説明

検出器中の半径方向の勾配を補うために再配分される入射光

2次元のアレイウェルアレイを有するウェルプレート中での個々の蛍光反応混合物の検出効率における不均一性が修正される。不均一性は刺激パターンおよび検出パターンの両者から発生し、そして追加のセグメントを組の分割鏡に加えることで訂正される。追加のセグメントは、アレイの最外部の範囲(すなわち、4コーナー)に光を向けるように向けられ、そしてそれによって最外部領域においてより強い強度を有する刺激パターンを生成する。これは、ウェルプレートからの放射を検出する検出器の効率における放射の低下、放射の低下はCCDまたは類似の構成部分を検出器として利用するシステムの産物である放射の低下、を補う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連した出願へのクロスリファレンス
この出願は、2005年5月13日に出願された米国仮特許出願第60/681、204号明細書の内容の利益を主張し、参照によりその内容の全てを本明細書中に取り込む。
【0002】
本発明は、概してマルチウェルプレートまたは二次元のサンプルアレイ中の個々のウェルで保持される多数のサンプルの電磁気放射の発生および検出に関する。この発明は、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)のリアルタイム検出の性能、すなわち、PCR反応が進行するにつれて個々の反応ウェル中の核酸の量が定量されるPCR工程に特に興味がある。しかし、本発明は、多数のウェル、容器、または2次元長方形アレイのサンプル点からの放射信号を同時に検出する任意のシステムに一般的に適用できる。
【背景技術】
【0003】
リアルタイムPCRは、同時に行われる多数の反応の進行を監視するために、エリアイメージングを使用する化学工程の多くの例の1つである。エリアイメージングは、PCRシステム中で使用されるアレイ等の反応ウェルの2次元アレイからの放射の像形成である。放射は、ウェル中の核酸セグメントに共有結合で結合した蛍光分子群によって生成される蛍光放射である。イメージング方法は、蛍光群を刺激するための反応ウェルの全アレイの照明、および蛍光群刺激の結果として発する放射の検出を含む。放射はウェルアレイに対応する2次元のイメージの形で検出される。最も普通のアレイは、単一のプレート中に96ウェルを含み、それぞれ8ウェルの12列で配置されているウェルを含むものであるが、しかし他のアレイおよび数のウェルが同様に使用される。放射の大きさから、システムはそれぞれのウェル中で結合の量、タグ濃度、および蛍光分子の特徴を決定する。この情報は、それぞれのウェル中の反応の進行を示すために処理される。照明の帯域は、レーザーで得られる程狭く、または白色光源で得られるほど広いことができる。
【0004】
白色光源は、広範な刺激波長を提供する安価な手段である。普通使用される白色光源は、ハロゲン反射体を有する電球である。典型的なハロゲン電球は、5°〜50°の範囲であるコーン角度で光を生成する。角度は、反射体の形によって部分的に制御される。このタイプの電球の例は、General ElectricのEXN50MRl6/40電球である。この電球は、光(すなわち、輝点)の非常に高い空間周波数を除去し、そして主要なビームを向け直す多面楕円形反射体を有する。多面反射体から生じる遠距離投影された光のパターンは、同じ外径および焦点の滑らかな表面の楕円形反射体から生じる遠距離投影された光パターンより低い輝点(または"温点")を有する。製品サイズ、検出効率フィルターの性能と照明コーン角度との間に基本的なトレードオフがある。
【0005】
電球反射体の中に小さい面を含むにもかかわらず、ウェルの2次元平面アレイを一様に照らすために、ある程度電球からの光を向け直すことが好ましい。向け直しは、電球とウェルプレートとの間の経路に位置する一連の鏡の表面によって達成される。向け直す鏡を含む従来技術の照明システム11の例が図1に示される。このシステムでは、ウェルプレート12が下に示され、そして白色光源電球13がウェルプレート12の上方で且つ片側に位置する。電球13とウェルプレート12の間に、14、15の2組の鏡があり、第1の鏡14は広いV形輪郭の2つのセグメント16、17を有し、そして第2の鏡15は、3つのセグメント18、19、20を有する。外側のセグメント18、20は、内側のセグメント19に向かってわずかに内側に角度をなしている。両鏡の組14、15では、隣接したセグメントの平面間の角度は非常に小さく、典型的には10°未満である。両方の鏡の組から反射された光は(裏面のみが見える)第3の鏡21によって受けられ、平面鏡がウェルプレート12に向かって下向きに光の方向を変える。電球13からの光線、そして鏡によって反射されたものは、一般的に発散しているため、第3の鏡21によって反射された光はレンズ22を通って、ウェルプレートに当たる前に平行な、または少なくともほぼ平行な光を与える。V形輪郭の2つのセグメントを有する鏡14は、ウェルアレイの片側、アレイの右側のそれぞれ上半分および下半分に光の方向を変える2つのセグメントを有する、特に図1に示される図の右側に反射光の方向を向ける。3つのセグメント鏡は、左側の中心領域へ光の方向を向ける3つのセグメントで、ウェルアレイの反対側、すなわち、図1に示された図の左側に反射光の方向を変える。集合的に、5つの鏡セグメントは、全長方形ウェルアレイにわたって一様なまたはほぼ一様な光を分配することを目的とする。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ウェルアレイにわたる均一な光分布が目的であるが、それぞれの鏡上の隣接したセグメントの間の角度にある線が反射光に輝線、すなわち、それより上およびそれより下の領域より明るい線を生成するので、この目的は充分に達成されない。したがって、ウェルプレート中で離れた列が照らされ、そして隣接した列より強い強度で刺激される。従来技術では、この好ましくない輝度の違いは、線に沿って、線をマスキングすること、例えばフエルト先ペンから等の黒色インクを適用することで除かれる。これはウェルプレートに到達する刺激光の量を減少させることによって光エネルギーを無駄にし、そして非均一性を是正する粗雑な方法である。
【0007】
検出構成部分としては、種々の方法論を使用できるが、典型的に使用できる検出構成部分は、適当なレンズまたはレンズシステムと結びついた電荷結合素子(CCD)である。一連のフィルターが含まれ、刺激光および放射光の両者を制御して、周波数帯を狭める。ある検出システムの産物は、光学経路の中心線からの角度、すなわち、検出される放射強度の半径方向に沿った勾配につれて強度が下がることである。結果として、放射それ自身がアレイにわたって均一である場合でさえ、中心から連続して遠くに位置するウェルからの放射は、連続してより低い強度で読み取られる。この勾配は、12×8ウェルアレイからのイメージを表す図2に示される。中心がウェルアレイの中心35と一致する同心円31、32、33、34は、一定の放射検出強度の線を示し、それぞれの円は、より隣接する小さい半径の円より弱い検出強度を有する。強度はしたがって円の半径が増加するにつれて、徐々に減少する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、非均一性、すなわち、ウェルプレートに到達する照明光中の輝線および検出構成部分の半径方向の勾配の両方の原因に取り組む。本発明は、そうでなければウェルプレートの離れた列に過剰な刺激を起こす光を利用すること、およびウェルプレートのコーナーに過剰に刺激する光を向け直すことによって、これらの不均一性に取り組む。したがって、一般的に、鏡から反射された光はターゲットが長方形アレイのウェルを有するウェルプレートであるか、またはエリアイメージで任意の他の平面の長方形エリアが求められているかいずれかの長方形であるターゲットを照らす。本発明の目的および効果は、したがって光源から光のコーンを広げて処理し、長方形のコーナーに向けられた光の量を増加させることである。これは長方形の全表面にわたって刺激光の均一の分布を生じるが、好ましくは光の中心より長方形のコーナーで刺激光のより高い強度を生成し、コーナーの領域に生成されるより低い放射の検出効率を補い、そして検出器によって記録される強度勾配を減少させる。本発明のこれらの態様の結果は、したがって非均一検出を補うための非均一刺激である。本発明は、図1に示された2つの分割鏡の一つまたは両者の改変、およびこれらの鏡の改変から生じる改良された光学システムにある。本明細書に開示された本発明および設計角度は、種々のコーン角度、好ましくは約30°〜約50°、最も好ましくは約40°のコーン角度を有する電球に充分に適する。本発明は、40度コーン角度を有するEXN設計電球、並びに類似のコーン角度の他の電球に特に有用である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明は、ある変化および態様の範囲の影響を受けやすい一方で、本発明の決定的な特徴は単一の態様の詳細な研究によって最もよく理解される。あるそうした態様を、図3、図4、および図5並びに下記に示す。
【0010】
本発明の主題である種々の鏡は、分割鏡であり、そしてそれぞれのセグメントは、それ自身カーブした表面を有する鏡と区別される平面鏡である。種々のセグメントは、互いに対して角度をなして向けられ、そして隣接したセグメントは、面を有する鏡における面のように、共通の境界または継ぎ目線を共有する。"線状に接続された"の語は、本明細書中では鎖を形成するために側面と側面を連続して接続した鏡セグメントを意味するために使用される。"セグメント"の語は、鏡の一部分を記述するために使用される場合、単一の平面またはセクションをいう。
【0011】
"を含む"、"を含む"および"含有する"の語は、特に断らなければ本明細書中で、明確に記載されない任意の他の要素、構成部分またはステップを除外することなくの語に続く、要素、構成部分、またはステップ、または要素、構成部分、またはステップの群を含むことを意味するために使用される。同様に、"a"および"an"の後は、"1種または2種以上の"を意味する。
【0012】
図3の照明システム41は、本発明の特徴を取り込む。このシステムにおいて、図1のより小さい、V輪郭の鏡14を、V輪郭の頂上線が少なくとも1つの、好ましくは少なくとも2つの、そして最も好ましくは4つの、追加のセグメントで置き換えられた多面分割鏡42で置き換える。図3の態様は、全6セグメントのために4つの追加のセグメントを含む。同様に、図1のより大きい、3つの分割鏡15を、最初の3つのセグメントを接続する2つの継ぎ目線のそれぞれの場所に2つのくさび形のセグメントを加える、多面分割鏡43で置き換える。図3の分割鏡を、続く図でさらに詳細に示し、そして下記で説明する。
【0013】
より大きい分割鏡43の拡大図を図4に示し、より小さい分割鏡42の拡大図を図5に示す。図4に示されたより大きい鏡43において、3つの主セグメント51、52、53は、線状に接続され、そしてそれぞれ、従来技術の鏡15(図1)の3つのセグメント18、19、20に対応する。3つの主セグメント51、52、53は、中間セグメント52の中心線によってこの図に示される共通軸50と平行である。これらの主セグメント間の角度は、10°以下、そして好ましくは5°〜10°である。本明細書中では一段高い中間セグメントともいう、加えられたウェッジセグメント54、55は、3つの主セグメント51、52、53を接続する継ぎ目線56、57に沿って位置する。上側のウェッジセグメント54は、図3に示されるようなウェルプレートの図(プレートの後部左コーナーは見えない)にしたがって、図3のウェルプレート12の後部左コーナーに光の方向を向ける。下部ウェッジセグメント55は、再度図3に示された図にしたがって、ウェルプレートのコーナーの前部左コーナーに光の方向を向ける。いずれのウェッジセグメントも軸50に平行でない。それぞれのウェッジセグメントは、軸50と角度αをなし、そして真ん中の主セグメント52と平面角度αをなし、角度αは5°〜10°の範囲、そして好ましくは約7°である。2つのウェッジセグメントの広い表面58、59、すなわち、ウェッジセグメントの反射表面は、互いに2つのウェッジセグメントからの反射光を、ウェルプレートの片側の2つのコーナーに当たらせる角度βにある。角度βは、5°未満、そして好ましくは1°〜5°である。この態様の別の特徴は、3つの主セグメント51、52、53は、(軸50に平行して測定して)全て等幅であるが、両ウェッジセグメント54、55は、主セグメントより(ほぼ同じ方向で測定すると)幅が狭く、それぞれの継ぎ目線56、57の一部分を露出する。
【0014】
図5に示されたより小さい分割鏡42において、2つの終端セグメント61、62は、図1の従来技術の鏡14の2つのセグメント16、17に対応するように、互いに対して同じ角度にある。これらの2つの終端セグメント61、62の間において、一連の少なくとも2つの、および好ましくは少なくとも4つの、中間セグメントは、終端セグメント61、62とジグザグの構造を形成する。"ジグザグ構造"は、終端セグメントと中間セグメントが、凸部と凹部間で交互に、それらの継ぎ目で鈍角で線状に接続されることを意味する。図5に示された態様では、4つの中間セグメント63、64、65、66が含まれる。いずれも図3に示された図にしたがって、これらの1番目の63および3番目の65は、共にウェルプレートの後部右コーナーに光の方向を変えるが、2番目および4番目の64、66は、共にウェルプレートの前部右コーナーに光の方向を向ける。その隣接したセグメントに対するこれらのセグメントのそれぞれの角度は、2°〜9°の範囲、すなわち、V(凹部)または隣接したセグメントの逆V(凸部)によって形成される角度は171°〜178°、またはさらに一般的に170超°である。
【0015】
これらの加えられた鏡セグメントの効果を具体的に示すために、光源電球の斜面台検査測定を使用する不連続光線のトレースに基づいた数値シミュレーションを行って、照射予測を行った。好適なプログラムは、(Lambda Research Corporation、 Littleton、 Massachusetts、 USA)のTracePro(商標)、およびRadiant Imaging、 Inc. (Duvall、 Washington、 USA)から入手可能である光源の斜面台検査測定である。TracePro予測測定を、各々8ウェルで12カラムを含有するウェルプレートのウェルの2つの終端カラム、すなわち、図2および3に示される図の最も右側のカラムおよび最も左側のカラムに沿って行った。最も右側のカラムを図2中の線6−6で示し、最も左側のカラムを図2の線7−7で示す。より小さい分割鏡42を使用するだけの最も右側のカラム、およびより大きい分割鏡43を使用するだけの最も左側のカラムについて予測した。予測では、それぞれのウェルに当たる光パワーを定量化する。結果を最も右側のカラムの図6および最も左側のカラムの図7に示す。それぞれの場合で、照明強度は、カラムの端部の近く、すなわち、上部および下部そして長方形アレイのコーナーにおいてより強いことを結果が示した。上で述べたように、これは、コーナーが近づくにつれて検出強度の落ち込みを補う。
【0016】
電球からの光線に対する2つの多面分割鏡のそれぞれの角度は、屈曲マウントで調整することで容易に設定される。多面分割鏡それ自身は、射出成形に続き、金属化、または高反射シートアルミニウム等の薄い反射体材料スタンピングによって加工可能である。
【0017】
先のものは主として具体的な説明の目的で提供した。請求項に表されたこの発明の基本的な要素を取り込む種々の構成部分の形および配置の変化は、実験室装置およびその設計、組み立て、および使用する当業者に容易に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】図1は、従来技術の光学照明システムの斜視図である。
【図2】図2は、図1の光学照明システムから得られるエリアイメージの平面図である。
【図3】図3は、本発明の特徴を取り込む光学照明システムの斜視図である。
【図4】図4は、図3の光学照明システムの2つの分割鏡の内1つの斜視図である。
【図5】図5は、図3の光学照明システムの2つの分割鏡の内反対の斜視図である。
【図6】図6は、図2の線6−6によって示される領域からの、予測された検出される照射のグラフ表示である。
【図7】図7は、図2の線7−7によって示される領域からの、予測された検出される照射のグラフ表示である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源からの光を再分配するための分割鏡、該分割鏡は線状に接続された約10°以下の角度で互いに角度をなす3つの主鏡セグメントを含み、該3つの主鏡セグメントのそれぞれは共通軸と平行であり、そして該分割鏡は2つの一段高い中間鏡セグメントを含み、1つのそうした中間鏡セグメントは、隣接する主鏡セグメント各組の間にある接合線のところにあり、該中間鏡セグメントが該軸に平行でなくて該軸に対して角度5°〜10°で角度をなしている。
【請求項2】
該光源が、約30°〜約50°のコーン角度の楕円形反射体を有する請求項1の分割鏡。
【請求項3】
該光源が、約40°のコーン角度の楕円形反射体を有する請求項1の分割鏡。
【請求項4】
該主鏡セグメントが、入射光を長方形状であるターゲットへ反射するように集合的に向けられており、そして該中間鏡セグメントが、入射光を該ターゲットの片側上の2つの隣接したコーナーに反射するように向けられている請求項1の分割鏡。
【請求項5】
該主鏡セグメントが、該共通軸に沿って等幅であり、そして該中間鏡セグメントが、それぞれ該主鏡セグメントより幅が狭い請求項1の分割鏡。
【請求項6】
主鏡セグメントが互いに対して角度5°〜10°で角度をなす請求項1の分割鏡。
【請求項7】
該中間鏡セグメントが、互いに対して角度1°〜5°で角度をなす請求項1の分割鏡。
【請求項8】
該分割鏡が、凹部と凸部との間で交互に鈍角を形成する接合点で線状に接続される4つの鏡セグメントを含む、光源からの光を再分配するための分割鏡。
【請求項9】
凹部と凸部との間で交互に鈍角を形成する接合点で線状に接続される6つの鏡セグメントを含む請求項8の分割鏡。
【請求項10】
該鈍角が、170°超である請求項8の分割鏡。
【請求項11】
該鈍角が、171°〜178°である請求項8の分割鏡。
【請求項12】
励起光でサンプルの長方形アレイを照らすための光学システムにおいて、該光学システムが、光源、1組の分割鏡および平面鏡を含み、該分割鏡は、該光源から該平面鏡に光を反射するために配置され、そして該平面鏡は、該分割鏡から受けた励起光を反射し、且つ該励起光をサンプルの該長方形アレイに向けて反射するために配置されており、
改良点が、該分割鏡の一方として、3つの線状に接続され、主鏡セグメントが互いに角度約10°未満で角度をなし、該3つの主鏡セグメントのそれぞれが共通軸と平行であり、そして2つが一段高い中間鏡セグメントであり、1つのそうした中間鏡セグメントがそれぞれの組の隣接した主鏡セグメント間にある接合線のところにあり、該中間鏡セグメントが該軸に平行でなくて該軸に対して5°〜10°で角度をなす分割鏡を使用することを含む。
【請求項13】
該主および中間鏡セグメントが第1の分割鏡として規定され、そして改良点が、分割鏡の他方として、凹部と凸部との間で交互に鈍角を形成する接合点で線状に接続された4つの鏡セグメントを含む第2の分割鏡を使用することをさらに含み、そして該平面鏡が該長方形アレイの第1の側の両コーナーに向けて該光を反射するように、該第1の分割鏡の中間鏡セグメントが、中間鏡セグメントから反射された光を該平面鏡に向けるために配置され、そして該平面鏡が、該光を該長方形アレイの第2の側の両コーナーに向けて反射するように、該第2の分割鏡の該鏡セグメントが、鏡セグメントから反射された光を該平面鏡に向けるように配置されている請求項12の光学システム。
【請求項14】
該主鏡セグメントが互いに角度5°〜10°で互いに角度をなす請求項13の光学システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2008−545950(P2008−545950A)
【公表日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−511300(P2008−511300)
【出願日】平成18年5月9日(2006.5.9)
【国際出願番号】PCT/US2006/018018
【国際公開番号】WO2006/124435
【国際公開日】平成18年11月23日(2006.11.23)
【出願人】(591099809)バイオ−ラッド ラボラトリーズ,インコーポレイティド (79)
【Fターム(参考)】