説明

植木ばち

【課題】1つの植木ばちに数種類の草花や木を寄せ植えすることができると共に、各寄せ植えされた草花や木の根がそれぞれ絡むことのない植木ばちを提供する。
【解決手段】植木ばち1の中央部に1個の中央区画部2と、該中央区画部2の外周に複数個の外周区画部3とをそれぞれ形成するための枠部材4が、前記植木ばち1の上方開口部に設置され、且つ植木ばち1の中間部まで投入された土15に前記中央区画部2を介して草花や木16を植えると共に、前記各外周区画部3に草花や木19を植える小型植木箱18をそれぞれ設置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、1つの植木ばちに数種類の草花や木を寄せ植えすることができると共に、各寄せ植えされた草花や木の根がそれぞれ絡むことのない植木ばちに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、1つの植木ばちに数種類の草花や木を寄せ植えする場合が多く見受けられるが、それぞれの根が絡まないような配慮はなされていない。
【0003】
また、1つの植木ばちに数種類の草花や木を寄せ植えすることができる植木ばちにつき、過去の特許文献を遡及検索したところ、下記の特許文献1に開示されたものが公知である。すなわち、特許文献1に開示されたものは、植木ばちの内部を隔壁で仕切り、該隔壁内に他の植木ばちを挿入可能とし、前記隔壁外に他の植物を植えることを可能とする空間を設け、前記植木ばちの隔壁内底面と隔壁外周底面とに、一または複数の排水口を設けた寄植え用植木ばちである。
【0004】
【特許文献1】特開平11−178449号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記従来のように、1つの植木ばちに数種類の草花や木を寄せ植えする場合、それぞれの根が絡まないような配慮はなされていないので、それぞれの根が絡まって、弱い根が負けてしまい、その草花や木が枯れてしまうという課題があった。
【0006】
また、特許文献1に開示されたものは、数種類の草花や木を寄せ植えすることができるが、その草花や木を植える内室、外周室等の大きさ、深さが予め固定されているため、寄せ植えする草花や木の種類が限定され、また草花や木を植える小鉢の大きさも限定されてしまうという課題があった。
【0007】
本発明は、前記課題を解決すべくなされたもので、数種類の草花や木を植える小型植木箱の大きさや深さを任意に設定することにより、寄せ植えする草花や木の種類が限定されることなく、また数種類の草花や木を寄せ植えしても、それぞれの根が絡まることもなく、更に寄せ植えされた草花や木の位置を簡単に変えたり、または他の植木ばちの草花や木を簡単に持ってきて取換えることもでき、寄せ植えの変化を楽しむことができる植木ばちを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、植木ばちの中央部に1個の中央区画部と、該中央区画部の外周に複数個の外周区画部とをそれぞれ形成する枠部材が、前記植木ばちの上方開口部に設置され、
前記枠部材は、植木ばちの上方開口部の内周壁面に沿うような大きさに形成された外枠と、該外枠より小径で、且つ前記外枠と間隔を有して複数本の連結杆によって連結された内枠とによって形成され、
前記枠部材は、線条体によって形成され、外枠と内枠はそれぞれ一個所が切断されていて、該切断部の一方の切断端縁に掛止受部を、且つ他方の切断端縁に掛止具をそれぞれ備えて形成され、
前記内枠には、所定間隔を有して複数本の支柱が垂設され、前記各支柱を植木ばち内に投入された土内に差し込むことにより、枠部材を前記植木ばち内に立設固定して、中央部に内枠で囲繞された中央区画部が、また、該中央区画部の外周に前記内枠、外枠および各連結杆とで囲繞された複数個の外周区画部が形成され、
更に、前記各外周区画部には、前記中央区画部とは独立した小型植木箱をそれぞれ設置するよう形成され、
前記小型植木箱は、前記各外周区画部の形状に合わせて構成されると共に、全高を調整するため、上方を開口した有底の箱体に上下に移動自在なるように、上下を開口した筒体を嵌挿して形成され、
前記箱体は、底板を透明として下面を透視できるようにし、更に、該箱体の垂直な両側壁面に高さ調整用孔を複数個穿設すると共に、前記両側壁面および植木ばちの内周壁面側の外側壁面に間隔保持用突起を複数個突設して形成され、
また、前記筒体は、前記箱体の内周側壁面に摺接して上下に移動することができる大きさの筒状体により形成されると共に、垂直な両側壁面および外側壁面の各中央部上端縁に掛止フックが取付けてあり、
更に、前記筒体の垂直な両側壁面に高さ調整用孔を複数個穿設して、前記箱体の高さ調整用孔と一致重合させて、貫通材を貫通して固定具により固定して小型植木箱とすると共に、前記両側壁面および外側壁面に間隔保持用突起を設けて形成され、
前記箱体および筒体に突設された間隔保持用突起は、中空部を備えて形成され、該中空部に肥料を収納し、天板と底板とに、水の流入小孔と排出小孔とをそれぞれ穿設する一方、前記天板を開閉自在とするという手段を採用することにより、上記課題を解決した。
【発明の効果】
【0009】
中央区画部に植えられた草花や木と、各外周区画部に設置された各小型植木箱に植えられた草花や木とはそれぞれ全く独立しているので、それぞれの根が絡まることも全くなく、根が絡まることによる枯死が防止され、好みに応じて各外周区画部の小型植木箱の位置を簡単に変更することも可能であると共に、他の植木ばちから小型植木箱を持ってきて取替えることができるので、草花や木の組合せの変化を楽しむことができる。また、中央区画部および外周区画部の大きさを種々変えた枠部材を多数用意することにより、植える草花や木の種類に応じて対応することができると共に、小型植木箱は大小に取り替えることもでき、然も該小型植木箱の全高を調整してその深さも任意に設定できるので、一つの植木ばちに様々な草花や木を植えることが可能である。更に、間隔保持用突起内の肥料が散水と共に溶出するので、中央区画部に植えられた草花や木への肥料の供給が容易であり、また該中央区画部に植えられた草花や木への肥料の供給が不要な場合、中央区画部の上方から土に散水することもできる。
【実施例】
【0010】
本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。本発明は、植木ばち1の中央部に1個の中央区画部2と、該中央区画部2の外周に複数個の外周区画部3とをそれぞれ形成するための枠部材4が、前記植木ばち1の上方開口部に設置される。
【0011】
前記枠部材4は、植木ばち1の上方開口部の内周壁面に沿うような大きさに形成された外枠5と、該外枠5より小径で、且つ前記外枠5と間隔を有して複数本の連結杆6によって連結された内枠7とによって形成されている。
【0012】
前記枠部材4は、プラスチックや金属製の線条体によって形成され、外枠5と内枠7はそれぞれ一個所が切断されていて、該切断部の一方の切断端縁に、例えば円孔8を設けた掛止受部9を、且つ他方の切断端縁に、例えば前記掛止受部9に掛止する突起10を設けた掛止具11をそれぞれ備えて形成されている。
【0013】
前記外枠5と内枠7とは、複数本の連結杆6とによって連結されているが、前記内枠7と連結杆6の内側端部とは一体に固定されていると共に、前記外枠5と各連結杆6の外側端部とは、該外枠5に沿って移動自在なるよう連結されている。前記外枠5と各連結杆6の外側端部との連結方法は、好ましくは、各連結杆6の外側端部にリング部12を設けて、該リング部12を外枠5に遊挿して、該連結杆6が前記リング部12を介して外枠5に沿って移動自在とすることが推奨され、また前記内枠7にはリング部12の停止位置を示す目印13を設けることが推奨される。
【0014】
そして、前記内枠7には、所定間隔を有して複数本の支柱14が垂設されており、前記内枠7および外枠5の各掛止受部9に掛止具11を掛止した後、前記各支柱14を植木ばち1内に投入された土15内に差し込むことにより、枠部材4を前記植木ばち1内に立設固定すると、中央部に内枠7で囲繞された中央区画部2が、また、該中央区画部2の外周に前記内枠7、外枠5および各連結杆6とで囲繞された複数個の外周区画部3が形成される。
【0015】
本発明においては、特に限定する必要はないが、好ましくは、中央区画部2には、背の高い草花や木16を植えることが推奨され、該背の高い草花や木16の根17を、植木ばち1に投入された土15中に植えるか、あるいは背の高い草花や木16の種子を土15中に蒔くようにする。
【0016】
一方、前記各外周区画部3には、前記中央区画部2とは独立した小型植木箱18をそれぞれ設置するよう形成されており、特に限定する必要はないが、好ましくは、該小型植木箱18には、背の低い草花や木19を植えることが推奨される。
【0017】
前記のように、中央区画部2には、背の高い草花や木16を植えると共に、各外周区画部3の小型植木箱18に背の低い草花や木19を植えると、植木ばち1のバランス上見栄えがよい。
【0018】
前記小型植木箱18は、前記各外周区画部3の形状に合わせて構成されると共に、全高を調整するため、上方を開口した有底の箱体20に上下に移動自在なるように、上下を開口した筒体21を嵌挿して形成されている。
【0019】
前記箱体20は、底板22を透明として下面を透視できるようにし、更に、該箱体20の垂直な両側壁面23に前記筒体21を上下に移動させて、全高を調整した後、前記箱体20と筒体21とを固定するための高さ調整用孔24を複数個穿設すると共に、前記両側壁面23および植木ばち1の内周壁面側の外側壁面25に、他の小型植木箱18の両側壁面23、および植木ばち1の内周壁面に密着しないような空隙部26を形成するための間隔保持用突起27を複数個突設して形成されている。
【0020】
また、前記筒体21は、前記箱体20の内周側壁面に摺接して上下に移動することができる大きさの筒状体により形成されると共に、垂直な両側壁面28および外側壁面29の各中央部上端縁に、該筒体21を両側に位置する前記連結杆6および前記外枠5に掛止する掛止フック30が取付けてある。
【0021】
更に、前記筒体21の垂直な両側壁面28には、前記箱体20に穿設された高さ調整用孔24と一致して貫通するよう高さ調整用孔31を複数個穿設すると共に、前記両側壁面28および外側壁面29に、他の小型植木箱18の両側壁面28、および植木ばち1の内周壁面に密着しないような空隙部26を形成するための間隔保持用突起27を設けて形成されている。
【0022】
前記箱体20および筒体21に突設された間隔保持用突起27は、すべて同一形状をしており、好ましくは、図4に示すように、中空部32を備えて形成され、該中空部32に肥料33を収納し、天板34と底板35とに、水を流入すると共に、水により溶出した肥料成分を排出する流入小孔36と排出小孔37とをそれぞれ穿設する一方、前記天板34を開閉自在として蓋の役目を果たして肥料33を中空部32内に補充することができるようにして形成されている。なお、図中、38は小型植木箱18を構成する箱体20の下方部に穿設された排水用の水抜き孔である。
【0023】
前記構成より成る本発明の作用について説明する。先ず、植木ばち1内の中間部近くまで土15を投入して、草花や木16を植えるか、あるいは種子を蒔く。そして、前記土15に草花や木16を植えた場合、枠部材4の内枠7および外枠5の各掛止受部9に掛止具11を掛止することなく、前記草花や木16の外側から該草花や木16を囲い込んで、該各掛止受部9に掛止具11を掛止して、各切断端縁を連結した後、各支柱14を前記土15内に差込んで枠部材4を植木ばち1に設置する。なお、土15に草花や木16を植えることなく、種子を蒔いた場合は、前記各掛止受部9に掛止具11を予め掛止しておいてもよい。
【0024】
次に、前記植木ばち1に設置された枠部材4の各外周区画部3に小型植木箱18を配置する。前記小型植木箱18の各外周区画部3への配置に当たっては、先ず、筒体21を箱体20内に挿入して、大体の小型植木箱18の高さを決めて、該小型植木箱18の全高を調整する最適の位置を確認して、該位置において、箱体20と筒体21の各高さ調整用孔24・31をそれぞれ一致重合させて、該重合した各高さ調整用孔24・31にボルト等より成る貫通材39を貫通させると共に、該貫通材39にナット等より固定具40を固定し、筒体21の高さ位置を調整して、小型植木箱18を形成する。
【0025】
前記全高を調整して形成された小型植木箱18の箱体20の透明な底板22を目視しながら、前記土15に該底板22が接するまで、前記小型植木箱18を該植木ばち1内に降下させると共に、各掛止フック30が連結杆6および外枠5に掛止される位置まで降下させて、前記底板22が土15に接地させて、前記小型植木箱18を各外周区画部3に配置するようにする。なお、前記小型植木箱18を降下させたとき、前記箱体20の底板22と土15間に隙間があれば、更に土を補充し、また前記土15の高さが高い場合はその分取出す等、土15の高さを調整する。
【0026】
前記筒体21の高さ位置を調整した後、各間隔保持用突起27の中空部32内に肥料33を収納すると共に、小型植木箱18を構成する箱体20内に土41を投入して、草花や木42を植えるか、または種子を蒔き、前記各小型植木箱18を前記枠部材4の各外周区画部3内に挿入して、前記各掛止フック30を各連結杆6および外枠5に掛止することにより、前記各小型植木箱18は前記外周区画部3に設置される。そして、その後、見栄えをよくするため、好ましくは、枠部材4が隠れて上方から見えないよう、更に土を植木ばち1に投入することが推奨される。
【0027】
前記各小型植木箱18が前記各外周区画部3に設置されると、該各小型植木箱18はそれぞれ間隔保持用突起27により各空隙部26が形成されるので、植木ばち1上から散水すると、該植木ばち1全体に水が行き渡ると共に、前記散水によって前記間隔保持用突起27の中空部32内の肥料33が溶出して、水と共に下方の土15内に供給される。
【0028】
更に、図8は本発明植木ばちの他の実施例を一部を切欠いて示す斜視図である。前記した図7に示すものが、小型植木箱18を植木ばち1の中間部近くまで投入された土15上に載置するようにしてあるが、図8に示すように、小型植木箱18を植木ばち1の底壁43上に載置してもよい。この場合、中央区画部2の草花や木16用の土15は、各小型植木箱18によって囲繞された空間部に投入されることになる。
【0029】
前記構成より成る本発明によれば、中央区画部2に植えられた草花や木16と、各外周区画部3に設置された各小型植木箱18に植えられた草花や木42とは、それぞれ全く独立しているので、それぞれの根が絡まることも全くなく、根が絡まることによる枯死が防止され、好みに応じて各外周区画部3の小型植木箱18の位置を簡単に変更することも可能であると共に、他の植木ばち1から小型植木箱18を持ってきて取替えることができるので、草花や木の組合せの変化を楽しむことができる。更に、間隔保持用突起27内の肥料が散水と共に溶出するので、中央区画部2に植えられた草花や木16への肥料の供給が容易であり、また該中央区画部2に植えられた草花や木16への肥料の供給が不要な場合、中央区画部2の上方から土15に散水することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明植木ばちに草花や木を植えた状態を一部を切欠いて示す全体の斜視図である。
【図2】本発明植木ばちを構成する枠部材の斜視図である。
【図3】本発明植木ばちを構成する小型植木箱の斜視図である。
【図4】本発明植木ばちを構成する小型植木箱に設けられた間隔保持用突起の拡大断面図である。
【図5】本発明植木ばちを構成する4個の小型植木箱の設置例を枠部材および箱体部分を省略して示す平面図である。
【図6】本発明植木ばちの平面図である。
【図7】本発明植木ばちの一部を切欠いて示す全体の斜視図である。
【図8】本発明植木ばちの他の実施例を一部を切欠いて示す全体の斜視図である。
【符号の説明】
【0031】
1 植木ばち
2 中央区画部
3 外周区画部
4 枠部材
5 外枠
6 連結杆
7 内枠
9 掛止受部
11 掛止具
14 支柱
15 土
18 小型植木箱
20 箱体
21 筒体
22 底板
23 側壁面
24 高さ調整用孔
25 外側壁面
27 間隔保持用突起
28 側壁面
29 外側壁面
30 掛止フック
32 中空部
33 肥料
34 天板
35 底板
36 流入小孔
37 排出小孔


【特許請求の範囲】
【請求項1】
植木ばちの中央部に1個の中央区画部と、該中央区画部の外周に複数個の外周区画部とをそれぞれ形成する枠部材が、前記植木ばちの上方開口部に設置され、
前記枠部材は、植木ばちの上方開口部の内周壁面に沿うような大きさに形成された外枠と、該外枠より小径で、且つ前記外枠と間隔を有して複数本の連結杆によって連結された内枠とによって形成され、
前記枠部材は、線条体によって形成され、外枠と内枠はそれぞれ一個所が切断されていて、該切断部の一方の切断端縁に掛止受部を、且つ他方の切断端縁に掛止具をそれぞれ備えて形成され、
前記内枠には、所定間隔を有して複数本の支柱が垂設され、前記各支柱を植木ばち内に投入された土内に差し込むことにより、枠部材を前記植木ばち内に立設固定して、中央部に内枠で囲繞された中央区画部が、また、該中央区画部の外周に前記内枠、外枠および各連結杆とで囲繞された複数個の外周区画部が形成され、
更に、前記各外周区画部には、前記中央区画部とは独立した小型植木箱をそれぞれ設置するよう形成され、
前記小型植木箱は、前記各外周区画部の形状に合わせて構成されると共に、全高を調整するため、上方を開口した有底の箱体に上下に移動自在なるように、上下を開口した筒体を嵌挿して形成され、
前記箱体は、底板を透明として下面を透視できるようにし、更に、該箱体の垂直な両側壁面に高さ調整用孔を複数個穿設すると共に、前記両側壁面および植木ばちの内周壁面側の外側壁面に間隔保持用突起を複数個突設して形成され、
また、前記筒体は、前記箱体の内周側壁面に摺接して上下に移動することができる大きさの筒状体により形成されると共に、垂直な両側壁面および外側壁面の各中央部上端縁に掛止フックが取付けてあり、
更に、前記筒体の垂直な両側壁面に高さ調整用孔を複数個穿設して、前記箱体の高さ調整用孔と一致重合させて、貫通材を貫通して固定具により固定して小型植木箱とすると共に、前記両側壁面および外側壁面に間隔保持用突起を設けて形成され、
前記箱体および筒体に突設された間隔保持用突起は、中空部を備えて形成され、該中空部に肥料を収納し、天板と底板とに、水の流入小孔と排出小孔とをそれぞれ穿設する一方、前記天板を開閉自在としたことを特徴とする植木ばち。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−202498(P2007−202498A)
【公開日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−26457(P2006−26457)
【出願日】平成18年2月3日(2006.2.3)
【出願人】(506039726)
【Fターム(参考)】