第2の切込み14a,14bは、容器本体10が持ち上げられる方向に対して略直交する方向に形成されることになる。また、第1の切込み13と第2の切込み14a,14bとは、舌片11が折り曲げられたときに重ならない位置関係となっている。
【0021】
持ち手20は、図1に示すように、紐状部材からなり、紐状部材の材質には、織布が用いられている。持ち手20は、幅Wに対する厚みTの割合が小さい帯状の織布を輪状にして、端部を縫合することにより形成されている。
なお、紐状部材には、織布以外にも、紙、合成樹脂などから、被梱包物を含む容器本体10の重量に耐えられる材質が適宜設定される。また、上記端部の結合方法も、紐状部材の材質に応じて接着、溶着など適宜選択される。
【0022】
ここで、持ち手20を容器本体10に装着する手順についての一例を、図2を主体に、図1も参照して説明する。
まず、持ち手20の一部を、容器本体10の外側から容器本体10の側面10a(10b)の舌片11が折り曲げられることにより形成された第1の切込み13の開口部分に挿入する。
【0023】
ついで、持ち手20の一部を開口部分から第1の切込み13の固定側貫通孔15aに達する側に挿通させ、固定側貫通孔15aを貫通させる。
ついで、持ち手20の固定側貫通孔15aを貫通した部分を、第2の切込み14aに挿通させて曲げ側貫通孔15bを貫通させる。これにより、持ち手20は、貫通孔15を貫通する。
【0024】
ついで、持ち手20の曲げ側貫通孔15bを貫通した部分を、第2の切込み14bに挿通させて曲げ側貫通孔16bを貫通させる。
ついで、持ち手20の曲げ側貫通孔16bを貫通した部分を、第1の切込み13の固定側貫通孔16aに達する側に挿通させ、固定側貫通孔16aを貫通させる。これにより、持ち手20は、貫通孔16を貫通する。
【0025】
このように、持ち手20は、重なり部12を取り巻くようにして貫通孔15,16を貫通することにより、重なり部12を貫通するとともに重なり部12に係止され、容器本体10に装着される。なお、持ち手20が貫通孔15,16を貫通する順番は、上記の逆でもよい。また、持ち手20を容器本体10の内側から開口部分に挿入してもよい。
【0026】
梱包容器1は、図1に示すように、容器本体10に装着された持ち手20を介して、容器本体10が持ち上げられて運搬される。
このとき、梱包容器1は、容器本体10に加わる力の矢印B方向の分力と貫通孔15,16の貫通方向の分力とが、重なり部12に加わる。重なり部12は、容器本体10の舌片11が容器本体10の内側の上方に折り曲げられ、側面10a(10b)と重ねられて形成されていることにより、上記両方向の力に対する強度が、他の部分より補強されている。
これにより、梱包容器1は、補強されている重なり部12に対応して、従来より重い被梱包物を運搬することができる。
【0027】
上述したように、本実施形態の梱包容器1は、持ち手20が貫通孔15,16に挿通されて重なり部12を貫通するとともに、重なり部12に係止されることにより、容器本体10に装着される。
このことから、梱包容器1は、持ち手20を介して容器本体10が持ち上げられるときに、容器本体10に加わる力が、舌片11が折り曲げられて、側面10a(10b)と重ねられることにより補強された重なり部12に加わる。
これにより、梱包容器1は、従来のような容器本体の一重になっている側面の孔や切込みに直接持ち手を取り付ける構成と比較して、容器本体10の持ち手20の装着部分の強度を向上させることができる。
また、梱包容器1は、従来のような補強板を用いる必要がないことから、梱包容器1に関わる部品点数を削減することができる。また、梱包容器1は、使用後の廃却処理の際の、補強板を分別処理する作業が不要となる。
【0028】
また、梱包容器1は、重なり部12が、固定側貫通孔15a,16aと曲げ側貫通孔15b,16bとから構成される2つの貫通孔15,16を有し、固定側貫通孔15a,16aに達する第1の切込み13と曲げ側貫通孔15b,16bに達する第2の切込み14a,14bとを備える。
このことから、梱包容器1は、持ち手20が第1の切込み13及び第2の切込み14a,14bを経由して2つの貫通孔15,16に挿通される。
このとき、重なり部12を形成する舌片11の幅が、根元部から先端部に行くにしたがい両側に広がるように形成されていることで、舌片11の外形から曲げ側貫通孔15b,16bまでの距離が長くなり、第2の切込み14a,14bを長く形成することができる。また、第1の切込み13と第2の切込み14a,14bとは、舌片11が折り曲げられたときに重ならない位置関係となっている。
これらのことから、梱包容器1は、持ち手20を2つの貫通孔15,16から容易に外れないようにすることができる。
【0029】
また、梱包容器1は、持ち手20が幅Wに対する厚みTの割合が小さい帯状であることから、持ち手20を重なり部12の第1の切込み13及び第2の切込み14a,14bに容易に挿通させることができる。
また、梱包容器1は、持ち手20が帯状であることから、作業者の手に接する面積が広くなり持ちやすい。また、梱包容器1は、持ち手20が帯状であることから、持ち手20の容器本体10の重なり部12との接触面積が広くなり、容器本体10の重なり部12に形成された係止部が損傷しにくくなる。
また、梱包容器1は、持ち手20が輪状に形成されていることから、持ち手20を、重なり部12を取り巻くように貫通孔15,16に挿通させることで、重なり部12に容易に係止させることができる。
【0030】
なお、上記実施形態では、係止部を貫通孔15,16及びその周辺部から構成したが、持ち手20の形状などによっては、貫通孔15,16を形成せずに、第1の切込み13の端部と第2の切込み14a,14bの端部との、貫通孔15,16を無くすことにより重なる部分及びその周辺部から係止部を構成してもよい。
【0031】
なお、舌片11は、上記形状に限定するものではなく、例えば、図3の他の舌片形状の平面図に示すように、略矩形形状に形成されていてもよい。なお、図3(a)は、舌片11の折り曲げ前の状態を表し、図3(b)は、折り曲げ後の状態を表している。この場合でも、第1の切込み13と第2の切込み14a,14bとが、舌片11が折り曲げられたときに重ならない位置関係となるように形成されている。
【0032】
また、持ち手20は、上記形状に限定するものではなく、例えば、図4の他の梱包容器の構成を示す要部斜視図に示すように、一本の線状としてもよい。
持ち手20は、一方の端部に貫通孔15の周囲に係止される結び目21aを作り、他方の端部から容器本体10の重なり部12の貫通孔15,16を貫通させた後、他方の端部に貫通孔16の周囲に係止される結び目21bを作ることで、重なり部12の貫通孔15,16の周囲に係止され、容器本体10に装着される。
【0033】
これによれば、梱包容器101は、持ち手20を一本の線状とすることで、持ち手20を第1の切込み13及び第2の切込み14a,14bを経由せずに、直接貫通孔15,16に挿通させることができる。
また、梱包容器101は、持ち手20の結び目21a,21bの位置を変えることで、持ち手20の長さを作業者が運搬しやすい長さに容易に調節することができる。
また、梱包容器101は、係止部に、円形の貫通孔15,16が設けられていることから、持ち手20を容易に挿通することができる。
また、梱包容器101は、係止部に円形の貫通孔15,16が設けられていることから、持ち手20を介して容器本体10が持ち上げられるときに、被梱包物の重量が貫通孔15,16の周囲に略均等に分散され、係止部分が損傷しにくくなる。
また、梱包容器101は、貫通孔15,16が円形であることから、貫通孔を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本実施形態の梱包容器の概略構成を示す構成図。
【図2】本実施形態の容器本体の側面を外側から見た要部平面図。
【図3】本実施形態の容器本体の他の舌片形状の平面図。
【図4】本実施形態の他の梱包容器の概略構成を示す要部斜視図。
【符号の説明】
【0035】
1…梱包容器、10…容器本体、10a,10b…容器本体の側面、11…舌片、12…重なり部、13…第1の切込み、14a,14b…第2の切込み、15,16…貫通孔、15a,16a…固定側貫通孔、15b,16b…曲げ側貫通孔、17…折り曲げ線、20…持ち手。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被梱包物が収納される容器本体と、
前記容器本体に装着される前記容器本体を持つための持ち手と、を備え、
前記容器本体は、前記容器本体を構成する面の一部が切込まれて形成された舌片が、折り曲げられて前記面と重ねられた重なり部を有し、
前記重なり部には、前記重なり部を貫通し前記持ち手が係止される係止部が形成され、
前記持ち手が、前記係止部に挿通されて前記重なり部を貫通するとともに前記重なり部に係止されることを特徴とする梱包容器。
【請求項2】
請求項1に記載の梱包容器において、前記重なり部は、2つの前記係止部を有し、前記2つの係止部のそれぞれが、前記舌片の根元部に形成されている固定側係止部と前記舌片に形成されている曲げ側係止部とから構成され、
前記舌片は、前記舌片の幅が前記舌片の根元部から先端部に行くにしたがい両側に広がるように、前記固定側係止部の一方を始点とし前記固定側係止部の他方を終点とする第1の切込みにより形成され、
前記舌片には、前記舌片の外形から前記曲げ側係止部に達する第2の切込みがそれぞれ形成され、
前記舌片が折り曲げられたとき、前記固定側係止部と前記曲げ側係止部とが重なり、前記2つの係止部が形成されることを特徴とする梱包容器。
【請求項3】
請求項1または2に記載の梱包容器において、前記係止部には、円形の貫通孔が設けられていることを特徴とする梱包容器。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項に記載の梱包容器において、前記持ち手が、幅に対する厚みの割合が小さい帯状で且つ輪状に形成されている紐状部材であることを特徴とする梱包容器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2009−67442(P2009−67442A)
【公開日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−237553(P2007−237553)
【出願日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】