説明

機器の梱包装置

【課題】倉庫保管等のために高積みした際の梱包バランスが安定し、また搬送にフォークリフト等を使用することのできる、底面から機外接続配管が取出された機器の梱包装置を提供すること。
【解決手段】薄板を井桁状に組合わせ、長手方向と直交して搬送手段の爪差込み口14a、14bを有する梱包木材ベース11と、上面に機器の載置面を有し、梱包木材ベース11の長手方向の両側上面に嵌着された第1、第2の緩衝材ベース15a、15bと、外郭の広い面を下にして第1、第2の緩衝材ベース15a、15b上に横置きにされた機器の天面と底面5に外嵌される第1、第2の緩衝材サイドカバー20、25とを備え、第2の緩衝材サイドカバー25に、機器の底面5から取出された機外接続配管6を収容する凹部を設けると共に、背面板の下端部から底面にかけてR形状部を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、機器の梱包装置に係り、より詳しくは、例えば空気調和機の室内ユニットの如く、底面に機外接続配管の如き突出部が設けられ、かつ重量及び外形が大きい機器の梱包装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の梱包装置に、下部から各種配管接続口が下方に突出して設けられた給湯機の底面側を梱包時の底面側にして、外装ケースの天面及び底面に発泡スチロール等からなる緩衡体を外嵌し、底面側の緩衡体には給湯機の底面に設けた各種配管接続口が挿入される複数の挿入溝を設けて縦置きにし、段ボールの梱包箱で包装することにより、1人の作業員で給湯機の据付作業を容易に行えるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平5−29972号公報(第7−8頁、図2−3)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の給湯機の梱包装置は、梱包する給湯機の重量が20kg前後と軽量で外形も小さく、据付作業を1人で行うため、給湯機の外郭面の中で最も面積の小さい床面を梱包時の底面側にして、天面と底面に緩衡体を外嵌することにより、縦置きの状態で梱包箱で梱包することができる。
【0005】
しかしながら、梱包する機器が例えば空気調和機の室内ユニットの如く、重量が50kg以上でその上外形が大きく、据付作業を2人の作業員で行うような機器の場合には、機器の外郭面で最も面積の大きい面を床面側、すなわち機器を床面と平行に寝かせて梱包しなければ、倉庫保管等で高積みした際梱包バランスが悪くなり、安定した保管ができない。
また、特許文献1の梱包装置では、搬送時にフォークリフト等の搬送手段を仕様することができない。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、底面から機外接続配管が取出された機器において、倉庫保管時のために高積みした際の梱包バランスが安定し、また、フォークリフト等の搬送手段を使用することのできる機器の梱包装置を提供することを第一の目的とするものである。
また、本発明は、軽量かつ小型の機器を縦置きにした状態で梱包した場合と同様の据付性を確保することのできる機器の梱包装置を提供することを第二の目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、底面から機外接続配管が取出された機器の梱包装置であって、薄板を井桁状に組合わせ、長手方向と直交して搬送手段の爪の差込み口を有する梱包木材ベースと、上面に前記機器の載置面を有し、前記梱包木材ベースの長手方向の両側上面に嵌着された第1、第2の緩衝材ベースと、外郭の広い面を下にして前記第1、第2の緩衝材ベース上に横置きにされた前記機器の天面と底面に外嵌される第1、第2の緩衝材サイドカバーとを備え、
前記第2の緩衝材サイドカバーに、前記機器の底面から取出された機外接続配管を収容する凹部を設けると共に、背面板の下端部から底面にかけてR形状部を設けたものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、梱包した機器を倉庫保管等の際に高積みして安定して保管することができ、また搬送にあたってはフォークリフト等の搬送手段を使用できるので、作業が容易である。
また、梱包木材ベース上に横置きして梱包した機器を据付ける際に、機器の底面に外嵌した第2の緩衝材サイドカバーを下にした状態で機器を起こして床面に降し、かつ縦置きすることができるので据付作業が容易であり、機外接続配管が変形したりするおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の実施の形態1に係る梱包装置の説明図である。
【図2】図1の梱包木材ベースの斜視図である。
【図3】図1の第1、第2の緩衝材ベースの上面斜視図である。
【図4】図3の下面斜視図である。
【図5】図1の第1の緩衝材サイドカバーの背面側斜視図及び前面側斜視図である。
【図6】図1の第2の緩衝材サイドカバーの背面側斜視図、前面側斜視図及び矢視X斜視図である。
【図7】図1の梱包装置による機器の梱包手順の説明図である。
【図8】梱包した機器の据付手順の説明図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る梱包装置の第2の緩衝材サイドカバーの斜視図である。
【図10】図9の第2の緩衝材サイドカバーを底面に外嵌して縦置きした状態の機器の斜視図である。
【図11】図10の機器を作業員が持ち上げる状態を示す説明図である。
【図12】本発明に係る梱包装置により梱包される機器の一例である空気調和機の室内ユニットの前面側斜視図である。
【図13】図12の背面側斜視図である。
【図14】図12の室内ユニットを壁面に据付ける手順の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図12は本発明に係る梱包装置によって梱包される機器の前面側斜視図、図13はその背面側斜視図である。なお、図には、機器として空気調和機の室内ユニットが示してある。
両図において、1は室内ユニットで、2は前面、上面及び両側面を覆う塗装された鈑金製の意匠ケース、3は背面側に設けられた非意匠面である据付面で、上部には壁面据付用金具4が設けられている。5は底面で、空気調和機の室外ユニット(図示せず)と室内ユニット1とを接続する複数の機外接続配管6が突出して設けられており、底面からの突出長は約10cmである。なお、上記の室内ユニット1は、縦91cm、横60cm、奥行56cmで、重量は約50kgである。
【0011】
上記のように構成した室内ユニット1は、図14に示すように、室内の壁面50に設けた壁面金具51に据付面3に設けた壁面据付用金具4を引っ掛けて据付けられる。この場合、室内ユニット1が壁面50に安定して据付けられるように、設置面を室内ユニット1の外郭面で最も面積の大きい面(したがって、背面側である据付面3)とするのが一般的である。
【0012】
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る梱包装置の説明図である。11は薄板を井桁状に組み合わせて釘等で固定した梱包木材ベースで、長手方向の一方の側の上面には発泡スチロール等からなる第1の緩衝材ベース15aが取付けられており、他方の側の端部から若干内側の上面には、同じく発泡スチロール等からなる第2の緩衝材ベース15bが取付けられている。そして、梱包木材ベース11に取付けた第1、第2の緩衝材ベース15a,15bの上には、据付面3を床面側(下側)にし、底面5を第2の緩衝材ベース15b側にして、室内ユニット1が載置される。
【0013】
20は梱包木材ベース11上に載置された室内ユニット1の天面に外嵌される発泡スチロール等からなる第1の緩衝材サイドカバー、25は同じく発泡スチロール等からなり、室内ユニット1の底面5に外嵌される第2の緩衝材サイドカバーである。40は天面と底面5に第1、第2の緩衝材サイドカバー20,25が外嵌された室内ユニット1を覆って包装する箱状のダンボールである。
【0014】
次に、上記のような梱包装置を構成する梱包木材ベース11、第1、第2の緩衝材ベース15a,15b及び第1、第2の緩衝材サイドカバー20,25の構造について詳述する。
梱包木材ベース11は、図2に示すように、長手方向に配設された薄板木材12と、短手方向に配設された接合木材12aとを井桁状に組み合わせて、釘13で固定したもので、嵌合木材12aの間には、長手方向と直交してフォークリフトの爪が差し込まれる爪差込み口14a、14bが設けられている。
【0015】
緩衝材ベース15a,15bは、図3、図4に示すように、梱包木材ベース11上に載置された室内ユニット1の天面側に取付けられるほぼコ字状の第1の緩衝材ベース15aと、底面側に取付けられる第2の緩衝材ベース15bとからなっている。
16a,16bは第1、第2の緩衝材ベース15a,15bの上面に設けられた室内ユニット載置面、17a,17bは下面に設けられた凸状部である。18は第2の緩衝材ベース15bに設けられて、第2の緩衝材サイドカバー25の一部が嵌合される切欠き部である。
【0016】
上記のように構成された第1、第2の緩衝材ベース15a,15bの下面に設けられた凸状部17が梱包木材ベース11の嵌合木材12aの間に嵌合することにより、第1、第2の緩衝材ベース15a、15bは、梱包木材11上の長手方向及び短手方向の動きが規制され、これにより、第1、第2の緩衝材ベース15a、15bの室内ユニット載置面16a、16bが、床面と平行になって傾くことがなく、室内ユニット1は安定して載置される。
【0017】
室内ユニット1の天面に外嵌される第1の緩衝材サイドカバー20は、図5に示すように、床面と平行な面22aと垂直な面22bとからなる門形状の枠部21と、枠部21の外面側に設けられた前面板23とからなり、梱包された室内ユニット1の倉庫保管時や搬送時に、段積み荷重や輸送衝撃から室内ユニット1の天面を譲るために、室内ユニット1の天面を覆う保護形状に形成されている。
【0018】
また、第2の緩衝材サイドカバー25は、横置きされた室内ユニット1の底面5に外嵌めされ、底面5及びこれに設けた機外接続配管6を保護するためのもので、図6に示すように、第1の緩衝材サイドカバー20と同様に、床面と平行な面27aと下部の一部が切除された垂直な面27bとからなるほぼ門形状の枠部26と、枠部26の外面側に設けられた背面板28とを備えている。
【0019】
そして、内側には、第2の緩衝材サイドカバー25を室内ユニット1の底面5に外嵌したときに、底面5に設けられた機外接続配管6を収容して保護するための凹部30が設けられている。本実施の形範においては、機外接続配管6の底面5からの突出長は約10cmなので、凹部30の深さ(図6(c)のA)を10cmより若干深くしたが、凹部30の深さAは、機外接続配管6の底面5からの突出長に対応して適宜設定すればよい。
【0020】
31は凹部30の下部中央部に設けられて、第2の緩衝材ベース15bの切欠き部18に嵌合する第1の台座、32は台座31の両側に設けられて室内ユニット1を裾付けのために縦置きしたときに、室内ユニット1の重量を支持する第2の台座で、これら第1、第2の台座31、32は、第2の緩衝材サイドカバー25を形成する例えば発泡スチロールの発泡倍率を低倍率とし、あるいは樹脂塗料を塗布するなどして、室内ユニット1の重量を支持しうるような強度を保持している。
【0021】
33は面27aと平行な底面、34は背面板28の下端部から底面33にかけた角部に設けられ、横置きの室内ユニット1を縦置きにするために引き起こす際に、梱包木材ベース11から降し易いように、支点となるR形状部である。
そして、この第2の緩衝材サイドカバー25は、室内ユニット1の底面5に外嵌めされたときに、第1の台座31が第2の緩衝材ベース15bの切欠き部18に嵌合することにより、梱包木材ベース11上の短手方向への動きが規制される。
【0022】
上記のように構成した第1、第2の緩衝材サイドカバー20、25の外郭面は、発泡スチロール等の成型の際に設ける必要のある抜き勾配の角度が小さいか又は無い形態としているため、枠部21、26が床面と平行及び垂直に形成されるので、倉庫保管等で高積みした際に梱包が傾かず、安定して保管される。
【0023】
上記のような部材からなる梱包装置は、図7(a)に示すように、梱包木材ベース11の上面に取付けた第1、第2の緩衝材ベース15a、15b上に、底面5側を第2の緩衝材ベース15b側にし、裾付面3を下にして室内ユニット1が横置きに載置され、天面に第1の緩衝材サイドカバー20が外嵌され、底面5に機外接続配管6を凹部30内に収容して、第2の緩衝材サイドカバー25が外嵌される。
【0024】
そして、図7(b)に示すように、第1、第2の緩衝材サイドカバー20、25の上から段ボール40を嵌合し、段ボール40で包装した室内ユニット1及び梱包木材ベース11を、ポリプロピレン等の包装ベルト41で一体に縛り、梱包する。
【0025】
次に、図8により、据付けのため梱包された室内ユニット1を取り出して床面に降す作業の手順について説明する。なお、以下の作業は作業員2人で行う。
先ず、図8(a)に示すように、室内ユニット1を梱包した状態(図7(b))から包装ベルト41を外し、段ボール40及び第1の緩衝材サイドカバー20を取り外す。
ついで、1人の作業員が室内ユニット1の天面の据付側角部に手を掛けて持ち上げ、他の作業員が室内ユニット1の底面5と平行する第2の緩衝材サイドカバー25の外郭面を、室内ユニット1の底面5側に押える。
【0026】
これにより、室内ユニット1は、図8(b)に示すように、第2の緩衝材サイドカバー25と共に、第2の緩衝材サイドカバー25の角部に設けたR形状部34を支点として矢印方向に傾けられる。このとき、室内ユニット1は、第2の緩衝材サイドカバー25の角部に設けたR形状部34により、スムーズに傾けられる。
【0027】
そして、室内ユニット1が45°程度傾けられると、図8(c)に示すように、室内ユニット1は、梱包木材ベース11の角部と第2の緩衝材サイドカバー25の底面33とが接しながら矢印方向にずれ落ち、第2の緩衝材サイドカバー25のR形状部34が床面に当接する。このとき、第2の緩衝材サイドカバー25の角部がR形状部34となっているため、梱包木材ベース11の角部に引っ掛かることなく、室内ユニット1をスムーズにずり落すことができる。
【0028】
そして、第2の緩衝材サイドカバー25のR形状部34を支点として室内ユニット1を矢印方向にさらに起こすことにより、図8(d)に示すように、室内ユニット1を縦置きすることができる。
このとき、第2の緩衝材サイドカバー25には強度の大きい第1、第2の台座31,32が設けられているので、室内ユニット1の大きな荷重が加えられても、第2の緩衝材サイドカバー25が潰れたり室内ユニット1が倒れたりすることがない。また、機外接続配管6は第2の緩衝材サイドカバー25の凹部30内に収容されているので、変形したり破損したりすることがなく、室内ユニット1を安定して縦置きすることができる。
【0029】
さらに、第2の緩衝材サイドカバー25の外郭は、床面と平行な面27aと垂直な面27bとからなる門型状の枠部26で形成されているので、室内ユニット1を縦置きする際、第2の緩衝材サイドカバー25の背面板28が床面と平行になり、室内ユニット1が傾くことがない。
【0030】
以上のように、本実施の形態に係る梱包装置によれば、底面5から突出した機外接続配管6を有し、重量及び外形が大きい室内ユニット1を梱包することにより、倉庫保管等のため高積みしても安定して保管することができ、フォークリフト等の搬送手段を使用することができる。
また、梱包した室内ユニット1の据付け時には、その底面5を第2の緩衝材サイドカバー25が覆った状態で、室内ユニット1を起こして床面に降し縦置きにできるため、室内ユニット1の底面5から取出された機外接続配管6が変形したり損傷したりすることがなく、ダンボール包装した軽量、小形の機器の場合と同様の据付性を確保することができる。
【0031】
[実施の形態2]
図9は本発明の実施の形態2に係る機器の梱包装置の第2の緩衝材サイドカバーの斜視図である。なお、実施の形態1の第2の緩衝材サイドカバーと同じ部分には、これと同じ符号を付してある。
本実施の形態は、第2の緩衝材サイドカバー25を構成する門型の枠部26の両垂直面27bの支持台座32側の内側を切り欠いて、手掛け部35を形成したものである。実施例では、作業者が軍手を装着しても挿入できるように、手掛け部35の幅を10cmとした。
【0032】
本実施の形態によれば、図10に示すように、第2の緩衝材サイドカバー25を室内ユニット1の底面5に外嵌して縦置きにしたときに、室内ユニット1の底面5と第2の緩衝材サイドカバー25の垂直面27bとの間に、手を挿入できる手掛け部35が開口する。
実施の形態1においては、縦置きされた室内ユニット1を持ち上げる場合は、2人の作業者が縦置きされた室内ユニット1の両側に立ち、それぞれが室内ユニット1の底面5の据付面3側と、天面の前面側とを支えて持ち上げている。
【0033】
本実施の形態においては、図11に示すように、縦置きされた室内ユニット1の下面に外嵌された第2の緩衝材サイドカバー25の据付面3側に設けた手掛け部35に、室内ユニット1の両側に立った2人の作業員が、一方の手を手掛け部35に掛けて支え、他方の手を天面の手前側に掛けて支えて持ち上げる。
本実施の形態によれば、縦置きされた室内ユニット1をより簡単かつ確実に持ち上げることができる。
【0034】
上記の説明では、本発明に係る梱包装置により、底面5に機外接続配管6が突設された室内ユニット1を梱包する場合を示したが、本発明に係る梱包装置で梱包する機器はこれに限定するものではなく、例えば下面に突出部を有する他の機器にも実施することができる。
【符号の説明】
【0035】
1 室内ユニット、2 意匠ケース、3 据付面、4 壁面据付用金具、5 底面、6 機外接続配管、11 梱包木材ベース、14a,14b フォークリフトの爪差込み口、15a 第1の緩衝材ベース、15b 第2の緩衝材ベース、16a,16b 室内ユニット載置面、20 第1の緩衝材サイドカバー、21 枠部、25 第2の緩衝材サイドカバー、26 枠部、30 凹部、31 第1の台座、32 第2の台座、34 R形状部、35 手掛け部、40 段ボール、41 包装ベルト。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
底面から機外接続配管が取出された機器の梱包装置であって、
薄板を井桁状に組合わせ、長手方向と直交して搬送手段の爪の差込み口を有する梱包木材ベースと、
上面に前記機器の載置面を有し、前記梱包木材ベースの長手方向の両側上面に嵌着された第1、第2の緩衝材ベースと、
外郭の広い面を下にして前記第1、第2の緩衝材ベース上に横置きにされた前記機器の天面と底面に外嵌される第1、第2の緩衝材サイドカバーとを備え、
前記第2の緩衝材サイドカバーに、前記機器の底面から取出された機外接続配管を収容する凹部を設けると共に、背面板の下端部から底面にかけてR形状部を設けたことを特徴とする機器の梱包装置。
【請求項2】
前記第2の緩衝材サイドカバーを、床面と平行な面及び床面と垂直な面からなるほぼ門形状の枠部と、
該枠部の外面側に設けられた背面板と、
底面に設けられて前記機器を縦置きにしたときに該機器を支持する台座と、
前記天面と台座との間に設けられた凹部と、
前記背面板の下端部から底面にかけて設けられたR形状部とによって形成したことを特徴とする請求項1記載の機器の梱包装置。
【請求項3】
前記第2の緩衝材サイドカバーの枠部の床面に垂直な面に、内側に開口する手掛け部を設けたことを特徴とする請求項2記載の機器の梱包装置。
【請求項4】
前記第1、第2の緩衝材ベース上に横置きにされ、前記第1、第2の緩衝材サイドカバーが外嵌された機器を覆う箱状の段ボールを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の機器の梱包装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2013−23262(P2013−23262A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−160771(P2011−160771)
【出願日】平成23年7月22日(2011.7.22)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】